JPH0745698A - 半導体表面上に形成されるデバイスの分離構造および分離方法 - Google Patents

半導体表面上に形成されるデバイスの分離構造および分離方法

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JPH0745698A
JPH0745698A JP5318715A JP31871593A JPH0745698A JP H0745698 A JPH0745698 A JP H0745698A JP 5318715 A JP5318715 A JP 5318715A JP 31871593 A JP31871593 A JP 31871593A JP H0745698 A JPH0745698 A JP H0745698A
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layer
semiconductor
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oxide film
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Howard L Tigelaar
エル.ティゲラー ハワード
Shivaling Mahant-Shetti
マハント − シェッティ シヴァリング
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    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体内のデバイス分離方法を提供する。 【構成】 フィールド酸化膜領域208内にフィールド
プレート228を埋込んでトランジスタ262等のデバ
イスを他のデバイスから分離する。フィールドプレート
228はポリシリコン等の導電材から構成されウェル領
域204に電気的に接続される。フィールドプレート2
28の下のウェル領域204の一部をドープしてチャネ
ルストップ220を形成する。フィールドプレート22
8上に絶縁体層230を形成してフィールドプレート2
28を(図示せぬ)他のデバイスから絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に半導体デバイス
および工程に関するものであり、特に高電圧/低電圧組
合せ工程の分離に関するものである。
【0002】
【従来の技術】より複雑な機能の高性能集積回路に対す
る要望が高まるにつれ、能動デバイスをより稠密にパッ
ケージする必要性が生じてきている。密度はトランジス
タの活性領域だけではなくトランジスタを互いに分離す
るのに必要な領域にも左右される。従来この分野では、
高電圧パワーデバイスと低電圧制御論理を1個の集積回
路上で組み合わせることが望ましいものとされている。
しかしながら、同じデバイス上で高低両電圧を必要とす
る場合には、分離に関して問題が生じていた。高電圧デ
バイスから低電圧デバイスへ拡散する電荷が低電圧デバ
イスのフィールド閾値を越えて分離損失を生じることが
ある。
【0003】この問題を克服するための従来技術がいく
つか提供されている。その一つはデバイス間の分離酸化
膜を厚くすることである。しかしながら、分離酸化膜を
厚くするとモート間の間隔に悪影響が生じる。従来技術
の第2の解決方法を図1aに示す。Pウェル6内のフィ
ールド酸化膜領域8の下にチャネルストップ領域12が
配置されている。チャネルストップ(C/S)領域12
の注入ドーズを高めて分離が向上されている。しかしな
がら、C/S注入ドーズを高くするとC/S領域12と
トランジスタのソース/ドレーン14間の降伏電圧が低
下してリークの問題が生じる。従来技術の第3の解決方
法では図1bに示すように影響を受けるデバイス(24
と26,および26と28)間にフィールドプレート2
2が設けられている。フィールドプレート22には接地
への接続30が必要である。しかしながら、接続30に
より必要なデバイス空間がかなり占有されてしまい工程
の複雑さも増す。したがって、従来技術の方法に伴う問
題点を克服するような分離方式が所望されている。
【0004】一般的に本発明の一形態として半導体内の
デバイスを分離する構造が開示される。この構造は半導
体内に形成された第1の導電型の第1のウェル領域と、
第1および第2のデバイスと、第1および第2のデバイ
ス間で第1の領域上に配置された第1の酸化膜領域によ
り構成される。フィールドプレートが酸化膜内に埋込ま
れており第1のウェル領域に電気的に接続されている。
【0005】最少限のデバイス領域を使用して半導体内
のデバイス間の分離を改善することが本発明の一つの目
的である。
【0006】高電圧および低電圧デバイスの両方を有す
る半導体においてデバイス間の分離を改善することが本
発明のもう一つの目的である。
【0007】ダイオードの降伏に悪影響を及ぼすことな
く半導体内のデバイス間の分離を改善することが本発明
のもう一つの目的である。
【0008】薄い酸化膜領域を使用して半導体における
デバイス間の分離を改善することが本発明のもう一つの
目的である。
【0009】トポグラフィを短縮しながら高電圧分離を
行うことが本発明のもう一つの目的である。
【0010】金属配線資源を使用しないチップに対して
接地面を提供することが本発明のもう一つの目的であ
る。
【0011】
【実施例】ここではCMOS構造に組み込まれたものと
して本発明によるフィールドプレート分離の説明を行
う。もちろん、本発明によるフィールドプレート分離は
MOS、CMOS、バイポーラ、もしくはBiCMOS
技術に従って構成された集積回路に組み込むことがで
き、そのいずれも恩恵を受けることができる。
【0012】本発明の第1の実施例を図2に示しそれに
ついて説明を行う。例えば、Pウェル204内に形成さ
れたトランジスタ262をトランジスタ262のフィー
ルドプレート228の反対側に形成された(図示せぬ)
第2のトランジスタから分離するために酸化膜層208
内にフィールドレート228が埋め込まれている。この
構造はPウェル208もしくは(図示せぬ)n−ウェル
内に形成することができる。フィールドプレート228
はチャネルストップ領域220を介してP−ウェル20
4とコンタクトしかつ後の工程でコンタクトされる接地
面として作用することもできる。酸化膜層230がフィ
ールドプレート228を被覆しサイドウォール酸化膜2
48がフィールドプレート228に隣接配置されてい
る。サイドウォール酸化膜248によりフィールドプレ
ート228はトランジスタ262等の他の素子から分離
される。
【0013】図3aはP−ウェル204を形成した後の
n型単結晶シリコン基板202を有する半導体200の
断面図である。次に、図3aの構造におけるフィールド
プレート分離の形成について説明を行う。
【0014】図3bを参照して、半導体200の表面上
に酸化膜層208を堆積すなわち成長させる。代表的に
酸化膜層208の厚さは500Å程度とされる。ホトレ
ジスト等のマスキング層212が図3bに示すようにリ
ソグラフィックにパターン化されて酸化膜208のフィ
ールドプレート228を形成する領域223が露出され
る。フィールドプレート228の幅は利用できる面積に
よって左右され代表的には0.8μm以上である。従来
技術により酸化膜層208をエッチングしてP−ウェル
204の一部が露出される。次に注入により露出領域2
20におけるウェル密度が増加される。次にマスク層2
12が除去される。
【0015】次に、図3cに示すように導電材層224
が堆積される。実施例では、層224はポリシリコンで
ある。しかしながら、当業者ならば耐火金属やシリサイ
ド等の他の材料も使用できることがお判りと思われる。
フィールドプレート層をデバイスの接地面としても使用
する場合には低抵抗材が好ましい。代表的に厚さは20
00〜4000Åの範囲である。ポリシリコン層である
場合には、従来技術により導電層224をドープして埋
込コンタクトおよびチャネルストップ領域220が形成
される。例えば、パターン化されたP+注入によりP−
ウェル204上の導電層224領域をドープすることが
できる(例えば、1E15〜1E16リン/cm2 )。
(図示せぬ)n−ウェル上にポリシリコンフィールドプ
レートを形成する場合には、n−ウェル上でパターン化
されたn+注入が行われる。
【0016】図3dに示すように導電層224上に酸化
膜層203が堆積される。酸化膜層230は例えばTE
OS酸化膜層とされる。酸化膜層230の厚さは100
0〜2000Å程度である。酸化膜層230、導電層2
24、および酸化膜層208をエッチングして半導体2
00の表面のトランジスタ262等のトランジスタを形
成する部分を露出させる。エッチングステップにより、
