JPH0734774Y2 - 給電線支持具のレールへの取付け構造 - Google Patents
給電線支持具のレールへの取付け構造Info
- Publication number
- JPH0734774Y2 JPH0734774Y2 JP1987190006U JP19000687U JPH0734774Y2 JP H0734774 Y2 JPH0734774 Y2 JP H0734774Y2 JP 1987190006 U JP1987190006 U JP 1987190006U JP 19000687 U JP19000687 U JP 19000687U JP H0734774 Y2 JPH0734774 Y2 JP H0734774Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- groove
- support
- feeder support
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、吊り下げ搬送装置（以下、「モノレール」と
称す。）が走行するレールに、このモノレールの給電線
を支持する給電線支持具を取付ける構造に関する。
称す。）が走行するレールに、このモノレールの給電線
を支持する給電線支持具を取付ける構造に関する。
従来技術及びその問題点 従来の給電線支持具は、モノレールの断面Ｉ形のレール
の垂直部分であるウエブにボルトを使用して取付けられ
ていた（特開昭57-131687号公報参照）。
の垂直部分であるウエブにボルトを使用して取付けられ
ていた（特開昭57-131687号公報参照）。
ところが、このような取付け構造であると、ウエブにボ
ルト貫通穴を形成するとともに、給電線支持具には雌ね
じインサートを埋め込む必要があり、加工費用が高くな
るとともに、組立に手間を要する問題点があった。
ルト貫通穴を形成するとともに、給電線支持具には雌ね
じインサートを埋め込む必要があり、加工費用が高くな
るとともに、組立に手間を要する問題点があった。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、給電線支持具とレールの何れか一方に該レー
ルの長手方向と平行の突条が上下に形成され、他方に前
記突条が係合する溝が上下に形成されており、前記レー
ルに形成された前記突条又は溝は前記レールの全長に渡
って形成され、前記給電線支持具の上部に形成された前
記溝又は突条は、該給電線支持具の最上部に給電線側か
ら前記レール側に延びて上下方向に屈撓可能に形成した
舌片に設けられていることを特徴とする給電支持具のレ
ールへの取付け構造により、前記の問題点を解決したも
のである。
ルの長手方向と平行の突条が上下に形成され、他方に前
記突条が係合する溝が上下に形成されており、前記レー
ルに形成された前記突条又は溝は前記レールの全長に渡
って形成され、前記給電線支持具の上部に形成された前
記溝又は突条は、該給電線支持具の最上部に給電線側か
ら前記レール側に延びて上下方向に屈撓可能に形成した
舌片に設けられていることを特徴とする給電支持具のレ
ールへの取付け構造により、前記の問題点を解決したも
のである。
レールへの給電線支持具の取付けは、給電線支持具とレ
ールの下部における突条と溝を係合させ、上記の舌片を
撓ませて突条と溝を係合させて行う。また、取外しは、
外部から舌片を押して撓ませ、前記係合を外して行う。
ールの下部における突条と溝を係合させ、上記の舌片を
撓ませて突条と溝を係合させて行う。また、取外しは、
外部から舌片を押して撓ませ、前記係合を外して行う。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は第１実施例の取付け機構Ａを示し、モノレール
（図示省略）が走行する断面Ｉ形のレール10のウエブ11
には、このレール10の長手方向に平行な断面Ｌ字状の上
下の突条12,12が、先端が向き合うようにして、レール1
0の全長に渡って形成されている。このレールは一般に
アルミの引き抜き成形によって製作される。
（図示省略）が走行する断面Ｉ形のレール10のウエブ11
には、このレール10の長手方向に平行な断面Ｌ字状の上
下の突条12,12が、先端が向き合うようにして、レール1
0の全長に渡って形成されている。このレールは一般に
アルミの引き抜き成形によって製作される。
給電線支持具20は、ある程度の長さ有する直方体をして
おり、第１図において左側面に給電線21を収納した断面
横向きＵ字状をした絶縁樋22を係止するための弾性爪23
が形成されている。また、右側部の上下部には、前記突
条12,12と係合する溝24,24が上下に形成してある。そし
て、前記給電線支持具20の上部に形成された前記溝24
は、該給電線支持具の最上部に給電線側から前記レール
側に延びて上下方向に屈撓可能に形成した舌片25に設け
られている。
おり、第１図において左側面に給電線21を収納した断面
横向きＵ字状をした絶縁樋22を係止するための弾性爪23
が形成されている。また、右側部の上下部には、前記突
条12,12と係合する溝24,24が上下に形成してある。そし
て、前記給電線支持具20の上部に形成された前記溝24
は、該給電線支持具の最上部に給電線側から前記レール
側に延びて上下方向に屈撓可能に形成した舌片25に設け
られている。
下部の溝24近くと、舌片25の先端には取付けを容易にす
るための円弧部24a,25aがそれぞれ形成してある。この
給電線支持具20は樹脂成形により製作される。
るための円弧部24a,25aがそれぞれ形成してある。この
給電線支持具20は樹脂成形により製作される。
前記給電線21には、モノレールの集電子（図示省略）の
先端が摺動接触するようになっている。
先端が摺動接触するようになっている。
このような給電線支持具20をレール10に取付けるには、
まず下側の突条12に下部の溝24を係合させた後、給電線
支持具20の上部をレール10の方に押し、舌片25を先端の
円弧部25aにより下方に撓ませ、突条12に最上部の溝24
を係合させて行う。
まず下側の突条12に下部の溝24を係合させた後、給電線
支持具20の上部をレール10の方に押し、舌片25を先端の
円弧部25aにより下方に撓ませ、突条12に最上部の溝24
を係合させて行う。
また、取外しは、舌片25を外部から押して下方に撓ま
せ、溝24を突条12から外して行う。舌片25は、給電線支
持具20の最上部にレールの突条12から給電線21側まで延
びるように形成されているので、取り外す場合は、舌片
25を外部から押して撓ませばよい。
せ、溝24を突条12から外して行う。舌片25は、給電線支
持具20の最上部にレールの突条12から給電線21側まで延
びるように形成されているので、取り外す場合は、舌片
25を外部から押して撓ませばよい。
次に、第２図は、第２実施例の取付機構Ｂを示し、レー
ル10に溝34が、給電線支持具30の上下部に突条32,32が
夫々形成され、最上部の突条32は上下方向に撓む舌片35
に設けられており、取付け、取外しは、第１実施例の給
電線支持具20と同様に行われる。
ル10に溝34が、給電線支持具30の上下部に突条32,32が
夫々形成され、最上部の突条32は上下方向に撓む舌片35
に設けられており、取付け、取外しは、第１実施例の給
電線支持具20と同様に行われる。
この場合、溝34がレール10の全長に渡って形成されてい
る。
る。
この舌片35は、給電線支持具30の最上部に、給電線側か
ら前記レール側に延びるように形成されていることによ
り、取り外しが容易になっている。
ら前記レール側に延びるように形成されていることによ
り、取り外しが容易になっている。
以上の実施例によると、レール10上に一体的に成形した
突条12又は溝34に、給電線支持具20,30上に一体形成し
た溝24又は突条32を係合させてレール10に給電線支持具
20,30を取付けるので、予め、レール10や給電線支持具2
0,30に取付け用のボルトの穴加工や雌ねじ加工をしてお
く必要がなく、且つ、取付け、取外しが容易になる。
突条12又は溝34に、給電線支持具20,30上に一体形成し
た溝24又は突条32を係合させてレール10に給電線支持具
20,30を取付けるので、予め、レール10や給電線支持具2
0,30に取付け用のボルトの穴加工や雌ねじ加工をしてお
く必要がなく、且つ、取付け、取外しが容易になる。
考案の効果 以上のように、本考案の給電線支持具のレールへの取付
け構造によると、製作コストが削減できるとともに、レ
ールへの給電線支持具の取付け、取外しを容易に行うこ
とができる効果がある。そして、取付け位置にも全く制
限をうけない利点がある。
け構造によると、製作コストが削減できるとともに、レ
ールへの給電線支持具の取付け、取外しを容易に行うこ
とができる効果がある。そして、取付け位置にも全く制
限をうけない利点がある。
第１図は本考案の第１実施例の、第２図は本考案の第２
実施例の、いずれもレールの長手方向と直角にとった断
面図である。 A,B……取付け構造 10……レール 12,32……突条 20,30……給電線支持具 24,34……溝 25,35……舌片
実施例の、いずれもレールの長手方向と直角にとった断
面図である。 A,B……取付け構造 10……レール 12,32……突条 20,30……給電線支持具 24,34……溝 25,35……舌片
Claims (1)
- 【請求項１】給電線支持具とレールの何れか一方に該レ
ールの長手方向と平行の突条が上下に形成され、 他方に前記突条が係合する溝が上下に形成されており、 前記レールに形成された前記突条又は溝は前記レールの
全長に渡って形成され、 前記給電線支持具の上部に形成された前記溝又は突条
は、該給電線支持具の最上部に給電線側から前記レール
側に延びて上下方向に屈撓可能に形成した舌片に設けら
れていることを特徴とする、 給電線支持具のレールへの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987190006U JPH0734774Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 給電線支持具のレールへの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987190006U JPH0734774Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 給電線支持具のレールへの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0194170U JPH0194170U (ja) | 1989-06-21 |
| JPH0734774Y2 true JPH0734774Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31481009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987190006U Expired - Lifetime JPH0734774Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 給電線支持具のレールへの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734774Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5515465U (ja) * | 1978-07-18 | 1980-01-31 |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP1987190006U patent/JPH0734774Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0194170U (ja) | 1989-06-21 |
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