JPH0748280Y2 - 消防ホースの水抜き機 - Google Patents
消防ホースの水抜き機Info
- Publication number
- JPH0748280Y2 JPH0748280Y2 JP1991020735U JP2073591U JPH0748280Y2 JP H0748280 Y2 JPH0748280 Y2 JP H0748280Y2 JP 1991020735 U JP1991020735 U JP 1991020735U JP 2073591 U JP2073591 U JP 2073591U JP H0748280 Y2 JPH0748280 Y2 JP H0748280Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- drainer
- fitting
- fire hose
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は消防ホースの使用後、内
部に残った水を抜き出すための器具に関する。
部に残った水を抜き出すための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に消防ホースの使用後の水抜きは、
先端の筒金を取外し、一方から順次、ホースを巻き取り
ながら内部の水を他方へ押し出す方法がとられている。
先端の筒金を取外し、一方から順次、ホースを巻き取り
ながら内部の水を他方へ押し出す方法がとられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来の方法
は、ホース内の水が抜け難く、巻取り後、少量の水が内
部に残留する。
は、ホース内の水が抜け難く、巻取り後、少量の水が内
部に残留する。
【0004】本考案の目的は、迅速容易にホース内の水
抜きが略々完全に出来、水抜きと同時にホースをたたみ
巻き取ることができる便利な器具を提供するにある。
抜きが略々完全に出来、水抜きと同時にホースをたたみ
巻き取ることができる便利な器具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための消
防ホースの水抜き機は、ホース上を進行させる超高分子
量ポリエチレン製の押圧具と、これに略々直交する把手
とを、板材に切欠孔を設けてなるホース金具掛けを介し
て接続してなる。
防ホースの水抜き機は、ホース上を進行させる超高分子
量ポリエチレン製の押圧具と、これに略々直交する把手
とを、板材に切欠孔を設けてなるホース金具掛けを介し
て接続してなる。
【0006】
【作用】使用後の消防ホースを地上に伸展し、先端の筒
金をホース金具から取り外す。本案水抜き機のホース金
具掛けにホース金具を引掛け、其の状態のままでホース
上を水抜き機の押圧具で押圧し(図4イ)、スクイーズ
しながらホースの他端まで前進し、水抜きと同時にホー
スの全長を二つに重ねて折りたたみ(図4ロ)、二つ折
りにしたホースをホース金具に向けて巻きとる(図4
ハ)。
金をホース金具から取り外す。本案水抜き機のホース金
具掛けにホース金具を引掛け、其の状態のままでホース
上を水抜き機の押圧具で押圧し(図4イ)、スクイーズ
しながらホースの他端まで前進し、水抜きと同時にホー
スの全長を二つに重ねて折りたたみ(図4ロ)、二つ折
りにしたホースをホース金具に向けて巻きとる(図4
ハ)。
【0007】
【実施例】本考案の消防ホースの水抜き機の一実施例を
第1図に正面図で、第2図に側面図で示す。
第1図に正面図で、第2図に側面図で示す。
【0008】図示実施例は押圧具1を可回転ローラとし
ている。これはパッド型押圧具でもよいが、可回転ロー
ラの方が円滑にスクイーズできるので好ましい。
ている。これはパッド型押圧具でもよいが、可回転ロー
ラの方が円滑にスクイーズできるので好ましい。
【0009】実施例の可回転ローラは両側に鍔のあるも
ので、鍔の外径TRは52mmφ、鍔の厚TWは7.5m
m、鍔と鍔の間の内巾Wは150mmで、これは消防用
ホースを押圧したときの巾をカバーするように決められ
た。また、鍔と鍔の間のローラ胴部の径Rは48mmφ
である(図3参照)。
ので、鍔の外径TRは52mmφ、鍔の厚TWは7.5m
m、鍔と鍔の間の内巾Wは150mmで、これは消防用
ホースを押圧したときの巾をカバーするように決められ
た。また、鍔と鍔の間のローラ胴部の径Rは48mmφ
である(図3参照)。
【0010】押圧具1の材質としては、超高分子量ポリ
エチレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリアセタール、
ポリプロピレン、ゴム、木等、種々考えられ、可回転ロ
ーラ式とするか、パット式とするかによっても適当に材
質の選択が望まれるが、実施例に基づく出願人の実験で
は、超高分子量ポリエチレンが適当な硬度をもち、摩擦
抵抗が少ないので、使い勝手がよく、ホース材質を痛め
ず耐久性に優れる点で、特に好ましいと思われた。
エチレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリアセタール、
ポリプロピレン、ゴム、木等、種々考えられ、可回転ロ
ーラ式とするか、パット式とするかによっても適当に材
質の選択が望まれるが、実施例に基づく出願人の実験で
は、超高分子量ポリエチレンが適当な硬度をもち、摩擦
抵抗が少ないので、使い勝手がよく、ホース材質を痛め
ず耐久性に優れる点で、特に好ましいと思われた。
【0011】2はホース金具掛けで、押圧具1と把手3
の取付部付近に設けられる。第1図のホース金具掛け2
は厚手の鋼板に65mmφの欠円孔4を設けたもので、
この欠円孔4が水抜き機を押し進める方向に向かう形に
取り付けられる。欠円孔4は欠部をホース金具6の首部
が通って欠円孔4内に嵌り、且つホース金具6の鍔部で
金具6が欠円孔4に引っ掛かり繋止される大きさのもの
である。
の取付部付近に設けられる。第1図のホース金具掛け2
は厚手の鋼板に65mmφの欠円孔4を設けたもので、
この欠円孔4が水抜き機を押し進める方向に向かう形に
取り付けられる。欠円孔4は欠部をホース金具6の首部
が通って欠円孔4内に嵌り、且つホース金具6の鍔部で
金具6が欠円孔4に引っ掛かり繋止される大きさのもの
である。
【0012】図5はホース金具掛け2の他の実施例を示
すもので、ホース金具6の首部が恰度嵌る巾のコ型溝5
が奥へ下方傾斜する如く、鋼板に設けられ、ホース金具
6がコ型溝5に嵌りこむと、ホース金具の鍔部で繋止め
され、また、溝の傾斜のために外に抜け出さない。ホー
ス金具掛けの構造はこの二例に限られない。簡単にホー
ス金具をかけ外し出来るものであればよい。
すもので、ホース金具6の首部が恰度嵌る巾のコ型溝5
が奥へ下方傾斜する如く、鋼板に設けられ、ホース金具
6がコ型溝5に嵌りこむと、ホース金具の鍔部で繋止め
され、また、溝の傾斜のために外に抜け出さない。ホー
ス金具掛けの構造はこの二例に限られない。簡単にホー
ス金具をかけ外し出来るものであればよい。
【0013】3は把手で押圧具1に略々直交して設けら
れ図示例ではホース金具掛け2を設けた金具の頭に固着
される。把手の長さは、水抜き機を立った姿勢で押し進
めるのに都合のよい寸法に決められる。また、図2にみ
る如く、水抜き機を押し進める方向に稍々後退する角度
(5°〜10°)に設けると使い勝手が良い。把取3は
金属製、木製、プラスチック製、何れでも良い。
れ図示例ではホース金具掛け2を設けた金具の頭に固着
される。把手の長さは、水抜き機を立った姿勢で押し進
めるのに都合のよい寸法に決められる。また、図2にみ
る如く、水抜き機を押し進める方向に稍々後退する角度
(5°〜10°)に設けると使い勝手が良い。把取3は
金属製、木製、プラスチック製、何れでも良い。
【0014】この消防ホースの水抜き機を使用するには
使用後のホースを地上に伸展し、ホース筒金を抜き去
り、ホース金具6を水抜き機のホース金具掛け2に引っ
掛け、押圧具1をホース7の上に置き、ホースを押圧し
ながらスクイーズしホースの他端に向かって水抜き機を
押し進める(図4イ)。ホースの他端迄押し進めるとホ
ース内の水は略々完全に排除され、同時にホースが二つ
に折りたたまれる(図4ロ)。金具の反対側からホース
を巻いてゆく(図4ハ)。
使用後のホースを地上に伸展し、ホース筒金を抜き去
り、ホース金具6を水抜き機のホース金具掛け2に引っ
掛け、押圧具1をホース7の上に置き、ホースを押圧し
ながらスクイーズしホースの他端に向かって水抜き機を
押し進める(図4イ)。ホースの他端迄押し進めるとホ
ース内の水は略々完全に排除され、同時にホースが二つ
に折りたたまれる(図4ロ)。金具の反対側からホース
を巻いてゆく(図4ハ)。
【0015】
【考案の効果】本考案は上記構成になるものであるか
ら、地上に伸展した使用済みのホース上を此の水抜き機
でホース金具をホース金具掛けに引っかけて押圧しなが
ら、他端へ押し進めるだけで、内部の水が排除されると
同時にホースが二つ折れとなるから、ホース金具と反対
側からホースを巻き取ればよく、特に自衛消防団等にお
いても、熟練を要することなく水抜き、ホースたたみの
目的を容易に達成できる効果がある。
ら、地上に伸展した使用済みのホース上を此の水抜き機
でホース金具をホース金具掛けに引っかけて押圧しなが
ら、他端へ押し進めるだけで、内部の水が排除されると
同時にホースが二つ折れとなるから、ホース金具と反対
側からホースを巻き取ればよく、特に自衛消防団等にお
いても、熟練を要することなく水抜き、ホースたたみの
目的を容易に達成できる効果がある。
【図1】本考案の消防ホースの水抜き機の一例を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1に示す消防ホースの水抜き機の側面図であ
る。
る。
【図3】押圧具の一例のローラの正面図である。
【図4】イ、ロ、ハは本考案の消防ホースの水抜き機を
使用した水抜き、ホース巻取りの手順を示す説明図であ
る。
使用した水抜き、ホース巻取りの手順を示す説明図であ
る。
【図5】ホース金具掛けの他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
1 押圧具 2 ホース掛け金具 3 把手 4 欠円孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ホース上を進行させる超高分子量ポリエ
チレン製の押圧具とこれに略々直交する把手とを、板材
に切欠孔を設けてなるホース金具掛けを介して接続して
なる消防ホースの水抜き機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020735U JPH0748280Y2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 消防ホースの水抜き機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020735U JPH0748280Y2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 消防ホースの水抜き機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111361U JPH04111361U (ja) | 1992-09-28 |
JPH0748280Y2 true JPH0748280Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31906737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991020735U Expired - Fee Related JPH0748280Y2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 消防ホースの水抜き機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748280Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606172Y2 (ja) * | 1979-09-14 | 1985-02-27 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの刈刃取付構造 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP1991020735U patent/JPH0748280Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04111361U (ja) | 1992-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |