JPH07336736A - 呼処理cpu資源割当方法及びその装置 - Google Patents
呼処理cpu資源割当方法及びその装置Info
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- JPH07336736A JPH07336736A JP12663394A JP12663394A JPH07336736A JP H07336736 A JPH07336736 A JP H07336736A JP 12663394 A JP12663394 A JP 12663394A JP 12663394 A JP12663394 A JP 12663394A JP H07336736 A JPH07336736 A JP H07336736A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチネットワークにおける呼損率を最小化
し得る方法及びその装置を提供する。 【構成】 呼量測定装置CMiにより呼源SBiからの
呼量を測定し、呼処理CPU資源測定装置RSMiによ
りサブネットワークNWi内の呼処理CPU資源の現時
点における加入者系及び各中継系への割当を測定し、呼
損率測定装置CLCiにより前記呼量及び呼処理CPU
資源の割当に基づいてマルチネットワーク全体の平均呼
損率を計算し、該平均呼損率が最小となる各サブネット
ワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び各中継系へ
の割当を算出し、これに従って呼処理CPU資源割当装
置RSAiによりサブネットワーク毎に呼処理CPU資
源の加入者系及び各中継系への割当を行うようになし
た。
し得る方法及びその装置を提供する。 【構成】 呼量測定装置CMiにより呼源SBiからの
呼量を測定し、呼処理CPU資源測定装置RSMiによ
りサブネットワークNWi内の呼処理CPU資源の現時
点における加入者系及び各中継系への割当を測定し、呼
損率測定装置CLCiにより前記呼量及び呼処理CPU
資源の割当に基づいてマルチネットワーク全体の平均呼
損率を計算し、該平均呼損率が最小となる各サブネット
ワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び各中継系へ
の割当を算出し、これに従って呼処理CPU資源割当装
置RSAiによりサブネットワーク毎に呼処理CPU資
源の加入者系及び各中継系への割当を行うようになし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの呼源
を収容したサブネットワークを複数個、相互に接続して
なるマルチネットワークにおいて、呼損率を最小化し得
る方法及びその装置に関するものである。
を収容したサブネットワークを複数個、相互に接続して
なるマルチネットワークにおいて、呼損率を最小化し得
る方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチネットワークにおける呼損率を向
上する方法として、従来、設備故障を含めたトラヒック
変動に対し、(1) 地域輻輳制御装置や加入者輻輳制御装
置によりトラヒック制御を行う方法や、(2) 設備を多重
化する方法があった。
上する方法として、従来、設備故障を含めたトラヒック
変動に対し、(1) 地域輻輳制御装置や加入者輻輳制御装
置によりトラヒック制御を行う方法や、(2) 設備を多重
化する方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では、(1) マルチネットワークに入力される呼を制
限するため、呼損率が増加するという問題があった。ま
た、後者の方法では、(2) マルチネットワークの状態及
びトラヒック特性の長期的な予測を行って設備を建設す
る必要があるが、マルチネットワークの状態及びトラヒ
ック特性の長期的な予測は困難であり、また、(3) 予測
と実際のトラヒック特性との間に差異が生じた場合に設
備建設の誤りを生む結果となり、設備の余剰あるいは不
足を招き、経済的でないという問題があった。
方法では、(1) マルチネットワークに入力される呼を制
限するため、呼損率が増加するという問題があった。ま
た、後者の方法では、(2) マルチネットワークの状態及
びトラヒック特性の長期的な予測を行って設備を建設す
る必要があるが、マルチネットワークの状態及びトラヒ
ック特性の長期的な予測は困難であり、また、(3) 予測
と実際のトラヒック特性との間に差異が生じた場合に設
備建設の誤りを生む結果となり、設備の余剰あるいは不
足を招き、経済的でないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、マルチネットワークに入
力される呼の制限を必要とせず、マルチネットワークに
おける呼損率を最小化し得る方法及びその装置を提供す
ることにある。
力される呼の制限を必要とせず、マルチネットワークに
おける呼損率を最小化し得る方法及びその装置を提供す
ることにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、マルチネット
ワークの状態及びトラヒック特性の長期的な予測を必要
とせず、マルチネットワークにおける呼損率を最小化し
得る方法及びその装置を提供することにある。
ワークの状態及びトラヒック特性の長期的な予測を必要
とせず、マルチネットワークにおける呼損率を最小化し
得る方法及びその装置を提供することにある。
【0006】また、本発明のさらに他の目的は、設備の
余剰や不足を招くことなく、マルチネットワークにおけ
る呼損率を最小化し得る方法及びその装置を提供するこ
とにある。
