JPH07503381A - 刺創を封止するためのプラグ装置及びその使用方法 - Google Patents

刺創を封止するためのプラグ装置及びその使用方法

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JPH07503381A
JPH07503381A JP5508571A JP50857193A JPH07503381A JP H07503381 A JPH07503381 A JP H07503381A JP 5508571 A JP5508571 A JP 5508571A JP 50857193 A JP50857193 A JP 50857193A JP H07503381 A JPH07503381 A JP H07503381A
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ケンゼー,ケネス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に、医療装置及びその使用方法に関し、より詳細には、生体の経皮 的な開【」又は切削を11止するための装置及びその使用方法に関する。
発明の背景 本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4.744.364号及び第4,852 .568号には、生体のある部分を生体の血管、導管又は管腔の如き他の部分か ら分離する切削叉は剥削を封止するための装置が開示されている。また、その装 置の使用方法も開示されている。この装置は基本的に、その先端に出口を有する 細長い管状体を備えている。装置の先端は、上記剥削を介して例えば経皮的に挿 入されるようになされている。剥削が動脈又は他の血管である場合には、上記出 口を剥削を介して挿入し、上記出口を血管の中に位置決めする。膨張可能な閉鎖 体を装置の管状体の中に設け、上記閉鎖体は、上記管状体の中でコンパクトなす なわち圧縮された形態て保持されるように形成される。上記管状体はまた、ブラ ンンヤ状の部材の形態のエジェクタを備えており、該エジェクタは、上記閉鎖体 を上記出口から押し出して上記開口に隣接する生体の部分、例えば、血管の内側 に入れるようになされており、その後上記閉鎖体は自動的に膨張して拡大された 組織係合面の形態を取る。
後退フィラメントが上記閉鎖体に固定され、装置の管状体が引き抜かれた後に剥 削の中へ完全に引き込まれることを可能とし、これにより、上記閉鎖体の係合面 は、上記剥削に隣接する組織の内側面に緊密に係合する。
上記米国特許に開示される発明のある特徴によれば、上記フィラメントは、緊張 した状態又は池の状態て壱者の皮膚に固定されて定置され、上記閉鎖体を剥削の 適所に保持する。上記閉鎖体及びフィラメントは各々生体分解性の材料から形成 され、適所に残ることができるようになされている。血管の剥削又は切削を封止 するために上記閉鎖体を用いる場合には、開いて(すなわち、その膨張状態にあ る)剥削を封止する適所にある時に、血管を通る血液の流れを大幅に阻止しない っ 本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4.890.612号には、生体の2つ の内部部分を分離する組織に経皮的に形成された剥削又は切創を封止するための 装置、並びに、その装置の使用方法が開示されている。この装置は基本的に、剥 削又は切削の中に位置した時に自動的に膨張して上記剥削等に隣接する組織に係 合するように自動的に膨張し、上記剥削及び切削を通る体液の流れを封止するよ うな材料から形成された閉鎖体すなわちプラグを備えている。上記米国特許に開 示される閉鎖体は基本的に、保持部材と、フィラメントと、封止部材とを備えて いる。上記保持部材は、トグルのように構成された細長い本体であり、ポリラク チドの如き生体分解性の熱可塑性ポリマがら形成されるのが好ましい。上記トグ ルは、フィラメントの先端に成形される。上記フィラメントも生体分解性であり 、ポリラクチドの縫合糸から形成されるのが好ましい。可撓性を有するフィラメ ントは、トグルが枢動して上記フィラメントに関して種々の向きを取ることを可 能とする。封止部材は基本的に、圧縮された発泡体すなわちフオームから形成さ れるのが好ましい円筒形のプラグを備えており、」二足フオームは高い吸収性を 有し、生体の中に位置した時には膨潤してその圧縮された直径を越える。
上記閉鎖体は、この閉鎖体を封止すべき剥削又は切削の中に位置させるための器 具によって使用されるようになされている。上記器具は管状の部材を備えており 、該管状の部材の中には、上記トグルがその長手方向の軸線を管状の部材の長手 方向の軸線に対して平行に向けた状態で配列される。そのように配列されると、 トグルは封止部材の先端の部分を圧縮する。フィラメントは、封止部材を通って トグルから後方へ伸長する。
上記器具は、その出口が所望の位置に位置するまで、動脈又は他の生体組織(例 えば、肝臓、胆嚢、肺、心臓等)の剥削又は切削の中へ導入される。動脈を封止 する場合には、上記器具の出口は動脈の中に位置決めされる。次に上記器具を作 動させて管状の部材から閉鎖部材を押し出す。上記閉鎖体を押し出した後に、上 記器具を短時間その位置に保持し、閉鎖体の先端部分である閉鎖体の先端に位置 するフオームを膨潤させる。この作用により上記トグルが効果的に傾斜する。
次に上記器具を引き抜き、閉鎖体のフィラメントを後退させる。この操作により 、閉鎖体のプラグ部分は、そのトグル部分が動脈壁の内側面に係合してそれ以上 後退しなくなるまで、動脈の剥削又は切削を通って後退するように引っ張る。ト グルが動脈壁に係合すると、上記トグルは封止部材の先端部分を圧縮させる。更 に、封止部材の基端部分が、皮膚に近接する点まで皮下組織の剥削又は切削の中 に伸長する。上記操作により、血液が通過しないように剥削又は切削が効果的に 封止される。
