JPH0742472A - 自動ボーリング装置 - Google Patents
自動ボーリング装置Info
- Publication number
- JPH0742472A JPH0742472A JP22777993A JP22777993A JPH0742472A JP H0742472 A JPH0742472 A JP H0742472A JP 22777993 A JP22777993 A JP 22777993A JP 22777993 A JP22777993 A JP 22777993A JP H0742472 A JPH0742472 A JP H0742472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- rods
- mast
- magazine
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パイプレンチや、ウインチによって行なうロッ
ドの継ぎ足し、切り離しの人力作業を機械化し、自動掘
削を行なう。 【構成】掘削装置にロッドを収納するロッドマガジン5
及びマスト10を設置し、このマストを軸とするロッド
クランプ2を取り付け、このロッドクランプ2を昇降さ
せるためのウインチ12、水平回転させるための水平回
転装置13を取り付ける。
ドの継ぎ足し、切り離しの人力作業を機械化し、自動掘
削を行なう。 【構成】掘削装置にロッドを収納するロッドマガジン5
及びマスト10を設置し、このマストを軸とするロッド
クランプ2を取り付け、このロッドクランプ2を昇降さ
せるためのウインチ12、水平回転させるための水平回
転装置13を取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】地盤を掘削する場合のボーリング
作業において、自動的にロッドを継ぎ足し、又は切り離
しすることが出来る自動ボーリング装置に関するもので
ある。
作業において、自動的にロッドを継ぎ足し、又は切り離
しすることが出来る自動ボーリング装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】ロッドの継ぎ足し、切り離しは、パイプレ
ンチ及びウインチのハンドル操作によって人力作業によ
り行なっていた。
ンチ及びウインチのハンドル操作によって人力作業によ
り行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】深く掘削する場合には
多数のロッドを使用し、これらのロッドの継ぎ足し、切
り離しの繰り返し作業を頻繁に行ない、多くの手間を要
するという問題点があった。
多数のロッドを使用し、これらのロッドの継ぎ足し、切
り離しの繰り返し作業を頻繁に行ない、多くの手間を要
するという問題点があった。
【0004】
【問題点を解決する手段】掘削装置にマストを設置し、
このマストを軸として昇降及び水平回転するロッドクラ
ンプを取り付け、これをウインチによって昇降し、ロッ
ド継ぎ足し、切り離し作業を自動的に行なう。
このマストを軸として昇降及び水平回転するロッドクラ
ンプを取り付け、これをウインチによって昇降し、ロッ
ド継ぎ足し、切り離し作業を自動的に行なう。
【0005】
【作用と実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照し
て説明する。ロッドマガジン5は、ロッド1を垂直に立
てる複数の管と、これらを支える架台から構成される。
ロッドマガジン5に収納するロッド1の配列を、マスト
10の軸を回転中心とする半径上に配置することによ
り、ロッドクランプ2を水平回転してロッドマガジン5
のロッドを掴むことが出来る。運転開始前に約1日分の
ロッド本数(約5−8本)をこのロッドマガジン5に収
納しておく事が出来る。油圧シリンダー3を開くことに
よって、ロッド1がロッドマガジン5の管の中に落ちる
が、この時の衝撃を緩衝するため、管の中にクッション
材を設置する。
て説明する。ロッドマガジン5は、ロッド1を垂直に立
てる複数の管と、これらを支える架台から構成される。
ロッドマガジン5に収納するロッド1の配列を、マスト
10の軸を回転中心とする半径上に配置することによ
り、ロッドクランプ2を水平回転してロッドマガジン5
のロッドを掴むことが出来る。運転開始前に約1日分の
ロッド本数(約5−8本)をこのロッドマガジン5に収
納しておく事が出来る。油圧シリンダー3を開くことに
よって、ロッド1がロッドマガジン5の管の中に落ちる
が、この時の衝撃を緩衝するため、管の中にクッション
材を設置する。
【0006】ロッドクランプ装置は、マスト10に添っ
て上下するガイドとロッドクランプ2、油圧シリンダー
3、及び掴み金具4から構成される。2個の油圧シリン
ダー3を作動させて掴み金具4を開閉し、ロッドの保持
及び開放を行なう。
て上下するガイドとロッドクランプ2、油圧シリンダー
3、及び掴み金具4から構成される。2個の油圧シリン
ダー3を作動させて掴み金具4を開閉し、ロッドの保持
及び開放を行なう。
【0007】ロッド水平移送装置は、マストの下部に取
り付けたターンテーブル、及び回転駆動装置からなる。
水平回転装置13の油圧モーターによってターンテーブ
ル14が回転し、従ってロッドクランプ2も水平回転
し、ロッドをロッドマガジン5側及びスイベルヘッド7
側に移送する。ロッド昇降装置もターンテーブルに取り
付けられているので、ロッドクランプ2と共に水平回転
する。
り付けたターンテーブル、及び回転駆動装置からなる。
水平回転装置13の油圧モーターによってターンテーブ
ル14が回転し、従ってロッドクランプ2も水平回転
し、ロッドをロッドマガジン5側及びスイベルヘッド7
側に移送する。ロッド昇降装置もターンテーブルに取り
付けられているので、ロッドクランプ2と共に水平回転
する。
【0008】ロッド昇降装置はワイヤロープ11、ウイ
ンチ12、及びウインチ駆動用油圧モーターよりなる。
ウインチ12によりワイヤロープ11を介してロッドク
ランプ2の上げ下げを行ない、ロッド1の昇降を行な
う。ウインチ12の駆動方式としては、逆転及び変速が
容易な油圧モーターを使用する。運搬を容易にするため
に、マストを抜いて上下に数分割出来るよう、中間に差
し込み継ぎ手を設置する。
ンチ12、及びウインチ駆動用油圧モーターよりなる。
ウインチ12によりワイヤロープ11を介してロッドク
ランプ2の上げ下げを行ない、ロッド1の昇降を行な
う。ウインチ12の駆動方式としては、逆転及び変速が
容易な油圧モーターを使用する。運搬を容易にするため
に、マストを抜いて上下に数分割出来るよう、中間に差
し込み継ぎ手を設置する。
【0009】自動制御装置の計装品は、ロッドクランプ
の上限、下限スイッチ、マガジンにロッドが入っている
かどうかを検出するロッド検出器、フィード量検出器、
心ずれを修正してねじ込みを確実に行なうためのロッド
心検出器、スピンドルに取り付けられているロッドの検
出器などからなる。これらの計装品とコントロールパネ
ル15によって自動起動、自動停止を行ないロッド継ぎ
足し、挿入、掘削、ロッド引き上げ、切り離し運転の自
動制御を行なう。
の上限、下限スイッチ、マガジンにロッドが入っている
かどうかを検出するロッド検出器、フィード量検出器、
心ずれを修正してねじ込みを確実に行なうためのロッド
心検出器、スピンドルに取り付けられているロッドの検
出器などからなる。これらの計装品とコントロールパネ
ル15によって自動起動、自動停止を行ないロッド継ぎ
足し、挿入、掘削、ロッド引き上げ、切り離し運転の自
動制御を行なう。
【0010】掘削装置は、油圧チャック6、スイベルヘ
ッド7、スピンドル8、油圧ロッドホルダー9、油圧モ
ーター16、オイルユニット17、オイルポンプ18及
びジーゼルエンジン19より構成される。掘削機構とし
てはスピンドル8の逆転及び変速機構がギアミッション
によって構成されている従来型でも使用出来るが、これ
らの逆転及び変速はハンドル操作によって行なうため自
動化に不向きである。このためスピンドル8の回転駆動
を油圧モーター16とする。油圧モーターとすることに
より逆転、変速を容易に制御することが出来、またボー
リング装置本体を小型にすることが出来る。
ッド7、スピンドル8、油圧ロッドホルダー9、油圧モ
ーター16、オイルユニット17、オイルポンプ18及
びジーゼルエンジン19より構成される。掘削機構とし
てはスピンドル8の逆転及び変速機構がギアミッション
によって構成されている従来型でも使用出来るが、これ
らの逆転及び変速はハンドル操作によって行なうため自
動化に不向きである。このためスピンドル8の回転駆動
を油圧モーター16とする。油圧モーターとすることに
より逆転、変速を容易に制御することが出来、またボー
リング装置本体を小型にすることが出来る。
【0011】ロッド荷重が小さい浅掘時は本発明の昇降
装置でロッドを昇降し、深掘時はロッド荷重が大きくな
るため、スピンドル8の上げ下げと油圧チャック6、油
圧ロッドホルダー9を交互に保持、開放することによ
り、ロッドを昇降する。この2種のロッド昇降方法を採
用することで、昇降装置は浅掘時の、小さなロッド荷重
に合わせた設備とし、設備コストを低減する。
装置でロッドを昇降し、深掘時はロッド荷重が大きくな
るため、スピンドル8の上げ下げと油圧チャック6、油
圧ロッドホルダー9を交互に保持、開放することによ
り、ロッドを昇降する。この2種のロッド昇降方法を採
用することで、昇降装置は浅掘時の、小さなロッド荷重
に合わせた設備とし、設備コストを低減する。
【0012】
【他の実施例】ロッド昇降装置の他の実施例として、ウ
インチによる昇降装置に代わりロッドクランプ2にスラ
イデイングテーブルを取り付け、またマスト10の代わ
りとしてのリーダーを取り付け、ロッドクランプ2を昇
降させる。斜め掘り、水平掘りを行なう場合、ウインチ
ではワイヤロープが垂れる問題があるが、本例の場合は
問題がない。又、同じくロッド昇降装置の他の実施例と
して、ウインチ12の代わりに、マストの上部にホイス
トを設置することによってクランプを昇降させる。
インチによる昇降装置に代わりロッドクランプ2にスラ
イデイングテーブルを取り付け、またマスト10の代わ
りとしてのリーダーを取り付け、ロッドクランプ2を昇
降させる。斜め掘り、水平掘りを行なう場合、ウインチ
ではワイヤロープが垂れる問題があるが、本例の場合は
問題がない。又、同じくロッド昇降装置の他の実施例と
して、ウインチ12の代わりに、マストの上部にホイス
トを設置することによってクランプを昇降させる。
【0013】ロッドクランプ装置の他の実施例として、
現在一般に使用されているもので、2個の扇形金具が回
転することによりロッドをはさみ、そのくさび効果でロ
ッドを締めつけ保持するタイプのロッドホルダーを取り
付ける。
現在一般に使用されているもので、2個の扇形金具が回
転することによりロッドをはさみ、そのくさび効果でロ
ッドを締めつけ保持するタイプのロッドホルダーを取り
付ける。
【0014】水平回転装置13の他の実施例として、ギ
アの代わりにVプーリーによる動力伝達装置を設置す
る。
アの代わりにVプーリーによる動力伝達装置を設置す
る。
【0015】
【発明の効果】ボーリングロッドの人力による取り付
け、取り外しを、自動化することにより大幅に作業が軽
減し、且安全性が向上する
け、取り外しを、自動化することにより大幅に作業が軽
減し、且安全性が向上する
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図。
【図2】本発明の立面図。
1 ロッド 2 ロッドクランプ 3 油圧シリンダー 4 ロッド掴み金具 5 ロッドマガジン 6 油圧チャック 7 スイベルヘッド 8 スピンドル 9 油圧ロッドホルダー 10 マスト 11 ワイヤロープ 12 ウインチ 13 水平回転装置 14 ターンテーブル 15 コントロールパネル 16 油圧モーター 17 オイルユニット 18 オイルポンプ 19 ジーゼルエンジン
Claims (3)
- 【請求項1】複数のロッドを垂直に立てて収納しておく
ロッドマガジンと、 油圧シリンダーによってロッド掴み金具を開閉し、ロッ
ドの保持、開放を行なうロッドクランプ装置と、 ロッドクランプ装置がウインチによって、マストをガイ
ドに昇降するのを特徴としたロッド昇降装置と、 ロッドクランプ装置にて保持したロッドを、マストを軸
心にして水平方向に回転移送するロッド水平移送装置と
から構成されることを特徴とする自動ボーリング装置。 - 【請求項2】請求項1におけるロッド昇降装置の他の実
施例として、スライデイングテーブルとリーダーにより
ロッドクランプが昇降するのを特徴とする自動ボーリン
グ装置。 - 【請求項3】請求項1におけるロッド昇降装置の他の実
施例として、マストの上に設置したホイストによってロ
ッドクランプが昇降するのを特徴とする自動ボーリング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22777993A JPH0742472A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 自動ボーリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22777993A JPH0742472A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 自動ボーリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742472A true JPH0742472A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16866255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22777993A Pending JPH0742472A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 自動ボーリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742472A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0776946A2 (en) | 1995-11-29 | 1997-06-04 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Heat resistant polyorganosiloxane compositions |
US5959057A (en) * | 1997-01-21 | 1999-09-28 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Polyorganosiloxane and method for the preparation thereof |
CN103089175A (zh) * | 2013-01-24 | 2013-05-08 | 江苏省无锡探矿机械总厂有限公司 | 移摆管夹紧机构 |
KR101490207B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2015-02-05 | 최병진 | 지하수 개발용 시추기의 시추로드 장착장치 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP22777993A patent/JPH0742472A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0776946A2 (en) | 1995-11-29 | 1997-06-04 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Heat resistant polyorganosiloxane compositions |
US5661202A (en) * | 1995-11-29 | 1997-08-26 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Heat resistant organopolysiloxane compositions |
US5959057A (en) * | 1997-01-21 | 1999-09-28 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Polyorganosiloxane and method for the preparation thereof |
CN103089175A (zh) * | 2013-01-24 | 2013-05-08 | 江苏省无锡探矿机械总厂有限公司 | 移摆管夹紧机构 |
KR101490207B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2015-02-05 | 최병진 | 지하수 개발용 시추기의 시추로드 장착장치 |
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