JPH0732779A - 改良された有価証券 - Google Patents

改良された有価証券

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JPH0732779A
JPH0732779A JP4331743A JP33174392A JPH0732779A JP H0732779 A JPH0732779 A JP H0732779A JP 4331743 A JP4331743 A JP 4331743A JP 33174392 A JP33174392 A JP 33174392A JP H0732779 A JPH0732779 A JP H0732779A
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ジョージ・ダブリュー・スタッブズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機の広範囲の設定値に亙る複製を防止
し、又は卓上型編集装置を使用した改変を一層完全に防
止し得る有価証券を提供すること。 【構成】 カラー複写機による文書の複写を防止する改
良された有価証券である。該文書は、2つの色調による
取り消し文言32、36及び背景模様を備えている。1
つの色調で複製されたコピーの取り消し文言を不鮮明に
するために複写機を調整すると、その別の色調の取り消
し文言が現れる。別の実施例において、取り消し文言及
び背景模様の濃度は文書の面に亙って変化する。この場
合、複写機の調整に関係なく、取り消し文言は、コピー
のどこかに現れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書の改変を防止する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】文書の改変を防止することの重要性は容
易に理解出来る。従来、文書の表面にある種の化学薬剤
を添付することを含む、文書の看過される改変を困難に
する各種の技術が採用されている。
【0003】カラー複写機の開発は、文書の保護の点で
全く新たな問題を発生させている。カラー複製の品質
は、極めて良好であるため、原物とカラー複製物とを識
別することは極めて困難であることが多い。その一致が
正確ではない場合でも、複製物は、原物と共に見ると本
物であるように見えることが多い。その結果、カラー複
写機を使用して、小切手、証券、自動車の権利書、その
他の有価証券のような証書を改変の目的で複製しようと
する者が生ずる。かかる改変は、パソコン及びスキャナ
を含む卓上型編集ソフトウェア及びハードウェアの登場
に伴って益々、顕著になっている。かかる卓上型編集装
置は、従来、一般に不可能であった精密な像の処理及び
印刷を可能にするからである。
【0004】文書の不法な複製を防止するため、多くの
技術が開発されている。最も成功している技術の1つ
は、隠れた警告文言を利用し、原文書には見えず又は略
見えないようにし、文書の複製物ではそれが容易に識別
可能であるようにすることである。
【0005】この技術の例は、米国特許第4,227,720号
及び同第4,310,180号に記載されている。単一色調の警
告文及び単一色調の背景模様が使用される。単一色のイ
ンクで覆い、又は、印刷部分の一部を覆い且つ通常、1
インチ当たりのドット、線又はマークで表示される周期
の半色調のドット、バー又はマークから形成される視覚
的効果を色調というものとする。半色調のドット、バー
又はマークは、ある部分では多少なりとも均一に配分
し、視覚的効果、即ち、全体は、濃い色調よりも明るい
色とし、全体よりも狭い部分は、より暗い色のインキで
覆うようにする。
【0006】警告文の色調と背景模様の色調は、寸法の
異なるドット、バー又はマークから形成するが、これら
は、通常の観察者の眼には、同様に見えるように選択す
る。中間調のドット、バー又はマークに使用されるより
暗い色のインキよりも明るい色で全体の部分を覆うこと
により、濃い色の効果よりも明るい色の効果が得られ
る。
【0007】これら警告文の色調及び背景模様の色調
は、等しいように選択するため、これら2つの部分は、
原文書を見る者に全く同一の視覚的インパクトを与え、
その警告文を容易に認識し得ない。カラー複写機の光学
素子は、典型的に、比較的小さい中間調のドット、線又
はその他の要素を複製することが出来ない。その結果、
原文書の複製コピーにその警告文が現れる。
【0008】警告文を更に不鮮明にするため、カモフラ
ージュ模様を使用する場合がある。このカモフラージュ
模様は、警告文、及び背景模様の双方からドット、バ
ー、又はマークが削除された部分から形成することが出
来る。又、このカモフラージュ模様は、背景模様及び警
告文に使用されるものよりも小さいドット、バー、又は
マークにより、又はより薄いインキで完全に覆う部分か
ら形成することが出来る。
【0009】最近、カラー複写機は、著しく進歩してい
る。これら新しいカラー複写機は、文書の保護の点で上
述の技術の効果を低下させる。最も一般的に使用される
周期及び寸法の組み合わせを使用する場合、かかる複写
機の設定値を調整することにより、複写機は、警告文が
複製物に現れない文書を作製することが出来る。更に、
