JPH07328168A - ゴルフボール自動供給装置 - Google Patents
ゴルフボール自動供給装置Info
- Publication number
- JPH07328168A JPH07328168A JP12788994A JP12788994A JPH07328168A JP H07328168 A JPH07328168 A JP H07328168A JP 12788994 A JP12788994 A JP 12788994A JP 12788994 A JP12788994 A JP 12788994A JP H07328168 A JPH07328168 A JP H07328168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- golf ball
- adjusting
- plate
- rotating
- holder
- Prior art date
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- Pending
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な構造でありながら、ゴルフボー
ルを正確に目的位置に供給することができるとともに、
ゴルフボールの供給位置を設置後にも自由に変更できる
ようにする。 【構成】 基台1上面にゴルフボールBを案内供給する
吐出部2を設置し、基台1を被装するケーシング3に画
成した収納空間部31からゴルフボールBを供給アーム
41に固定したホルダー49に供給し、吐出部2の一側
に作動機構部4を設置し、駆動機構部5より駆動力を付
与されて供給アーム41を回動及び昇降しながらゴルフ
ボールBを目的位置に正確に供給するとともに、ケーシ
ング3前面に角度調整部6を設置して作動機構部4の回
動範囲を任意に調整できる構成としたものである。
ルを正確に目的位置に供給することができるとともに、
ゴルフボールの供給位置を設置後にも自由に変更できる
ようにする。 【構成】 基台1上面にゴルフボールBを案内供給する
吐出部2を設置し、基台1を被装するケーシング3に画
成した収納空間部31からゴルフボールBを供給アーム
41に固定したホルダー49に供給し、吐出部2の一側
に作動機構部4を設置し、駆動機構部5より駆動力を付
与されて供給アーム41を回動及び昇降しながらゴルフ
ボールBを目的位置に正確に供給するとともに、ケーシ
ング3前面に角度調整部6を設置して作動機構部4の回
動範囲を任意に調整できる構成としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフボール自動供給
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内外においてゴルフのスウ
ィング練習をするために使用するゴルフボール自動供給
装置は多数開示されており、これら装置は、周知の如
く、人工芝マット(ブラシ板と通称される)の所定位置
又はティーホルダー上にゴルフボールを1個づつ供給し
て、練習者がゴルフクラブでスウィング練習できるよう
にしたものである。
ィング練習をするために使用するゴルフボール自動供給
装置は多数開示されており、これら装置は、周知の如
く、人工芝マット(ブラシ板と通称される)の所定位置
又はティーホルダー上にゴルフボールを1個づつ供給し
て、練習者がゴルフクラブでスウィング練習できるよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゴルフボール自動供給装置は、ゴルフボールを載置して
フィンガー(finger)形の供給アームが水平方向に往復
回動することにより目的位置にゴルフボールを供給する
ものであるが、特に供給アームの回動範囲を調整する何
等の機構をも備えていないから、供給アームがゴルフボ
ールを目的位置に供給できるよう、設置時に装置の設置
位置、供給アームの回動角度等を正確に調整しなければ
ならず、又、設置後に供給位置を変更することはできな
かった。又、供給アームが水平方向に回動して目的位置
に到達した後に供給アームが下降することなくゴルフボ
ールを落下して供給するものであるから、ゴルフボール
が転動する等して必ずしも正確に目的位置にゴルフボー
ルを供給することはできなかった。さらに、装置の内部
構造が複雑であったため、製作が難しい上に、使用中頻
繁に故障する等の種々問題点もあった。