上記米国特許第4,890.612号には、プラグ又は閉鎖体の池の実施例も開 示されている。そのような実施例は基本的に予め成形された発泡材のプラグを備 えており、該プラグは、保持部材の役割を果たす拡大された先端部分と、封止部 材の役割を果たす基端側に位置する棒状の部分とを有している。後退フィラメン トは封止部材に固定されている。閉鎖体は、長いコラーゲン繊維の補強体を有す る密度の高いコラーゲンの発泡体から形成されるのが好ましく、これにより、上 記閉鎖体は、高い膨張比(乾燥した状態から湿った状態への)、並びに、湿った 状態での良好な機械的な強度を有する。上記実施例の閉鎖体も、その保持部分を 器具の出口に隣接させ4つ圧縮された状態で」二足器具の中に保持され、上に説 明したのと同様の塘様で切削又は剥削の中へ挿入される。上記閉鎖体が器具から 押し出されると、閉鎖体の保持部分は動脈の中の血液に接触して膨潤する。膨潤 した閉鎖体は、動脈壁の剥削又は切削に引っ掛かり、拡大した保持部材の部分が 内壁の内側面に係合し、封11〕部分は、剥削又は切削を完全に貫通して皮下組 織の中へ伸長する。上記フィラメントを後退させて閉鎖体を完全に適所に着座さ せ、これにより、封止部分は、動脈壁の剥削又は切削を完全に貫通し、その基端 は、皮膚に近接する皮下組織の中に位置する。
上述の閉鎖体は、その意図した目的に関しては概ね適当なものであるが、構造の 簡素化並びに使用の容易さの観点から同等かの改善が望まれる。
発明の目的 従って、本発明の一般的な目的は、従来技術の欠点を解消する切削又は剥削閉鎖 装置並びにその使用方法を提供することである。
本発明の別の目的は、生体のある部分を他の部分から分離する組織の剥削又は切 削を迅速且つ容易にまた効果的に封止するように簡単に構成された切削又は剥削 閉鎖装置並びにその使用方法を提供することである。
本発明の更に別の目的は、生体の動脈の剥削又は切削を迅速、容易、安全且つ効 果的に封止するように簡単に構成された切削又は剥削閉鎖装置並びにその使用方 法を提供することである。
発明の摘要 本発明の上述及び池の目的は、生体のある部分を他の部分から分離する動脈の如 き組織の小さな切削又は剥削を封止し、そのような切創又は剥削を通る血液の如 き体液の流れを阻止するための剥削又は切削閉鎖装置並びにその使用方法を提供 することにより達成される。
閉鎖装置は各々、例えば、プラグ装置を押し出すことのできる自由端で終端とな る管状部分を有する器具の如き導入器によって、切削又は剥削を通して導入され るようになされている。
閉鎖装置は基本的に、プラグ手段及び後退手段を備えている。プラグ手段は基本 的に、先端に位置する部分並びに基端に位置する部分を有する概ね細長い部材を 備えている。先端に位置する部分は変形可能であり、自由端を有している。例え ば、概ね可撓性を有する細いフィラメントである後退手段は、その自由端に隣接 するプラグ手段の上記先端に位置する部分に固定される。
閉鎖装置は、導入器によって切削又は剥削を介して生体の中へ導入されるように なされており、これにより、プラグ手段の先端部分は当該組織の一方の側に位置 し、その基端部分は当該組織の反対側に位置し、上記後退手段は切削又は剥削を 通って伸長する。
上記1&退手段は、掴まれて基端方向に引っ張られてプラグ手段の先端部分を変 形させ、これにより、プラグ手段が切削又は剥削を通って後退することができな いようにすると共に、プラグ手段の変形した先端部分により切削又は剥削を封止 する。
本発明の一実施例においては、プラグ手段は、例えば巻いたノートの如きチュー ブを備える。該チューブの少なくとも先端部分は、非止血性の材料から形成され る。該チューブは中央通路を有する。後退手段は、上記チューブの自由端に隣接 する先端部分に接続されたフィラメントを備え、該フィラメントは、上記チュー ブの長さの一部にわたって該チューブの先端部分の外側に沿って伸長し、次に、 チューブの中央通路の中へ入って該中央の基端部分から出る。閉鎖装置のこの実 施例は、プラグの非止血性の部分が脈管の中に血餅を形成しないので、血餅の形 成に対して抵抗性を有し、動脈の如き血管の刺倉を封止するために特に有用であ る。
本発明の別の実施例においては、プラグも例えば巻かれたシートの如き管状の形 態である。この実施例においては、チューブの先端部分も非止血性の材料から形 成される。該チューブは中央通路を有する。しかしながら、チューブの少なくと も基端部分は止血性の材料から形成される。例えばフィラメントの如き後退手段 は、その自由端に隣接する先端部分に接続され、上記チューブの長さの一部にわ たって該チューブの先端部分の外側に沿って伸長し、次に、チューブの中央通路 の中へ入ってその後チューブの基端部分から出る。このプラグの実施例は、先端 部分が非止血性であり従って血餅を生じないので、血管の切削又は剥削を封止す るのに特に適している。チューブの基端部分の止血性材料は、切削又は剥削の後 の中に位置し、プラグ手段の変形した先端によって剥削又は切削が封止された後 に、プラグを適所に固定する手段の役割を果たす。この目的を最も良く果たすた めに、上記止血性材料も例えば破砕したコラーゲンの如き膨張可能なコラーゲン であるのが好ましい。
更に別の実施例においては、プラグ手段は、細長い条片を形成するように襞折り されたシートの形態である。次に、上記条片を2つに折り曲げて棒状の部材を形 成する。例えばフィラメントの如き後退手段は、プラグ手段の先端部分の自由端 を形成する上記棒状の部材の頂点に接続される。この実施例によれば、プラグ手 段の少なくとも先端部分は、非止血性の材料から形成される。このプラグの実施 例も、その先端部分が非止血性を有するので、血餅の形成に抵抗性を有しており 、従って、血管の切削又は剥削を封止するために特に有用である。
図面の簡単な説明 本発明の池の目的並びにこれに伴う利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な 説明を読むことにより容易に理解することができるが、図面において、図1は、 本発明のプラグ装置の側方立面図であり、図2は、図1に示すプラグ装置をその 使用に備えて器具の一部の中へ挿入する最初の工程を一部断面で示す側方立面図 であり、図3は、プラグ装置を準備する最終的な工程、並びに、切削又は剥削を 封止するために使用できるように上記プラグ装置を保持するための器具を一部断 面で示す図1と同様の側方立面図であり、 図4は、切削又は剥削を封止するためにその経皮的な切創又は剥削を介して動脈 の中へ伸長する通常のシースが挿入されている本発明のプラグ装置を有する器具 を一部断面て示す側方立面図てあり、図5は、切0り又は剥削を封止するプロセ スの中間的な1稈を一部断面で示す図4と同様の側方立面図であり、 図6は、切削又はm++制を封止するプロセスのその後の中間的な工程を一部断 面て示す図4と同様の側方立面図であり、図7は、切削又は剥削を封止するプロ セスの更に後の中間的な工程を一部断面で示す図4と同様の側方立面図であり、 図8は、切削又は剥削を封止するプロセスの最終的な工程を一部断面で示す図4 と同様の側方立面図であり、 図9は、本発明の閉鎖体すなわちプラグの池の実施例の斜視図であり、図10は 、経皮的な切創又は剥削を封止するためにそのような切削又は剥削を介して動脈 の中へ挿入されている図9の閉鎖体すなわちプラグを一部断面で示す側方立面図 であり、 図11は、切削又は剥削を封止するプロセスの中間的な工程を一部断面で示す図 10と同様の側方立面図であり、 図12は、切削又は剥削を封止するプロセスの最終的な工程を一部断面で示す図 10と同様の側方立面図であり、 図13は、本発明の閉鎖体すなわちプラグの更に別の実施例を示す斜視図であり 、 図14は、図13の閉鎖体すなわちプラグを形成する手順を示す斜視図であり、 図15は、経皮的な切削又は剥削を封止するためにそのような切削又は剥削を介 して動脈の中へ挿入されている図13の閉鎖体すなわちプラグを一部断面で示す 側方立面図であり、 図16は、切削又は剥削を封止するプロセスの中間的な工程を一部断面で示す図 15と同様の側方立面図であり、 図17は、切削又は剥削を封止するプロセスの最終的な工程を一部断面で示す図 15と同様の側方立面図であり、 図18は、本発明の閉鎖体すなわちプラグの更に別の実施例を示す斜視図であり 、 図19は、経皮的な切削又は剥削を封止するためにそのような切削又は剥削を介 して動脈に挿入された図18の閉鎖体すなわちプラグを一部断面で示す側方立面 図であり、 図20は、切削又は剥削を封止するプロセスの中間的な工程を一部断面で示す図 18と同様の側方立面図であり、 図21は、切削又は剥削を封止するプロセスの最終的な工程を一部断面で示す図 18と同様の側方立面図である。
ITましい実施例の詳細な説明 同様の参照符号により同様の部分を示す図面を詳細に参照すると、本発明を具体 化する閉鎖体すなわちプラグ装置が図1においてその全体を符号20で示されて いる。本装置20は、生体の2つの部分を分離する組織の切削又は剥削すなわち 小さな開口を封止し、これにより、そのような切削又は剥削を通って液体又は体 液が流れるのを防止するために使用されるようになされている。装置20は、血 管造影色素注入、バルーン血管形成術、並びに他のタイプのアテローム硬化症動 脈の再疎通術等の脈管処置術に関連して使用する場合に特に有用である。しかし ながら、本明細書における閉鎖装置(プラグ装置)の好ましい実施例は、動脈の 経皮的な切削又は剥削を閉鎖することに関して説明されるが、そのような装置は より広範な応用分野を有することを理解する必要がある。従って、本明細書に示 す動脈の経皮的な切削又は剥削の閉止は単なる例示である。
装置20を用いて切削又は剥削を封止するために、本装置は、後に詳述する図3 に示すような導入器具22の中に設けられるようになされている。
装置20、並びに、該装置を挿入して切削又は剥削を封止するための器具22を 説明する前に、本発明の特徴を最も良く理解するために、例えば、経皮的な切創 又は剥削を用いる動脈のカテーテル処置法の如き通常の典型的な脈管外科処置を 簡単に説明する。そのような処置法においては、血管造影針(図示せず)の如き 器具のカニユーレを大腿動脈の如き動脈の器具22を挿入する位置へ皮膚を通し て経皮的に挿入する(図4参照)。針カニユーレを適所に保持し、次に、ミニガ イドワイヤ(図示せず)の可撓性を有する端部をカニユーレを介して動脈の所望 の深さくすなわち動脈に沿う長手方向の位置)まで挿入する。ミニガイドワイヤ が適所に位置すると、針カニユーレを取り除き、ガイドワイヤを適所に残す。
次に、通常の導入シース26及び動脈拡張器(図示せず)をガイドワイヤに被せ 、剥削又は切削28を介して動脈24に入れる。ガイドワイヤを取り除き、その 次に拡張器を取り除いて、シースを適所に残す。次に、カテーテル(図示せず) 又は他の脈管器具(図示せず)を導入シース26に挿入し、動脈のアテローム硬 化症の閉塞部位の如き所望の脈管位置に入れる。脈管処置術(例えば血管形成術 )が完了したi&にカテーテルを取り除く。その後シースを取り除き、外科医又 は他の軌線した人間が、止血が生じるまで経皮的な剥削に街の圧力を与える。
装置20は、生体の2つの部分を分離する動脈又は他の組織の経皮的な(あるい は、他のタイプの剥削、切創又は開口)の止血をそのような剥削等に圧力を加え ることなく行うことができる。従って、カテーテル又は脈管器具を取り除いた後 に、導入シース26を適所に残した状態で、本発明の装置20を保持する器具2 2をシースを介して動脈24に導入し、該器具を作動させて装置t20を動脈2 4の中へ入れる。
図1に明瞭に示すように、装置20は基本的に、後に詳述する閉鎖体すなわちプ ラグを備えており、上記閉鎖体は、剥削又は切創28の中へ引き込まれてそのよ うな剥削又は切削を封止するようになされている。次に、導入シース26を取り 除き、閉鎖体すなわちプラグを適所に残す。閉鎖体すなわちプラグは最終的には 、その構造の故に、周囲の組織に吸収される。
次に、図2及び図3を参照して器具22の詳細を説明する。図示のように、器具 22は基本的に、先端32及び基端34を有する管状体30の形態のキャリアを 備えている。先端32は器具の自由端を形成し、開放した出口36を備える。
管状体は、例えば8フレンチ(F r e n c h)の十分に小さな外径を 有し、且つ、後に説明するように当該管状体を導入シース26を介して動脈24 の中に挿入して管状体の出口36を動脈24の中で切削又は剥削28の先端側に 位置させることを可能とするようなポリエチレン又はポリ塩化ビニールの如き幾 分可撓性の材料から形成されるのが好ましい。ブツシャ部材38が管状の部材3 0の中に設けられている。ブツシャは基本的に、細長い円筒状の棒状部材を備え ており、該棒状部材は、自由端すなわち先端・10と、基端42とを有している 。中央通路44がブノノヤをI¥通している。ブソンヤも、ポリエチレン又はポ リ塩化ビニールの如き比較的可撓性の材料から形成されるのが好ましく、器具の 使用準備が整った場合には、図3に示すように管状体の内側に位置する。ブツシ ャの外径は管状体の内径よりも若干小さく、これにより、ブッノヤを手操作で動 かすことができる。
すなわち、後に説明するように、ブッノヤを管状体の長手方向の軸線に沿って下 方へ摺動させ、閉鎖体20を出口36から押し出すことができる。
管状の部材30の基端はフランハ16を備えており、また、ブソンヤ38の基端 ・12は、キャップ48を形成する同様なフランジを備えている。フランジ46 .48は、オペレータによって把持すなわち係合される部分を形成し、これによ り、後に説明するように、ブツシャを管状の部材に沿って長手方向において下方 へ動かしく押圧いて閉鎖体20を排出することができる。
図1を再度参照すると、閉鎖体すなわちプラグ20は基本的に、コード50及び フィラメント52を備えていることが容易に分かる。本発明の好ましい実施例の ある特徴によれば、上記コードは、コラーゲン又は幾つかの他の吸収可能な材料 の複数の繊維50Aから成る撚糸を備える。ある特定の例の糸は、互いに撚り合 わされた0、81mm(0,032インチ)の5つの織糸50Aから構成されて いる。フィラメント52は、該フィラメントをコードの中央部54の周囲に巻い てそこで結ぶことにより、コード50に固定されている。この作用により、一対 のフィラメント部分56.58が形成され、部分56は先端側に伸長する部分を 形成し、また、部分58は基端側に伸長する部分を形成する。
図2から明瞭に分かるように、プラグ20は以下のように器具22の管状の部材 30の中に挿入されるようになされている。すなわち、先端側に伸長するフィラ メント部分57を管状の部材30の開放された基端に挿入し、その自由端60が 管状の部材の出口36から出るまで伸長させる。次に、基端側に伸長するフィラ メント部分56を矢印62で示すように先端方向に引っ張り、その後、閉鎖体2 0のコード50を管状の部材の開放した基端の中へ入れる。この作用により、コ ードは半分に折れ、先端部分すなわち頂部64と、一対の後端部分すなわち基端 側に伸長する翼部分66A、66Bが形成される。次に、先端側に伸長するフィ ラメント部分56を基端方向に引き続き引っ張り、これにより、頂点64が管状 の部材30の開放端36に直ぐ隣接するまで、折れたプラグ20を管状の部材3 0の下方へ引く。プラグが上記位fit(図3に示す)に位置すると、基端方向 に伸長するフィラメント部分58は、チューブ30を通って折れたコード50か ら基端方向に伸長してその開放した基端から外方に出る。次に、ブツシャ部材3 8を管状の部材30の中へ挿入する。すなわち、基端側に伸長するフィラメント 部分58の自由端をブツシャの中央通路44の先端側に位置する開口の中に導入 し、上記フィラメント部分がブツシャのフランジすなわちヘッド48の開口から 外方に伸長するまで、中央通路に通す。次に、ブツシャを管状の部材の基端側に 位置する開口の中へ導入し、その自由端がプラグ20の翼66A、66Bに直ぐ 隣接するようになるまで、その中で先端方向に摺動させる。次に、先端側に伸長 するフィラメント部分56を頂部に直ぐ隣接するコードの頂点36から切断して 切り離す。後者の操作、すなわちフィラメント部分56の切断が行われると、器 具22は使用の準備が整う。
器具22の作用は図4乃至図8を参照すると最も良く理解できる。すなわち、器 具22を導入スリーブ26の中に挿入し、管状の部材30の自由端を図4に示す 如き剥削又は切創28に通す。次にユーザは、管状の部材のフランジ46を指の 間で把持しながら、親指をブツシャのキャップ48に係合させて該キャップを押 す。この操作により、ブツシャは管状の部材30の中で先端方向に摺動し、これ により、図5に示すように、その自由端40がプラグの翼部分66A、66Bの 端部に係合してプラグの頂部64が管状の部材の開放した自由端36から外方に 押し出される。プラグは数分間上記位置に止まり、その後、動脈の中へ伸長する 部分が、図6に示すように、動脈の中の例えば血液の如き液体の存在により若干 膨張する。
次に、基端側に伸長するフィラメント部分58を基端方向に引っ張る。この操作 により、コードの頂部の拡大した部分が管状の部材30の開口36の自由縁部に 係合し、これにより、上記拡大した部分を更に膨張させて平坦化させ、拡大した すなわちきのこ型のヘッド68を形成する。
プラグ20のヘッド68がその最大直径まで膨張した後に、導入スリーブ26を 剥削又は切創28から取り除き、次に、器具22を図8に示すように引き抜く。
この(Ski操作(すなわち、器具を剥削又は切削28の内部から取り除(操作 )により、プラグの拡大したヘッド68のF側にある周縁部70が、切創又は剥 削28に隣接する組織に密接すなわち緊密に係合し、これにより、上記切削又は 剥削を封止する。
図8に示すように、閉鎖体が適所に位置た状態で、ヘッド68は動脈の内側の大 きな部分を占有せず、従って、動脈を通る血液の流れを市めたりあるいは何等か の阻害を与えたりすることがない。
本発明の閉鎖体20を用いて動脈又は池の脈管の剥削又は切削を止血的に封止す る場合には、血栓症の危険性を極力少な(するために、動脈を通る血液の流れに 露呈される閉鎖体のヘッドを非止血性の材料で被覆することができる。そのよう な材料は、ココナツオイルの如きワックス状のコーティングを含むことができる 。
上述のように、コード50は再吸収可能なすなわち生体分解性の材料から形成さ れる。本発明の好ましい実施例によれば、フィラメント52も再吸収可能てあり 、3−0サイズの縫合糸であるのが好ましい。そのような特徴は、止血が起こっ た後にコード及びフィラメントを適所に残すことを可能とする。その理由は、コ ード及びフィラメントは共に、その後生体組織により吸収されることになるから である。従って、プラグは、その役割を終えた後に取り除(必要がない。
