JPH0743395B2 - 光変流器 - Google Patents

光変流器

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JPH0743395B2
JPH0743395B2 JP61084321A JP8432186A JPH0743395B2 JP H0743395 B2 JPH0743395 B2 JP H0743395B2 JP 61084321 A JP61084321 A JP 61084321A JP 8432186 A JP8432186 A JP 8432186A JP H0743395 B2 JPH0743395 B2 JP H0743395B2
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JP
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light
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optical
linearly polarized
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JP61084321A
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JPS62240868A (ja
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光雄 松本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ファラデ効果を利用して、電流による磁界を
一定速度で回転する直線偏光波の位相変化として検出
し、これによって電流値を検出する光変流器にかかり、
特に光伝送系による光強度のアンバランスを補償する回
路に関するものである。
(従来の技術) ファラデ効果を用いて電流を計測する方法として、直線
偏光波を磁界内に置かれたファラデ素子に入射し、その
旋回角から磁界の強さ、従ってこの磁界を発生させる電
流を測定する方法がある。
また、互に60゜ずつ偏光角の異る3個の直線偏光波を時
間的に120゜ずつ位相の異った3相のタイミングでオン
オフして擬似的な回転直線偏光波をつくり、これをファ
ラデ素子に入射して磁界を測定することも可能である。
この場合は、3相の光源をファラデ素子に導くのに光フ
ァイバ,レンズおよび偏光子などを含む光伝送系を通す
ので、光伝送系の損失の変動などによって3相の光強度
にアンバランスが発生すると、磁界測定に誤差を生じ、
小変流器としての精度が低下する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、ファラデ素子に入射される偏光角が60゜ずつ
異る3相の直線偏光波の光強度のアンバランスを無くす
ように補償して測定精度を向上した回転直線偏光波によ
る光変流器を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段と作用) 本発明は、120゜ずつ位相の異なる3相の矩形波電気信
号を光信号に変換し光伝送系を通して投射する光源と、
上記3相の矩形波光をそれぞれ60゜ずつ偏光角が異る直
線偏光波に変換する偏光部と、電流コイルによって発生
された磁界内に置かれ上記3相の直線偏光波を通すファ
ラデ素子と、上記ファラデ素子を通過した3相の直線偏
光波を検光して合成した電気信号を得る検光部と、上記
合成した電気信号の位相と元の矩形波電気信号との位相
差から上記電流コイルの電流値を検出する位相差検出回
路と、上記合成した電気信号をモニタして上記光源の3
相間の光強度のバランスを調整する光強度制御回路を備
え、これによって光伝送系における光ファイバの損失の
変動や発光ダイオードのドリフトなどによる3相の直線
偏光波の光強度のアンバランスを抑制し、測定精度を向
上した回転直線偏光波による光変流器である。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、クロック発生器1の発生する60kHZの
クロックCKは6段シフトレジスタ2を介して6個の10kH
Z60゜矩形波列p,q,r,s,t,uに変換される。
上記60゜矩形波列p,q,rはOR回路3に入力され、その出
力Xは発光ダイオード6を駆動して180゜矩形波光信号J
X′を発生する。
同様に60゜矩形波列t,u,pはOR回路4に入力され、その
出力Yは発光ダイオート7を駆動して180゜矩形波光信
号JY′を発生する。
また60゜矩形波列r,s,tはOR回路5に入力され、その出
力Zは発光ダイオード8を駆動して180゜矩形波光信号J
Z′を発生する。
上記光信号JX′,JY′,JZ′はそれぞれ光ファイバ9,10,1
1を通ってレンズ12,13,14に投射され、さらに第2図に
示すようにそれぞれ偏光面を60゜ずつ回転して配置した
偏光子15,16,17を通ってそれぞれ偏光角が0゜,60゜,12
0゜で時間的に位相が120゜ずつずれた直線偏光波JX,JY,
JZとなってファラデ素子18に入射し、その出力光は検光
子20,レンズ21および光ファイバ22を通ってフォトダイ
オード23に投射される。
ここにJX,JY,JZは第3図に示すように互に120゜の位相
差をもった矩形波であり、それぞれの波高値はJX0,JY0,
JZ0で示される。
一般に光強度J,偏光角θの直線偏光波を磁界内に置かれ
たファラデ素子に通すると磁界に比例したF゜だけ偏光
面が旋回するので、検光子出側の光強度Iは であたえられる。
従って上記JX,JY,JZに対してはそれぞれ となり、その合成値IX+IY+IZが光ファイバ22を通って
フォトダイオード23に入射される。
上記JX,JY,JZの波高値JX0,JY0,JZ0が等しいとして、そ
の値をJ0とすると、JX,JY,JZは下記フーリェ級数に展開
できる。
これに基づいてΣI=IX+IY+IZを計算すると となる。
上記ΣI=IX+IY+IZはフォトダイオード23で電気信号
