JPH07325727A - 無停止動作型データ処理方法 - Google Patents

無停止動作型データ処理方法

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JPH07325727A
JPH07325727A JP6118152A JP11815294A JPH07325727A JP H07325727 A JPH07325727 A JP H07325727A JP 6118152 A JP6118152 A JP 6118152A JP 11815294 A JP11815294 A JP 11815294A JP H07325727 A JPH07325727 A JP H07325727A
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JP
Japan
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data processing
image data
processing method
mounting
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JP6118152A
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Hiroshi Soga
浩 曽我
Yutaka Obara
豊 小原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウェアとその実装データを持つソフト
ウェアとで構成されるデータ処理システムに関し、ハー
ドウェアの実装状態とそのイメージデータとに不一致が
生じても、システムを停止せず一致性を保つことを目的
とする。 【構成】 CPUおよびI/O等の附属装置類(交換機
の通話路装置類も含む)で構成されるデータ処理装置
(ハードウェア)とその装置類の実装状態等のイメージ
データを持ち、そのデータ類をもとに所定の機能(呼処
理機能等)を果たすソフトウェアで構成されるデータ処
理システムにおいて、システムの運用初期および運用中
のハードウェア増設およびソフトウェアの機能追加等に
よって、システム毎に異なるハードウェアの実装状態と
そのイメージデータに不一致が生じた場合においても、
システムの機能動作を停止することなく、その不一致を
検出して外部に通知する機能およびシステム自律で修正
する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハードウェアとその実装
データを持つソフトウェアとで構成されるデータ処理シ
ステムにおけるイメージデータ処理方法に関する。CP
U及びI/O等の附属装置類(交換機の通話路装置類も
含む)のハードウェアで構成されるデータ処理装置の実
装状態は、該装置類に接続されたイメージデータによっ
て保守者により監視することができる。
【0002】交換機のホストマシンは、上記データ処理
装置のハードウェア構成とその装置類の実装状態等のイ
メージデータをデータベースに保有し、そのデータ類を
もとに所定の機能(例えば初期設定、呼処理機能等)を
果たすソフトウェアで構成されるデータ処理システムを
保有している。
【0003】ホストマシンにおける装置に対する所定の
機能としては、装置実装時及び増設時における装置に対
するハード初期設定や、未実装装置類や変更装置類に対
する修正履歴情報の把握や、関連データ間の検証結果の
判定および修正や、未実装データの非転送及び消失デー
タの復元等のデータ処理が必要である。
【0004】
【従来の技術】従来のデータ処理システムのシステム構
成例を図10に示す。図において、11はホストマシン、
12はデータベース、13はI/O系装置類、14はSP系装
置類、15は未実装装置類、16は保守端末を示す。図は、
交換機におけるI/O,SP系装置類に関して例に挙げ
説明する。
【0005】これら装置類に対する実装状態(装置の有
無)、装置状態(運転中・障害中)の管理及びこれら装
置類の所定の機能提供(初期設定・呼処理)は、実際の
ハードウェアそのものの装置実装状態にかかわらず、こ
れら装置類に関するイメージデータをもとに実施されて
いる。
【0006】上記データ処理システムにおいて、装置類
に関するイメージデータはホストマシン11に接続された
データベース12に保有されており、保守端末16には、マ
ン−マシン間のインタフェースを取る為の機能を有して
いるが、ホストマシン11側の装置類に関するイメージデ
ータは保有していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例のシステムにお
いては、実際のハードウェアそのものが未実装であった
としても、イメージデータに実装として登録された場
