JPH0743369Y2 - 網付フレーム - Google Patents

網付フレーム

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JPH0743369Y2
JPH0743369Y2 JP6725593U JP6725593U JPH0743369Y2 JP H0743369 Y2 JPH0743369 Y2 JP H0743369Y2 JP 6725593 U JP6725593 U JP 6725593U JP 6725593 U JP6725593 U JP 6725593U JP H0743369 Y2 JPH0743369 Y2 JP H0743369Y2
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net
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tubular ring
fixed seat
hole
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JP6725593U
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JPH0732110U (ja
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志吉 王
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志吉 王
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一種の網付フレームに
関し、特に畑や牧場、魚介類の養殖場、プールなどの日
除け用や、建築物の外壁の日焼け防止用、あるいは建築
工事現場の囲い用の枠に用いられる保護網として用いら
れる網付フレームであり、適時網を畳む、あるいは張る
ことができる網付フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の網付フレームの代表的なものは、
図1に示すが、これは、網がフレームに固定されてお
り、自在に畳むあるいは張ることができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、畑や牧場、
魚介類の養殖場、プールなどの日除け用や、建築物の外
壁の日焼け防止用、あるいは建築工事現場の囲い用の枠
に用いられる保護網として用いられる網付フレームであ
り、適時網を畳む、あるいは張ることができる網付フレ
ームを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】図2、3に示されるよう
に、本考案は主に、網(2)と、この網(2)を留める
ために縦に複数列設けた網のキャップ式の略環状の固定
座(4)と、中央の穴を設けた管形リング(5)を設け
ている。上記網(2)は、上記略環状の固定座(4)
と、管形リング(5)との間に挟んで固定する。さらに
針金を略環状の固定座(4)外周に設けた略環状のみぞ
(41)に巻き付け、網(2)を通してから、管形リン
グ(5)に巻き付けた後、この針金の両端をきつく捩じ
って管形リング(5)の外縁に結びつけ、これにより、
固定座(4)と網(2)および管形リング(5)を密着
させてその連結を強固にする。
【0005】また、網(2)の前後両端にはそれぞれポ
ール(31)(32)を設ける。前方のポール(31)
と、支持フレーム(6)の横棒(61)は互いに連結さ
せる。ならびに、管形リング(5)の中央の穴(51)
を通し、前後端をそれぞれ上記支持フレーム(6)に固
定したワイヤロープ(7)を数本設ける。網(2)の案
内を行う、網(2)にはその上に巻いた引きひも(8)
を設ける。本考案の組み立ては、まず数本のワイヤロー
プ(7)の一端を結んで支持フレーム(6)の横棒(6
1)に固定し、もう一端に管形リング(5)を通してか
ら後方の支持フレーム(6)の横棒(62)に固定す
る。さらに網(2)を挟んで略環状の固定座(4)と管
形リング(5)とを結合させ、網(2)が支持フレーム
(6)上をスライドできるように設ける。
【0006】また、網(2)の前端のポール(31)と
支持フレーム(6)の横棒(61)を連結し、引きひも
(8)を網(2)に縦方向に巻く。引きひも(8)の網
(2)の後端はもう一本のポール(32)に巻き付け
る。
【0007】
【作用】本考案の網(2)を張るときは、上記引きひも
(8)の別の一端を前に引っ張り、収めるときには、放
せばよい。網(2)を張った後は、網(2)をよりしっ
かりと固定するために、引きひも(8)の上端を支持フ
レーム(6)の横棒(61)上に結びつける。このよう
にして網(2)が支持フレーム(6)上に固定される
(図4に示す)。
【0008】
【実施例】本考案の上記のキャップ式の略環状の固定座
(4)、管形リング(5)、および網(2)の結合方式
は、以下の実施例に示す方式に代えることもできる。
【0009】図5に示されるのは、本考案の実施例1で
ある。ここでは半円形固定座(9)を設けている。この
半円形固定座(9)の上部には一つあるいは数個のねじ
穴を設け、ねじ(10)による締結に供する。また図6
に示されるのは、この半円形固定座(9)が、網(2)
を管形リング(5)の外縁に固定した状態である。この
ときねじ(10)は、半円形固定座(9)のねじ穴(9
1)にねじ込まれ、これと管形リング(5)を締結して
おり、このように、半円形固定座(9)と管形リング
(5)の間に網(2)を固定する。
【0010】図7、8に示されるのは、実施例2の立体
分解図、および断面図である。ここでは、上段が広く、
下段が狭い二段式の穴(111)を設けた上板(11)
を設け、ならびに固定座(12)はその上面を上記上板
(11)下面に対応する平面としてその上に突柱(12
1)を設け、この突柱(121)を網(2)を通し、上
板(11)の二段式の穴(111)を貫通させる。さら
に上記突柱(121)の上部を上板(11)の二段式の
穴(111)に溶接して圧着する。このように、網
(2)を上記上板(11)下面と固定座(12)上面と
の間に挟んで固定する。ならびに固定座(12)には横
方向の貫通穴(122)を設け、ワイヤロープ(7)を
通す。
【0011】図9に示されるのは、本考案の実施例3の
立体分解図である。これは、上述した固定座(4)と管
形リング(5)による網の固定方法に代わるものであ
り、針金を用いる必要がない。すなわちPE、PVC等
のプラスチックをテープ状としたテープ(A)を介質と
して設けており、このテープ(A)を、直接網(2)の
上からワイヤロープ(7)を通した固定座(13)に加
熱溶着することで、固定座(13)に網(2)を固定す
る。その固定後の固定部分の状態は、図5の断面図に示
される。
【0012】図11、12に示されるのは、本考案の実
施例4である。ここでは半円形固定座(14)の中央部
分にみぞ(141)を設け、かつそのみぞ底の左右の末
端部にそれぞれ貫通穴(142)を設ける。この半円形
固定座(14)を網(2)を挟んでワイヤロープ(7)
を通した管形リング(5)の外周に嵌めるが、このとき
弾性環状フック(15)の両端の脚(151)を上記貫
通穴(142)および管形リング(5)の左右側片に設
けた貫通穴(52)に挿入することにより、半円形固定
座(14)と網(2)および管形リング(5)の固定と
連結を行う。
【0013】以上述べてきたように、本考案の網付きフ
レームを日除け網として用いるときは、取り付けと取り
外しが簡単であり、施工が簡単である。また台風の時や
風が強いときなど天候が悪いときや冬に日除けがいらな
い場合には、適時網(2)を畳むことにより、網(2)
の破損を防ぐ。また本考案は建築現場を囲む防護網とし
て使用することもでき、組み立てと分解が簡単であるた
め、人件費を減らすことができる。さらに、本考案は、
数本の縦向きのワイヤロープにより網を支え、ワイヤロ
ープ上に固定しているため、網面が風圧を受けたとき
も、安定性があり、網(2)が破損することを防ぐなど
の効果を有する。
【0014】
【考案の効果】本考案は、建築物の外壁に取り付けて、
室内温度が上がるのを防ぐことができ、クーラー等で使
用するエネルギーを節約することができる。また、本考
案は、建築現場の囲い用の保護網として用いることもで
き、従来の網張り作業にかかった労働力やその人件費を
削減することができる。また本考案は必要に応じて、適
時張る、あるいは畳むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の網付フレームの実施例の立体図である。
【図2】本考案の立体図である。
【図3】本考案の立体分解図である。
【図4】本考案の操作状態を示す立体図である。
【図5】本考案の実施例1の部分立体分解図である。
【図6】本考案の実施例1の部分断面図である。
【図7】本考案の実施例2の部分立体分解図である。
【図8】本考案の実施例2の部分断面図である。
【図9】本考案の実施例3の部分立体分解図である。
【図10】本考案の実施例3の部分断面図である。
【図11】本考案の実施例4の部分立体分解図である。
【図12】本考案の実施例5の部分断面図である。
【符号の説明】
(2)網 (4)固定座 (5)管形リング
(6)支持フレーム (7)ワイヤロープ (8)引きひも (9)半円形
固定座 (10)ねじ (11)上板 (12)固定座 (13)固定座
(14)半円形固定座 (15)弾性環状フック (31)(32)ポール
(41)みぞ (51)穴 (52)貫通穴 (61)横棒 (91)ねじ穴
(111)二段式の穴 (121)突柱 (122)貫通穴 (141)み
ぞ (142)貫通穴 (151)脚 (A)テープ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に、網、管形リング、キャップ式の網
    の固定座、ポール、引きなわ、およびワイヤロープ等の
    部品からなり、上記網上に多数の縦方向に並列する上記
    固定座をおよび中央の穴を設けた上記管形リングを組み
    合わせ、網をこの固定座と管形リング間に挟んで固定
    し、その固定部に針金を巻いて結び、それらを密着させ
    て固定を強化し、網の前後両端にはそれぞれ上記ポール
    を設け、前端のポールは支持フレームと連結し、この支
    持フレームには、管形リングの中央の穴を通し、前後端
    をそれぞれに固定したワイヤロープを数本設け、さらに
    一本の、網の表裏を囲み網を畳むあるいは敷くための引
    きひもを設けたことを特徴とする網付フレーム
  2. 【請求項2】 半円形固定座を設けて、管形リングの上
    面にキャップ式に前記網を挟んで嵌め、ならびにこの半
    円形固定座および管形リングにはねじ穴を設けて、ネジ
    によりこれら三者を固定してもよい請求項1に記載の網
    付フレーム。
  3. 【請求項3】 穴を設けた上板を設け、ならびに横方向
    の貫通穴を設けてこれに前記ワイヤロープを通した固定
    座を設け、この固定座上に突柱を設け、この突柱に網を
    通してから上板の二段式の穴を貫通させ、突柱の上部を
    上板の穴に溶接して圧着して網を上記上板下面と固定座
    上面との間に挟んで固定してもよい請求項1に記載の網
    付フレーム。
  4. 【請求項4】 中央部分に環状のみぞを設け、そのみぞ
    底の左右の末端部にそれぞれ貫通穴を設けた半円形固定
    座を設け、網を挟んでワイヤロープを通した前記管形リ
    ングの外周に嵌め、弾性環状フックを設けて、そのの両
    端の脚を上記貫通穴および管形リングの左右側片に設け
    た貫通穴に挿入することにより、半円形固定座と網およ
    び管形リングの固定を行ってもよい請求項1に記載の網
    付フレーム。
  5. 【請求項5】 PEあるいはPVC製のテープを、直接
    前記網の上からワイヤロープを通した固定座に加熱溶着
    することで、固定座に網を固定してもよい請求項1に記
    載の網付フレーム。
JP6725593U 1993-11-12 1993-11-12 網付フレーム Expired - Lifetime JPH0743369Y2 (ja)

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JP6725593U JPH0743369Y2 (ja) 1993-11-12 1993-11-12 網付フレーム

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JP6725593U JPH0743369Y2 (ja) 1993-11-12 1993-11-12 網付フレーム

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Publication Number Publication Date
JPH0732110U JPH0732110U (ja) 1995-06-16
JPH0743369Y2 true JPH0743369Y2 (ja) 1995-10-09

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JP6725593U Expired - Lifetime JPH0743369Y2 (ja) 1993-11-12 1993-11-12 網付フレーム

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