JPH0733417Y2 - スリップリングアセンブリ - Google Patents
スリップリングアセンブリInfo
- Publication number
- JPH0733417Y2 JPH0733417Y2 JP1989152796U JP15279689U JPH0733417Y2 JP H0733417 Y2 JPH0733417 Y2 JP H0733417Y2 JP 1989152796 U JP1989152796 U JP 1989152796U JP 15279689 U JP15279689 U JP 15279689U JP H0733417 Y2 JPH0733417 Y2 JP H0733417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip ring
- ring assembly
- lead wire
- diameter
- slip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転体と非回転体との電気的接触に用いられ
るシャフト型のスリップリングアセンブリに関する。
るシャフト型のスリップリングアセンブリに関する。
スリップリングアセンブリは、例えば特公昭55-9789号
の技術があり、第4図に示す如く複数のスリップリング
1が絶縁リング2を挟んで相互に絶縁された状態で中心
軸方向に積層されて全一体となって円筒形に形成されて
いるもので、第5図に示す如く各スリップリング1から
のリード線3がこの円筒内を通って引き出されている構
造であり、例えば、VTRのシリンダヘッド等の信号の伝
送を行うような回転体と非回転体との電気的接触をする
ところに用いられるが、その際、電流容量よりも摺動時
に発生する電気的ノイズ特性が重要視されるため、スリ
ップリングアセンブリの摺動外径はより小さいほどよ
い。また、摩耗等による寿命への影響についても同様の
ことがいえる。
の技術があり、第4図に示す如く複数のスリップリング
1が絶縁リング2を挟んで相互に絶縁された状態で中心
軸方向に積層されて全一体となって円筒形に形成されて
いるもので、第5図に示す如く各スリップリング1から
のリード線3がこの円筒内を通って引き出されている構
造であり、例えば、VTRのシリンダヘッド等の信号の伝
送を行うような回転体と非回転体との電気的接触をする
ところに用いられるが、その際、電流容量よりも摺動時
に発生する電気的ノイズ特性が重要視されるため、スリ
ップリングアセンブリの摺動外径はより小さいほどよ
い。また、摩耗等による寿命への影響についても同様の
ことがいえる。
したがって、各スリップリングは小径で肉厚が薄いもの
が用いられるが、それらが円筒の内側に配置されるため
にリード線の太さの内径を占める割合が大きく、小径化
をはかる上で大きな問題となる。
が用いられるが、それらが円筒の内側に配置されるため
にリード線の太さの内径を占める割合が大きく、小径化
をはかる上で大きな問題となる。
本考案は、複数のスリップリングを絶縁リングを挟んで
相互に絶縁された状態で中心軸方向に積層して全一体的
な円筒体を形成し、それぞれのスリップリングからのリ
ード線をこの円筒内を通して引き出しているスリップリ
ングアセンブリにおいて、各スリップリングのリード線
の断面形状を偏平形状にしてスリップリングの軸芯方向
に偏平面を向け、このリード線のスリップリングとの当
接面側の被覆材を剥いで芯線を露出させ、この芯線の他
の極のスリップリングとの接触部に絶縁材を介して貼着
固定したことを特徴とする。
相互に絶縁された状態で中心軸方向に積層して全一体的
な円筒体を形成し、それぞれのスリップリングからのリ
ード線をこの円筒内を通して引き出しているスリップリ
ングアセンブリにおいて、各スリップリングのリード線
の断面形状を偏平形状にしてスリップリングの軸芯方向
に偏平面を向け、このリード線のスリップリングとの当
接面側の被覆材を剥いで芯線を露出させ、この芯線の他
の極のスリップリングとの接触部に絶縁材を介して貼着
固定したことを特徴とする。
以上の構成によると、偏平なリード線をスリップリング
の軸芯方向に偏平面を向けて内周面に沿って配置したこ
とにより、スリップリングアセンブリの内側に突出する
突出量が小さくなり、スリップリングアセンブリの大径
化を防ぎ、小径化を促進することができることになる。
の軸芯方向に偏平面を向けて内周面に沿って配置したこ
とにより、スリップリングアセンブリの内側に突出する
突出量が小さくなり、スリップリングアセンブリの大径
化を防ぎ、小径化を促進することができることになる。
また、リード線の少なくともスリップリングとの当接面
側の被覆材を剥いで芯線を露出させ、この芯線の他の極
のスリップリングとの接触部に絶縁材を介して貼着固定
させたことにより、筒内でリード線が移動することがな
い。
側の被覆材を剥いで芯線を露出させ、この芯線の他の極
のスリップリングとの接触部に絶縁材を介して貼着固定
させたことにより、筒内でリード線が移動することがな
い。
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は第1実施例の断面図であり、図において、1は
スリップリング、4は支持軸、5はリード線、6は絶縁
材である。
スリップリング、4は支持軸、5はリード線、6は絶縁
材である。
このとき、支持軸4の径は2mm、リード線5は断面形状
が0,7×1,7mmに偏平させた円である。その結果スリップ
リングの径は4,5mmとなった。
が0,7×1,7mmに偏平させた円である。その結果スリップ
リングの径は4,5mmとなった。
第2図は第2実施例の断面図であり、支持軸4の径は2m
m,リード線5は断面形状が0,6×1,5mmの長方形である。
その結果スリップリングの径は4,5mmとなった。
m,リード線5は断面形状が0,6×1,5mmの長方形である。
その結果スリップリングの径は4,5mmとなった。
第3図は第3実施例の断面図であり、支持軸4の径は2m
m,リード線5は断面形状が0,4mmの複線である。その結
果スリップリングの径は4,5mmとなった。
m,リード線5は断面形状が0,4mmの複線である。その結
果スリップリングの径は4,5mmとなった。
なお、上記各実施例において、各リード線5のスリップ
リングとの当接面側の被覆材は剥いで芯線を露出させ、
この芯線の他の極のスリップリングとの接触部は絶縁材
を介して貼着してある。
リングとの当接面側の被覆材は剥いで芯線を露出させ、
この芯線の他の極のスリップリングとの接触部は絶縁材
を介して貼着してある。
以上詳細に説明した本考案によると、各スリップリング
のリード線の断面形状を偏平形状にし、スリップリング
の軸芯方向に偏平面を向けて内周面に沿って配置したこ
とにより、スリップリングアセンブリの内側に突出する
突出量が小さくなり、スリップリングアセンブリの大径
化を防ぎ、小径化を促進することができる効果を有し、
これによって電気的ノイズ特性が改善され、信頼性の高
いスリップリングアセンブリとなる効果がある。
のリード線の断面形状を偏平形状にし、スリップリング
の軸芯方向に偏平面を向けて内周面に沿って配置したこ
とにより、スリップリングアセンブリの内側に突出する
突出量が小さくなり、スリップリングアセンブリの大径
化を防ぎ、小径化を促進することができる効果を有し、
これによって電気的ノイズ特性が改善され、信頼性の高
いスリップリングアセンブリとなる効果がある。
また、リード線の被覆材を剥いで芯線だけにし、他の極
のスリップリングとの接触部に絶縁材を介して貼着固定
すると筒内でリード線が移動するようなことがなくなる
効果を有する。
のスリップリングとの接触部に絶縁材を介して貼着固定
すると筒内でリード線が移動するようなことがなくなる
効果を有する。
第1図は第1実施例を示す断面図、第2図は第2実施例
を示す断面図、第3図は第3実施例を示す断面図、第4
図はスリップリングアセンブリの側面図、第5図は従来
技術の断面図。 1……スリップリング 5……リード線 6……絶縁材
を示す断面図、第3図は第3実施例を示す断面図、第4
図はスリップリングアセンブリの側面図、第5図は従来
技術の断面図。 1……スリップリング 5……リード線 6……絶縁材
Claims (1)
- 【請求項1】複数のスリップリングを絶縁リングを挟ん
で相互に絶縁された状態で中心軸方向に積層して全一体
的な円筒体を形成し、それぞれのスリップリングからの
リード線をこの円筒内を通して引き出しているスリップ
リングアセンブリにおいて、 各スリップリングのリード線の断面形状を偏平形状にし
てスリップリングの軸芯方向に偏平面を向け、このリー
ド線のスリップリングとの当接面側の被覆材を剥いで芯
線を露出させ、この芯線の他の極のスリップリングとの
接触部に絶縁材を介して貼着固定したことを特徴とする
スリップリングアセンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989152796U JPH0733417Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | スリップリングアセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989152796U JPH0733417Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | スリップリングアセンブリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392388U JPH0392388U (ja) | 1991-09-19 |
JPH0733417Y2 true JPH0733417Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31699038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989152796U Expired - Lifetime JPH0733417Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | スリップリングアセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733417Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521270Y2 (ja) * | 1986-10-17 | 1993-05-31 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1989152796U patent/JPH0733417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0392388U (ja) | 1991-09-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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