JPH0746280Y2 - 室内用ジャングルジム - Google Patents

室内用ジャングルジム

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JPH0746280Y2
JPH0746280Y2 JP1992062124U JP6212492U JPH0746280Y2 JP H0746280 Y2 JPH0746280 Y2 JP H0746280Y2 JP 1992062124 U JP1992062124 U JP 1992062124U JP 6212492 U JP6212492 U JP 6212492U JP H0746280 Y2 JPH0746280 Y2 JP H0746280Y2
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JP
Japan
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joint
roof
shafts
jungle gym
plate
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JP1992062124U
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JPH0626911U (ja
Inventor
みどり 吉田
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美倍紙業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、室内用ジャングルジ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、子供の室内遊具として、ジャング
ルジムや、段ボール紙で作られた小屋などがある。室内
用ジャングルジムは、紙管で作られた所定の長さの管体
をジョイントで立体格子状に連結したものであり、互い
に連結された管体の間に形成される格子面は開放されて
いる。
【0003】一方、段ボール製の小屋は、四方の側面を
囲む壁板と、その上面を覆う屋根とからなり、窓や出入
り口を壁板や屋根の妻板に開設している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、子供は家の
ようなある程度の閉鎖性のある空間に出入りして遊ぶこ
とが非常に好きであり、段ボール製の小屋はこの子供の
好みに合っている。しかし、段ボール製の小屋には柱や
梁が設けられないので、強度が弱く、子供の体重がかか
ったり、子供が叩いたりすることによって簡単に形崩れ
し、崩壊するという欠点がある。
【0005】一方、ジャングルジムの紙管やジョイント
は子供が乗っても充分に耐えられる程度の強度を有して
いるが、内部の空間が完全に開放されているため、閉鎖
性のある空間に出入りするという子供の好みを満たすこ
とができない。そこで、本考案は、上記の事情を鑑み、
閉鎖性のある空間に出入りするという子供の好みを満た
すことができ、しかも、形崩したり、崩壊したりし難い
室内用ジャングルジムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、所定の長さ
の紙管11・12・13を、接合点14aから互いに直角を成す
3方向に突出する接合軸14bを有するコーナージョイン
ト14、および、接合点15aから互いに背反する2方向に
突出する2本の接合軸15bこれらと直交し、かつ、互い
に直角を成す2方向に突出する2本の接合軸15cとを有
する中間ジョイント15、接合点16aから十文字状に突出
する4本の接合軸16bこれらと直角を成す方向に突出す
る1本の接合軸16cとを有する中間ジョイント16、接合
点17aから互いに直角を成す6方向に突出する6本の接
合軸17bとを有する中間ジョイント17、接合点18aでT
字型に連結された3本の接合軸18bを有する中間ジョイ
ント18で、立体格子状に連結した室内用ジャングルジム
において、上面を覆う、段ボール、プラスチック板、ベ
ニヤ板等の板材で形成した屋根2と、横向きの少なくと
も1つの格子面内に、吊革状の連結帯5によって格子面
の上側の紙管11・12に吊持して配置された、段ボール、
プラスチック板、ベニヤ板等の板材で形成した壁板4と
を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ジャングルジムの上面を屋根で覆うことによ
り、その下側に1つの想像空間が形成される。そして、
横向きの格子面の少なくとも1つに壁板を配置すること
により、その想像空間に閉鎖性が与えられ、ジャングル
ジム内に閉鎖性の有る空間が形成される。子供はその壁
板を開閉して、あるいは、壁板で覆われていない横向き
の格子面からこの閉鎖性を有する空間に、あたかも家に
出入りするようにして出入りできる。
【0008】また、子供の体重がかかったり、子供が叩
