JPH0740249Y2 - 車両用ｌｅｄ信号灯具 - Google Patents
車両用ｌｅｄ信号灯具Info
- Publication number
- JPH0740249Y2 JPH0740249Y2 JP1646090U JP1646090U JPH0740249Y2 JP H0740249 Y2 JPH0740249 Y2 JP H0740249Y2 JP 1646090 U JP1646090 U JP 1646090U JP 1646090 U JP1646090 U JP 1646090U JP H0740249 Y2 JPH0740249 Y2 JP H0740249Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- emitting element
- light emitting
- led
- lens
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
本考案の例えば尾灯、制動灯など車両用信号灯具に関す
るものであり、詳細にはLED発光素子を光源とするもの
に係る。
るものであり、詳細にはLED発光素子を光源とするもの
に係る。
従来のこの種の車両用LED信号灯具91の例を示すものが
第４図であり、LED発光素子92の複数を夫々が平板状の
基板93a〜93d上に例えば縦横列となるように適宣な間隔
で配列し、この基板93a〜93dを自動車の車体の形状に沿
うように湾曲させて配設し、その照射方向前方に前記LE
D発光素子92に正対する集光レンズ94aが設けられたイン
ナーレンズ94を配設するものであり、前記集光レンズ94
aは夫々のLED発光素子92からの所定角を有する放射光を
平行光とするものであるので前記基板93a〜93dからの光
線は基盤ごとの平行光線としてアウターレンズ95に入射
され、このアウターレンズ95に施された魚眼レンズカッ
ト95aにより車両用LED信号灯具91の配光特性が得られる
ものとなる。
第４図であり、LED発光素子92の複数を夫々が平板状の
基板93a〜93d上に例えば縦横列となるように適宣な間隔
で配列し、この基板93a〜93dを自動車の車体の形状に沿
うように湾曲させて配設し、その照射方向前方に前記LE
D発光素子92に正対する集光レンズ94aが設けられたイン
ナーレンズ94を配設するものであり、前記集光レンズ94
aは夫々のLED発光素子92からの所定角を有する放射光を
平行光とするものであるので前記基板93a〜93dからの光
線は基盤ごとの平行光線としてアウターレンズ95に入射
され、このアウターレンズ95に施された魚眼レンズカッ
ト95aにより車両用LED信号灯具91の配光特性が得られる
ものとなる。
前記に説明した従来の車両用LED信号灯具91は、夫々のL
ED発光素子92と集光レンズ94aとが正対されていること
で前記基板93a〜93dを車体側面に沿い湾曲させて形成し
た場合には第５図に示すように配光特性HOがその湾曲に
より左右に広く拡散し規定の性能を満足させるものには
不十分なものとなると云う問題点を生ずるものとなり、
前記湾曲が不要なハイマウントストラップなどの補助制
動灯用として使用されているのが現状である。 しかしながら、信頼性の向上の面などからこの種の信号
灯具、即ち尾灯、制動灯等の固体化（ソリッドステート
化）は市場から強く要望され、その実現が課題とされる
ものとなっていた。
ED発光素子92と集光レンズ94aとが正対されていること
で前記基板93a〜93dを車体側面に沿い湾曲させて形成し
た場合には第５図に示すように配光特性HOがその湾曲に
より左右に広く拡散し規定の性能を満足させるものには
不十分なものとなると云う問題点を生ずるものとなり、
前記湾曲が不要なハイマウントストラップなどの補助制
動灯用として使用されているのが現状である。 しかしながら、信頼性の向上の面などからこの種の信号
灯具、即ち尾灯、制動灯等の固体化（ソリッドステート
化）は市場から強く要望され、その実現が課題とされる
ものとなっていた。
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手
段として、湾曲した形状の車両用灯具にほぼ沿うように
設置された基板と、該基板上に配設される複数のLED発
光素子と、該LED発光素子の前面を覆い前記LED発光素子
の夫々に相対する集光レンズが施されたインナーレンズ
と、前記インナーレンズの更に前面に配設されたアウタ
ーレンズとで成る車両用LED信号灯具において、前記LED
発光素子と前記集光レンズとの夫々の一対は、光軸を平
行とし且つ相互の光学的中心を結ぶ直線を前記車両用LE
D信号灯具の主照射方向と略平行となるように配設され
ていることを特徴とする車両用LED信号灯具を提供する
ことで、前記従来の課題を解決するためのものである。
段として、湾曲した形状の車両用灯具にほぼ沿うように
設置された基板と、該基板上に配設される複数のLED発
光素子と、該LED発光素子の前面を覆い前記LED発光素子
の夫々に相対する集光レンズが施されたインナーレンズ
と、前記インナーレンズの更に前面に配設されたアウタ
ーレンズとで成る車両用LED信号灯具において、前記LED
発光素子と前記集光レンズとの夫々の一対は、光軸を平
