JPH0746672A - 遠隔操作装置 - Google Patents
遠隔操作装置Info
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- JPH0746672A JPH0746672A JP18538293A JP18538293A JPH0746672A JP H0746672 A JPH0746672 A JP H0746672A JP 18538293 A JP18538293 A JP 18538293A JP 18538293 A JP18538293 A JP 18538293A JP H0746672 A JPH0746672 A JP H0746672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- random number
- signal
- remote control
- receiving
- function
- Prior art date
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠隔操作装置においてコード信号の一致の可
能性を低減する。 【構成】 この発明による遠隔操作装置では、送信装置
10において、乱数発生手段で発生した乱数と送信側メ
モリ14の係数を含む関数を送信制御回路19内の関数
形成手段により形成し、その関数を乱数に基づいて並べ
換えて暗号化信号を送信制御回路19内の暗号化信号形
成手段により形成して、その暗号化信号及び乱数と送信
側メモリ14の固有コードとを含む遠隔操作信号12を
発生する。送信装置10から送信された遠隔操作信号1
2を受信装置11にて受信し、受信した信号12の固有
コードが受信側メモリ26の固有コードと一致しかつ演
算回路25により演算された係数が受信側メモリ26の
係数と一致したときにロック装置13を駆動する。これ
により、コード信号の一致の可能性を低減して被駆動装
置の不正操作を防止することができる。
能性を低減する。 【構成】 この発明による遠隔操作装置では、送信装置
10において、乱数発生手段で発生した乱数と送信側メ
モリ14の係数を含む関数を送信制御回路19内の関数
形成手段により形成し、その関数を乱数に基づいて並べ
換えて暗号化信号を送信制御回路19内の暗号化信号形
成手段により形成して、その暗号化信号及び乱数と送信
側メモリ14の固有コードとを含む遠隔操作信号12を
発生する。送信装置10から送信された遠隔操作信号1
2を受信装置11にて受信し、受信した信号12の固有
コードが受信側メモリ26の固有コードと一致しかつ演
算回路25により演算された係数が受信側メモリ26の
係数と一致したときにロック装置13を駆動する。これ
により、コード信号の一致の可能性を低減して被駆動装
置の不正操作を防止することができる。
Description
【産業上の利用分野】この発明は遠隔操作装置、特に他
の遠隔操作装置の受信装置に接続された被駆動装置の不
正作動を確実に防止できる遠隔操作装置に関するもので
ある。
の遠隔操作装置の受信装置に接続された被駆動装置の不
正作動を確実に防止できる遠隔操作装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の遠隔操作装置にあって、例えば発
信した遠隔操作信号を記憶して同一のコード信号を含む
遠隔操作信号を発生するプログラマブルリモートコント
ローラにより遠隔操作信号が複写され、不正操作されな
いように、送信装置から発信される遠隔操作信号に暗号
化データを組み込んだ技術として例えば特開平2−28
8593号公報に開示された遠隔操作装置がある。この
遠隔操作装置は、固有コード及び送信制御回路(CP
U)のクロックに同期して変化するタイマコードを含む
遠隔操作信号(電磁波)を発生する送信装置と、遠隔操
作信号を受信し、受信した遠隔操作信号の固有コードと
予め記憶された受信側の固有コードとを比較すると共に
遠隔操作信号のタイマコードと受信制御回路(CPU)
のクロックに同期して変化する受信側のタイマコードと
を比較し、遠隔操作信号の固有コードと受信側の固有コ
ードとが一致しかつ遠隔操作信号のタイマコードと受信
側のタイマコードとが同期しているときに被駆動装置に
駆動信号を発生する受信装置とを備えている。しかしな
がら、上記公報に開示された遠隔操作装置では、タイマ
コードを送信装置及び受信装置ともにCPUのクロック
に同期して変化させているので、例えばプログラマブル
リモートコントローラにより遠隔操作信号が複数回複写
されかつ解析された場合には、暗号化データが解読さ
れ、被駆動装置が不正操作される欠点があった。
信した遠隔操作信号を記憶して同一のコード信号を含む
遠隔操作信号を発生するプログラマブルリモートコント
ローラにより遠隔操作信号が複写され、不正操作されな
いように、送信装置から発信される遠隔操作信号に暗号
化データを組み込んだ技術として例えば特開平2−28
8593号公報に開示された遠隔操作装置がある。この
遠隔操作装置は、固有コード及び送信制御回路(CP
U)のクロックに同期して変化するタイマコードを含む
遠隔操作信号(電磁波)を発生する送信装置と、遠隔操
作信号を受信し、受信した遠隔操作信号の固有コードと
予め記憶された受信側の固有コードとを比較すると共に
遠隔操作信号のタイマコードと受信制御回路(CPU)
のクロックに同期して変化する受信側のタイマコードと
を比較し、遠隔操作信号の固有コードと受信側の固有コ
ードとが一致しかつ遠隔操作信号のタイマコードと受信
側のタイマコードとが同期しているときに被駆動装置に
駆動信号を発生する受信装置とを備えている。しかしな
がら、上記公報に開示された遠隔操作装置では、タイマ
コードを送信装置及び受信装置ともにCPUのクロック
に同期して変化させているので、例えばプログラマブル
リモートコントローラにより遠隔操作信号が複数回複写
されかつ解析された場合には、暗号化データが解読さ
れ、被駆動装置が不正操作される欠点があった。
【0003】上記の欠点を解決するため、公知ではない
が例えば特願平5−74474号明細書中において開示
される遠隔操作装置が本願出願人により提案されてい
る。この遠隔操作装置では、送信装置において、乱数発
生手段で発生した乱数と送信側係数記憶手段の係数とを
含む関数を関数形成手段により形成し、その関数を乱数
に基づいて並べ換えて暗号化信号を形成して、その暗号
化信号と乱数とを含む遠隔操作信号を発生し、受信装置
において、その遠隔操作信号を受信しかつ解読してその
信号が正規の信号である場合に被駆動装置を駆動するの
で、被駆動装置の不正操作を防止できる利点がある。
が例えば特願平5−74474号明細書中において開示
される遠隔操作装置が本願出願人により提案されてい
る。この遠隔操作装置では、送信装置において、乱数発
生手段で発生した乱数と送信側係数記憶手段の係数とを
含む関数を関数形成手段により形成し、その関数を乱数
に基づいて並べ換えて暗号化信号を形成して、その暗号
化信号と乱数とを含む遠隔操作信号を発生し、受信装置
において、その遠隔操作信号を受信しかつ解読してその
信号が正規の信号である場合に被駆動装置を駆動するの
で、被駆動装置の不正操作を防止できる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遠隔
操作装置では送信装置から発射された暗号化された乱数
を含むコード信号が他の送信装置から発射された信号と
偶然に一致し、このため不正操作が可能な場合が有り得
る。したがって、被駆動装置の不正操作を防止するため
には乱数を含むコード信号の偶然の一致を防止する必要
がある。
操作装置では送信装置から発射された暗号化された乱数
を含むコード信号が他の送信装置から発射された信号と
偶然に一致し、このため不正操作が可能な場合が有り得
る。したがって、被駆動装置の不正操作を防止するため
には乱数を含むコード信号の偶然の一致を防止する必要
がある。
【0005】そこで、この発明は乱数コードに固有コー
ドを付加することにより、コード信号の一致の可能性を
低減できる遠隔操作装置を提供することを目的とする。
ドを付加することにより、コード信号の一致の可能性を
低減できる遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】この発明による遠隔操作
装置は、コード信号を含む遠隔操作信号を発生する送信
装置と、送信装置から送信された遠隔操作信号を受信し
て、遠隔操作信号が所定のコード信号を含むときに被駆
動装置に駆動信号を発生する受信装置とを備えている。
この遠隔操作装置の送信装置は、乱数を発生する乱数発
生手段と、係数及び固有コードを記憶する送信側記憶手
段と、乱数発生手段からの乱数及び送信側記憶手段から
の係数を含む関数を形成する関数形成手段と、関数形成
手段により形成された関数を乱数に基づいて並べ換えて
暗号化信号を形成する暗号化信号形成手段と、暗号化信
号及び乱数と固有コードとを含む遠隔操作信号を発信す
る発信手段とを備えている。また、受信装置は、遠隔操
作信号を受信する受信手段と、受信手段により受信した
遠隔操作信号を暗号化信号と固有コードとに識別しかつ
暗号化信号を乱数に基づいて関数と乱数とに識別する識
別手段と、係数及び固有コードを記憶する受信側記憶手
段と、識別手段により識別した固有コードと受信側記憶
手段に記憶された固有コードとを比較してこれらが一致
したときに出力信号を発生する第1の比較手段と、識別
した乱数及び関数に基づいて係数を演算する演算手段
と、受信側記憶手段に記憶された係数と演算手段により
算出された係数とを比較してこれらが一致したときに出
力信号を発生する第2の比較手段とを備え、第1の比較
手段と第2の比較手段の出力信号が発生したときに被駆