レーザプリンタと共に、現在、利用可能である卓上型編
集装置は、無権限の複製を一層容易にする。このよう
に、この技術の進歩を図ることが望ましいことは明らか
である。
【0010】その1つの改良技術は、単一色調の背景及
び単一色調の取り消し文言を利用するものであり、米国
特許第4,351,547号に記載されている。この改良技術に
おいて、警告文は、同一寸法及び周期のドット又は要素
から形成しない。その代わり、その警告文は、背景色調
よりも周期が小さく且つ寸法の大きいドット、及びその
大きいドットに正確に整合状態に配置した小さいドット
を含む、交互のドット模様から形成する。
【0011】米国特許第4,579,370号には、隠れた警告
文を利用する別の改良技術が開示されている。その背景
及び警告文は、各々2対のドット寸法の半色調ドットか
ら成っている。例えば、背景の約50%は、直径0.127m
m(0.005インチ)の線を25.4mm(1インチ)当たり13
0本使用し、残りは、直径0.1524mm(0.006インチ)の
線を25.4mm(1インチ)当たり130本使用して形成す
る。取り消し文言の約50%は、直径約0.254mm(0.010
インチ)のドットを25.4mm(1インチ)当たり65個使
用し、残りは直径0.3048mm(0.012インチ)のドット
を25.4mm(1インチ)当たり65個使用して形成する。
これは、文書の不正な複写を更に防止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】これら方法は、一般
に、複写機の殆んどの設定値のときに文書を保護するの
に効果的である。しかし、ある複写機の場合、熟練者は
鮮明度及び明度、暗さに対する設定値を調整することに
より、警告文が現れないコピーを複製することが可能で
ある。
【0013】更に、銀行及び郵便局のようなある業界に
おいては、警告文は、像スキャナの使用に障害となる。
警告文がコピーに現れるようにする作用は、又、像スキ
ャナではその文言が際立つ結果となる。
【0014】こうした有価証券を作製するときの別の問
題点は、品質管理である。従来の品質管理方法は、仕上
がった文書の縁の周りのトリム領域、又は縁部に防止標
的を含める方法である。この防止標的は、密度計のよう
な管理用器具を使用して読み取る。その標的が適正に印
刷されているならば、通常、その像も又、正確に印刷さ
れていることを意味する。しかし、警告文の技術を採用
する多くの製品においては、これら標的を隠すための縁
部又はトリム領域がない。更に、警告文を隠すために使
用するカモフラージュ文はこれら複製物上で直接、密度
計を使用して読み取ることは殆ど不可能である。
【0015】故に、当該技術分野では、複写機の広範囲
の設定値に亙る複製を防止し、又は卓上型編集装置を使
用した改変を一層完全に防止し得る有価証券が依然、課
題である。又、銀行及び郵便局用の像スキャナを使用し
て読み取ることの出来る有価証券が課題である。最後
に、品質管理の標的を組み込むことの出来る有価証券が
課題とされている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、可変色調の背
景模様及び調和した取り消し文言を有する有価証券を提
供することにより、かかる課題を達成するものである。
色調という用語は、一種類のインキで印刷した中間調要
素を有する部分、又は薄いインキで完全に覆った部分に
より提供される視覚的効果を意味するものとする。複写
機を調整して複製文書の一つの部分における取り消し文
言を不鮮明にしようとする行為の結果、本発明によれ
ば、その取り消し文言は複製物の別の部分に現れる。
【0017】改良された有価証券は、マークを表示する
面を有する基層を備えている。該基層は、表面の第1の
部分に第1の背景印刷部分を備えている。該第1の背景
印刷部分は、第1の寸法及び第1の周期の要素の模様か
ら成っている。第1の背景印刷部分の色調は、第1の取
り消し文言の色調に略等しい。
【0018】基層は、表面の第2の部分に第2の背景印
刷部分を備えている。該第2の背景印刷部分は、第3の
寸法及び第3の周期の要素模様から成っている。第2の
取り消し文言が表面の第2の部分に印刷されている。該
第2の取り消し文言は、第4の寸法及び第4の周期の要
素模様から成っている。第2の背景印刷部分の色調は、
第2の取り消し文言の色調に略等しい。又、第1及び第
2の表面部分には、第1及び第2の取り消し文言を偽装
するカモフラージュ模様がある。
【0019】表面の第2の部分は、第1の部分の周りに
完全な又は部分的な境界を形成することが出来、又第1
の部分は、第2の部分の周囲に完全な又は部分的な境界
を形成することが出来る。
【0020】一実施例において、第2の寸法の要素は、
第1の寸法の要素と寸法が異なり、又、第2の周期は第
1の周期と異なる。又、第3の寸法の要素は、第4の寸
法の要素と寸法が異なり、第3の周期は第4の周期と異
なる。
【0021】好適な実施例において、第2の寸法の要素
は、第1の寸法の要素より大きく、第3の寸法の要素
は、第1の寸法の要素より大きく、更に、第4の寸法の
要素は第3の寸法の要素より大きい。更に、第2の周期
は、第1の周期より短く、第3の周期は第1の周期に略
等しい一方、第4の周期は第2の周期に略等しい。
【0022】改良された有価証券の一実施例において、