ゴルフボール自動供給装置は、ゴルフボールを載置して
フィンガー(finger)形の供給アームが水平方向に往復
回動することにより目的位置にゴルフボールを供給する
ものであるが、特に供給アームの回動範囲を調整する何
等の機構をも備えていないから、供給アームがゴルフボ
ールを目的位置に供給できるよう、設置時に装置の設置
位置、供給アームの回動角度等を正確に調整しなければ
ならず、又、設置後に供給位置を変更することはできな
かった。又、供給アームが水平方向に回動して目的位置
に到達した後に供給アームが下降することなくゴルフボ
ールを落下して供給するものであるから、ゴルフボール
が転動する等して必ずしも正確に目的位置にゴルフボー
ルを供給することはできなかった。さらに、装置の内部
構造が複雑であったため、製作が難しい上に、使用中頻
繁に故障する等の種々問題点もあった。
【0004】本発明は、かかる従来技術における種々問
題点を解決すべく為されたものであり、その目的とする
ところは、比較的簡単な構造でありながら、ゴルフボー
ルを正確に目的位置に供給することができるとともに、
ゴルフボールの供給位置を設置後にも自由に変更できる
ようにして、スウィング練習を効果的に行い得るように
したものである。
題点を解決すべく為されたものであり、その目的とする
ところは、比較的簡単な構造でありながら、ゴルフボー
ルを正確に目的位置に供給することができるとともに、
ゴルフボールの供給位置を設置後にも自由に変更できる
ようにして、スウィング練習を効果的に行い得るように
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のゴルフボール自動供給装置は、ケーシング
3に画成した収納空間部31に収納したゴルフボールB
を基台1上に設置した吐出部2に移動させ、駆動機構部
5より駆動力を付与されて作動する作動機構部4により
ゴルフボールBを目的位置に順次供給するゴルフボール
自動供給装置において、前記作動機構部4は、前記基台
1上に回動自在に設置され、その後部に昇降案内カム7
1を形成してなる回転板7と、この回転板7上に回動自
在に支持され、回転板7との間に引張力を付勢された回
動枠8と、この回動枠8に下方回動自在に軸支され、そ
の後部に前記昇降案内カム71に当接する案内ローラー
91を軸支し、回転枠8との間に引張力を付勢されたア
ーム支持部材9と、このアーム支持部材9に後端部を固
定され、その前端部にホルダー49を固定した供給アー
ム41と、前記回転板7と前記回動枠との相対位置変化
によって前記ホルダー49内側に出没するワイヤー41
aとより構成し、前記駆動機構部5は、モーター52
と、減速機構51と、この減速機構51の出力軸53に
一端部を固定したクランクレバー54と、このクランク
レバー54の他端部と前記回転板7とを連結する連接棒
55とより構成し、前記ケーシング3の前面に前記供給
アーム41を出入可能とした案内孔34とその一側に調
整孔61を穿設し、この調整孔61に沿って移動可能と
した調整ねじ63に調整板62を連結し、この調整板6
2を適宜位置に設定することにより前記案内孔34を閉
塞して前記供給アーム41の回動角度範囲を調整できる
角度調整部6を設置したことを特徴とするものである。
に、本発明のゴルフボール自動供給装置は、ケーシング
3に画成した収納空間部31に収納したゴルフボールB
を基台1上に設置した吐出部2に移動させ、駆動機構部
5より駆動力を付与されて作動する作動機構部4により
ゴルフボールBを目的位置に順次供給するゴルフボール
自動供給装置において、前記作動機構部4は、前記基台
1上に回動自在に設置され、その後部に昇降案内カム7
1を形成してなる回転板7と、この回転板7上に回動自
在に支持され、回転板7との間に引張力を付勢された回
動枠8と、この回動枠8に下方回動自在に軸支され、そ
の後部に前記昇降案内カム71に当接する案内ローラー
91を軸支し、回転枠8との間に引張力を付勢されたア
ーム支持部材9と、このアーム支持部材9に後端部を固
定され、その前端部にホルダー49を固定した供給アー
ム41と、前記回転板7と前記回動枠との相対位置変化
によって前記ホルダー49内側に出没するワイヤー41
aとより構成し、前記駆動機構部5は、モーター52
と、減速機構51と、この減速機構51の出力軸53に
一端部を固定したクランクレバー54と、このクランク
レバー54の他端部と前記回転板7とを連結する連接棒
55とより構成し、前記ケーシング3の前面に前記供給
アーム41を出入可能とした案内孔34とその一側に調
整孔61を穿設し、この調整孔61に沿って移動可能と
した調整ねじ63に調整板62を連結し、この調整板6
2を適宜位置に設定することにより前記案内孔34を閉
塞して前記供給アーム41の回動角度範囲を調整できる
角度調整部6を設置したことを特徴とするものである。
【0006】ゴルフボールBを案内するとともに待機状
態での落下を阻止するため、前記吐出部2は、ゴルフボ
ールBを案内するシュート22と、トーションスプリン
グ23により外方引張力を付勢され、前記シュート22
の前端を閉鎖する閉鎖部材24とより構成するのが好ま
しい。
態での落下を阻止するため、前記吐出部2は、ゴルフボ
ールBを案内するシュート22と、トーションスプリン
グ23により外方引張力を付勢され、前記シュート22
の前端を閉鎖する閉鎖部材24とより構成するのが好ま
しい。
【0007】又、ゴルフボールBを収納空間部31より
シュート22に円滑に移動するため、前記ケーシング3
の収納空間部31に回転棒33を突出して設置し、この
回転棒33を前記出力軸53の上端部と連結するのが好
ましい。
シュート22に円滑に移動するため、前記ケーシング3
の収納空間部31に回転棒33を突出して設置し、この
回転棒33を前記出力軸53の上端部と連結するのが好
ましい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面によ
り詳細に説明する。本発明のゴルフボール自動供給装置
は、図1乃至図3に示すように、基台1上面にゴルフボ
ールBを案内供給する吐出部2を設置し、基台1を被装
するケーシング3に画成した収納空間部31からゴルフ
ボールBを供給アーム41に固定したホルダー49に供
給し、吐出部2の一側に作動機構部4を設置し、駆動機
構部5より駆動力を付与されて供給アーム41を回動及
び昇降しながらゴルフボールBを目的位置に供給すると
ともに、ケーシング3前面に角度調整部6を設置して作
動機構部4の回動範囲を任意に調整できる構成としたも
のである。
り詳細に説明する。本発明のゴルフボール自動供給装置
は、図1乃至図3に示すように、基台1上面にゴルフボ
ールBを案内供給する吐出部2を設置し、基台1を被装
するケーシング3に画成した収納空間部31からゴルフ
ボールBを供給アーム41に固定したホルダー49に供
給し、吐出部2の一側に作動機構部4を設置し、駆動機
構部5より駆動力を付与されて供給アーム41を回動及
び昇降しながらゴルフボールBを目的位置に供給すると
ともに、ケーシング3前面に角度調整部6を設置して作
動機構部4の回動範囲を任意に調整できる構成としたも
のである。
【0009】基台1は、その下面四隅に高さ調整部材1
1を具備し、安定状態となるよう設置時に高低調整でき
るようになっている。
1を具備し、安定状態となるよう設置時に高低調整でき
るようになっている。
【0010】吐出部2は、基台1上面に溶接等によりブ
ラケット21を固定立設し、その前面にシュート22を
傾斜状に設置したものである。図4に示すように、ブラ
ケット21の前面一側端部にはピン25より支持され、
トーションスプリング23により外方引張力を付勢され
た閉鎖部材24を設置し、シュート22に案内されてき
たゴルフボールBが前端から落下するのを阻止するよう
にしてある。
ラケット21を固定立設し、その前面にシュート22を
傾斜状に設置したものである。図4に示すように、ブラ
ケット21の前面一側端部にはピン25より支持され、
トーションスプリング23により外方引張力を付勢され
た閉鎖部材24を設置し、シュート22に案内されてき
たゴルフボールBが前端から落下するのを阻止するよう
にしてある。
【0011】ケーシング3は、その上部にホッパー形の
収納空間部31を画成してあり、この収納空間部31に
収納したゴルフボールBを順次排出口32より前記シュ
ート22に排出するようにしている。収納空間部31に
は後述する駆動機構部5によって回転する回転棒33を
設置してゴルフボールBを円滑に排出できるようにして
ある。ケーシング3前面下部には案内孔34を形成して
あり、この案内孔34より作動機構部4の供給アーム4
1が出入できるようになっている。又、ケーシング3の
内面両側下部には支持部材35を固着してあり、この支
持部材35を基台1の上面に当接することにより、ケー
シング3を基台1に被装できるようにしてある。
収納空間部31を画成してあり、この収納空間部31に
