JPH0737887Y2 - 背貼り装置 - Google Patents
背貼り装置Info
- Publication number
- JPH0737887Y2 JPH0737887Y2 JP4939590U JP4939590U JPH0737887Y2 JP H0737887 Y2 JPH0737887 Y2 JP H0737887Y2 JP 4939590 U JP4939590 U JP 4939590U JP 4939590 U JP4939590 U JP 4939590U JP H0737887 Y2 JPH0737887 Y2 JP H0737887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper feed
- booklet
- control unit
- detector
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帳票等の冊子にテープを背巻きするために使
用される背貼り装置であって、特にその空送りによる冊
子傷つき防止機構を備えた背貼り装置に関する。
用される背貼り装置であって、特にその空送りによる冊
子傷つき防止機構を備えた背貼り装置に関する。
一般に、背貼り装置の給紙部に於ては、冊子を給紙爪を
装着したエンドレス状チェーンによって送っている。こ
の送り工程に於て、冊子の腰が弱かったり、冊子が曲っ
て重ねられていて引掛ったり、給紙爪が倒れたり傾いた
りしていると、給紙爪が冊子の下を通過するといういわ
ゆる空送りを生ずるという問題があり、このような場
合、冊子の端縁の角部乃至下面に給紙爪が摩擦して、冊
子を傷つけてしまうこととなる。
装着したエンドレス状チェーンによって送っている。こ
の送り工程に於て、冊子の腰が弱かったり、冊子が曲っ
て重ねられていて引掛ったり、給紙爪が倒れたり傾いた
りしていると、給紙爪が冊子の下を通過するといういわ
ゆる空送りを生ずるという問題があり、このような場
合、冊子の端縁の角部乃至下面に給紙爪が摩擦して、冊
子を傷つけてしまうこととなる。
そこで、本考案は、上記問題点を解決することを目的と
する。
する。
本考案は、上記目的を達成するために、給紙爪を検出す
る検知器と、この検知器からの信号によって該給紙爪を
計数するカウンターと、該給紙爪にて送られる冊子を検
出する検出器と、該検出器からの信号にて上記カウンタ
ーからの計数をリセットすると共に上記カウンターから
の信号を積算する演算制御部と、該演算制御部へ給紙爪
の停止の数値を設定する入力部とを備え、上記給紙爪を
設けたエンドレス状チェーンを停止させる信号を上記演
算制御部から出力させるように構成した空送りによる冊
子傷つき防止機構を備えた。
る検知器と、この検知器からの信号によって該給紙爪を
計数するカウンターと、該給紙爪にて送られる冊子を検
出する検出器と、該検出器からの信号にて上記カウンタ
ーからの計数をリセットすると共に上記カウンターから
の信号を積算する演算制御部と、該演算制御部へ給紙爪
の停止の数値を設定する入力部とを備え、上記給紙爪を
設けたエンドレス状チェーンを停止させる信号を上記演
算制御部から出力させるように構成した空送りによる冊
子傷つき防止機構を備えた。
入力部より演算制御部へ給紙爪数の数値を設定入力する
だけでよい。所定位置に設けられた冊子の検出器と給紙
爪の検知器、及び、カウンターによって、演算制御部が
冊子の送りを制御する。送られてきた冊子を係止してい
た給紙爪がまず、カウンターによって計数され、信号が
演算制御部へ伝わり積算される。次に、この冊子を検出
器が検出し、信号が演算制御部へ送られ、この信号によ
ってカウンターからの計数をリセットする。冊子が何ら
かの原因で送られてこない場合、エンドレス状チェーン
は空送りし、給紙爪のみカウンターによって計数され、
その数値が予め入力しておいた設定値(許容数値)に到
達すれば、演算制御部が働いてエンドレス状チェーンを
停止させる信号を出力し、エンドレス状チェーンを停止
させる。
だけでよい。所定位置に設けられた冊子の検出器と給紙
爪の検知器、及び、カウンターによって、演算制御部が
冊子の送りを制御する。送られてきた冊子を係止してい
た給紙爪がまず、カウンターによって計数され、信号が
演算制御部へ伝わり積算される。次に、この冊子を検出
器が検出し、信号が演算制御部へ送られ、この信号によ
ってカウンターからの計数をリセットする。冊子が何ら
かの原因で送られてこない場合、エンドレス状チェーン
は空送りし、給紙爪のみカウンターによって計数され、
その数値が予め入力しておいた設定値(許容数値)に到
達すれば、演算制御部が働いてエンドレス状チェーンを
停止させる信号を出力し、エンドレス状チェーンを停止
させる。
以下、図示の実施例に基づき、本考案を説明する。
第1図に本考案に係る空送りによる冊子傷つき防止機構
を備えた背貼り装置の一実施例を示す。空送り冊子傷つ
き防止機構は、検知器26とこれからの信号を計数するカ
ウンター2と、冊子3の検出器4と、演算制御部5と、
入力部6と、を備えている。この背貼り装置は上記空送
り冊子傷つき防止機構の他に、帳票等の冊子3…にテー
プを背巻きする背貼部28と、該背貼部28に冊子3…を搬
送給紙する冊子送り部29を備えている。該冊子送り部29
は、ローラチェーン等のエンドレス状チェーン7と、該
エンドレス状チェーン7を駆動スプロケット16を介して
駆動するモータ18を備えている。17は従動スプロケッ
ト、27はチェーンである。上記エンドレス状チェーン7
には、所定ピッチで複数個の給紙爪1…が取付けられて
いる。該給紙爪1は第2図と第3図に示すような構造を
している。給紙爪1は、爪本体8と、起立保持部材9
と、爪支持本体10と、支軸21,22と軸23,24,25と、第1
弾発部材11と、第2弾発部材12と、コイルバネ15と、か
ら構成される。爪本体8は、冊子3の端縁と当接する圧
接面30と軸23の挿着される孔を有する略矩形の肉厚部
と、支軸21の挿通される孔とノッチ13を有する略半円形
の肉薄部とから成る。起立保持部材9は、略矩形の板状
で上部に鳥のくちばし状の掛止突出子14と操作用突部31
を有し、支軸22の挿通される孔と軸25の挿着される孔と
が貫設されている。爪支持本体10は略矩形の3枚のプレ
ートを張り合わせ、中央のプレートを4分の1程度の大
きさを残して切欠いたような形状で、両側の2枚のプレ
ートと中央の小さなプレートは基端部で固着している。
該基端部には、嵌合切欠部32が設けられ、支軸22と軸24
の挿入される孔が設けられ、先端部には支軸21の挿通さ
れる孔が設けられている。爪本体8は、支軸21によっ
て、該支軸21廻りに揺動可能に爪支持本体10の先端部に
枢着され、第1弾発部材11によって倒れ方向に付勢され
ている。起立保持部材9は、支軸22によって、該支軸22
廻りに揺動可能に爪支持本体10の基端部に枢着され、第
2弾発部材12とコイルバネ15によって起立方向へ付勢さ
れている。給紙爪1は、リンクプレート19に固着された
突片20に嵌合切欠部32を嵌め込み、エンドレス状チェー
ン7に固定される。第2図は給紙爪1の起立状態を示
し、第3図は給紙爪1の倒れ状態を示す。この起立状態
の時に冊子3の端縁が爪本体8に係止され、冊子3が搬
送される。従って、爪本体8を冊子3のサイズが変わる
ごとに取り外す必要はなく、爪本体8を起こしたり、倒
したりすることで、起立状態の爪本体8,8のピッチが調
整可能となり、各種の冊子3に対応できる。
を備えた背貼り装置の一実施例を示す。空送り冊子傷つ
き防止機構は、検知器26とこれからの信号を計数するカ
ウンター2と、冊子3の検出器4と、演算制御部5と、
入力部6と、を備えている。この背貼り装置は上記空送
り冊子傷つき防止機構の他に、帳票等の冊子3…にテー
プを背巻きする背貼部28と、該背貼部28に冊子3…を搬
送給紙する冊子送り部29を備えている。該冊子送り部29
は、ローラチェーン等のエンドレス状チェーン7と、該
エンドレス状チェーン7を駆動スプロケット16を介して
駆動するモータ18を備えている。17は従動スプロケッ
ト、27はチェーンである。上記エンドレス状チェーン7
には、所定ピッチで複数個の給紙爪1…が取付けられて
いる。該給紙爪1は第2図と第3図に示すような構造を
している。給紙爪1は、爪本体8と、起立保持部材9
と、爪支持本体10と、支軸21,22と軸23,24,25と、第1