動装置に作動信号が出力される。
装置は、コード信号を含む遠隔操作信号を発生する送信
装置と、送信装置から送信された遠隔操作信号を受信し
て、遠隔操作信号が所定のコード信号を含むときに被駆
動装置に駆動信号を発生する受信装置とを備えている。
この遠隔操作装置の送信装置は、乱数を発生する乱数発
生手段と、係数及び固有コードを記憶する送信側記憶手
段と、乱数発生手段からの乱数及び送信側記憶手段から
の係数を含む関数を形成する関数形成手段と、関数形成
手段により形成された関数を乱数に基づいて並べ換えて
暗号化信号を形成する暗号化信号形成手段と、暗号化信
号及び乱数と固有コードとを含む遠隔操作信号を発信す
る発信手段とを備えている。また、受信装置は、遠隔操
作信号を受信する受信手段と、受信手段により受信した
遠隔操作信号を暗号化信号と固有コードとに識別しかつ
暗号化信号を乱数に基づいて関数と乱数とに識別する識
別手段と、係数及び固有コードを記憶する受信側記憶手
段と、識別手段により識別した固有コードと受信側記憶
手段に記憶された固有コードとを比較してこれらが一致
したときに出力信号を発生する第1の比較手段と、識別
した乱数及び関数に基づいて係数を演算する演算手段
と、受信側記憶手段に記憶された係数と演算手段により
算出された係数とを比較してこれらが一致したときに出
力信号を発生する第2の比較手段とを備え、第1の比較
手段と第2の比較手段の出力信号が発生したときに被駆
動装置に作動信号が出力される。
【0007】また、この発明の他の実施例の受信装置
は、遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信した遠隔操作信号を暗号化信号と固有コードとに
識別しかつ暗号化信号を乱数に基づいて関数と乱数とに
識別する識別手段と、係数及び固有コードを記憶する受
信側記憶手段と、識別手段により識別した固有コードと
受信側記憶手段に記憶された固有コードとを比較してこ
れらが一致したときに出力信号を発生する第1の比較手
段と、受信側記憶手段の係数及び識別手段の乱数から受
信側関数を演算する演算手段と、識別手段の関数と演算
手段により算出された受信側関数とを比較してこれらが
一致したときに出力信号を発生する第2の比較手段とを
備え、第1の比較手段と第2の比較手段の出力信号が発
生したときに被駆動装置に作動信号が出力される。
は、遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信手段によ
り受信した遠隔操作信号を暗号化信号と固有コードとに
識別しかつ暗号化信号を乱数に基づいて関数と乱数とに
識別する識別手段と、係数及び固有コードを記憶する受
信側記憶手段と、識別手段により識別した固有コードと
受信側記憶手段に記憶された固有コードとを比較してこ
れらが一致したときに出力信号を発生する第1の比較手
段と、受信側記憶手段の係数及び識別手段の乱数から受
信側関数を演算する演算手段と、識別手段の関数と演算
手段により算出された受信側関数とを比較してこれらが
一致したときに出力信号を発生する第2の比較手段とを
備え、第1の比較手段と第2の比較手段の出力信号が発
生したときに被駆動装置に作動信号が出力される。
【0008】また、送信装置は、乱数を発生する乱数発
生手段と、係数及び固有コードを記憶する送信側記憶手
段と、乱数発生手段からの乱数及び送信側記憶手段から
の係数を含む関数を形成する関数形成手段と、関数形成
手段により形成された関数を乱数に基づいて並べ換えて
暗号化信号を形成する暗号化信号形成手段と、暗号化信
号と乱数と固有コードとを含む遠隔操作信号を発信する
発信手段とを備えている。乱数発生手段はパルスを連続
的に発生する発振回路と、発信回路に発生する出力をサ
ンプリングして数値化する量子化手段とを備えている。
生手段と、係数及び固有コードを記憶する送信側記憶手
段と、乱数発生手段からの乱数及び送信側記憶手段から
の係数を含む関数を形成する関数形成手段と、関数形成
手段により形成された関数を乱数に基づいて並べ換えて
暗号化信号を形成する暗号化信号形成手段と、暗号化信
号と乱数と固有コードとを含む遠隔操作信号を発信する
発信手段とを備えている。乱数発生手段はパルスを連続
的に発生する発振回路と、発信回路に発生する出力をサ
ンプリングして数値化する量子化手段とを備えている。
【0009】また、この発明の別の他の実施例の送信装
置は、累進するカウンタ値と送信側係数と乱数式定数と
変換テーブルと固有コードとを記憶する送信側記憶手段
と、送信側記憶手段に記憶されたカウンタ値及び乱数式
定数から送信側乱数を演算する送信側乱数演算手段と、
送信側乱数演算手段により算出された送信側乱数及び送
信側記憶手段に記憶された送信側係数から送信側関数を
演算する送信側関数演算手段と、送信側乱数演算手段に
より算出された送信側乱数及び送信側記憶手段に記憶さ
れたカウンタ値から変換テーブルのアドレス値を演算す
るアドレス値演算手段と、送信側記憶手段の変換テーブ
ルからアドレス値演算手段のアドレス値に格納されてい
る換字値を検索する換字値検索手段と、送信側関数と送
信側乱数と換字値と固有コードとを含む遠隔操作信号を
発信する発信手段とを備えている。また、受信装置は、
遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信手段により受
信した遠隔操作信号から送信側関数と送信側乱数と換字
値と固有コードとを識別する識別手段と、受信側係数と
乱数式定数と変換テーブルと固有コードとを記憶する受
信側記憶手段と、識別手段により識別した固有コードと
受信側記憶手段に記憶された固有コードとを比較してこ
れらが一致したときに出力信号を発生する第1の比較手
段と、受信側記憶手段の変換テーブルから識別手段の換
字値が格納されているアドレス値を検索するアドレス値
検索手段と、識別手段の送信側乱数及びアドレス値検索
手段のアドレス値より受信側カウンタ値を演算する受信
側カウンタ値演算手段と、受信側カウンタ値演算手段に
より算出された受信側カウンタ値を初期値として受信側
記憶手段に記憶された乱数式定数から受信側乱数を演算
する受信側乱数演算手段と、受信側乱数演算手段により
算出された受信側乱数及び受信側記憶手段に記憶された
受信側係数から受信側関数を演算する受信側関数演算手
段と、識別手段により識別した送信側関数と受信側関数
演算手段により算出された受信側関数とを比較してこれ
らが一致したときに出力信号を発生する第2の比較手段
とを備え、第1の比較手段と第2の比較手段の出力信号
が発生したときに被駆動装置に作動信号が出力される。
置は、累進するカウンタ値と送信側係数と乱数式定数と
変換テーブルと固有コードとを記憶する送信側記憶手段
と、送信側記憶手段に記憶されたカウンタ値及び乱数式
定数から送信側乱数を演算する送信側乱数演算手段と、
送信側乱数演算手段により算出された送信側乱数及び送
信側記憶手段に記憶された送信側係数から送信側関数を
演算する送信側関数演算手段と、送信側乱数演算手段に
より算出された送信側乱数及び送信側記憶手段に記憶さ
れたカウンタ値から変換テーブルのアドレス値を演算す
るアドレス値演算手段と、送信側記憶手段の変換テーブ
ルからアドレス値演算手段のアドレス値に格納されてい
る換字値を検索する換字値検索手段と、送信側関数と送
信側乱数と換字値と固有コードとを含む遠隔操作信号を
発信する発信手段とを備えている。また、受信装置は、
遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信手段により受
信した遠隔操作信号から送信側関数と送信側乱数と換字
値と固有コードとを識別する識別手段と、受信側係数と
乱数式定数と変換テーブルと固有コードとを記憶する受
信側記憶手段と、識別手段により識別した固有コードと
受信側記憶手段に記憶された固有コードとを比較してこ
れらが一致したときに出力信号を発生する第1の比較手
段と、受信側記憶手段の変換テーブルから識別手段の換
字値が格納されているアドレス値を検索するアドレス値
検索手段と、識別手段の送信側乱数及びアドレス値検索
手段のアドレス値より受信側カウンタ値を演算する受信
側カウンタ値演算手段と、受信側カウンタ値演算手段に
より算出された受信側カウンタ値を初期値として受信側
記憶手段に記憶された乱数式定数から受信側乱数を演算
する受信側乱数演算手段と、受信側乱数演算手段により
算出された受信側乱数及び受信側記憶手段に記憶された
受信側係数から受信側関数を演算する受信側関数演算手
段と、識別手段により識別した送信側関数と受信側関数
演算手段により算出された受信側関数とを比較してこれ
らが一致したときに出力信号を発生する第2の比較手段
とを備え、第1の比較手段と第2の比較手段の出力信号
が発生したときに被駆動装置に作動信号が出力される。
【0010】
【作用】送信装置において、乱数発生手段で発生した乱
数と送信側記憶手段の係数を含む関数を関数形成手段に
より形成し、その関数を乱数に基づいて並べ換えて暗号
化信号を形成して、その暗号化信号及び乱数と送信側記
憶手段の固有コードとを含む遠隔操作信号を発生する。
送信装置から送信された遠隔操作信号を受信装置にて受
信し、受信した信号の固有コードが受信側記憶手段の固
有コードと一致しかつ受信した信号の係数又は関数がそ
れぞれ正規の係数又は関数であるときに被駆動装置を駆
動する。これにより、コード信号の一致の可能性を低減
して被駆動装置の不正操作を防止することができる。
数と送信側記憶手段の係数を含む関数を関数形成手段に
より形成し、その関数を乱数に基づいて並べ換えて暗号
化信号を形成して、その暗号化信号及び乱数と送信側記
憶手段の固有コードとを含む遠隔操作信号を発生する。
送信装置から送信された遠隔操作信号を受信装置にて受
信し、受信した信号の固有コードが受信側記憶手段の固
