JPH07501114A - Ｕ字型錠の安全スペーサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称＝Ｕ字型錠の安全スペーサ 光更辺分Ｉ この発明は、錠（ｌｏｃｋｓ）の分野に関する。より具体的には、この発明は一 般的に自転車用に用いられるＵ字型錠に関する。

光匪卑１遣 Ｕ字型錠は、一般的には、自転車の盗難防止のために、自転車を動けなくするた めに用いられる。通常、自転車のライダーは、フレームと少なくとも１つの車輪 をポストに掛止して自転車を動けなくする。熟練したライダーは、掛止するため に自転車の前輪を取り外すことがある。

Ｕ字型錠は、一般的には、Ｕ字状に形成した棒材と、着脱可能なヘッダ一部を有 している。へ・ソダ一部は矩形の棒材で、受は孔とロック孔を有しており、６孔 はへ・ノダ一部の両端部から約１インチの間隔を有している。回転錠がヘッダー の端部に嵌め込まれる。

Ｕ７棒は金属棒材をＵ字状に形成したもので、アーム部どうしは４〜６インチ離 間している。第１のアームは９０度屈曲して約１インチ長さの突起部を形成して いる。

第２のアームはヘッダ一部の回転錠に適合するように形成される。

Ｕ字型錠をロックするには、突起部を受け孔に挿入し、Ｕ７棒とヘッダ一部を、 ９０度屈曲部の周囲で互いに回転させることにより、突起部全体がヘッダ一部の 内部に押し込まれ、Ｕ７棒の第２端部がロック孔に進入する。次に、回転錠をキ ーによって作動させて、錠の第２端部がヘッダ一部から外れないようにし、施錠 状態を維持することができる。

使用に際し、Ｕ７棒の端部は習慣的に、ポストの周りと、自転車のフレームとタ イヤ（片方又は両方）の部分の周りに通される。ライダーが自転車を係止させよ うとするポストの厚さを予測することはできない。さらに、自転車は、フレーム チューブ、フレームチューブを離間させるタイヤと車輪に応じて様々なサイズが ある。Ｕ字型錠はまた、自動二輪車、ボート、ジェットスキーその他の物体をロ ックするのにも使用される。

このような錠のＵ７棒は、自転車のタイヤとポストの合計長よりも長くなる可能 性がある。この余分の長さが長すぎると、無法者が、Ｕ７棒のアーム部の間に自 動車用ジヤツキを挿入することができる。ジヤツキは自動車の重量を持ち上げる ことができるように設計されているから、錠を開けて、Ｕ字型錠を簡単につぶせ るほど強力である。熟練した泥棒であれば、ジヤツキをＵ字型錠のスペースに合 わせて予め調整しておき、ジヤツキをただ伸張させるだけで、約２０秒もあれば 盗み出すことができる。

光匪ｑ叉盾 安全度をさらに高めるために、Ｕ字型錠（１６）に安全スペーサ（２４）を使用 する。Ｕ字型錠はＵ字状の棒材とヘッダ一部を有している。Ｕ字型錠のアーム部 がロックされるべき物体よりも十分に長いとき、物体とヘッダ一部との間に形成 されるギャップが広くなるため、泥棒がアーム間にジヤツキを挿入して錠を壊す 場合がある。ジヤツキを挿入できないようにするため、安全スペーサを用いてギ ャップを塞ぎ、該スペーサをヘッダ一部によって保持する。安全スペーサは、金 属棒の両端に楕円形の筒体を繋いだものが望ましい。

区血曵町単μ輩朋 図１は、本発明の望ましい実施例を、Ｕ字型錠と自転車の一部と共に使用したと きの状態を示す斜視図である。

図２は、本発明の望ましい実施例にかかる単一スペーサを、自転車をポストにロ ックするためのＵ字型錠と共に使用したときの状態を示す平面断面図である。

図３は、本発明の望ましい実施例にかかる２個のスペーサを、自転車をポストに ロックするためのＵ字型錠と共に使用した状態を示す平面断面図である。

図４は、本発明の望ましい実施例とＵ字型錠との関連を一部分解して示す斜視図 である。

図５は、本発明の望ましい実施例の正面図である。

図６は、本発明の第１の他の実施例の正面図である。

図７は、本発明の第２の他の実施例の正面図である。

図８は、本発明の第３の他の実施例の正面図である。

図９は、本発明の第４の他の実施例の正面図である。

図１０は、本発明の第５の他の実施例の正面図である。

望ましい実施　の−　な説日 図１は、本発明の望ましい実施例を、Ｕ字型錠と自転車の一部と共に使用したと きの状態を示す斜視図である。

自転車フレーム（ｌＯ）の一部と車輪（１２）が、Ｕ字型錠（１６）を用いてポ ール（１４）にロックされる。なお、ポールは、自転車をロックできる任意の物 体であって、パーキングメータ、自転車のラック、木、道路標識等を挙げること ができる。Ｕ字型錠はＵ７棒（１８）とヘッダ一部（２０）を有している。図２ は、図１の２−２線に沿う平面断面図である。

自転車フレーム（ｌＯ）とＵ字型錠（１６）のヘッダ一部（２０）との間の距離 （２２）は、ジヤツキを挿入できるほど十分に大きい。ジヤツキは、Ｕ７棒のア ーム部の間で展開することができるから、Ｕ字型錠を破壊して、自転車を盗むこ とができる。

このような盗難を防ぐために、Ｕ字棒の２本のアームに安全スペーサ（２４）を 配置してギャップ（２２）を塞ぎ、アームとアームの間にジヤツキを挿入できな いようにする。

次に、ヘッダ一部をＵ７棒に取り付けてロックすることにより、安全スペーサ（ ２４）は適所に保持される。このようにして、Ｕ字型錠の破壊は防止され、盗難 防止となる。

ギャップ全体を完全に塞ぐ必要はなく、通常の場合、完全に塞がない。一般的に は、ギャップを３７４インチ以下にすれば、盗難を防止するのに十分であり、ギ ヤ・ツブは実質的に塞がっているといえる。

ギャップの大きさは変動する。例えば、図３は、図２と同じＵ字型錠（１６）を 示しているが、自転車（ＩＯＡ）は、自転車（ｌＯ）よりも幅が狭く、ポール（ １４Ａ）は、図２に示すポール（１４）よりも直径が小さい。従って、ギヤ・ツ ブ（２２Ａ）は図２のギャップ（２２）よりも広い。ギヤ・ツブ（２２Ａ）の幅 が十分に広い場合、ライダーは図３に示すように安全スペーサ（２４）を２つ用 いることができる。また、安全スペーサ（２４）の幅寸法を変えて作ることもで きる。

図２及び図３に示す安全スペーサ（２４）は、Ｕ字型錠（１６）のヘッダ一部（ ２０）の直ぐ近傍に取り付けられている。

これは、必ずしもそうである必要はない。安全スペーサ（２４）は、錠の端部と ポールの間、ポールと自転車の間、又は任意の組合せ位置に用いることもできる 。

図４は、安全スペーサ（２４）の望まＩ、い実施例の斜視図を示している。安全 スペーサ（２４）の２つの端部は、Ｕ字型錠（１６）のアームを夫々挿入できる 孔を有している。孔付端部は楕円形の筒体（２６）に形成される。プロ・ツク棒 （２８）は、孔付端部間のギャップに跨がって、２つの楕円形筒体（２６）を連 結している。安全スペーサ（２４）のプロ・ツク棒（２８）は、Ｕ字型錠（１６ ）のアームの間にジヤツキが挿入されるのを防ぐ役割を果たす。

筒体（２６）の形状は、楕円形が望ましい。楕円形は、使用材料が最も少なくて 済み、Ｕ字型錠（１６）のアームの突起部を孔付端部の中に容易に挿入できるか らである。筒体は他の形状のものを用いても、同じ機能を果たすことができるこ とは勿論である。安全スペーサ（２４）をＵ字型錠（１６）に取り付けるには、 まず最初に安全スペーサ（２４）の一方の孔付端部に突起部を挿入し、Ｕ字型錠 と安全スペーサ（２４）を、９０度屈曲部の周りで互いに回転させた後、Ｕ字型 錠の第２アームを他方の孔付端部に挿入する。

安全スペーサ（２４）は、スチールから形成するのが望ましい。同じような長さ のスチール管を楕円形に変形し、鎖管にスチール板を溶接し、図４に示す構造を 形成する。

このようにして作製されたスペーサ（２４）は、ペイント、液体ビニル等のポリ マーの槽に浸漬し、美感向上のためのコーティングを施す。コーティングを施す ことによって、安全スペーサ（２４）による自転車の塗装面の引掻き傷を少なく することができる。

安全スペーサ（２４）の他の製造法として、長いスチール管をプレート板に溶接 することもできる。溶接したスチール管を圧縮ローラの間に挿入して、楕円形に 変形させる。次に、適当長さの安全スペーサ（２４）に切り取ればよい。

Ｕ字型錠（１６）の強度は、安全スペーサ（２４）を用いることによって高めら れることが実験的にわかっている。実際、２個の安全スペーサ（２４）のＵ字型 錠（１６）にジヤツキを作用させると、Ｕ字型錠よりもジヤツキの方が破損した 。安全スペーサ（２４）を用いると盗難を防止することはできるが、ギャップが 十分に大きいと、依然としてジヤツキを挿入できる。

図５は、本発明の望ましい実施例の正面図である。本発明は、端部の孔を他の形 状にして実施できることは明らかである。図６は本発明の第１の他の実施例を示 しており、孔は円形である。図７は本発明の第２の他の実施例を示しており、孔 は扁平な円形である。図８は本発明の第３の他の実施例を示しており、孔は矩形 である。

図９は本発明の第４の他の実施例を示しており、スペーサはループである。この 実施例は、前記実施例よりも材料の使用量が多くなる。また、Ｕ字型錠の端部を 滑り落ちてしまうので、Ｕ字型錠の端部とポールとの間では使用することができ ない。

図１０は本発明の第５の他の実施例を示している。棒材の両端部は、ドリル加工 等により、Ｕ字型錠のアームが嵌まる孔を形成している。この実施例では、前述 の実施例よりも材料を多く必要とするが、強度は最も太きい。

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. （１）２本のアーム付Ｕ字状の棒とヘッダー部を有するＵ字型綻と共に使用され る装置であって、アームは掛止されるべき物体よりも長いため、Ｕ字型錠とヘッ ダー部との間にギャップができる場合があり、装置は、ａ）各アームに対して取 外し可能に連結され、ギャップを実質的に塞ぐためのスペーサ手段と、ｂ）各ア ームの端部に連結され、スペーサ手段がＵ字型錠から外れないようにするための ヘッダー手段を備えている。
2. （２）スペーサ手段は、 ａ）アームを収容する一対の筒体と、 ｂ）２つの筒体を互いに連結するための手段を備えている請求項１に記載の装置 。
3. （３）連結手段は金属板である請求項２に記載の装置。
4. （４）筒体は楕円形である請求項２に記載の装置。
5. （５）スペーサ手段は、アームの周囲を通すことはできるが、ヘッダー部を通す ことはできない大きさのループである請求項１に記載の装置。
6. （６）２本のアーム付Ｕ字状の棒と、掛止可能かつ取外し可能なヘッダー部を有 する方式のＵ字型錠の改良であって、アームは、Ｕ字型錠によって動かないよう にされるべき物体の中又は周囲に通され、アームは、Ｕ字型錠によって動かない ようにされるべき物体よりも長いため、物体とヘッダー部との間にギャップがで きる場合があり、改良したのは、ギャップを塞ぐためのスペーサ手段と、該スペ ーサ手段をＵ字型錠から外れないようにするための手段を配備したことにある。
7. （７）スペーサ手段は、 ａ）アームを収容するための一対の孔付部材と、ｂ）２つの筒体を互いに連結す るための手段を備えている請求項６に記載の装置。
8. （８）連結手段は金属板である請求項７に記載の装置。
9. （９）筒体は楕円形である請求項７に記載の装置。
10. （１０）スペーサ手段は、アームの周囲を通すことはできるが、ヘッダー部を通 すことはできない大きさのループである請求項７に記載の装置。
11. （１１）ａ）２本のアームが離間しており、両アーム間にスペースが形成される Ｕ字状の棒と、 ｂ）１本のアームを収容できるようにした孔付端部を２つ有し、両端部間に連結 されてスペースの一部を塞ぐためのスパン手段を有する、取外し可能な少なくと も１つのスペーサ装置と、 ｃ）１本のアームの端部を収容できる孔を２つ有し、スペーサがＵ字棒から外れ ないようにするためのヘッダー部 を備えているロック装置。
12. （１２）スペーサ手段は、 ａ）アームを収容する一対の筒体と、 ｂ）２つ筒体を互いに連結するための手段を備えている請求項１１に記載の装置 。
13. （１３）連結手段は金属板である請求項１２に記載の装置。
14. （１４）筒体は楕円形である請求項１２に記載の装置。
15. （１５）スペーサ手段は、アームの周囲を通すことはできるが、ヘッダー部を通 すことはできない大きさのループである請求項１１に記載の装置。
16. （１６）２本のアームを有し、両アーム間にスペースが形成されるＵ字状の棒と 、該アームに対して取外し可能に繋がれるヘッダー部とを備えるＵ字型錠に使用 される装置であって、アームは、掛止されるべき物体よりも長いため、Ｕ字型錠 とヘッダー部との間にギャップができる場合があり、装置は、各アームに対して 取外し可能に連結され、ギャップを実質的に塞ぐためのスペーサを備えており、 該スペーサは、アームを収容できる大きさの孔付端部と、両端部間に連結されて スペースの一部を塞ぐためのスパン手段を有している。
17. （１７）スペーサ手段は、 ａ）アームを収容する一対の筒体と、 ｂ）２つの筒体を互いに連結するための手段を備えている請求項１６に記載の装 置。
18. （１８）連結手段は金属板である請求項１７に記載の装置。
19. （１９）筒体は楕円形である請求項１７に記載の装置。
20. （２０）スペーサ手段は、アームの周囲を通すことはできるが、ヘッダー部を通 すことはできない大きさのループである請求項１６に記載の装置。