JPH0744296Y2 - ナイフの刃 - Google Patents
ナイフの刃Info
- Publication number
- JPH0744296Y2 JPH0744296Y2 JP1989125252U JP12525289U JPH0744296Y2 JP H0744296 Y2 JPH0744296 Y2 JP H0744296Y2 JP 1989125252 U JP1989125252 U JP 1989125252U JP 12525289 U JP12525289 U JP 12525289U JP H0744296 Y2 JPH0744296 Y2 JP H0744296Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curvature
- edge
- radius
- knife
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 ［産業上の利用分野］ この考案は特に合成樹脂製のフレキシブルパイプ内に金
属芯線が螺旋状に入ったものを切断するナイフに関する
ものである。
属芯線が螺旋状に入ったものを切断するナイフに関する
ものである。
［従来の技術］ 従来、この種のナイフとしては、例えば第14図に示すも
のがある。このナイフの刀身２には凸状の各刃先４が波
形状に並設されている。第15図に示すように、各刃先４
の尖端4aは同一直線Ｐ上にあり、各刃先４は各刃先４を
区切る各刃先４の両端間の幅Ｗと、各刃先４の尖端4a付
近の曲率半径Ｒが略同一になっている。なお、この曲率
半径Ｒは比較的小さくなっている。
のがある。このナイフの刀身２には凸状の各刃先４が波
形状に並設されている。第15図に示すように、各刃先４
の尖端4aは同一直線Ｐ上にあり、各刃先４は各刃先４を
区切る各刃先４の両端間の幅Ｗと、各刃先４の尖端4a付
近の曲率半径Ｒが略同一になっている。なお、この曲率
半径Ｒは比較的小さくなっている。
［考案が解決しようとする課題］ このような刃先４を有するナイフにより前記芯線入りの
フレキシブルパイプを切断するとき、比較的尖った各刃
先４により同パイプの金属芯線は切断することができる
が、同パイプの合成樹脂部分は各刃先４に引っ掛かり易
くなり、切断しにくくなる欠点があった。
フレキシブルパイプを切断するとき、比較的尖った各刃
先４により同パイプの金属芯線は切断することができる
が、同パイプの合成樹脂部分は各刃先４に引っ掛かり易
くなり、切断しにくくなる欠点があった。
本考案は各刃先の形状に工夫を凝らすことにより、この
ようなパイプを切断し易くすることを目的としている。
ようなパイプを切断し易くすることを目的としている。
考案の構成 ［課題を解決するための手段］ この目的に鑑み本考案は、凸状の各刃先を波形状に並設
したナイフの刃において、各刃先を区切る各刃先の両端
間の幅が大きくかつ尖端付近の曲率半径が大きい刃先の
集合体と、同幅が狭くかつ尖端付近の曲率半径が小さい
刃先の集合体とを交互に並設し、各刃先の尖端から底部
までの距離をほぼ一定に設定したものである。
したナイフの刃において、各刃先を区切る各刃先の両端
間の幅が大きくかつ尖端付近の曲率半径が大きい刃先の
集合体と、同幅が狭くかつ尖端付近の曲率半径が小さい
刃先の集合体とを交互に並設し、各刃先の尖端から底部
までの距離をほぼ一定に設定したものである。
［作用］ 例えば、螺旋状の金属芯線が入った合成樹脂製のフレキ
シブルパイプを本考案のナイフにより切断すると、引っ
掛かりの原因となる曲率半径の小さい刃先の集合体の間
に曲率半径の大きい刃先があるためにその刃先がパイプ
の合成樹脂部分で滑りやすくなる。また全ての刃先の尖
端から底部までの距離がほぼ一定であるため、引っ掛か
りが更に防止される。
シブルパイプを本考案のナイフにより切断すると、引っ
掛かりの原因となる曲率半径の小さい刃先の集合体の間
に曲率半径の大きい刃先があるためにその刃先がパイプ
の合成樹脂部分で滑りやすくなる。また全ての刃先の尖
端から底部までの距離がほぼ一定であるため、引っ掛か
りが更に防止される。
［実施例］ 以下、本考案の一実施例を第１〜７図に従って説明す
る。
る。
柄１に取着した刀身２には第２図に示すように凸状の各
刃先3,4が波形状に並設され、一方の刃先３の集合体3A
（本実施例では一つ）と、他方の刃先４の集合体4A（本
実施例では二つ）とが交互に連続して形成されている。
各刃先3,4の尖端3a,4aは同一直線Ｐ上にある。
刃先3,4が波形状に並設され、一方の刃先３の集合体3A
（本実施例では一つ）と、他方の刃先４の集合体4A（本
実施例では二つ）とが交互に連続して形成されている。
各刃先3,4の尖端3a,4aは同一直線Ｐ上にある。
一方の刃先３においては、この刃先３を区切る刃先３の
両端間の幅WLが大きくかつ尖端3a付近の曲率半径RLが大
きくなっている。又、他方の刃先４においては、この刃
先４を区切る刃先４の両端間の幅WSが一方の刃先３の幅
WLよりも小さく、かつ尖端4a付近の曲率半径RSが一方の
刃先３の曲率半径RLよりも小さくなっている。
両端間の幅WLが大きくかつ尖端3a付近の曲率半径RLが大
きくなっている。又、他方の刃先４においては、この刃
先４を区切る刃先４の両端間の幅WSが一方の刃先３の幅
WLよりも小さく、かつ尖端4a付近の曲率半径RSが一方の
刃先３の曲率半径RLよりも小さくなっている。
また各刃先3,4の底部Ｂも同一直線上Ｑにある。従っ
て、尖端3a,4aから底部Ｂまでの距離、すなわちPQ間隔
Ｌは一定とされている。
て、尖端3a,4aから底部Ｂまでの距離、すなわちPQ間隔
Ｌは一定とされている。
螺旋状の金属芯線が入った合成樹脂製のフレキシブルパ
イプを本実施例のナイフにより切断するとき、引っ掛か
りの原因となる曲率半径RSの小さい刃先４の集合体4A間
に曲率半径RLの大きい刃先３があるためにその刃先３が
パイプの合成樹脂部分で滑り易くなり、従来技術のよう
に比較的曲率半径Ｒの小さい刃先４だけを並設した場合
と比較して、引っ掛かりが少なくなって大変使い易くな
る。
イプを本実施例のナイフにより切断するとき、引っ掛か
りの原因となる曲率半径RSの小さい刃先４の集合体4A間
に曲率半径RLの大きい刃先３があるためにその刃先３が
パイプの合成樹脂部分で滑り易くなり、従来技術のよう
に比較的曲率半径Ｒの小さい刃先４だけを並設した場合
と比較して、引っ掛かりが少なくなって大変使い易くな
る。
また全ての刃先3,4の3a,4aから底部Ｂまでの距離が一定
であるため、引っ掛かりは更に防止される。
であるため、引っ掛かりは更に防止される。
なお、一方の刃先３の集合体3Aや他方の刃先４の集合体
4Aにおいて、それらの刃先3,4の数や曲率半径は適宜変
更してもよい。
4Aにおいて、それらの刃先3,4の数や曲率半径は適宜変
更してもよい。
第８図〜第13図に示す他の実施例は前述した実施例にお
いて柄１の形状を変更したものである。
いて柄１の形状を変更したものである。
考案の効果 本考案によれば、小さい刃先の集合体の間に曲率半径の
大きい刃先があり、かつ刃先の尖端から底部までの距離
がほぼ一定であるため引っ掛かりが少なくなり、大変使
いやすい。
大きい刃先があり、かつ刃先の尖端から底部までの距離
がほぼ一定であるため引っ掛かりが少なくなり、大変使
いやすい。
第１図〜第７図は本考案の一実施例に係るナイフを示
し、第１図は正面図、第２図は第１図のＡ部拡大正面
図、第３図は背面図、第４図は平面図、第５図は底面
図、第６図は左側面図、第７図は右側面図、第８図〜第
13図は本考案の他の実施例に係るナイフを示し、第８図
は正面図、第９図は背面図、第10図は平面図、第11図は
底面図、第12図は左側面図、第13図は右側面図、第14図
は従来のナイフを示す正面図、第15図は第14図のＢ部拡
大正面図である。 ２……刀身、3,4……刃先、3a,4a……尖端、WL、WS……
幅、RL、RS……曲率半径。
し、第１図は正面図、第２図は第１図のＡ部拡大正面
図、第３図は背面図、第４図は平面図、第５図は底面
図、第６図は左側面図、第７図は右側面図、第８図〜第
13図は本考案の他の実施例に係るナイフを示し、第８図
は正面図、第９図は背面図、第10図は平面図、第11図は
底面図、第12図は左側面図、第13図は右側面図、第14図
は従来のナイフを示す正面図、第15図は第14図のＢ部拡
大正面図である。 ２……刀身、3,4……刃先、3a,4a……尖端、WL、WS……
幅、RL、RS……曲率半径。
Claims (1)
- 【請求項１】凸状の各刃先（3,4）を波形状に並設した
ナイフの刃において、 各刃先（3,4）を区切る各刃先（3,4）の両端間の幅（W
L）が大きくかつ尖端（3a）付近の曲率半径（RL）が大
きい刃先（３）の集合体（3A）と、同幅（WS）が狭くか
つ尖端（4a）付近の曲率半径（RS）が小さい刃先（４）
の集合体（4A）とを交互に並設し、各刃先（3,4）の尖
端（3a,4a）から底部（Ｂ）までの距離をほぼ一定に設
定したことを特徴とするナイフの刃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125252U JPH0744296Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | ナイフの刃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125252U JPH0744296Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | ナイフの刃 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0365558U JPH0365558U (ja) | 1991-06-26 |
| JPH0744296Y2 true JPH0744296Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31673133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989125252U Expired - Fee Related JPH0744296Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | ナイフの刃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744296Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017079939A (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-18 | 株式会社 富田刃物 | 刃物類 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002248278A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-03 | Sekikanetsugu Hamono Kk | 刃 物 |
| JP3857596B2 (ja) * | 2002-02-15 | 2006-12-13 | 株式会社貝印刃物開発センター | 刃物 |
| US8776382B2 (en) * | 2008-10-02 | 2014-07-15 | Ihi Corporation | Cutting instrument |
| JP7402571B1 (ja) * | 2023-01-20 | 2023-12-21 | 株式会社マサヒロ | 波刃包丁及び波刃包丁の研ぎ方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6371871U (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-13 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1989125252U patent/JPH0744296Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017079939A (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-18 | 株式会社 富田刃物 | 刃物類 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0365558U (ja) | 1991-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |