JPH07502336A - 固体−蒸気化合物をステージングするための改良された個別の定圧力システム - Google Patents

固体−蒸気化合物をステージングするための改良された個別の定圧力システム

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固体吸着剤への気体分子の、吸収とも称される、吸着によって形成される固体− 蒸気組成物を含む化合物の熱ポンプ作動材料としての使用は、当該分野では既知 である。このような材料を用いる熱ポンプシステムは、住宅および商業空間の空 調、工業用の給熱および冷却のための他の熱ポンプと比較して多くの利点を有す る。このような利点は、他の収着媒体と比較して固体−蒸気媒体によって生じる 温度上昇がより大きく、したがって冷却塔またはリフトステージングの必要性か なくなることを含む。さらに、固体−蒸気化合物熱ポンプのために用いられる装 置は、移動部品を全く、あるいはほとんど必要としないので、結果としてハード ウェアか簡単でかつ信頼性のあるものとなる。さらに、このようなシステムは問 題となっているフロン(CFC)を用いない。
熱ポンプに適した固体−蒸気化合物は、気体分子を吸着して配位結合を形成する 材料である錯化合物を含み、その際気体反応物は電子の変位によって、通常は固 体金属無機塩である固体吸着剤と配位結合する。吸着/脱着プロセスは、吸着中 にかなりの熱を放出し、脱着段階においてはエネルギを吸着する。他のほとんど の収着プロセスとは異なる、吸着または脱着反応のすべてか一定の温度で起こる のて、高温および低温の収着端の問題を除去する。有用な気体反応物は、水、ア ンモニア、メタノール等を含む。数々のこのような材料は、米国特許第4,82 2,391号および第4,848,944号に記載される。
熱活性される熱ポンプは、本質的には熱コンプレッサである、高圧力の冷媒蒸気 を発生する熱エンジンサブシステム、および高圧力の冷媒を用いて冷却または給 熱を行なう熱ポンプサブシステムからなる。熱活性される熱ポンプにおける熱コ ンプレッサ、熱ポンプ、およびそれらの組合せは、固体−気体反応を有利に用い る有用な熱力学的システムを含む。」二連の出願では、定圧ステージング技術を 用いる装置および方法か記載され、その結果として熱活性される熱ポンプシステ ムが改良されている。この発明の目的は、これらの反応およびステージング技術 をさらに有利にかつ効率的に用いることである。
発明の概要 この発明において、上述の同時係属中の出願に記載される熱活性される熱ポンプ で用いられる装置の改良点が提供される。これらの改良点は、蒸気レキュペレー タ(復熱装置)および液体サブターラを含み、これらは個々に用いられても組合 せて用いられてもよい。蒸気レキュペレータは、反応器への、そしてそこからの 気体反応物のための吸収体/脱着鉢受は器、または冷媒凝縮器および蒸発器を組 入れるシステムとともに用いられる。液体サブクーラは、冷媒相変換(凝縮器/ 蒸発器)システムにおいてのみ用いられる。別の実施例では、反応器を通って異 なる熱伝達流体を送るための複数の回路が開示される。さらに別の実施例では、 好ましい反応物媒体は、異なる反応器内の1つ以上の特定の錯化合物の使用を含 む。これらの好ましい錯化合物か開示される。
図面の簡単な説明 図1および2は、蒸気レキュペレータを組入れるこの発明の装置の概略図であり 、図3は液体サブクーラを組入れるこの発明の装置の概略図である。
図4は、蒸気レキュペレータおよびサブターラの両方を組入れるこの発明の同じ 装置の概略図である。
詳細な説明 ここでは、「化合物」という語は、この発明の範囲内で固体反応物への気体反応 物、すなわち冷媒の吸着および脱着によって形成される何らかの反応生成物を意 味すると意図される。この発明に従う定圧力エンジンサイクルの個別の(dis crete)ステージングの実施において、2つまたはそれ以上の異なる固体反 応物か選択され、異なる固体反応物か熱ポンプ装置内の異なる反応器または反応 位置に導入される。このプロセスにおいて用いられる1組の、一連のまたは−「 tの化合物のうちの異なる化合物は、低い反応圧力(吸着)て蒸気圧のより低い 化合物の吸着の温度か、高い反応(脱着)圧力で次に蒸気圧の高い化合物の脱着 温度よりも少なくとも8°C高いように選択され、気体反応物の蒸気圧の昇順に 配置される。このような組または群の化合物の各々は、異なる蒸気圧曲線を示し 、すなわち各々か異なる蒸気圧一温度関係を有し、これは気体反応物の濃度に依 存しない。適切な化合物を選択し、それらを上述のシーケンスで配置することに より、吸着の熱か常に、サイクルにおける次のまたは後続の脱着反応を推進する のに十分な温度にあるように、プロセスのサイクルは実行される。一連の化合物 はまた、同じ反応器内のどの化合物もより低い平衡温度で別の配位結合ステップ を持たないように選択される、というのはこれらか温度平衡または停止状態の間 に他の化合物からより多くの反応気体を吸着するかもしれず、このことか断続的 な動作の間のサイクルの性能を低下するであろうからである。さらに、各化合物 の質量は、各化合物を脱着するのにほぼ同じ熱量が必要であるように調整される 。