第1及び第2の周期は、第1の表面部分上で略均一であ
る一方、第3及び第4の周期は、第2の表面部分上で略
均一である。改良された有価証券の好適な実施例におい
て、第2の周期は、第1の周期の半分である一方、第4
の周期は、第3の周期の半分である。
【0023】別の実施例において、4つの全ての周期が
異なり、第2の寸法の要素は、第1の寸法の要素と寸法
が異なり、第3の寸法の要素は、第4の寸法の要素と寸
法が異なる。
【0024】カモフラージュ模様は、第1、第2、第3
及び第4の寸法の要素を使用せずに形成することが出来
る。又、該模様は、第1の寸法の要素を使用して形成す
ることも可能である。第2の寸法の要素は、第1の寸法
の要素よりも小さくし、又はより大きくすることが出来
る。
【0025】別の実施例において、該有価証券は又、基
層に印刷された住所欄を備えることが出来、その住所欄
は第5の寸法の要素の模様にて形成することが出来る。
該文書は又、第6の寸法の要素模様から成る金額欄を備
えることも出来る。その住所欄及び金額欄は、像スキャ
ナにより読み取ることが出来る。第5及び第6の寸法の
要素は、第1の寸法に略等しくする。又、住所欄及び金
額欄は、カモフラージュ模様を含めることが出来る。
【0026】更に別の実施例において、有価証券は、そ
の表面に印刷した品質管理標的を含むことが出来る。こ
の品質管理標的は、高濃度領域、低濃度領域及び中間濃
度部分を含むことが出来る。濃度は、視覚的作用に関す
る色調の特徴の一部を量的に表現する手段である。濃度
は、インキ等で相対的に覆った部分の範囲について測定
し、その覆った領域をインキが存在しない部分、又はイ
ンキで完全に覆った部分の基準値と比較する。警告部分
は高濃度部分とする一方、スキャナパネルは低濃度部分
とし、中間の標的は様式の不鮮明部分に配置し、カモフ
ラージュ模様を使用せずに印刷することが出来る。
【0027】この改良された有価証券の別の実施例は、
標識を表示する表面を有する基層を備えている。該基層
は、第1の寸法及び第1の周期の要素模様から成る表面
の背景印刷部分を含む。又、該基層は、第2の寸法及び
第2の周期の要素の模様から成る、表面に印刷された取
り消し文言を備えている。第1の周期及び第2の周期の
要素の周期は、表面上で変化する。該基層は、取り消し
文言を偽装するため、表面にカモフラージュ模様を備え
ることが出来る。
【0028】一実施例において、第1及び第2の周期の
要素の周期は、表面の1つの部分から別の部分にかけて
低下する。第1の寸法の要素は、第2の寸法の要素より
も大きくし、又はその逆にすることが可能である。
【0029】これとは別に、該有価証券は、マークを表
示する表面を有する基層と、第1の寸法及び第1の周期
の要素模様から成る、表面上の背景印刷部分と、第2の
寸法及び第2の周期の要素模様から成る、表面に印刷さ
れた取り消し文言とを備えることが出来、場合によって
は、取り消し文言を偽装するため、表面にカモフラージ
ュ模様を備えることも出来る。この実施例において、そ
の表面上の第1及び第2の寸法の要素寸法は、異なるよ
うにする。
【0030】更に、別の実施例において、要素の寸法及
びその周期は、共に異なるようにする。
【0031】
【実施例】図1には、通常の人間が見たときの本発明に
よる、明るい色調部分である第1の部分20と、暗い色
調部分である第2の部分22とを備える小切手10が示
してある。第1の部分20の外観が明るいのは、要素の
寸法が小さいためであり、その結果、インキで覆われる
第1の部分20の面積の比率は、第2の部分22に比較
し小さくなる。この第2の部分22は、第1の部分20
の周りに完全な境界を形成するように示してある。しか
し、該部分は、部分的な境界のみを形成することも出来
る。所望であれば、第1の部分20は、第2の部分22
より暗くしてもよいことが理解されよう。
【0032】図2は、小切手10の一部の詳細図であ
る。図2には、第1の部分20及び第2の部分22の断
面図が示してある。第1の部分20は、第1の背景印刷
部分30の要素、及び第1の警告文、又は取り消し文言
32を含む。第1の背景印刷部分30の要素は、第1の
取り消し文言32よりも小さく示してあるが、これら
は、同様により大きくすることが可能である。
【0033】第2の部分22は、第2の背景印刷部分3
4及び第2の取り消し文言36の要素を備えている。第
2の背景印刷物34の要素は、第2の取り消し文言36
の要素よりも小さく表示してある。しかし、これとは別
に、これらは、より大きく形成してもよい。第2の背景
印刷部分34の要素は、第1の背景印刷部分30よりも
大きく示してあり、第2の取り消し文言36の要素は、
第1の取り消し文言32よりも大きく示してある。しか
し、これらは、より小さく形成してもよい。第1及び第
2の背景印刷部分の要素の周期は同一とし、或は、異な
るようにすることも出来る。同様に、第1及び第2の背
景文言の要素の周期は、同一とし、又は異なるようにす
ることも出来る。例えば、効果的な組み合わせは、第1
の部分の10%が25.4mm(1インチ)当たり130本の線
を使用し、その15%が25.4mm(1インチ)当たり65本
の線を使用するようにし、第2の部分の20%が25.4mm
(1インチ)当たり130本の線を使用し、その25%が25.