いたりしても、その重量や衝撃力がジャングルジムの管
体およびこれで構成される立体構造物に支持されるの
で、形崩れしたり、破損したりし難くなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1はこの考案の一実施例に係る室内用
ジャングルジムの斜視図である。このジャングルジム
は、立体格子状の本体1と、その上面を覆う屋根2と、
本体1の横向きの各格子面のうちの少なくとも1面(こ
こでは、大小合わせて11面)を覆う壁板4とを備える。
【0010】上記本体1は、標準長の紙管11と、その2
倍の長さ (倍長) の紙管12と、標準長の半分の長さ (半
長) の紙管13とをコーナージョイント14および中間ジョ
イント15, 16, 17, 18で連結することにより形成され
る。コーナージョイント14は、図2(a) の斜視図に示す
ように、接合点14aから互いに直角を成す3方向に突出
する3本の接合軸14bを有する。
【0011】中間ジョイント15は、図2(b) の斜視図に
示すように、接合点15aから互いに背反する2方向に突
出する2本の接合軸15bこれらと直交し、かつ、互いに
直角をなす2方向に突出する2本の接合軸15cとを有す
る。中間ジョイント16は、図2(c) の斜視図に示すよう
に、接合点16aから十文字状に突出する4本の接合軸16
bこれらと直角をなす方向に突出する1本の接合軸16c
とを有する。
【0012】中間ジョイント17は、図2(d) の斜視図に
示すように、接合点17aから互いに直角をなす6方向に
突出する6本の接合軸17bとを有する。中間ジョイント
18は図2(e) の斜視図に示すように、接合点18aでT字
型に連結された3本の接合軸18bを備える。各紙管11,
12,13およびジョイント14〜18の数および配置は適宜設
定することができるので、これらについては、その配置
を図3に例示するに止め、詳細な説明は省略する。
【0013】上記屋根2は、段ボール、プラスチック
板、ベニヤ板等の板材で形成され、中間ジョイント18を
介して本体1に連結された屋根枠19に載置される。屋根
2の形状は図1に示す寄せ棟形に限定されず、切妻、片
流れ、方形、入母屋、ヴォールト、陸屋根など種々の形
状を選択することができ、また、必要に応じて任意の形
状の窓2aを形成して、子供が内外から互いにうかがい
合えるようにしている。
【0014】屋根枠19は、図3の斜視図に示すように、
標準長の紙管からなる棟材19aと標準長の約 1.4倍の長
さの垂木19bと、これらを連結するコーナージョイント
19cおよび中間ジョイント19dとからなる。この実施例
では、垂木19bを標準長の約 1.4倍の長さにし、本体1
の上面で標準長の約2倍の間隔を置いて対向配置した中
間ジョイント18の間に山形に垂木19bを合掌させている
ので、この合掌部で両側の垂木19bと棟材19aとを連結
するコーナージョイント19cは本体1のコーナージョイ
ント14と同一に構成すればよく、中間ジョイント19dは
本体1の中間ジョイント15と同一に構成すればよい。
【0015】なお、本体1の上面のコーナージョイント
14に、図4(a) の斜視図に示すように、上面で2方向に
突出する接合軸14bの一方に対して45°、他方に対して
90°の方向に突出する接合軸14cを付加し、あるいは、
図4(b) の斜視図に示すように、上面で2方向に突出す
る接合軸14bの両方に対してそれぞれ適当な角度α,β
(ただし、0°<α,β<90°)で交差する方向に突出
する接合軸14cを付加することにより、屋根2の両端ま
で屋根枠19が設けられるようにしてもよい。
【0016】また、屋根枠19は、例えば図5に示すよう
に、上下多段に棟材19aおよび垂木19を組み上げるトラ
ス構造にしてもよい。壁板4は、屋根板2aと同様に段
ボール、プラスチック板、ベニヤ板等の板材で形成さ
れ、皮革、合成樹脂帯、天然、合成またはこれらを適当
に配合した繊維の織物、編物、組紐からなる吊革状の連
結帯5によって各格子面の上側の紙管11,12に吊持させ
ている。
【0017】各連結帯5は、図6に示すように、帯状体
5aの両端に対をなすファスナ5b,5cを設けたもの
であり、壁板4の上端部に形成したスリットに帯状体5
aを挿通し、紙管11,12に巻き掛けてファスナ5b,5
cを結合することにより壁板4を紙管11,12に連結する
ようにしている。ファスナ5b,5cとしては、ここで
はスナップファスナを用いているが、ベルベット式ファ
スナ(商品名:マジックテープ)等、結合原理が異なる
ファスナを用いることができ、更に、ボタンとボタン穴
とでファスナを構成することも可能である。
【0018】この実施例では、各壁板4の上端部のみを
連結帯5によって紙管11,12に吊持させているので、各
壁板4は煽り上げて開くことができる。しかし、各壁板
4の側縁部を連結帯5で横側の紙管11,12に連結して、
各壁板4を横に煽って開けるようにすることは妨げな
い。また、各壁板4の上端部と下端部あるいは側縁部と
を連結帯5で紙管11,12に連結して壁板4が開かれない