に変換され、プリアンプ24で増幅されて第3図(k)に
示す波形を出力する。
第3図(k)において、実線はファラデ旋回角F=0゜
のときに波形、点線はF=+20゜のときの波形である。
バンドパスフィルタ25はプリアンプ24の出力から10kHZ
の基本波周波数成分を抽出し、第3図(l)に示すよう
に位相が2Fだけ遅れたsin(ωt−2F)の波形を出力す
る。
従って波形(l)の位相差を位相差検出器26で求める
と、これによって磁界の強さ、従ってコイル19の電流が
求められる。
上式の演算は光強度JX0,JY0,JZ0がすべて等しくJ0で表
わされるものとして行ったが、実際は光ファイバ9,10,1
1の光損失の差異、発光ダイオード6,7,8のドリフトなど
によって変動する。
このため光強度JX0,JY0,JZ0をモニタして補償動作を行
う必要があり、プリアンプ24の出力をサンプルホールド
回路28〜31を含む光強度制御回路に入力すると共に、フ
ィルタ25の出力を零検出器27に入力している。
零検出器27はフィルタ25の出力とOR回路3の出力Xとを
入力してその位相差2Fが零近傍にあるとき出力Wを“1"
にする。
コイル19を流れる電流が50HZまたは60HZの商用周波数で
あると、100HZまたは120HZで瞬時電流が零となり、従っ
てF=0゜となって零検出器27の出力Wは“1"となる。
F=0゜のときは、(1),(2),(3)式からIX
JX, となり、ΣI=IX+IY+IZの波形は第3図(k)の実線
で示されたものとなる。
また第3図に示すように、p=“1"のときはJX=JX0,JY
=JY0,JZ=0となるのでF=0゜のとき となる。
またq=“1"のときはJX=JX0,JY=0,JZ=0となるので
F=0゜のときΣI=JX0となる。
同様にしてF=0゜において、r=“1"のときは s=“1"のときは t=“1"のときは u=“1"のときは となる。
上記プリアンプ24の出力信号ΣIはサンプルホールド回
路28〜31にモニタ信号として入力され、さらにサンプル
ホールド回路28〜31の各第1サンプルゲートG1には零検
出器27の出力信号Wが接続され、各第2サンプルゲート
にはそれぞれシフトレジスタ2の出力信号s,p,q,rが接
続される。
従ってF=0゜で、サンプルホールド回路28はs=“1"
のとき をホールドし、同じく29はp=“1"のとき をホールドし、同じく30はq=“1"のときJX0を同じ
く、31はr=“1"のとき をホールドする。
減算器32は上記出力 を減算して、JX0を出力し、減算器33は上記出力 からJX0を減算して を出力し、減算器34は上記出力 からJX0を減算して を出力する。
これによって減算器32,33,34はそれぞれファラデ素子18
に入射する直線偏光波の光強度JX0,JY0,JZ0に比例した
信号JX0,JY0/4,JZ0/4を出力することになる。
フィードバックアンプ35,36,37にはそれぞれ基準信号
J0,J0/4,J0/4を入力すると共に上記減算器32,33,34から
のフィードバック信号JX0,JY0/4,JZ0/4を入力し、その
出力によってそれぞれ発光ダイオード6,7,8の発光量を
制御し、これによってJX0,JY0,JZ0はそれぞれ基準値J0
に一致するように制御されてアンバランス補償動作が行
われ、3相間の光強度のアンバランスによる変流器とし
ての測定誤差が防止される。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、光ファイバの損失
変動や発光ダイオードのドリフトなどによる光強度の変
動を補償し、これによって測定精度を向上した光変流器
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はファ
ラデ素子に入射する偏光波の偏光面を示す図、第3図は
第1図の動作を示すタイミングチャートである。 1……クロック発生器 2……シフトレジスタ 3,4,5……OR回路 6,7,8……発光ダイオード 9,10,11,22……光ファイバ 12,13,14,21……レンズ 15,16,17……偏光子 18……ファラデ素子 19……コイル 20……検光子 23……フォトダイオード 24……プリアンプ 25……フィルタ 26……位相差検出器 27……零検出器 28,29,30,31……サンプルホールド回路 32,33,34……減算器 35,36,37……フィードバックアンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】120゜ずつ位相の異なる3相の矩形波電気
    信号を光信号に変換し光伝送系を通して投射する光源
    と、上記3相の矩形波光をそれぞれ60゜ずつ偏光角が異
    る直線偏光波に変換する偏光部と、電流コイルによって
    発生された磁界内に置かれ上記3相の直線偏光波を通す
    ファラデ素子と、上記ファラデ素子を通過した3相の直
    線偏光波を検光して合成した電気信号を得る検光部と、
    上記合成した電気信号の位相と元の矩形波電気信号との
    位相差から上記電流コイルの電流値を検出する位相差検
    出回路と、上記合成した電気信号をモニタして上記光源
    の3相間の光強度のバランスを調整する光強度制御回路
    を備えたことを特徴とする光変流器。
JP61084321A 1986-04-14 1986-04-14 光変流器 Expired - Lifetime JPH0743395B2 (ja)

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JP61084321A JPH0743395B2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14 光変流器

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JPS62240868A JPS62240868A (ja) 1987-10-21
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