JPH0744109Y2 - 携帯無線機のハンドセット - Google Patents

携帯無線機のハンドセット

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JPH0744109Y2
JPH0744109Y2 JP1991102899U JP10289991U JPH0744109Y2 JP H0744109 Y2 JPH0744109 Y2 JP H0744109Y2 JP 1991102899 U JP1991102899 U JP 1991102899U JP 10289991 U JP10289991 U JP 10289991U JP H0744109 Y2 JPH0744109 Y2 JP H0744109Y2
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JP
Japan
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handset
opening
closing cover
wireless device
cover
Prior art date
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JP1991102899U
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JPH0546135U (ja
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成也 四柳
弘武 大畑
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Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はグリップ部に受話器と送
話器を一体に備える携帯無線機のハンドセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、防災用の携帯無線機は知られてお
り、通常、この種の携帯無線機は無線機本体とハンドセ
ットからなる。
【0003】ハンドセットは中間部に位置するグリップ
部の両側に受話器と送話器を一体に備えるとともに、電
源ボタン、緊急ボタンをはじめ、各種の機能を実行する
ためのテンキー等を有する操作部を備え、伸縮ケーブル
を介して無線機本体に接続される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の携帯無線機は次のような問題点があった。
【0005】第一に、防災用携帯無線機の場合、不特定
多数の人によって使用されるが、最近の携帯無線機は機
能性の重視によりボタン類やテンキーの数が増加し、操
作部が複雑化する傾向にある。このため、使用時に、使
用者が操作に戸惑ったり誤操作を生じ、通報の遅れを招
いたり円滑な通信を阻害する虞れがある。
【0006】第二に、防災用携帯無線機の場合、豪雨、
台風、地震等による屋外の災害現場で使用されることも
多いが、この際、操作部に汚れが付着したり異物が当た
り易いなど、操作部に対する十分な保護を図れない。
【0007】本考案はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、使用に際して、使用者が戸
惑いや誤操作を生ずることなく、確実、迅速かつ円滑に
通報や通信を行うことができるとともに、操作部の十分
な保護を図ることができる携帯無線機のハンドセットの
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は中間部をグリッ
プ部2とし、一端側に受話器3を、他端側に送話器4を
配してなる携帯無線機のハンドセット1を構成するに際
して、特に、グリップ部2に操作部5の一部又は全部を
配設し、かつグリップ部2に配設した操作部5の一部
(又は全部)5pを隠蔽可能なスライドにより開閉する
開閉カバー6を設けるとともに、開閉カバー6の内面
に、スライド方向に平行となり、かつ操作部5に接触し
ない位置に配した一又は二以上の突起状のリブ8r、8
rを形成してなることを特徴とする。
【0009】この場合、開閉カバー6により隠蔽される
操作部の一部5pは使用頻度により分類した使用頻度の
低い操作部、例えば、各種機能を実行するためのテンキ
ーを選定することが望ましい。また、開閉カバー6には
スライド方向に垂直となる外部スピーカの音を通すため
一又は二以上の開口したスリット7s…を形成するこ
とが望ましい。
【0010】
【作用】本考案に係る携帯無線機のハンドセット1によ
れば、グリップ部2に配設した操作部5の一部5pを隠
蔽可能な開閉カバー6を設けたため、操作の必要がない
場合には、開閉カバー6を閉じることにより操作部5の
一部5pは当該開閉カバー6により隠蔽される。また、
操作部5の一部5pを操作する際には、開閉カバー6を
開けることにより操作可能となる。
【0011】したがって、操作部5の一部5pとして使
用頻度により分類した使用頻度の低い操作部、例えば、
各種機能を実行するためのテンキー等を配設すれば、通
常の通信時には開閉カバー6を閉じた状態で使用するこ
とができる。
【0012】また、開閉カバー6をスライドにより開閉
可能に構成し、かつ開閉カバー6にスライド方向に垂直
となる開口したスリット7s…を設ければ、スリット7
s…はスライド操作時に指が引掛かる滑止めとして機能
するとともに、開閉カバー6を開いた際に、その下方に
スピーカ等が存在した場合にも音を通す通気孔として機
能する。さらにまた、開閉カバー6の内面6iにスライ
ド方向に平行となり、かつ操作部5の一部5pに接触し
ない位置に配した突起状のリブ8r、8rを設けたた
め、スライド操作時に、開閉カバー6を指で上から押し
た際にもグリップ部2の外面に対する内面6iの接触面
積は極僅かとなり、開閉カバー6を常にスムースにスラ
イドさせることができるとともに、スライド操作時に操
作部5の一部5pが誤って押操作されるなどの弊害を防
止できる。
【0013】
【実施例】次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0014】まず、本考案に係るハンドセット1を備え
る携帯無線機Mの全体的概略構成について、図6を参照
して説明する。
【0015】図6において、Mは防災用の携帯無線機で
あり、無線機本体31とハンドセット1からなる。無線
機本体31は上端に携帯用グリップ32を有するととも
に、一側面にはアンテナ33を有する。また、無線機本
体31の他側面にはインレット側のコネクタ34を有す
るとともに、前面にはハンドセット1をマグネット等に
より保持する保持部35を有し、ハンドセット1はこの
保持部35に着脱可能となる。そして、ハンドセット1
は伸縮ケーブル36を介してコネクタ34に接続する。
【0016】次に、本考案に係るハンドセット1の構成
について、図1〜図5を参照して説明する。
【0017】ハンドセット1は全体を一体構成し、中間
部は手で持つグリップ部2となる。また、ハンドセット
1の一方の面における一端側には受話器3を配するとと
もに、他端側には送話器4を配する。一方、ハンドセッ
ト1の他方の面及び側面におけるグリップ部2には操作
部5を配設する。操作部5は第一操作部5fと第二操作
部5sに分け、第一操作部5fには使用頻度の高い電源
ボタン11、緊急通報ボタン12、音量調節ボタン13
及び送受切換ボタン14等の通常の通信に必要なボタン
類を配するとともに、第二操作部5sには使用頻度の低
い十八キーからなるテンキー(キーボード)15を配す
る。この第二操作部5sは前述した操作部5の一部5p
となる。
【0018】また、第二操作部5sに対してスライドに
より当該第二操作部5sを隠蔽可能な開閉カバー6を付
設する。開閉カバー6は第二操作部5sの全面を覆うこ
とができる大きさのカバー面部6cと、カバー面部6c
の両側から折曲した把持面部6e、6eを一体形成して
なり、図5に示すように、各把持面部6e、6eの先端
部における前後の位置には互いに対向し、かつ対向方向
に突出した係合ピン部6p…を一体に設ける。即ち、こ
の場合、係合ピン6p…は前後左右に計四個所に配す
る。一方、カバー面部6cの略中央にはスライド方向に
垂直となる複数(実施例は六本)の開口したスリット7
s…を形成する。各スリット7s…は一定間隔置きに平
行に配するとともに、望ましくは各スリット7s…同士
の間に、図5に示すような盛上部7m…を設ける。ま
た、カバー面部6cの内面6iにはスライド方向に平行
となり、かつテンキー15における各キーに接触しない
位置に配した左右一対の離間した突起状のリブ8r、8
rを形成する(図5参照)。
【0019】他方、ハンドセット1におけるグリップ部
2から送話器4に至る両側面部には、図3に示すような
凹溝によるガイドレール16、16を形成する。これに
より、開閉カバー6における係合ピン部6p…をガイド
レール16、16に係合させれば、開閉カバー6をハン
ドセット1に装填できるとともに、開閉カバー6をガイ
ドレール16…に沿ってスライドさせることができる。
【0020】なお、20は例えば液晶表示パネルを用い
た表示部であり、受話器3に対する反対側の面に配す
る。また、21は外部スピーカであり、送話器4に対す
る反対側の面に配する。
【0021】次に、ハンドセット1における各部の機能
について説明する。まず、開閉カバー6はカバー面部6
cに形成したスリット7s…に指を押当てることによ
り、ガイドレール16…に沿ってスライドさせることが
できる。この場合、スリット7s…によりカバー面部6
c上には凹凸面が形成されるため、指が引掛かる滑止め
として機能する。また、指で押した際に開閉カバー6の
変形により内面6iがグリップ部2の外面に接触しよう
とするが、リブ8r、8rの存在により内面6iとグリ
ップ部2側の接触面積は極僅かとなり、開閉カバー6を
スムースにスライドさせることができるとともに、リブ
8r…の位置選定によりスライド時に誤ってテンキー1
5が押操作されるなどの弊害が防止される。
【0022】そして、図2に示すように、開閉カバー6
を閉方向に移動させて、全閉すれば、第二操作部5sに
おけるテンキー15は隠蔽され、かつ外部から保護され
る。なお、第一操作部5fはそのまま外部に露出するた
め、通常の通信は第一操作部5fにより支障なく行うこ
とができる。即ち、第一操作部5fは通常の通信に必要
な最低限の操作部のみとなり、使用者は戸惑いや誤操作
を生ずることなく、確実かつ迅速な操作を行うことがで
きる。
【0023】他方、図1に示すように、開閉カバー6を
開方向に移動させて、第二操作部5sを開放すれば、第
二操作部5sのテンキー15を操作することにより、各
種機能を実行できる。この場合、全開時における開閉カ
バー6はその下方に存在する外部スピーカ21を覆うこ
とになるが、スリット7s…の存在によって、音は開閉
カバー6により遮断されることなく、スリット7s…を
通して聞き取ることができる。
【0024】以上、実施例について詳細に説明したが、
本考案はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、操作部はグリップ部以外に存在してもよい。こ
の場合、開閉カバーはグリップ部に配設した全部の操作
部を隠蔽可能に構成できる。その他、細部の構成、形
状、数量等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で
任意に変更できる。
【0025】
【考案の効果】このように、本考案に係る携帯無線機の
ハンドセットは、グリップ部に操作部の一部又は全部を
配設し、かつグリップ部に配設した操作部の一部又は全
部を隠蔽可能なスライドにより開閉する開閉カバーを
けるとともに、開閉カバーの内面に、スライド方向に平
行となり、かつ操作部に接触しない位置に配した一又は
二以上の突起状のリブを形成してなる、次のような顕著
な効果を奏する。
【0026】 通常の通信には使用しない使用頻度の
低いテンキー等は開閉カバーにより隠蔽されるため、使
用時に、使用者が操作に戸惑ったり誤操作を生ずる虞れ
が無くなり、通報や通信を確実、迅速かつ円滑に行うこ
とができる。特に、スライド操作時に、開閉カバーを指
で上から押した際にもグリップ部の外面に対する内面の
接触面積は極僅かとなり、開閉カバーを常にスムースに
スライドさせることができるとともに、スライド操作時
に操作部5の一部が誤って押操作されるなどの弊害を防
止できる。
【0027】 豪雨、台風、地震等による屋外の災害
現場で使用する場合であっても、操作部に直接汚れが付
着したり異物が当たる等の弊害が解消され、操作部に対
する十分な保護を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハンドセットの開閉カバーを開い
た状態の正面図、
【図2】同ハンドセットの開閉カバーを閉じた状態の正
面図、
【図3】同ハンドセットの開閉カバーを閉じた状態の一
部破断側面図、
【図4】同ハンドセットの背面図、
【図5】同ハンドセットにおける開閉カバーの断面図
(図2中A−A線断面)、
【図6】同ハンドセットを備える携帯無線機の全体正面
図、
【符号の説明】
1 ハンドセット 2 グリップ部 3 受話器 4 送話器 5 操作部 5p 操作部の一部 6 開閉カバー 6i 開閉カバーの内面 7s スリット 8r リブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部をグリップ部とし、一端側に受話
    器を、他端側に送話器を配してなる携帯無線機のハンド
    セットにおいて、グリップ部に操作部の一部又は全部を
    配設し、かつグリップ部に配設した操作部の一部又は全
    部を隠蔽可能なスライドにより開閉する開閉カバーを
    けるとともに、開閉カバーの内面に、スライド方向に平
    行となり、かつ操作部に接触しない位置に配した一又は
    二以上の突起状のリブを形成してなることを特徴とする
    携帯無線機のハンドセット。
  2. 【請求項2】 開閉カバーにより隠蔽される操作部は使
    用頻度により分類した使用頻度の低いテンキーを含む
    作部であることを特徴とする請求項1記載の携帯無線機
    のハンドセット。
  3. 【請求項3】 開閉カバーにはスライド方向に垂直とな
    外部スピーカの音を通すための一又は二以上の開口し
    たスリットを形成することを特徴とする請求項1記載の
    携帯無線機のハンドセット。
JP1991102899U 1991-11-18 1991-11-18 携帯無線機のハンドセット Expired - Lifetime JPH0744109Y2 (ja)

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JP1991102899U JPH0744109Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 携帯無線機のハンドセット

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JPH0546135U JPH0546135U (ja) 1993-06-18
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2630224B2 (ja) * 1993-09-30 1997-07-16 日本電気株式会社 携帯無線機
JP2867863B2 (ja) * 1993-12-28 1999-03-10 日本電気株式会社 携帯無線機

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JPS639180U (ja) * 1986-07-04 1988-01-21
JPS63147051U (ja) * 1987-03-19 1988-09-28
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JPH01122645U (ja) * 1988-02-16 1989-08-21
JPH0268548U (ja) * 1988-11-10 1990-05-24

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