JPH0749996Y2 - 香り付風船 - Google Patents

香り付風船

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JPH0749996Y2
JPH0749996Y2 JP2311993U JP2311993U JPH0749996Y2 JP H0749996 Y2 JPH0749996 Y2 JP H0749996Y2 JP 2311993 U JP2311993 U JP 2311993U JP 2311993 U JP2311993 U JP 2311993U JP H0749996 Y2 JPH0749996 Y2 JP H0749996Y2
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JP
Japan
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balloon
check valve
scented
hygroscopic
open
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Application number
JP2311993U
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JPH0675594U (ja
Inventor
直彦 関
Original Assignee
キョ−ワ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は香り付風船に関する。
【０００２】
【従来の技術】宣伝用などに用いる風船に、香りを付け
ることは従来は行なわれていなかった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この考案は、宣伝用など
の風船に香りを付けるため、風船内部に気体を注入する
ための逆止弁と、芳香剤溶液を吸着させるための吸湿体
との組み合せ体を一側に設けた風船を得たものである。
【０００４】
【実施例】図１はこの考案の第１実施例の説明図、図２
は逆止弁と吸湿体の組み合せ体を取り出して示した図で
あって、薄い合成樹脂シートで製作し、両端が開口して
いる偏平筒状体２が逆止弁として作用する。この偏平筒
状体２は上下に開口２１，２２を有し、上方開口部２１
から多孔質の吸湿体３を挿入し、偏平筒状体２の一側に
接着させることにより、逆止弁と吸湿体との組み合せ体
２０が構成される。
【０００５】この組み合せ体２０を風船１の一側から下
方開口部２２が風船１の内部に入るように挿入し接着す
る。図３は風船内部に気体を注入するための注入パイプ
３０を示し、３１は中空体の挿入部、３２は挿入部先端
の主開口、３３は途中に開口している横孔、３４は気体
源との連結部である。
【０００６】図４は風船の気体を注入中の状態の説明図
であって、注入パイプ３０を上部開口２１から筒状体２
内に挿入し、その際挿入部３１の先端は下部開口２２を
通って風船内部に突き出させるようにする。そして気体
源（図示していない）から圧縮ガス（例えばＮ2 等）と
芳香剤溶液（香水など）の混合体をパイプ３０に導け
ば、主開口３２から気体は風船体に噴出して風船１を膨
張させ、横孔３３から筒状体２内に噴出した気体中の芳
香剤溶液は筒状体２内に溜り吸湿体３に吸着される。
【０００７】風船が充分に膨張したところで注入パイプ
３０を引き抜けば風船内の圧力で偏平筒状体２は圧迫さ
れ、風船内部にある開口２２も閉じるので偏平筒状体２
は逆止弁として作用する。又、吸湿体３に香水などの芳
香剤溶液が吸着されているので風船から良い香りが発散
して風船の近くにいる人間に快い感じを与えることがで
きる。
【０００８】図５は、別の実施例を示し、一端が開放さ
れている中空円筒体５の密閉端５１の近傍に小孔５２を
設け、その外側にゴム輪６を嵌めて逆止弁８を形成す
る。また、円筒体５の開放端５３の側に多孔質の吸湿体
７が挿嵌され、逆止弁８と吸湿体７との組み合せ体２０
が構成される。吸湿体７には前記のパイプ３０を挿しこ
めるようにスリット７１が設けられている。
【０００９】この組み合せ体２０を風船１の一側に円筒
体５の密封端側が風船の内部に入るように挿入し装着す
る。使用に当っては、前記のパイプ３０を吸湿体７のス
リット７１を通した円筒体５の内部に挿入し、Ｎ2 等の
圧縮ガスと香水などの芳香剤溶液の混合体を噴出させる
と、噴出気体は圧力によってゴム輪６を押し拡げ風船内
に侵入し、風船１を膨張させる。又芳香剤溶液は円筒体
５内に溜まり、吸湿体７に吸着される。
【００１０】風船１が充分膨張したところでパイプ３０
を引き抜くとゴム輪３０が小孔５２を閉じているので、
風船１内の圧縮ガスが逆流することはなく、又吸湿体７
から良い香りが放散する。
【００１１】
【考案の効果】この考案は、前記のような構成であっ
て、香りを放散する風船によって宣伝などに多くの効果
を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の第１実施例を示す図である。
【図２】組み合せ体を取り出して示した図である。
【図３】注入パイプを示した図である。
【図４】風船への気体注入状態を示す図である。
【図５】第２実施例を示す図である。
【符号の説明】
１ 風船 ２ 偏平筒状体 ３ 吸湿体 ５ 円筒体 ６ ゴム輪 ７ 吸湿体 ８ 逆止弁 ２０ 組み合せ体 ２１ 上部開口 ２２ 下部開口 ３０ 注入パイプ ３１ 挿入部 ３２ 主開口 ３３ 横孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 香り付風船において、風船内部に気体を
    注入するための逆止弁と、芳香剤溶液を吸着させるため
    の吸湿体との組み合せ体を、一側に設けたことを特徴と
    する香り付風船。
  2. 【請求項２】 前記の逆止弁は合成樹脂の両端を開放し
    た偏平筒状体であり、その筒体の一端に吸湿体を挿入接
    着し、他端を風船内に挿入してあることを特徴とする香
    り付風船。
  3. 【請求項３】 前記の逆止弁は、一端が開放されている
    合成樹脂製の中空円筒体の、密閉端部の近傍に小孔をあ
    け、ゴム輪を嵌めることによって構成されており、開放
    端部に吸湿体が挿入されており、この中空円筒体が密封
    端部を内方にして風船内に挿入されていることを特徴と
    する香り付風船。
JP2311993U 1993-04-08 1993-04-08 香り付風船 Expired - Lifetime JPH0749996Y2 (ja)

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JPH0675594U JPH0675594U (ja) 1994-10-25
JPH0749996Y2 true JPH0749996Y2 (ja) 1995-11-15

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