JPH0736853A - 物理量制御装置 - Google Patents

物理量制御装置

Info

Publication number
JPH0736853A
JPH0736853A JP18373393A JP18373393A JPH0736853A JP H0736853 A JPH0736853 A JP H0736853A JP 18373393 A JP18373393 A JP 18373393A JP 18373393 A JP18373393 A JP 18373393A JP H0736853 A JPH0736853 A JP H0736853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
physical quantity
range
determined
determining
calorie
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18373393A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Matsunaka
雅彦 松中
Kazunari Nishii
一成 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18373393A priority Critical patent/JPH0736853A/ja
Publication of JPH0736853A publication Critical patent/JPH0736853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、生体が摂取・消費する物理量を一
定の総量内で揺らがせることを目的としたものである。 【構成】 範囲決定手段1は一定期間内で生体が消費ま
たは摂取すべき運動エネルギーや栄養所要量などの物理
量を決定し、物理量変化手段2は一定期間に摂取・消費
した総物理量が範囲決定手段1が決定した範囲内におさ
まることを条件として毎回の物理量を決定し、報知手段
3は物理量変化手段2が決定した物理量を利用者に報知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に家庭内で長期的視
点から健康的で栄養バランスのよい献立作りを支援する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭内の食生活において健康管理
の意識の高まりを反映して摂取するカロリーや栄養素に
強い関心が持たれるようになった。このような栄養摂取
量の管理は通常、一日単位で摂取量を制限して行われて
いる。
【0003】また、健康維持のためのスポーツにしても
一日に運動によって消費するカロリーを固定して運動メ
ニューを組み立てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の一日単位の栄養
摂取量や運動消費カロリーの管理方法においては、食材
の組合せや運動のメニューのパターンが決ってくる場合
が多い。糖尿病や高血圧で食事制限を受けたりしている
利用者にとっては、限られたメニューが繰り返される精
神的苦痛と共に何とか新しいメニューを見つけようとす
る負担も次第に大きなものとなってくるのが現状であ
る。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、一日
単位で固定されていた栄養摂取量や運動消費カロリー等
の物理量を一定期間(例えば一週間)での総量という枠
に置き換え、毎回の物理量を変化させることにより調理
や運動メニューの幅を広げるとともに、利用者の選択の
負担も軽減させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、運動カロリー、栄養摂取量等生体が一定期間
に消費または摂取すべきエネルギーや食品および食品に
含まれる栄養素といった物理量の範囲を決定する範囲決
定手段と、一定期間に消費または摂取した前記物理量の
総量が前記範囲決定手段が決定した範囲内におさまるこ
とを条件として毎回の前記物理量を決定する物理量変化
手段と、前記物理量変化手段が決定した物理量を報知す
る報知手段を備え、物理量変化手段は、1/f揺らぎ等
の揺らぎ関数を用いて物理量を決定する物理量決定手段
と、決定された物理量を一定期間分について加算する加
算手段と、前記加算手段による加算結果が範囲決定手段
が決定した範囲を逸脱しないよう前記物理量決定手段に
よる演算結果を調整する調整手段とを備え、範囲決定手
段は利用者の年齢・性別・身長・生活活動強度等の情報
を入力する入力手段と、前記入力手段に入力された情報
より一定期間で消費または摂取する標準物理量の範囲を
算出する算出手段を備えた構成としてある。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって、範囲決定手段が一
定期間内で摂取または消費すべき物理量の範囲を決定
し、物理量変化手段が範囲手段が決定した範囲条件を満
たしながら毎回の物理量を変化させ、その結果を音声・
表示板等により報知手段により利用者に報知する。
【0008】範囲決定手段は一定期間内で摂取または消
費すべき物理量の範囲を決定し、物理量変化手段は1/
f揺らぎ等の関数を用いて毎回の物理量を決定し、加算
手段がこれを一定期間分加算し、範囲決定手段によって
予め決定された総物理量の範囲との比較を行い、必要で
あれば調整手段が物理量決定手段の決定した一回分の物
理量を調整する。
【0009】入力手段は利用者からの情報を受け付け、
算出手段が入力された情報に基づき一定期間の摂取また
は消費すべき物理量を計算し、さらにその一定期間に利
用者が摂取する総物理量がおさまるべき範囲を決定す
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図1、図2を用いて説
明する。
【0011】図1は本実施例の構成を示す回路ブロック
図であり、物理量として一週間で摂取すべきカロリー値
の範囲を決定する範囲決定手段1、一日に摂取するカロ
リー値を変化させる物理量変化手段2、さらに摂取カロ
リー値を利用者に報知する報知手段3より構成されてい
る。範囲決定手段1および物理量変化手段2はマイコン
により、また報知手段3としては例えば数値を表示する
