JPH0750325Y2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JPH0750325Y2
JPH0750325Y2 JP1990069437U JP6943790U JPH0750325Y2 JP H0750325 Y2 JPH0750325 Y2 JP H0750325Y2 JP 1990069437 U JP1990069437 U JP 1990069437U JP 6943790 U JP6943790 U JP 6943790U JP H0750325 Y2 JPH0750325 Y2 JP H0750325Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
work
supporting member
hanger
transfer device
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990069437U
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English (en)
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JPH0426918U (ja
Inventor
春夫 小池
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はワーク搬送装置に関する。
[従来の技術] ワーク搬送装置の一つとして、コンベアにハンガーを垂
下し、このハンガーを上記コンベアによって移動させる
ことにより、上記ハンガーに積み込まれたワークを搬送
するように構成されたものがある。
しかし、このような構成のワーク搬送装置では、搬送作
業中の振動や、コンベアのアップ・ダウンによるハンガ
ーの傾斜によって、ワークが上記ハンガーから脱落して
しまう不都合があった。
そこで、従来のワーク搬送装置には、ハンガーにワーク
を固定させるためのクランプ手段を設け、ワークの脱落
を防止するよう構成したものがある。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記構成によれば、ハンガーからのワークの
脱落を未然に防止することができるものの、上記ハンガ
ーへのワークの積み降ろしをする毎に、作業員が上記ク
ランプ手段の締め付け作業や解放作業を行なわねばらな
ず、作業性が極めて悪かった。
本考案は上記実状に鑑みて、繁雑な作業を要することな
く、搬送作業中におけるワークの脱落を可及的に防止し
得るワーク搬送装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そこで本考案では、ワークを保持する一対のハンガーを
各々コンベアに対して揺動自在に垂下支持させ、また軟
質高分子材料から形成されるとともにワークの被保持部
の寸法より広い開口と狭い底部とを有してワークの被保
持部が食込む溝部を備えたワーク支持部材を、一対のハ
ンガーにおける少なくとも一方のハンガーにワーク搬送
方向と直交する水平軸を中心として揺動自在に設け、さ
らにワーク支持部材の揺動範囲を溝部の開口が上方に臨
む所定の角度範囲に規制するためのストッパアームを設
けることによってワーク搬送装置を構成している。
[作用] 上記構成によれば、軟質高分子材料から成るワーク支持
部材の溝部に、ワークの被保持部を食い込ませることに
よって、ハンガーに対してワークを容易かつ確実に保持
させることができる。
また、一対のハンガーをコンベアに対して揺動自在に垂
下支持させるとともに、ワーク支持部材をハンガーに対
して揺動自在に支承させたことで、搬送途中におけるワ
ークの姿勢の変化にワーク支持部材を十分に追従させる
ことができる。
さらに、ストッパーアームを設けて開口が上方を向くよ
うにワーク支持部材の揺動範囲を規制したことにより、
ハンガーに対するワークの積み込み作業を容易に行なう
ことができる。
[実施例] 以下、一実施例を示す図面に基づいて、本考案を詳細に
説明する。
第1図ないし第5図は、本考案に関わるワーク搬送装置
を、大物板金パネル等のノックアウト部品の搬送ライン
に適用した例を示す。
第1図に明示するように、上記ワーク搬送装置1は、コ
ンベア2と、該コンベア2に対してそれぞれ垂下支持さ
れた一対のフロントハンガー3およびリヤハンガー4を
有しており、これらハンガー3、4でワーク(ノックア
ウト部品)100の前後を支持し、上記コンベア2により
ハンガー3、4を矢印F方向へ移動させることによっ
て、上記ワーク100の搬送を行なうよう構成されてい
る。
上記リヤハンガー4は、ループ状に形成されており、そ
の下部パイプ4a、言い換えればワーク100の載置される
部位には、ワーク支持部材10が設置されている。
上記ワーク支持部材10は軟質高分子材料のブロック、具
体的にはウレタンゴムのブロックから構成されており、
第2,3図に明示するように、その上面にはV字断面形状
の溝部11が全長に渡って形成されている。また、第3図
に明示するように溝部11の開口は、ワーク100における
被保持部の寸法、すなわちワーク100の下方の縁部100a
における板厚より広く形成されている一方、溝部11の底
部はワーク100の下方の縁部100aにおける板厚より狭く
形成されており、後述する如くワーク100を積み込んだ
際にワーク100の縁部100aが確実に食い込むよう形成さ
れている。
上記ワーク支持部材10は、リヤハンガー4の下部パイプ
4aに揺動自在に支承されたフレーム20にネジ止めされて
おり、もって上記ワーク支持部材10はリヤハンガー4に
対して、ワーク搬送方向(矢印F方向)と直交する下部
パイプ4aを中心として自在に揺動し得る。なお上記フレ
ーム20は、リヤハンガー4の下部パイプ4aに遊嵌したパ
イプ21に固設されている。
一方、上記リヤハンガー4の下部パイプ4aには、ワーク
支持部材10が揺動したとき、フレーム20の底面と当接し
て上記ワーク支持部材10の揺動範囲を規制する前後一対
のストッパアーム30a,30bが突設されている。ここで、
第4図に明示するようにワーク支持部材10の揺動範囲
は、溝部11の開口が常に上方に臨んで解放される所定の
角度範囲に設定されている。
上記構成のワーク搬送装置1にワーク100を積み込むに
は、ワーク100の前方上部をフロントハンガー3に引っ
掛ける一方、ワーク100の後方下部の縁部100aを、上記
ワーク支持部材10の溝部11に差し入れる。
上記溝部11に差し入れられた縁部100aは、ワーク100の
自重によって、上記溝部11の奥(下方部)に食い込む。
先に述べたように、上記ワーク支持部材10はウレタンゴ
ムから形成されているため、溝部11に食い込んだ縁部10
0aは、該ワーク支持部材10の弾性復帰力によって溝部11
の相対向した側面11a,11bで挟み付けられる。
すなわち、上記ワーク100における縁部100aを、ワーク
支持部材10の溝部11に食い込ませることにより、上記ワ
ーク100がリヤハンガー4に確実に保持されることとな
る。
ここで、上述した如く、縁部100aはワーク100の自重に
よって溝部11に食い込むので、リヤハンガー4にワーク
100を積み込む作業だけでワーク100をリヤハンガー4に
保持させることができる。すなわち、リヤハンガー4に
ワーク100を保持させるために、特別な作業を必要とし
ない。
一方、リヤハンガー4からワーク100を取り出す場合
も、ワーク100を持ち上げて、縁部100aをワーク支持部1
0の溝部11から抜き去るだけで良く、作業が極めて容易
である。
また、第4図に示すように、上記ワーク支持部材10は、
ストッパアーム30aおよび30bの働きにより、鎖線Lおよ
びRで示す範囲でしか揺動しないので、ワーク支持部材
10の溝部11は常に上方に解放される。よって、ワークの
積み込み時に、上記ワーク支持部材10に手を添えること
なく、縁部100aを上記溝部11に差し入れることができ、
ワークの積み込み作業が容易に行なえる。
さらに、上記ワーク支持部材10を構成するウレタンゴム
は、その摩擦係数が大きいため、縁部100aを上記溝部11
に食い込ませたワーク100は、ワーク支持部材10に対し
て容易にずれ動くことがない。
よって、上記ワーク100はワーク支持部材10を介してハ
ンガー4に確実に保持され、もって搬送作業中における
ハンガー4からのワーク100の脱落が未然に防止され
る。
また、上述したように、ワーク支持部材10は、リヤハン
ガー4に揺動自在に支承されているため、第5図に示す
如くコンベア2にアップ・ダウンが設けられている場合
のように、コンベア2のアップ域Uとダウン域Dとで、
ワーク100に対するリヤハンガー4の傾きが変化して
も、上記ワーク支持部材10はワーク100の姿勢に追従し
て揺動するため、ワーク100はリヤハンガー4に確実に
支持される。
なお、本実施例では、ワーク支持部材にウレタンゴムか
ら成るブロックを用いているが、溝部に挿入したワーク
の縁部を確実に挟持し得る弾性力を有し、かつ載置され
たワークを確実に支え得る適当な硬度を備え、さらにワ
ークに対して十分に大きな摩擦力を有する材料であれ
ば、ウレタンゴム以外の適宜な軟質高分子材料を用い
て、ワーク支持部材を構成し得ることは言うまでもな
い。
また、ワーク支持部材における溝部の形状は、実施例に
示したV字形状に限定されるものではなく、ワークの縁
部を確実に保持し得るものであれば、U字形状等の適宜
な形状に形成することができる。
[考案の効果] 以上、詳述した如く、本考案に関わるワーク搬送装置に
よれば、ワーク支持部材を軟質高分子材料から形成する
ともに、該ワーク支持部材にワークの被保持部より広い
開口と狭い底部とを有する溝部を設けているので、この
溝部にワークの被保持を食い込ませることによって、上
記ワークをハンガーに対して確実に保持させることがで
きる。
また、コンベアに対してハンガーを揺動自在に垂下支持
させるとともに、このハンガーに対してワーク支持部材
を揺動自在に設けたことによって、搬送途中におけるワ
ークの姿勢の変化にワーク支持部材が十分に追従するた
め、ワークはハンガーに対して確実に保持されることと
なる。
よって、従来の搬送装置で行なっていたクランプ手段の
操作等の繁雑な作業を要することなく、搬送作業中にお
けるワークの脱落を可及的に防止することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関わるワーク搬送装置の全体斜視図、
第2図は要部斜視図、第3図は要部端面図、第4図は第
3図中のIV−IV線断面図であり、第5図は本考案に関わ
るワーク搬送装置の全体側面図である。 1…ワーク搬送装置、2…コンベア、3…フロントハン
ガー、4…リヤハンガー、10…ワーク支持部材、11…溝
部、20…フレーム、21…パイプ、30a、30b…ストッパア
ーム、100…ワーク、100a…縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれコンベアに対して揺動自在に垂下
    支持されるとともにワークを保持する一対のハンガー
    と、 一対のハンガーにおける少なくとも一方のハンガーにワ
    ーク搬送方向と直交する水平軸を中心として揺動自在に
    設けられ、かつ軟質高分子材料から形成されるととも
    に、ワークの被保持部より広い開口と狭い底部とを有し
    ワークの被保持部が食込む溝部を備えたワーク支持部材
    と、 ワーク支持部材の揺動範囲を溝部の開口が上方に臨む所
    定の角度範囲に規制するストッパアームと、 を備えて成ることを特徴とするワーク搬送装置。
JP1990069437U 1990-06-29 1990-06-29 ワーク搬送装置 Expired - Lifetime JPH0750325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990069437U JPH0750325Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 ワーク搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990069437U JPH0750325Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 ワーク搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0426918U JPH0426918U (ja) 1992-03-03
JPH0750325Y2 true JPH0750325Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31604741

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JP1990069437U Expired - Lifetime JPH0750325Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 ワーク搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132466U (ja) * 1984-02-15 1985-09-04 株式会社 中央製作所 めつき用ハンガ−へのワ−ク装着装置

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JPH0426918U (ja) 1992-03-03

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