この発明において有用な化合物を形成するのに用いられる特定の反応物は、金属 酸化物、ハロゲン化物、ホウフッ化物、炭酸塩、亜硝酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩 、硫化物、硫酸塩、および塩素酸塩を含む。無機塩のための好ましい金属は、ア ルカリおよびアルカリ土類金属、遷移金属、アルミニウム、亜鉛、カドミウム、 ならびに錫から選択される。好ましい遷移金属は、マンガン、鉄、ニッケルおよ びコバルトである。上述の金属、特にアルカリ、アルカリ土類、アルミニウムお よび好ましい遷移金属の複金属塩化物塩もまた有用である。以下、これらの反応 物は固体、塩または固体反応物と称することかある。カルシウムおよびハロゲン 化ス1〜ロンチウムが特に好ましい。
固体に吸着されて化合物を形成する、この発明のプロセスにおいて特に有用な気 体反応物は、アンモニア、水、メチルアミンおよびメタノールであり、アンモニ アは安定しており高いエネルギ錯体を形成するので特に適切である。
しかしなから、二酸化硫黄、他の低級アルカノール、ピリジン、アルキルアミン 、ポリアミンおよびホスフィン、ならびに少なくとも1つの自由電子対をイアす る他の極性を存する何らかの冷媒を用いてもよい。二酸化炭素もまた、金属酸化 物とともに有用である。これらの気体反応物は、以下冷媒と称する。特に好まし いアンモニア錯化合物は以下のとおりである。
BaC1,・0−8 (NH,)、CaCl2 ・4−8(NH3) 、Cac  L ’ 2−4 (NH2) 、5rCI21 8(NH5)、LtCl・0  3(NHz)、5rBr2−2−8 (NH,) 、CaBr2−2−6 ( NH,)、CoC1□ ・:l’−6(NH2)、NiCl2 ・2−6(NH ,) 、FeC1□ ’2−6 (NH2) 、FeBr2−2−6 (NH3 )、COBr2 ・2−6 (NHs )、N+Brz ・2 6 (NHs  ) 、AlCl3 ・3 5 (NH3)、CaCl2 ・0 1 (NHs) 、CaCL ・1 2(NH2) 、Cu5O,’ 2−4 (NH3) 、N aBF。
・0.5 2.5 (NHz )およびNaBr−0−5,25(NH,)。
上記の錯化合物では塩1モル当たりのアンモニアのモル数値か与えられるか、錯 体の中には所与のモル範囲がいくつかの配位結合ステップを含むものもある。し たがって、たとえばN a B F a化合物の場合には、所与の数値範囲内で いくつかの異なる反応ステップが起こる。しかしながら典型的には、実際を考虜 して使用可能なのは示された配位結合範囲の一部のみである。したかって、上記 の範囲は、当業者には理解されるであろうか、あくまでもおおよその範囲である 。
この発明に従うシステムを例示するための、1組のまたは一連の化合物の具体例 において、塩FeCIt 、5rBrz、SrCl*およびBaCl2が、1つ 以上の反応器内の別個の熱伝達領域または4つの別個の反応容器からなる熱ポン プにおいて使用される。化合物は上述のように、上述の塩のアンモニア配位子錯 化合物を含む。図1は、個別の定圧ステージ熱ポンプを実現するための装置の例 を概略的に示す。塩は、錯化合物配位子蒸気圧の連続する昇順で、それぞれ反応 器12.14.16および18に満たされる。したかって第1の反応器12はF eCl□て、反応器14は5rBr2て、反応器16は3 r CI 2で、反 応器I8はBaCl2て満たされる。この装置は、バーナ20、熱交換器22、 蒸発器24および凝縮器26を含み、さらに、反応器、凝縮器および蒸発器の間 でアンモニア気体を送るための適切なバルブおよび導管、反応器間で熱伝達流体 を送るためのバルブ52.54および56、ならびにシステム内で熱伝達流体を 送るための熱交換導管およびポンプを備える。サイクルの前半において、高温の 塩FeC1□を収容する反応器12は高い圧力にあり、5rC12を収容する反 応器16もまた高い圧力にある。反応器14および18は低い圧力にあり、反応 器18は13ac Itを収容し、反応器I4は5rC1*を収容する。
前半サイクルの間、バルブ52および56は、ポンプ19か反応器14および1 6を介して熱伝達流体を循環させ、それによって気体吸着の間に反応器14から 放出されたエネルギを反応器16内の固体反応物に伝達して、そこで起こる脱着 反応を推進するように位置される。バルブの設定およびバルブ15の適切な位置 決めて、反応器18内で吸着中に放出されたエネルギはHF出されるか、または 熱交換器22によって回収される。この熱交換サイクルの前半において、バルブ 25はアンモニア蒸気を反応器12およびI6から凝縮器26へ、および蒸発器 24から反応器14および18に送るように位置される。ポンプ17は、バーナ 20から反応器12へと熱伝達流体を循環させて、この反応器内の化合物の脱着 を推進する。
プロセスの後半サイクルの開始前に、短い復熱および温度シフトの段階か必要で ある。バルブの位置は、熱伝達のやりとりのために、反応器12および14が連 結され、反応器16および18か連結されるように変更される。熱伝達流体は、 連結された反応器の各対を介して供給され、より高温の反応器からより低温の反 応器に熱を伝達する。したがって、反応器12は冷却され、一方反応器14は加 熱される。反応器16は冷却され、一方反応器18は加熱される。これで、後半 サイクルの準備のための復熱および温度調整は終了する。
後半サイクルでは、バーナ20は使用されない。反応器14内の固体反応物は、 反応器12内の吸着反応からの熱に推進されて、その冷媒を脱着する。反応器1 8内の化合物は、反応器16内の化合物の吸着から放出された熱に推進されて、 脱着する。脱着反応からのアンモニアは凝縮器26に送られ、吸着反応のための アンモニアは蒸発器24から得られる。後半サイクルの終わりに、上述のような 復熱および温度調整の段階か再びとられて、前半サイクルを繰返すためにシステ ムを準備する。図1の装置はまた、反応器12および16、ならびに反応器14 および18をそれぞれ単一の容器に組合せるように変更してもよい、というのは いずれの対においても双方の反応器か常に同じ圧力にあるからである。4つの化 合物すべてか単一の反応器内に置かれて、各々か交互に高圧力および低圧力で動 作する2つのこのような反応器からなる熱ポンプであってもよい。
この発明に従う好ましい化合物を選択するにあたって、1以上のより蒸気圧の高 いステージにおいて使用するための、蒸気圧の最も高い化合物のうち好ましいも のは、CaC1,・4−8 (NH,)、CaCl2 ”2−4 (NH8)、 およびその混合物、5rC1t −t−g (NH,)、BaC1t ・o 8  (NH2)、LtCl−03(NH2)、5rBr2 ・2−8(NH3)、 CaBr2 ・2−6、FeCl2 ”2−6 (NH,)、COCl2−2− 6 (NH3)、NaBF4−o、 5−2.5 (NH2)およびNaBr・ 0−5.25 (NHs )である。1以上のより蒸気圧の低いステージで用い られる好ましい化合物は、個々にまたは組合せて使用される、S r CI 2  ・1−8(NH= ) 、CaC1□ + 2 4 (NH2) 、LtCl  ・0 3 (NH2)、5rBr2 ・2 8 (NH2)、CaBr2 ” 2−6 (NH3) 、FeCIz ’2−6 (NHl)、およびCOCl2  ・2 6 (NH2) 、CoBr2”2−6 (NHs ) 、NiC1□  ’2−6 (NH,) 、Cu5o4−2−4 (NH2) 、およびCaC l、・0 1(NH,) 、およびCaCl2 −1−2 (NH3’)である 。
化合物の最も好ましい分類は、低温のステージ、すなわち蒸気圧の最も高い化合 物においては、Ca CI 2 ・4−8 (NH3)、CaC]2 ” 2− 4 (NH,) 、またはその組合せ、または5iCI2 ・1−8(NH,) であり、中間のステージにおいてはCaBr2 ・2−6 (NH,)を用い、 高温(低圧)ステージにおいては、Ca C12・0−1 (NH3) 、Ca CL ’ 1−2 (NHs )またはその混合物を用いる。
この発明の重要な特徴および利点は、発熱吸着反応によって発生される熱か吸熱 脱着反応を推進するための反応器に送られるように、吸着および脱着反応をステ ージングすることにある。この発明に従えば、異なる反応器にある異なる錯化合 物は、吸着圧力において蒸気圧のより低い化合物の吸着温度か、脱着圧力におい て次に蒸気圧の高い化合物の脱着温度よりも少なくとも8°C高いように、気体 反応物蒸気圧の昇順に使用される。したかつて、化合物と熱のやりとりをしなか ら反応器間で熱伝達流体を送るためのラインは、蒸気圧のより低い化合物から蒸 気圧のより高い化合物に流体か連続して送られるようにされている。
