JPH0740847B2 - 給▲餌▼装置 - Google Patents

給▲餌▼装置

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JPH0740847B2
JPH0740847B2 JP3247423A JP24742391A JPH0740847B2 JP H0740847 B2 JPH0740847 B2 JP H0740847B2 JP 3247423 A JP3247423 A JP 3247423A JP 24742391 A JP24742391 A JP 24742391A JP H0740847 B2 JPH0740847 B2 JP H0740847B2
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芳一 水戸
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株式会社日本アルミ
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば養魚槽の稚魚等
に粉粒体状の人工配合飼料を給餌する給餌装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、養魚槽においては、人手により給
餌するのが一般的であったが、運搬、配合飼料の混合等
に多くの労力がかかると共に、均一散布あるいは微量・
長時間散布においてばらつきが生じる。これに対して本
願出願人は図7のように給餌を機械化さらには自動化し
た給餌装置(実願平2−7772)を開発し、人手作業
による上記不具合を解消している。
【0003】図7を簡単に説明すると、複数の飼料貯溜
槽202と、各貯溜槽用の開閉弁205と、計量ホッパ
ー206と、計量ホッパー206を支える計重装置20
7と、計量ホッパー206の下方に開閉弁210を介し
て配置された輸送ホッパー211と、該輸送ホッパー2
11から輸送通路内に飼料を定量落下させるロータリー
バルブ203と、分配器212等を備えている。そして
任意に選択された各貯溜槽202から開閉弁205を介
して計量ホッパー206に供給される飼料は、計重装置
207で計量され、開閉弁210を介して輸送ホッパー
211に供給され、輸送ホッパー211から回転するロ
ータリーバルブ203により輸送通路内に定量落下さ
れ、輸送通路を気流と共に搬送され、分配器212によ
り選択された枝通路213に流入し、所望の養魚槽21
6に給餌される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7のような給餌装置
では次のような課題がある。 (1)所定量の飼料散布後の中間停止時、計量ホッパー
206及び輸送ホッパー211等に粉粒体が残留するた
め、次回の給餌時に残留飼料と新たな飼料とが混り合っ
て養魚槽に供給されてしまう。特に次回の給餌時に混合
比や飼料の種類を変更する場合には、設定された混合比
あるいは種類が変動する。
【0005】(2)貯溜槽202の飼料をロータリーバ
ルブ203により輸送管内に定量落下させる構造である
ので、特に微粉末の飼料を使用する場合には、湿気等に
より固まりやすいため、輸送管への供給量に変動が生じ
やすい。
【0006】(3)複数の貯溜槽202の他に、計量ホ
ッパー206、輸送ホッパー211及び貯溜槽202毎
の複数の開閉弁205が必要となると共に、それらを接
続する配管等も多く必要になり、装置の大形化及び複雑
化が避けられない。
【0007】
【課題を解決するための手段】養魚槽側に配置された飼
料放出手段と、該飼料放出手段の入口側に接続されて空
気と共に飼料を供給する単一の飼料供給弁と、空気供給
源に接続された空気供給弁を備え、上記飼料供給弁と空
気供給弁の間に、複数の粉粒体定量フィーダを配置し、
各粉粒体定量フィーダの空気入口部を集合させて上記空
気供給弁に接続し、各粉粒体の飼料出口部を合流部材で
集合して上記単一の飼料供給弁に接続し、各粉粒体定量
フィーダは、飼料貯溜槽と、粉粒体定量搬送用貫通孔を
有して回転するロータリーディスクを備え、該ロータリ
ーディスクの回転により、上記貯溜槽から一定量の飼料
を粉粒体定量フィーダ内の空気流通部分にまで順次搬送
して上記空気供給弁からの空気と共に飼料供給弁へと飼
料を供給するように構成されていることを特徴とする給
餌装置。
【0008】また各粉粒体定量フィーダの作動及び停止
