JPH0736285U - アラーム - Google Patents
アラームInfo
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- JPH0736285U JPH0736285U JP6484193U JP6484193U JPH0736285U JP H0736285 U JPH0736285 U JP H0736285U JP 6484193 U JP6484193 U JP 6484193U JP 6484193 U JP6484193 U JP 6484193U JP H0736285 U JPH0736285 U JP H0736285U
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- alarm
- chain
- attachment
- attached
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型、軽量で設置が易しくかつ緊急用として
適切な、特に防犯用として有効なアラームを提供する。 【構成】 警報機構1と、その警報機構1を収納すると
共に取付け物に組付く取付け部4を有する小型の収納ケ
ース2と、警報機構1に先端部である着脱部5が着脱自
在に組付くと共に、後端部に組付き部6を有する連鎖機
構3とで構成し、警報機構1を、連鎖機構3の着脱部5
が離脱した状態で警報を発するものとする。
適切な、特に防犯用として有効なアラームを提供する。 【構成】 警報機構1と、その警報機構1を収納すると
共に取付け物に組付く取付け部4を有する小型の収納ケ
ース2と、警報機構1に先端部である着脱部5が着脱自
在に組付くと共に、後端部に組付き部6を有する連鎖機
構3とで構成し、警報機構1を、連鎖機構3の着脱部5
が離脱した状態で警報を発するものとする。
Description
【0001】
本考案は、主として防犯用に使用されるアラームに関するものである。
【0002】
従来、美術館等に展示されている絵画等の展示物を盗難から予防する装置とし ては、大型で絵画等の展示物を展示する壁面等に穴を開けてその穴に設置するも のが存在する。この装置は、展示物が盗難にあった場合など不正に移動された際 に作動し、離れた場所に設置した受信機に異常を知らせるものである。
【0003】
しかし、この従来装置は、大型であるため重く、その取扱いが面倒である。又 、設置に際しては、壁面等に穴を開ける作業を必要とするので、その取付けが厄 介であると共に、一旦穴を開けた後、展示物の配列を変更するような場合、その 穴が露出してしまうこともあり、著しい不都合が生じていた。
【0004】 又、この従来装置は、離れた場所に設置した受信機に異常信号を送り異常を知 らせる構成であるため、異常を知り、展示物が展示されている場所に駆けつけた 際にはすでに持ち去られた後で手遅れである場合が多く、緊急用としては不適当 である。 本考案は、こうした問題に鑑み創案されたもので、小型、軽量で設置が易しく かつ緊急用として適切なアラームを提供をすることを目的とする。
【0005】
そのための手段として、警報機構1と、その警報機構1を収納すると共に取付 け物に組付く取付け部4を有する小型の収納ケース2と、警報機構1に先端部で ある着脱部5が着脱自在に組付くと共に、後端部に組付き部6を有する連鎖機構 3とで構成した。そして、警報機構1を、連鎖機構3の着脱部5が離脱した状態 で警報を発するものとした。
【0006】 尚、警報機構1を、連鎖機構3の着脱部5が着脱自在に組付くミニジャックス イッチ7と、警報を発するマイクロブザー8と、電源であるボタン電池9とで構 成すると良い。 又、連鎖機構3を、先端部の着脱部5をミニプラグ、後端部の組付き部6をク リップでそれぞれ構成すると共に、ミニプラグとクリップとをチェーン10で連結 して構成することができる。
【0007】 さらに、マイクロブザー8に代えてメロディー発生装置を使用することもでき るし、組付き部6をクリップに代えて吸盤や磁石で構成することもできる。
【0008】
本考案の作用を、絵画等の展示物の盗難防止のために使用した場合を例にとっ て以下説明する。 本考案に係るアラームの取付けは、収納ケース2内の警報機構1に連鎖機構3 の着脱部5を挿着した状態で、収納ケース2の取付け部4を展示物14近傍の壁等 の固定物15に固定すると共に連鎖機構3の組付き部6を展示物14に固定する(組 付き部6を固定物15に固定し、取付け部4を展示物14に固定しても良い)。
【0009】 警報機構1を、ミニジャックスイッチ7、マイクロブザー8およびボタン電池 9で構成することによってアラーム全体を小型で軽量なものとすることができる 。又、アラームは周知の手段(釘やねじ)で取り付けることができるので、従来 技術の如く取付けに際して壁等に穴を開ける必要もなく、容易に設置することが できる。
【0010】 この状態で、展示物14が盗難されようとし壁等の固定物15から不正に動かされ ると、連鎖機構3の着脱部5は警報機構1と着脱自在となっているので、当該着 脱部5は警報機構1から離脱されると共に、この離脱によって警報機構1から警 報が発せられる。この警報によってその場で警備員等の関係者のみでなく周囲の 多くの人に瞬時に異常を知らせることができ、よって展示物14の盗難が未然に防 止される。
【0011】 その後、離脱した連鎖機構3の着脱部5を警報機構1に元通りに挿着すること によって警報は停止する。 尚、マイクロブザー8に代えてメロディー発生装置を使用することによって、 メロディーによって警報を発することが出来るし、又、組付き部6を吸盤や磁石 で構成することによってガラス,スチール,金属等の平面にも容易に取り付ける ことができる。
【0012】
本考案の一実施例を、図1および図2を参照しながら説明する。 この実施例にあっては、警報機構1をミニジャックスイッチ7、マイクロブザ ー8および1.5Vのアルカリボタン電池9二個で構成し、小型軽量化を可能に している。ミニジャックスイッチ7の差込み口11は収納ケース2の前端面から露 出させ、連鎖機構3の着脱部5との挿着を可能としている。ミニジャックスイッ チ7の差込み口11に連鎖機構3の着脱部5が挿着された状態ではスイッチがOF Fの状態に維持されるので、ボタン電池9の電力は消費されず、よって長期の使 用が可能である。
【0013】 収納ケース2は、ケース本体12と裏蓋13とで構成すると共に、それらをプラス チック製とし、軽量化に貢献している。又、裏蓋13の後端部に穴状の取付け部4 を形成している。この穴に釘やねじを打ち込む(ねじ込む)ことによって収納ケ ース2を容易に固定することができる。この収納ケース2は縦横がそれぞれ約1 2mmで高さが約35mmと小型である。
【0014】 連鎖機構3は、その着脱部5をミニプラグで構成すると共に組付き部6をクリ ップで構成し、その両者をボールチェーン10で連結している。こうした構成とす ることによって、アラーム全体を小型で軽量なものとすることができている。こ のミニプラグのジャックをミニジャックスイッチ7の差し込み口に挿着した状態 でOFF、離脱した状態でONとなりマイクロブザー8から警報が発せられるも のである。
【0015】 図3に、本考案に係るアラームの一使用態様を示す。 これは、美術館における絵画(展示物14)の盗難防止のために使用されたもの である。アラームの収納ケース取付け部4を釘等で展示物14に固定すると共に、 連鎖機構3のクリップ(組付き部6)を同じく釘等で壁(固定物15)に固定した ものである。展示物14が不正に動かされるとミニプラグ(着脱部5)のジャック がミニジャックスイッチ7の差込み口11から離脱してマイクロブザー8が警報を 発するものである。この場合,取付け部4を壁(固定物15)に固定するよりは, 絵画(展示物14)に固定した方が良い。盗まれた絵画(展示物14)に,警報を発 するマイクロブザー8が組付いた状態にあるので,その絵画を持ち逃げする間中 ,警報が鳴り続けるからである。
【0016】 図4に、他の使用態様を示す。 これは、電車内の網棚17の上に荷物16を置いた場合に、その荷物16を盗難から 未然に防ぐ目的で本考案のアラームを使用したものである。荷物16に収納ケース 2を取り付けると共に、網棚17に連鎖機構3の組付き部6を取り付けている。新 幹線や夜行列車等で長時間乗車する場合に特に有効である。
【0017】 その他、本考案に係るアラームはあらゆる使用が考えられる。例えば、ひった くりや置き引き等が多い場所では、荷物16とその持ち主自身との間や、荷物16と ベンチ等との間で使用すると良い。 又、組付き部6を吸盤で構成すると、公衆電話をかけるとき、その吸盤を電話 機または電話台に吸い付けておくことができ、さらには、家の中の窓や玄関の扉 などにも応用できる。
【0018】
このように、本考案は、警報機構を、ミニジャックスイッチ、マイクロブザー およびボタン電池等で構成することによってその全体を小型で軽量なものとする ことができる。 又、本考案のアラームは周知の手段(釘やねじ)で取り付けることができるの で、従来技術の如く取付けに際して壁等に穴を開ける必要もなく、よってその設 置が極めて容易である。
【0019】 さらに、展示物等が不正に動かされると瞬時にその場で警報を発するので、従 来の離れた場所に異常を知らせるものと比較して緊急に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例の内部構造を示す部分構成
図。
図。
【図3】本考案の一使用例を示す説明図。
【図4】本考案の他の使用例を示す説明図。
1 警報機構 2 収納ケース 3 連鎖機構 4 取付け部 5 着脱部 6 組付き部 7 ミニジャックスイッチ 8 マイクロブザー 9 ボタン電池 10 チェーン 11 差込み口 12 ケース本体 13 裏蓋 14 展示物 15 固定物 16 荷物 17 網棚
Claims (5)
- 【請求項1】 警報機構(1) と、 前記警報機構(1) を収納すると共に取付け物に組付く取
付け部(4) を有する小型の収納ケース(2) と、 前記警報機構(1) に、先端部である着脱部(5) が着脱自
在に組付くと共に、後端部に組付き部(6) を有する連鎖
機構(3) とで構成し、 前記警報機構(1) を、前記連鎖機構(3) の着脱部(5) が
離脱した状態で警報を発するものとして成るアラーム。 - 【請求項2】 警報機構(1) を、連鎖機構(3) の着脱部
(5) が着脱自在に組付くミニジャックスイッチ(7) と、
警報を発するマイクロブザー(8) と、電源であるボタン
電池(9) とで構成して成る請求項1記載のアラーム。 - 【請求項3】 連鎖機構(3) を、先端部の着脱部(5) を
ミニプラグ、後端部の組付き部(6) をクリップでそれぞ
れ構成すると共に、前記ミニプラグと前記クリップとを
チェーン(10)で連結して構成して成る請求項1又は2記
載のアラーム。 - 【請求項4】 マイクロブザー(8) に代えてメロディー
発生装置を使用して成る請求項2又は3記載のアラー
ム。 - 【請求項5】 組付き部を吸盤で構成して成る請求項
1、2、3又は4記載のアラーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064841U JP2606990Y2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | アラーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064841U JP2606990Y2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | アラーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736285U true JPH0736285U (ja) | 1995-07-04 |
JP2606990Y2 JP2606990Y2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=13269864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993064841U Expired - Fee Related JP2606990Y2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | アラーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606990Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010121793A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Nippon Koki Co Ltd | 携行型拘束網展開装置 |
JP2010133685A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nippon Koki Co Ltd | 点火用電子回路 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP1993064841U patent/JP2606990Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010121793A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Nippon Koki Co Ltd | 携行型拘束網展開装置 |
JP2010133685A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nippon Koki Co Ltd | 点火用電子回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606990Y2 (ja) | 2001-02-19 |
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