上述の錯化合物は、図1に示されるように、そこで冷媒か気体/液体相変化を行 なう1つ以上の凝縮器および1つ以上の蒸発器を含む受け手段を組入れる、熱活 性される熱ボンブシステj、において使用されてもよく、または米国特許第5, 079,928号に開示されるように、受は手段か蒸発器および凝縮器に代わっ て、冷媒を吸着(吸収)および脱着するための反応器を含むシステムにおいて用 いられてもよい。単一の蒸発器および単一の凝縮器か用いられる場合には、冷媒 はすへての脱着反応器から凝縮器に、および蒸発器からすへての吸着反応器に向 けられる。複数の蒸発器または複数の凝縮器か用いられる場合には、蒸発器の各 々は異なる温度で動作し、各凝縮器についても異なる温度て動作する。液体蒸気 収着サイクルまたはタービンまたは池の膨張手段等のパワー発生装置を含む池の 受け手段か使用されてもよい。さらに、このタイプのステージングシステムは、 熱エンジンの側ではなく熱ポンプて用いられて、所与の圧力比での温度上昇を増 大するか、または所与の上昇についての圧力比を減少するように用いられてもよ い。この態様で使用されると、このシステムは、機械または熱コンプレッサのい ずれでも駆動され得る。上述の特許出願にも記載されているように、熱ポンプス テージングに関して、錯化合物は、高い反応圧力で吸着温度のより低い化合物の 吸着温度か、低い反応圧力で吸着温度が次に高い化合物の脱着温度よりも少なく とも8°C高くなるように、それぞれ同じ吸着および脱着圧力での吸着温度の昇 順に選択され、配置される。
蒸気レキュペレータ この発明に従えば、反応器への、そして反応器からの冷媒の流路に沿って位置さ れる熱交換器を含む蒸気レキュペレータによって、動作係数(COP)および特 定の冷却能力の上昇が提供される。図1に示されるように、蒸気レキュペレータ 40は好都合に、それぞれ蒸発器24および凝縮器26と反応器との間の導管3 8および39に沿って位置される。このような位置で、レキュペレータ40は、 反応諾と凝縮器との間を流れる冷媒蒸気の流れと、蒸発器と反応器との間を流れ る冷媒蒸気の流れとの間での熱交換を与える。このようなレキュペレータを組込 むことによって、脱着反応器から凝縮器に流れる過熱蒸気は、蒸発器から吸着反 応器に送られる比較的低温の蒸気によって冷却される。
脱着反応を終える過熱された冷媒から回収されるエネルギは、典型的には蒸発器 を出て発熱吸着を行なう低温の気体冷媒に伝達されるため、システムの熱効率は 上昇する。蒸気レキュペレータはまた、有利に反応器(ステージ)間に、または 代替的に最も圧力の高い反応器と凝縮器および蒸発器との間に設置されてもよい 。次に高温の反応器から出る冷媒蒸気は、次に低温の蒸気反応器に入る蒸気を加 熱するために使用される。種々のレキュペレータの配置を組合せること、たとえ は最も圧力の高い反応器と凝縮器/蒸発器との間、および/または2つのより低 いステージ反応器間等に置くことかしばしば望ましい。
図2に示される実施例において、反応器55および57か、図1の冷媒相変化装 置において用いられる蒸発器および凝縮器構成要素に代わる。このような反応器 は、ステージング反応器72.74および76からそれに送られる冷媒を交互に 吸着(吸収)および脱着するだめの固体または液体溶液を含む。反応器55およ び57は、交互の化学吸着反応からエネルギを回収するために熱交換器(図示せ ず)と協働する。蒸気レキュペレータ40は、この実施例ても図1と同様に機能 し、ステージング脱着反応器から吸着反応器(55または57)に送られる過熱 された冷媒蒸気を、脱着反応器(55または57)からステージング吸着反応器 に送られる比較的低温の蒸気によって冷却する。
液体サブクーラ この発明の別の実施例において、蒸発器および凝縮器を組入れる冷媒相変化装置 において液体サブクーラが使用される。図3に示されるように、液体−蒸気熱交 換器を含む液体サブクーラ42が、凝縮器から導管33を通ってエキスパンショ ンバルブ31に流れる液体冷媒を、蒸発器24から出る比較的低温の蒸気によっ て冷却するために設けられる。好都合には、液体サブクーラ42は、凝縮器26 と蒸発器24との間のエキスパンションバルブ31または他の気体膨張手段の凝 縮器側に、導管33および38に沿って位置され、それによってこれらの流体の 流れは熱をやりとりし、その間で熱か伝達され得る。この熱伝達によって、導管 33内の液体冷媒は蒸発器からの導管38内の比較的低温の蒸気に対して熱交換 によって予冷却(subco。
1)され、それによって液体のより少ない部分が等エンタルピー膨張によって急 速に気化し、システムに送られる冷媒流体の量に基づくシステムの冷却効率およ び能力か増す。
サブクーラのさらなる利点は、蒸発器から吸着反応器への蒸気の流れて与えられ るエネルギを増加し、それにより脱着反応を推進するのに必要なプライムエネル ギの量を最終的に減することである。したかって、冷却能力およびCOPの両方 か増す。
図4には、蒸気レキュペレータ40および液体サブクーラ42の両方を組入れる 装置の例か示される。
図2はまた、反応器内の塩におよびそれから熱伝達流体を送るために複数の回路 を用い、熱伝達流体が反応器内を通る実施例を示す。反応器において複数の回路 を用いることて、異なる熱伝達流体およびこれらの流体の異なる相を用いること かできる。たとえは、反応器72は脱着段階中に炉71からの排気または煙道ガ スで直接点火されてもよく、吸着段階の間に熱を排出するまたは除去するために 異なる流体または他の熱伝達流体か用いられてもよい。反応器および化合物のス テージングにおいて必要な熱交換の温度に対して高い熱伝達係数を維持するため に、異なる回路に複数の異なる熱伝達流体か用いられてもよい。特定のおよび異 なる熱伝達流体の使用を、反応相て達成される温度範囲および塩の異なる絹合せ に依存して、システムに合わせてもよい。熱伝達流体は、そのようなシステムで 用いられるときのそれらのそれぞれの熱伝達特性を最適に利用するように選Uく され得る。さらなる例として、示される3つの塩のシステムにおいて、反応器7 2内の高温の塩は、炉7Iからの高温の流体で加熱される、または直接点火され ることによって脱着されてもよく、高温の塩の吸着および中位の温度の化合物の 脱着の際に高温の反応器72から中温の反応器74に熱を伝達するのに、ダウサ ーム・ジエイ(Dowtherm J■)等の相変化熱伝達媒体か用いられても よい。中間ステージ反応器から低ステージ反応器76にエネルギを伝達するのに 水か用いられてもよく、相変化または供給される熱伝達のいずれも実用的であり 、反応器76内の低温塩から熱交換器70(排熱)に熱を伝達するのに相変化ア ンモニアか用いられてもよい。4つの相いれない流体をこのように使用するには 、各反応器において2つの回路が必要である。このような複数の回路はまた、炉 71または外の廃棄物からの高温の排気ガスを活用する、またはこのように加熱 された流体を反応器に送ることによって熱源をI井除するためにも用いることか てきる。ステージサイクルは、ステージングに必要なすへての熱交換温度に対し て優れた伝達特性を維持するために、2つまたは3つの異なる熱伝達流体および /または相変化熱伝達流体を用いてもよい。この発明の範囲内のこれらのおよび 他の利点は、当業者には明らかになるであろう。
補正書の写しく翻訳力提出書(特許法第184条の8)平成 6年 6月16佃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つまたはそれ以上の複数の反応チャンバを含み、前記チャンバの各々はそ の中に固体反応吸着剤とそれに吸着される気体反応物とを含む異なる化合物を有 し、前記化合物の各々は、その中の気体反応物の濃度に実質的に依存しない異な る気体反応物蒸気圧を有し、前記気体反応物は、アンモニア、水、二酸化炭素、 二酸化硫黄、低級アルカノール、アルキルアミン、ポリアミン、ホスフィンまた は少なくとも1つの自由電子対を有する極性冷媒を含み、前記固体反応物は、金 属酸化物、ハロゲン化物、炭酸塩、シュウ酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫化物もし くは硫酸塩を含む無機塩または塩化物を含む無機塩であり、前記金属は、アルカ リ金属、アルカリ土類金属、遷移金属、アルミニウム、亜鉛、カドミウム、また は錫を含み、前記塩化物はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウム、マ ンガン、鉄、ニッケルまたはコバルトの複金属塩化物を含み、さらに熱を少なく とも1つの前記チャンバに導入するための加熱手段と、熱伝達流体を前記反応チ ャンバに、およびそこから供給するための手段と、熱伝達流体を前記反応チャン バを通ってその中の前記化合物と熱のやりとりをしながら送るための手段とを含 み、それによって発熱反応からの熱が吸熱反応を推進するための反応チャンバに 送られ、さらに 比較的加熱された気体反応物を1つ以上の脱着反応チャンバから受ける手段に送 り、かつ比較的低温の気体反応物を受ける手段から1つ以上の吸着反応チャンバ に送るための流れ送り手段と、 前記流れ送り手段と協働して、前記加熱された気体反応物と前記比較的低温の気 体反応物との間で熱を伝達させるための熱交換器とを含む、装置。 