JPH0734817A - 内燃機関の弁棒の封止装置 - Google Patents

内燃機関の弁棒の封止装置

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JPH0734817A
JPH0734817A JP6145645A JP14564594A JPH0734817A JP H0734817 A JPH0734817 A JP H0734817A JP 6145645 A JP6145645 A JP 6145645A JP 14564594 A JP14564594 A JP 14564594A JP H0734817 A JPH0734817 A JP H0734817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
valve
cam
pressure
internal combustion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6145645A
Other languages
English (en)
Inventor
Stephane Venturi
ヴェンテュリ ステファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Original Assignee
IFP Energies Nouvelles IFPEN
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0734817A publication Critical patent/JPH0734817A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L3/00Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
    • F01L3/08Valves guides; Sealing of valve stem, e.g. sealing by lubricant

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内燃機関の弁棒部封止装置に関し、カム室の
方向への燃料の漏洩をより確実に防止する装置を提供す
る。 【構成】 気化混合物を弁5によって開閉される燃焼室1
に供給するための供給路2に一端を、カム室4に他端を連
結するパイプ10を含む。逆流疎止疎止弁11がパイプ10を
2つの室12、13に分割するためにパイプ10の内に設けら
れる。第1の室12はカム室4につながり、供給路2と第2
の室13とを支配する圧力P2よりも高いか、これと等し
い圧力P1をもつ圧力貯溜室を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少くとも1つの気筒をも
ち、供給路を経由して該気筒の燃焼室に圧力をかけた気
化混合気を供給するようになっていて、該燃焼室を開閉
する弁の動きをカムによって制御するようになっている
内燃機関に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は供給路から1つ又
は複数のカムを収納するカム室に対する燃料の漏洩を防
ぐための弁棒に対する封止装置に関する。
【0003】カム室の汚染とカム室内に含まれる油の劣
化に特に影響する、このような漏洩を防ごうとするもの
である。
【0004】
【従来の技術と問題点】弁棒の回りのジョイント部に対
して、例えば弁棒を案内する案内部材上に封止材を配す
ることによって弁棒を封止することは周知である。
【0005】このようなジョイント部材は弁の動作と、
温度とによって老朽し、摩滅し易いので、その封止の目
的は或る期間使用した後ではもはや果たされなくなる
か、又は低下する。
【0006】本発明は上記の封止問題に対する解決策を
提供するものである。
【0007】
【問題を解決する手段】弁棒の変位と封止とを同時にジ
ョイント部材によって行うことに問題があるので、従来
の封止材に代わる封止装置を代替として用意するか追加
すれば問題が簡単になる。
【0008】封止装置としては逆圧力を使用するものが
考えられる。
【0009】弁の実際の動作を助けるために逆圧力又は
附加的な圧力を使うことは周知である。例えばUS-1,36
1,109号又はFR-2,641,336号の特許の明細書は2つの室
の間の圧力差に基づく弁変位補助装置を開示している。
【0010】この逆圧力を異なる目的に使い、2つの室
の間を封止する目的を果たすことを一義的に考えること
ができる。これに対して弁の変位はカム又はこれに準ず
る手段によって行えばよい。変位と封止という2つの機
能は相互に妨害し合うことはない。何故ならば、変位は
機械的手段によって行われるのに対して、封止は異なる
物理的性質をもつ気体力学的手段によって得られるから
である。
【0011】この考え方に基づくシステムは簡単で、具
体化し易く、従って信頼性が高い。
【0012】このシステムでは従来の混合気導入システ
ムの主要構成要素に特別の変化を加える必要はない。即
ち弁(弁座)、弁棒、混合気供給路、カム、カム室等に
は変更は加えない。それらの個々の機能は今まで知ら
れ、証明されて来たものと変わらないままである。
【0013】
【発明の概要】本発明の目的は燃焼室への燃焼の噴射に
関する1つの機能を特に改善することである。
【0014】本発明の目的は、少くとも1つの気筒を有
する内燃機関のカム室に収納されるカムによって制御さ
れる弁棒に対する封止装置である。
【0015】本発明によれば、この封止装置は気化混合
物を弁によって開閉される燃焼室に供給するための供給
路と、カム室との間を連結するパイプと、該パイプを2
つの室に分割するための逆流疎止弁とを含む。この2つ
の室の一方は、カム室と連結されていて、他方の室およ
びそれが連結されている供給路の圧力P2より大きい
か、それに等しい圧力P1をもつ室を形成する。これに
よってこの封止装置は供給路からカム室への燃料の漏洩
を防ぐようにしてある。
【0016】本発明の1つの実施例では、前記第2の室
は内燃機関の気筒のポンプ クランク室に連結されてい
る。
【0017】別の実施例では、前記第2の室は気筒の外
にあるコンプレッサに連結される。
【0018】本発明の特別の実施例では、供給路が圧縮
気を供給され、又気体燃料供給器を含んでいて、前記弁
が該燃料混合気を燃焼室に散布するための気化噴射器と
して動作する。
【0019】
【実施例】第1図において、参照番号1は燃焼室を示
し、供給路は番号2で、カムは3で、カム室は4で示
す。弁5は燃焼室1側にチューリップ型の端51をもち、
これで吸気口6を閉鎖し、弁座(指示しない)上に支え
られる。弁5はまたチューリップ型の端を有し、案内又
はこれと等価な手段7によって案内されて移動する弁棒
52を含む。弾性反撥手段8が弁5をカム3に対して押す
力を働かせ、チューリップ型の端を弁座に押しつけて、
吸気口6を閉鎖しようとする。反対にカム3は弁5を反
対方向に押して、吸気口6を開けようとする。
【0020】ジョイント部材のような封止部材9を供給
路2とカム室4との間の第1の封止を形成するために例
えば反撥手段8のレベルの所にとりつけることができ
る。圧力によって供給路2を通る流体は例えば空気と燃
料の混合物から成る。燃料が弁棒52の回りに集まり易
く、封止部材9を越えて浸入する傾向がある。
【0021】封止部材9がカム室から供給路2の方向へ
漏洩を防ぐのには有効ではあるが、供給路2からカム室
4の方への漏洩を防ぐのにはあまり効果がないことはよ
く知られている。この後者の機能が本発明がその能率を
上げようとする所のものである。
【0022】このような考察に基づいて、本発明は前述
したように例えば周知の封止部材9に代えることのでき
る、又は、これに加えてもう1つ別の封止装置を提案す
るものである。
【0023】本発明による封止装置は供給路2をカム室
4に連結するパイプ10を含む。一定の圧力差がある時は
流体の通過を許し、その圧力差より少ない圧力差しかな
い時は、流体の通過を疎止するための逆流疎止弁11又は
これに相当する手段もパイプ10の中に設けられる。
【0024】このように逆流疎止弁11はパイプ10を2つ
の室に分割する。第1の室12はカム室4に連結され、第
2の室13は供給路2に通じている。圧力P1が第1の室
12を支配し、圧力P2が第2の室13を支配する。圧力P
2が圧力P1より大きい時弁11は開く。室12はこうして
圧力貯溜室としての役を果たす。
【0025】第1図の実施例では室12は殆ど存在しない
ので、圧力P1はカム室4を支配する圧力であることは
指摘しておかなければならない。
【0026】第2図には室12が明らかに存在する実施例
を示す。
【0027】第1図と第2図の実施例とではパイプ10が
連結される場所が異なる。
【0028】第1図ではパイプ10は吸気口6の近くで燃
焼室1に向かって開かれており、第2図では連結される
部分はもっと上流に位置している。
【0029】線路2は例えばポンプ クランク室の圧力
をもつ流体を伝達することもあるが、その圧力は勿論各
エンジン サイクルの間に変化する。
【0030】逆流疎止弁があるので、P1が各サイクル
の間で得られる最大の圧力になった時だけ、その圧力を
室12とカム室4の空間に貯えることができる。即ち低い
圧力の時は逆止弁が働いてパイプ10を閉じるので該空間
の圧力は直前の高い値に保たれる。この圧力は弁5の弁
棒52のレベルでは吸気口6の近くを支配する圧力P2と
対抗する。そして圧力P2は必然的にP1より低いか大
きくても等しい値までしか達しない。
【0031】弁5は例えば2ストローク エンジンのポ
ンプ クランク室から取込んだ圧縮空気によって燃焼室
1に気化燃料を噴射するために使うこともできる。
【0032】気筒外のコンプレッサから圧縮空気を供給
することも本発明の範囲に含まれる。
【0033】図示していないが、燃料導入装置を備えそ
こから燃料を導入する場合にも使用できる。該装置が供
給路2に対し開かれている時、弁は燃焼室へ燃料を気化
噴射する機能を果たすことができる。
【0034】勿論当業者は容易に上述のものに本発明の
範囲から逸脱することなしに修飾乃至改良を加えた装置
を供給することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による封止装置を含むエンジン
の一部を示す説明図である。
【図2】本発明の他の実施例による封止装置を含むエン
ジンの一部を示す説明図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも1つの気筒をもつ内燃機関のカ
    ム室内にあるカムによって制御される弁棒のための封止
    装置にして、該装置が気化混合物を弁 (5)によって開
    閉される燃焼室(1)に供給するための供給路(2)に一
    端を、カム室(4)に他端を連結されるパイプ(10)
    と、該パイプ(10)を2つの室(12, 13)を分割する逆
    流疎止弁(11)とを含み、第1の室(12)がカム室
    (4)に連結されて、第2の室(13)と該供給路(2)と
    を支配する圧力P2より高いか又はこれと等しい圧力P
    1をもつ圧力貯溜室を形成し、これによって該装置が供
    給路(2)からカム室(4)の方向への燃料の漏洩を防止
    するようになっていることを特徴とする、内燃機関の弁
    棒の封止装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の室(13)が内燃機関の気筒の
    ポンプ クランク室に連結されていることを特徴とす
    る、請求項(1)に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の室(13)が気筒外のコンプレ
    ッサに接続されていることを特徴とする、請求項(1)に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 請求項(1)から(3)までの何れかに記載の
    装置において、前記供給路(2)に圧縮空気が供給さ
    れ、又気体燃料供給器もあって、前記弁(5)が該燃料
    を燃焼室(1)の中に散布するための気化噴射器として
    働作することを特徴とする装置。
JP6145645A 1993-06-07 1994-06-03 内燃機関の弁棒の封止装置 Pending JPH0734817A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR93/06785 1993-06-07
FR9306785A FR2706181B1 (fr) 1993-06-07 1993-06-07 Dispositif d'étanchéité pour queue de soupape d'un moteur à combustion interne.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734817A true JPH0734817A (ja) 1995-02-03

Family

ID=9447821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6145645A Pending JPH0734817A (ja) 1993-06-07 1994-06-03 内燃機関の弁棒の封止装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5398650A (ja)
EP (1) EP0628701B1 (ja)
JP (1) JPH0734817A (ja)
DE (1) DE69401032T2 (ja)
FR (1) FR2706181B1 (ja)

Family Cites Families (7)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE69401032D1 (de) 1997-01-16
EP0628701A1 (fr) 1994-12-14
FR2706181A1 (fr) 1994-12-16
FR2706181B1 (fr) 1995-09-01
DE69401032T2 (de) 1997-04-03
EP0628701B1 (fr) 1996-12-04
US5398650A (en) 1995-03-21

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