液晶ディスプレイ、音声を出力するマイク等を用いるこ
とにより実現可能である。
【0012】範囲決定手段1は利用者が一日に必要とす
るカロリー値の範囲の入力を受け、一週間で摂取すべき
カロリー値の範囲を決定する。物理量変化手段2は、一
日で摂取するカロリー値を毎回変化させながら決定す
る。その際、過去一週間で摂取した総カロリー値が範囲
決定手段1が決定した範囲内におさまるということを条
件とする。報知手段3は、物理量変化手段2が決定した
カロリー値を数値によって利用者に表示する。
【0013】また、物理量変化手段2は、カロリー値を
決定する物理量決定手段4、決定されたカロリー値を過
去一週間分加算する加算手段5、加算結果に基づき物理
量決定手段4が決定したカロリー値を調整する調整手段
6より構成されている。
【0014】物理量決定手段4は1/f揺らぎ等の関数
を用いてカロリー値を決定する。1/f揺らぎ以外では
例えば単純に乱数を用いてもよい。図2(a)は1/f
揺らぎ関数を元に物理量決定手段4が決定するカロリー
値の変化の様子を示すグラフである。図中、横軸は日付
を表わし縦軸はそれぞれの日の摂取カロリー値を表わし
ている。例えば、平成元年8月30日厚生省発健医第2
9号諮問に対する9月22日付の公衆衛生審議会の答甲
の別表7として掲載されている生活活動強度十の男子に
おける年齢階層別、身長別栄養所要量を示す表を用い、
30才台で身長180cmの成人をモデルに算出したも
のを用いると、一日のエネルギーは2850(Kca
l)であり、図2(a)の上限、下限を例えば2850
±285(Kcal)のように一日の基準エネルギーの
一割ぐらいにすればよい。
【0015】その上限、下限は本実施例に限らず、使用
者の健康状態等にあわせて、あらゆる自由度を持たせて
もよい。
【0016】加算手段5は、過去一定期間のカロリー値
の総和を求める。図2(a)における斜線部は、一定期
間を7日としたときに1月9日から過去一週間分のカロ
リー値の総和を表わしている。図2(b)は、図2
(a)に対応する日付毎に、加算手段5による過去一週
間分の加算結果の変化を示したグラフである。横軸は日
付、縦軸は加算結果である。例えば図2(b)の1月9
日の値は、図2(a)斜線部の面積になる。なお図2
(a)のスタートは例えば1/f揺らぎ関数の平均値な
どにすればよい。調整手段6は、この加算結果が範囲決
定手段1によって決定されているカロリー値の範囲に入
っているが否かを判断し、加算結果がカロリー値の範囲
を逸脱していれば物理量決定手段4が決定したカロリー
値を修正する。例えば、図2(a)において、1月9日
に最初に物理量決定手段4が決定したカロリー値は30
00Kcalであったが、この値を1月3日から8日迄
の総和に加算すると結果は図3(b)の実線で示すとお
り総カロリー値の範囲の上限である2000Kcalを
超えてしまう。そこで、調整手段6は物理量決定手段5
が最初に決定したカロリー値3000Kcalを270
0Kcalにまでさげる。これにより、加算結果は総カ
ロリー値の範囲内におさまる。この場合の一日のエネル
ギーは、2850Kcalとなるので7日分としては、
2850×7=19950(Kcal)となり、約20
000Kcalという数値を用いることができる。そし
て、1月10日以降は、元の1/f揺らぎ関数を基準に
変化させる。
【0017】以上のように、本実施例によれば変化する
カロリー値の一定期間の加算結果に基づいて改めてカロ
リー値を調整することができるため、確実に指定された
カロリー値の範囲内に一定期間内の摂取カロリー値をお
さめることができる。
【0018】また、範囲決定手段1は入力手段7と入力
手段7に入力された情報より一定期間の栄養所要量を算
出手段8から構成されている。算出手段8は物理量変化
手段2と接続されている。
【0019】上記構成において、入力手段7には利用者
の年齢・性別・身長・生活活動強度等の個人情報が入力
される。算出手段8はこれら個人情報を基に一定期間の
栄養所要量を求める。平成元年8月30日厚生省発健医
第29号諮問に対する9月22日付の公衆衛生審議会の
答甲によれば、生活活動強度・性別・年齢・身長より一
日当りの栄養所要量が求められる。これから一定期間分
の栄養所要量を算出することが可能である。
【0020】以上のように本実施例によれば、個人情報
を入力することにより利用者にとって適切な栄養所要量
の算出ができるという効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の物理量制御
装置は、以下の効果がある。
【0022】(1)一日単位で固定されていた生体が摂
取または消費する物理量を一定期間での総量という枠に
置き換えることにより物理量に対応する対象物の選択の
幅を広げることができる。
【0023】(2)揺らぎ関数により決定される物理量
の値を一定期間の加算に基づいて調整するため確実に指
定された物理量の範囲内に一定期間内の摂取・消費物理
量をおさめることができる。
【0024】(3)個人情報の入力により利用者個人毎
に適切な物理量の算出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路ブロック図
【図2】同実施例におけるカロリー値およびカロリー値
の加算結果の変化を示す図
【符号の説明】
1 範囲決定手段 2 物理量変化手段 3 報知手段 4 物理量決定手段 5 加算手段 6 調整手段 7 入力手段 8 算出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動カロリー、栄養摂取量など生体が一定
    期間に消費または摂取すべきエネルギーや食品および食
    品に含まれる栄養素といった物理量の範囲を決定する範
    囲決定手段と、一定期間に消費または摂取した前記物理
    量の総量が前記範囲決定手段が決定した範囲内におさま
    ることを条件として毎回の前記物理量を決定する物理量
    変化手段と、前記物理量変化手段が決定した物理量を報
    知する報知手段を有する物理量制御手段。
  2. 【請求項2】物理量変化手段は、1/f揺らぎ等の関数
    を用いて物理量を決定する物理量決定手段と、決定され
    た物理量を一定期間分について加算する加算手段と、前
    記加算手段による加算結果が範囲決定手段が決定した範
    囲を逸脱しないよう前記物理量決定手段による演算結果
    を調整する調整手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の物理量制御装置。
  3. 【請求項3】範囲決定手段は利用者の年齢・性別・身長
    ・生活活動強度等の情報を入力する入力手段と、前記入
    力手段に入力された情報より一定期間で消費または摂取
    する標準物理量の範囲を算出する算出手段を備えた請求
    項1記載の物理量制御装置。
JP18373393A 1993-07-26 1993-07-26 物理量制御装置 Pending JPH0736853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18373393A JPH0736853A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 物理量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18373393A JPH0736853A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 物理量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736853A true JPH0736853A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16141025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18373393A Pending JPH0736853A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 物理量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0736853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297892A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Patent One Kk メニュー推薦システム、方法及び装置、並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297892A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Patent One Kk メニュー推薦システム、方法及び装置、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8961414B2 (en) Apparatus for monitoring health, wellness and fitness
US20020019586A1 (en) Apparatus for monitoring health, wellness and fitness
EP1641385B1 (en) Satiety meter
JP2007501065A (ja) 一日のうちのエネルギーバランス偏差をモニタするための方法、システムおよびデバイス
CN115602289A (zh) 一种基于人群属性-膳食知识图谱的动态化膳食推荐方法
JPH09114900A (ja) 食生活支援装置
JPH0736853A (ja) 物理量制御装置
Levey et al. Living in balance
Mayo Physical activity practices among American black working women
Lechky Epidemic of childhood obesity may cause major public health problems, doctor warns.
Clark How to help the athlete with bulimia: practical tips and a case study
Dixey Healthy eating in schools and “eating disorders”—are “healthy eating” messages part of the problem or part of the solution?
RU2264232C2 (ru) Способ лечения ожирения при экстернальном типе нарушения пищевого поведения
Effiom et al. OBESITY AND COUNSELLING ON STUDENT EATING HABIT IN UNIVERSITY OF CALABAR: THE COUNSELLOR PRESPECTIVE
RU2264233C2 (ru) Способ лечения ожирения при эмоциогенном типе нарушения пищевого поведения
Jackson et al. Healthy life styles are a challenge for nurses
Young Weight control in a college situation
McCaffree What you should know about calorie restriction
Twiss The plight of a female adolescent-anorexia or bulimia: An overview
CN113205866A (zh) 健康饮食指导方法及装置
RU2154976C1 (ru) Способ самостоятельного слежения за состоянием энергетической обеспеченности организма человека и устройство для этих целей
BRUNK Six Tips for Averting Obesity in Youngsters
CN117219229A (zh) 能量管理方法和能量管理装置
CN117542478A (zh) 能量管理方法和能量管理装置
Rees et al. The adolescent and phenylketonuria: Promoting self-management