有コードと一致しかつ受信した信号の係数又は関数がそ
れぞれ正規の係数又は関数であるときに被駆動装置を駆
動する。これにより、コード信号の一致の可能性を低減
して被駆動装置の不正操作を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明による遠隔操作装置の3つの
実施例を図1〜図6に基づいて説明する。この発明によ
る遠隔操作装置は、図1(A)及び(B)に示すように、コ
ード信号を含む遠隔操作信号12を発生する送信装置1
0と、送信装置10から送信された遠隔操作信号12を
受信して、遠隔操作信号12が所定のコード信号を含む
ときに被駆動装置としてのロック装置13に駆動信号を
発生する受信装置11とを備えている。
実施例を図1〜図6に基づいて説明する。この発明によ
る遠隔操作装置は、図1(A)及び(B)に示すように、コ
ード信号を含む遠隔操作信号12を発生する送信装置1
0と、送信装置10から送信された遠隔操作信号12を
受信して、遠隔操作信号12が所定のコード信号を含む
ときに被駆動装置としてのロック装置13に駆動信号を
発生する受信装置11とを備えている。
【0012】上記の遠隔操作装置の送信装置10は、図
1(A)に示すように、乱数信号を発生する後述の乱数発
生手段と、係数信号及び固有コード(固有ID)信号を
記憶する送信側記憶手段としての送信側メモリ14と、
乱数発生手段からの乱数信号と送信側メモリ14からの
係数信号を含む関数を構成する関数形成手段及び関数形
成手段により形成された関数を乱数に基づいて並べ換え
て暗号化信号を形成する暗号化信号形成手段とを含む送
信制御回路19と、暗号化信号形成手段により形成され
た暗号化信号及び乱数信号と固有コード信号とを含む遠
隔操作信号12を発信する発振回路18、変調回路2
0、増幅回路21及び送信側アンテナ17を含む発信手
段とを備えている。ここで、固有コード(固有ID)と
は遠隔操作装置毎に固有のIDコードを示す。また、乱
数発生手段は、周波数fCのパルスを連続的に発生する
送信制御回路19に内蔵の発振回路としてのクロックパ
ルス発生回路と、クロックパルス発生回路に発生する出
力をサンプリングして数値化する量子化手段としてのラ
ッチ回路15を含む量子化回路16とから構成される。
発振回路18には、周波数安定度が極めて高い水晶発振
回路が使用され、高安定な周波数f0のパルスを連続的
に発生する。なお、量子化回路16は発振回路18の周
波数f0が送信制御回路19の持っている入力回路の伝
達速度を越える信号の場合、周波数f0に見合った速度
のラッチ回路を追加する必要がある。また、送信制御回
路19には例えばワンチップマイクロコンピュータ等が
使用され、詳細に図示はしないが送信制御回路19内に
は、サンプリング用のクロックパルスを発生するクロッ
クパルス発生回路と、変調回路20、増幅回路21及び
ラッチ回路15を介して入力された発振回路18の出力
信号をクロックパルス発生回路のクロックパルスに同期
したタイミングで所定回数(この実施例では4回)サン
プリング(標本化)を行なうサンプリング回路と、サン
プリング回路の出力パルスを1又は0に数値化して所定
数ビット(この実施例では4ビット)の乱数を発生する
乱数発生回路と、乱数発生手段からの乱数信号と送信側
メモリ14からの係数信号を含む関数を構成する関数形
成手段と、関数形成手段により形成された関数を乱数に
基づいて並べ換えて暗号化信号を形成する暗号化信号形
成手段とが含まれている。送信制御回路19内のクロッ
クパルス発生回路の周波数安定度はせいぜい0.数%オ
ーダーであるのに対し、発振回路18の周波数安定度は
PPMオーダーであるから、クロックパルス発生回路の
周波数安定度は発振回路18の周波数安定度よりも低
い。
1(A)に示すように、乱数信号を発生する後述の乱数発
生手段と、係数信号及び固有コード(固有ID)信号を
記憶する送信側記憶手段としての送信側メモリ14と、
乱数発生手段からの乱数信号と送信側メモリ14からの
係数信号を含む関数を構成する関数形成手段及び関数形
成手段により形成された関数を乱数に基づいて並べ換え
て暗号化信号を形成する暗号化信号形成手段とを含む送
信制御回路19と、暗号化信号形成手段により形成され
た暗号化信号及び乱数信号と固有コード信号とを含む遠
隔操作信号12を発信する発振回路18、変調回路2
0、増幅回路21及び送信側アンテナ17を含む発信手
段とを備えている。ここで、固有コード(固有ID)と
は遠隔操作装置毎に固有のIDコードを示す。また、乱
数発生手段は、周波数fCのパルスを連続的に発生する
送信制御回路19に内蔵の発振回路としてのクロックパ
ルス発生回路と、クロックパルス発生回路に発生する出
力をサンプリングして数値化する量子化手段としてのラ
ッチ回路15を含む量子化回路16とから構成される。
発振回路18には、周波数安定度が極めて高い水晶発振
回路が使用され、高安定な周波数f0のパルスを連続的
に発生する。なお、量子化回路16は発振回路18の周
波数f0が送信制御回路19の持っている入力回路の伝
達速度を越える信号の場合、周波数f0に見合った速度
のラッチ回路を追加する必要がある。また、送信制御回
路19には例えばワンチップマイクロコンピュータ等が
使用され、詳細に図示はしないが送信制御回路19内に
は、サンプリング用のクロックパルスを発生するクロッ
クパルス発生回路と、変調回路20、増幅回路21及び
ラッチ回路15を介して入力された発振回路18の出力
信号をクロックパルス発生回路のクロックパルスに同期
したタイミングで所定回数(この実施例では4回)サン
プリング(標本化)を行なうサンプリング回路と、サン
プリング回路の出力パルスを1又は0に数値化して所定
数ビット(この実施例では4ビット)の乱数を発生する
乱数発生回路と、乱数発生手段からの乱数信号と送信側
メモリ14からの係数信号を含む関数を構成する関数形
成手段と、関数形成手段により形成された関数を乱数に
基づいて並べ換えて暗号化信号を形成する暗号化信号形
成手段とが含まれている。送信制御回路19内のクロッ
クパルス発生回路の周波数安定度はせいぜい0.数%オ
ーダーであるのに対し、発振回路18の周波数安定度は
PPMオーダーであるから、クロックパルス発生回路の
周波数安定度は発振回路18の周波数安定度よりも低
い。
【0013】また、上記の遠隔操作装置の受信装置11
は、図1(B)に示すように、遠隔操作信号12を受信す
る受信手段としての受信側アンテナ22を含む受信回路
23と、受信回路23により受信した遠隔操作信号を暗
号化信号と固有コードとに識別しかつ暗号化信号を乱数
に基づいて関数と乱数とに識別する識別手段としての識
別回路24と、係数及び固有コードを記憶する受信側記
憶手段としての受信側メモリ26と、識別回路24によ
り識別した固有コードと受信側メモリ26に記憶された
固有コードとを比較してこれらが一致したときにトリガ
信号を出力する第1の比較手段としての第1の比較回路
27と、第1の比較回路27からトリガ信号が出力され
たときに識別した乱数及び関数に基づいて係数を演算す
る演算手段としての演算回路25と、受信側メモリ26
に記憶された係数と演算回路25により算出された係数
とを比較してこれらが一致したときにロック装置13に
作動信号を出力する第2の比較手段としての第2の比較
回路31とを備えている。したがって、第1の比較回路
27と第2の比較回路31の出力信号が発生したときに
ロック装置13に作動信号を出力して、ロック装置13
に設けられたシリンダ錠等を解錠させることができる。
は、図1(B)に示すように、遠隔操作信号12を受信す
る受信手段としての受信側アンテナ22を含む受信回路
23と、受信回路23により受信した遠隔操作信号を暗
号化信号と固有コードとに識別しかつ暗号化信号を乱数
に基づいて関数と乱数とに識別する識別手段としての識
別回路24と、係数及び固有コードを記憶する受信側記
憶手段としての受信側メモリ26と、識別回路24によ
り識別した固有コードと受信側メモリ26に記憶された
固有コードとを比較してこれらが一致したときにトリガ
信号を出力する第1の比較手段としての第1の比較回路
27と、第1の比較回路27からトリガ信号が出力され
たときに識別した乱数及び関数に基づいて係数を演算す
る演算手段としての演算回路25と、受信側メモリ26
に記憶された係数と演算回路25により算出された係数
とを比較してこれらが一致したときにロック装置13に
作動信号を出力する第2の比較手段としての第2の比較
回路31とを備えている。したがって、第1の比較回路
27と第2の比較回路31の出力信号が発生したときに
ロック装置13に作動信号を出力して、ロック装置13
に設けられたシリンダ錠等を解錠させることができる。
【0014】この実施例での送信側メモリ14及び受信
側メモリ26には、EEPROM等の不揮発性記憶素子
が使用される。このEEPROMは信号を記憶した後に
電源を切断しても記憶した信号を保持し続ける機能を有
する。
側メモリ26には、EEPROM等の不揮発性記憶素子
が使用される。このEEPROMは信号を記憶した後に
電源を切断しても記憶した信号を保持し続ける機能を有
する。
【0015】図1(A)及び(B)に示す遠隔操作装置は、
図2(A)及び(B)のフローチャートに示す動作シーケン
スにより作動される。ここで、図2(A)は送信装置10
の動作シーケンスを示し、図2(B)は受信装置11の動
作シーケンスを示す。図2(A)に示すように、ステップ
50のスタートにおいて送信装置10のスイッチSWを
オンさせると、量子化回路19がリセットされ、送信制
御回路19内のクロックパルス発生回路が作動を開始す
る。その後、ステップ51に進み、ステップ51におい
て送信制御回路19は送信側メモリ14に記憶されてい
る係数(ID)を表示する7つの送信側係数信号ID1
〜ID7を読出して送信制御回路19内の関数形成手段
へ出力する。続いて、ステップ52に進み、ステップ5
2において送信制御回路19から発振回路18に制御信
号が送出されて発振回路18が発振を開始し、発振回路
18から周波数f0のパルスが連続的に出力される。発
振回路18の出力パルス信号は変調回路20、増幅回路
21及びラッチ回路15を経て送信制御回路19に入力
される。次に、ステップ53に進み、ステップ53にお
いて送信制御回路19は、送信制御回路19内のサンプ
リング回路により発振回路18の出力信号を送信制御回
路19内のクロックパルス発生回路のクロックパルスに
同期したタイミングで4回サンプリング(標本化)を行
なう。続いて、ステップ54に進み、ステップ54にお
いて量子化回路19は、量子化回路19内のサンプリン
グ回路の出力パルスを量子化回路19内の乱数発生回路
により1又は0に数値化して4ビットの乱数Rを発生す
る。その後、ステップ55に進み、ステップ55におい
て送信制御回路19内の関数形成手段は、7つの送信側
係数信号ID1〜ID7と4ビットの乱数Rとの積を各々
演算して7つの関数を形成し、7つの送信側関数化ID
(CID1〜CID7)を得る。次に、ステップ56に進
み、ステップ56において送信制御回路19内の暗号化
信号形成手段は、7つの送信側関数化ID(CID1〜
CID7)を4ビットの乱数Rに基づいて並べ換え7つ
の暗号化信号(TCID1〜TCID7)を形成する。ス
テップ56からステップ57に進み、ステップ57にお
いて送信制御回路19は送信側メモリ14に記憶されて
いる固有コード(固有ID)を読出すと共に変調回路2
0に7つの暗号化信号(TCID1〜TCID7)と4ビ
ットの乱数Rと固有IDとを含む信号を送出し、この信
号が増幅器21を介して送信側アンテナ17から遠隔操
作信号12として送信される。遠隔操作信号12を送信
後、ステップ58に進み終了となる。
図2(A)及び(B)のフローチャートに示す動作シーケン
スにより作動される。ここで、図2(A)は送信装置10
の動作シーケンスを示し、図2(B)は受信装置11の動
作シーケンスを示す。図2(A)に示すように、ステップ
50のスタートにおいて送信装置10のスイッチSWを
オンさせると、量子化回路19がリセットされ、送信制
御回路19内のクロックパルス発生回路が作動を開始す
る。その後、ステップ51に進み、ステップ51におい
て送信制御回路19は送信側メモリ14に記憶されてい
る係数(ID)を表示する7つの送信側係数信号ID1
〜ID7を読出して送信制御回路19内の関数形成手段
へ出力する。続いて、ステップ52に進み、ステップ5
2において送信制御回路19から発振回路18に制御信
号が送出されて発振回路18が発振を開始し、発振回路
18から周波数f0のパルスが連続的に出力される。発
振回路18の出力パルス信号は変調回路20、増幅回路
21及びラッチ回路15を経て送信制御回路19に入力
される。次に、ステップ53に進み、ステップ53にお
いて送信制御回路19は、送信制御回路19内のサンプ
リング回路により発振回路18の出力信号を送信制御回
路19内のクロックパルス発生回路のクロックパルスに
同期したタイミングで4回サンプリング(標本化)を行
なう。続いて、ステップ54に進み、ステップ54にお
いて量子化回路19は、量子化回路19内のサンプリン
グ回路の出力パルスを量子化回路19内の乱数発生回路
により1又は0に数値化して4ビットの乱数Rを発生す
る。その後、ステップ55に進み、ステップ55におい
て送信制御回路19内の関数形成手段は、7つの送信側
係数信号ID1〜ID7と4ビットの乱数Rとの積を各々
演算して7つの関数を形成し、7つの送信側関数化ID
(CID1〜CID7)を得る。次に、ステップ56に進
み、ステップ56において送信制御回路19内の暗号化
信号形成手段は、7つの送信側関数化ID(CID1〜
CID7)を4ビットの乱数Rに基づいて並べ換え7つ
の暗号化信号(TCID1〜TCID7)を形成する。ス
テップ56からステップ57に進み、ステップ57にお
いて送信制御回路19は送信側メモリ14に記憶されて
いる固有コード(固有ID)を読出すと共に変調回路2
0に7つの暗号化信号(TCID1〜TCID7)と4ビ
ットの乱数Rと固有IDとを含む信号を送出し、この信
号が増幅器21を介して送信側アンテナ17から遠隔操
作信号12として送信される。遠隔操作信号12を送信
後、ステップ58に進み終了となる。
【0016】図2(B)に示すように、ステップ60のス
タートからステップ61に進み、ステップ61におい
て、受信装置11の受信回路23が送信装置10からの
遠隔操作信号12を受信すると、ステップ62に進む。
受信回路23が送信装置10からの遠隔操作信号12を
受信しないときはステップ61に戻る。ステップ62に
おいて、識別回路24は受信回路23により受信した遠
隔操作信号12を暗号化信号と固有IDとに識別しかつ
その暗号化信号を乱数に基づいて7つの送信側関数化I
D(CID1〜CID7)と4ビットの乱数Rとに識別す
る。続いて、ステップ63に進み、ステップ63におい
て、第1の比較回路27は受信側メモリ26から固有I
Dを読み出して識別回路24により識別された固有ID
と比較する。受信側メモリ26の固有IDと識別回路2
4の固有IDとが一致した場合はステップ64に進み、
ステップ64において第1の比較回路27は演算回路2
5にトリガ信号を送出する。ステップ63において、受
信側メモリ26の固有IDと識別回路24の固有IDと
が一致しない場合は直接ステップ69に進み終了とな
る。ステップ64において第1の比較回路27からトリ
ガ信号が送出されると、ステップ65に進み、ステップ
65において、識別回路24により識別された7つの送
信側関数化ID(CID1〜CID7)及び4ビットの乱
数Rに基づいて7つの送信側係数ID1〜ID7が演算回
路25により演算され、第2の比較回路31に入力され
る。続いて、ステップ66に進み、ステップ66におい
て第2の比較回路31は受信側メモリ26から7つの受
信側係数ID′1〜ID′7を読み出す。次に、ステップ
67に進み、ステップ67において第2の比較回路31
は受信側メモリ26の7つの受信側係数ID′1〜I
D′7と演算回路25により演算された7つの送信側係
数ID1〜ID7とを各々比較する。受信側係数ID′1
〜ID′7と送信側係数ID1〜ID7とが一致した場合
はステップ68に進み、ステップ68において第2の比
較回路31はロック装置13に作動信号を送出してシリ
ンダ錠等を解錠する。ロック装置13に作動信号を送出
した後、ステップ69に進み終了となる。ステップ67
において、受信側係数ID′1〜ID′7と送信側係数I
D1〜ID7とが一致しない場合は直接ステップ69に進
み終了となる。
タートからステップ61に進み、ステップ61におい
て、受信装置11の受信回路23が送信装置10からの
遠隔操作信号12を受信すると、ステップ62に進む。
受信回路23が送信装置10からの遠隔操作信号12を
受信しないときはステップ61に戻る。ステップ62に
おいて、識別回路24は受信回路23により受信した遠
隔操作信号12を暗号化信号と固有IDとに識別しかつ
その暗号化信号を乱数に基づいて7つの送信側関数化I
D(CID1〜CID7)と4ビットの乱数Rとに識別す
る。続いて、ステップ63に進み、ステップ63におい
て、第1の比較回路27は受信側メモリ26から固有I
Dを読み出して識別回路24により識別された固有ID
と比較する。受信側メモリ26の固有IDと識別回路2
4の固有IDとが一致した場合はステップ64に進み、
ステップ64において第1の比較回路27は演算回路2
5にトリガ信号を送出する。ステップ63において、受
信側メモリ26の固有IDと識別回路24の固有IDと
が一致しない場合は直接ステップ69に進み終了とな
る。ステップ64において第1の比較回路27からトリ
ガ信号が送出されると、ステップ65に進み、ステップ
65において、識別回路24により識別された7つの送
信側関数化ID(CID1〜CID7)及び4ビットの乱
数Rに基づいて7つの送信側係数ID1〜ID7が演算回
路25により演算され、第2の比較回路31に入力され
る。続いて、ステップ66に進み、ステップ66におい
て第2の比較回路31は受信側メモリ26から7つの受
信側係数ID′1〜ID′7を読み出す。次に、ステップ
67に進み、ステップ67において第2の比較回路31
は受信側メモリ26の7つの受信側係数ID′1〜I
D′7と演算回路25により演算された7つの送信側係
数ID1〜ID7とを各々比較する。受信側係数ID′1
〜ID′7と送信側係数ID1〜ID7とが一致した場合
はステップ68に進み、ステップ68において第2の比
較回路31はロック装置13に作動信号を送出してシリ
ンダ錠等を解錠する。ロック装置13に作動信号を送出
した後、ステップ69に進み終了となる。ステップ67
において、受信側係数ID′1〜ID′7と送信側係数I
D1〜ID7とが一致しない場合は直接ステップ69に進
み終了となる。
【0017】図1(A)及び(B)に示す実施態様は変更が
可能である。即ち、この発明の第2の実施例は、図1
(B)の受信装置11内の演算回路25及び第2の比較回
路31をそれぞれ、第1の比較回路27からトリガ信号
が送出されたときに受信側メモリ26の7つの受信側係
数ID′1〜ID′7及び識別回路24により識別された
4ビットの乱数Rから7つの受信側関数化ID(CI
D′1〜CID′7)を演算する演算回路25と、識別回
路24により識別された7つの送信側関数化ID(CI
D1〜CID7)と演算回路25により算出された7つの
受信側関数化ID(CID′1〜CID′7)とを各々比
較する第2の比較回路31とに変更したものである。な
お、送信装置10については、図1(A)と同様であるの
で説明は省略する。
可能である。即ち、この発明の第2の実施例は、図1
(B)の受信装置11内の演算回路25及び第2の比較回
路31をそれぞれ、第1の比較回路27からトリガ信号
が送出されたときに受信側メモリ26の7つの受信側係
数ID′1〜ID′7及び識別回路24により識別された
4ビットの乱数Rから7つの受信側関数化ID(CI
D′1〜CID′7)を演算する演算回路25と、識別回
路24により識別された7つの送信側関数化ID(CI
D1〜CID7)と演算回路25により算出された7つの
受信側関数化ID(CID′1〜CID′7)とを各々比
較する第2の比較回路31とに変更したものである。な
お、送信装置10については、図1(A)と同様であるの
で説明は省略する。
【0018】この発明の第2の実施例の遠隔操作装置
は、図3(A)及び(B)のフローチャートに示す動作シー
ケンスにより作動される。この実施例の送信装置10
は、図3(A)のステップ70〜78に示す動作シーケン
スに従って作動されるが、前述の実施例の図2(A)のス
テップ50〜58に示す動作シーケンスと同様であるの
で説明は省略する。また、この実施例の受信装置11
は、図3(B)のステップ80〜89に示す動作シーケン
スに従って作動され、ステップ80のスタートからステ
ップ81に進み、ステップ81において、受信装置11
の受信回路23が送信装置10からの遠隔操作信号12
を受信すると、ステップ82に進む。受信回路23が送
信装置10からの遠隔操作信号12を受信しないときは
ステップ81に戻る。ステップ82において、識別回路
24は受信回路23により受信した遠隔操作信号12を
暗号化信号と固有IDとに識別しかつ暗号化信号を乱数
に基づいて7つの送信側関数化ID(CID1〜CI
D7)と4ビットの乱数Rとに識別する。続いて、ステ
ップ83に進み、ステップ83において、第1の比較回
路27は受信側メモリ26から固有IDを読み出して識
別回路24により識別された固有IDと比較する。受信
側メモリ26の固有IDと識別回路24の固有IDとが
一致した場合はステップ84に進み、ステップ84にお
いて第1の比較回路27は演算回路25にトリガ信号を
送出する。ステップ83において、受信側メモリ26の
固有IDと識別回路24の固有IDとが一致しない場合
は直接ステップ89に進み終了となる。ステップ84に
おいて第1の比較回路27からトリガ信号が送出される
と、ステップ85に進み、ステップ85において演算回
路25は受信側メモリ26から7つの受信側係数ID′
1〜ID′7を読み出す。次に、ステップ86に進み、ス
テップ86において演算回路25は7つの受信側係数I
D′1〜ID′7及び識別回路24により識別された4ビ
ットの乱数Rに基づいて7つの受信側関数化ID(CI
D′1〜CID′7)を演算する。ステップ86からステ
ップ87に進み、ステップ87において第2の比較回路
31は識別回路24により識別された7つの送信側関数
化ID(CID1〜CID7)と演算回路25により演算
された7つの受信側関数化ID(CID′1〜CI
D′7)とを各々比較する。送信側関数化ID(CID1
〜CID7)と受信側関数化ID(CID′1〜CID′
7)とが一致した場合はステップ88に進み、ステップ
88において第2の比較回路31はロック装置13に作
動信号を送出してシリンダ錠等を解錠する。ロック装置
13に作動信号を送出した後、ステップ89に進み終了
となる。ステップ87において、送信側関数化ID(C
ID1〜CID7)と受信側関数化ID(CID′1〜C
ID′7)とが一致しない場合は直接ステップ89に進
み終了となる。
は、図3(A)及び(B)のフローチャートに示す動作シー
ケンスにより作動される。この実施例の送信装置10
は、図3(A)のステップ70〜78に示す動作シーケン
スに従って作動されるが、前述の実施例の図2(A)のス
テップ50〜58に示す動作シーケンスと同様であるの
で説明は省略する。また、この実施例の受信装置11
は、図3(B)のステップ80〜89に示す動作シーケン
スに従って作動され、ステップ80のスタートからステ
ップ81に進み、ステップ81において、受信装置11
の受信回路23が送信装置10からの遠隔操作信号12
を受信すると、ステップ82に進む。受信回路23が送
信装置10からの遠隔操作信号12を受信しないときは
ステップ81に戻る。ステップ82において、識別回路
24は受信回路23により受信した遠隔操作信号12を
暗号化信号と固有IDとに識別しかつ暗号化信号を乱数
に基づいて7つの送信側関数化ID(CID1〜CI
D7)と4ビットの乱数Rとに識別する。続いて、ステ
ップ83に進み、ステップ83において、第1の比較回
路27は受信側メモリ26から固有IDを読み出して識
別回路24により識別された固有IDと比較する。受信
側メモリ26の固有IDと識別回路24の固有IDとが
一致した場合はステップ84に進み、ステップ84にお
いて第1の比較回路27は演算回路25にトリガ信号を
送出する。ステップ83において、受信側メモリ26の
固有IDと識別回路24の固有IDとが一致しない場合
は直接ステップ89に進み終了となる。ステップ84に
おいて第1の比較回路27からトリガ信号が送出される
と、ステップ85に進み、ステップ85において演算回
路25は受信側メモリ26から7つの受信側係数ID′
1〜ID′7を読み出す。次に、ステップ86に進み、ス
テップ86において演算回路25は7つの受信側係数I
D′1〜ID′7及び識別回路24により識別された4ビ
ットの乱数Rに基づいて7つの受信側関数化ID(CI
D′1〜CID′7)を演算する。ステップ86からステ
ップ87に進み、ステップ87において第2の比較回路
31は識別回路24により識別された7つの送信側関数
化ID(CID1〜CID7)と演算回路25により演算
された7つの受信側関数化ID(CID′1〜CI
D′7)とを各々比較する。送信側関数化ID(CID1
〜CID7)と受信側関数化ID(CID′1〜CID′
7)とが一致した場合はステップ88に進み、ステップ
88において第2の比較回路31はロック装置13に作
動信号を送出してシリンダ錠等を解錠する。ロック装置
13に作動信号を送出した後、ステップ89に進み終了
となる。ステップ87において、送信側関数化ID(C
ID1〜CID7)と受信側関数化ID(CID′1〜C
ID′7)とが一致しない場合は直接ステップ89に進
み終了となる。
【0019】図1(A)に示す送信装置10の乱数発生手
段は、図4(A)に示すようにダイオード28と、ダイオ
ード28に電圧を印加したときに発生する端子電圧(シ
ョット雑音を含む)をサンプリングして数値化する量子
化手段としてのラッチ回路15を含む量子化回路16と
で構成することもできる。
段は、図4(A)に示すようにダイオード28と、ダイオ
ード28に電圧を印加したときに発生する端子電圧(シ
ョット雑音を含む)をサンプリングして数値化する量子
化手段としてのラッチ回路15を含む量子化回路16と
で構成することもできる。
【0020】また、この発明の第3の実施例の遠隔操作
装置は、図5(A)に示すように、送信装置10内に、カ
ウンタ19a及び各種演算手段19bを有する送信制御回
路19と、累進するカウンタ19aのカウンタ値と送信
側係数と乱数式定数と変換テーブルと固有コード(固有
ID)とを記憶する送信側記憶手段としての送信側メモ
リ14と、送信制御回路19内の各種演算手段19bに
より各々演算された送信側関数と送信側乱数と換字値と
固有IDとを含む遠隔操作信号12を発信する発振回路
18、変調回路20、増幅回路21及び送信側アンテナ
17を含む発信手段とを備えている。図示しないが各種
演算手段19b内には、送信側メモリ14に記憶された
カウンタ値及び乱数式定数から送信側乱数を演算する送
信側乱数演算手段と、送信側乱数演算手段により算出さ
れた送信側乱数及び送信側メモリ14に記憶された送信
側係数から送信側関数を演算する送信側関数演算手段
と、送信側乱数演算手段により算出された送信側乱数及
び送信側メモリ14に記憶されたカウンタ値から変換テ
ーブルのアドレス値を演算するアドレス値演算手段と、
送信側メモリ14の変換テーブルからアドレス値演算手
段のアドレス値に格納されている換字値を検索する換字
値検索手段とを備えている。
装置は、図5(A)に示すように、送信装置10内に、カ
ウンタ19a及び各種演算手段19bを有する送信制御回
路19と、累進するカウンタ19aのカウンタ値と送信
側係数と乱数式定数と変換テーブルと固有コード(固有
ID)とを記憶する送信側記憶手段としての送信側メモ
リ14と、送信制御回路19内の各種演算手段19bに
より各々演算された送信側関数と送信側乱数と換字値と
固有IDとを含む遠隔操作信号12を発信する発振回路
18、変調回路20、増幅回路21及び送信側アンテナ
17を含む発信手段とを備えている。図示しないが各種
演算手段19b内には、送信側メモリ14に記憶された
カウンタ値及び乱数式定数から送信側乱数を演算する送
信側乱数演算手段と、送信側乱数演算手段により算出さ
れた送信側乱数及び送信側メモリ14に記憶された送信
側係数から送信側関数を演算する送信側関数演算手段
と、送信側乱数演算手段により算出された送信側乱数及
び送信側メモリ14に記憶されたカウンタ値から変換テ
ーブルのアドレス値を演算するアドレス値演算手段と、
送信側メモリ14の変換テーブルからアドレス値演算手
段のアドレス値に格納されている換字値を検索する換字
値検索手段とを備えている。
【0021】また、受信装置11は、図5(B)に示すよ
うに、遠隔操作信号12を受信する受信側アンテナ22
を含む受信回路23と、受信回路23により受信した遠