弾発部材11と、第2弾発部材12と、コイルバネ15と、か
ら構成される。爪本体8は、冊子3の端縁と当接する圧
接面30と軸23の挿着される孔を有する略矩形の肉厚部
と、支軸21の挿通される孔とノッチ13を有する略半円形
の肉薄部とから成る。起立保持部材9は、略矩形の板状
で上部に鳥のくちばし状の掛止突出子14と操作用突部31
を有し、支軸22の挿通される孔と軸25の挿着される孔と
が貫設されている。爪支持本体10は略矩形の3枚のプレ
ートを張り合わせ、中央のプレートを4分の1程度の大
きさを残して切欠いたような形状で、両側の2枚のプレ
ートと中央の小さなプレートは基端部で固着している。
該基端部には、嵌合切欠部32が設けられ、支軸22と軸24
の挿入される孔が設けられ、先端部には支軸21の挿通さ
れる孔が設けられている。爪本体8は、支軸21によっ
て、該支軸21廻りに揺動可能に爪支持本体10の先端部に
枢着され、第1弾発部材11によって倒れ方向に付勢され
ている。起立保持部材9は、支軸22によって、該支軸22
廻りに揺動可能に爪支持本体10の基端部に枢着され、第
2弾発部材12とコイルバネ15によって起立方向へ付勢さ
れている。給紙爪1は、リンクプレート19に固着された
突片20に嵌合切欠部32を嵌め込み、エンドレス状チェー
ン7に固定される。第2図は給紙爪1の起立状態を示
し、第3図は給紙爪1の倒れ状態を示す。この起立状態
の時に冊子3の端縁が爪本体8に係止され、冊子3が搬
送される。従って、爪本体8を冊子3のサイズが変わる
ごとに取り外す必要はなく、爪本体8を起こしたり、倒
したりすることで、起立状態の爪本体8,8のピッチが調
整可能となり、各種の冊子3に対応できる。
第1図に示すように、給紙爪数の設定値(許容数値)を
入力する入力部6と、冊子3を検出する検出器4と、カ
ウンター2は、全て演算制御部5へ接続され、かつ、演
算制御部5からの出力信号はモータ18に入力するように
接続される。上記検知器26は、給紙爪1の起立状態の爪
本体8を検知する。(第3図のように倒した給紙爪1は
検出しない。)予め、入力部6から空送り給紙爪数の許
容数値を設定値として演算制御部5へ入力しておく。次
に、第4図と第1図に於て、モータ18を作動させ、冊子
送りを開始する。冊子3は給紙爪1,1にて端縁角部を係
止され、エンドレス状チェーン7の移動に伴って搬送さ
れる。背貼部28の上流のテープとの合流部近傍まで冊子
3が送られてきたとき、送ってきた給紙爪1を検知器26
が検知しカウンター2で計数し、演算制御部5で積算さ
れる。その後、冊子3が送られてきて検出器4によって
検出されれば、演算制御部5に信号が送られて積算値が
リセットされて零となる。何らかの原因で冊子3が送ら
れない空送り状態になると、給紙爪1のみ検知され、計
数され、演算制御部5で積算される。その数値が予め入
力した設定値(空送り給紙爪数の許容数値)を越える
と、演算制御部5からモータ18の停止信号aが出力さ
れ、エンドレス状チェーン7は停止、即ち、冊子送りが
停止される。
入力する入力部6と、冊子3を検出する検出器4と、カ
ウンター2は、全て演算制御部5へ接続され、かつ、演
算制御部5からの出力信号はモータ18に入力するように
接続される。上記検知器26は、給紙爪1の起立状態の爪
本体8を検知する。(第3図のように倒した給紙爪1は
検出しない。)予め、入力部6から空送り給紙爪数の許
容数値を設定値として演算制御部5へ入力しておく。次
に、第4図と第1図に於て、モータ18を作動させ、冊子
送りを開始する。冊子3は給紙爪1,1にて端縁角部を係
止され、エンドレス状チェーン7の移動に伴って搬送さ
れる。背貼部28の上流のテープとの合流部近傍まで冊子
3が送られてきたとき、送ってきた給紙爪1を検知器26
が検知しカウンター2で計数し、演算制御部5で積算さ
れる。その後、冊子3が送られてきて検出器4によって
検出されれば、演算制御部5に信号が送られて積算値が
リセットされて零となる。何らかの原因で冊子3が送ら
れない空送り状態になると、給紙爪1のみ検知され、計
数され、演算制御部5で積算される。その数値が予め入
力した設定値(空送り給紙爪数の許容数値)を越える
と、演算制御部5からモータ18の停止信号aが出力さ
