JPH0749256A - タンク液面測定装置 - Google Patents

タンク液面測定装置

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JPH0749256A
JPH0749256A JP21338693A JP21338693A JPH0749256A JP H0749256 A JPH0749256 A JP H0749256A JP 21338693 A JP21338693 A JP 21338693A JP 21338693 A JP21338693 A JP 21338693A JP H0749256 A JPH0749256 A JP H0749256A
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JP
Japan
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liquid level
coil
signal
measuring device
starting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21338693A
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English (en)
Inventor
Shiro Masai
士郎 政井
Yasuyuki Negishi
康之 根岸
Naoaki Natori
直明 名取
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Tatsuno Corp
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Tatsuno Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設のタンクにも簡単に設置することがで
き、かつ少ない電力消費で作動可能な磁歪線を用いた液
面測定装置を提供すること。 【構成】 磁歪線20の一端に送信コイル22を、また
測定領域に受信コイル23を備えたコイルユニットを設
けてなる液面検出手段と、外部に設けられた制御装置4
3からの信号により起動する起動回路32と、送信コイ
ル22に駆動パルスを印加する駆動パルス発生手段36
と、駆動パルスにより計時を開始し、また受信コイル2
3からの信号により計時を停止するカウンタ41とを一
体に設けて構成する。外部の制御装置43と双方向伝送
回線35、及びバッテリ33と電力供給線34により接
続し、液面情報が必要な場合に起動信号を出力すると、
起動回路32を介してバッテリ33から駆動電力が供給
されて測定が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク等に収容された
液体の液面や液量をフロートの移動により測定する装置
に関する。
【0003】
【従来の技術】地下に埋設されたタンクや、またローリ
等に搭載されたタンク内の液面測定は、通常、検尺棒を
使用して行われているが、人手に頼る必要があるばかり
でなく、オンラインによる液面管理ができないという問
題を抱えている。このような問題を解消するため、円筒
電極を同心状に配置して2つの電極間の静電容量が液面
に比例することを利用した液面測定装置も提案されてい
るが、油種や水分による影響を受けやすく、データ処理
回路が複雑化するという問題がある。このような問題を
解消するため、磁歪線の周囲に測定領域全体に渡るよう
に受信コイルを巻回し、また上端に送信コイルを設けて
なる磁歪現象を利用した変位検出手段に、磁石を内蔵し
たフロートを液面に追従可能に設けた液面検出手段を用
いた液面測定装置も提案されている(特開昭59-37418号
公報)。しかしながらこのような液面検出手段は、液面
検出の度に磁歪線に超音波振動を発生させる必要がある
ため、供給可能な電力が制限されているローリ等に搭載
した場合には、自動車バッテリの電力消費が問題にな
る。
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは電力の消費を抑制しつつ、液面データを確実に得る
ことができる磁歪線を利用した車両に搭載可能なタンク
液面測定装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、磁歪線の一端に送信コイル
を、また測定領域に受信コイルを備えたコイルユニット
と、該コイルユニットの受信コイルの外周に遊嵌された
磁石付きフロートとにより構成された液面検出手段と、
前記送信コイルに駆動パルスを印加する駆動パルス発生
手段と、前記駆動パルスにより計時を開始し、また前記
受信コイルからの信号により計時を停止するカウンタ手
段とを備えるともに、外部から電力の供給を起動回路を
介して受ける信号処理部とを備えるようにした。
【0005】
【作用】一定の時間間隔をおいて外部からの起動信号が
入力されると、起動回路により電力が駆動パルス発生手
段、カウンタ手段に電力が供給されて液面測定が実行さ
れる。一定時間が経過した段階で起動回路による電力の
供給が停止する。このように必要に応じて液面検出手段
を起動して自動車バッテリなどの電力消費を抑制しつつ
液面測定を実行する。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は本発明の液面検出器の一実
施例を示すものであって、ヘッド部1と検出部2の2つ
の部分により構成されている.ヘッド部1は、検出部2
を固定する基台3、カバー4とをパッキン5を介して固
定して防爆構造のケースとして構成されており、内部に
後述する信号処理回路が実装された回路基板6,7、8
を多層構造でもって収容することができる。回路基盤
6,7、8にはパッキン9により気密的に引き出された
ケーブル10により外部のデータ処理部に接続されてい
る.
【0007】2は、検出部で、後述するパイプ11と、
上端となる側に形成されたフランジ12とを備え、フラ
ンジ12を介してヘッド部1の基台3に気密的に固定で
きるように構成され、パイプ2の外側にはリング状磁性
体13を備えたフロート14が移動可能に設けられてい
る.パイプ11の内部には後述するコイルユニット15
がダンパー部材を兼ねた糸状体16を介して挿入され、
コイルユニット15がパイプ11のほぼ中心線上に配置
されている。
【0008】図3は、前述の検出部2を拡大して示すも
のであっては、20はニッケル合金からなる磁歪線で、
これの表面には絶縁体を兼ねた合成樹脂製のチューブ2
1を被せ、その表面には上端となる側に送信コイル22
が、また送信コイルから先端側にかけて一定のピッチで
全長にわたって受信コイル23が巻回されている。これ
らコイル22、23の表面にはコイル固定用の熱収縮性
合成樹脂チューブ24が被せられてコイルユニットに纏
め上げられている。
【0009】図中符号11は、前述のパイプで、外力に
抗することができる程度の剛性を備え、かつ耐圧防爆が
可能な厚みを備えた非磁性体金属、この実施例では不錆
鋼からなるパイプから成り、その一端の開口25が金属
製の栓体26を挿入して銀蝋により固着され、また他端
はフランジ12の通孔に挿入されて、パイプ11の先端
がフランジ12の面とほぼ同一となるように位置決めさ
れた上で、フランジ12の両端12a,12bを銀蝋に
よりとパイプと一体に固定されている。
【0010】このように構成されたパイプ11内には、
前述のコイルユニット15を、その表面にフィラメント
を紡いでなる比較的太く、かつ弾性を備えた糸状体を粗
いピッチで巻回して少なくとも受信コイル23の一部、
及び送信コイルが露出する程度に引き出した状態で、パ
イプ11の上端に合成樹脂性のシール剤27でモールデ
ングし、またコイルユニット15の先端も同様の合成樹
脂28により封止してパイプ11の内部と外部環境とが
遮断されている。これら送信コイル22、及び受信コイ
ル23は、それぞれケーブルCに接続されて回路基板
6、7、8の測定回路に接続されている。なお、図中符
号29は、送信コイル22の表面に設けられたリング状
バイアス用永久磁石を、また符号50はフロート14の
抜け落ち防止ストッパをそれぞれ示す。
【0011】図3は同上装置を駆動するための測定回路
の一例を示すもので、図中符号30は、ヘッド部1に収
容されている測定回路で、信号処理部31と起動回路3
2とにより構成されている。起動回路32は、自動車バ
ッテリ33から電力供給線34により電力の供給を受け
て常時作動状態を維持し、後述する伝送回線35から起
動パルスが入力した場合にバッテリ33の電力を信号処
理部31に供給して起動するように構成されている。一
方、信号処理部31は、常時は休止状態が維持されてい
て、起動回路32からの電力供給を待って起動するよう
に構成されている。
【0012】次ぎに信号処理部31について説明する。
図中符号36は、駆動パルス発生手段で、一定周期、例
えばパルス幅5マイクロ秒の励起パルスを繰り返し周期
10ミリ秒で出力するものである。37は、受信コイル
23から出力された逆磁歪効果による起電力を検出する
信号検出手段である。38はプリップフロップ回路で、
励起パルスが出力された時点に一致してセットされ、ま
た信号検出手段37からの信号によりリセットされるよ
うに構成されている。39は、ゲート回路でフリップフ
ロップ回路38から出力されるパルスの時間に一致して
クロック発生回路40からのクロック信号をカウンタ4
1に出力し、さらに伝送回線を介して制御装置に出力す
るように構成されている。
【0013】43は、制御装置で、1台、もしくは複数
台の液面測定装置と共通の双方向通信が可能な伝送回
線、例えばRS−485のケーブル35により測定回路
30と接続され、スイッチによる手動操作や、予め設定
された測定周期T0毎に起動信号(図4 I)を出力す
るように構成されている。
【0014】このように構成された装置は、ヘッド部1
をパイプ11が鉛直状態となるようにタンクの上端に固
定される。これにより、コイルユニット15は、糸状体
16によりパイプ11の中心軸線上に位置決めされた状
態で配置される。この状態では、パイプ11が先端を栓
体26により封止されているから液密状態が保持され、
また他端が合成樹脂製シール剤27、及びヘッド部1に
より気密状態に保持されているから、雰囲気中の可燃性
ガスがパイプ11や、ヘッド部空間内に侵入するのが阻
止される。測定装置の取り付けが完了した段階で、双方
向伝送回線35、及び電力供給線34により車室に搭載
されている制御装置43、及び自動車バッテリ33に接
続される。
【0015】このようにして設置が終了した状態におい
ては、起動回路32だけが動作可能で、また信号処理部
31は待機状態を維持している。この状態で制御装置4
3のスイッチを操作したり、また測定周期に基づいて起
動信号(図4 I)が出力すると、起動回路32は、電
力供給線34により供給されている電力を信号処理部3
1に供給する。これにより駆動パルス発生手段36から
一定周期で駆動パルスが出力して(図4 II)、送信
コイル22に磁界が発生して磁歪線20に瞬間的に機械
的歪みが発生する。この歪みは疎密波となって磁歪線2
0を他端に向けて約5Km/sの速度で伝搬する。同時
にフリップフロップ38がセットされて信号が出力して
ゲート回路39が開放されてクロック発生回路40から
のクロック信号がカウンタ41に入力する。
【0016】このようにして疎密波がフロート14の位
置まで伝搬すると、ここに位置する磁石13による磁界
を受けて逆磁歪効果により受信コイル23に起電力が発
生する。この起電力は検出手段37により検出されてフ
リップフロップ38に入力する。これによりフリップフ
ロップ38がリセットし、ゲート回路39が閉じてクロ
ック信号(図4 IV)の計数が終了する。
【0017】カウンタ41のデータは伝送回線35を介
して制御装置43に入力し、デイスプレイ等に液面とし
て表示される。いうまでもなく、送信コイル22は、タ
ンク底面から既知の距離に取り付けられているから、こ
の値から今測定されたフロート14の磁石13までの距
離を差し引くことにより液深や、またタンク形状との換
算手段により液量を知ることができる。
【0018】所定時間T0が経過して測定期間が終了す
ると、制御装置43から起動信号が停止し、起動回路3
2による電力供給が停止されるため、信号処理部31が
停止して電力の消費が抑えられる。
【0019】以下、このような動作を周期的に繰り返す
ことによりタンク液面についての情報を、可及的に少な
い電力により得ることができる。
【0020】また、複数台の液面検出手段が設置されて
いる場合には、各測定装置に時刻をずらせながら起動信
号を出力することにより、電力消費の平均化を図りなが
ら1本の伝送回線により複数のタンクについての液面デ
ータを収集することができる。
【0021】一方、液面検出手段のタンクへの設置や、
また既設の液面検出手段の再調整する場合には、制御装
置43と同等の機能を備えたハンデイタイプの制御装置
を用い、現場において伝送回線により個々の液面検出手
段に接続して起動信号を手動で発生させる等の方法で、
フロートの位置に関する情報を得ながら、液面検出手段
の取り付け状態等を調整することができ、調整作業の簡
素化を図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
磁歪線の一端に送信コイルを、また測定領域に受信コイ
ルを備えたコイルユニットと、コイルユニットの受信コ
イルの外周に遊嵌された磁石付きフロートとにより構成
された液面検出手段と、送信コイルに駆動パルスを印加
する駆動パルス発生手段と、駆動パルスにより計時を開
始し、また受信コイルからの信号により計時を停止する
カウンタ手段とを備えるともに、外部から電力の供給を
起動回路を介して受ける信号処理部とを備えたので、液
種に関りなく、自動車バッテリの電力消費を可及的に抑
制しながら、液面を確実に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する液面検出手段の一実施例を示
す装置の断面図である。
【図2】同上液面検出手段を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】同上液面検出手段を使用した液面測定装置の一
実施例を示すブロック図である。
【図4】同上液面測定装置の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部 2 検出部 3 基台 4 カバー 6、7、8 回路基板 10 ケーブル 11 パイプ 12 フランジ 13 磁石 14 フロート 15 コイルユニット 16 糸状体 20 磁歪線 22 送信コイル 23 受信コイル 26 栓体 30 測定回路 31 信号処理部 33 バッテリ 34 電力供給線 35 伝送回線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁歪線の一端に送信コイルを、また測定
    領域に受信コイルを備えたコイルユニットと、該コイル
    ユニットの受信コイルの外周に遊嵌された磁石付きフロ
    ートとにより構成された液面検出手段と、 前記送信コイルに駆動パルスを印加する駆動パルス発生
    手段と、前記駆動パルスにより計時を開始し、また前記
    受信コイルからの信号により計時を停止するカウンタ手
    段とを備えるともに、外部から電力の供給を起動回路を
    介して受ける信号処理部とを有するタンク液面測定装
    置。 【0001】
JP21338693A 1993-08-05 1993-08-05 タンク液面測定装置 Withdrawn JPH0749256A (ja)

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JP21338693A JPH0749256A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 タンク液面測定装置

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JPH0749256A true JPH0749256A (ja) 1995-02-21

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ID=16638346

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104913833A (zh) * 2015-05-25 2015-09-16 江苏红光仪表厂有限公司 磁性脉冲液位计

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104913833A (zh) * 2015-05-25 2015-09-16 江苏红光仪表厂有限公司 磁性脉冲液位计

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Date Code Title Description
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Effective date: 20001031