隔操作信号から送信側関数と送信側乱数と換字値と固有
IDとを識別する識別回路24と、累進するカウンタ値
を出力するカウンタ30と、カウンタ30のカウンタ値
と受信側係数と乱数式定数と変換テーブルと固有IDと
を記憶する受信側メモリ26と、識別手段により識別し
た固有IDと受信側メモリ26に記憶された固有IDと
を比較してこれらが一致したときにトリガ信号をデータ
検索手段29に出力する第1の比較回路27と、第1の
比較回路27からトリガ信号が出力されたときに受信側
メモリ26の変換テーブルから識別回路24の換字値が
格納されているアドレス値を検索するアドレス値検索手
段29と、識別回路24の送信側乱数及びアドレス値検
索手段29のアドレス値より受信側カウンタ値を演算す
る受信側カウンタ値演算手段と受信側カウンタ値演算手
段により算出された受信側カウンタ値を初期値として受
信側メモリ26に記憶された乱数式定数から受信側乱数
を演算する受信側乱数演算手段と受信側乱数演算手段に
より算出された受信側乱数及び受信側メモリ26に記憶
された受信側係数から受信側関数を演算する受信側関数
演算手段とを含む演算回路25と、識別回路24により
識別した送信側関数と演算回路25内の受信側関数演算
手段により算出された受信側関数とを比較すると共に受
信側メモリ26のカウンタ値及び演算回路25内の受信
側カウンタ値演算手段により算出された受信側カウンタ
値とを比較し、送信側関数と受信側関数とが一致しかつ
受信側カウンタ値演算手段により算出された受信側カウ
ンタ値が受信側メモリ26のカウンタ値よりも大きいと
きにロック装置13に作動信号を出力する第2の比較回
路31とを備えている。
うに、遠隔操作信号12を受信する受信側アンテナ22
を含む受信回路23と、受信回路23により受信した遠
隔操作信号から送信側関数と送信側乱数と換字値と固有
IDとを識別する識別回路24と、累進するカウンタ値
を出力するカウンタ30と、カウンタ30のカウンタ値
と受信側係数と乱数式定数と変換テーブルと固有IDと
を記憶する受信側メモリ26と、識別手段により識別し
た固有IDと受信側メモリ26に記憶された固有IDと
を比較してこれらが一致したときにトリガ信号をデータ
検索手段29に出力する第1の比較回路27と、第1の
比較回路27からトリガ信号が出力されたときに受信側
メモリ26の変換テーブルから識別回路24の換字値が
格納されているアドレス値を検索するアドレス値検索手
段29と、識別回路24の送信側乱数及びアドレス値検
索手段29のアドレス値より受信側カウンタ値を演算す
る受信側カウンタ値演算手段と受信側カウンタ値演算手
段により算出された受信側カウンタ値を初期値として受
信側メモリ26に記憶された乱数式定数から受信側乱数
を演算する受信側乱数演算手段と受信側乱数演算手段に
より算出された受信側乱数及び受信側メモリ26に記憶
された受信側係数から受信側関数を演算する受信側関数
演算手段とを含む演算回路25と、識別回路24により
識別した送信側関数と演算回路25内の受信側関数演算
手段により算出された受信側関数とを比較すると共に受
信側メモリ26のカウンタ値及び演算回路25内の受信
側カウンタ値演算手段により算出された受信側カウンタ
値とを比較し、送信側関数と受信側関数とが一致しかつ
受信側カウンタ値演算手段により算出された受信側カウ
ンタ値が受信側メモリ26のカウンタ値よりも大きいと
きにロック装置13に作動信号を出力する第2の比較回
路31とを備えている。
【0022】図5(A)及び(B)に示す遠隔操作装置は、
図6(A)及び(B)のフローチャートに示す動作シーケン
スにより作動される。図5(A)に示す送信装置10は、
図6(A)に示すように、ステップ90のスタートにおい
て送信装置10のスイッチSWをオンさせると、送信制
御回路19内のカウンタ19aが作動を開始し、カウン
タ19aから累進出力が出力される。この累進出力は送
信側メモリ14内にカウンタ値Xとして記憶される。そ
の後、ステップ91に進み、ステップ91において送信
制御回路19は、送信側メモリ14からカウンタ値Xと
送信側係数ID1〜ID7と乱数式定数Kを読み出す。続
いて、ステップ92に進み、ステップ92において送信
制御回路19は、自身の各種演算手段19b内の送信側
乱数演算手段によりカウンタ値X及び乱数式定数Kから
送信側乱数Rを演算する。次に、ステップ93に進み、
ステップ93において送信制御回路19は、自身の各種
演算手段19b内の送信側関数演算手段により送信側乱
数Rと送信側係数ID1〜ID7との積を演算して送信側
関数化ID(CID1〜CID7)を算出する。その後、
ステップ94に進み、ステップ94において送信制御回
路19は、自身の各種演算手段19b内のアドレス値演
算手段により送信側乱数演算手段の送信側乱数R及び送
信側メモリ14に記憶されたカウンタ値Xから変換テー
ブルのアドレス値を演算する。アドレス値を演算後、ス
テップ95に進み、ステップ95において送信制御回路
19は、自身の各種演算手段19b内の換字値検索手段
により送信側メモリ14の変換テーブルからアドレス値
演算手段のアドレス値に格納されている換字値cx1〜
cx5を検索する。換字値cx1〜cx5を検索後、ステ
ップ96に進み、ステップ96において送信制御回路1
9は送信側メモリ14に記憶されている固有コード(固
有ID)を読出すと共に変調回路20に送信側関数化I
D(CID1〜CID7)と送信側乱数Rと換字値cx1
〜cx5と固有IDとを含む信号を送出し、この信号が
増幅器21を介して送信側アンテナ17から遠隔操作信
号12として送信される。遠隔操作信号12を送信後、
ステップ97に進み終了となる。
図6(A)及び(B)のフローチャートに示す動作シーケン
スにより作動される。図5(A)に示す送信装置10は、
図6(A)に示すように、ステップ90のスタートにおい
て送信装置10のスイッチSWをオンさせると、送信制
御回路19内のカウンタ19aが作動を開始し、カウン
タ19aから累進出力が出力される。この累進出力は送
信側メモリ14内にカウンタ値Xとして記憶される。そ
の後、ステップ91に進み、ステップ91において送信
制御回路19は、送信側メモリ14からカウンタ値Xと
送信側係数ID1〜ID7と乱数式定数Kを読み出す。続
いて、ステップ92に進み、ステップ92において送信
制御回路19は、自身の各種演算手段19b内の送信側
乱数演算手段によりカウンタ値X及び乱数式定数Kから
送信側乱数Rを演算する。次に、ステップ93に進み、
ステップ93において送信制御回路19は、自身の各種
演算手段19b内の送信側関数演算手段により送信側乱
数Rと送信側係数ID1〜ID7との積を演算して送信側
関数化ID(CID1〜CID7)を算出する。その後、
ステップ94に進み、ステップ94において送信制御回
路19は、自身の各種演算手段19b内のアドレス値演
算手段により送信側乱数演算手段の送信側乱数R及び送
信側メモリ14に記憶されたカウンタ値Xから変換テー
ブルのアドレス値を演算する。アドレス値を演算後、ス
テップ95に進み、ステップ95において送信制御回路
19は、自身の各種演算手段19b内の換字値検索手段
により送信側メモリ14の変換テーブルからアドレス値
演算手段のアドレス値に格納されている換字値cx1〜
cx5を検索する。換字値cx1〜cx5を検索後、ステ
ップ96に進み、ステップ96において送信制御回路1
9は送信側メモリ14に記憶されている固有コード(固
有ID)を読出すと共に変調回路20に送信側関数化I
D(CID1〜CID7)と送信側乱数Rと換字値cx1
〜cx5と固有IDとを含む信号を送出し、この信号が
増幅器21を介して送信側アンテナ17から遠隔操作信
号12として送信される。遠隔操作信号12を送信後、
ステップ97に進み終了となる。
【0023】また、図5(B)に示す受信装置11は、図
6(B)に示すように、ステップ100のスタートからス
テップ101に進み、ステップ101において、受信装
置11の受信回路23が送信装置10からの遠隔操作信
号12を受信すると、ステップ102に進む。受信回路
23が送信装置10からの遠隔操作信号12を受信しな
いときはステップ101に戻る。ステップ102におい
て、識別回路24は受信回路23により受信した遠隔操
作信号12から送信側関数化ID(CID1〜CID7)
と送信側乱数Rと換字値cx1〜cx5と固有IDとに識
別する。続いて、ステップ103に進み、ステップ10
3において、第1の比較回路27は受信側メモリ26か
ら固有IDを読み出して識別回路24により識別した固
有IDと比較する。受信側メモリ26の固有IDと識別
回路24の固有IDとが一致した場合はステップ104
に進み、ステップ104において第1の比較回路27は
アドレス値検索手段29にトリガ信号を送出する。ステ
ップ103において、受信側メモリ26の固有IDと識
別回路24の固有IDとが一致しない場合は直接ステッ
プ112に進み終了となる。ステップ104において第
1の比較回路27からトリガ信号が送出されると、ステ
ップ105に進み、ステップ105において、アドレス
値検索手段29は受信側メモリ26から変換テーブルを
読み出すと共に、この変換テーブルから識別回路24の
換字値cx1〜cx5が格納されているアドレス値を検索
する。アドレス値を検索後、ステップ106に進み、ス
テップ106において、演算回路25内の受信側カウン
タ値演算手段は識別回路24の送信側乱数R及びアドレ
ス値検索手段29のアドレス値より受信側カウンタ値x
を演算する。続いて、ステップ107に進み、ステップ
107において演算回路25内の受信側乱数演算手段は
受信側カウンタ値xを初期値として受信側メモリ26に
記憶された乱数式定数Kから受信側乱数rを演算する。
受信側乱数rを演算後、ステップ108に進み、ステッ
プ108において演算回路25内の受信側関数演算手段
は受信側乱数r及び受信側係数ID′1〜ID′7から受
信側関数化ID(CID′1〜CID′7)を演算する。
次に、ステップ109に進み、ステップ109において
第2の比較回路31は識別回路24の送信側関数化ID
(CID1〜CID7)と演算回路25により算出された
受信側関数化ID(CID′1〜CID′7)とを各々比
較する。受信側関数化ID(CID′1〜CID′7)と
送信側関数化ID(CID1〜CID7)とが一致した場
合はステップ110に進み、ステップ110において第
2の比較回路31は演算回路25により算出された受信
側カウンタ値xと受信側メモリ26のカウンタ値X′と
を比較する。演算回路25により算出された受信側カウ
ンタ値xが受信側メモリ26に記憶されたカウンタ30
のカウンタ値X′よりも大きいときはステップ111に
進み、ステップ111において第2の比較回路31はロ
ック装置13に作動信号を送出してシリンダ錠等を解錠
する。ロック装置13に作動信号を送出した後、ステッ
プ112に進み終了となる。ステップ109において受
信側関数化ID(CID′1〜CID′7)と送信側関数
化ID(CID1〜CID7)とが一致しない場合又はス
テップ110において演算手段25により算出された受
信側カウンタ値xが受信側メモリ26に記憶されたカウ
ンタ30のカウンタ値X′以下の場合は直接ステップ1
12に進み終了となる。
6(B)に示すように、ステップ100のスタートからス
テップ101に進み、ステップ101において、受信装
置11の受信回路23が送信装置10からの遠隔操作信
号12を受信すると、ステップ102に進む。受信回路
23が送信装置10からの遠隔操作信号12を受信しな
いときはステップ101に戻る。ステップ102におい
て、識別回路24は受信回路23により受信した遠隔操
作信号12から送信側関数化ID(CID1〜CID7)
と送信側乱数Rと換字値cx1〜cx5と固有IDとに識
別する。続いて、ステップ103に進み、ステップ10
3において、第1の比較回路27は受信側メモリ26か
ら固有IDを読み出して識別回路24により識別した固
有IDと比較する。受信側メモリ26の固有IDと識別
回路24の固有IDとが一致した場合はステップ104
に進み、ステップ104において第1の比較回路27は
アドレス値検索手段29にトリガ信号を送出する。ステ
ップ103において、受信側メモリ26の固有IDと識
別回路24の固有IDとが一致しない場合は直接ステッ
プ112に進み終了となる。ステップ104において第
1の比較回路27からトリガ信号が送出されると、ステ
ップ105に進み、ステップ105において、アドレス
値検索手段29は受信側メモリ26から変換テーブルを
読み出すと共に、この変換テーブルから識別回路24の
換字値cx1〜cx5が格納されているアドレス値を検索
する。アドレス値を検索後、ステップ106に進み、ス
テップ106において、演算回路25内の受信側カウン
タ値演算手段は識別回路24の送信側乱数R及びアドレ
ス値検索手段29のアドレス値より受信側カウンタ値x
を演算する。続いて、ステップ107に進み、ステップ
107において演算回路25内の受信側乱数演算手段は
受信側カウンタ値xを初期値として受信側メモリ26に
記憶された乱数式定数Kから受信側乱数rを演算する。
受信側乱数rを演算後、ステップ108に進み、ステッ
プ108において演算回路25内の受信側関数演算手段
は受信側乱数r及び受信側係数ID′1〜ID′7から受
信側関数化ID(CID′1〜CID′7)を演算する。
次に、ステップ109に進み、ステップ109において
第2の比較回路31は識別回路24の送信側関数化ID
(CID1〜CID7)と演算回路25により算出された
受信側関数化ID(CID′1〜CID′7)とを各々比
較する。受信側関数化ID(CID′1〜CID′7)と
送信側関数化ID(CID1〜CID7)とが一致した場
合はステップ110に進み、ステップ110において第
2の比較回路31は演算回路25により算出された受信
側カウンタ値xと受信側メモリ26のカウンタ値X′と
を比較する。演算回路25により算出された受信側カウ
ンタ値xが受信側メモリ26に記憶されたカウンタ30
のカウンタ値X′よりも大きいときはステップ111に
進み、ステップ111において第2の比較回路31はロ
ック装置13に作動信号を送出してシリンダ錠等を解錠
する。ロック装置13に作動信号を送出した後、ステッ
プ112に進み終了となる。ステップ109において受
信側関数化ID(CID′1〜CID′7)と送信側関数
化ID(CID1〜CID7)とが一致しない場合又はス
テップ110において演算手段25により算出された受
信側カウンタ値xが受信側メモリ26に記憶されたカウ
ンタ30のカウンタ値X′以下の場合は直接ステップ1
12に進み終了となる。
【0024】上記の3つの実施例では、送信装置10に
おいて、コード信号、即ち送信側係数信号ID1〜ID7
と乱数発生手段で発生した乱数信号Rとから関数信号C
ID1〜CID7を形成してこの関数信号CID1〜CI
D7と乱数信号Rと固有IDとを含む遠隔操作信号12
を発生する。受信装置11において送信装置10から送
信された遠隔操作信号12を受信し、受信した信号12
の固有IDが受信側メモリ26の固有IDと一致しかつ
送信側係数ID1〜ID7又は送信側関数CID1〜CI
D7が各々受信側係数ID′1〜ID′7又は受信側関数
CID′1〜CID′7と一致したときにロック装置13
を作動させるので、コード信号の偶然の一致を低減して
ロック装置等の被駆動装置の不正操作を十分に防止でき
る。
おいて、コード信号、即ち送信側係数信号ID1〜ID7
と乱数発生手段で発生した乱数信号Rとから関数信号C
ID1〜CID7を形成してこの関数信号CID1〜CI
D7と乱数信号Rと固有IDとを含む遠隔操作信号12
を発生する。受信装置11において送信装置10から送
信された遠隔操作信号12を受信し、受信した信号12
の固有IDが受信側メモリ26の固有IDと一致しかつ
送信側係数ID1〜ID7又は送信側関数CID1〜CI
D7が各々受信側係数ID′1〜ID′7又は受信側関数
CID′1〜CID′7と一致したときにロック装置13
を作動させるので、コード信号の偶然の一致を低減して
ロック装置等の被駆動装置の不正操作を十分に防止でき
る。
【0025】この発明の実施態様は前記の実施例に限定
されず種々の変更が可能である。例えば、図1(B)、図
4(B)及び図5(B)に示す受信装置11は、それぞれ図
7(A)及び(B)に示すように構成してもよい。図7(A)
及び(B)に示す回路は、図1(B)、図4(B)及び図5
(B)の回路構成に第1の比較回路27のトリガ信号と第
2の比較手段27の一致信号との論理積信号を出力する
ANDゲート32をロック装置13に接続したものであ
る。したがって、図7(A)及び(B)の受信装置11で
は、トリガ信号及び一致信号の両者がANDゲート32
の入力端子に入力されたときにロック装置13に作動信
号が付与され、シリンダ錠等が解錠される。また、図
1、図4、図5及び図7に示す実施例では、ロック装置
にこの発明を適用した例を示したが、ロック装置以外の
他の制御装置にこの発明を適用できることは明らかであ
る。
されず種々の変更が可能である。例えば、図1(B)、図
4(B)及び図5(B)に示す受信装置11は、それぞれ図
7(A)及び(B)に示すように構成してもよい。図7(A)
及び(B)に示す回路は、図1(B)、図4(B)及び図5
(B)の回路構成に第1の比較回路27のトリガ信号と第
2の比較手段27の一致信号との論理積信号を出力する
ANDゲート32をロック装置13に接続したものであ
る。したがって、図7(A)及び(B)の受信装置11で
は、トリガ信号及び一致信号の両者がANDゲート32
の入力端子に入力されたときにロック装置13に作動信
号が付与され、シリンダ錠等が解錠される。また、図
1、図4、図5及び図7に示す実施例では、ロック装置
にこの発明を適用した例を示したが、ロック装置以外の
他の制御装置にこの発明を適用できることは明らかであ
る。
【0026】
【発明の効果】前記のように、この発明によれば、乱数
コードに固有コードを付加して乱数コードの一致及び固
有コードの一致が得られたときに被駆動装置を操作でき
るので、電子操作装置でのキーコード数を増加して、コ
ード信号の偶然の一致による不正操作を十分に防止する
ことができる。
コードに固有コードを付加して乱数コードの一致及び固
有コードの一致が得られたときに被駆動装置を操作でき
るので、電子操作装置でのキーコード数を増加して、コ
ード信号の偶然の一致による不正操作を十分に防止する
ことができる。
【図1】 この発明による遠隔操作装置の送信装置及び
受信装置の実施例を示す電気回路図
受信装置の実施例を示す電気回路図
【図2】 図1の遠隔操作装置の動作シーケンスを示す
フローチャート
フローチャート
【図3】 この発明による遠隔操作装置の送信装置及び
受信装置の第2の実施例の動作シーケンスを示すフロー
チャート
受信装置の第2の実施例の動作シーケンスを示すフロー
チャート
【図4】 乱数発生手段にダイオードを用いた例を示す
電気回路図
電気回路図
【図5】 この発明による遠隔操作装置の送信装置及び
受信装置の第3の実施例を示す電気回路図
受信装置の第3の実施例を示す電気回路図
【図6】 図5の遠隔操作装置の動作シーケンスを示す
フローチャート
フローチャート
【図7】 図1、図4及び図5の受信装置の他の実施例
を示すブロック図
を示すブロック図
10..送信装置、11..受信装置、12..遠隔操
作信号、13..ロック装置(被駆動装置)、1
4...送信側メモリ(送信側記憶手段)、16...
量子化回路、17...送信側アンテナ、19...送
信制御回路、22...受信側アンテナ、23...受
信回路(受信手段)、24...識別回路(識別手
段)、25...演算回路(演算手段)、26...受
信側メモリ(受信側記憶手段)、27...第1の比較
回路(第1の比較手段)、31...第2の比較回路
(第2の比較手段)
作信号、13..ロック装置(被駆動装置)、1
4...送信側メモリ(送信側記憶手段)、16...
量子化回路、17...送信側アンテナ、19...送
信制御回路、22...受信側アンテナ、23...受
信回路(受信手段)、24...識別回路(識別手
段)、25...演算回路(演算手段)、26...受
信側メモリ(受信側記憶手段)、27...第1の比較
回路(第1の比較手段)、31...第2の比較回路
(第2の比較手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 コード信号を含む遠隔操作信号を発生す
る送信装置と、送信装置から送信された遠隔操作信号を
受信して、遠隔操作信号が所定のコード信号を含むとき
に被駆動装置に駆動信号を発生する受信装置とを備えた
遠隔操作装置において、 送信装置は、乱数を発生する乱数発生手段と、係数及び
固有コードを記憶する送信側記憶手段と、乱数発生手段
からの乱数及び送信側記憶手段からの係数を含む関数を
形成する関数形成手段と、関数形成手段により形成され
た関数を乱数に基づいて並べ換えて暗号化信号を形成す
る暗号化信号形成手段と、暗号化信号及び乱数と固有コ
ードとを含む遠隔操作信号を発信する発信手段とを備
え、 受信装置は、遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信
手段により受信した遠隔操作信号を暗号化信号と固有コ
ードとに識別しかつ暗号化信号を乱数に基づいて関数と
乱数とに識別する識別手段と、係数及び固有コードを記
憶する受信側記憶手段と、識別手段により識別した固有
コードと受信側記憶手段に記憶された固有コードとを比
較してこれらが一致したときに出力信号を発生する第1
の比較手段と、識別した乱数及び関数に基づいて係数を
演算する演算手段と、受信側記憶手段に記憶された係数
と演算手段により算出された係数とを比較してこれらが
一致したときに出力信号を発生する第2の比較手段とを
備え、第1の比較手段と第2の比較手段の出力信号が発
生したときに被駆動装置に作動信号が出力されることを
特徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項2】 コード信号を含む遠隔操作信号を発生す
る送信装置と、送信装置から送信された遠隔操作信号を
受信して、遠隔操作信号が所定のコード信号を含むとき
に被駆動装置に駆動信号を発生する受信装置とを備えた
遠隔操作装置において、 送信装置は、乱数を発生する乱数発生手段と、係数及び
固有コードを記憶する送信側記憶手段と、乱数発生手段
からの乱数及び送信側記憶手段からの係数を含む関数を
形成する関数形成手段と、関数形成手段により形成され
た関数を乱数に基づいて並べ換えて暗号化信号を形成す
る暗号化信号形成手段と、暗号化信号及び乱数と固有コ
ードとを含む遠隔操作信号を発信する発信手段とを備
え、 受信装置は、遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信
手段により受信した遠隔操作信号を暗号化信号と固有コ
ードとに識別しかつ暗号化信号を乱数に基づいて関数と
乱数とに識別する識別手段と、係数及び固有コードを記
憶する受信側記憶手段と、識別手段により識別した固有
コードと受信側記憶手段に記憶された固有コードとを比
較してこれらが一致したときに出力信号を発生する第1
の比較手段と、受信側記憶手段の係数及び識別手段の乱
数から受信側関数を演算する演算手段と、識別手段の関
数と演算手段により算出された受信側関数とを比較して
これらが一致したときに出力信号を発生する第2の比較
手段とを備え、第1の比較手段と第2の比較手段の出力
信号が発生したときに被駆動装置に作動信号が出力され
ることを特徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項3】 乱数を発生する乱数発生手段と、係数及
び固有コードを記憶する送信側記憶手段と、乱数発生手
段からの乱数及び送信側記憶手段からの係数を含む関数
を形成する関数形成手段と、関数形成手段により形成さ
れた関数を乱数に基づいて並べ換えて暗号化信号を形成
する暗号化信号形成手段と、暗号化信号と乱数と固有コ
ードとを含む遠隔操作信号を発信する発信手段とを備え
たことを特徴とする送信装置。 - 【請求項4】 乱数発生手段はパルスを連続的に発生す
る発振回路と、発振回路に発生する出力をサンプリング
して数値化する量子化手段とを備えた「請求項3」に記
載の送信装置。 - 【請求項5】 コード信号を含む遠隔操作信号を発生す
る送信装置と、送信装置から送信された遠隔操作信号を
受信して、遠隔操作信号が所定のコード信号を含むとき
に被駆動装置に駆動信号を発生する受信装置とを備えた
遠隔操作装置において、 送信装置は、累進するカウンタ値と送信側係数と乱数式
定数と変換テーブルと固有コードとを記憶する送信側記
憶手段と、送信側記憶手段に記憶されたカウンタ値及び
乱数式定数から送信側乱数を演算する送信側乱数演算手
段と、送信側乱数演算手段により算出された送信側乱数
及び送信側記憶手段に記憶された送信側係数から送信側
関数を演算する送信側関数演算手段と、送信側乱数演算
手段により算出された送信側乱数及び送信側記憶手段に
記憶されたカウンタ値から変換テーブルのアドレス値を
演算するアドレス値演算手段と、送信側記憶手段の変換
テーブルからアドレス値演算手段のアドレス値に格納さ
れている換字値を検索する換字値検索手段と、送信側関
数と送信側乱数と換字値と固有コードとを含む遠隔操作
信号を発信する発信手段とを備え、 受信装置は、遠隔操作信号を受信する受信手段と、受信
手段により受信した遠隔操作信号から送信側関数と送信
側乱数と換字値と固有コードとを識別する識別手段と、
受信側係数と乱数式定数と変換テーブルと固有コードと
を記憶する受信側記憶手段と、識別手段により識別した
固有コードと受信側記憶手段に記憶された固有コードと
を比較してこれらが一致したときに出力信号を発生する
第1の比較手段と、受信側記憶手段の変換テーブルから
識別手段の換字値が格納されているアドレス値を検索す
るアドレス値検索手段と、識別手段の送信側乱数及びア
ドレス値検索手段のアドレス値より受信側カウンタ値を
演算する受信側カウンタ値演算手段と、受信側カウンタ
値演算手段により算出された受信側カウンタ値を初期値
として受信側記憶手段に記憶された乱数式定数から受信
側乱数を演算する受信側乱数演算手段と、受信側乱数演
算手段により算出された受信側乱数及び受信側記憶手段
に記憶された受信側係数から受信側関数を演算する受信
側関数演算手段と、識別手段により識別した送信側関数
と受信側関数演算手段により算出された受信側関数とを
比較してこれらが一致したときに出力信号を発生する第
2の比較手段とを備え、第1の比較手段と第2の比較手
段の出力信号が発生したときに被駆動装置に作動信号が
出力されることを特徴とする遠隔操作装置。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18538293A JPH0746672A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18538293A JPH0746672A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 遠隔操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746672A true JPH0746672A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16169833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18538293A Pending JPH0746672A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746672A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5774065A (en) * | 1994-08-05 | 1998-06-30 | Nippondenso Co., Ltd. | Remote control system and method using variable ID code |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP18538293A patent/JPH0746672A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5774065A (en) * | 1994-08-05 | 1998-06-30 | Nippondenso Co., Ltd. | Remote control system and method using variable ID code |
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