JPH0747132A - カテーテルと共に使用する装置 - Google Patents

カテーテルと共に使用する装置

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JPH0747132A
JPH0747132A JP3098305A JP9830591A JPH0747132A JP H0747132 A JPH0747132 A JP H0747132A JP 3098305 A JP3098305 A JP 3098305A JP 9830591 A JP9830591 A JP 9830591A JP H0747132 A JPH0747132 A JP H0747132A
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Medtronic Vascular Galway ULC
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C R BAADE AIRURANDO Ltd
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    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M39/0693Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof including means for seal penetration

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリーブの内径が前記カテーテルの外径と
相補的であり、それにより使用中に血液の逆流の量を制
御する。 【構成】 カテーテルと共に使用する該装置は、カテ
ーテルの軸とツオヒ・ボーストコネクタ3との間にある
カテーテル1の軸上の組立体用のスリーブ21を含む。
スリーブ21の内径は、前記カテーテルが前記スリーブ
内部で火どうなように、カテーテル1の外径と相補的で
ある。前記スリーブの外径は、ツオヒ・ボーストコネク
タが閉じた時に、前記スリーブと前記コネクタとの間に
シールを形成するようになされている。前記コネクタと
係合するようにフランジ24が前記装置の一端に設けら
れて、前記スリーブがカテーテルと共に移動するのを防
ぐ。スリーブ21の内径はカテーテル1の外径とも相補
的であり、それにより前記カテーテルの周囲に環状の空
間を提供し、それにより使用中に逆流する血液の量を制
御可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療要員によりカテー
テルと共に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カテーテルは、診断、あるいは処置方法
の一部として人体内に導入される。該カテーテルは、例
えば心臓のような器官へ、そこへ導く血管を通って導入
される。通常の使用においては、カテーテル及びワイヤ
を前進させる技術には、該カテーテルに取りつけられた
ツオヒ・ボースト(Tuohy−Borst)コネクタ
の開口部を必要とし、これが該カテーテルを体内の必要
とされる場所へ移動させ、そして該コネクタを閉じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この通常の作業にはた
くさんの困難が存在する。第1に、コネクタを閉める時
にツオヒ・ボーストコネクタをきつく閉め過ぎると、カ
テーテルの動き及び操作性をを損なう。第2に、直径の
小さいカテーテルは、ツオヒ・ボーストコネクタの積極
的にシールし、あるいは閉鎖することを困難にする。第
3に、ツオヒ・ボーストコネクタが開いている間のカテ
ーテルの操作中、血管からかなりの血液の逆流が生ず
る。血液の逆流は、カテーテルが位置決めされている
間、ずっと継続し、そのためかなりの患者の血液が流出
する結果となる。血液の逆流の量は、カテーテルの外径
に関連し、そのため、カテーテルの直径が滅少するにつ
れて、血液の逆流の量が増加する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上述の困
難を克服することである。
【0005】本発明はカテーテルと共に使用する装置を
提供するが、これは、カテーテルの軸とツオヒ・ボース
トコネクタの間にあるカテーテルの軸に取りつけられた
組立体用のスリーブを備え、前記スリーブの内径は該カ
テーテルが前記スリーブ内で可動であるようにカテーテ
ルの外径と相補的であり、該スリーブの外径は、ツオヒ
・ボーストコネククが閉じた場合にスリーブとコネクタ
との間にシールが形成されるようになっている。
【0006】前記スリーブはその一端にフランジを有し
てコネクタと係合し、スリーブとコネクタとが移動しな
いようになされていることが好ましい。
【0007】前記スリーブの内径が前記カテーテルの外
径と相補的であることが利点であり、それにより前記カ
テーテルの周囲に環状の空間を提供し、それにより使用
中に血液の逆流の量を制御することができる。
【0008】制御された逆流は、血液が制限空間内で収
集する時に発生し得る血栓症を防ぐ。
【0009】すなわち、シールは、血液流を除去するた
めにスリーブの外面の周囲に設けられる。シールは、都
合の良いようにスリーブの末端あるいはそこに向って設
けられる。この方法で、血液はコネクタの制限空間に進
入することが防止される。
【0010】前記フランジに隣接するスリーブの部分
は、前記スリーブの残りの直径に対して相対的に拡大さ
れた直径であり、それにより、前記フランジとその他の
前記スリーブの他端との中間に肩部を提供することが好
ましい。
【0011】使用中においては、ツオヒ・ボーストコネ
クタは前記スリーブの外径の上で閉じられ、前記スリー
ブ内部でのカテーテルの自由運動を損なうことなく、ツ
オヒ・ボーストコネクタの間にシールを提供する。この
装置の効果は、前記カテーテルと、前記スリーブの内径
との間の血液の逆流をかなり滅少させる(けれども完全
に排除するのではない)。
【0012】この装置は金属あるいはプラスチックのよ
うな適当な材料から製造可能であり、所望の場合はPT
FEのような接着性のない物質で被覆することが可能で
ある。しかしながら前記装置のスリーブ部分は、ツオヒ
・ボーストコネクタのシールリングが前記スリーブの内
径を制限しないように十分剛性でなければならない。そ
の内面は、その内部のカテーテルの動きを容易にするた
めに、低摩擦特性を有しなければならない。
【0013】「カテーテル」の用語は、ガイドワイヤを