また、本発明のプラグを用いて動脈の剥削又は切削を封止する場合には、組織ト ロンボプラスチンの如き通常の凝血剤を閉鎖体に設けて止血を促進させることが できる。
プラグのコードは複数の繊維から成るtX糸を備えるものとして説明したが、そ のような構造は、種々のタイプの構造を単に例示するに過ぎない。従って、「コ ード」は、折り曲げて上述の頂部及び翼部分を形成するに十分な可撓性を有する 何等かの再吸収可能な材料から成る条片又は棒から単に構成することができる。
次に図9を参照すると、閉鎖装置20の代替実施例が参照符号1ooで示されて いる。図示のように、閉鎖装B100は基本的に、プラグ部材102と、これに 関連して設けられる後退部材104とを備えている。後退部材は、フィラメント 又は池の撚糸状の部材を備える。プラグ部材102は、長手方向に貫通する中央 通路106を有する概ね細長い部材であり、先端側に位置する部分108と、基 端側に位置する部分110とを備えている。先端側に位置する部分の自由端が俗 塵符号112で示されている。
プラグ部材102は、少なくとも基端側に位置する部分110を貫通し後に説明 するように貫通するフィラメント104を収容する長手方向の通路を有するよう に形成することができる。図9の実施例においては、プラグ部材102は、チュ ーブを形成するようにマンドレル(図示せず)の周囲で巻がれたシートから形成 するのが好ましい。そうではな(、プラグは、ある材料の棒すなわちロッドがら 形成することができ、上記プラグは、該プラグに形成されて上記ロッドすなわち 棒の少な(とも基端側に位置する部分を貫通する長手方向の通路を有する。プラ グ部材を形成する手順に関係無く、少なくともその先端側に位置する部分は、ポ リグリコール酸、ポリラクチド、ポリ乳酸、非止血性のコラーゲン又はこれらの 組み合わせの如き非止血性材料から形成されるのが好ましい。従って、図9に示 す実施例においては、管状の部材102は、巻がれた上述の如き材料のシートか ら形成されている。
後退フィラメントすなわち引き抜きフィラメント104も、通常の縫合材料の如 き非止血性の材料から形成され、自由端112に直ぐ隣接してプラグ部材1゜2 の先端側に位置する部分108に固定されている。より詳細には、フィラメント 104は、環状の部分114と、伸長する部分116とを備えている。環状の部 分114は、自由端112に直ぐ隣接するプラグ部材104の周部を緊密に包囲 し、結び目114Aによって適所に結び1すけられている。フィラメント104 の伸長部分116は、プラグ部材の基端側に位置する部分110の外側面に沿っ て長手方向に延在し、プラグ部材の中間部分の開口すなわち穴118の中に入っ ている。開口118は長手方向の中央通路106に連通している。次に、フィラ メント104の伸長部分116の残部は、中央通路106を通過し、プラグ部材 104の頂端部から出ている。
プラグ部材の先端側に位置する部分108は、折り返すことができるように例え ば屈曲可能であるように変形可能である。この作用は、閉鎖装置100が、例え ば動脈24の剥削又は切削の如き封止すべき剥削又は切創28の中の適所に位置 した後に生ずる。すなわち、装置tooは、上述と同様の開放した自由端を有す る管状の導入器の如き適宜な導入器によって、剥削又は切創28に導入され、こ れにより、プラグの先端側に位置する部分110は動脈の内側に位置し、その基 端側の部分108は、動脈壁の外側面と患者の皮膚との間に伸長する穿刺跡28 Aの中に位置する。この状態において、フィラメント104の伸長部分116は 、図10に明瞭に示すように、切創又は剥削の跡28を通って生体の外方に出る 。次に、導入器を0者の身体から取り除く。
次に、フィラメント1011の外方に位置する伸長部分11(3を生体から離れ る方向にすなわち基端方向に引っ張る。フィラメント104は、プラグ部材の先 端側に位置する部分の外側面に接続され、穴118の中へ半径方向に入るまで上 記外側面に沿って伸長しているので、フィラメント104を後退させるすなわち 引っ張ると、自由端に隣接するプラグ部材の先端側に位置する部分が図11に示 すように曲がり始める。フィラメントを引き続き引っ張ると、プラグ部材102 の自由端112が曲がって重なり、切削又は剥削28に隣接する動脈壁の内側面 に係合する。この作用は、幾分拡大したヘッドを形成する効果を有し、上記拡大 したヘッドは、プラグが剥削又は切削を通って動脈から出るのを阻止すると共に そのような剥削又は切削を効果的に封止し、従って、剥削又は切削を通って動脈 から血液が流れることはない。
図12に示すように、閉鎖体が適所にあると、該閉鎖体の拡大したヘッドは動脈 の内側の大きな部分を占有せず、従って、動脈を通る血液を止めたり血液の流れ を阻害することがない。また、プラグ手段の先端側に位置する部分は非止血性で あるので、動脈の内側に位置するプラグ手段の例えばヘッドの如き部分が、血管 内に血餅を生ずることがない。
閉鎖装置100を図12に示す位置に保持するために、適宜な保持手段すなわち ロック手段を用いることができる。そのような手段は種々の形態を取ることがで き、また、種々の位置に設けることができる。例えば、そのような手段は、フィ ラメント部分116を保持するために生体の皮膚に位置する何等かの要素を備え ることができ、あるいは、基端側に位置する部分112又はフィラメント116 を保持するために切創又は剥削の跡28Δの中に位置する要素を備えることがで きる。また、上述の保持手段すなわちロック手段は、動脈の外側面に係合するよ うに穿刺跡28Aの中に設けられる要素を備えることができる。
図13には、本発明の閉鎖装置の更に別の代替実施例が示されている。この閉鎖 装置は参照符号200で示されており、該閉鎖装置の構造及び作用は閉鎖装置1 00の構造及び作用と同様であるが、閉鎖装置200を適所に保持すなわちロッ クするための止血作用を有する手段を備える点において異なっている。より詳細 には、装@200は、動脈の切削又は剥削が封止された後にそのような切創又は 剥削の跡28Aの中にプラグ手段の基端側部分を止血的に保持する手段(後に説 明する)を備えている。
閉鎖体200の構造は閉鎖体100の構造と同様である。また、切削又は剥削2 8を封止する手順は、閉鎖体100及び200に関して共に同様に行われる。
従って、説明を簡略化するために、上記2つの閉鎖体に共通する種々の要素には 同じ参照符号を付し、その構造及び作用に付いては以下に繰り返して詳細に説明 することをしない。
図13に示すように、閉鎖装置200は基本的に、幾分細長いプラグ部材102 と、これに関連して設けられる後退フィラメント104とを備えている。プラグ 部材102は、該プラグ部材を長手方向に貫通する中央通路106を有すると共 に、先端側に位置する部分108と基端側に位置する部分110とを備えている 。先端側に位置する部分108は自由端112で終端となっている。
閉鎖体200の管状のプラグ部材102は、ポリグリコール酸、ポリラクチド、 ポリ乳酸、非凝血性のコラーゲンの如き非止血性の材料から形成され且つマンド レル(図示せず)の周囲で巻かれたシートから形成されている。しがしながら、 閉鎖装rI1100のプラグ部材102を形成するシートと異なり、閉鎖装f1 200のプラグ部材を形成するシートは、止血性の部分と非止血性の部分とを備 えている。そのようなシートは図14に示され、参照符号202が付されている 。従って図示のように、シート202は、非止血性の材料から形成される第1の 部分204と、止血性の材料から形成される第2の部分206とを備えている。
シート202の第1の部分は、平面図で見た場合に、側部204A並びに端部2 04cを有する概ねU字形状の形態を有する。上記端部は、シート202の「内 側」縁部と後に呼称するものを形成する。シート202の第2の部分206は、 平面図で見た場合に概ね矩形状であり、U字形状の部分204の部分204A、 204B及び204Cの内側に位置している。
本発明の好ましい実施例によれば、シート部分204は、ポリグリコール酸、ポ リラクチド、ポリ乳酸、非凝血性のコラーゲンから形成され、シート部分206 は、例えば粉砕されたコラーゲンの如き膨張可能な材料がら形成される。
ノート202は、内側の縁部204Cから始まって巻かれる。従って、シート2 02が完全に巻かれると、プラグ部材102の先端側に位置する部分108(部 分204の部分204Aによって形成される)は非止血性となり、一方、プラグ 部材の基端側に位置する部分の中間部分(部分206の一部によって形成される )は止血性となる。プラグ部材の基端側に位置する部分の頂部(部分204の部 分204Bによって形成される)は非止血性になる。従って、止血性部分206 は、プラグ部材の非止血性部分の間に挟まれた状態で保持される。
閉鎖体100と同様に、閉鎖体200の先端側に位置する部分108は、閉鎖体 100に関して上に説明したのと同様にフィラメント104を引っ張ることによ り折り重なることができるように、例えば屈曲可能なように変形可能である。
また、図15乃至図17に示すように、閉鎖装置200は上述の態様と同様に作 用するが、動脈24の壁部の切削又は剥削28を封止した後に閉鎖装置200が 適所に保持されるすなわちロックされる点が異なる。この点に関しては、当業者 には理解されるように、剥削又は切削の跡28Aに隣接する組織の中の血液が、 上記跡の中に位置するプラグ部材の膨張可能な止血性の材料206に係合する。
この作用により、材料206が膨張した後に間もなく止血が生じ、これにより、 プラグ手段200の基端側に位置する部分110が適所にロックされる。
図18には、本発明の閉鎖装置の更に別の実施例が示されている。この装置には 参照符号300が付されており、該装置は基本的に、プラグ手段302と、これ に関連して設けられる後退手段304とを備えている。プラグ手段は、細長い矩 形状の条片を形成するように襞折りされたある材料のシートから形成されている 。次に、上記条片を2つに折り、互いに平行に伸長し且つ互いに直ぐ隣接する一 対の脚部306A、306Bを形成する。上記一対の脚部は一緒になって概ね細 長いプラグ部材306を形成する。プラグ部材306の頂部には参照符号3゜8 が付されている。
頂部308に隣接するプラグ部材306の部分は、プラグ部材の先端側に位置す る部分310を形成し、上記頂部308が、先端側に位置する部分の自由端を形 成している。部材306の残りの部分は、基端側に位置する部分312を含む。
後退手段304は、上述のフィラメントと同様のフィラメントを備える。フィラ メント304の先端はプラグ部材306の頂部に接続されている。フィラメント 304の残りの部分は、プラグ部材の頂端部(基端部)を越えてプラグ部材30 6の2つの脚部306A及び306Bの間で伸長している。
上述の他の閉鎖装置の実施例と同様に、プラグ部材306の先端側に位置する部 分310は、例えば屈曲可能なように変形可能である。すなわち、上記部分は、 フィラメント304を後退させた時にすなわち引っ張った時に、概ね拡大した幾 分きのこ型の形状のヘッドを形成するように曲がる。この作用は、閉鎖装置13 00が封止すべき剥削又は切創28の中の適所に位置した後に生ずる。
従って、閉鎖装置300は、閉鎖装置1oo及び200と同様に、適宜な導入器 によって切削又は剥削に導入され、その先端部分310は動脈の内側に位置し、 その基端部分312は、図19に示すように動脈壁と患者の皮膚との間に伸長す る穿刺跡28Aの中に位置する。
この位置において、フィラメント304の伸長部分は、切創又は剥削の跡28を 通って生体の外側に出ている。
導入器を取り除き、次に、フィラメント3o4の外方に位置する伸長部分を生体 から離れるly向すなわち基端方向に引っ張る。この操作により、自由端に隣接 するプラグ部材の先端側に位置する部分が、図20に示すように環状の形態に曲 がり始める。フィラメントを引き続き引っ張ることにより、管状の部材30の自 由端が平坦になって概ねきのこ型のヘッドになり、該ヘッドは、図21に示すよ うに切削又は剥削に隣接する動脈壁の内側面に係合する。上記拡大したヘットは 、」二足切A11又は剥削を通って動脈からプラグが出るのを阻止すると共に、 上記切削又は剥削を介して動脈から血液が流れ出ないように上記切削又は剥削を 効果的に圭1止する効果を有する。
上述の閉鎖装置の他の実施例と同様に、閉鎖装置300の拡大したヘッドは動脈 の内部の大きな部分を占有せず、従って、動脈を通る血液の流れを止めたり血液 の流れに池の影響を与えない。また、ヘッド100及び200と同様に、プラグ 手段302の少なくとも先端側に位置する部分310は非止血性の材料から形成 される。図示の実施例においては、部材302全体は非止血性であり、例えば、 ポリグリコール酸、ポリラクチド、ポリ乳酸、又は、非凝血性のコラーゲンから 形成される。従って、動脈の内側に位置するプラグ部材のヘッドは動脈の中に血 餅を形成することがない。
上述の記載から理解できるように、本発明の閉鎖装置の構造は極めて簡単であり 、また、血管、池の管腔又は導管等の生体の器官又は組織の切削あるいは剥削を 効果的且つ効率的に封止するために容易に使用することができる。例えば、閉鎖 装置並びにその使用方法を用いて経皮的な経肝剥削を封止し、これにより、肝臓 の穿刺部位を介して胆汁が腹膜の中へ漏れる危険性を阻止することができる。
また、本装置並びにその使用方法を用いて、傷から生ずるような肺又は心臓の経 皮的な切削を封止することができる。
これ以上説明するまでもなく、上述の記載は本発明を完全に説明しており、従っ て、当業者は現在又は将来の知識を応用して、種々の使用条件の下で本発明を使 用することができる。
国際調査報告 1+ lA、l+l+N+ PCT/υS 92109249フロントベージの 続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR, SN、 TD、 TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 DK、  F I、 HU。
JP、 KP、 KR,LK、 MG、 MW、 No、 RO,RU、SD、 UA (72)発明者 ナツシュ、ジョン アメリカ合衆国ペンシルバニア州19335゜ダウイングタウン、オーク・スト リート

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プラグ手段及び後退手段を備え、生体の第1の内部部分を生体の第2の内部 部分から分離すると共に、前記第1の内部部分を貫通する跡部分を有する組織の 小さな切創又は刺創を封止して前記第1及び第2の内部部分の間の体液の流れを 阻止する閉鎖装置において、前記プラグ手段は、中央の長手方向の軸線と、先端 側に位置する部分と、基端側に位置する部分とを有し、前記細長い部材の前記先 端側に位置する部分は変形可能であると共に自由端を有し、前記後退手段は、そ の自由端に隣接して前記先端側に位置する部分に固定されたフィラメントを有し 、前記フィラメントは、前記細長い部材の長さの一部にわたって前記細長い部材 の前記先端側部分の第1の部分に沿って前記細長い部材の前記中央の長手方向の 軸線を横断する方向に伸長する第1の部分を有し、前記フィラメントはまた、前 記細長い部材の第2の部分に沿って伸長すると共に前記フィラメントの前記第1 の部分よりも前記細長い部材の前記中央の長手方向の軸線に接近した第2の部分 も有し、前記フィラメントの前記第2の部分は前記細長い部材の前記基端側部分 の外方に伸長し、当該閉鎖装置は、前記細長い部材の前記先端側に位置する部分 が前記生体の前記第1の内部部分の中に位置し、一方、前記細長い部材の前記基 端側部分が前記跡の中に位置し、更に、前記フィラメントが前記切創又は刺創を 貫通した状態で位置決めされるようになされており、前記フィラメントは、引っ 張られた時に前記プラグ手段の前記先端側部分を変形させ、これにより、前記先 端側部分が前記切創又は刺創を通って戻ることができないように、また、前記切 創又は刺創が前記プラグ手段の前記変形した先端側部分によって封止されるよう に構成されたことを特徴とする閉鎖装置。
  2. 2.請求項1の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記先端側部分は非止血性 であることを特徴とする閉鎖装置。
  3. 3.請求項1の閉鎖装置において、前記プラグ手段はチューブを備え、該チュー ブは、中央通路と、基端部分と、外側部分及び自由端を有する先端部分とを備え 、前記フィラメントは、その自由端付近で前記チューブの前記先端部分に接続さ れると共に、前記チューブの長さの一部にわたって前記チューブの前記先端部分 の外側に沿って伸長し、次に、前記チューブの中央通路の中へ入ってその後前記 基端部分から出ていることを特徴とする閉鎖装置。
  4. 4.請求項3の閉鎖装置において、前記チューブが巻かれたシートから形成され ることを特徴とする閉鎖装置。
  5. 5.請求項2の閉鎖装置において、前記プラグ手段はチューブを備え、該チュー ブは、中央通路と、基端部分と、外側部分及び自由端を有する先端部分とを備え 、前記フィラメントは、その自由端付近で前記チューブの前記先端部分に接続さ れると共に、前記チューブの長さの一部にわたって前記チューブの前記先端部分 の外側に沿って伸長し、次に、前記チューブの中央通路の中へ入ってその後前記 基端部分から出ていることを特徴とする閉鎖装置。
  6. 6.請求項5の閉鎖装置において、前記チューブが巻かれたシートから形成され ることを特徴とする閉鎖装置。
  7. 7.請求項2の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記先端部分は、ポリグリ コール酸、ポリラクチド、ポリ乳酸及び非凝血性のコラーゲンから成る群から選 択された材料から形成されることを特徴とする閉鎖装置。
  8. 8.請求項2の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記基端部分は、前記跡に 隣接する前記生体組織に係合してその位置において止血を生じさせ、これにより 、当該閉鎖装置を適所に固定するようになされた止血性の材料を備えることを特 徴とする閉鎖装置。
  9. 9.請求項5の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記基端部分は、前記跡に 隣接する前記生体組織に係合してその位置において止血を生じさせ、これにより 、当該閉鎖装置を適所に固定するようになされた止血性の材料を備えることを特 徴とする閉鎖装置。
  10. 10.請求項6の閉鎖装置において、前記チューブの前記基端部分は、前記跡に 隣接する前記生体組織に係合してその位置において止血を生じさせ、これにより 、当該閉鎖装置を適所に固定するようになされた止血性の材料を備えることを特 徴とする閉鎖装置。
  11. 11.請求項7の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記基端部分は、前記跡 に隣接する前記生体組織に係合してその位置において止血を生じさせ、これによ り、当該閉鎖装置を適所に固定するようになされた止血性の材料を備えることを 特徴とする閉鎖装置。
  12. 12.請求項8の閉鎖装置において、前記止血性の材料が膨張可能であることを 特徴とする閉鎖装置。
  13. 13.請求項9の閉鎖装置において、前記止血性の材料が膨張可能であることを 特徴とする閉鎖装置。
  14. 14.請求項10の閉鎖装置において、前記止血性の材料が膨張可能であること を特徴とする閉鎖装置。
  15. 15.請求項11の閉鎖装置において、前記止血性の材料が膨張可能であること を特徴とする閉鎖装置。
  16. 16.請求項12の閉鎖装置において、前記膨張可能な材料が粉砕されたコラー ゲンであることを特徴とする閉鎖装置。
  17. 17.請求項13の閉鎖装置において、前記膨張可能な材料が粉砕されたコラー ゲンであることを特徴とする閉鎖装置。
  18. 18.請求項14の閉鎖装置において、前記膨張可能な材料が粉砕されたコラー ゲンであることを特徴とする閉鎖装置。
  19. 19.請求項15の閉鎖装置において、前記膨張可能な材料が粉砕されたコラー ゲンであることを特徴とする閉鎖装置。
  20. 20.請求項10の閉鎖装置において、前記シートは、平面で見た場合に概ねU 字形状の第1の部分と、前記概ねU字形状の第1の部分の内側によって略形成さ れる内側の空所の中に位置する第2の部分とを備え、前記U字形状の第1の部分 が前記非止血性の材料を備え、前記第2の部分が前記止血性の材料を備え、前記 シートが巻かれて前記チューブを形成したときに、前記止血性の材料が、前記チ ューブの前記先端部分と前記基端部分との間に概ね位置することを特徴とする閉 鎖装置。
  21. 21.請求項20の閉鎖装置において、前記止血性の材料が膨張可能であること を特徴とする閉鎖装置。
  22. 22.請求項21の閉鎖装置において、前記非止血性の材料がポリグリコール酸 を備え、前記膨張可能な止血性の材料が粉砕されたコラーゲンを備えることを特 徴とする閉鎖装置。
  23. 23.プラグ手段及び後退手段を構え、生体の第1の内部部分を生体の第2の内 部部分から分離すると共に、前記第1の内部部分を貫通する跡部分を有する組織 の小さな切創又は刺創を封止して前記第1及び第2の内部部分の間の体液の流れ を阻止する閉鎖装置において、前記プラグ手段は、先端側に位直する部分及び基 端側に位置する部分を有する概ね細長い部材を備えており、前記先端側に位置す る部分は変形可能であると共に自由端を有し、前記プラグ手段は、条片を形成す るように■折りされるシートから形成され、前記条片は、その頂部で2つに折ら れて前記概ね細長い部材を形成し、前記後退手段は、その自由端を形成する前記 プラグ手段の前記先端側に位置する部分の前記頂部に固定されたフィラメントを 有し、当該閉鎖装置は、前記先端側に位置する部分が前記第1の内部部分の中に 位置し、一方、その前記基端側部分が前記跡の中に位置し、更に、前記フィラメ ントが前記切創又は刺創を貫通した状態で位置決めされるようになされており、 前記フィラメントは、引っ張られた時に前記プラグ手段の前記先端側部分を変形 させ、これにより、前記先端側部分が前記切創又は刺創を通って戻ることができ ないように、また、前記切創又は刺創が前記プラグ手段の前記変形した先端側部 分によって封止されるように構成されたことを特徴とする閉鎖装置。
  24. 24.請求項23の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記先端部分は非止血 性であることを特徴とする閉鎖装置。
  25. 25.請求項24の閉鎖装置において、前記プラグ手段の前記先端部分が、ポリ グリコール酸、ポリラクチド、ポリ乳酸及び非凝血性のコラーゲンから成る群か ら選択される材料から形成されることを特徴とする閉鎖装置。
  26. 26.プラグ手段及び後退手段を備え、生体の第1の内部部分を生体の第2の内 部部分から分離すると共に、前記第1の内部部分を貫通する跡部分を有する組織 の小さな切創又は刺創を封止して前記第1及び第2の内部部分の間の体液の流れ を阻止する閉鎖装置において、前記プラグ手段は、先端側に位置する部分及び基 端側に位置する部分を有する概ね細長い部材を備えており、前記先端側に位置す る部分は変形可能であると共に自由端を有し、前記後退手段は、その自由端に隣 接する前記プラグ手段の前記先端側に位置する部分に固定されるフィラメントを 有し、当該閉鎖装置は、前記先端側に位置する部分が前記第1の内部部分の中に 位直し、一方、その前記基端側部分が前記跡の中に位置してその中に保持され、 更に、前記フィラメントが前記切創又は刺創を貫通した状態で位置決めされるよ うになされており、前記フィラメントは引っ張られた時に、その先端側部分を前 記プラグ手段の前記基端側に位置する部分に概ね向かう方向に曲げることにより 、前記プラグ手段の前記先端側部分を変形させ、これにより、前記先端側部分が 前記切創又は刺創を通って戻ることができないように、また、前記切創又は刺創 が前記プラグ手段の前記変形した先端側部分によって封止されるように構成され たことを特徴とする閉鎖装置。
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