収納したゴルフボールBを順次排出口32より前記シュ
ート22に排出するようにしている。収納空間部31に
は後述する駆動機構部5によって回転する回転棒33を
設置してゴルフボールBを円滑に排出できるようにして
ある。ケーシング3前面下部には案内孔34を形成して
あり、この案内孔34より作動機構部4の供給アーム4
1が出入できるようになっている。又、ケーシング3の
内面両側下部には支持部材35を固着してあり、この支
持部材35を基台1の上面に当接することにより、ケー
シング3を基台1に被装できるようにしてある。
【0012】角度調整部6は、ケーシング3の前面に設
置され、前記案内孔34の一側に穿設した調整孔61
と、ケーシング3の前面内側に配置された調整板62
と、この調整板62に連結され前記調整孔61に沿って
移動可能とされた調整ねじ63よりなり、調整ねじ63
を左右に移動して調整板62を適宜位置に設定すること
により、供給アーム41の回動角度範囲を調整できるよ
うになっている。
置され、前記案内孔34の一側に穿設した調整孔61
と、ケーシング3の前面内側に配置された調整板62
と、この調整板62に連結され前記調整孔61に沿って
移動可能とされた調整ねじ63よりなり、調整ねじ63
を左右に移動して調整板62を適宜位置に設定すること
により、供給アーム41の回動角度範囲を調整できるよ
うになっている。
【0013】作動機構部4は、図5及び図6に示すよう
に、回転板7、回動枠8、アーム支持部材9、供給アー
ム41等よりなる。基台1上面にカバー42によりベア
リング43を固定し、このベアリング43の内輪に回転
管44を嵌合し、その上面のフランジ部44aに回転板
7を固着してある。回転板7の上面に球体45を介して
ころがり接触状態に、かつ、回転管44の中央に挿入し
た固定軸46上部にベアリング43′を介して回動自在
に回動枠8を支持してある。回動枠8の前端部において
軸47により下方回動自在にアーム支持部材9を連結し
てあり、アーム支持部材9の前端部には中空の供給アー
ム41の後端部を固定してある。
に、回転板7、回動枠8、アーム支持部材9、供給アー
ム41等よりなる。基台1上面にカバー42によりベア
リング43を固定し、このベアリング43の内輪に回転
管44を嵌合し、その上面のフランジ部44aに回転板
7を固着してある。回転板7の上面に球体45を介して
ころがり接触状態に、かつ、回転管44の中央に挿入し
た固定軸46上部にベアリング43′を介して回動自在
に回動枠8を支持してある。回動枠8の前端部において
軸47により下方回動自在にアーム支持部材9を連結し
てあり、アーム支持部材9の前端部には中空の供給アー
ム41の後端部を固定してある。
【0014】回転板7とアーム支持部材9、アーム支持
部材9と回動枠8との間にはスプリング48、48′を
張設してある。又、アーム支持部材9の後部内面には案
内ローラー91を軸支し、回転板7の後部上面には昇降
案内カム71を形成し、昇降案内カム71に案内ローラ
ー91が当接することにより、アーム支持部材9が上下
回動できるようになっている。
部材9と回動枠8との間にはスプリング48、48′を
張設してある。又、アーム支持部材9の後部内面には案
内ローラー91を軸支し、回転板7の後部上面には昇降
案内カム71を形成し、昇降案内カム71に案内ローラ
ー91が当接することにより、アーム支持部材9が上下
回動できるようになっている。
【0015】供給アーム41の前端部にはゴルフボール
Bを載置するホルダー49を固定してあり、又、図7に
示すように、回転板7の後部に立設したピン72に一端
を固定し、中空の供給アーム41内部を挿通して他端を
ホルダー49まで到達させ、ホルダー49内側に出没す
ることによりゴルフボールBを支持するワイヤー41a
も具備されている。
Bを載置するホルダー49を固定してあり、又、図7に
示すように、回転板7の後部に立設したピン72に一端
を固定し、中空の供給アーム41内部を挿通して他端を
ホルダー49まで到達させ、ホルダー49内側に出没す
ることによりゴルフボールBを支持するワイヤー41a
も具備されている。
【0016】駆動機構部5は、図6に示すように、モー
ター52、減速機構51、クランクレバー54及び連接
棒55よりなる。基台1中央部寄りに設けられた設置台
12上面に減速機構51を接続したモーター52を配設
し、減速機構51中央部に位置する出力軸53の下部に
クランクレバー54の一端部を固定し、このクランクレ
バー54の他端部を連接棒55を介して回転板7の後端
部と連結してある。又、出力軸53は上方に延長され
て、その上部にはケーシング3の収納空間部31に具備
された回転棒33を固着してある。
ター52、減速機構51、クランクレバー54及び連接
棒55よりなる。基台1中央部寄りに設けられた設置台
12上面に減速機構51を接続したモーター52を配設
し、減速機構51中央部に位置する出力軸53の下部に
クランクレバー54の一端部を固定し、このクランクレ
バー54の他端部を連接棒55を介して回転板7の後端
部と連結してある。又、出力軸53は上方に延長され
て、その上部にはケーシング3の収納空間部31に具備
された回転棒33を固着してある。
【0017】尚、図面中において、73はストッパーで
あり、74はピン固定突起であり、Tはティーホルダー
である。
あり、74はピン固定突起であり、Tはティーホルダー
である。
【0018】本発明のゴルフボール自動供給装置は以上
のような構成であり、使用時に多数のゴルフボールBを
ケーシング3上部の収納空間部31に収納すると、ゴル
フボールBは順次排出口32を通過してシュート22に
移動し、シュート22において一列に装填され、前端の
ゴルフボールBは作動機構部4の供給アーム41に固定
したホルダー49に載置される。この時、図7(A)に
示すように、ワイヤー41aはホルダー49内側に突出
しているので、ゴルフボールBがホルダー49から落下
することはない。
のような構成であり、使用時に多数のゴルフボールBを
ケーシング3上部の収納空間部31に収納すると、ゴル
フボールBは順次排出口32を通過してシュート22に
移動し、シュート22において一列に装填され、前端の
ゴルフボールBは作動機構部4の供給アーム41に固定
したホルダー49に載置される。この時、図7(A)に
示すように、ワイヤー41aはホルダー49内側に突出
しているので、ゴルフボールBがホルダー49から落下
することはない。
【0019】上記状態にて供給アーム41がティーホル
ダーTにゴルフボールBを載置供給できるよう角度調整
部6の調整ねじ63を左右に移動して調整板62を適宜
位置に設定して供給アーム41の回動角度範囲を調整す
る。その後、フットスイッチ等(図示しない)を押下し
て駆動機構部5のモーター52を作動させると、図6
(A)に示すように、出力軸53に一端部を固定された
クランクレバー54が連接棒55を引くので、回転板7
は左方回動する。
ダーTにゴルフボールBを載置供給できるよう角度調整
部6の調整ねじ63を左右に移動して調整板62を適宜
位置に設定して供給アーム41の回動角度範囲を調整す
る。その後、フットスイッチ等(図示しない)を押下し
て駆動機構部5のモーター52を作動させると、図6
(A)に示すように、出力軸53に一端部を固定された
クランクレバー54が連接棒55を引くので、回転板7
は左方回動する。
【0020】回転板7が左方回動すると、その上面に球
体45を介してころがり接触状態に支持された回動枠8
もスプリング48の引張力によりストッパー73に当接
した状態で左方回動し、図6(B)に示すように、供給
アーム41が調整板62と当接するまで共に左方回動す
る。
体45を介してころがり接触状態に支持された回動枠8
もスプリング48の引張力によりストッパー73に当接
した状態で左方回動し、図6(B)に示すように、供給
アーム41が調整板62と当接するまで共に左方回動す
る。
【0021】一方、図4に示すように、供給アーム41
の回動によりホルダー49がシュート22の前端から離
反すると、ホルダー49の押圧力により略垂直状態とな
っていた閉鎖部材24はトーションスプリング23の弾
性力により外方に開いて傾斜状態となり、シュート22
の前端を閉鎖するから、ゴルフボールBはシュート22
の前端から落下することなく載置待機状態となる。
の回動によりホルダー49がシュート22の前端から離
反すると、ホルダー49の押圧力により略垂直状態とな
っていた閉鎖部材24はトーションスプリング23の弾
性力により外方に開いて傾斜状態となり、シュート22
の前端を閉鎖するから、ゴルフボールBはシュート22
の前端から落下することなく載置待機状態となる。
【0022】供給アーム41が調整板62と当接した
後、さらに、クランクレバー54が連接棒55を引く
と、図6(C)に示すように、回動枠8はそれ以上回動
することはなく、回転板7だけがスプリング48を伸長
させながら左方回動する。
後、さらに、クランクレバー54が連接棒55を引く
と、図6(C)に示すように、回動枠8はそれ以上回動
することはなく、回転板7だけがスプリング48を伸長
させながら左方回動する。
【0023】回動枠8は停止して回転板7だけが回動す
ることにより、アーム支持部材9の後部内面に軸支され
た案内ローラー91は昇降案内カム71に案内されて上
昇するので、アーム支持部材9は軸47を支点として回
動枠8に対して下方回動し、図7(A)に示すように、
供給アーム41も下方回動してホルダー49はティーホ
ルダーTと近接する位置まで下降する。
ることにより、アーム支持部材9の後部内面に軸支され
た案内ローラー91は昇降案内カム71に案内されて上
昇するので、アーム支持部材9は軸47を支点として回
動枠8に対して下方回動し、図7(A)に示すように、
供給アーム41も下方回動してホルダー49はティーホ
ルダーTと近接する位置まで下降する。
【0024】一方、回転板7に固定されたピン72と回
動枠8との相対位置が変化してワイヤー41aが引かれ
るので、ワイヤー41aはホルダー49内側より埋没
し、図7(B)に示すように、ゴルフボールBはホルダ
ー49より落下してティーホルダーTに正確に載置され
る。
動枠8との相対位置が変化してワイヤー41aが引かれ
るので、ワイヤー41aはホルダー49内側より埋没
し、図7(B)に示すように、ゴルフボールBはホルダ
ー49より落下してティーホルダーTに正確に載置され
る。
【0025】以後、出力軸53が継続して回転すると、
クランクレバー54が連接棒55を押すようになり、回
転板7は逆に右方回動し、供給アーム41は上昇後に回
動して元の位置に復帰し、ホルダー49は閉鎖24を押
圧し、シュート22よりゴルフボールBを受取り載置し
て、ゴルフボール供給動作の1サイクルを完了する。そ
して、次の供給動作が開始されるまで待機状態となる。
クランクレバー54が連接棒55を押すようになり、回
転板7は逆に右方回動し、供給アーム41は上昇後に回
動して元の位置に復帰し、ホルダー49は閉鎖24を押
圧し、シュート22よりゴルフボールBを受取り載置し
て、ゴルフボール供給動作の1サイクルを完了する。そ
して、次の供給動作が開始されるまで待機状態となる。
【0026】一方、ゴルフボール供給動作時に収納空間
部31に突出した回転棒33が回転して収納されたゴル
フボールBを掻き回すので、ゴルフボール供給動作が数
次実施されるに従いゴルフボールBは円滑に排出口32
を通過してシュート22へと移動していく。
部31に突出した回転棒33が回転して収納されたゴル
フボールBを掻き回すので、ゴルフボール供給動作が数
次実施されるに従いゴルフボールBは円滑に排出口32
を通過してシュート22へと移動していく。
【0027】
【発明の効果】本発明のゴルフボール自動供給装置は、
供給アーム41が任意角度範囲で回動し、前端部に固定
したホルダー49が昇降することによりゴルフボールB
を目的位置に供給するものであるから、目的位置にゴル
フボールBを正確に供給することができ、ゴルフのスイ
ング練習を効果的に行なうことができる。
供給アーム41が任意角度範囲で回動し、前端部に固定
したホルダー49が昇降することによりゴルフボールB
を目的位置に供給するものであるから、目的位置にゴル
フボールBを正確に供給することができ、ゴルフのスイ
ング練習を効果的に行なうことができる。
【0028】又、1つの駆動モーター52とこれに接続
する簡単な駆動機構により作動するものであるから、装
置の製作、維持及び管理が容易であるとともに、作動時
の信頼性も大幅に向上する。
する簡単な駆動機構により作動するものであるから、装
置の製作、維持及び管理が容易であるとともに、作動時
の信頼性も大幅に向上する。
【図1】本発明のゴルフボール自動供給装置のケーシン
グを離脱した状態における外観斜視図である。
グを離脱した状態における外観斜視図である。
【図2】本発明のゴルフボール自動供給装置の縦断正面
図である。
図である。
【図3】本発明のゴルフボール自動供給装置の横断平面
図である。
図である。
【図4】吐出部のシュート前端における縦断面図であ
る。
る。
【図5】作動機構部の縦断面図である。
【図6】作動機構部の作動状態を示す平面図であり、
(A)はゴルフボール供給動作を待機する状態を、
(B)は供給アームが目的位置に到達した状態を、
(C)は供給アームが下降した状態を示す図である。
(A)はゴルフボール供給動作を待機する状態を、
(B)は供給アームが目的位置に到達した状態を、
(C)は供給アームが下降した状態を示す図である。
【図7】ゴルフボールをティーホルダーに供給する動作
の説明図である。
の説明図である。
1 基台 2 吐出部 3 ケーシング 4 作動機構部 5 駆動機構部 6 角度調整部 7 回転板 8 回動枠 9 アーム支持部材 22 シュート 34 案内孔 41 供給アーム 41aワイヤー 49 ホルダー 52 モーター 55 連接棒 62 調整板 71 昇降案内カム 91 案内ローラー B ゴルフボール
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーシング3に画成した収納空間部31
に収納したゴルフボールBを基台1上に設置した吐出部
2に移動させ、駆動機構部5より駆動力を付与されて作
動する作動機構部4によりゴルフボールBを目的位置に
順次供給するゴルフボール自動供給装置において、 前記作動機構部4は、前記基台1上に回動自在に設置さ
れ、その後部に昇降案内カム71を形成してなる回転板
7と、この回転板7上に回動自在に支持され、回転板7
との間に引張力を付勢された回動枠8と、この回動枠8
に下方回動自在に軸支され、その後部に前記昇降案内カ
ム71に当接する案内ローラー91を軸支し、回転枠8
との間に引張力を付勢されたアーム支持部材9と、この
アーム支持部材9に後端部を固定され、その前端部にホ
ルダー49を固定した供給アーム41と、前記回転板7
と前記回動枠との相対位置変化によって前記ホルダー4
9内側に出没するワイヤー41aとより構成し、 前記駆動機構部5は、モーター52と、減速機構51
と、この減速機構51の出力軸53に一端部を固定した
クランクレバー54と、このクランクレバー54の他端
部と前記回転板7とを連結する連接棒55とより構成
し、 前記ケーシング3の前面に前記供給アーム41を出入可
能とした案内孔34とその一側に調整孔61を穿設し、
この調整孔61に沿って移動可能とした調整ねじ63に
調整板62を連結し、この調整板62を適宜位置に設定
することにより前記案内孔34を閉塞して前記供給アー
ム41の回動角度範囲を調整できる角度調整部6を設置
したことを特徴とするゴルフボール自動供給装置。 - 【請求項2】 前記吐出部2は、ゴルフボールBを案内
するシュート22と、トーションスプリング23により
外方引張力を付勢され、前記シュート22の前端を閉鎖
する閉鎖部材24とよりなることを特徴とする請求項1
記載のゴルフボール自動供給装置。 - 【請求項3】 前記ケーシング3の収納空間部31に回
転棒33を突出して設置し、この回転棒33を前記出力
軸53の上端部と連結したことを特徴とする請求項1又
は2記載のゴルフボール自動供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12788994A JPH07328168A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ゴルフボール自動供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12788994A JPH07328168A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ゴルフボール自動供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328168A true JPH07328168A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14971172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12788994A Pending JPH07328168A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | ゴルフボール自動供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328168A (ja) |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP12788994A patent/JPH07328168A/ja active Pending
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