JPH073463U - シャッター式風呂蓋 - Google Patents

シャッター式風呂蓋

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Publication number
JPH073463U
JPH073463U JP3430393U JP3430393U JPH073463U JP H073463 U JPH073463 U JP H073463U JP 3430393 U JP3430393 U JP 3430393U JP 3430393 U JP3430393 U JP 3430393U JP H073463 U JPH073463 U JP H073463U
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JP
Japan
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bath lid
hollow rod
shaped
magnet
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3430393U
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English (en)
Inventor
勝徳 榊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Kako KK
Original Assignee
Eidai Kako KK
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Publication date
Application filed by Eidai Kako KK filed Critical Eidai Kako KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 巻き込み可能なシャッター式風呂蓋におい
て、その両端の中空棒状体と、風呂蓋を一端から巻き込
んだときにその端部中空棒状体が重なり合う対応位置の
中間部の1ないし複数本の中空棒状体とに、相互に吸着
可能に2つの永久磁石または磁石と磁性体とを設ける。 【効果】 風呂蓋を巻き込んだとき、その巻き終り側の
遊端が磁力吸着されて開き勝手になるのが防止される。
従って、巻き姿がほどけることがなく、床面等に立てか
けて収納した場合に不意に倒れることがないし、取扱い
にも便利である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は風呂蓋、とくに巻き込み自在とした所謂シャッター式の風呂蓋に関 する。
【0002】
【従来の技術と問題点】
この種の風呂蓋は、多数本の硬質合成樹脂製の中空棒状体が軟質合成樹脂製の 折曲自在な連結部を介して並列状に連結され、一端から巻き込み可能に構成され ている(例えば実公昭61−44711号、実公昭61−44712号、実公昭 61−44714号公報等)。
【0003】 そして入浴時等において風呂蓋を使用しないときは、これを一端からスパイラ ル状に巻き込み、浴室の洗い場や浴槽の周縁隅部等に立てかけて収納しておくこ とが多い。
【0004】 ところが、従来のこの種の風呂蓋にあっては、上記収納時に巻き終りの遊端側 の端部が外方に開き勝手になる傾向を有し、巻き込み状態を安定的に保持できず 、外観等が悪いものとなるのみならず、取扱いにも厄介を生じ、更には上記巻き 込み形状の不安定さのために重心バランスがくずれて収納中の風呂蓋が不本意に 倒れることがあるというような難点があった。
【0005】 このため、従来、収納時の風呂蓋の倒れ防止をはかる手段として、風呂蓋を立 てかけて収納する浴室の隅部壁面に、かぎ型の保持枠を取付けたり、保持紐を取 付けて、これらに巻き込み状態の風呂蓋を周りから抱持せしめたり、あるいは縛 りつけるものとする提案がなされている。しかしこれらの手段によるときは、い ずれも脱着操作が面倒であるのはもとより、保持枠や保持紐が浴室内で邪魔にな り、室内美感の点からも好ましくない。
