JPH0738291Y2 - 走行式路面標示用テープ貼付装置 - Google Patents

走行式路面標示用テープ貼付装置

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JPH0738291Y2
JPH0738291Y2 JP1986035753U JP3575386U JPH0738291Y2 JP H0738291 Y2 JPH0738291 Y2 JP H0738291Y2 JP 1986035753 U JP1986035753 U JP 1986035753U JP 3575386 U JP3575386 U JP 3575386U JP H0738291 Y2 JPH0738291 Y2 JP H0738291Y2
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JP
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tape
road marking
marking tape
rotary blade
roller
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佑治 石原
明夫 山崎
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アトム化学塗料株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は路面標示用テープを路面に貼付する走行式の
装置の改良に関し、貼付開始時のテープ先端位置を最適
に調整し得るとともにテープの切断を容易になしうるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
舗装面上に表示される中央線等の路面標示を行なう方法
として従来からの塗料を塗布するのに替え、ビーズ等を
埋め込んで反射特性を向上させた路面標示用テープを使
用する場合も多い。
この路面標示用テープは通常、ロール状に巻き取られて
作られており、舗装面に貼付するには、巻き戻しながら
路面に押圧しなければならない。
そこで、これらの貼付作業を能率良く行なうため、実開
昭56-51810号公報に、具体的な装置が提案されている。
この装置の概略構造は、第6図に示すように、ハンドル
1を具えた手押車2の前輪がテープ貼付用ローラ3とさ
れており、手押車2の上部に形成された溝4にロール状
の路面標示用テープ5が巻き戻し可能に支持されるよう
になっている。巻き戻されるテープ5は案内ローラ6を
介して貼付用ローラ3の直前に導かれるようになってお
り、リンク機構で構成されたテープつかみ装置7のレバ
ー8で一定長さテープ5を送り出して貼付用ローラ3に
かみ込ますことができるとともに、切断装置9のペダル
10でテープ5を切断できるようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようなテープ貼付用の装置では、テープ5を貼付用
ローラ3にかみ込ませて貼付作業を開始する場合、テー
プつかみ装置7のレバー8を前方に倒すように操作して
先端部でテープ5をつかみながら下方に引張る。
ところが、このテープつかみ装置7では、テープ5の送
り出し量が一定であり、貼付用ローラ3の直前にテープ
5を送り出し過ぎた場合には、テープ5にしわが寄った
状態のまま路面に貼付されることとなる一方、送り出し
量が不足した場合には、手押車2を押してもテープ5の
貼付ができないという問題がある。
また、テープ5の貼付作業中にあっては、テープつかみ
装置7は開放状態となっており、手押車2の走行を停止
した際に、ロール状のテープ5の回転慣性力によって貼
付用ローラ3の直前にたるんだ状態でテープ5が送り出
されてしまい、次の貼付作業の際にテープ5にしわが寄
るという問題もある。
また、この従来の装置はフレームの両側に取付けられた
2本のアームの前端間にテープを横切って延びる一枚の
ナイフ刃とこれに対応する受けプレートによってテープ
を切断するものであるが、テープの切断を容易にするた
めナイフ刃を薄刃にすることにより刃を鋭利にしようと
すると、テープ切断の際刃が蛇行し使用不能となるの
で、刃を薄くすることには限度がある。またナイフ刃が
厚いので受けプレートとの間のすり合せ部に隙間が生じ
易く、これらの理由により従来の装置においてはテープ
の切断をより容易にすることは困難である。さらに、従
来の装置においてはナイフ刃の一部に破損(欠刃)が生
じるとその部分でテープを切断し難くなり、このため刃
全体を交換しなければならないという不便がある。
この考案はかかる従来技術の問題点を一挙に解決し、テ
ープ貼付け作業の能率を総合的に向上するためになされ
たもので、テープの送り出し量を微調整することができ
かつ貼付用ローラの直前でテープがたるんだ状態となる
ことがないようにするとともに、路面標示用テープを容
易に切断することができる走行式路面標示用テープ貼付
装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案にかかる路面標示用
テープ貼付装置は、被貼付面上を転動して路面標示用テ
ープを押圧貼付する貼付用ローラと車輪とを具えた走行
台車と、該走行台車に巻き戻し可能に搭載されたロール
状の路面標示用テープを前記貼付用ローラの走行方向直
前に垂下させるとともに、このテープを挾持してテープ
の先端位置を調整する一対の先端位置調整ローラと、こ
の先端位置調整ローラの一方を位置調整時にのみ回転駆
動し得る駆動操作機構と、前記走行台車に取付けられ路
面標示用テープを切断する切断装置とを備え、この駆動
操作機構は、走行台車に取付けられた電動モータと、こ
の電動モータをオン・オフ駆動するスイッチと、この電
動モータの駆動力を前記一方の先端位置調整ローラに伝
達する駆動伝達手段とを備え、さらに前記切断装置は、
フレームに設けられた取付部に枢着されかつ一端部に長
溝が形成された1対のレバーと、該レバーの該長溝に係
合する係合部およびレール係合手段を有する回転刃取付
部材と、走行台車の走行方向と直角方向に延長し該回転
刃取付部材のレール係合手段と係合するレールと、水平
方向に回転自在に該回転刃取付部材に取付けられたディ
スク状の回転刃と、フレームに取付けられ該回転刃と協
働して路面標示用テープを切断する固定刃と、該1対の
レバーを回動させるレバー駆動機構とを有することを特
徴とするものである。
〔作用〕
車輪と被貼付面上を転動する貼付用ローラを具えた走行
台車にロール状の路面標示用テープを巻き戻し可能に搭
載し、この路面標示用テープを一対の先端位置調整ロー
ラで挾持し、駆動操作機構で位置調整時にのみ駆動して
テープ先端が所定の位置となるよう調整できるようにす
る一方、貼付作業中にあっては、遊転させテープのたる
みを防止してきちんと貼付できるようにしている。さら
に、テープを切断するときは、レバー駆動機構を介して
レバーを回動させると、回転刃取付部材はその係合部が
レバーの長溝中を移動しつつレール上を摺動し、それに
伴ってテープに当接したディスク状の回転刃が回転し、
固定刃と協働してテープを切断する。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図および第2図は左側面図および平面図、第3図は切断
装置の平面図、第4図は切断装置の一部切欠き拡大側面
図、第5図は切断装置の変更例を示す側面図である。な
お第2図においては、図示の便宜上案内棒55の一部およ
びガイドローラ32の取付部材107を省略して示してあ
る。
この走行式路面標示用テープ貼付装置20は、2個の後輪
21と1個の貼付用ローラ22が取付けられて被貼付面であ
る舗装路上を走行する走行台車23を具えている。この走
行台車23の後輪21は図示しない電動機で回転駆動される
ようになっており、走行台車23に搭載された図示しない
バッテリを電源とし、ハンドル25に取付けられた走行ス
イッチ26で走行および停止が制御されるとともに、後輪
21に付設したブレーキをハンドル25に固定した管61中に
通したワイヤ27を介してブレーキレバー28を操作するこ
とで制御できるようになっている。また、前輪である貼
付用ローラ22は、ゴム製のローラとされ、路面標示用テ
ープ29を破損せず、しかも路面に押圧できるようにして
ある。
この走行台車23のフレーム62に取付けた両側板70の上端
部には、左右1対のロール状にまかれた路面標示用テー
プ29の軸端部を回転可能に支持するテープ支持溝71が形
成してある。このテープ支持溝71に支持されて巻き戻さ
れる路面標示用テープ29は、走行台車23の前方上部に設
けられた左右1対のガイドローラ32に巻掛けられて左右
側にそれぞれ一対ずつ設けられた先端位置調整ローラ73
に送られるようになっている。
なお、ガイド各ローラ32および後述の各ローラ73a,73b
はいずれも外側の端部に固定された軸102,97,93によ
り、それぞれ取付部材107および側板63に支持されてお
り、またこれらのローラ32,73a,73bの他端部は中空部に
形成されており、それぞれ1本の芯棒104,99,103が軸受
(図示せず)を介して各左右1対のローラ32,73a,73bの
中空部に嵌装されている。したがってこれら各ローラ3
2,73a,73bは左右それぞれ独立に回転駆動されるように
なっている。
左右両側の先端位置調整ローラ73の各対は前方のローラ
73a後方のローラ73bからなる。第2図に示すように、前
方のローラ73aは外側の端部に軸97が固定されており、
この軸97は側板63に穿設された孔内に軸受98に介して支
持されており、側板から外方に突出している。この前方
のローラ73aは、挾持されて垂れ下がるテープ29が貼付
用ローラ22の走行方向前面と接するよう位置決めされて
いる。一方両端が両側板63に固定されかつ両側板63から
外方に突出しているロッド96(第1図)の該両端部には
レバー69の一端部が枢着されており、これらのレバー69
の中央部に両端が固定された軸93には後方側のローラ73
bが軸受(図示せず)を介して回転自在に取付けられて
いる。両側板63において軸93が貫通する部分には前後方
向にスロット94が穿設されている。またこのレバー69の
他端にはばね60が取付けられており、レバー69は第1図
中時計方向に回動するよう付勢されている。したがって
ローラ73bは常にローラ73aに押圧された状態でテープ29
を両ローラ73間に挾持する。
前方の各ローラ73aは駆動操作機構によって、それぞれ
独立に回転駆動しうるようになっている。すなわち、各
ローラ73aの側板63から外側に突出した軸97の端部には
それぞれ歯車64が固定されている。この歯車64はチェー
ン65を介して側板63に取付けられた左右1対の電動モー
タ66の回転軸にそれぞれ固定された歯車67に連結されて
いる。路面標示用テープ29の位置調整時には各電動モー
タ66をスイッチ盤68上に左右のモータ66に対応して設け
られたスイッチ68a,68bをオン・オフ操作することによ
りそれぞれ独立に任意の時間だけ回転させることによっ
て、各ロールの路面標示用テープ29を任意の長さだけ送
り出すことができる。
この前後一対のローラ73のうち、前方のローラ73aは路
面標示用テープ29の接着剤層と接するため、シリコン製
ローラや凹凸を形成したゴム製ローラ等が用いられ、後
方のローラ73bはスリップを防止するよう鉄製ローラの
表面にゴム製または樹脂製シートを貼り付けたものやゴ
ム製ローラが用いられている。
取付部材107および側板63には走行方向と直角かつ水平
方向にボルト105,106がさし渡されており、これらのボ
ルト105,106には各路面標示用テープ29の垂下位置にテ
ープ29の幅よりも僅かに広い間隔で突起部105a,106aが
設けられており、テープ29が所定の垂下位置から横方向
にずれることを防止している。
また、貼付される路面標示用テープ29を所定の長さに切
断するための切断装置75が貼付用ローラ22直上の走行台
車23上に取付けられている。この切断装置75は、走行台
車23に搭載される2個の路面標示用テープ29のロールに
対応して左右にそれぞれ同一機構のものが取付けられて
構成されている。
切断装置75は第3図の平面図に示すように、フレームの
下面に取付けられた取付部76に枢着された1対の平面視
L字形のレバー77を具えている。各レバー77の後端部
(テープ側の端部)には長溝77aが形成されている。こ
の長溝77aには、第4図一部切欠きの拡大側面図に示す
ような回転刃取付部材78の係合部79が遊嵌されている。
この回転刃取付部材78は頂面に係合部79が設けられた側
面視L字形のアーム部80とこのアーム部80にネジ止めさ
れた摺動ブロック81を有する。アーム部80のテープ29に
面する側面に取付けられた上下1対の取付板80a,80bの
間には周縁部が鋭角をなすディスク状の回転刃82が水平
方向に回転自在に取付けられている。摺動ブロック81の
下部には走行台車23の走行方向と直角方向に開放する凹
所81aが形成されており、この凹所81aがフレーム62に固
定された走行方向と直角に延在するレール84に係合する
ように構成されている。摺動ブロック81の凹所81aに臨
む位置には走行方向と直角方向に2ケ所のベアリング室
81bが形成されており、このベアリング室81bには複数の
鋼球83が収納されている。この構成により回転刃取付部
材78はレール84上を摺動することができる。貼付用ロー
ラ22の真上の走行台車23のフレームには回転刃82と協働
して路面標示用テープ29を切断する1枚の固定刃85が路
面標示用テープ29の走行方向後面と接する位置に設けら
れている。
レバー77の前端部には内側にネジが切られた管状部77b
が連設されており、この管状部77bには先端にネジが切
られたロッド86の一端部がネジ込まれている。ロッド86
の他端部にはリンク機構87のレバー90が枢着されてい
る。リンク機構87はカッターハンドル88、レバー89,90
で構成され、カッターハンドル88、レバー89,90、ロッ
ド86は互いに隣接する部材に枢着されており、カッター
ハンドル88はピン100により、レバー90はピン101によ
り、それぞれフレーム62に枢着されている。したがっ
て、カッターハンドル88を手前(矢印A方向)に引くこ
とによってロッド86が矢印B方向に引かれるようになっ
ている。
91は走行台車23の進行方向前方に存在する石や土砂等テ
ープを貼付する際の障害物排除装置であり断面L字形の
プレート91aの内側に曲面をなすプレート91bを固設して
なるものである。なお、プレート91aは板に限らず枠組
に金網を張ったもの等障害物を排除できるものであれば
よい。
かように構成した走行式路面標示用テープ貼付装置20に
よる貼付作業について装置各部の動作とともに説明す
る。
まず、走行台車23のテープ支持溝71に、例えば2本の平
行なテープを敷設するため2つのロール状の路面標示用
テープ29の軸端を位置させて巻き戻すことができるよう
にしておく。そして、路面標示用テープ29をガイドロー
ラ32を介して一対の先端位置調整ローラ73間に挿通す
る。
次にスイッチ68a,68bをオン・オフ操作して路面標示用
テープ29を下方に送り出し、テープ29が貼付用ローラ22
の走行方向直前に垂下され、わずかに路面と接触するよ
うに調整する。
こうして貼付の準備が完了したのち、ハンドル25に取付
けた走行スイッチ26を入れ、電動機を起動するととも
に、ブレーキレバー28を静かにゆるめ、走行台車23を前
進させる。
この走行台車23の前進に際しては、走行台車23の前部中
央部から前方に突き出すよう取付部材107に取付けられ
た案内棒55に結ばれたチェーン56を、予め路面に引いた
仮ラインなどの目標に沿うようにして、蛇行しないよう
にする。
この走行台車23の前進により、予め接着剤層が設けられ
ている路面標示用テープ29は貼付用ローラ22に押圧され
て路面に貼り付けられて行く。このとき、一対の先端位
置調整ローラ73は、路面標示用テープ29の送り出しに伴
って遊転され、テープがたるまないようにする。
こうして所定の長さにわたって路面標示用テープ29を貼
付したら、ブレーキレバー28を操作し、かつ走行スイッ
チ26を切って走行台車23の前進を停止する。
次に路面標示用テープ29を切断装置75により切断する。
2本のテープ29を同時に切断する場合は両方のカッター
ハンドル88を手前に引き、1本だけを切断する場合は、
一方のカッターハンドル88を手前に引く。カッターハン
ドル88が手前に引かれると、リンク機構87を介してロッ
ド86が矢印B方向に引かれ、レバー77が第3図中矢印方
向に回動する。すると回転刃取付部材78は、その係合部
79がレバー77の長溝77a中をその外端方向に移動しなが
ら、レール84上を摺動することによって、矢印C方向に
移動する。そして回転刃82が固定刃85と協働して路面標
示用テープ29を切断する。切断の際に、路面標示用テー
プ29の上端部は一対の先端位置調整ローラ73で挾持さ
れ、下端部が貼付用ローラ22で押圧されて張った状態と
なっているので、簡単に切断することができる。
さらに引続いて路面標示用テープ29の貼付作業を行なう
場合には、再びスイッチ68を操作して路面標示用テープ
29を送り出し、上述の操作を繰り返すようにする。
〔変更例〕
第5図は、切断装置75の変更例を示す側面図である。第
5図において第3図および第4図と同一または類似の構
成部分は同一符号をもって示し、その詳細な説明を省略
する。切断装置75の回転刃取付部材78は頂面に係合部79
が設けられた側面視L字形のアーム部80を備えており、
このアーム部80の回転刃取付板80a,80bの反対側には上
下1対の軸110が走行台車23の走行方向と直角方向に2
箇所固着されている。これらの軸110には、フレームに
取付けられたレール84を上下から挾持するようにしてロ
ーラ111がそれぞれ軸受(図示せず)を介して回転自在
に取付けられている。したがってレバー77を回動操作す
ることにより各ローラ111がレール84に沿って転動し回
転刃取付部材78はレール84に沿って移動し、回転刃82と
固定刃85の協働によりテープ29を切断することができ
る。
〔考案の効果〕
以上実施例とともに具体的に説明したようにこの考案に
よれば、車輪と被貼付面上を転動する貼付用ローラを具
えた走行台車にロール状の路面標示用テープを巻き戻し
可能に搭載し、このテープの貼付用ローラへの送給先端
を一対のローラで構成した先端位置調整ローラの回転に
より調整するようにし、かつこのローラの駆動をスイッ
チでオン・オフ駆動する電動モータにより行うようにし
たので、従来のリンク機構によるつかみ装置のように送
り出し量が一定となることがなく、任意に調整でき、貼
付開始部分にたるみによるしわができたり、かみ込みが
なされず貼付不能となることがない。
また、この先端位置調整ローラによってテープが挾持さ
れているので、貼付作業中は、テープが張った状態に保
持でき、たるみができることがなく、貼付が容易となる
とともに、切断も容易である。
また、本考案によれば、路面標示用テープを切断するた
めにディスク状の回転刃を使用するので、従来の一本の
ナイフ刃に比較してはるかに刃の厚みを薄くすることが
でき、刃をより鋭利とすることができる上に、固定刃と
の間のすり合せ間隔を少なくかつ均一とすることができ
るので、路面標示用テープの切断が容易となる。さらに
回転刃を使用することにより刃の一部に破損が生じても
テープを切断することに支障がなく、したがってこのよ
うな場合に刃を取替える必要がない。また刃を取替える
場合も従来の装置と比べて簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の走行式路面標示用テープ貼
付装置の一実施例を示すもので、第1図は左側面図、第
2図は平面図、第3図は切断装置の平面図、第4図は切
断装置の一部切欠き拡大側面図、第5図は切断装置の変
更例を示す拡大側面図である。第6図は従来装置の正面
図である。 20……走行式路面標示用テープ貼付装置、21……後輪、
22……貼付用ローラ、23……走行台車、29……路面標示
用テープ、73……先端位置調整ローラ、75……切断装
置、77……レバー、77a……長溝、79……係合部、78…
…回転刃取付部材、82……回転刃、84……レール、85…
…固定刃、87……リンク機構。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被貼付面上を転動して路面標示用テープを
    押圧貼付する貼付用ローラと車輪とを具えた走行台車
    と、該走行台車に巻き戻し可能に搭載されたロール状の
    路面標示用テープを該貼付用ローラの走行方向直前に垂
    下させるとともに、このテープを挾持してテープの先端
    位置を調整する一対の先端位置調整ローラと、この先端
    位置調整ローラの一方を位置調整時にのみ回転駆動し得
    る駆動操作機構と、該走行台車に取付けられ路面標示用
    テープを切断する切断装置とを備え、この駆動操作機構
    は、走行台車に取付けられた電動モータと、この電動モ
    ータをオン・オフ駆動するスイッチと、この電動モータ
    の駆動力を前記一方の先端位置調整ローラに伝達する駆
    動力伝達手段とを備え、さらに前記切断装置は、フレー
    ムに設けられた取付部に枢着されかつ一端部に長溝が形
    成された1対のレバーと、該レバーの該長溝に係合する
    係合部およびレール係合手段を有する回転刃取付部材
    と、走行台車の走行方向と直角方向に延長し該回転刃取
    付部材のレール係合手段と係合するレールと、水平方向
    に回転自在に該回転刃取付部材に取付けられたディスク
    状の回転刃と、フレームに取付けられた該回転刃と協働
    して路面標示用テープを切断する固定刃と、該1対のレ
    バーを回動させるレバー駆動機構とを有することを特徴
    とする走行式路面標示用テープ貼付装置。
  2. 【請求項2】該駆動操作機構は走行台車に取付けられた
    電動モータと、この電動モータの駆動力を前記一方の先
    端位置調整ローラに伝達する駆動力伝達手段とを備える
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    走行式路面標示用テープ貼付装置。
  3. 【請求項3】該回転刃取付部材の該レール係合手段は該
    回転刃取付部材の下部に形成された凹所を含み、該レー
    ルは該凹所に嵌合することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の走行式路面標示用テープ貼付装
    置。
  4. 【請求項4】該回転刃取付部材の該レール係合手段は、
    該レールを上下から挾持するローラであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の走行式路面標
    示用テープ貼付装置。
JP1986035753U 1985-12-16 1986-03-11 走行式路面標示用テープ貼付装置 Expired - Lifetime JPH0738291Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034159B2 (ja) * 1972-04-27 1975-11-06
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JPS62147654U (ja) 1987-09-18

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