4mm(1インチ)当たり65本の線を使用するようにす
る。別の効果的な組み合わせは、第1の部分の10%が2
5.4mm(1インチ)当たり130本の線を使用し、その15
%が25.4mm(1インチ)当たり65本の線を使用するよ
うにし、又、第2の部分の20%が25.4mm(1イン
チ)当たり120本の線を使用し、その25%が25.4mm
(1インチ)当たり60本の線を使用するようにすること
である。
【0034】仮想の点線40は、実際には、小切手に現
れない。これら点線は、単にカモフラージュ像38の縁
端を示すためにのみ使用するものである。カモフラージ
ュ像は、第1及び第2の背景印刷部分の要素及び第1及
び第2の取り消し文言を使用せずに形成することが出来
る。該像は又、背景要素よりも大きく又は小さい寸法の
要素を使用して形成することも出来る。
【0035】図3には、異なる有価証券における第1の
部分20及び第2の部分22の部分の拡大図が示してあ
る。カモフラージュ像38は、図示した文書上の波線で
形成される。第1の背景印刷部分30の要素は、第1の
取り消し文言32の要素よりも小さい。第2の背景印刷
部分34の要素は、第2の取り消し文言36の要素より
も小さいが、第1の背景印刷部分30の要素よりは大き
い。第2の取り消し文言36の要素は、第1の取り消し
文言32の要素よりも大きい。
【0036】第1の背景印刷部分30の要素の周期は、
第2の背景印刷部分34の周期に等しい。第1及び第2
の取り消し文言32、36の要素の周期は、等しく、第
1及び第2の背景印刷部分30、34の周期よりも短
い。
【0037】要素の寸法と周期との関係は、2つの部分
の外形が相違する原因となる。第1の部分20は、第2
の部分22よりも明るい色調に見えるが、これは、第1
の部分20の文書の全表面積に比して、インキで覆った
文書の表面の比率が小さいためである。故に、第1の部
分20は、第2の部分22よりも明るい色調となる。こ
れは、複写機を調整して、コピーの第1の部分20の取
り消し文言を不鮮明にし、又は消えるようにする場合、
第2の部分22の取り消し文言が複製したコピーに現れ
る点で有利である。同様に、複写機を調整して、コピー
の第2の部分22の取り消し文言を不鮮明にし、又は消
えるようにする場合、第1の部分20の取り消し文言が
複製したコピーに現れる。
【0038】文書のある部分の色調、即ち、人間の目に
見える文書の暗さ又は明るさは、中間色調印刷の濃度だ
けが原因でない。しかし、単位長さ当たり所定の数の線
から成る中間色調の網目の場合、より大きい中間色調ド
ットに起因するより高濃度の結果、より暗い色調とな
る。しかし、各場合におけるインキで覆われる単位面積
当たりの文書の表面積が等しい場合でも、大きく広く離
間したドットを有する部分は、より狭くより緊密に離間
したドットを有するその他の部分よりも、明るい色調と
なる。
【0039】図4、図5及び図6には、カラー複写機に
より、図1及び図2の小切手10を複製しようとする多
くの試みの結果が示してある。図4において、第2の部
分22の取り消し文言44を不鮮明にするために複写機
を調整する場合、第1の部分20の取り消し文言42が
複製したコピーに鮮明に現れる。
【0040】図5において、第1の部分20の取り消し
文言42を消すためコピーを明るくしようとして複写機
を調整する場合、その調整の結果、複製したコピーに第
2の部分22の取り消し文言44が明確に現れたコピー
となる。
【0041】最後に、図6において、複製したコピーの
第1の部分20の取り消し文言42を不鮮明にするため
に複写機を調整する場合、直ちに、複製したコピーに第
2の部分22の取り消し文言44が現れる。
【0042】図7には、本発明の別の実施例が図示され
ている。小切手50は、背景印刷物の要素、取り消し文
言要素及び図1乃至図6に関して上述したカモフラージ
ュ模様を含む。要素の色調は、小切手50の表面全体に
亙って変化する。図面にて左から右方向に低下するよう
にしてある。これは、小切手50の表面における中間色
調要素の寸法、その間隔、又はその双方を変化させるこ
とにより、実現可能である。
【0043】図8には、本発明の更に別の実施例が概略
図で図示されている。この実施例において、背景印刷部
分の要素及び取り消し文言の周期は等しい一方、その要
素の寸法は文書全体に亙って変化させる。これは、階調
網目と称する。例えば、周期は、背景印刷部分及び取り
消し文言共に、それぞれ25.4mm(1インチ)当たり13
0乃至65本の線で形成することが出来る。背景印刷部分
の要素の寸法は、覆われる面積の50%から5%に亙って
文書全体で変化させ、取り消し文言は、文書全体で60%
から7%に変化させることが出来る。図示した文書にお
いて、覆われる比率の最も大きい箇所は、文書の頂部で
ある。これら比率は、文書の底部に向けて漸進的に縮小
させる。図示した文書では、この覆われる比率の変化が
段階的に生じて、色調が僅かに異なる帯域が形成される
ように示してある。しかし、所望通り、ドット寸法は、
文書の表面全体に亙り連続的に変化させることも出来
る。背景印刷物のドット寸法及び取り消し文言のドット
寸法を変化させる方法に関係なく、略等しい色調が得ら
れるように、文書の所定の部分におけるドットの寸法を
選択する。
【0044】住所欄60及び金額欄62は、背景要素に
略等しい間隔の中間色調要素にて形成する。これら欄
は、カモフラージュ模様を含み、又はその模様を省略し
てもよい。該住所欄60及び金額欄62は、像スキャナ
により読み取ることが可能である。又、図8には、小切
手の表面に印刷した品質管理標的69が図示されてい
る。該品質管理標的は、高濃度領域70と、低濃度領域
72と、中間濃度領域74とを備えている。高濃度印刷
の警告帯域76は、図示するように、小切手50の頂部
及び底部に形成することが出来る。住所欄60及び金額
欄62のような部分に低濃度の印刷を適用することが可
能である。中間の標的72は、不鮮明な形態の部分とし
て提供し、カモフラージュ模様を存在させずに印刷する
ことが出来る。
【0045】図9には、本発明の更に別の実施例が概略
図で図示されており、図8の部分に対応する文書の部分
は、同様の参照符号で表示してある。図9の実施例にお
いて、背景印刷部分の要素及び取り消し文言の周期は一
定である一方、これら要素の寸法は文書全体に亙り変化
させる。しかし、図8の実施例と異なり、文書の頂部及
び底部の双方が網目要素で覆われる最大の比率部分であ
る。この比率は、略均一な色調の中央領域80に向けて
漸進的に低下させる。図8におけるように、図9には、
その覆われる比率が段階的に変化する状態で図示されて
おり、色調の僅かに異なる帯域が形成される。しかし、
所望であれば、ドットの寸法は文書の表面全体に亙り連
続的に変化させることも出来る。同様に、ドット寸法
は、略均一な色調が得られるように、文書の所定の部分
に対して選択する。
【0046】図10には、本発明の更に別の実施例が概
略図で図示されており、図8の部分に対応する文書部分
は、同様の参照符号で表示される。図10の実施例にお
いて、背景印刷部分の要素及び取り消し文言の周期は、
一定である一方、要素の寸法は文書全体に亙って変化さ
せる。図9の実施例と異なり、図10の実施例には、略
均一な色調の中央帯域が存在しない。網目要素により覆
われる部分の比率は、文書の頂部及び底部から該文書の
中間にかけて漸進的に低下する。別の実施例と同様、ド
ット寸法は、背景印刷物及び取り消し文言の印刷部分が
略等しい色調となるように選択する。
【0047】「取り消し」という文言は、図面に示した
「VOID(無効)」のような用語のみならず、検査す
る文書が真正な文書のコピーに過ぎないことを確認する
ことのみを目的とする用語及び文言を含むことを理解す
べきである。この目的上、「写真コピー」、「コピー」
及び「副本」というような文言を使用してもよい。又、
「取り消し」という文言には、コピーをする者に対し、
その原文書が真正な文書であることを意味する文言、又
は記号である。
【0048】本発明の改良された有価証券をその各種の
実施例に関し、詳細に説明したが、本発明は、特許請求
の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱せずに一定の応
用例及び変形例が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の人間が見たときの本発明による小切手の
図である。
【図2】図1の小切手の拡大部分の図である。
【図3】文書の表面上の2つの異なる部分の大きく拡大
した図である。
【図4】カラー複写機又は卓上型編集装置により得られ
る図1の文書の複製物の図である。
【図5】制御設定値が異なる状態のカラー複写機、又は
卓上型編集装置により得られる複製物の外観を示す、図
4と同様の図である。
【図6】別の制御設定値のときのカラー複写機、又は卓
上型編集装置により得られる複製物の外観を示す、図4
と同様の図である。
【図7】本発明の別の実施例の図である。
【図8】本発明の別の実施例の図である。
【図9】本発明の別の実施例の図である。
【図10】本発明の別の実施例の図である。
【符号の説明】
10 小切手 20 第1の部分 22 第2の部分 30 第1の背景印刷物 32 第1の取り消し文言 34 第2の背景印刷物 36 第2の取り消し文言 38 カモフラージュ像 42 第1の部分の取り消し文言 44 第2の部分の取り消し文言
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 請求項3に記載の改良された有価証券に
して、 前記第1の周期が、前記第3の周期と異なり、 前記第2の周期が、前記第4の周期と異なることを特徴
とする改良された有価証券。
【請求項】 請求項1に記載の改良された有価証券に
して、 前記カモフラージュ模様が、前記基層の面部分に前記第
1、第2、第3及び第4の寸法の前記要素が存在しない
ことにより形成されることを特徴とする改良された有価
証券。
【請求項】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記面上の背景印刷部分であって、第1の寸法及び第1
の周期の要素模様から成る第1の背景印刷部分と、 前記面に印刷された取り消し文言であって、第2の寸法
及び第2の周期の要素模様から成る取り消し文言と、を
備え、前記第1の寸法又は第2の寸法の要素の一方がカラー複
写機により再生されない程度に十分に小さく、かつ該第
1の寸法又は第2の寸法の要素の他方がカラー 複写機に
より再生される程度に十分に大きく、これによりカラー
複写機上の有価 証券のコピーが前記取り消し文言を表示
し、 前記第1及び第2の周期の前記各要素の周期が前記面
横切って変化し、これにより前記背景印刷部分の色調及
び前記取り消し文言の色調が共に、視覚的に明 確な態様
で前記面を横切って変化し、 これにより、前記有価証券のコピーの少なくともある部
分上で明確な前記取り消し文言を伴わない前記有価証券
の複写を妨げる、 ことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項】 請求項に記載の改良された有価証券に
して、 前記第1及び第2の周期が、前記面上の1つの部分から
別の部分にかけて低下することを特徴とする改良された
有価証券。
【請求項10】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 前記第1の寸法の前記要素が、前記第2の寸法の前記要
素よりも大きいことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項11】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 前記第2の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
素よりも大きいことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項12】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 前記取り消し文言を偽装するため、前記面上にカモフラ
ージュ模様を更に備えることを特徴とする改良された有
価証券。
【請求項13】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 前記カモフラージュ模様が、前記面上の模様内に前記第
1及び第2の寸法の前記要素が存在しないことにより形
成されることを特徴とする改良された有価証券。
【請求項14】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 前記カモフラージュ模様が、前記面上の模様内に前記要
素が存在することにより形成されることを特徴とする改
良された有価証券。
【請求項15】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 前記基層に印刷された住所欄であって、第3の寸法の要
素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第4の寸法の要
素模様から成る金額欄と、を更に備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
【請求項16】 請求項15に記載の改良された有価証
券にして、 前記第3及び前記第4の寸法の前記要素が、前記第1の
寸法に略等しいことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項17】 請求項15に記載の改良された有価証
券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記住所欄及び前記金額欄
内に存在することを特徴とする改良された有価証券。
【請求項18】 請求項に記載の改良された有価証券
にして、 その表面に印刷された品質管理標的であって、高濃度領
域と、低濃度領域と、中間濃度領域とを備える品質管理
標的を更に備えることを特徴とする改良された有価証
券。
【請求項19】 請求項18に記載の改良された有価証
券にして、 前記高濃度領域が警告帯域であり、前記低濃度領域がス
キャナパネルであることを特徴とする改良された有価証
券。
【請求項20】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記面上の背景印刷部分であって、第1の寸法及び第1
の周期の要素模様から成る背景印刷部分と、 前記面に印刷された取り消し文言であって、第2の寸法
及び第2の周期の要素模様から成る取り消し文言と、を
備え、 前記第1の寸法又は第2の寸法の要素の一方がカラー複
写機により再生されない程度に十分に小さく、かつ該第
1の寸法又は第2の寸法の要素の他方がカラー 複写機に
より再生される程度に十分に大きく、これによりカラー
複写機上の有価 証券のコピーが前記取り消し文言を表示
し、 前記第1及び第2の寸法の各要素の寸法が前記面を横切
って変化し、これにより前記背景印刷部分の色調及び前
記取り消し文言の色調が共に、視覚的に明確な 態様で前
記面を横切って変化し、 これにより、前記有価証券のコピーの少なくともある部
分上で明確な前記取り消し文言を伴わない前記有価証券
の複写を妨げる、 ことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項21】 請求項20に記載の改良された有価証
券にして、 前記基層上に印刷された住所欄であって、第3の寸法の
要素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第4の寸法の要
素模様から成る金額欄と、を備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
【請求項22】 請求項20に記載の改良された有価証
券にして、 前記取り消し文言を偽装するため、前記面上にカモフラ
ージュ模様を更に備えることを特徴とする改良された有
価証券。
【請求項23】 請求項20に記載の改良された有価証
券にして、 その面上に印刷された品質管理標的であって、高濃度領
域と、低濃度領域と、及び中間濃度領域とを備える品質
管理標的を更に備えることを特徴とする改良された有価
証券。
【請求項24】 請求項23に記載の改良された有価証
券にして、 前記高濃度領域が警告帯域であり、 前記低濃度領域が、スキャナパネルであることを特徴と
する改良された有価証券。
【請求項25】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記面上の背景印刷部分であって、第1の寸法及び第1
の周期の要素模様から成る背景印刷部分と、 前記面に印刷された取り消し文言であって、第2の寸法
及び第2の周期の要素模様から成る取り消し文言と、を
備え、 前記第1の寸法又は第2の寸法の要素の一方がカラー複
写機により再生されない程度に十分に小さく、かつ該第
1の寸法又は第2の寸法の要素の他方がカラー 複写機に
より再生される程度に十分に大きく、これによりカラー
複写機上の有価 証券のコピーが前記取り消し文言を表示
し、 前記第1及び第2の寸法の各要素の寸法が前記面を横切
って変化すると共に、 前記第1及び第2の周期の各要素
の各周期が前記第1の面を横切って変化し、これにより
前記背景印刷部分の色調及び前記取り消し文言の色調が
共に、視覚的に 明確な態様で前記面を横切って変化し、 これにより、前記有価証券のコピーの少なくともある部
分上で明確な前記取り消し文言を伴わない前記有価証券
の複写を妨げる、 ことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項26】 請求項25に記載の改良された有価証
券にして、 前記取り消し文言を偽装するため、前記面上にカモフラ
ージュ模様を更に備えることを特徴とする改良された有
価証券。
【請求項27】 請求項25に記載の改良された有価証
券にして、 前記基層上に印刷された住所欄であって、第3の寸法の
要素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第4の寸法の要
素模様から成る金額欄と、を備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
【請求項28】 請求項27に記載の改良された有価証
券にして、 前記第3及び前記第4の寸法の前記要素が、前記第1の
寸法に略等しいことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項29】 請求項27に記載の改良された有価証
券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記住所欄及び前記金額欄
内に存在することを特徴とする改良された有価証券。
【請求項30】 請求項26に記載の改良された有価証
券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記第1及び第2の寸法の
前記要素が存在しないことにより形成されることを特徴
とする改良された有価証券。
【請求項31】 請求項26に記載の改良された有価証
券にして、 前記カモフラージュ模様が、更に別の要素が存在するこ
とにより形成されることを特徴とする改良された有価証
券。
【請求項32】 請求項30に記載の改良された有価証
券にして、 前記更に別の要素が、第3の寸法の要素を備えることを
特徴とする改良された有価証券。
【請求項33】 請求項32に記載の改良された有価証
券にして、 前記第3の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
素よりも小さいことを特徴とする改良された有価証券。
【請求項34】 請求項32に記載の改良された有価証
券にして、 前記第3の寸法の前記要素が、前記第1の寸法よりも大
きいことを特徴とする改良された有価証券。
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレン・レオン・シンク アメリカ合衆国ヴァージニア州24151,ロ ッキー・マウント,ロード・ナンバー4, ボックス 1700 (72)発明者 ジョージ・ダブリュー・スタッブズ アメリカ合衆国オハイオ州45431,ビーヴ ァークリーク,エイヴォン・ドライヴ 2041 (72)発明者 ジョン・エス・シンプソン アメリカ合衆国オハイオ州45420,デイト ン,ビーチャー・アヴェニュー 4410 (72)発明者 ジョン・エフ・カーン アメリカ合衆国オハイオ州45424,デイト ン,ディア・ブラッフ・ドライヴ 6710

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記基層の第1の部分の第1の背景印刷部分であって、
    第1の寸法及び第1の周期の要素模様から成る第1の背
    景印刷部分と、 前記面の前記第1の部分に印刷された第1の取り消し文
    言であって、第2の寸法及び第2の周期の要素の模様か
    ら成る第1の取り消し文言と、を備え、 前記第1の背景印刷部分の色調が前記第1の取り消し文
    言の色調に略等しいようにし、 前記面の第2の部分の上の第2の背景印刷部分であっ
    て、第3の寸法及び第3の周期の要素の模様から成る第
    2の背景印刷部分と、 前記面の前記第2の部分に印刷された第2の取り消し文
    言であって、第4の寸法及び第4の周期の要素模様から
    成る第2の取り消し文言と、を備え、 前記第2の背景印刷部分の色調が前記第2の取り消し文
    言の色調に略等しいようにし、 前記証券の前記第1及び前記第2の取り消し文言を偽装
    するため、前記面の前記第1及び前記第2の部分上のカ
    モフラージュ模様を備えることを特徴とする改良された
    有価証券。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の改良された有価証券に
    して、 前記面の前記第1及び第2の部分の一方が、該面の第1
    及び第2の部分の他方の周囲に全体的、又は部分的な境
    界を形成することを特徴とする改良された有価証券。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の改良された有価証券に
    して、 前記第2の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素と寸法が異なり、 前記第2の周期が、前記第1の周期と異なり、 前記第3の寸法の前記要素が、前記第4の寸法の前記要
    素と寸法が異なり、 前記第3の周期が、前記第4の周期と異なることを特徴
    とする改良された有価証券。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の改良された有価証券に
    して、 前記第2の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素よりも大きく、 前記第2の周期が、前記第1の周期よりも短く、 前記第3の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素よりも大きく、 前記第4の寸法の前記要素が、前記第3の寸法の前記要
    素よりも大きく、 前記第3の周期が、前記第1の周期に略等しく、 前記第4の周期が、前記第2の周期に略等しいことを特
    徴とする改良された有価証券。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の改良された有価証券に
    して、 前記第1の周期及び前記第2の周期が、前記面の前記第
    1の部分上で略均一であり、 前記第3及び第4の周期が、前記面の前記第2の部分上
    で略均一であることを特徴とする改良された有価証券。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の改良された有価証券に
    して、 前記第2の周期が、前記第1の周期の半分であり、 前記第4の周期が、前記第3の周期の半分であることを
    特徴とする改良された有価証券。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の改良された有価証券に
    して、 前記第1の周期が、前記第3の周期と異なり、 前記第2の周期が、前記第4の周期と異なることを特徴
    とする改良された有価証券。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の改良された有価証券に
    して、 前記カモフラージュ模様が、前記基層の面部分に前記第
    1、第2、第3及び第4の寸法の前記要素が存在しない
    ことにより形成されることを特徴とする改良された有価
    証券。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の改良された有価証券に
    して、 前記カモフラージュ模様が、前記基層の面部分に第5の
    寸法の要素が存在することにより形成されることを特徴
    とする改良された有価証券。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の改良された有価証券
    にして、 前記第5の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素よりも小さいことを特徴とする改良された有価証券。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の改良された有価証券
    にして、 前記第5の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素よりも大きいことを特徴とする改良された有価証券。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の改良された有価証券
    にして、 前記基層に印刷された住所欄であって、第5の寸法の要
    素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第6の寸法の要
    素模様から成る金額欄と、を更に備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
    り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第5及び前記第6の寸法の前記要素が、前記第1の
    寸法に略等しいことを特徴とする改良された有価証券。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の改良された有価証
    券にして、前記カモフラージュ模様が、前記住所欄及び
    前記金額欄内に存在することを特徴とする改良された有
    価証券。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の改良された有価証券
    にして、 その表面に印刷された品質管理標的であって、高濃度領
    域と、低濃度領域と、中間濃度領域とを備える品質管理
    標的を更に備えることを特徴とする改良された有価証
    券。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の改良された有価証
    券にして、 前記高濃度領域が警告帯域である一方、前記低濃度領域
    がスキャナパネルであり、前記中間濃度領域が、前記カ
    モフラージュ模様が存在せずに印刷されることを特徴と
    する改良された有価証券。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の改良された有価証券
    にして、 その表面上に印刷された複数の離間した品質管理標的を
    更に備え、 前記カモフラージュ模様が、前記標的上を伸長しないこ
    とを特徴とする改良された有価証券。
  18. 【請求項18】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記面上の背景印刷部分であって、第1の寸法及び第1
    の周期の要素模様から成る第1の背景印刷部分と、 前記面に印刷された取り消し文言であって、第2の寸法
    及び第2の周期の要素模様から成る取り消し文言と、を
    備え、 前記第1及び第2の周期の前記要素の周期が、前記面に
    亙って変化することを特徴とする改良された有価証券。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第1及び第2の周期が、前記面上の1つの部分から
    別の部分にかけて低下することを特徴とする改良された
    有価証券。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第1の寸法の前記要素が、前記第2の寸法の前記要
    素よりも大きいことを特徴とする改良された有価証券。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第2の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素よりも大きいことを特徴とする改良された有価証券。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記取り消し文言を偽装するため、前記面上にカモフラ
    ージュ模様を更に備えることを特徴とする改良された有
    価証券。
  23. 【請求項23】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記面上の模様内に前記第
    1及び第2の寸法の前記要素が存在しないことにより形
    成されることを特徴とする改良された有価証券。
  24. 【請求項24】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記面上の模様内に前記要
    素が存在することにより形成されることを特徴とする改
    良された有価証券。
  25. 【請求項25】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 前記基層に印刷された住所欄であって、第3の寸法の要
    素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第4の寸法の要
    素模様から成る金額欄と、を更に備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
    り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第3及び前記第4の寸法の前記要素が、前記第1の
    寸法に略等しいことを特徴とする改良された有価証券。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の改良された有価証
    券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記住所欄及び前記金額欄
    内に存在することを特徴とする改良された有価証券。
  28. 【請求項28】 請求項18に記載の改良された有価証
    券にして、 その表面に印刷された品質管理標的であって、高濃度領
    域と、低濃度領域と、中間濃度領域とを備える品質管理
    標的を更に備えることを特徴とする改良された有価証
    券。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の改良された有価証
    券にして、 前記高濃度領域が警告帯域であり、前記低濃度領域がス
    キャナパネルであることを特徴とする改良された有価証
    券。
  30. 【請求項30】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記面上の背景印刷部分であって、第1の寸法及び第1
    の周期の要素模様から成る背景印刷部分と、 前記面上に印刷された取り消し文言であって、第2の寸
    法及び第2の周期の要素模様から成る取り消し文言と、
    を備え、 前記第1及び前記第2の寸法の前記要素の寸法が、前記
    面に亙り変化するようにしたことを特徴とする改良され
    た有価証券。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の改良された有価証
    券にして、 前記基層上に印刷された住所欄であって、第3の寸法の
    要素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第4の寸法の要
    素模様から成る金額欄と、を備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
    り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載の改良された有価証
    券にして、 前記取り消し文言を偽装するため、前記面上にカモフラ
    ージュ模様を更に備えることを特徴とする改良された有
    価証券。
  33. 【請求項33】 請求項30に記載の改良された有価証
    券にして、 その面上に印刷された品質管理標的であって、高濃度領
    域と、低濃度領域と、及び中間濃度領域とを備える品質
    管理標的を更に備えることを特徴とする改良された有価
    証券。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の改良された有価証
    券にして、 前記高濃度領域が警告帯域であり、 前記低濃度領域が、スキャナパネルであることを特徴と
    する改良された有価証券。
  35. 【請求項35】 改良された有価証券にして、 標識を表示する面を有する基層と、 前記面上の背景印刷部分であって、第1の寸法及び第1
    の周期の要素模様から成る背景印刷部分と、 前記面上に印刷された取り消し文言であって、第2の寸
    法及び第2の周期の要素模様から成る取り消し文言と、
    を備え、 前記第1及び前記第2の寸法の前記要素の寸法が前記面
    に亙り変化するようにし、 前記第1及び第2の周期の前記要素の周期が、前記面上
    で変化するようにしたことを特徴とする改良された有価
    証券。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の改良された有価証
    券にして、 前記取り消し文言を偽装するため、前記面上にカモフラ
    ージュ模様を更に備えることを特徴とする改良された有
    価証券。
  37. 【請求項37】 請求項35に記載の改良された有価証
    券にして、 前記基層上に印刷された住所欄であって、第3の寸法の
    要素模様から成る住所欄と、 前記基層に印刷された金額欄であって、第4の寸法の要
    素模様から成る金額欄と、を備え、 前記住所欄及び前記金額欄が、像スキャナにより読み取
    り可能であることを特徴とする改良された有価証券。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第3及び前記第4の寸法の前記要素が、前記第1の
    寸法に略等しいことを特徴とする改良された有価証券。
  39. 【請求項39】 請求項37に記載の改良された有価証
    券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記住所欄及び前記金額欄
    内に存在することを特徴とする改良された有価証券。
  40. 【請求項40】 請求項36に記載の改良された有価証
    券にして、 前記カモフラージュ模様が、前記第1及び第2の寸法の
    前記要素が存在しないことにより形成されることを特徴
    とする改良された有価証券。
  41. 【請求項41】 請求項36に記載の改良された有価証
    券にして、 前記カモフラージュ模様が、更に別の要素が存在するこ
    とにより形成されることを特徴とする改良された有価証
    券。
  42. 【請求項42】 請求項40に記載の改良された有価証
    券にして、 前記更に別の要素が、第3の寸法の要素を備えることを
    特徴とする改良された有価証券。
  43. 【請求項43】 請求項42に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第3の寸法の前記要素が、前記第1の寸法の前記要
    素よりも小さいことを特徴とする改良された有価証券。
  44. 【請求項44】 請求項42に記載の改良された有価証
    券にして、 前記第3の寸法の前記要素が、前記第1の寸法よりも大
    きいことを特徴とする改良された有価証券。
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