フィールドプレート228が形成される。次に、図3e
に示すように従来の技術に従ってゲート酸化膜層236
を成長させる。ゲート酸化膜層236の成長中に酸化膜
層230、フィールドプレート228および酸化膜層2
08の垂直エッジ上にサイドウォール酸化膜238を形
成してトランジスタ262等の後に処理する素子からフ
ィールドプレート228を分離する。
【0017】前記した方法が終了した後で、トランジス
および他の素子とその間の接続が半導体デバイス200
内に形成される。このような素子の形成方法は従来技術
において周知である。次に、トランジスタ262の好ま
しい形成方法について説明する。図3fに示すように、
ポリシリコン層を堆積し、エッチングしてゲート240
を形成することができる。好ましくは、高度の選択エッ
チングを行ってサイドウォール酸化膜238の周りにポ
リシリコンフィラメントが形成されないようにする。次
に、ゲート両側の半導体200の露出面をパターン化し
低濃度ドープを行ってLDD(lightly dop
ed draim)246を形成する。次に図3gを参
照して、酸化膜を堆積し異方性エッチングを行ってサイ
ドウォール酸化膜248を形成する。半導体200の露
出面内にソース/ドレーン250が打込まれる。オプシ
ョンとして、酸化膜層を堆積し異方性エッチングを行っ
てサイドウォール酸化膜248を延長させることができ
る。最後に、ゲート240およびソース/ドレーン25
0の水平面をシリサイド化することができる。サイドウ
ォール酸化膜248はシリサイド化された領域を拡散エ
ッジから離すことによりリークを防止するように機能す
る。
【0018】オプションとして、フィールドプレート2
28を接地面として使用することができる。次に、これ
を達成するための一方法について説明を行う。酸化膜層
230をパターン化しエッチングを行ってフィールドプ
レート228のコンタクト258形成部を露出させる。
次に、図3hに示すように、導電層260を堆積し、パ
ターン化し、エッチングしたフィールドプレート228
へのコンタクト258を形成する。図3hにはコンタク
ト258を介したフィールドプレート228とトランジ
スタ262のソース/ドレーン264との接続を示して
いる。当業者ならば他の方法も自明と思われ、もちろん
それは接地させたいデバイスの素子により左右される。
【0019】次に、本発明の第2の実施例を図4に示し
それについて説明を行う。フィールドプレート328が
埋込まれて酸化膜308を被覆し、例えばP−ウェル3
04内に形成されたトランジスタ362をフィールドプ
レート328の反対側に形成された(図示せぬ)第2の
トランジスタから分離する。同様な構造ををP−ウェル
304もしくは(図示せぬ)n−ウェル内に形成するこ
とができる。フィールドプレート328はチャネルスト
ップ領域320を介してP−ウェル304とコンタクト
し後の工程でコンタクトされる接地面として作用するこ
ともできる。BPSG層330がフィールドプレート3
28を被覆しゲート340の形成等に使用されるポリシ
リコンエッチング中に生じることがあるポリシリコンフ
ィラメントの形成を防止する。
【0020】次に、埋込P−ウェル304の形成後にn
型単結晶シリコン基板302を有する半導体300内に
第2の実施例に従って形成されるフィールドプレート分
離について説明を行う。
【0021】図5aを参照して、半導体300の表面上
に酸化膜層308を熱成長させる。酸化膜層308の厚
さは代表的に500Å程度である。酸化膜層308をパ
ターン化しエッチングを行ってP−ウェル304のフィ
ールドプレート328形成部が露出される。次に、導電
材層324が堆積される。実施例では、層324はポリ
シリコンである。代表的に、プレート材の厚さは100
0〜2000Åの範囲である。次に、導電層324をド
ープして埋込コンタクトおよびチャネルストップ領域3
20が形成される。次に、アニールを行って接合をポリ
シリコン層から外に出す。
【0022】導電層324はシリサイドもしくは耐火金
属とすることもできる。シリサイドもしくは耐火金属を
使用する場合には、酸化膜層308のエッチングステッ
プの後で、P−ウェル304の露出部にボロンを注入し
てチャネルストップ領域320が形成される。(n−ウ
ェルにはリンが使用される)。C/S領域320を形成
した後で、シリサイドもしくは耐火金属を堆積して導電
層324が形成される。
【0023】図5bを参照して、導電層324上にBP
SG(Boron Phosphorous Sili
cate Glass)層330が堆積される。PSG
(Phosphorous Silicate Gla
ss)層を使用することもできる。BPSG層330の
厚さは2500Å程度である。BPSG層330および
導電層324をエッチングして酸化膜層308のトラン
ジスタ262等のトランジスタ形成部を露出する。エッ
チングステップにより、フィールドプレート328が形
成される。次に、図5cに示すように、半導体300を
900℃程度まで加熱してBPSG層330がリフロー
するようにされる。リフローステップによりより柔らか
いコーナーが形成されポリシリコンゲートの形成時に高
度の選択エッチングを行ってポリシリコンフィラメント
を除去する必要性が低減される。
【0024】BPSG層330をリフローした後で、ド
ライデグレーズ(degraze)を行ってトランジス
タ362等のトランジスタを形成する半導体300の表
面領域を露出させる。ウェットエッチングではBPSG
層330が除去され過ぎるためドライデグレーズが好ま
しい。次に、図5dに示すように、露出された表面内に
ゲート酸化膜層336を成長させる。ゲート酸化膜層3
36を成長させる方法は従来技術で周知されている。し
かしながら、BPSG層330のリフローを回避するた
めに低温工程を使用しなければならない。
【0025】前記方法を終了した後で、トランジスタ3
62等のトランジスタ、その他の素子、およびその間の
接続が半導体300内に形成される。このような素子の
形成方法は従来技術で周知されている。
【0026】本発明の第3の実施例のフィールドプレー
ト分離構造を図6に示す。フィールドプレート128は
フィールド酸化膜108内に埋め込まれ、例えばフィー
ルドプレート128の両側に形成された(図示せぬ)2
個のトランジスタを互いに分離する。酸化膜キャップ1
32がフィールドプレート128を被覆してそれをゲー
トリード144から分離する。オプションとして、フィ
ールドプレート128の下にチャネルストップ領域12
0を設けることができる。
【0027】図7aはP−ウェル104およびフィール
ド酸化膜領域108を形成した後のn型単結晶シリコン
基板102を有する半導体100の断面図である。次
に、図7aの構造に形成するフィールドプレート分離に
ついて説明を行う。
【0028】図7bに示すように、ホトレジスト等のマ
スク層112をリソグラフィックにパターン化してフィ
ールド酸化膜領域108のフィールドプレート128形
成領域123が露出される。フィールドプレート128
はスロット状とされその幅は利用できる面積により左右
され、代表的に0.8μm以上とされる。従来技術によ
りフィールド酸化膜領域108をエッチングしたP−ウ
ェル104の一部を露出させる。次に、マスク層112
を除去する。
【0029】次に、図7cに示すようにポリシリコンも
しくはシリサイド等の導電材層124が堆積される。導
電層124の厚さはフィールドプレート128の幅によ
り左右される。代表的に厚さは4000〜6000Åで
ある。次に、導電層124をドープしてチャネルストッ
プ領域120を含む埋込コンタクトが形成される。nチ
ャネル分離しか必要とされない場合には、従来技術に従
ってボロンを使用して導電層124をドープすることが
できる(例えば、65KEVにおいて7E13ボロン/
cm2 )。nチャネルおよびPチャネル分離の両方を必
要とする場合には、従来のパターン化されたn+/P+
注入を使用することができる(例えば、ボロン/リ
ン)。導電層124をドープする替りに、導電層124
の堆積させる前にP−ウェル104の露出部に注入を行
ってチャネルストップ領域120を生成することができ
る。
【0030】図7dに示すように、ブランケットエッチ
バックを行ってフィールドプレート128しか残らなく
なるまで導電層124部分を除去する。次に、従来技術
により高電圧ゲート酸化膜および低電圧ゲート酸化膜を
成長させる。酸化膜の成長中に、フィールドプレート1
28上に酸化膜キャップ132を形成する。高濃度ドー
プフィールドプレート128の酸化速度が高められるた
め、酸化膜キャップ132は高低電圧ゲート酸化膜より
も高速で成長する。したがって、酸化膜キャップ132
の厚さは高電圧および低電圧ゲート酸化膜の所望厚によ
り左右される。代表的に、酸化膜キャップ132は0.
8〜1.2μmである。図6に示すように、ゲートリー
ド144を形成すると、フィールドプレート128はゲ
ートリード144から分離される。
【0031】前記方法を終了した後で、トランジスタと
他の素子、およびその間の接続が半導体デバイス100
内に形成される。このような素子の形成方法は従来技術
で周知されている。次に個別の回路が基板102部分か
ら分離され、ワイヤボンディング、ディレクトバンプボ
ンディング等の周知の技術により、そこへ外部接続がな
される。次に、個別の回路をパッケージしてデュアルイ
ンラインパッケージ、チップキャリア、もしくは他種の
パッケージとすることができる。このようなパッケージ
の一例がテキサスインスツルメンツ社が譲り受けた19
85年1月22日付米国特許第4,495,376号に
記載されている。
【0032】2,3の実施例について詳細説明を行って
きた。特許請求の範囲内で前記したものとは異なる実施
例も本発明の範囲に含まれることをお判り願いたい。
【0033】実施例について本発明を説明してきたが、
この説明は制約的意味合いを有するものではない。当業
者ならば明細書を読めば他の実施例だけでなく、図示し
た実施例のさまざまな修正や組合せを考えられるものと
思われる。このような修正や実施例は全て特許請求の範
囲に含まれるものとする。
【0034】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)半導体の表面内に形成されたデバイスを分離する
構造であって、該構造は、a.前記半導体内に形成され
た第1の導電型の第1のウェル領域と、b.前記半導体
内に配置された第1および第2のデバイスと、c.前記
第1および第2のデバイス間で前記第1のウェル領域上
に配置されたフィールド酸化膜領域と、d.前記フィー
ルド酸化膜領域内に埋め込まれて一部が前記フィールド
酸化膜領域を貫通して前記第1のウェル領域まで延長す
るフィールドプレート、からなるデバイス分離構造。
【0035】(2)第1項記載の構造であって、前記第
1および第2のデバイスが前記第1のウェル領域内に配
置されているデバイス分離構造。 (3)第1項記載の構造であって、前記第1のデバイス
は前記第1のウェル領域内に配置され、前記第2のデバ
イスの導電型の第2のウェル領域内に配置されているデ
バイス分離構造。
【0036】(4)第1項記載の構造であって、前記第
1および第2のデバイスがトランジスタであるデバイス
分離構造。 (5)第1項記載の構造であって、前記フィールドプレ
ートがポリシリコンにより構成されるデバイス分離構
造。
【0037】(6)第1項記載の構造であって、前記フ
ィールドプレートが耐火金属により構成されるデバイス
分離構造。 (7)第1項記載の構造であって、前記フィールドプレ
ートがシリサイドにより構成されるデバイス分離構造。
【0038】(8)第1項記載の構造であって、さらに
前記フィールドプレートの下に前記半導体のドープ領域
を有するデバイス分離構造。 (9)第1項記載の構造であって、さらに前記フィール
ドプレート上に前記フィールドプレートを分離する酸化
膜キャップを有するデバイス分離構造。
【0039】(10)第1項記載の構造であって、さら
に前記フィールドプレートと前記第1のデバイスとの間
に接続された接地プレート接続を有するデバイス分離構
造。 (11)第1項記載の構造であって、さらに前記フィー
ルドプレート上に配置されたTEOS酸化膜層を有する
デバイス分離構造。
【0040】(12)第1項記載の構造であって、さら
に前記フィールドプレート上に配置されたBPSG層を
有するデバイス分離構造。 (13)第1項記載の構造であって、さらに前記フィー
ルドプレート上に配置されたPSG層を有するデバイス
分離構造。
【0041】(14)半導体の表面内に形成されたデバ
イスを分離する方法であって、該方法は、a.前記半導
体の表面内に第1の導電型のウェル領域を打込み、b.
前記半導体の表面の前記ウェル領域の第1の部分上にフ
ィールド酸化膜領域を成長させ、c.前記フィールド酸
化膜領域をエッチングして前記ウェル領域の第2の部分
を露出させ、前記第1の部分は前記第2の部分を包囲し
ており、d.前記半導体の表面上に導電材層を堆積し、
e.前記導電層をエッチングして前記ウェル領域の前記
第2の部分上にフィールドプレートを形成して前記フィ
ールドプレートが前記フィールド酸化膜領域上へ延長し
ないようにし、f.前記フィールドプレート上に酸化膜
キャップを成長させる、ステップからなるデバイス分離
方法。
【0042】(15)半導体上の表面に形成されたデバ
イスを分離する方法であって、該方法は、a.前記半導
体の表面内に第1の導電型のウェル領域を打込み、b.
前記半導体の表面で前記ウェル領域の第1の部分の上に
第1の酸化膜層を形成し、c.前記酸化膜層をエッチン
グして前記ウェル領域の第2の部分を露出させ、前記第
1の部分は前記第2の部分を包囲しており、d.前記半
導体の表面上に第1の導電材層を堆積させ、e.前記第
1の導電材層の上に第2の酸化膜層を堆積させ、f.第
2の酸化膜層、前記第1の導電層および前記第1の酸化
膜層をエッチングして前記第1の酸化膜層内に埋込まれ
た垂直部分および前記第1の酸化膜層を被覆する水平部
分を有するフィールドプレートを形成し、g.前記半導
体の表面上に第3の酸化膜層を堆積させ、h.前記第3
の酸化膜層に異方性エッチングを行って前記フィールド
プレートの垂直エッジ上にサイドウォールを形成するス
テップからなるデバイス分離構造。
【0043】(16)第14項もしくは第15項記載の
方法であって、前記第1の導電層がポリシリコンにより
構成されるデバイス分離方法。 (17)第14項もしくは第15項記載の方法であっ
て、前記第1の導電層が耐火金属により構成されるデバ
イス分離方法。 (18)第14項もしくは第15項記載の方法であっ
て、前記第1の導電層はシリサイドにより構成されるデ
バイス分離方法。
【0044】(19)第15項記載の方法であって、さ
らに、a.前記第2の酸化膜層をエッチングして前記フ
ィールドプレートの第1の部分を露出させ、b.前記半
導体の表面上に第2の導電材層を堆積させ、c.前記第
2の導電層をエッチングして前記半導体内の前記フィー
ルドプレートと前記少くとも1個のデバイスとの間の接
地プレート接続を形成する、ステップを有するデバイス
分離方法。
【0045】(20)第15項記載の方法であって、前
記第2の酸化膜層がTEOS酸化膜により構成されるデ
バイス分離方法。 (21)半導体の表面内に形成されたデバイスの分離方
法であって、該方法は、a.前記半導体の表面内に第1
の導電型のウェル領域を打込み、b.前記半導体の表面
の前記ウェル領域の第1の部分の上に第1の酸化膜層を
形成し、c.前記酸化膜層をエッチングして前記ウェル
領域の第2の部分を露出させ、前記第1の部分は前記第
2の部分を包囲しており、d.前記半導体の表面上にポ
リシリコン層を堆積させ、e.前記ポリシリコン層をド
ープし、f.前記ポリシリコン層をアニールし、g.前
記ポリシリコン層上に絶縁材層を堆積させ、前記絶縁材
は第1の所定温度でリフローし、h.前記絶縁材層およ
び前記ポリシリコン層をエッチングして前記デバイスを
形成する部分を除去し、i.半導体を前記第1の所定温
度まで加熱して絶縁材層をリフローさせ、j.前記第1
の酸化膜層をエッチングして前記デバイス形成部を除去
する、ステップからなるデバイス分離方法。
【0046】(22)第21項記載の方法であって、さ
らに、a.前記絶縁層をエッチングして前記ポリシリコ
ン層の第1の部分を露出させ、b.前記半導体の表面上
に導電材層を堆積し、c.前記導電層をエッチグして前
記半導体内の前記ポリシリコン層と少くとも1個の前記
デバイスとの間に接地プレートを形成する、ステップか
らなるデバイス分離方法。 (23)第21項記載の方法であって、前記絶縁層がボ
ロンリンシリケートガラスにより構成されているデバイ
ス分離方法。
【0047】(24)第21項記載の方法であって、前
記絶縁層がリンシリケートガラスにより構成されるデバ
イス分離方法。
【0048】(25)半導体内のデバイス分離方法。フ
ィールド酸化膜領域208内にフィールドプレート22
8が埋込まれてトランジスタ262等のデバイスを他の
デバイスから分離する。フィールドプレート228はポ
リシリコン等の導電材により構成されたウェル領域20
4に電気的に接続されている。フィールドプレート22
8の下のウェル領域204の一部をドープしてチャネル
ストップ220を形成する。フィールドプレート228
上に絶縁体層230を形成してフィールドプレート22
8を(図示せぬ)他のデバイス素子から絶縁する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の分離技術の断面図。
【図2】本発明の第1の実施例の断面図。
【図3】本発明の第1の実施例のさまざまな製造状態を
示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施例の断面図。
【図5】本発明の第2の実施例のさまざまな製造状態を
示す断面図。
【図6】本発明の第3の実施例の断面図。
【図7】本発明の第3の実施例のさまざまな製造状態を
示す断面図。
【符号の説明】
204 ウェル領域 208 フィールド酸化膜領域 220 チャネルストップ 228 フィールドプレート 230 絶縁体層 262 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体の表面上に形成されるデバイスの
    分離構造であって、該構造は、 a.前記半導体内に形成される第1の導電型の第1のウ
    ェル領域と、 b.前記半導体内に配置される第1および第2のデバイ
    スと、 c.前記第1および第2のデバイス間で前記第1のウェ
    ル領域上に配置されるフィールド酸化膜領域と、 d.前記フィールド酸化膜中に埋込まれて一部が前記フ
    ィールド酸化膜領域を貫通して前記第1のウェル領域ま
    で延長するフィールドプレート、 からなる、デバイス分離構造。
  2. 【請求項2】 半導体の表面内に形成されるデバイスの
    分離方法であって、該方法は、 a.第1の導電型のウェル領域を前記半導体の表面内へ
    打込み、 b.前記半導体の表面において前記ウェル領域の第1の
    部分上にフィールド酸化膜領域を成長させ、 c.前記フィールド酸化膜領域をエッチングして前記ウ
    ェル領域の第2の部分を露出させ、前記第1の部分は前
    記第2の部分を包囲しており、 d.前記半導体の表面上に導電材の層を堆積し、 e.前記導電層をエッチングして前記ウェル領域の前記
    第2の部分上にフィールドプレートを形成し、前記フィ
    ールドプレートは前記フィールド酸化膜領域上へ延長し
    ないようにし、 f.前記フィールドプレート上に酸化膜キャップを成長
    させる、 ステップからなる、デバイス分離方法。
JP5318715A 1992-12-18 1993-12-17 半導体表面上に形成されるデバイスの分離構造および分離方法 Pending JPH0745698A (ja)

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