JPH0744708Y2 - 戸当り - Google Patents

戸当り

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JPH0744708Y2
JPH0744708Y2 JP1990016107U JP1610790U JPH0744708Y2 JP H0744708 Y2 JPH0744708 Y2 JP H0744708Y2 JP 1990016107 U JP1990016107 U JP 1990016107U JP 1610790 U JP1610790 U JP 1610790U JP H0744708 Y2 JPH0744708 Y2 JP H0744708Y2
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stop
mounting
door stop
shock absorber
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JP1990016107U
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克巳 八木
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株式会社八木
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は戸当りに関する。さらに詳しくは、建物や乗物
などでドアを開けたときの衝突による衝撃を緩和した
り、ドアを押し当てた状態で固定するための戸当りに関
する。
[従来の技術] 従来より、第7図に示す戸当りが知られている。このも
のは壁面あるいは床面のいずれに取りつけるばあいもそ
の1個で兼用できるように、緩衝体(51)が取付台(5
2)の上端に上向きにも横向きにも取りつけられるよう
になっている。また緩衝体(51)の取付台(52)への固
定は、緩衝体のほぼ直方体状の基部(53)を基部(53)
と同形状の溝(54)内に嵌合させ、ビス(55)で両者を
結合することにより行なわれる。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の戸当りは、1個の戸当りで立壁にも床にも取
りつけられることができて便利なものであるが、基部
(53)の側面(53a)や底面(53b)を溝部の底面(54
a)に当接させ、さらに鰓部(56)を取付部(57)の上
面(57a)や周面(57b)に当接させた状態で固定してい
るので、緩衝体の向きを変えるには、いちいちビス(5
5)を抜き取って再度締結しなければならず、手間がか
かる。
本考案はかかる事情に鑑み、緩衝体と取付台との分離お
よび再締結の手間を要せず、取付台を立壁や床に取りつ
けるだけで、簡単に緩衝体を所定向きで固定しうる戸当
りを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の戸当りは、(a)下端に取付面が形成され、上
端に緩衝体取付用の溝が形成された取付台と、(b)前
記取付台の上端に上向きと横向きとの間で回転できるよ
うに軸支され、上向きの状態および横向きの状態でそれ
ぞれ下面となる底面および側面を有する直方体状の基部
を備えた緩衝体と、(c)前記取付台の内部に昇降自在
に設けられ、上端に前記緩衝体の基部の底面または側面
に当接する当接面を備えた頭部を有する止め棒とからな
り、(d)前記止め棒の長さが、取付台を床面に載置し
たとき、止め棒の頭部の当接面が前記緩衝体の基部の前
記下面に当接してその動きを拘束しうる長さであり、か
つ止め棒が前記緩衝体の基部の回転を許す位置まで下降
するように止め棒の昇降ストロークが定められているこ
とを特徴としている。
[作用] 本考案の戸当りにおいては、取付台を立壁や床に取りつ
けていない状態では、当接面が緩衝体の回転を許す位置
まで下降させうるので、緩衝体を支軸まわりに回転させ
てその向きを自由に変えることができる。
しかし一旦取付台を立壁や床に固定すれば、止め棒の頭
部の当接面が緩衝体の下面を強圧するので、緩衝体の向
きが固定される。
したがって本考案の戸当りにおいては、緩衝体の向きを
変えて戸当りを立壁や床に固定するだけで緩衝体の動き
の拘束を同時に行なえるので、手間が少なくてすむ。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本考案の戸当りの実施例を説
明する。
第1図は本考案の戸当りの一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は第1図の戸当りの組立後の状態を示す斜視
図、第3図は本考案にかかわる止め棒の頭部の一実施例
を示す斜視図、第4図は本考案の戸当りの他の実施例を
示す要部断面図、第5図は第1図の戸当りの取りつけ前
の状態を示す断面図、第6図は第1図の戸当りの、緩衝
体を横向きにして取りつけた状態を示す断面図である。
第1図に示す戸当りは、大きくわけて取付台(2)と、
緩衝体(3)と、両者を結合する支持ピン(11a)とか
らなる。取付台(2)は円板状の台座(4)と円柱状の
柱(5)とからなり、柱(5)の上端近辺は緩衝体取付
部(6)である。台座(4)には複数個のビス挿通孔
(7)が穿孔されており、その下面は平坦な取付面
(8)となっている。
前記取付部(6)の上面(6c)は取付部の周囲の円柱面
(6d)とほぼ同一直径の円柱面に形成されており、さら
に内部の凹部(2a)(第5図参照)と連通する溝(6a)
が上面(6c)の円柱面と同心状に形成されている。した
がって取付部は二股状になっている。
取付台(2)の内部には、ボス(17)が形成されてお
り、それには止め棒(20)が摺動自在に挿入されてい
る。また止め棒(20)の先端には、緩衝体(3)の基部
(11)の底面(15)または側面(16)に当接する当接面
(21a)を備えた当接片(21)が頭部として設けられて
いる。
つぎに緩衝体(3)について説明する。緩衝体(3)は
取付部(6)とほぼ同一径の円柱状にされている胴部
(12)と、前記溝(6a)に挿入される基部(11)と、胴
部(12)の先端内部に嵌入され、接着剤やピンなどで固
定されるゴム体(13)とから構成されている。
緩衝体(3)の基部(11)は直方体状を呈しており、緩
衝体(3)が上向きの状態で下面となる底面(15)と、
緩衝体(3)が横向きの状態で下面となる両側面(16)
とを備えている。これら底面(15)と側面(16)は共
に、柱(5)と同一直径の部分円柱面状を呈している。
また緩衝体(3)の基部(11)には、前記溝(6a)へ挿
入した後に支持ピン(11a)を通すためのピン孔(6b)
が形成されている。
前記基部(11)の両側には、取付部(6)の二股状の突
起をそれぞれ基部(11)との間に挟むように鰓状の突起
(12a)が設けられ、該突起(12a)の裏側、すなわち突
起の付け根と基部(11)との間は、緩衝体(3)を支持
ピン(11a)まわりに回動させるときに前記二股の部分
が通過しうるように深くえぐられている。鰓状の突起
(12a)の外周面は胴部(12)と連続するほぼ円柱面状
である。
叙上の構成により、組み立て後は緩衝体(3)を支持ピ
ン(11a)まわりに回動させることができ、上向きにな
っているばあい、その胴部(12)と取付台(2)の柱
(5)とが一体でほぼ同一直径の円柱状を呈し(第2図
参照)、横向きのばあいは同一直径の2本の円柱が直角
に交わった形状を呈する(第6図参照)。なお、本実施
例では、ドアを戸当り(1)に係止し、固定しておくた
めのリング(14)が装着されている。
つぎに第3図を参照して前記止め棒(20)の好ましい例
を説明する。
第3図の止め棒(20)は金属製(または合成樹脂製)の
軸(20a)とその先端に設けられる合成樹脂製などの当
接片(21)とから構成されている。しかし本考案におけ
る止め棒はかかるものに制限されるものではなく、たと
えば金属や合成樹脂などで一体に成形されたものであっ
てもよい。なお第3図の当接片(21)はその一方の端面
から他端の少し手前まで穿設されたT字状のスリット
(21a)を有し、止め棒(20)の上端にはスリット(21
a)に挿入しうる凸状段部(20b)が形成されている。当
接片(21)の当接面(21a)は底面(15)や側面(16)
と密接するように凹面状にしていてもよい。なお軸(20
a)と当接片(21)とはとくに固着する必要はない。こ
れは取付台(2)の凹部(2a)内に挿入すると外れなく
なるからである。
つぎに第5〜6図を参照して戸当りの内部構造および作
用を説明する。
取付台(2)の凹部(2a)は、止め棒(20)が下降して
いる状態で前記緩衝体(3)の基部(11)と当接片(2
1)とが緩衝しない程度の深さおよび形状にされてい
る。
また止め棒(20)の長さは、緩衝体(3)の下面となっ
た底面(15)または側面(16)と取付台(2)の取付面
(8)との間の距離と等しい。そして第5図に示すよう
に戸当りが床などに取りつけられていない状態では、止
め棒(20)は下方に下っており、当接片(21)は下面と
なった底面(15)または側面(16)から離れている。し
たがって、この状態では支持ピン(11a)をはずすこと
なく緩衝体(3)を自由に上向きにも横向きにも変更す
ることができる。
第6図には、戸当りを床(F)に取付けた状態が示され
ている。(23)はビス、(24)はカバーである。このよ
うに取付台(2)を床(F)に固定した状態では、止め
棒(20)は第5図の状態から上方に押し上げられて、そ
の当接片(21)の当接面(21a)は緩衝体(3)の下面
となった側面(16)に当接している。その結果、緩衝体
(3)が勝手に回動することが防止され、横向きの姿勢
が固定される。また戸当りを立壁に取りつけるため、緩
衝体(3)を第6図の想像線で示すように上向きにする
と、底面(15)に前記当接片(21)の当接面(21a)が
当接し、上向きの状態で回動不能に拘束される。
本実施例は以上のごとく、戸当りを床や立壁にとりつけ
る前は緩衝体(3)は回動自在であり、戸当りを取りつ
ければ同時に緩衝体(3)の向きを固定することができ
るので、戸当りの取りつけ作業が簡単である。
つぎに第4図に基づき本考案の戸当りの他の実施例を説
明する。
第4図の戸当りでは、止め棒(20)の当接片(21)とボ
ス(17)との間にバネ(25)が介装されており、そのた
め常に止め棒(20)は上方に付勢される。バネ(25)の
付勢力は弱いものでよく、そのため戸当りを床や立壁に
取り付けていないときは緩衝体(3)の回動は自由に行
なわれる。そして、緩衝体(3)の回動のたびに当接片
(21)の当接面(21a)が底面(15)または側面(16)
に当接したりはずれたりする。
第4図の戸当りでは、取りつけ前においても緩衝体
(3)が上向きまたは横向きのいずれかの方向に安定し
て維持され、さらに止め棒(20)がグラグラしないの
で、戸当りの取付け作業がやりやすいという利点があ
る。
[考案の効果] 本考案によれば、緩衝体の向きを変えるときに緩衝体を
取付台から取外して再締結する手間を要しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の戸当りの一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は第1図の戸当りの組立後の状態を示す斜視
図、第3図は本考案にかかわる止め棒の頭部の一実施例
を示す斜視図、第4図は本考案の戸当りの他の実施例を
示す要部断面図、第5図は第1図の戸当りの取りつけ前
の状態を示す断面図、第6図は第1図の戸当りの、緩衝
体を横向きにして取りつけた状態を示す断面図、第7図
は従来の戸当りの一例を示す一部切欠斜視図である。 (図面の主要符号) (2):取付台 (3):緩衝体 (15):底面 (16):側面 (20):止め棒 (21):当接片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)下端に取付面が形成され、上端に緩
    衝体取付用の溝が形成された取付台と、 (b)前記取付台の上端に上向きと横向きとの間で回転
    できるように軸支され、上向きの状態および横向きの状
    態でそれぞれ下面となる底面および側面を有する直方体
    状の基部を備えた緩衝体と、 (c)前記取付台の内部に昇降自在に設けられ、上端に
    前記緩衝体の基部の底面または側面に当接する当接面を
    備えた頭部を有する止め棒とからなり、 (d)前記止め棒の長さが、取付台を立壁または床面に
    載置したとき、止め棒の頭部の当接面が前記緩衝体の基
    部の前記下面に当接してその動きを拘束しうる長さであ
    り、かつ止め棒が前記緩衝体の基部の回転を許す位置ま
    で下降するように止め棒の昇降ストロークが定められて
    いる戸当り。
  2. 【請求項2】前記止め棒を常時上方へ付勢するバネを備
    えている請求項1記載の戸当り。
JP1990016107U 1990-02-19 1990-02-19 戸当り Expired - Lifetime JPH0744708Y2 (ja)

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JPS5719421A (en) * 1980-07-07 1982-02-01 Nittoku Kensetsu Kk Spraying process of artificial soil with seed
JPS5719420U (ja) * 1980-07-07 1982-02-01
JPS61124580U (ja) * 1985-01-25 1986-08-05

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