取り込んだものとして読み取られるべきである。
【0014】本発明は、本発明にしたがった装置の1実
施例である事例の方法により、添付の図面を参照して、
より詳細に説明される。
【0015】
【実施例】ここで図1を参照すると、カテーテル1がフ
ランジ22を有するスリーブ21を有する装置2と係合
している。スリーブ21の内径はカテーテル1の外径と
相補的である。フランジ22に隣接するスリーブ1の端
は前記装置を強化する肩部23を有している。
【0016】ここで図2及び図3に目を向けると、カテ
ーテル1と装置2とはその上に取りつけられたツオヒ・
ボーストコネクタ3を有している。コネクタ3は、ねじ
5によりシールリング4をそれぞれ係合させ、あるいは
ゆるめることにより、組立体上で締めつけたりゆるめた
りすることができる。ガイドカテーテル10は連結部3
の基端に連結される。
【0017】使用中は、ねじ5が閉められてスリーブ2
上に圧力を加えるが、ガイドワイヤあるいはカテーテル
1を閉めつけず、こうして、コネクタ3とスリーブ2と
の間の血液の逆流をせき止め、そのような構成によりカ
テーテル1が動くが、そうしなければ、スリーブ2が存
在しないために生ずる血液の逆流をかなり減少させる。
カテーテル1が矢印Aにより示された方向で血管内へと
移動する間に、コネクタ3の縁に係合するフランジ22
が存在するために、スリーブ2はカテーテル1と共に移
動するのが妨げられる。
【0018】事例1 以下の事例においては、開いたツオヒ・ボーストコネク
タとPTFEスリーブを有するバルーンカテーテルとの
間の漏れの量が決定された。
【0019】ツオヒ・ボーストコネクタは開いた状態に
され、それにより通常の血圧(120/80)が全部テ
フロンスリーブ上にかかることを保証する。水を使用し
て、120ミリ水銀の圧力が装置全体に導入され、漏れ
の量が五分間かけて測定された。
【0020】スリーブの内径は0.047インチ(約
1.2ミリ)、3.5フィート(約106.7センチ)
の軸直径。
【0021】結果 5分後の量 =2.5ミリリットル 漏れの割合 =0.5ミリリットル/分
【0022】水を使用してのこの漏れの割合により、水
のおよそ3.5倍の粘性を有する血液の漏れの量が示唆
されるとすることが正しく、その漏れの量は反比例する
ため、漏れの割合はより低いものとなる。
【0023】事例2 事例1に類似の方法が、血液と類似の流れ特性を有す
る、グリセリンと牛乳の溶液を使用して実行された。漏
れの割合には水と比較して重大な差異は見られなかっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】カテーテルの軸に取りつけられた装置の側面断
面図である。
【図2】図1の装置にツオヒ・ボーストコネクタが追加
的に係合された断面図である。
【図3】ツオヒ・ボーストコネクタのスリーブ、ガイド
カテーテル、及び検体の組立体の側面図である。
【符号の説明】
1 カテーテル 2 装置 3 ツオヒ・ボーストコネクタ 4 シールリング 5 ねじ 21 スリーブ 22 フランジ 23 肩部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー・エフ・リカーズ イギリス国ロンドン エスダブリュー3 6エヌピー,シドニィ・ストリート(番地 なし),ロイヤル・ブロンプトン・ナショ ナル・ハート・アンド・ラング・ホスピタ ル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルと共に使用する装置であっ
    て、カテーテルの軸とツオヒ・ボーストコネクタの間で
    前記カテーテルの軸上に組み立てられるスリーブを備
    え、前記スリーブの内径が前記カテーテルの外径と相補
    的であり、それにより、前記カテーテルが前記スリーブ
    内部で可動であり、前記スリーブの外径は、前記ツオヒ
    ・ボーストコネクタが閉じた時に、前記スリーブと前記
    コネクタとの間にシールが形成されるようになされてい
    ることを特徴とするカテーテルと共に使用する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記ス
    リーブがその一端に前記コネクタと係合するフランジを
    有し、前記スリーブが前記カテーテルと共に移動するの
    を防ぐことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2に記載の装置におい
    て、前記カテーテルの周囲に環状の空間を提供するよう
    に、前記スリーブの内径が前記カテーテルの外径と相補
    的であり、それにより使用中に血液の逆流の量が制御さ
    れるようになされていることを特徴とする装置。
  4. 【請求頂4】 請求項1から3までのいずれかの項に記
    載の装置において、前記フランジに隣接した前記スリー
    ブの部分が前記スリーブの残りの直径に比較して相対的
    に拡大された直径であり、それにより前記フランジと前
    記スリーブの他端との中間に肩部を提供していることを
    特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求頂1から4までのいずれかの項に記
    載の装置において、低摩擦特性を有する材料から製造さ
    れることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、シール
    がスリーブの外面に設けられ、前記シールが血液流を除
    去するためにコネクタの内面と協働するように適合され
    ることを特徴とする装置。
  7. 【請求頂7】 請求項6に記載の装置において、シール
    がスリーブの末端部に向って設けられていることを特徴
    とする装置。
JP09830591A 1990-01-30 1991-01-30 カテーテルと共に使用するスリーブ Expired - Lifetime JP3690529B2 (ja)

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IE33090A IE63252B1 (en) 1990-01-30 1990-01-30 A device for use with a catheter

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JPH0747132A true JPH0747132A (ja) 1995-02-21
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