2.前記受ける手段は、前記比較的加熱された気体反応物を受けるための1つ以 上の凝縮器と、比較的低温の気体反応物を供給するための1つ以上の蒸発器とを 含む、請求項1に記載の装置。 3.前記受ける手段が、前記気体反応物を吸着するおよび脱着するための手段を 含む、請求項1に記載の装置。 4.2つまたはそれ以上の複数の反応器を含み、その各々がその中に固体反応物 吸着剤とそれに吸着される気体反応物とを含む異なる化合物を有し、前記化合物 の各々は、その中の気体反応物の濃度に実質的に依存しない異なる気体反応物蒸 気圧を有し、前記気体反応物は、アンモニア、水、二酸化炭素、二酸化硫黄、低 級アルカノール、アルキルアミン、ポリアミン、ホスフィンまたは少なくとも1 つの自由電子対を有する極性冷媒を含み、前記固体反応物は、金属酸化物、ハロ ゲン化物、炭酸塩、シュウ酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫化物、もしくは硫酸塩を 含む無機塩または塩化物を含む無機塩であり、前記金属は、アルカリ金属、アル カリ土類金属、遷移金属、アルミニウム、亜鉛、カドミウム、または錫を含み、 前記塩化物は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウム、マンガン、鉄 、ニッケルまたはコバルトの複金属塩化物を含み、さらに熱を少なくとも1つの 前記反応器に導入するための加熱手段と、熱伝達流体を前記反応器におよびそれ から供給するための手段と、熱伝達流体を前記反応器を通ってその中の前記化合 物と熱のやりとりをしながら送るための手段とを含み、それによって発熱反応か らの熱が吸熱反応を推進するための反応器に送られ、さらに 前記化合物から脱着された気体反応物を凝縮するための1つ以上の凝縮器と、前 記気体反応物を前記反応器から前記凝縮器に送るための第1の手段と、 前記気体反応物のための1つ以上の蒸発器と、前記気体反応物を前記蒸発器から 前記反応器に送るための第2の手段と、 凝縮された気体反応物を前記凝縮器から前記蒸発器に送るための第3の手段と、 前記第2の手段および前記第3の手段と協働して、熱をその間で伝達させるため の熱交換器とを含む、装置。 5.熱伝達流体を前記反応チャンバを通って送るための前記手段が、前記反応チ ャンバ内の吸着および脱着反応の間に、それを通って前記化合物と熱のやりとり をしながら異なる熱伝達流体を送ることのできる複数のチャネル手段を含む、請 求項1ないし4に記載の装置。 6.前記第1の手段および前記第2の手段と協働して、その間で熱を伝達させる ための熱交換器を含む、請求項4に記載の装置。 7.前記化合物の少なくとも1つが、 CaCl2・4−8(NH3)、CaCl2・2−4(NH3)、またはまたは その混合物、SrCl2・1−8(NH3)、BaCl2・0−8(NH3)、 LiCl・0−3(NH3)、SrBr2・2−8(NH3)、CaBr22− 6(NH3)、CoCl2・2−6(NH3)、CoBr2・2−6(NH2) 、NiCl2・2−6(NH,)、FeCi2・2−6(NH3)、CuSO4 ・2−4(NH3)、NaBF4・0.5−2.5(NH3)、NaBr・0− 5.25(NH3)、またはCaCl2・0−1(NH3)、CaCl2・1− 2(NH3)またはその混合物である、請求項1、4または6に記載の装置。 8.2つまたはそれ以上の複数の反応チャンバを含み、前記チャンバの各々は、 固体反応物吸着剤とそれに吸着される気体反応物とを含む異なる化合物をその中 に有し、前記化合物の各々は、その中の気体反応物の濃度に実質的に依存しない 異なる気体反応物蒸気圧を有し、さらに前記化合物は、昇順の気体反応物蒸気圧 を有し、吸着圧力で蒸気圧がより低い化合物の吸着温度は、脱着圧力で蒸気圧か 次に高い化合物の脱着温度よりも少なくとも8℃高く、 前記気体反応物は、アンモニア、水、二酸化炭素、二酸化硫黄、低級アルカノー ル、アルキルアミン、ポリアミン、ホスフィン、または少なくとも1つの自由電 子対を有する極性冷媒を含み、前記固体反応物は、金属酸化物、ハロゲン化物、 炭酸塩、シュウ酸塩、硝酸塩、硫化物もしくは硫酸塩を含む無機塩または塩化物 を含む無機塩であり、前記金属は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属 、アルミニウム、亜鉛、カドミウムおよび錫を含み、前記塩化物は、アルカリ金 属、アルカリ土類金属、アルミニウム、マンガン、鉄、ニッケルまたはコバルト の複金属塩化物を含み、さらに 熱伝達流体を前記反応チャンバに、およびそれから送るための手段を含み、それ によって発熱吸着反応からの熱が、吸熱脱着反応を推進するための反応チャンバ に送られ、さらに前記反応チャンバから熱を選択的に回収するおよび/または吸 着するための熱交換手段と、 単一の凝縮器、および気体反応物を前記反応チャンバの各々から前記凝縮器に送 るための導管手段、または各々が異なる温度で動作する2つ以上の凝縮器を含む 凝縮器手段と、 単一の蒸発器、および気体反応物を前記蒸発器から前記反応チャンバの各々に送 るための導管手段、または各々が異なる温度で動作する2つ以上の蒸発器を含む 蒸発器手段とを含み、 蒸気圧の最も高い化合物は、 CaCl2・4−8(NH2)、CaCl2・2−4(NH3)、またはその混 合物、SrCl2・1−8(NH3)、BaCl2・0−8(NH3)、LiC l・0−3(NH3)、SrBr2・2−8(NH3)、CaBr2・2−6( NH3)、FeCl2・2−6(NH3)、CoCl2・2−6(NH3)、お よびNaBF4・0.5−2.5(NH3)またはNaBr・0−5.25(N H3)を含む、装置。 9.1以上の蒸気圧がより低い化合物は、SrCl3・1−8(NH3)、Ca Cl2・2−4(NH3)、LiCl・0−3(NH3)、SrBr2・2−8 (NH3)、CaBr2・2−6(NH3)、FeCl2・2−6(NH3)、 NiCl2・2−6(NH3)、CoCl2・2−6(NH3)、CoBr2・ 2−6(NH3)、CuSO4・2−4(NH3)、またはCaCl2・0−1 (NH3)、CaCl2・1−2(NH3)またはその混合物を含む、請求項8 に記載の装置。 10.3つ以上の複数の反応器を含み、前記反応器の各々はその中に前記化合物 の異なる1つを有し、熱を少なくとも1つの前記反応器に導入するための手段と 、熱伝達流体を前記反応器に、およびそれから供給するための手段と、熱伝達流 体を前記反応器を通ってその中の化合物と熱のやりとりをしながら送るための手 段とを含み、それによって発熱反応からの熱が吸熱反応を推進するための反応器 に送られ、さらに 気体反応物を前記反応器に、およびそれから送るための手段と、 前記熱伝達流体を加熱および/または冷却し、かつそこから熱を選択的に回収お よび/または吸着するための熱交換手段とを含み、 蒸気圧の最も高い化合物は、 CaCl2・4−8(NH3)、CaCl2・2−4(NH3)、その混合物、 またはSrCl2・1−8(NH3)、BaCl2・0−8(NH3)またはN aBF4・0.5−2.5(NH3)を含む、請求項8に記載の装置。 11.中間ステージ蒸気圧化合物は、CaBr2・2−6(NH3)である、請 求項10に記載の装置。 12.第3の蒸気圧のより低い化合物は、CaCl2・0−1(NH3)、Ca Cl2・1−2(NH3)またはその混合物を含む、請求項10または11に記 載の装置。 13.蒸気圧の最も低い化合物が、NiCl2・2−6(NH3)である、請求 項10、11または12に記載の装置。 14.1つ以上のより低いステージ蒸気圧の化合物が、SrCl2・1−8(N H3)、CaCl2・2−4(NH3)、LiCl・0−3(NH3)、SrB r2・2−8(NH3)、CaBr2・2−6(NH3)、FeCl2・2−6 (NH3)、CoCl2・2−6(NH3)、FeBr2・2−6(NH2)、 NiCl2・2−6(NH2)、CoBr2・2−6(NH3)、CuSO4・ 2−4(NH3)、NaBF4・0.5−2.5(NH3)、NaBr・0−5 .25(NH3)、またはCaCl2・0−1(NH3)、CaCl2・1−2 (NH3)またはその混合物を含む、請求項10に記載の装置。 15.3つ以上の複数の反応器を含み、前記反応器の各々はその中に前記化合物 の異なる1つを有し、熱を少なくとも1つの前記反応器に導入するための手段と 、熱伝達流体を前記反応器に、およびそれから供給するための手段と、熱伝達流 体を前記反応器を通ってその中の前記化合物と熱のやりとりをしながら送るため の手段とを含み、それによって発熱反応からの熱が吸熱反応を推進するための反 応器に送られ、さらに 前記反応器に、およびそれから気体反応物を送るための手段と、 前記熱伝達液体を加熱および/または冷却し、かつそこから熱を選択的に回収お よび/または吸着するための熱交換手段とを含み、 前記反応器の少なくとも1つの中の前記化合物は、ハロゲン化カルシウムまたは ハロゲン化ストロンチウムを含む、請求項8に記載の装置。 16.機械または圧力駆動される熱ポンプ装置であって、2つまたはそれ以上の 複数の反応チャンバを含み、前記チャンバの各々は、固体反応物吸着剤とそれに 吸着される気体反応物とを含む異なる化合物をその中に有し、前記化合物の各々 は、その中の気体反応物の濃度に実質的に依存しない異なる気体反応物蒸気圧を 有し、さらに前記化合物は、それぞれ同じ吸着および脱着圧力で昇順の吸着温度 を有し、高い反応圧力で吸着温度のより低い化合物の吸着温度は、低い反応圧力 で次に吸着温度の高い化合物の脱着温度よりも少なくとも8℃高く、前記気体反 応物は、アンモニア、水、二酸化炭素、二酸化硫黄、低級アルカノール、アルキ ルアミン、ポリアミン、ホスフィンまたは少なくとも1つの自由電子対を有する 極性冷媒を含み、前記固体反応物は、金属酸化物、ハロゲン化物、炭酸塩、シュ ウ酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫化物もしくは硫酸塩を含む無機塩または塩化物を 含む無機塩であり、前記金属は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属、 アルミニウム、亜鉛、カドミウムまたは錫を含み、前記塩化物は、アルカリ金属 、アルカリ土類金属、アルミニウム、マンガン、鉄、ニッケルまたはコバルトの 複金属塩化物を含み、さらに 熱伝達流体を前記反応チャンバに、およびそれから送るための手段を含み、それ によって発熱吸着反応からの熱が、吸熱脱着反応を推進するための反応チャンバ に送られ、吸着温度の最も低い化合物は、 CaCl2・4−8(NH2)、CaCl2・2−4(NH3)、その混合物、 SrCl2・1−8(NH3)、BaCl2・0−8(NH3)、LiCl・0 −3(NH3)、SrBr2・2−8(NH3)、CaBr2・2−6(NH2 )、FeCl2・2−6(NH3)、CaCl2・2−6(NH3)、NaBF 4・0.5−2.5(NH3)、またはNaBr・0−5.25(NH2)を含 む、装置。 17.吸着温度のより高い化合物の1つは、CaCl2・0−1(NH3)、C aCl2・1−2(NH3)、その混合物、またはCaBr2・2−6(NH3 )を含む、請求項16に記載の装置。 18.固体−蒸気化合物をステージングするためのプロセスであって、 固体反応物吸着剤およびそれに吸着される気体反応物を含む2つ以上の複数個の 異なる化合物を選択するステップを含み、前記化合物の各々は、気体反応物の濃 度に実質的に依存しない異なる気体反応物蒸気圧を有し、さらに前記化合物の異 なる1つを複数の反応器の異なる1つに配置するステップと、 第1の反応サイクルにおいて、前記反応器の第1の部分を第1の圧力となる温度 で動作させるステップとを含み、それによってその中の前記化合物は前記気体反 応物を吸熱反応で脱着し、さらに前記反応器の前記第2の部分を第2の圧力で動 作させ、それによってその中の前記化合物は発熱反応で前記気体反応物を吸着し 、さらに第2の反応サイクルにおいて、前記反応器の前記第1の部分を前記第2 の圧力で動作させ、それによってその中の前記化合物は発熱反応で前記気体反応 物を吸着し、さらに前記反応器の前記第2の部分を前記第1の圧力となる温度で 動作させ、それによってその中の化合物は吸熱反応で前記気体反応物を脱着し、 さらに 発熱反応からの熱の少なくとも一部を吸熱反応を推進するための反応に送るステ ップと、 前記脱着反応器から放出された気体反応物を凝縮器または前記気体反応物を受け るための手段に送るステップと、蒸発器からまたは受ける手段からの気体反応物 を吸着反応器に送るステップとを含むプロセスにおいて、改良点は、前記気体反 応物の第1の流れを脱着反応器から凝縮器または受ける手段に送るステップと、 気体反応物の第2の流れを蒸発器または受ける手段から吸着反応器に熱交換器を 介して同時に送るステップと、前記第1および第2の流れの間で熱を交換するス テップとを含む、プロセス。 19.凝縮された気体反応物の液体の流れを凝縮器から蒸発器に送るステップと 、気体反応物の気体の流れを蒸発器から吸着反応器に熱交換器を介して同時に送 るステップと、前記液体の流れと前記気体の流れとの間で熱を交換するステップ とを含む、請求項18に記載のプロセス。
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