余剰や不足を招くことなく、マルチネットワークにおけ
る呼損率を最小化し得る方法及びその装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、各サブネットワークが所有する呼処理の
ための設備、即ち少なくとも1個設置される呼処理CP
Uによって処理可能な全呼処理能力(以下、呼処理CP
U資源と称す。)のうち、加入者系へ配分する割当及び
各中継系へ配分する割当を、各サブネットワークに収容
される少なくとも1つの呼源で発生する呼、各サブネッ
トワークの状態及びサブネットワーク数の変化に応じて
動的に変更することにより、マルチネットワークにおけ
る呼損率を最小化するようになした。
達成するため、各サブネットワークが所有する呼処理の
ための設備、即ち少なくとも1個設置される呼処理CP
Uによって処理可能な全呼処理能力(以下、呼処理CP
U資源と称す。)のうち、加入者系へ配分する割当及び
各中継系へ配分する割当を、各サブネットワークに収容
される少なくとも1つの呼源で発生する呼、各サブネッ
トワークの状態及びサブネットワーク数の変化に応じて
動的に変更することにより、マルチネットワークにおけ
る呼損率を最小化するようになした。
【0008】なお、前述した呼処理CPU資源の割当
は、複数の呼処理CPUのうちの何個を加入者系へ割り
当て、何個を中継系のそれぞれへ割り当てるという、ハ
ードウェア量的な割当によって行う場合と、呼処理CP
Uを加入者系の呼処理CPUとして用いる時間の単位時
間当たりに占める割合と、中継系のそれぞれの呼処理C
PUとして用いる時間の単位時間当たりに占める割合と
いう、時間(タイムシェアリング)的な割当によって行
う場合と、これらを組み合わせた場合との3通りのやり
方があり、本発明はこれらのいずれの場合も含むものと
する。
は、複数の呼処理CPUのうちの何個を加入者系へ割り
当て、何個を中継系のそれぞれへ割り当てるという、ハ
ードウェア量的な割当によって行う場合と、呼処理CP
Uを加入者系の呼処理CPUとして用いる時間の単位時
間当たりに占める割合と、中継系のそれぞれの呼処理C
PUとして用いる時間の単位時間当たりに占める割合と
いう、時間(タイムシェアリング)的な割当によって行
う場合と、これらを組み合わせた場合との3通りのやり
方があり、本発明はこれらのいずれの場合も含むものと
する。
【0009】具体的には、本発明では、マルチネットワ
ークを構成する複数の各サブネットワーク内の呼処理C
PU資源の加入者系及び各中継系への割当を、各サブネ
ットワークに収容される少なくとも1つの呼源で発生す
る呼、各サブネットワークの状態及びサブネットワーク
数の変化に応じて決定する呼処理CPU資源割当方法に
おいて、各呼源からの呼の生起率及び平均保留時間を測
定し、各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の現時
点における加入者系及び各中継系への割当を測定し、前
記呼の生起率及び平均保留時間、呼処理CPU資源の割
当に基づいてマルチネットワーク全体の平均呼損率を計
算し、マルチネットワーク全体の平均呼損率が最小とな
る各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系
及び各中継系への割当を算出し、該算出した各サブネッ
トワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び各中継系
への割当に従って、サブネットワーク毎に呼処理CPU
資源の加入者系及び各中継系への割当を行うようになし
た。
ークを構成する複数の各サブネットワーク内の呼処理C
PU資源の加入者系及び各中継系への割当を、各サブネ
ットワークに収容される少なくとも1つの呼源で発生す
る呼、各サブネットワークの状態及びサブネットワーク
数の変化に応じて決定する呼処理CPU資源割当方法に
おいて、各呼源からの呼の生起率及び平均保留時間を測
定し、各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の現時
点における加入者系及び各中継系への割当を測定し、前
記呼の生起率及び平均保留時間、呼処理CPU資源の割
当に基づいてマルチネットワーク全体の平均呼損率を計
算し、マルチネットワーク全体の平均呼損率が最小とな
る各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系
及び各中継系への割当を算出し、該算出した各サブネッ
トワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び各中継系
への割当に従って、サブネットワーク毎に呼処理CPU
資源の加入者系及び各中継系への割当を行うようになし
た。
【0010】また、本発明では、マルチネットワークを
構成する複数の各サブネットワーク内の呼処理CPU資
源の加入者系及び各中継系への割当を、各サブネットワ
ークに収容される少なくとも1つの呼源で発生する呼、
各サブネットワークの状態及びサブネットワーク数の変
化に応じて決定する呼処理CPU資源割当装置におい
て、各呼源毎に、呼の生起率及び平均保留時間を測定す
る呼量測定装置を設け、各サブネットワーク毎に、呼処
理CPU資源の現時点における加入者系及び各中継系へ
の割当を測定する呼処理CPU資源測定装置と、前記呼
の生起率及び平均保留時間、呼処理CPU資源の割当に
基づいてマルチネットワーク全体の平均呼損率を計算
し、マルチネットワーク全体の平均呼損率が最小となる
各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及
び各中継系への割当を算出する呼損率計算装置と、該算
