JPH0736273U - 自動販売機の害虫忌避装置 - Google Patents

自動販売機の害虫忌避装置

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Publication number
JPH0736273U
JPH0736273U JP6767693U JP6767693U JPH0736273U JP H0736273 U JPH0736273 U JP H0736273U JP 6767693 U JP6767693 U JP 6767693U JP 6767693 U JP6767693 U JP 6767693U JP H0736273 U JPH0736273 U JP H0736273U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pests
main body
vending machine
repellent
pest repellent
Prior art date
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Pending
Application number
JP6767693U
Other languages
English (en)
Inventor
欣之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6767693U priority Critical patent/JPH0736273U/ja
Publication of JPH0736273U publication Critical patent/JPH0736273U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、しかも確実に害虫を忌避でき
る自動販売機の害虫忌避装置を提供する。 【構成】 地上から這い上がってくる虫が必ず通過する
本体底部2の複数の調整用脚12に、虫を近付けない忌
避剤若しくは殺虫剤を練り込んだ樹脂にて形成されるパ
イプ13を装着して、虫の庫内への侵入を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、庫内に害虫が侵入するのを防ぐようにした自動販売機の害虫忌避装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動販売機には吸排気口等の開口部がいくつか形成されているが、この 開口部に地上から這い上がってくる害虫が入り込むことがあり、このように害虫 が入り込むと衛生上の問題が生じるようになる。そこで、このような害虫の侵入 を防ぐため、例えば開口部をメッシュ等にて覆うようすることが考えられるが、 自動販売機には開口部の他に小さな隙間が多数あり、これら全ての隙間をメッシ ュ等にて覆うことは実質的に不可能である。
【0003】 また、他の方法として、特公平1−13846号公報には自動販売機等の食品 用設備機器の内部に侵入するゴキブリ等の害虫を紫外線によって忌避することが 開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような紫外線を用いた自動販売機の害虫忌避装置では、内部の機 器部品が妨げとなって紫外線の直射が及ばない部分が生じるため、害虫を忌避す るには反射板を効率良く配置しなければならず構造が複雑となるという問題点が あった。また、害虫を忌避させるのに効果的な紫外線の波長領域は、人間にも有 害であり、自動販売機の扉を開けたときには紫外線発生装置をオフとする等の安 全対策を講じなければならないという問題点もあった。
【0005】 そこで、本考案はこのような問題点を解決するためになされたものであり、簡 単な構造で、しかも確実に害虫を忌避できる自動販売機の害虫忌避装置を提供す ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、本体底部に複数の脚が取り付けられている自動販売機において、害 虫を近付けない忌避剤若しくは殺害虫剤を練り込んだ樹脂にて形成されるパイプ を前記複数の脚に装着したものである。
【0007】
【作用】
地上から這い上がってくる害虫が必ず通過する本体底部の複数の脚に、害虫を 近付けない忌避剤若しくは殺害虫剤を練り込んだ樹脂にて形成されるパイプを装 着することにより、害虫の庫内への侵入を阻止することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、本考案の一実施例に係るの害虫忌避装置自動販売機の正面図、図2は その側面図である。
【0010】 図1,2において、1は自動販売機本体、2はこの自動販売機本体1の前面に 開閉自在に枢支された前扉であり、この前扉2には透明パネル3で覆われた商品 表示部4が形成されている。そして、この商品表示部4の内部には商品名等を示 した銘板5が多数配されており、また透明パネル3の前面にはこれらの銘板5に それぞれ対応した商品選択ボタン6が配されている。
【0011】 さらに、この透明パネル3の下部には、コイン投入口7及び返却レバー8等が 配された操作部9が設けられ、また商品表示部4の下方には取り出し口10及び 釣銭取り出し口11がそれぞれ設けられている。
【0012】 一方、この本体1の底部1aの4隅には調整用脚12が取り付けられており、 この調整用脚12には、図3に示すように害虫よけスプレー等に使われ、例えば 害虫の嫌がる臭いを発する忌避剤を練り込んだ樹脂にて形成されたパイプ13が 装着されるようになっている。
【0013】 そして、このように地面から這い上がってくる害虫が必ず通る調整用脚12に 忌避剤を含んだパイプ13を設けることにより、害虫が調整用脚12に近づくの を防ぎ、これにより害虫が本体1内部に侵入するのを防ぐことができるようにな っている。また、害虫が調整用脚12に近づいて這い上がろうとする場合でも、 害虫はその臭い等により本体1の底部2まで到達することなく途中で引き返すよ うになり、本体1内部に侵入することがないようになっている。
【0014】 なお、害虫が本体1内部に侵入するのを防ぐため、忌避剤を練り込んだ樹脂( 以下忌避剤含有樹脂という)を調整用脚12と、本体1の設置面との間に介在さ せることも考えられるが、このように忌避剤含有樹脂を調整用脚12と設置面と の間に介在させるようにした場合、例えば本体1をずらしたりした場合には調整 用脚12から樹脂がずれることがある。
【0015】 そして、このように忌避剤含有樹脂がずれると、害虫の侵入を防ぐことができ ないようになる。また、調整用脚12と設置面との間に忌避剤含有樹脂が介在す ると、本体1が不安定な状態で設置されるようになる。
【0016】 これに反し、本考案のように調整用脚12にパイプ13を装着するようにする と、本体1をずらす場合でも、パイプ13は本体1と一体となって移動するよう になり、また本体1が不安定な状態で設置されることもない。
【0017】 ところで、これまでの説明においては、パイプ13を調整用脚12に装着する 場合について述べたが、本考案はこれに限らず通常の固定式の脚に装着するもの としてもよいのは当然である。また、パイプ13を忌避剤含有樹脂にて形成する ものとして述べてきたが、殺害虫スプレー等に使われる殺害虫剤を練り込んだ樹 脂(以下殺害虫剤含有樹脂という)にて形成するようにしてもよい。
【0018】 そして、このように殺害虫剤含有樹脂にて形成されたパイプ13を調整用脚1 2に装着することにより、地面から這い上がってこのパイプ13を通過する害虫 を殺すことができる。なお、このパイプ13を通過する距離が長いほど、害虫は 確実に死ぬようになるので、例えば、図4に示すようにパイプ13に鍔部14を 形成して害虫の移動距離を長くするようにすればより殺害虫効果が上がるように なる。
【0019】 なお、本考案のように脚を利用する他の忌避装置として、例えば調整用脚に一 対の電極を上下方向に複数組取り付け、這い上がってくる害虫をこの一対の電極 のうちのいずれかにより感電させるようにすることも考えられる。
【0020】 しかし、このような忌避装置では、感電させることのできる虫は一対の電極に 同時に触れることのできる大きさの虫、例えばゴキブリ等の大きな虫であり、蟻 等の小さな虫は感電させることができないという不具合があった。また、電極を 用いるようにした場合には、清掃等により電極に水がかかると電源部がショート したり、電源としてバッテリーを使用した場合には、所定期間毎に充電動作が必 要となり、手間もかかるという不具合もあった。
【0021】 然るに、本考案の忌避装置は、害虫の大きさに拘らず忌避することができると 共に、電源を必要としないので電源部のショートや充電動作等を心配することも なく、また構造も簡単であることから、従来の脚を利用した他の忌避装置に比べ ても優れたものであると言える。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、地上から這い上がってくる害虫が必ず通過する 本体の複数の脚に害虫を近付けない忌避剤若しくは殺害虫剤を練り込んだ樹脂に て形成されるパイプを装着して害虫を忌避するようにしたので、簡単な構造が簡 単であり、しかも確実に害虫を忌避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る自動販売機の正面図。
【図2】上記自動販売機の側面図。
【図3】上記自動販売機の底部の拡大側面断面図。
【図4】本考案の他の実施例に係る自動販売機の底部の
拡大側面断面図。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 12 調整用脚 13 パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体底部に複数の脚が取り付けられてい
    る自動販売機において、 害虫を近付けない忌避剤若しくは殺害虫剤を練り込んだ
    樹脂にて形成されるパイプを前記複数の脚に装着したこ
    とを特徴とする自動販売機の害虫忌避装置。
JP6767693U 1993-11-26 1993-11-26 自動販売機の害虫忌避装置 Pending JPH0736273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6767693U JPH0736273U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 自動販売機の害虫忌避装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6767693U JPH0736273U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 自動販売機の害虫忌避装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736273U true JPH0736273U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13351845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6767693U Pending JPH0736273U (ja) 1993-11-26 1993-11-26 自動販売機の害虫忌避装置

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JP (1) JPH0736273U (ja)

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