JPH0743937Y2 - バックライト装置 - Google Patents

バックライト装置

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JPH0743937Y2
JPH0743937Y2 JP11990190U JP11990190U JPH0743937Y2 JP H0743937 Y2 JPH0743937 Y2 JP H0743937Y2 JP 11990190 U JP11990190 U JP 11990190U JP 11990190 U JP11990190 U JP 11990190U JP H0743937 Y2 JPH0743937 Y2 JP H0743937Y2
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JP
Japan
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fluorescent tube
tube
reflecting plate
distance
backlight device
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JP11990190U
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English (en)
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JPH0476241U (ja
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佳行 森山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、蛍光管を用いた液晶パネル及びスライド等の
バックライト装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のバックライト装置は、蛍光管と始動電極としての
金属体の相対距離はできるだけ近接させて一定に設定さ
れていた。しかしながら、従来バックライト装置におい
ては、蛍光管の管長が長くなればなるほど、蛍光管のガ
ラス面と始動電極としての金属体の間に容量結合か起こ
り、その結果、低温時の蛍光管の始動性か低下してい
た。以下図面を参照しながら、従来バックライト装置の
一例を説明する。第3図は、従来のバックライト装置を
示す斜視図を示す。又、第4図は、第3図の断面図を示
す。101は蛍光管で管の両端に端子電極102を設けてい
る。端子電極102は、蛍光管保持基板104にハンダ付けさ
れている。105は、反射板で、熱伝導性の高い金属部材
により成形され、回路系グランドに電気的に接続されて
いる。第4図に示す様に、蛍光管101と反射板105すなわ
ち熱伝導性の高い金属体とは近接配置されている。蛍光
管101の放熱性能を向上させるためには、蛍光管101と反
射板105とはできるだけ近接させる必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のバックライト装置において下記の
問題点があった。
放熱性能向上の為、蛍光管101と反射板105は近接配置さ
れているので、蛍光管101の管面と反射板105の間に容量
結合が起こりその結果、蛍光管101に印加される電圧が
分圧され低温での始動性か劣化していた。以下、第5図
のバックライト回路図を用いて詳しく説明する。第5図
において110は蛍光管、111はバックライトトランス、11
2は高耐圧コンデンサ、113は始動電極を兼ねた反射板を
示す。ここで蛍光管と始動電極を近接させた場合、下記
の式で表わされる容量が浮遊容量Cとして結合する。こ
こで、蛍光管110の管面と始動電極を兼ねた反射板113の
距離をd=0.5mm、空気の誘電率をεr=1、蛍光管110
と反射板113が相対する面積をS=900mm2とすると、 つまり、浮遊容量C=16PFか結合してしまう。バックラ
イトトランス111の出力電圧が3000VP-Pだとすると浮遊
容量Cか全く無い場合、始動時蛍光管110には、3000V
P-Pの電圧がかかることになる。しかしながら、浮遊容
量Cが結合した場合、蛍光管に始動時かかる電圧は、浮
遊容量Cと高耐圧コンデンサ112により分圧され以下の
様になる。
VFL :蛍光管電圧 VOPEN :トランス開放電圧 CA :高耐圧コンデンサ111の容量 C :浮遊容量 つまり、バックライトトランス111の出力電圧として
は、3000VP-Pが出ているにもかかわらず、実際蛍光管に
かかる電圧は2127VP-Pとなってしまう。ここで、蛍光管
110の管面と始動電極を兼ねた反射板113の距離dを大き
くすれば、浮遊容量Cは小さくなり、蛍光管にかかる電
圧は大きくすることができる。しかしながら、距離dを
大きくすれば、放熱性能か劣化し、始動電極としての性
能も劣化してしまうことになる。
本考案のバックライト装置は、以上の様な課題を解決す
るもので、その目的とするところは、始動性が良好で、
かつ放熱性の良いバックライトを提供するところにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のバックライト装置は、光を発生する蛍光管と、
前記蛍光管で発生した光を反射する反射板としての機能
と前記蛍光管を始動する始動電極としての機能を有する
金属反射板と、を有するバックライト装置において、 前記蛍光管の管面のうち前記金属反射板と対向する管面
対向部と、前記金属反射板のうち前記管面対向部と対向
する金属反射面対向部と、の距離(d)は、前記蛍光管
の管長にわたって一定にはならないように構成してなる
ことを特徴とする。
また、そのようなバックライト装置において、前記蛍光
管の端部近傍における前記距離(d)は、前記蛍光管の
前記端部以外の部分における前記距離(d)よりも短く
構成してなることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図に、本考案の一実施例の斜視図を示す。1は蛍光
管で蛍光管端末2を設けてある。蛍光管端末2は蛍光管
保持基板4にハンダ付けされている。5は反射板で、熱
伝導性の高い金属部一材により形成され蛍光管保持基板
4上でグランド電位に接続されている。反射板5には、
蛍光管1に沿って、絞り部6が設けられ、蛍光管1の管
面と反射板5の距離が部分的に変化する様、配置されて
いる。第2図に、第1図の断面図を示す。本実施例にお
いて、蛍光管1と絞り部6の間では容量結合が従来と同
じように起るがその他の部分では蛍光管1と反射板5の
距離が離れているため容量結合が起こりにくくなってい
る。つまり、蛍光管1の形状に合わせて、始動電極とし
ての特性と浮遊容量の結合状態の兼ね合いによって絞り
部6の形状を決定してやれば、蛍光管1の放熱効果を損
なう事なしに、始動性も向上させることができる。又、
本実施例によれば、発熱量の多い蛍光管端末2に近い部
分には、両端ともに絞り部6を設けているため、蛍光管
端末2に近い部分からの放熱が促進され蛍光管1の発熱
を均一化することができる。又、本実施例においては、
絞り加工によって、蛍光管1と反射板5の距離を部分的
に変化させているが、これは、切り起こしの曲げ加工等
によってなされても良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のバックライト装置は、光を
発生する蛍光管と、前記蛍光管で発生した光を反射する
反射板としての機能と前記蛍光管を始動する始動電極と
しての機能を有する金属反射板と、を有するバックライ
ト装置において、 前記蛍光管の管面のうち前記金属反射板と対向する管面
対向部と、前記金属反射板のうち前記管面対向部と対向
する金属反射面対向部と、の距離(d)は、前記蛍光管
の管長にわたって一定にはならないように構成してなる
ことを特徴とするので、以下のような効果がある。
a)放熱効果を損なうことなしに蛍光管の始動性を向上
させることができる。
b)蛍光管の発熱を均一化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図。 第2図は第1図の断面図。 第3図は従来のバックライト装置を示す斜視図。 第4図は第3図の断面図。 第5図はバックライト回路図。 1、101、110……蛍光管 2、102……蛍光管端末 4、104……蛍光管保持基板 5、105……反射板 6……絞り部 112……高耐圧コンテンサ 113……始動電極を兼ねた反射板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を発生する蛍光管と、前記蛍光管で発生
    した光を反射する反射板としての機能と前記蛍光管を始
    動する始動電極としての機能を有する金属反射板と、を
    有するバックライト装置において、 前記蛍光管の管面のうち前記金属反射板と対向する管面
    対向部と、前記金属反射板のうち前記管面対向部と対向
    する金属反射面対向部と、の距離(d)は、前記蛍光管
    の管長にわたって一定にはならないように構成してなる
    ことを特徴とするバックライト装置。
  2. 【請求項2】前記蛍光管の端部近傍における前記距離
    (d)は、前記蛍光管の前記端部以外の部分における前
    記距離(d)よりも短く構成してなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のバックライト装
    置。
JP11990190U 1990-11-16 1990-11-16 バックライト装置 Expired - Lifetime JPH0743937Y2 (ja)

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JPH0476241U JPH0476241U (ja) 1992-07-03
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