出された各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加
入者系及び各中継系への割当に従って、呼処理CPU資
源の加入者系及び各中継系への割当を行う呼処理CPU
資源割当装置とを設けた。
構成する複数の各サブネットワーク内の呼処理CPU資
源の加入者系及び各中継系への割当を、各サブネットワ
ークに収容される少なくとも1つの呼源で発生する呼、
各サブネットワークの状態及びサブネットワーク数の変
化に応じて決定する呼処理CPU資源割当装置におい
て、各呼源毎に、呼の生起率及び平均保留時間を測定す
る呼量測定装置を設け、各サブネットワーク毎に、呼処
理CPU資源の現時点における加入者系及び各中継系へ
の割当を測定する呼処理CPU資源測定装置と、前記呼
の生起率及び平均保留時間、呼処理CPU資源の割当に
基づいてマルチネットワーク全体の平均呼損率を計算
し、マルチネットワーク全体の平均呼損率が最小となる
各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及
び各中継系への割当を算出する呼損率計算装置と、該算
出された各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加
入者系及び各中継系への割当に従って、呼処理CPU資
源の加入者系及び各中継系への割当を行う呼処理CPU
資源割当装置とを設けた。
【0011】
【作用】本発明方法によれば、各呼源で発生する呼の生
起率及び平均保留時間が測定され、呼処理CPU資源の
現時点における加入者系及び各中継系への割当が測定さ
れ、マルチネットワーク全体の平均呼損率が計算され、
これを最小とする呼処理CPU資源の割当が算出され、
各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及
び各中継系への割当が行われる。
起率及び平均保留時間が測定され、呼処理CPU資源の
現時点における加入者系及び各中継系への割当が測定さ
れ、マルチネットワーク全体の平均呼損率が計算され、
これを最小とする呼処理CPU資源の割当が算出され、
各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及
び各中継系への割当が行われる。
【0012】また、本発明装置によれば、各呼量測定装
置により各呼源で発生する呼の生起率及び平均保留時間
が測定され、呼処理CPU資源測定装置により呼処理C
PU資源の現時点における加入者系及び各中継系への割
当が測定され、呼損率計算装置によりマルチネットワー
ク全体の平均呼損率が計算され、これを最小とする呼処
理CPU資源の割当が算出され、呼処理CPU資源割当
装置により各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の
加入者系及び各中継系への割当が行われる。
置により各呼源で発生する呼の生起率及び平均保留時間
が測定され、呼処理CPU資源測定装置により呼処理C
PU資源の現時点における加入者系及び各中継系への割
当が測定され、呼損率計算装置によりマルチネットワー
ク全体の平均呼損率が計算され、これを最小とする呼処
理CPU資源の割当が算出され、呼処理CPU資源割当
装置により各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の
加入者系及び各中継系への割当が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は本発明の呼処理CPU資源割当方法
の概要を示すもので、ここではメッシュ状態に接続され
た3つのサブネットワークからなるマルチネットワーク
の例を示す。図中、NW1,NW2,NW3はサブネッ
トワーク、SB1,SB2,SB3は呼源、LRS1,
LRS2,LRS3は加入者系呼処理CPU資源(リソ
ース)、TRS12,TRS13,TRS21,TRS23,T
RS31,TRS32は中継系呼処理CPU資源(リソー
ス)である。
の概要を示すもので、ここではメッシュ状態に接続され
た3つのサブネットワークからなるマルチネットワーク
の例を示す。図中、NW1,NW2,NW3はサブネッ
トワーク、SB1,SB2,SB3は呼源、LRS1,
LRS2,LRS3は加入者系呼処理CPU資源(リソ
ース)、TRS12,TRS13,TRS21,TRS23,T
RS31,TRS32は中継系呼処理CPU資源(リソー
ス)である。
【0015】前記加入者系リソースLRS1〜LRS3
は、それぞれ各サブネットワークNW1〜NW3内の呼
処理CPU資源のうち加入者系へ配分された割当のこと
であり、それぞれ各サブネットワークNW1〜NW3に
収容された呼源SB1〜SB3に対する呼処理を行う。
は、それぞれ各サブネットワークNW1〜NW3内の呼
処理CPU資源のうち加入者系へ配分された割当のこと
であり、それぞれ各サブネットワークNW1〜NW3に
収容された呼源SB1〜SB3に対する呼処理を行う。
【0016】また、前記中継系リソースTRS12及びT
RS13はサブネットワークNW1内の呼処理CPU資源
のうち中継系へ配分された割当のことであり、それぞれ
サブネットワークNW2及びNW3に対する呼処理を行
う。また、中継系リソースTRS21及びTRS23はサブ
ネットワークNW2内の呼処理CPU資源のうち中継系
へ配分された割当のことであり、それぞれサブネットワ
ークNW1及びNW3に対する呼処理を行う。また、中
継系リソースTRS31及びTRS32はサブネットワーク
NW3内の呼処理CPU資源のうち中継系へ配分された
割当のことであり、それぞれサブネットワークNW1及
びNW2に対する呼処理を行う。
RS13はサブネットワークNW1内の呼処理CPU資源
のうち中継系へ配分された割当のことであり、それぞれ
サブネットワークNW2及びNW3に対する呼処理を行
う。また、中継系リソースTRS21及びTRS23はサブ
ネットワークNW2内の呼処理CPU資源のうち中継系
へ配分された割当のことであり、それぞれサブネットワ
ークNW1及びNW3に対する呼処理を行う。また、中
継系リソースTRS31及びTRS32はサブネットワーク
NW3内の呼処理CPU資源のうち中継系へ配分された
割当のことであり、それぞれサブネットワークNW1及
びNW2に対する呼処理を行う。
【0017】図2はサブネットワーク内の詳細を示すも
ので、ここではN個のサブネットワークのうちのi番目
及びj番目のサブネットワークについて示す。即ち、図
中、NWi,NWjはサブネットワーク、SBi,SB
jは呼源、RSi,RSjは呼処理CPU資源、LRS
i,LRSjは加入者系リソース、TRSi1,……TR
Sij,……及びTRSj1,……TRSji,……は中継系
リソース、CMi,CMjは呼量測定装置、RSMi,
RSMjは呼処理CPU資源測定装置、CLCi,CL
Cjは呼損率計算装置、RSAi,RSAjは呼処理C
PU資源割当装置である。
ので、ここではN個のサブネットワークのうちのi番目
及びj番目のサブネットワークについて示す。即ち、図
中、NWi,NWjはサブネットワーク、SBi,SB
jは呼源、RSi,RSjは呼処理CPU資源、LRS
i,LRSjは加入者系リソース、TRSi1,……TR
Sij,……及びTRSj1,……TRSji,……は中継系
リソース、CMi,CMjは呼量測定装置、RSMi,
RSMjは呼処理CPU資源測定装置、CLCi,CL
Cjは呼損率計算装置、RSAi,RSAjは呼処理C
PU資源割当装置である。
【0018】呼処理CPU資源RSi,RSjは、それ
ぞれサブネットワークNWi,NWjが所有する呼処理
CPUによって処理可能な全呼処理能力を表している。
また、加入者系リソースLRSi,LRSjは、それぞ
れ前記呼処理CPU資源RSi,RSjのうち加入者系
へ配分された割当を表している。また、中継系リソース
TRSi1,……TRSij,……及びTRSj1,……TR
Sji,……は、それぞれ前記呼処理CPU資源RSi,
RSjのうち各中継系へ配分された割当を表している
(なお、符号中の2桁の数字のうち、1桁目は該当サブ
ネットワークの番号を、2桁目は呼処理を行う中継先の
サブネットワークの番号を表している。)。
ぞれサブネットワークNWi,NWjが所有する呼処理
CPUによって処理可能な全呼処理能力を表している。
また、加入者系リソースLRSi,LRSjは、それぞ
れ前記呼処理CPU資源RSi,RSjのうち加入者系
へ配分された割当を表している。また、中継系リソース
TRSi1,……TRSij,……及びTRSj1,……TR
Sji,……は、それぞれ前記呼処理CPU資源RSi,
RSjのうち各中継系へ配分された割当を表している
(なお、符号中の2桁の数字のうち、1桁目は該当サブ
ネットワークの番号を、2桁目は呼処理を行う中継先の
サブネットワークの番号を表している。)。
【0019】呼量測定装置CMi,CMjは、それぞれ
呼源SBi,SBjから発生する呼の生起率及び平均保
留時間を測定し、該測定結果を全てのサブネットワーク
の呼損率計算装置へ送出する。なお、ここでは各サブネ
ットワーク毎に呼源が1個のみ収容されている場合につ
いて示したが、通常は複数の呼源を収容しており、その
場合は各呼源毎に呼量測定装置が設けられる。
呼源SBi,SBjから発生する呼の生起率及び平均保
留時間を測定し、該測定結果を全てのサブネットワーク
の呼損率計算装置へ送出する。なお、ここでは各サブネ
ットワーク毎に呼源が1個のみ収容されている場合につ
いて示したが、通常は複数の呼源を収容しており、その
場合は各呼源毎に呼量測定装置が設けられる。
【0020】呼処理CPU資源測定装置RSMi,RS
Mjは、それぞれ呼処理CPU資源RSi,RSjの現
時点における加入者系及び各中継系への割当を測定し、
該測定結果を全てのサブネットワークの呼損率計算装置
へ送出する。
Mjは、それぞれ呼処理CPU資源RSi,RSjの現
時点における加入者系及び各中継系への割当を測定し、
該測定結果を全てのサブネットワークの呼損率計算装置
へ送出する。
【0021】呼損率計算装置CLCi,CLCjは、前
記送られてきた呼の生起率及び平均保留時間、呼処理C
PU資源の割当に基づいてマルチネットワーク全体の平
均呼損率を計算し、マルチネットワーク全体の平均呼損
率が最小となるサブネットワークNWi,NWj内の呼
処理CPU資源RSi,RSjの加入者系及び各中継系
への割当を算出し、これを呼処理CPU資源割当装置R
SAi,RSAjへ送出する。
記送られてきた呼の生起率及び平均保留時間、呼処理C
PU資源の割当に基づいてマルチネットワーク全体の平
均呼損率を計算し、マルチネットワーク全体の平均呼損
率が最小となるサブネットワークNWi,NWj内の呼
処理CPU資源RSi,RSjの加入者系及び各中継系
への割当を算出し、これを呼処理CPU資源割当装置R
SAi,RSAjへ送出する。
【0022】呼処理CPU資源割当装置RSAi,RS
Ajは、それぞれ前記送られてきたサブネットワークN
Wi,NWj内の呼処理CPU資源RSi,RSjの加
入者系及び各中継系への割当に従って、呼処理CPU資
源RSi,RSjの加入者系及び各中継系への割当を行
う。
Ajは、それぞれ前記送られてきたサブネットワークN
Wi,NWj内の呼処理CPU資源RSi,RSjの加
入者系及び各中継系への割当に従って、呼処理CPU資
源RSi,RSjの加入者系及び各中継系への割当を行
う。
【0023】以下、前述した測定及び計算について説明
するが、パラメータは、サブネットワーク数N[個]、
生起率λij[call/s]、平均保留時間hij[s]、呼処
理CPU資源nij[a.u.:任意単位]とする。ここで、
λijは、サブネットワークNWiからサブネットワーク
NWjへの通信における呼の生起率を表し、hijはサブ
ネットワークNWiからサブネットワークNWjへの通
信における呼の平均保留時間を表し、nijは、i=jの
場合は、サブネットワークNWi内の加入者系の呼処理
CPU資源を表し、i≠jの場合は、サブネットワーク
NWi内のサブネットワークNWjに対する中継系の呼
処理CPU資源を表すものとする。
するが、パラメータは、サブネットワーク数N[個]、
生起率λij[call/s]、平均保留時間hij[s]、呼処
理CPU資源nij[a.u.:任意単位]とする。ここで、
λijは、サブネットワークNWiからサブネットワーク
NWjへの通信における呼の生起率を表し、hijはサブ
ネットワークNWiからサブネットワークNWjへの通
信における呼の平均保留時間を表し、nijは、i=jの
場合は、サブネットワークNWi内の加入者系の呼処理
CPU資源を表し、i≠jの場合は、サブネットワーク
NWi内のサブネットワークNWjに対する中継系の呼
処理CPU資源を表すものとする。
【0024】各呼量測定装置で測定された{λij,
hij}及び各呼処理CPU資源測定装置で測定された
{nij}の値は全ての呼損率計算装置に入力される。
hij}及び各呼処理CPU資源測定装置で測定された
{nij}の値は全ての呼損率計算装置に入力される。
【0025】各呼損率計算装置では入力された値を収集
し、これらのデータを用いて、以下の処理を行うことに
より、マルチネットワーク全体の平均呼損率B(N) all
を計算する。
し、これらのデータを用いて、以下の処理を行うことに
より、マルチネットワーク全体の平均呼損率B(N) all
を計算する。
【0026】まず、{nij}の値を基に、全てのi(i
=1,2,……N)に対して、
=1,2,……N)に対して、
【数1】 の値を計算し、nijの割当配分を抽出する。各々の割当
配分について、以下の(1) 式から(3) 式に示した連立方
程式の解法をそれぞれ行う。
配分について、以下の(1) 式から(3) 式に示した連立方
程式の解法をそれぞれ行う。
【0027】
【数2】 ここで、αijは、i=jの場合は、サブネットワークN
Wi内の加入者系リソースLRSiに入ってくる呼量の
総和を表し、i≠jの場合は、サブネットワークNWi
内のサブネットワークNWjに対する中継系リソースT
RSijに入ってくる呼量の総和を表す。
Wi内の加入者系リソースLRSiに入ってくる呼量の
総和を表し、i≠jの場合は、サブネットワークNWi
内のサブネットワークNWjに対する中継系リソースT
RSijに入ってくる呼量の総和を表す。
【0028】また、Bijは、i=jの場合は、サブネッ
トワークNWi内の加入者系リソースLRSiでの呼損
率を表し、i≠jの場合は、サブネットワークNWi内
のサブネットワークNWjに対する中継系リソースTR
Sijでの呼損率を表す。
トワークNWi内の加入者系リソースLRSiでの呼損
率を表し、i≠jの場合は、サブネットワークNWi内
のサブネットワークNWjに対する中継系リソースTR
Sijでの呼損率を表す。
【0029】また、δijはクロネッカーのデルタを表
し、
し、
【数3】 である。
【0030】(1) 式から(3) 式で示した連立方程式の解
{αij,Bij}(i,j=1,2,……N)のうち、
{Bij}を用いて、(5) 式で定義するマルチネットワー
ク全体の平均呼損率B(N) all を計算する。
{αij,Bij}(i,j=1,2,……N)のうち、
{Bij}を用いて、(5) 式で定義するマルチネットワー
ク全体の平均呼損率B(N) all を計算する。
【0031】
【数4】 呼処理CPU資源の割当配分の仕方に応じて、(5) 式で
示した平均呼損率は様々な値をとるが、その中で、平均
呼損率の値を最小値とする呼処理CPU資源の割当配分
を実際に呼処理CPU資源として割り当てる値として決
定する。
示した平均呼損率は様々な値をとるが、その中で、平均
呼損率の値を最小値とする呼処理CPU資源の割当配分
を実際に呼処理CPU資源として割り当てる値として決
定する。
【0032】このマルチネットワーク全体の平均呼損率
の計算から、平均呼損率の値を最小値とする呼処理CP
U資源の割当配分の決定までの処理は、呼損率計算装置
で行われる。図3に呼損率計算装置の詳細を示す。ここ
では、大別して、データ収集部と計算処理部とに分けら
れる。
の計算から、平均呼損率の値を最小値とする呼処理CP
U資源の割当配分の決定までの処理は、呼損率計算装置
で行われる。図3に呼損率計算装置の詳細を示す。ここ
では、大別して、データ収集部と計算処理部とに分けら
れる。
【0033】データ処理部では、呼量測定装置から送ら
れてくるトラヒック特性{λij,hij}及び呼処理CP
U資源測定装置から送られてくる現時点で割り当てられ
ている呼処理CPU資源{nij}のデータを収集し、こ
れらのデータを計算処理部に送る。計算処理部では、デ
ータ処理部から送られてきたデータ{λij,hij,
nij}を用いて、マルチネットワーク全体の平均呼損率
を計算する。
れてくるトラヒック特性{λij,hij}及び呼処理CP
U資源測定装置から送られてくる現時点で割り当てられ
ている呼処理CPU資源{nij}のデータを収集し、こ
れらのデータを計算処理部に送る。計算処理部では、デ
ータ処理部から送られてきたデータ{λij,hij,
nij}を用いて、マルチネットワーク全体の平均呼損率
を計算する。
【0034】前述した呼損率計算装置における処理のフ
ローを図4に示す。
ローを図4に示す。
【0035】次に、本発明を評価するために行った解析
結果について説明する。ここでは、3つのサブネットワ
ークから構成されるマルチネットワークを1つの例とし
て解析した。呼源からの呼に関して、生起率は自サブネ
ットワーク内通信の場合0.02[call/s]、他サブネット
ワークへの通信の場合、各々に対して0.01[call/s]、
平均保留時間は自サブネットワーク内通信及び他サブネ
ットワークへの通信共に100[s]とした。
結果について説明する。ここでは、3つのサブネットワ
ークから構成されるマルチネットワークを1つの例とし
て解析した。呼源からの呼に関して、生起率は自サブネ
ットワーク内通信の場合0.02[call/s]、他サブネット
ワークへの通信の場合、各々に対して0.01[call/s]、
平均保留時間は自サブネットワーク内通信及び他サブネ
ットワークへの通信共に100[s]とした。
【0036】各サブネットワークが所有する呼処理CP
U資源の総量を、10,20,30[a.u.]の3通りの
場合について、呼処理CPU資源の割当配分とその時の
マルチネットワーク全体の平均呼損率との関係を図5に
示す。ここで、呼処理CPU資源の加入者系/中継系へ
の割当比率nii/nijは、各サブネットワークとも同一
とした。また,各中継系に割り当てる呼処理CPU資源
も等しくした。即ち、 n11=n22=n33(=nii) かつn12=n13=n21=n23=n31=n32(=nij)と
した。
U資源の総量を、10,20,30[a.u.]の3通りの
場合について、呼処理CPU資源の割当配分とその時の
マルチネットワーク全体の平均呼損率との関係を図5に
示す。ここで、呼処理CPU資源の加入者系/中継系へ
の割当比率nii/nijは、各サブネットワークとも同一
とした。また,各中継系に割り当てる呼処理CPU資源
も等しくした。即ち、 n11=n22=n33(=nii) かつn12=n13=n21=n23=n31=n32(=nij)と
した。
【0037】図5より、マルチネットワーク全体の平均
呼損率の最小値を与える呼処理CPU資源の割当解が存
在することが証明できる。また、最適な呼処理CPU資
源の割当から外れていくにつれて、平均呼損率の値も大
きくなることが分かる。解析結果から求められたマルチ
ネットワーク全体の平均呼損率の最小値を与える呼処理
CPU資源の割当解を図6に示す。
呼損率の最小値を与える呼処理CPU資源の割当解が存
在することが証明できる。また、最適な呼処理CPU資
源の割当から外れていくにつれて、平均呼損率の値も大
きくなることが分かる。解析結果から求められたマルチ
ネットワーク全体の平均呼損率の最小値を与える呼処理
CPU資源の割当解を図6に示す。
【0038】次に、マルチネットワークにおける、(i)
定常状態→(ii)障害発生→(iii) 呼処理CPU資源の再
割当後という状態遷移の中で、障害発生後に呼処理CP
U資源を割り当てることによってマルチネットワーク全
体の平均呼損率を改善できることを説明する。ここで
も、3つのサブネットワークから構成されるマルチネッ
トワークを1つの例として解析した。呼源からの呼に関
して、生起率及び平均保留時間は前述した例と同じ条件
とした。また、呼処理CPU資源の加入者系/中継系へ
の割当配分は各サブネットワークで別々とした。
定常状態→(ii)障害発生→(iii) 呼処理CPU資源の再
割当後という状態遷移の中で、障害発生後に呼処理CP
U資源を割り当てることによってマルチネットワーク全
体の平均呼損率を改善できることを説明する。ここで
も、3つのサブネットワークから構成されるマルチネッ
トワークを1つの例として解析した。呼源からの呼に関
して、生起率及び平均保留時間は前述した例と同じ条件
とした。また、呼処理CPU資源の加入者系/中継系へ
の割当配分は各サブネットワークで別々とした。
【0039】定常状態では、各サブネットワークが有す
る呼処理CPU資源の総量は10[a.u.]とした。サブ
ネットワークNW3内での障害発生により、該サブネッ
トワークNW3においてサブネットワークNW1との中
継系リソースとして割り当てられていた呼処理CPU資
源の大きさが1[a.u.]減ったとする。この後、呼処理
CPU資源の再割当を行うことを考えた。(i) 定常状態
→(ii)障害発生→(iii) 呼処理CPU資源の再割当後と
いう状態遷移の中でのマルチネットワーク全体の平均呼
損率の変化を図7に示す。また、各々の状態における呼
処理CPU資源の割当を図8に示す。図7より、障害に
より引き上げられた全体の平均呼損率が、障害後の呼処
理CPU資源の割当により引き下げられるという結果が
得られた。
る呼処理CPU資源の総量は10[a.u.]とした。サブ
ネットワークNW3内での障害発生により、該サブネッ
トワークNW3においてサブネットワークNW1との中
継系リソースとして割り当てられていた呼処理CPU資
源の大きさが1[a.u.]減ったとする。この後、呼処理
CPU資源の再割当を行うことを考えた。(i) 定常状態
→(ii)障害発生→(iii) 呼処理CPU資源の再割当後と
いう状態遷移の中でのマルチネットワーク全体の平均呼
損率の変化を図7に示す。また、各々の状態における呼
処理CPU資源の割当を図8に示す。図7より、障害に
より引き上げられた全体の平均呼損率が、障害後の呼処
理CPU資源の割当により引き下げられるという結果が
得られた。
【0040】以上の2つの解析結果より、以下のことが
確認された。
確認された。
【0041】・マルチネットワーク全体の平均呼損率の
最小値を与える呼処理CPU資源の割当解が存在する。
最小値を与える呼処理CPU資源の割当解が存在する。
【0042】・障害発生後の呼処理CPU資源の再割当
により、マルチネットワーク全体の平均呼損率を改善で
きる。
により、マルチネットワーク全体の平均呼損率を改善で
きる。
【0043】この結果から明らかなように、入力される
呼の制限を行うことなく、動的なトラヒック特性に追従
して呼処理CPU資源の割当を行うことにより、マルチ
ネットワーク全体の平均呼損率の最小化を図ることがで
きることが分かる。
呼の制限を行うことなく、動的なトラヒック特性に追従
して呼処理CPU資源の割当を行うことにより、マルチ
ネットワーク全体の平均呼損率の最小化を図ることがで
きることが分かる。
【0044】なお、これまでの説明ではハードウェアで
実現した実施例を示したが、ソフトウェアでも実現でき
ることはいうまでもない。
実現した実施例を示したが、ソフトウェアでも実現でき
ることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
サブネットワークに収容される少なくとも1つの呼源で
発生する呼、各サブネットワークの状態及びサブネット
ワーク数の変化に応じて、各サブネットワーク内の呼処
理CPU資源の加入者系及び各中継系への割当を行うも
のであるから、(1) 入力される呼の制限を必要としな
い、(2) マルチネットワークの状態及びトラヒック特性
の長期的な予測を必要としない、(3) 設備の余剰や不足
を招くことがない。よって、動的に変化するマルチネッ
トワークの状態及びトラヒック特性に対して、マルチネ
ットワーク全体で平均呼損率が最小になるような呼処理
CPU資源の割当が実現できる。
サブネットワークに収容される少なくとも1つの呼源で
発生する呼、各サブネットワークの状態及びサブネット
ワーク数の変化に応じて、各サブネットワーク内の呼処
理CPU資源の加入者系及び各中継系への割当を行うも
のであるから、(1) 入力される呼の制限を必要としな
い、(2) マルチネットワークの状態及びトラヒック特性
の長期的な予測を必要としない、(3) 設備の余剰や不足
を招くことがない。よって、動的に変化するマルチネッ
トワークの状態及びトラヒック特性に対して、マルチネ
ットワーク全体で平均呼損率が最小になるような呼処理
CPU資源の割当が実現できる。
【図1】本発明の呼処理CPU資源割当方法の概要を示
す図
す図
【図2】サブネットワーク内の詳細を示す構成図
【図3】呼損率計算装置の詳細を示す構成図
【図4】呼損率計算装置における処理のフローチャート
【図5】呼処理CPU資源の割当配分と平均呼損率との
関係の一例を示す図
関係の一例を示す図
【図6】平均呼損率の最小値を与える呼処理CPU資源
の割当解の一例を示す図
の割当解の一例を示す図
【図7】マルチネットワークの状態と平均呼損率との関
係の一例を示す図
係の一例を示す図
【図8】各状態における呼処理CPU資源の割当と平均
呼損率との対応を示す図
呼損率との対応を示す図
NW1〜NW3,NWi,NWj:サブネットワーク、
SB1〜SB3,SBi,SBj:呼源、LRS1〜L
RS3,LRSi,LRSj:加入者系リソース、TR
S12〜TRS32,TRSi1,……TRSij,……,TR
Sj1,……TRSji,……:中継系リソース、RSi,
RSj:呼処理CPU資源、CMi,CMj:呼量測定
装置、RSMi,RSMj:呼処理CPU資源測定装
置、CLCi,CLCj:呼損率計算装置、RSAi,
RSAj:呼処理CPU資源割当装置。
SB1〜SB3,SBi,SBj:呼源、LRS1〜L
RS3,LRSi,LRSj:加入者系リソース、TR
S12〜TRS32,TRSi1,……TRSij,……,TR
Sj1,……TRSji,……:中継系リソース、RSi,
RSj:呼処理CPU資源、CMi,CMj:呼量測定
装置、RSMi,RSMj:呼処理CPU資源測定装
置、CLCi,CLCj:呼損率計算装置、RSAi,
RSAj:呼処理CPU資源割当装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 マルチネットワークを構成する複数の各
サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び
各中継系への割当を、各サブネットワークに収容される
少なくとも1つの呼源で発生する呼、各サブネットワー
クの状態及びサブネットワーク数の変化に応じて決定す
る呼処理CPU資源割当方法において、 各呼源からの呼の生起率及び平均保留時間を測定し、 各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の現時点にお
ける加入者系及び各中継系への割当を測定し、 前記呼の生起率及び平均保留時間、呼処理CPU資源の
割当に基づいてマルチネットワーク全体の平均呼損率を
計算し、 マルチネットワーク全体の平均呼損率が最小となる各サ
ブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び各
中継系への割当を算出し、 該算出した各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の
加入者系及び各中継系への割当に従って、サブネットワ
ーク毎に呼処理CPU資源の加入者系及び各中継系への
割当を行うようになしたことを特徴とする呼処理CPU
資源割当方法。 - 【請求項2】 マルチネットワークを構成する複数の各
サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者系及び
各中継系への割当を、各サブネットワークに収容される
少なくとも1つの呼源で発生する呼、各サブネットワー
クの状態及びサブネットワーク数の変化に応じて決定す
る呼処理CPU資源割当装置において、 各呼源毎に、呼の生起率及び平均保留時間を測定する呼
量測定装置を設け、 各サブネットワーク毎に、 呼処理CPU資源の現時点における加入者系及び各中継
系への割当を測定する呼処理CPU資源測定装置と、 前記呼の生起率及び平均保留時間、呼処理CPU資源の
割当に基づいてマルチネットワーク全体の平均呼損率を
計算し、マルチネットワーク全体の平均呼損率が最小と
なる各サブネットワーク内の呼処理CPU資源の加入者
系及び各中継系への割当を算出する呼損率計算装置と、 該算出された各サブネットワーク内の呼処理CPU資源
の加入者系及び各中継系への割当に従って、呼処理CP
U資源の加入者系及び各中継系への割当を行う呼処理C
PU資源割当装置とを設けたことを特徴とする呼処理C
PU資源割当装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12663394A JPH07336736A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 呼処理cpu資源割当方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12663394A JPH07336736A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 呼処理cpu資源割当方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336736A true JPH07336736A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14940030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12663394A Pending JPH07336736A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 呼処理cpu資源割当方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07336736A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007520806A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-26 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | システム・パフォーマンスを監視し、高度なグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して詳細なシステム・パフォーマンス・データを伝える方法、システム、データ処理システム及びコンピュータ・プログラム(システム管理データの多次元視覚相関のための方法) |
US7984142B2 (en) | 2004-01-08 | 2011-07-19 | International Business Machines Corporation | Method for multidimensional visual correlation of systems management data displaying orchestration action threshold |
US8365078B2 (en) | 2004-01-08 | 2013-01-29 | International Business Machines Corporation | Method for multidimensional visual correlation of systems management data |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12663394A patent/JPH07336736A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007520806A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-26 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | システム・パフォーマンスを監視し、高度なグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して詳細なシステム・パフォーマンス・データを伝える方法、システム、データ処理システム及びコンピュータ・プログラム(システム管理データの多次元視覚相関のための方法) |
US7984142B2 (en) | 2004-01-08 | 2011-07-19 | International Business Machines Corporation | Method for multidimensional visual correlation of systems management data displaying orchestration action threshold |
US8365078B2 (en) | 2004-01-08 | 2013-01-29 | International Business Machines Corporation | Method for multidimensional visual correlation of systems management data |
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