ようにすることも妨げない。
【0019】壁板4を屋根2の周縁の下側の横向きの格
子面を覆うように設けると、子供の遊び感覚に最も近い
家、あるいは小屋に近い外観になる。しかし、壁板4の
接地位置は屋根2の周縁の下側に限定されるものではな
く、例えば屋内の間仕切りのように屋根2の真下に位置
する横向きの格子面に設けることも妨げない。また、壁
板4は、全面的に対応する格子面の全面を覆う必要はな
く、格子面の周囲の紙管11,12との間にある程度の間隔
が置かれるようにしてもよく、必要に応じて任意の形状
の窓6を開け、子供が内外から互いにうかがい合えるよ
うにしてもよい。
【0020】この室内用ジャングルジムによれば、屋根
2を設けることによって、その下側に1つの想像空間が
形成される。そして、横向きの格子面に壁板4を設ける
ことにより、その想像空間に閉鎖性が与えられ、ジャン
グルジム内に閉鎖性の有る空間が形成される。子供はそ
の壁板4を開閉して、あるいは、壁板4で覆われていな
い横向きの格子面からこの閉鎖性を有する空間に、あた
かも家に出入りするようにして出入りできる。
【0021】また、子供が屋根2に乗り掛かったり、壁
板4にもたれ掛かったりして屋根2や壁板4に体重が掛
かっても、子供が屋根2や壁板4を叩いても、本体1や
屋根枠19の紙管およびこれらにより構成される立体骨枠
構造によってその重量や衝撃力が支持されるので、容易
に形崩れしたり、崩壊したりすることはない。さらに、
屋根2や壁板4に窓2a,6を開けているので、窓2
a,6から外を覗いたり、窓2a,6から中を覗いたり
して、内外で呼応して遊ぶことができ、遊びの楽しさを
増進させることができる。
【0022】加えて、屋根2は単に屋根枠19に載せてい
るだけであり、また、壁板4は簡単に解離できる連結帯
5を介して本体1に支持させているので、屋根2や壁板
4を簡単に取り外すことができ、屋根2や壁板4を外す
ことにより開放的な遊びも楽しむことができる。
【0023】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、屋根
と壁板とによってジャングルジム内に閉鎖性を有する空
間を形成できるので、子供があたかも家に出入りするよ
うな気持ちでジャングルジムに出入りするすることがで
き、閉鎖性のある空間に出入りするという子供の好みを
満たすことができる。
【0024】また、ジャングルジムの構造的強度は柱が
ない段ボール製の小屋に比べて強いので、子供の体重が
かかったり、子供が叩いたりすることによって容易に形
崩れしたり、崩壊したりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の各ジョイントの斜視図である。
【図3】本考案の屋根枠の斜視図である。
【図4】本考案のコーナージョイントの変形例の各斜視
図である。
【図5】本考案の屋根枠の変形例の斜視図である。
【図6】本考案の連結帯の斜視図である。
【符号の説明】
2…屋根 4…壁板 11 ,12,13…紙管 14…コーナージョイント 15, 16, 17, 18…中間ジョイント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の長さの紙管11・12・13を、接合点
    14aから互いに直角を成す3方向に突出する接合軸14b
    を有するコーナージョイント14、および、接合点15aか
    ら互いに背反する2方向に突出する2本の接合軸15bこ
    れらと直交し、かつ、互いに直角を成す2方向に突出す
    る2本の接合軸15cとを有する中間ジョイント15、接合
    点16aから十文字状に突出する4本の接合軸16bこれら
    と直角を成す方向に突出する1本の接合軸16cとを有す
    る中間ジョイント16、接合点17aから互いに直角を成す
    6方向に突出する6本の接合軸17bとを有する中間ジョ
    イント17、接合点18aでT字型に連結された3本の接合
    軸18bを有する中間ジョイント18で、立体格子状に連結
    した室内用ジャングルジムにおいて、上面を覆う、段ボ
    ール、プラスチック板、ベニヤ板等の板材で形成した屋
    根2と、横向きの少なくとも1つの格子面内に、吊革状
    の連結帯5によって格子面の上側の紙管11・12に吊持し
    て配置された、段ボール、プラスチック板、ベニヤ板等
    の板材で形成した壁板4とを設けたことを特徴とする室
    内用ジャングルジム。
JP1992062124U 1992-09-03 1992-09-03 室内用ジャングルジム Expired - Lifetime JPH0746280Y2 (ja)

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JPH0626911U JPH0626911U (ja) 1994-04-12
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