【0006】 この考案は、上記のような問題に鑑み、風呂蓋を巻き込んだときに、その巻き 込み姿を自動的に安定に保ち、従って壁に立てかけて置いても不本意に倒れるお それがなく、かつ展開操作に何ら支障を及ぼすこともなく、取扱いにも至便な風 呂蓋を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、多数本の硬質合成樹脂製の中空棒状体が折曲自在な連結部を介し て並列状に連結され、一端から巻き込み可能に構成されたシャッター式風呂蓋に おいて、少なくとも一端部に位置する中空棒状体と、上記巻き込み時において当 該中空棒状体が重なり合う対応部の1ないし複数本の中空棒状体とに、上記両中 空棒状体どうしを磁力吸着せしめる永久磁石、または永久磁石と磁性体とが取付 けられてなることを特徴とするシャッター式風呂蓋を要旨とする。
【0008】 好ましくは、上記永久磁石は、棒状のボンド磁石によって構成され、風呂蓋の 中空棒状体の中空部内に挿入状態に配設される。この配設は被吸着側に磁性金属 板あるいは金属棒等の磁性体を用いる場合も同様である。更にはまた、磁石及び 磁性体ともに、中空棒状体の底壁部あるいは頂壁部内に埋設するものとして良い 。
【0009】
【作用】
風呂蓋を巻き込んだとき、その巻き終りの遊端部の中空棒状体が、これに対応 して位置するその内側の中空棒状体の下面に永久磁石または該磁石と磁性体との 磁力作用で吸着され、巻き端が外側に開くのが防止される。従って、巻き込み状 態が安定に保持される。
【0010】
【実施例】
図1〜3に示す実施例において、シャッター式風呂蓋(1)は、多数本の硬質 合成樹脂製中空棒状体(2)が硬質合成樹脂製の折曲自在な連結部(3)を介し て並列状に連結されたものである。
【0011】 上記シャッター式風呂蓋(1)において、その両端に位置する2つの中空棒状 体(2a)(2a)と、任意の一端から風呂蓋を巻き込んだ場合に上記他端の中 空棒状体(2a)が重なり合うことになる中間部の1ないし複数本の中空棒状体 (2b)(2b)(2b)とに、それぞれの中空部内に挿入した形で棒状の永久 磁石(4)(5)が設けられている。この棒状磁石(4)(5)は、端部の中空 棒状体(2a)においてはその頂壁に近接してこれに接着固定され、中間部の棒 状体(2b)においてはその底壁に接近してそれに接着固定されている。
【0012】 従って、上記風呂蓋(1)を任意の一端から巻き込んだ場合、図3に示すよう にその巻き終り側の他端の中空棒状体(2a)が、その内側に重なり合う中間部 の1つの中空棒状体(2b)に、永久磁石(4)(5)の磁力で吸着され、その 遊端側の巻き端が不本意に開くのが防止される。
【0013】 上記永久磁石(4)(5)の材質は何ら限定されるものではなく、焼結磁石を 用いても良いが、コストや接着固定の行い易さ等から、ボンド磁石すなわち磁性 粉末をゴムあるいは合成樹脂に練り込んだゴム磁石ないしプラスチック磁石を用 いるのが好適である。その磁性粉末はフェライト系のもの、例えばBaO・6F e2 3 やSrO・6Fe2 3 を好適に使用しうる。一方、該磁性粉末を練り 込むマトリックス樹脂ないしゴムとしては、塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル 樹脂、ニトリルブチレンゴム、ニトリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、 ナイロン6、ナイロン12、ナイロン6・6、エチレン酢酸ビニル共重合体、P PS、PBT、等を用いることができる。もっとも風呂蓋は水分の多い雰囲気の 中で使用されるものであることから、特に磁石の錆に対する対応処置が求められ る場合、希土類系のSmCo5 系、Sm2 Co17系、Nd−Fe−B系等の磁石 を用いても良い。
【0014】 また、端部の磁石(4)と中間部の磁石(5)は、相互の磁力吸着力を利用す るものであるから、それらのいずれか一方を、鉄板等の金属磁性体に置換しても 良い。この場合、両端部に磁石(4)(4)を用い、中間部のものを帯状あるい は棒状の鉄系材料を用いて構成するのがコスト上有利である。
【0015】 更にまた、実施例では、風呂蓋をいずれの一端から巻き始めても、巻き終りの 他端を吸着せしめるものとするべく、両端の棒状体(2d)(2d)に磁石を( 4)(4)を配置したが、コストを下げるためには一端の中空棒状体(2a)の みに磁石(4)を配設するものとしても良い。同様に、中間部の中空棒状体(2 b)もその特定の1つだけに磁石または磁性体を配置するものとしても良い。
【0016】 また、磁石(4)(5)や磁性体の組付けは、必ずしも上記実施例のように中 空棒状体(2a)(2b)の中空部内に設けなくても、図3に示すように、中空 棒状体の底壁あるいは頂壁内に埋設するものとしても良い。ただ、中空棒状体( 2a)(2b)の外面に接着等により付設することは、この考案において排除さ れるものではないが好ましくない。
【0017】 また、磁石(4)(5)や磁性体は、中空棒状体の長さ方向に部分的に配置す るものとしても良い。
【0018】
【考案の効果】
この考案は上述の次第で、風呂蓋を巻き込んだとき、その巻き終りの遊端部の 中空棒状体が、これに対応して位置するその内側の中空棒状体の下面に永久磁石 または該磁石と磁性体との磁力作用で吸着され、巻き端が外側に開くのが防止さ れるので、該風呂蓋の巻き込み姿を自動的に安定に保ち得る。従って収納時に壁 に立てかけて置いても不本意に倒れるおそれがなく、損傷、人体に対する危険防 止をはかり得ると共に、展開操作も何ら支障なく行うことができることも相俟っ て、取扱いにも至便な風呂蓋を提供しうる。
【0019】 また、請求項2のように磁石等を中空棒状体の中空部内に配設するときは、外 観に悪影響を及ぼすことがないし、請求項3のようにボンド磁石を使用すること によって、それ自体を安価にかつ比較的自由な形状に成形しうることも相俟って 、本案風呂蓋の製作に格別大幅なコスト増大を招くこともない。
【提出日】平成5年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 上記永久磁石(4)(5)の材質は何ら限定されるものではなく、焼結磁石を 用いても良いが、コストや接着固定の行い易さ等から、ボンド磁石すなわち磁性 粉末をゴムあるいは合成樹脂に練り込んだゴム磁石ないしプラスチック磁石を用 いるのが好適である。その磁性粉末はフェライト系のもの、例えばBaO・6F e2 3 やSrO・6Fe2 3 を好適に使用しうる。一方、該磁性粉末を練り 込むマトリックス樹脂ないしゴムとしては、塩化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレ ン樹脂、ニトリルブタジエンゴム、天然ゴム 、クロロスルホン化ポリエチレン、 ナイロン6、ナイロン12、ナイロン6・6、エチレン酢酸ビニル共重合体、P PS、PBT、等を用いることができる。もっとも風呂蓋は水分の多い雰囲気の 中で使用されるものであることから、特に磁石の錆に対する対応処置が求められ る場合、希土類系のSmCo5 系、Sm2 Co17系、Nd−Fe−B系等の磁石 を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る風呂蓋の一部を切欠いて示した斜
視図である。
【図2】風呂蓋の巻き込み途上の状態を示す一部切欠き
正面図である。
【図3】風呂蓋を収納のために巻き込んだ状態の斜視図
である。
【図4】永久磁石の設置状態の変形例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…風呂蓋 2、2a、2b…中空棒状体 3…連結部 4、5…永久磁石

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の硬質合成樹脂製の中空棒状体が
    折曲自在な連結部を介して並列状に連結され、一端から
    巻き込み可能に構成されたシャッター式風呂蓋におい
    て、 少なくとも一端部に位置する中空棒状体と、上記巻き込
    み時において当該中空棒状体が重なり合う対応部の1な
    いし複数本の中空棒状体とに、上記両中空棒状体どうし
    を磁力吸着せしめる永久磁石、または永久磁石と磁性体
    とが取付けられてなることを特徴とするシャッター式風
    呂蓋。
  2. 【請求項2】 永久磁石および磁性体が、いずれも中空
    棒状体の中空部内に挿入配置されてなる請求項1記載の
    シャッター式風呂蓋。
  3. 【請求項3】 永久磁石が棒状のボンド磁石からなる請
    求項2または3記載のシャッター式風呂蓋。
JP3430393U 1993-06-24 1993-06-24 シャッター式風呂蓋 Pending JPH073463U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5050645A (ja) * 1973-08-30 1975-05-07

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5050645A (ja) * 1973-08-30 1975-05-07
JPS604642B2 (ja) * 1973-08-30 1985-02-05 メルラン、ジエラン 配電盤

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