れ、エンドレス状チェーン7は停止、即ち、冊子送りが
停止される。
なお、本考案は、上述の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。
本考案は、上述のように構成されているので、以下に記
載する著大な実用的効果を奏する。
載する著大な実用的効果を奏する。
給紙爪1…による冊子の傷つけが少ない回数(設定値)
で止めさせることができるため、冊子3の端縁の角部乃
至下面に給紙爪1…が摩擦して傷つけることを防止出来
る。
で止めさせることができるため、冊子3の端縁の角部乃
至下面に給紙爪1…が摩擦して傷つけることを防止出来
る。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図を兼ねた構
成簡略説明図、第2図は起立状態の給紙爪の正面図、第
3図は倒した状態の同正面図、第4図はチャート図の一
例である。 1…給紙爪、2…カウンター、3…冊子、4…検出器、
5…演算制御部、6…入力部、7…エンドレス状チェー
ン。
成簡略説明図、第2図は起立状態の給紙爪の正面図、第
3図は倒した状態の同正面図、第4図はチャート図の一
例である。 1…給紙爪、2…カウンター、3…冊子、4…検出器、
5…演算制御部、6…入力部、7…エンドレス状チェー
ン。
Claims (1)
- 【請求項1】給紙爪1…を検出する検知器26と、この検
知器26からの信号によって該給紙爪1…を計数するカウ
ンター2と、該給紙爪1…にて送られる冊子3…を検出
する検出器4と、該検出器4からの信号にて上記カウン
ター2からの計数をリセットすると共に上記カウンター
2からの信号を積算する演算制御部5と、該演算制御部
5へ給紙爪1…の停止の数値を設定する入力部6とを備
え、上記給紙爪1…を設けたエンドレス状チェーン7を
停止させる信号を上記演算制御部5から出力させるよう
に構成した空送りによる冊子傷つき防止機構を備えたこ
とを特徴とする背貼り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4939590U JPH0737887Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 背貼り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4939590U JPH0737887Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 背貼り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH049772U JPH049772U (ja) | 1992-01-28 |
JPH0737887Y2 true JPH0737887Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31567047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4939590U Expired - Lifetime JPH0737887Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 背貼り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737887Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2622343B2 (ja) * | 1993-05-13 | 1997-06-18 | ナショナル住宅産業株式会社 | 屋根パネル |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP4939590U patent/JPH0737887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049772U (ja) | 1992-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |