JPH074669A - マイクロ波加熱装置 - Google Patents

マイクロ波加熱装置

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Publication number
JPH074669A
JPH074669A JP12642493A JP12642493A JPH074669A JP H074669 A JPH074669 A JP H074669A JP 12642493 A JP12642493 A JP 12642493A JP 12642493 A JP12642493 A JP 12642493A JP H074669 A JPH074669 A JP H074669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
heated
microwave oven
heating apparatus
turntable
Prior art date
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Pending
Application number
JP12642493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Goto
洋一 後藤
Hirobumi Tsuzuki
博文 都築
Masakazu Toyoshima
雅和 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
Toshiba Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Electronic Engineering Co Ltd, Toshiba Seiki Co Ltd filed Critical Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
Priority to JP12642493A priority Critical patent/JPH074669A/ja
Publication of JPH074669A publication Critical patent/JPH074669A/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転している被加熱物の内部の温度を測定で
きるマイクロ波加熱装置を提供すること。 【構成】 マイクロ波を発生するマイクロ波発振器1
と、前記マイクロ波が供給されるマイクロ波オーブン3
と、このマイクロ波オーブン3内に位置し、被加熱物7
を載せるターンテーブル4と、前記マイクロ波オーブン
3に開閉可能に設けられた扉10と、前記被加熱物7の
温度を測定する温度センサー13が一方に取り付けら
れ、他方が前記マイクロ波オーブン3の外に延びる信号
取り出し線12と、この信号取り出し線12に対し前記
マイクロ波オーブン3の外側方向に力を付加する引っ張
り手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加熱物をマイクロ波
で加熱するマイクロ波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波加熱装置について、図
4を参照して説明する。
【0003】41はマイクロ波を発生するマイクロ波発
振器である。マイクロ波発振器41で発生されたマイク
ロ波は、導波管42を通してマイクロ波オーブン43に
送られる。
【0004】マイクロ波オーブン43内にはターンテー
ブル44が設けられている。ターンテーブル44は、シ
ャフト45を通して駆動装置46に連結され回転できる
ようになっている。
【0005】そして、ターンテーブル44上に被加熱物
47が載せられ、マイクロ波オーブン43に送られるマ
イクロ波が照射され加熱される。被加熱物47を加熱す
る際、被加熱物47が均一に加熱されるように、ターン
テーブル44は回転する。
【0006】なお、シャフト45がマイクロ波オーブン
43の底面を貫通する部分は、チョーク構造48としマ
イクロ波が漏洩しないようになっている。
【0007】また、マイクロ波オーブン43の天井部に
は、マイクロ波を攪拌するスタラファン49が設けられ
ている。そして、マイクロ波オーブン43の側面には、
被加熱物47を出し入れする扉50が設けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロ波
加熱装置では、被加熱物47に対する加熱が条件通り行
われているかどうかを調べるために、例えば加熱中に被
加熱物47の温度が測定される。
【0009】被加熱物47の温度を測定する場合、熱電
対や赤外線温度計の利用が考えられる。
【0010】しかし、熱電対を用いる場合、被加熱物4
7が回転しているので、信号の取り出しが困難である。
また、赤外線温度計は、被加熱物47表面から放射され
る赤外線を測定する方法であるため、被加熱物47の内
部の温度を測定することができない。
【0011】この発明は、回転している被加熱物の内部
の温度を測定できるマイクロ波加熱装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波加熱
装置は、マイクロ波を発生するマイクロ波発振器と、前
記マイクロ波が供給されるマイクロ波オーブンと、この
マイクロ波オーブン内に位置し、被加熱物を載せるター
ンテーブルと、前記マイクロ波オーブンに開閉可能に設
けられた扉と、前記被加熱物の温度を測定する温度セン
サーが一方に取り付けられ、他方が前記マイクロ波オー
ブンの外に延びる信号取り出し線と、この信号取り出し
線に対し前記マイクロ波オーブンの外側方向に力を付加
する引っ張り手段とを具備している。
【0013】また、前記引っ張り手段は、一端が前記信
号取り出し線に結合され、他端が重りに結合されたロー
プで構成されている。
【0014】また、前記被加熱物と前記温度センサー
が、前記ターンテーブルと一緒に正逆の両方向に回転す
るように構成される。
【0015】また、前記信号取り出し線の一部が、スパ
イラル状に形成されている。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、引っ張り手段、例えば他
端に重りが結合されたロープによって、信号取り出し線
がマイクロ波オーブンの外側方向に引っ張られる。した
がって、信号取り出し線がマイクロ波オーブン内で弛む
ようなことがなく、弛んだ部分がターンテーブルなどに
ひっかかるようなことをなくせる。
【0017】また、被加熱物と前記温度センサーを、タ
ーンテーブルと一緒に正逆の両方向に回転させることに
より、ガイドロープや信号取り出し線の捩じれを防げ
る。
【0018】また、信号取り出し線の一部をスパイラル
状に形成することにより、スパイラル状部分が伸縮する
ので、例え被加熱物が移動しても、その移動に追随でき
る。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
説明する。
【0020】1はマイクロ波を発生するマイクロ波発振
器である。マイクロ波発振器1で発生されたマイクロ波
は、導波管2を通してマイクロ波オーブン3に送られ
る。
【0021】マイクロ波オーブン3内にはターンテーブ
ル4が設けられている。ターンテーブル4は、シャフト
5で駆動装置6と連結され回転できるようになってい
る。
【0022】そして、ターンテーブル4上に被加熱物7
が載せられる。被加熱物7は、マイクロ波オーブン3に
送られるマイクロ波が照射され加熱される。被加熱物7
を加熱する際、被加熱物7が均一に加熱されるように、
ターンテーブル4が回転する。 なお、シャフト5がマ
イクロ波オーブン3の底面を貫通する部分は、チョーク
構造8としマイクロ波が漏洩しないようになっている。
【0023】また、マイクロ波オーブン3の天井部に
は、マイクロ波を攪拌するスタラファン9が設けられて
いる。そして、マイクロ波オーブン3の側面には、被加
熱物7を出し入れする扉10が設けられる。
【0024】マイクロ波オーブン3の天井部には、マイ
クロ波オーブン3の内と外を結ぶガイドパイプ11が設
けられている。ガイドパイプ11はマイクロ波のシール
ドを兼ね、ガイドパイプ11の中を信号取り出し線12
が通っている。
【0025】信号取り出し線12のマイクロ波オーブン
3側の先端には、温度センサー13が接続されている。
温度センサー13は、被加熱物7に差し込まれ、被加熱
物7内部の温度が電気信号として取り出せるようになっ
ている。取り出された電気信号は、信号取り出し線12
を通してマイクロ波オーブン3の外に引き出され、矢印
Yから測定器(図示せず)に伝送される。
【0026】また、信号取り出し線12は、点Aでガイ
ドロープ14に結ばれている。ガイドロープ14はガイ
ドローラ16a、16bによって案内され、その先端は
下方に下がり、下端には重り17が取り付けられてい
る。重り17はガイドパイプ18内部を上下するように
なっている。
【0027】したがって、マイクロ波オーブン3内に入
り込んでいる信号取り出し線12は、ガイドロープ14
先端の重り17の重量で引っ張られる。このため、信号
取り出し線12がマイクロ波オーブン3内で弛むような
ことがない。したがって、弛んだ部分がターンテーブル
4などにひっかかるようなことがない。
【0028】一方、被加熱物7は加熱時に回転し、温度
センサー13も一緒に回転する。このとき、マイクロ波
オーブン3内に入り込んでいる信号取り出し線12の長
さは温度センサー13の回転に伴って変化する。
【0029】しかし、信号取り出し線12の長さの変化
に応じて、ガイドロープ14が信号取り出し線12と結
合する固着点Aが上下し、信号取り出し線12の長さの
変化に対応できる。
【0030】この場合、ターンテーブル4が1つの方向
に回転を続けると、ガイドロープ14や信号取り出し線
12が捩じれるので、ターンテーブル4の回転方向は適
宜逆向きに変更される。なお、ガイドロープ14として
は、チェーンやローラチェーンなど可とう性があるもの
を用いることもできる。
【0031】次に、本発明の他の実施例について、図2
を参照して説明する。なお、図2では、図1と同一箇所
に同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0032】図2では、ガイドパイプ11内の引き出し
線12の一部12aをスパイラル状に形成している。ス
パイラル状部分12aが伸縮するので、マイクロ波オー
ブン3内に入り込んでいる部分の信号取り出し線12の
長さの変化をよりよく吸収できる。この場合、信号引き
出し線12のスパイラル状12a部分の下方にスパイラ
ル受け14aを設け、そのスパイラル受け14aにガイ
ドロープ14が取り付けられている。なお、ガイドロー
プ14の端には、図1の実施例と同様に重り17が結ば
れている。
【0033】次に本発明のもう1つの他の実施例につい
て、図3を参照して説明する。なお、図3では、図1と
同一箇所に同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0034】図3は、ガイドロープ14の先端に重りの
代わりにスプリング14bを設けた例である。なお、ス
プリング14bの下端は固定され、重りの場合と同様な
効果を得ることができる。さらに、被加熱物7が大形で
ある場合、被加熱物7の投入、払い出しにローラコンベ
ア19を利用することがある。この場合、被加熱物7が
図中の二点鎖線で示すように移動し、信号取り出し線1
2が延びても、スプリング14bの伸びで対応できる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、回転している被加熱
物の温度を測定できるマイクロ波加熱装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す概略構成図である。
【図4】従来の例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…マイクロ波発振器 2…導波管 3…マイクロ波オーブン 4…ターンテーブル 5…シャフト 6…駆動装置 7…被加熱物 8…チョーク構造 9…スタラファン 10…扉 11…ガイドパイプ 12…信号取り出し線 13…温度センサー 14…ガイドロープ 16a、16b…ガイドローラ 17…重り 18…ガイドパイプ
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図2では、ガイドパイプ11内の引き出し
線12の一部12aをスパイラル状に形成している。ス
パイラル状部分12aが伸縮するので、マイクロ波オー
ブン3内に入り込んでいる部分の信号取り出し線12の
長さの変化をよりよく吸収できる。この場合、信号引き
出し線12のスパイラル状12a部分の下方にスパイラ
ル受け14aを設け、そのスパイラル受け14aにガイ
ドロープ14が取り付けられている。これはガイドパイ
プ11から、スパイラル状部分12aがオーブン3内に
引き出されることを防ぐものである。なお、ガイドロー
プ14の端には、図1の実施例と同様に重り17が結ば
れている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】図3は、ガイドロープ14の先端に重りの
代わりにスプリング14bを設けた例である。なお、ス
プリング14bの下端は固定され、重りの場合と同様な
効果を得ることができる。さらに、被加熱物7が大形で
ある場合、被加熱物7の投入、払い出しにローラコンベ
ア19を利用することがある。この場合、被加熱物7が
図中の二点鎖線で示すように移動し、信号取り出し線1
2が延びても、スプリング14bの伸びで対応できる。
なお、上記各実施例の他に、例えば図1において、信号
取り出し線12のうちガイドパイプ11内のA点までの
一部をスパイラル状とし、A点以降の信号取り出し線1
2が測定器に連結されるようにしてもよい。この場合、
信号取り出し線12のスパイラル状部分が伸縮するた
め、温度センサ13が回転テーブルの回転によって引っ
張られてもずれることはない。また、図1や図2、図3
の実施例で、重り17の重さや、スパイラル12a、ス
プリング14bの強さは、信号取り出し線12の自重に
よるたるみを吸収できる張力が得られるように適宣設定
される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊島 雅和 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波を発生するマイクロ波発振器
    と、前記マイクロ波が供給されるマイクロ波オーブン
    と、このマイクロ波オーブン内に位置し、被加熱物を載
    せるターンテーブルと、前記マイクロ波オーブンに開閉
    可能に設けられた扉と、前記被加熱物の温度を測定する
    温度センサーが一方に取り付けられ、他方が前記マイク
    ロ波オーブンの外に延びる信号取り出し線と、この信号
    取り出し線に対し前記マイクロ波オーブンの外側方向に
    力を付加する引っ張り手段とを具備したマイクロ波加熱
    装置。
  2. 【請求項2】 前記引っ張り手段は、一端が前記信号取
    り出し線に結合され、他端が重りに結合されたロープで
    あることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波加熱装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被加熱物と前記温度センサーが、前
    記ターンテーブルと一緒に正逆の両方向に回転すること
    を特徴とする請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記信号取り出し線の一部が、スパイラ
    ル状に形成されたことを特徴とする請求項1記載のマイ
    クロ波加熱装置。
JP12642493A 1993-05-28 1993-05-28 マイクロ波加熱装置 Pending JPH074669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12642493A JPH074669A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 マイクロ波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12642493A JPH074669A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 マイクロ波加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074669A true JPH074669A (ja) 1995-01-10

Family

ID=14934839

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12642493A Pending JPH074669A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 マイクロ波加熱装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH074669A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478454B1 (ko) * 2002-09-02 2005-03-23 삼성전자주식회사 전자레인지의 온도 측정 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478454B1 (ko) * 2002-09-02 2005-03-23 삼성전자주식회사 전자레인지의 온도 측정 장치

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