等を円滑に行なうために、各粉粒体定量フィーダの貯溜
槽に空気抜き通路を接続し、該空気抜き通路を飼料供給
弁と飼料放出手段の間の輸送通路部分に接続する。
【0009】さらに自動化のために、予め設定されたプ
ログラムに基づいて各フィーダのロータリーディスク回
転数を制御する制御装置を備える。
【0010】
【作用】空気供給弁を開くことにより空気供給源からの
圧縮空気は各粉粒体定量フィーダに同時に供給され、粉
粒体定量フィーダ内で、回転するロータリーディスクに
より搬送される一定量の飼料を、空気と共に順次飼料供
給弁側へと輸送する。制御装置により各粉粒体定量フィ
ーダの選択及び供給量の制御を行なうことにより、任意
の種類及び任意に混合比の飼料を自動的に供給できる。
【0011】停止する場合には、飼料供給弁を停止する
ことにより、すべての粉粒体定量フィーダからの飼料供
給を同時に迅速に停止でき、粉粒体定量フィーダ内の残
圧等による過剰供給を防止できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明を適用した給餌装置の全体構成
図であり、複数個(例えば3個)の粉粒体定量フィーダ
(いわゆるテーブルフィーダ)2,3,4を備え、各粉
粒体定量フィーダ2,3,4の貯溜槽80には相互に異
なる種類の人工配合飼料が貯留されている。各粉粒体定
量フィーダ2,3,4の各空気入口部にはそれぞれ空気
供給枝管22,23,24が接続され、各空気供給枝管
22,23,24は1本の空気供給主管8に集合して、
圧縮空気供給源としてのエアコンプレッサー7に接続し
ている。空気供給主管8にはエアコンプレッサー7側か
ら順にボール弁6,ストレーナ9,調圧弁10,電磁式
空気供給弁11及び流量調節弁12が設けられている。
上記空気供給弁11を閉じることによりすべての粉粒体
定量フィーダ2,3,4への空気供給を同時に遮断でき
るようになっている。
【0013】各粉粒体定量フィーダ2,3,4の粉粒体
出口2a,3a,4aにはそれぞれ輸送枝管32,3
3,34が接続されており、各輸送枝管32,33,3
4は合流管40を介して1本の輸送主管41に接続して
いる。輸送主管41の途中には電動又はエアー式飼料供
給弁(ボール弁)42が設けられ、該飼料供給弁42を
閉じることにより、全粉粒体定量フィーダ2,3,4か
らの飼料及び空気を同時に遮断することができるように
なっている。輸送主管41の飼料供給弁42より下流側
部分41aはゴムホース等のような可撓性部材で構成さ
れており、分配器45の移動体70に接続され、移動体
70の移動に伴なって撓むようになっている。
【0014】分配器45は上記移動体70を有すると共
に、複数の飼料分配出口部72を有している。移動体7
0は回転自在なねじ軸71に螺挿されると共に図示しな
いガイドレール等によりねじ軸方向移動可能かつ回動不
能に支持されており、ステッピングモータ66によりね
じ軸71を回動することにより、移動体70をねじ軸7
1の軸芯方向に移動し、適宜の粉粒体出口部72に停止
する。
【0015】各飼料分配出口部72には配管47(第1
図では3本だけ図示している)の一端が各々接続され、
配管47の他端は分岐コネクタ48を介して複数の配管
50の一端に接続されており、配管50の下端には自転
式の給餌ノズル51が接続されている。給餌ノズル51
は養魚槽53の水面上に位置している。
【0016】給餌装置内には、例えばマイクロコンピュ
ータ等からなる制御装置56が設置されている。制御装
置56は、分配器45等からの検出信号を読込んで、予
め設定されたデータやプログラムにしたがってコンプレ
ッサー7のモータ58,各粉粒体定量フィーダ2,3,
4の駆動モータ62,63,64、分配器45の移動体
駆動用ステッピングモータ66、電動又はエアー式飼料
供給弁42及び電磁式空気供給弁11等を制御する。
【0017】図2は粉粒体定量フィーダ2(3,4)の
拡大縦断面図を示しており、基台81の上部にブラケッ
トを介してモータ62が固定され、該モータ62は制御
装置56から交流電源が供給されており、該交流電源の
周波数を可変することにより回転速度が制御されるよう
になっている。
【0018】基台81の上面には円筒スリーブを介して
ケーシング94が載置され、該ケーシング94の上面に
は粉粒体を貯溜する貯溜槽80が設けられている。
【0019】貯溜槽80の内部にはブレード85a等を
有する攪拌羽根85が配置され、該攪拌羽根85はケー
シング94の下面に固定された軸受99により回動自在
に支持された回転軸101に固着されている。回転軸1
01はカップリング84を介してモータ62の出力軸8
3に連結されている。
【0020】ケーシング94の上面に形成された円形の
凹部に円板状のロータリーディスク95が回転自在に配
置されている。このロータリーディスク95は概ね可半
部分が貯溜槽80内に位置し、一部が貯溜槽80の外へ
と張り出している。貯溜槽底壁80aには上記ロータリ
ーディスク95に対応する部分に切欠き73が形成され
ている。
【0021】ロータリーディスク95は回転軸92の上
端に固着され、該回転軸92は、ケーシング下面に固着
された軸受93に回転自在に支持されている。回転軸9
2の下端部には歯車91が固着され、該歯車91は回転
軸101に固着された歯車90に噛み合っている。
【0022】ロータリーディスク95には図3に示すよ
うに外周部に円周方向等間隔を置いて多数の粉粒体定量
搬送用貫通孔96が形成されている。
【0023】図2において、ケーシング94には貯溜槽
80の外周よりも半径方向外側の位置に、ロータリーデ
ィスク95の1個の貫通孔96と連通可能な空気通路7
5が形成され、該空気通路75は空気管22aを介して
空気供給枝管22(図1)に接続している。一方フラン
ジ80aには飼料出口2aとして上記空気通路75と対
応する位置に飼料通路76が形成され、該飼料通路76
には輸送枝管32が接続されている。
【0024】各貯溜槽80の上端には空気抜き管86が
接続され、該空気抜き管86は図1のように輸送主管4
1の飼料供給弁42の下流側部分に接続されている。
【0025】図4は合流管40の拡大縦断面図を示して
おり、合流管40の本体はテーパー面40aを有する円
柱状に形成され、その中心線上に1本の直線状の貫通路
59が形成されると共に、該貫通路59の途中の1カ所
Pに接続する2本の通路60,61がVの字形に形成さ
れている。貫通路59の一端は第2の輸送枝管33に接
続し、他端は輸送主管41に接続している。残りの各通
路60,61はそれぞれテーパー面40aに開口し、輸
送枝管32,34に接続されている。
【0026】
【作用】次に動作を説明する。制御装置56は、予め設
定された時刻に、設定された1または2以上の養魚槽5
3に対して、設定された人工配合飼料を単独であるいは
適切に混合して供給する。すなわち所定時刻になると、
制御装置56はまずコンプレッサー7のモータ58を作
動させると共に空気供給弁11を開弁させ、これにより
各粉粒体定量フィーダ2,3,4に同時に圧縮空気を供
給する。
【0027】予め設定された配合割合及び供給量のプロ
グラムに従って、各粉粒体定量フィーダ2,3,4のモ
ータ62,63,64に指令を出し、各粉粒体定量フィ
ーダ2,3,4毎にそれぞれ設定回転数で回転させる。
もちろん必要に応じて、たとえば第1の粉粒体定量フィ
ーダ2のみの飼料を供給する場合には、第1の粉粒体定
量フィーダ2のみが回転して第2、第3の粉粒体定量フ
ィーダ3,4は停止しており、第1の粉粒体定量フィー
ダ2と第2の粉粒体定量フィーダ3の飼料を混合して供
給する場合には、第1,第2の粉粒体定量フィーダのみ
を回転させて第3の粉粒体定量フィーダ4は停止する。
【0028】上記のように各粉粒体定量フィーダ2,
3,4のモータ62,63,64を各々各別に設定され
た回転数で回転することにより、各粉粒体定量フィーダ
2,3,4毎にそれぞれ設定量だけ吐出させ、飼料混合
比及び供給量を制御する。
【0029】次に制御装置56は、飼料供給弁42を開
く。これにより各粉粒体定量フィーダ2,3,4からの
飼料は合流管40で混合された後、飼料供給弁42を通
って分配器45の移動体70に供給される。上記合流管
40で合流する際に、図4における衝突点Pにおいて各
輸送枝管32,33,34からの飼料が衝突するので、
たとえ飼料が団塊状になっているとしても、上記衝突に
より粉砕され、分散された状態で輸送主管41へと送ら
れる。
【0030】また制御装置56は、分配器45の移動体
70の位置を制御して、輸送主管41と、予め設定され
た所定の養魚槽53に対応する配管47とを連通させ
る。これにより輸送主管41から飼料供給弁42を介し
て供給される飼料は圧縮空気と共に、選択された配管4
7から分岐コネクタ48及び配管50を通り、給餌ノズ
ル51から所定の養魚槽53に給餌される。
【0031】粉粒体定量フィーダ2,3,4内では、図
2において、貯溜槽80から攪拌羽根85のブレード8
5aによりロータリーディスク95の貫通孔96内に一
定量の飼料が順次押し込まれ、ロータリーディスク95
の回転により空気通路75の位置まで搬送され、そこで
空気通路75と、貫通孔96と飼料通路76が一致する
ことにより、圧縮空気と共に飼料は飼料通路76から輸
送枝管32へと供給される。ロータリーディスク95の
回転を速めると、単位時間当りの供給量は増加し、反対
に遅くすると、単位時間当たりの供給量は減少する。
【0032】また作動中、粉粒体定量フィーダ2(3,
4)内において、空気通路75の空気の一部は、ロータ
リーディスク95とケーシング94の間の隙間等を通し
て、貯溜槽80内に下方から洩れるが、この空気の洩れ
により貯溜槽80内の飼料の団塊化を防ぐと共に、空気
圧が貯溜槽80内に蓄積される。さらに貯溜槽80内は
空気抜き管86により輸送主管41と連通していること
により、概ね輸送主管41内の圧力と等しい圧力に保た
れる。
【0033】設定量の飼料が所定の養魚槽53に供給さ
れると、制御装置56からの信号により飼料供給弁42
及び空気供給弁11を閉じる。この時各粉粒体定量フィ
ーダ2,3,4内には圧縮空気の残圧があるが、該残圧
はそれぞれ空気抜き管86から主輸送管41の開閉弁下
流側に逃がされる。すなわち飼料供給弁42により輸送
主管41を閉じてしまうことにより、飼料の過剰供給が
防止され、安定供給が図れると共に、粉粒体定量フィー
ダ62等を残圧のない状態に戻すことができる。
【0034】次にたとえば分配器45を作動させて次の
養魚槽53を選択し、そして上記と同様の動作により次
の養魚槽53に給餌する。以上の動作が繰返され、任意
数の養魚槽53に各々任意の種類の人工配合飼料が単独
あるいは任意の混合比で任意の量だけ供給される。
【0035】これで1回の給餌が完了し、制御装置56
は次回の給餌時刻まで待機状態になる。なお1日の給餌
回数は任意に設定可能であり、各養魚槽53に対する単
位給餌量当りの給餌時間も、モータ62,63,64の
回転数を制御することにより調整可能であるので、任意
に設定可能である。もちろん、養魚の成育に合わせて、
給餌毎に給餌する養魚槽53や人工配合飼料の給餌量や
混合比等を任意に異ならせて設定する。
【0036】
【別の実施例】
(1)図5及び図6は合流部材の変形例を示しており、
円柱形の合流部材本体116を有し、中心線上に1本の
中心貫通路117を形成し、図6のように上記中心貫通
路117に対して、複数本(たとえば3本)の放射状通
路118を形成した構造である。
【0037】これをたとえば3本の輸送枝管32,3
3,34の合流部材として利用する場合には、中心貫通
路117の一端部をプラグ119等で閉塞し、他端を輸
送主管41に接続し、残りの放射状通路118をそれぞ
れ輸送枝管32,33,34に接続する。
【0038】したがって各輸送枝管32,33,34,
から供給される飼料は衝突箇所Pにおいて衝突し、団塊
状のものは粉砕される。なお輸送枝管が4本に増える場
合には、プラグ119を外し、そこに追加の輸送枝管を
接続する。 (2)また図4の合流部材において、テーパー面40a
には2本の通路60,61を形成しているが、輸送枝管
の数が増加する場合には、上記テーパー面40aの通路
を順次増加させて対応する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、養魚槽側
に配置された飼料放出手段(給餌ノズル等)と、該飼料
放出手段の入口側に接続されて空気と共に飼料を供給す
る飼料供給弁と、空気供給源に接続された空気供給弁を
備え、上記飼料供給弁と空気供給弁の間に、複数の粉粒
体定量フィーダを配置し、各粉粒体定量フィーダの空気
入口部を集合させて上記空気供給弁に接続し、各粉粒体
の飼料出口部を合流部材を介して飼料供給弁に接続し、
各粉粒体定量フィーダは、飼料貯溜槽と、粉粒体定量搬
送用貫通孔を有して回転するロータリーディスクを備
え、該ロータリーディスクの回転により、上記貯溜槽か
ら一定量の飼料を粉粒体定量フィーダ内の空気流通部分
にまで順次搬送して上記空気供給弁からの空気と共に飼
料供給弁へと飼料を供給するように構成されていること
を特徴としているので:
【0040】(1)所定量の飼料散布後の中間停止時、
飼料供給弁を閉じ、さらに貯溜槽内の残圧を空気抜き管
により逃がすことにより、貯溜槽内の残圧による余剰排
出が防止され、安定量供給が維持できると共に、粉粒体
定量フィーダを残圧のない状態に戻すことができる。
【0041】(2)飼料貯溜槽と、粉粒体定量搬送用貫
通孔を有して回転するロータリーディスクを備え、該ロ
ータリ−ディスクの回転により、上記貯溜槽から一定量
の飼料を粉粒体定量フィーダ内の空気流通部分にまで順
次搬送して上記空気供給弁からの空気と共に飼料供給弁
へと飼料を供給するように構成された粉粒体定量フィー
ダを利用しているので、湿気等による飼料の固まり現象
等が少なく、微粉末飼料の散布等に適している。
【0042】(3)従来のように複数の貯溜槽の他に、
計量ホッパー、輸送ホッパー及び貯溜槽毎の複数の開閉
弁が不必要となると共に、それらを接続する配管等が不
必要となり、装置全体が簡素化及びコンパクト化され、
経済的である。
【0043】(4)予め設定されたプログラムに基づい
て各粉粒体定量フィーダ(テーブルフィーダ)のロータ
リーディスク回転数を制御する制御装置を備えることに
より、給餌量、給餌時間、配合飼料の種類、混合比等を
各給餌箇所毎に完全に自動化でき、したがって各給餌箇
所に対してその稚魚の種類や成長段階に応じた最適な給
餌を行なえる。 (5)飼料貯溜槽80をそれぞれ独自に有する粉粒体定
量フィーダ2を複数個備えており、各定量フィーダ2内
において定量された飼料と圧縮空気をそれぞれ混合した
後に、合流部材、たとえば合流管40を通過させ、共通
の飼料供給弁42へと上記空気混合飼料を送るようにし
ていることであり、したがって、圧縮空気の作用により
合流管40内を速やかに通過し、詰まることはない。ま
た、合流管40内で、圧縮空気の作用により飼料が衝突
することにより、団塊状の飼料を粉砕でき、均一で良好
な飼料を供給できる。また、飼料供給弁42において団
塊状の粉粒体が詰まるような事態も避けることができ
る。 (6)飼料貯溜槽80をそれぞれ独自に有する粉粒体定
量フィーダ2を複数個備えた構成のため、複数種の飼料
を同時並行して供給、輸送することが可能であり、した
がって良好な混合状態で給餌することが可能であり、た
とえば成長差のある魚に対してそれぞれ適した粒度の飼
料を同時均等に与えることができるので、バラツキの少
ない飼育が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した給餌装置の全体構成図であ
る。
【図2】 粉粒体定量フィーダの断面拡大図である。
【図3】 図2のロータリーディスク単体の平面図であ
る。
【図4】 合流管の拡大縦断面図である。
【図5】 合流管の変形例を示す拡大縦断面図(図6の
V−V断面図)であ
【図6】 図5のVI矢視図である。
【図7】 従来例の全体構成図である。
【符号の説明】
2,3,4 粉粒体定量フィーダ 11 空気供給弁 40 合流管(合流部材) 41 輸送主管 42 飼料供給弁 51 給餌ノズル(飼料放出手段) 53 養魚槽 56 制御装置 80 貯溜槽 86 空気抜き管(空気抜き通路) 95 ロータリーディスク 96 粉粒体定量搬送用貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養魚槽側に配置された飼料放出手段と、
    該飼料放出手段の入口側に接続されて空気と共に飼料を
    供給する単一の飼料供給弁と、空気供給源に接続された
    空気供給弁を備え、上記飼料供給弁と空気供給弁の間
    に、複数の粉粒体定量フィーダを配置し、各粉粒体定量
    フィーダの空気入口部を集合させて上記空気供給弁に接
    続し、各粉粒体の飼料出口部を合流部材で集合して上記
    単一の飼料供給弁に接続し、各粉粒体定量フィーダは、
    飼料貯溜槽と、粉粒体定量搬送用貫通孔を有して回転す
    るロータリーディスクを備え、該ロータリーディスクの
    回転により、上記貯溜槽から一定量の飼料を粉粒体定量
    フィーダ内の空気流通部分にまで順次搬送して上記空気
    供給弁からの空気と共に飼料供給弁へと飼料を供給する
    ように構成されていることを特徴とする給餌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の給餌装置において、各粉
    粒体定量フィーダの貯溜槽に空気抜き通路を接続し、該
    空気抜き通路を飼料供給弁と飼料放出手段の間の輸送通
    路部分に接続していることを特徴とする給餌装置。
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