行とし且つ相互の光学的中心を結ぶ直線を前記車両用LE
D信号灯具の主照射方向と略平行となるように配設され
ていることを特徴とする車両用LED信号灯具を提供する
ことで、前記従来の課題を解決するためのものである。
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。 第１図に符号１で示すものは本考案に係る車両用LED信
号灯具（以下に灯具１と略称する）であり、この灯具１
にはLED発光素子２の複数が例えば縦横列に配設された
夫々の基板3a〜3dが車体の形状に沿うように湾曲した状
態で配設され、その照射方向の前方には前記LED発光素
子２の夫々に対応する集光レンズ4aが設けられたインナ
ーレンズ４が配設され、更に前方にはアウターレンズ５
が配設されるものであることは従来例のものと同様であ
るが、本考案により前記LED発光素子２と集光レンズ4a
との夫々の一対は夫々の光学的な軸を同軸として正対す
るものでなく、図中に矢印Ｚで示すように車両に灯具１
を取付けた状態での後方正面など、この灯具１が主とし
て信号の伝達を目的とする主照射方向Ｚに向けてずらさ
れて配設されるものとなっている。 第２図は前記LED発光素子２と集光レンズ4aとの配設の
状態を詳細に示すものであり、前記LED発光素子２は前
記基板（3a〜3dの何れか）上に鉛直となるように配設さ
れ、これによりこのLED発光素子２の光軸Ｘは灯具１を
車両に取付けた状態における該灯具１の主照射方向Ｚと
偏角αを有するものとなっている。 これに対する集光レンズ4aも前記基板（3a〜3dの何れ
か）と略平行として設けられるものであるので前記LED
発光素子２と同様にその光軸Ｙを灯具１の主照射方向Ｚ
と偏角αを有するものとなっている。 ここで本考案は、前記LED発光素子２と前記集光レンズ4
aとを、夫々の光学的中心Ｐ及びＱを結ぶ直線が前記灯
具１の主照射方向Ｚと同じとなるように配設するもので
ある。 以上の構成とした本考案の灯具１の配光特性HNを示すも
のが第３図であり、前記光学的中心Ｐ、Ｑを結ぶ直線が
灯具１の主照射軸２と平行となるように配置されたこと
により、前記LED発光素子２から２素子と放射される光
線中の前記主照射方向Ｚに向かう光線が最も効率良く前
記集光レンズ4aに捕捉され、LED発光素子２から放射さ
れる光が灯具１の主照射方向Ｚに向かうものとなり、こ
れにより光が左右に必要以上に拡散されることもなくな
り、照射方向Ｚに光が集中する目的とする配光特性HNが
前記インナーレンズ４で基本的に得られるものとなり、
更にアウターレンズ５により所定の形状に整えれば良い
ものとなる。 尚、この実施例では前記集光レンズ4aがインナーレンズ
４のアウターレンズ５側の面に施されたものとして説明
を行ったが、これは前記LED発光素子２側の面に施され
ても良いものであることは云うまでもない。
明する。 第１図に符号１で示すものは本考案に係る車両用LED信
号灯具（以下に灯具１と略称する）であり、この灯具１
にはLED発光素子２の複数が例えば縦横列に配設された
夫々の基板3a〜3dが車体の形状に沿うように湾曲した状
態で配設され、その照射方向の前方には前記LED発光素
子２の夫々に対応する集光レンズ4aが設けられたインナ
ーレンズ４が配設され、更に前方にはアウターレンズ５
が配設されるものであることは従来例のものと同様であ
るが、本考案により前記LED発光素子２と集光レンズ4a
との夫々の一対は夫々の光学的な軸を同軸として正対す
るものでなく、図中に矢印Ｚで示すように車両に灯具１
を取付けた状態での後方正面など、この灯具１が主とし
て信号の伝達を目的とする主照射方向Ｚに向けてずらさ
れて配設されるものとなっている。 第２図は前記LED発光素子２と集光レンズ4aとの配設の
状態を詳細に示すものであり、前記LED発光素子２は前
記基板（3a〜3dの何れか）上に鉛直となるように配設さ
れ、これによりこのLED発光素子２の光軸Ｘは灯具１を
車両に取付けた状態における該灯具１の主照射方向Ｚと
偏角αを有するものとなっている。 これに対する集光レンズ4aも前記基板（3a〜3dの何れ
か）と略平行として設けられるものであるので前記LED
発光素子２と同様にその光軸Ｙを灯具１の主照射方向Ｚ
と偏角αを有するものとなっている。 ここで本考案は、前記LED発光素子２と前記集光レンズ4
aとを、夫々の光学的中心Ｐ及びＱを結ぶ直線が前記灯
具１の主照射方向Ｚと同じとなるように配設するもので
ある。 以上の構成とした本考案の灯具１の配光特性HNを示すも
のが第３図であり、前記光学的中心Ｐ、Ｑを結ぶ直線が
灯具１の主照射軸２と平行となるように配置されたこと
により、前記LED発光素子２から２素子と放射される光
線中の前記主照射方向Ｚに向かう光線が最も効率良く前
記集光レンズ4aに捕捉され、LED発光素子２から放射さ
れる光が灯具１の主照射方向Ｚに向かうものとなり、こ
れにより光が左右に必要以上に拡散されることもなくな
り、照射方向Ｚに光が集中する目的とする配光特性HNが
前記インナーレンズ４で基本的に得られるものとなり、
更にアウターレンズ５により所定の形状に整えれば良い
ものとなる。 尚、この実施例では前記集光レンズ4aがインナーレンズ
４のアウターレンズ５側の面に施されたものとして説明
を行ったが、これは前記LED発光素子２側の面に施され
ても良いものであることは云うまでもない。
以上に説明したように本考案により、LED発光素子と集
光レンズとの夫々の一対は、光軸を平行とし且つ相互の
光学中心を灯具の主照射方向と略平行となるように配設
されている車両用LED信号灯具としたことで、LED発光素
子からの放射光中の主照射方向に向かうものを効率良く
集光レンズで集束するものとして、不必要に広い左右方
向の拡散を無くしてこの種の車両用信号灯具の規格に合
致するものとし、以てこの種信号灯具の個体化を可能と
し信頼性の向上などに卓越した効果を奏するものであ
る。
光レンズとの夫々の一対は、光軸を平行とし且つ相互の
光学中心を灯具の主照射方向と略平行となるように配設
されている車両用LED信号灯具としたことで、LED発光素
子からの放射光中の主照射方向に向かうものを効率良く
集光レンズで集束するものとして、不必要に広い左右方
向の拡散を無くしてこの種の車両用信号灯具の規格に合
致するものとし、以てこの種信号灯具の個体化を可能と
し信頼性の向上などに卓越した効果を奏するものであ
る。
第１図は本考案に係る車両用LED信号灯具の一実施例を
示す断面図、第２図は同じ実施例の要部の拡大断面図、
第３図は同じく本考案の作用効果を配光特性で示す説明
図、第４図は従来例を示す断面図、第５図は従来例の配
光特性を示す説明図である。 １……車両用LED信号灯具 ２……LED発光素子 3a〜3d……基板 ４……インナーレンズ 4a……集光レンズ ５……アウターレンズ
示す断面図、第２図は同じ実施例の要部の拡大断面図、
第３図は同じく本考案の作用効果を配光特性で示す説明
図、第４図は従来例を示す断面図、第５図は従来例の配
光特性を示す説明図である。 １……車両用LED信号灯具 ２……LED発光素子 3a〜3d……基板 ４……インナーレンズ 4a……集光レンズ ５……アウターレンズ
Claims (1)
- 【請求項１】湾曲した形状の車両用灯具にほぼ沿うよう
に設置された基板と、該基板上に配設される複数のLED
発光素子と、該LED発光素子の前面を覆い前記LED発光素
子の夫々に相対する集光レンズが施されたインナーレン
ズと、前記インナーレンズの更に前面に配設されたアウ
ターレンズとで成る車両用LED信号灯具において、前記L
ED発光素子と前記集光レンズとの夫々の一対は、光軸を
平行とし且つ相互の光学的中心を結ぶ直線を前記車両用
LED信号灯具の主照射方向を略平行となるように配設さ
れていることを特徴とする車両用LED信号灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1646090U JPH0740249Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 車両用ｌｅｄ信号灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1646090U JPH0740249Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 車両用ｌｅｄ信号灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03109205U JPH03109205U (ja) | 1991-11-11 |
| JPH0740249Y2 true JPH0740249Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31519727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1646090U Expired - Fee Related JPH0740249Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 車両用ｌｅｄ信号灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740249Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5523204B2 (ja) * | 2010-05-26 | 2014-06-18 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| JP2012209111A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
| JP2012216381A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
| KR101971641B1 (ko) * | 2018-01-17 | 2019-04-23 | 정진주 | 조립식 종이 구조체 |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP1646090U patent/JPH0740249Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03109205U (ja) | 1991-11-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |