JPH073565U - 万能洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風呂などカベ状のものを洗うのに都合のよい
万能洗浄機 【構成】 ローラーを２つ付、水と石けん水を送り込
み、モーターで上下させて洗浄する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は四角い風呂や土間、廊下、カベ、ガラス窓などの面を洗浄するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

風呂はタワシで洗い、床はぞうきんやモップで洗浄していた。現在ビニールシ ートなどの床は掃除機でなされているが、掃除した後、ワックスをかけるくらい で、やはり吸入式のままである。ときに車の窓などの洗浄にブラシの中に石けん 水を入れ、それで洗い、水をかけてくれるところも出てきた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

まず風呂掃除をかんがえてみても、先の石けん水ブラシを使ったとしても手で せねばならず、かなりの重労働である。窓ふきとなるとなおさらであろう。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

つい立てに横筒がつき２つのローラーには一方が水、他方が石けん水が出て、 それが風呂の長方形の対面する２つの面に当るようにし、モーターで上下させる と、一方か水液、他方が石けん洗浄となる。ある瞬間でひっくり返すと、大方洗 浄されるであろう。風呂の場合は水は水道からかけてもよいから、両方のローラ ーとも石けん水用にしておいてもよかろう。

【０００５】

【考案の実施例】

図によって説明すると、頭の部分に水容器１、モーター２、石けん水容器３が のっており、握り４の部分か両方にあり、円管状手４でつながっている・２つの 容器の差し込み口には多数の穴開きニクロム線の束５があり、そのニクロム線は それぞれ下におりて足６の部で左は左、右は右にわかれ、スポンジ製などのロー ラー内部に行きつく。ローラー内部の芯７には無数の穴をあけ、スポンジに溶液 を吸い込ませるよう工夫する。他方モーターはニクロム線と同じ管にベルトを出 さず、図２のごとく、一方を固定して他方を巻き上げる方式を取ると、両手は同 時に持ち上がるし、ストッパーで止めて、巻きもどしをすると下方に下がる。な お手にはバネ８が入っておりローラー７を強く押したり、さらに伸びて風呂の長 方形の長面も掃除できるようにしておく。さらに背骨９にも高さ調節ができるよ うにしておく。これは伸び縮み釣りざお形式でよかろう。背骨の下には支えとし て吸盤とその中にキャスター４個ほどを車式に入れておく。しかも吸盤は手元で 開けれる鉄線をつけておくと便利である。さて、図や利用法は終わったが、使用 法は、容器にそれぞれ溶液を入れ、モーターのスイッチを押すと、作動する。途 中でストップさせ、吸盤を上げキャスターで回転させると、石けん洗いから水洗 いにかわる。

【０００６】

【考案の効果】

以上、風呂掃除を述べたが、人手がいらず、キャスターを回すくらいで、カベ は洗浄できる。背骨をいくらでも伸ばせば、ガラス窓の２〜３階までも洗浄でき よう。

【図面の簡単な説明】

【図１】この洗浄機による風呂掃除の全体像。

【図２】モーターと手を上下させる仕組み。

【図３】ローラーと芯と穴あきニクロム線。

【図４】風呂の底を洗うところ。

【符号の説明】

１ 水容器 ２ モーター ３ 石けん水容器 ４ 握り ５ 穴あきニクロム線 ６ 足 ７ ローラー ８ バネ ９ 背骨 １０ 高さ調節機 １１ 吸盤 １２ キャスター １３ ローラーの芯 １４ 吸盤上げ １５ 長さ調節機 １６ 芯の小孔 １７ ベルト １８ 固定点 １９ ベアリング

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ２個のローラー式洗浄機を一本の横筒棒
   の両端に付け、それが直角につながっており、モーター
   によって２つのローラーと横筒棒が上下する万能洗浄
   機。しかも、中心棒の上に、水と石けん水の入れ口と保
   持装置がついて、多数のニクロム線状で小孔のあいた管
   からローラーに注入する仕掛けにしたものである。