合、ハードウェアとソフトウェア処理においてシステム
に不都合が発生し、運用初期におけるシステム稼働不可
及び運用中の増設または機能追加における装置の誤動作
や機能動作の停止(システムダウン)を誘発する要因と
なる。
【0008】本発明は、システムの基本動作に最低限必
要な装置(交換動作のためのリンク確立装置等)のイメ
ージデータの不一致による運用初期におけるシステム未
動作(立ち上がらない)及び運用中の増設または機能追
加における装置の誤動作や機能動作の停止(システムダ
ウン)を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理シス
テムの原理構成図を図1に示す。図において、1はホス
トマシン、2はデータベース、3はI/O系装置類、4
はSP系装置類、5は未実装装置類、6は保守端末、7
はワークステーション、8はデータベースを示す。図
は、I/O系、SP系装置類に関しての例を示す。
【0010】保守端末6用に接続されたワークステーシ
ョン7にはデータベース8が設けられ、データベース8
には、I/O,SP系装置類に関するイメージデータ
(主)を保有し、ホストマシン1のデータベース2には
I/O,SP系装置類に関するイメージデータ(従)を
保有する。
【0011】これら装置類に対する実装状態(装置の有
無)、装置状態(運転中・障害中)の管理及びこれら装
置類の所定の機能提供(初期設定・呼処理)は、ホスト
マシン1側にて管理しているこれら装置類に関するイメ
ージデータ(従)をもとに実施されている。
【0012】イメージデータ(従)は、保守端末6用と
して接続されたワークステーション7側にて管理してい
るイメージデータ(主)により、システムの自律的また
は保守コマンドによる整合処理が行われる。それにより
ホストマシン1側は、実際のハードウェアそのものの装
置実装状態を意識した運用が行なえる。
【0013】本発明は、CPUおよびI/O等の附属装
置類(交換機の通話路装置類も含む)で構成されるデー
タ処理装置(ハードウェア)とその装置類の実装状態等
のイメージデータを持ち、そのデータ類をもとに所定の
機能(呼処理機能等)を果たすソフトウェアで構成され
るデータ処理システムにおいて、システムの運用初期お
よび運用中のハードウェア増設およびソフトウェアの機
能追加等によって、システム毎に異なるハードウェアの
実用状態とそのイメージデータに不一致が生じた場合に
おいても、システムの機能動作を停止することなく、そ
の不一致を検出して外部に通知する機能およびシステム
自律で修正する機能を有する無停止動作型データ処理方
法を構築する。
【0014】
【作用】 .装置自身の実装の申告をもとにその実装イメージデ
ータとの不一致を検出し、外部へ通知することを特徴と
する装置実装申告によるデータ処理方法。 .装置自身の実装の申告をもとにその実装イメージデ
ータを生成もしくは修正することを特徴とする装置実装
申告によるデータ処理方法。 .上位装置による下位装置の未実装の申告をもとにそ
の実装イメージデータを生成もしくは修正することを特
徴とする装置未実装申告によるデータ処理方法。 .前記における申告をもとに実装イメージデータを
修正することを特徴とする装置未実装申告によるデータ
処理方法。 .前記における修正でその修正履歴を外部に通知す
ることを特徴とする装置未実装申告によるデータ処理方
法。 .関連を持つ異なるデータ間の矛盾に対し、データの
誤りを検出し修正することを特徴とする関連データ間の
矛盾検証によるデータ処理方法。 .マルチプロセッサシステムのプロセッサ間局データ
検証におけるプロセッサ間転送データを実装データのみ
とすることを特徴とする未実装データ非転送によるデー
タ処理方法。 .局データ変更機能により変更された局データがIP
L(初期プログラムロード)等で消失した場合、その消
失した局データの復元を再開処理後に行うことを特徴と
する消失データの復元によるデータ処理方法。
【0015】
【実施例】本発明のデータ処理方法の概要図を図2〜図
9に示す。 .装置実装申告によるデータ処理方法(その1) 装置実装申告によるデータ処理方法(その1)を図2に
示す。図2(a)のデータ処理手段において、装置Aは
実装申告を行う回路を具備し、定期的にシステムに対し
実装申告を行う。システムは、実装申告検出プログラム
・イメージデータ検証プログラム・不一致情報通知プロ
グラムにより、装置Aからの実装申告とその装置Aの実
装イメージデータとを検証し、不一致がある場合、その
不一致情報(収容位置と実装イメージデータ)を外部の
保守端末に通知する。
【0016】図2(b)のデータ処理フローにおいて、 (1) 付帯装置Aは、自身の実装状態をホストマシンへ申
告可能なファームウェアを装備している。 (2) 付帯装置Aは、内蔵されたタイマーにより、定期的
にホストマシンに実装申告を行う。 (3) 実装申告検出プログラムは、付帯装置Aから申告さ
れた情報の受付を行う。 (4) イメージデータ検証プログラムは、付帯装置Aから
申告された情報と装置類に関するイメージデータとの照
合を行い、不一致が出された場合は、不一致情報通知プ
ログラムを起動する。 (5) 不一致情報プログラムは、付帯装置Aに関する収容
位置と実装イメージデータをワークステーション側へ送
信し、保守者へ通知を行う。 .装置実装申告によるデータ処理方法(その2) 装置実装申告によるデータ処理方法(その2)を図3に
示す。図3(a)のデータ処理手段において、電源ON
もしくはリセットボタン時に実装申告を行う回路を具備
した装置Aを実装時にその装置から実装申告を受けた場
合、システムは、実装申告検出プログラム・実装イメー
ジデータ修正プログラムにより、その装置の実装イメー
ジデータ(実装・属性)を生成もしくは修正した後、そ
の装置に対してハード初期設定要求を行う。
【0017】図3(b)のデータ処理フローにおいて、 (1) 付帯装置Aに関するイメージデータは、主/従とも
増設中または未実装状態である。 (2) 付帯装置Aを増設する為に、保守者によりワークス
テーションからコマンドが投入される。 (3) ホストマシン側では、増設装置局データ読込と格納
処理が実行され、イメージデータ(主)が読込まれる。 (4) 付帯装置Aは、パワーオンあるいはハードリセット
を行うことにより、自身の実装状態をホストマシンへ申
告する。 (5) 実装申告検出プログラムは、付帯装置Aから申告さ
れた情報の受付を行う。 (6) イメージデータ生成あるいは修正プログラムは、付
帯装置Aから申告された情報をもとに、その装置の実装
状態をイメージデータ(従)に生成もしくは修正した
後、イメージデータ(主)に転送する。 (7) ホストマシン側では、付帯装置Aに対してハード初
期設定の要求を行う。 .装置未実装申告によるデータ処理方法(その1) 装置未実装申告によるデータ処理方法(その1)を図4
に示す。図4(a)のデータ処理手段において、上位装
置Bは、下位装置からの実装申告を受ける回路および未
実装の下位装置の申告を行う回路を具備しシステムに未
実装申告を行う。システムは、未実装申告検出プログラ
ム・実装イメージデータ検証プログラム・不一致情報通
知プログラムにより、装置からの未実装申告とその装置
の実装イメージデータとを検証して不一致がある場合、
その不一致情報(装置収容位置・イメージデータ)を外
部の保守端末に通知する。
【0018】図4(b)のデータ処理フローにおいて、 (1) 下位装置1〜5は、自身の実装状態を上位装置Bへ
申告可能なファームウェア回路を装備している。下位装
置1,3,5は自身の実装状態を上位装置Bへ通知す
る。下位装置2,4は未実装状態である為、上位装置B
への通知は行わない。 (2) 上位装置Bは、内蔵されたタイマーにより定期的に
ホストマシンに対し、下位装置1〜5の実装・未実装状
態の申告を行う。 (3) 未実装申告検出プログラムは、上位装置Bから申告
された情報の受付を行う。 (4) イメージデータ検証プログラムは、上位装置Bから
申告された情報と装置類に関するイメージデータ(従)
との照合を行い、不一致が検出された場合は、不一致情
報通知プログラムを起動する。 (5) 不一致情報通知プログラムは、上位装置Bと下位装
置1〜5に関する収容位置情報と実装イメージデータと
の不一致情報をワークステーション側へ送信し、保守者
へ通知を行う。 .装置未実装申告によるデータ処理方法(その2) 装置未実装申告によるデータ処理方法(その2)を図5
に示す。図5(a)のデータ処理手段において、上位装
置Bは、下位装置からの実装申告を受ける回路および未
実装の下位装置の申告を行う回路を具備しシステムに未
実装申告を行う。システムは、未実装申告検出プログラ
ム・実装イメージデータ検証プログラム・実装イメージ
データ修正プログラム・修正履歴格納プログラムによ
り、装置からの未実装申告とその装置の実装イメージデ
ータとを検証し不一致がある場合、未実装申告に合わせ
修正しその履歴情報を修正履歴エリアに格納する。
【0019】図5(b)のデータ処理フローにおいて、 (1) 下位装置1〜5は、自身の実装状態を上位装置Bへ
申告可能なファームウェア回路を装備している。下位装
置1,3,5は自身の実装状態を上位装置Bへ通知す
る。下位装置2,4は未実装状態である為、上位装置B
への通知は行わない。 (2) 上位装置Bは、内蔵されたタイマーにより定期的に
ホストマシンに対し、下位装置1〜5の実装・未実装状
態の申告を行う。 (3) 未実装申告検出プログラムは、上位装置Bから申告
された情報の受付を行う。 (4) イメージデータ検証プログラムは、上位装置Bから
申告された情報と装置類に関するイメージデータ(従)
との照合を行い、不一致が検出された場合は、実装イメ
ージデータ修正プログラムにより、未実装申告に合わせ
てイメージデータ(従)の更新を行う。 (5) 修正履歴格納プログラムは、上記(4) の更新状況を
イメージデータ(従)の改版履歴として、その履歴情報
を修正履歴エリアに格納する。 .装置未実装申告によるデータ処理方法(その3) 装置未実装申告によるデータ処理方法(その3)を図6
に示す。図6(a)の処理手段において、上位装置B
は、下位装置からの実装申告を受ける回路および未実装
の下位装置の申告を行う回路を具備しシステムに未実装
申告を行う。保守者もしくはシステム自律による修正履
歴通知要求があった場合、システムは修正履歴情報読込
プログラムにより修正履歴エリアを参照し、修正履歴情
報通知プログラムにより修正のあった装置の収容位置お
よび変更した内容を外部の保守端末に通知する。
【0020】図6(b)の処理フローにおいて、 (1) ホストマシンは、保守者からのコマンド要求、又は
システム自律による修正履歴通知要求を受ける機能を備
えている。 (2) 修正履歴情報読込プログラムは、修正履歴エリアの
参照を行い、修正履歴情報通知プログラムにより、修正
のあった装置の収容位置及び変更した内容を保守者に通
知する。 (3) ワークステーション側では、装置類に関するイメー
ジデータ(主)の更新及び更新履歴情報の管理を行う。 .関連データ間の矛盾検証におけるデータ処理方法 関連データ間の矛盾検証におけるデータ処理方法を図7
に示す。図7のデータ処理手段において、データと他の
データとの有効性を検証するデータ関連検証プログラム
(P1〜Pn)を制御する関連検証総合判定プログラム
(PS)が、データ関連検証プログラム(P1〜Pn)
の検証結果を多数論理にて総合判定する方法である。
【0021】図7のデータ処理フローにおいて、 (1) データ(D1)、データ(D2)、データ(D3)
は、それぞれ関連する要素を含んだデータ内容で構成さ
れている。 (2) データ検証プログラム(P1)は、データ(D1)
とデータ(D2)の構成内容からその有効性を検証し
て、その判定結果として要素(X)が求められ、関連検
証総合判定プログラム(PS)に要素(X)を与える。 (3) データ検証プログラム(P2)は、データ(D2)
とデータ(D3)の構成内容からその有効性を検証し
て、その判定結果として要素(Y)が求められ、関連検
証総合判定プログラム(PS)に要素(Y)を与える。 (4) データ検証プログラム(P3)は、データ(D1)
とデータ(D3)の構成内容からその有効性を検証し
て、その判定結果として要素(X)が求められ、関連検
証総合判定プログラム(PS)に要素(X)を与える。 (5) 関連検証総合判定プログラム(PS)は、(2),(3),
(4) の処理で得られたそれぞれの要素をもとに、その検
証結果を多数論理にて総合判定する。 (6) その結果、多数論理決定方式により要素(Y)を検
出したデータ(D2)とデータ(D3)間に矛盾がある
と判断して、データ関連検証プログラム(S2)を起動
する。 (7) データ関連修正プログラム(S2)は、データ(D
2)とデータ(D3)の内容をチェックして、矛盾点の
検出及び関連する要素データを(X)パターンにて修正
を行う。 .未実装データ非転送によるデータ処理方法 未実装データ非転送によるデータ処理方法を図8に示
す。図8(a)のデータ処理手段において、プロセッサ
Aは転送データ生成プログラムにより、プロセッサAの
局データを転送データに変換してプロセッサBに転送
し、プロセッサBは局データ比較プログラムによりプロ
セッサAからの転送データをプロセッサBの局データに
変換する。
【0022】比較するデータの制御情報として、未実装
データ部分(N1,N2,N3)を含めた比較開始アド
レス(CS)と比較終了アドレス(CE)および実装デ
ータ部分の比較開始アドレス(AS)と比較終了アドレ
ス(AE)を用いて、CSとAS間およびAEとBS間
は未実装データパターンと比較し、ASとAE間は実装
データ(A)と実装データ(X)とを比較する。
【0023】即ち、CS−AS間は、CS≠ASの時、
CS−AS間のデータを‘0’と比較する。AS−AE
間は、実装データAと実装データXとを比較する。AE
−BS間は、AE≠BSの時、AE−BS間のデータを
‘0’と比較する。BS−BE間は、実装データBと実
装データYとを比較する。BE−CE間は、BE≠CE
の時、BE−CE間のデータを‘0’と比較する。
【0024】図8(b)のデータ処理フローにおいて、 (1) プロセッサAにおける局データ(主)とプロセッサ
Bにおける局データ(従)との比較を行う手段として、
プロセッサ間通信におけるデータ転送の効率化及び高速
化を図る手段として、実装データのみの検証を行う。 (2) 転送データ生成プログラムは、プロセッサAの局デ
ータ(主)から実装データA,Bを転送データとしてコ
ピーする。 (3) 転送データ生成プログラムは、周期的、又は保守者
からのコマンド要求により(2) で生成した転送データを
プロセッサBに送出する。 (4) データ比較プログラムは、プロセッサAから送出さ
れた転送データをもとにプロセッサBにおける局データ
(従)と比較を行う。 .消失データの復元におけるデータ処理方法 消失データの復元におけるデータ処理方法を図9に示
す。図9は、上位プロセッサAから下位プロセッサBに
対する通常時のデータ変更方法とデータ復元時のデータ
変更方法を示し、下位プロセッサBにおいて変更データ
がIPL(初期プログラムロード)等により消失した場
合を示す。
【0025】図9のデータ処理手段において、通常時、
上位プロセッサAがデータを変更する毎にその変更履歴
を変更イメージデータに格納し、下位プロセッサB上で
変更データが消失した際、変更イメージデータを上位プ
ロセッサAから下位プロセッサBへ転送し、下位プロセ
ッサBはデータを通常時にデータを変更するプログラム
(X)を用いて変更データを復元する。復元順番は通常
時の変更順番と同一である。
【0026】図9のデータ処理フローにおいて、 (1) 通常の運転時、保守者から要求された局データ変更
イメージは、プロセッサAの変更履歴作成プログラムに
より、変更履歴毎にそのイメージを格納する。 (2) 変更履歴作成プログラムは、(1) の処理後、プロセ
ッサB側に局データ変更イメージを転送する。 (3) 変更データ読込プログラムは、転送された局データ
変更イメージを読込み、データ変更プログラムを起動す
る。 (4) データ変更プログラムは、局データ変更イメージに
従った局データの変更を実施する。 (5) プロセッサBにてIPL等により、局データ変更イ
メージが消失した際、再開処理終了後、プロセッサBは
プロセッサAの消失データ復元プログラムを起動する。 (6) 消失データ復元プログラムは、変更履歴毎の局デー
タ変更イメージを復元順序に従い、プロセッサB の変更
データ読込プログラムへ転送する。 (7) 変更データ読込プログラムは、(3),(4) の処理を行
い、変更データを復元する。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、データ処理方法〜
では、装置の申告をもとにデータを処理することによ
り、装置とそのイメージデータの間に一致性が保たれ、
不一致によるシステムダウンを防止することが可能とな
る。更に、データ処理方法ではデータを破壊する原因
(プログラムパグ等)を特定することが可能となり、デ
ータ処理方法ではデータの自動修正が可能となり、デ
ータ処理方法ではデータ検証時間の短縮を図ることが
でき、データ処理方法ではシステム機能動作を停止せ
ずデータの復元が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ処理システムの原理構成図
【図2】 本発明の装置実装申告によるデータ処理方法
(その1)
【図3】 本発明の装置実装申告によるデータ処理方法
(その2)
【図4】 本発明の装置未実装申告によるデータ処理方
法(その1)
【図5】 本発明の装置未実装申告によるデータ処理方
法(その2)
【図6】 本発明の装置未実装申告によるデータ処理方
法(その3)
【図7】 本発明の関連データ間の矛盾検証におけるデ
ータ処理方法
【図8】 本発明の未実装データ非転送によるデータ処
理方法
【図9】 本発明の消失データの復元におけるデータ処
理方法
【図10】 従来のデータ処理システムのシステム構成
【符号の説明】
1,11 ホストマシン 2,12 データベース 3,13 I/O系装置類 4,14 SP系装置類 5,15 未実装装置類 6,16 保守端末 7 ワークステーション 8 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUおよびI/O等の附属装置類で構
    成されるデータ処理装置とその装置類の実装状態等のイ
    メージデータを持ち、そのデータ類をもとに所定の機能
    を果たすソフトウェアで構成されるデータ処理システム
    において、 保守端末(6)用に接続されたワークステーション
    (7)にデータベース(8)を設け、該データベース
    (8)にI/O,SP系装置類に関する主イメージデー
    タを有し、ホストマシン(1)のデータベース(2)に
    I/O,SP系装置類に関する従イメージデータを有
    し、 これら装置類に対する実装状態、装置状態の管理及びこ
    れら装置類の所定の機能提供は、ホストマシン(1)側
    にて管理しているこれら装置類に関する従イメージデー
    タをもとに実施し、 該従イメージデータは、保守端末(6)用として接続さ
    れたワークステーション(7)側にて管理している主イ
    メージデータにより、システムの自律的または保守コマ
    ンドによる整合処理を行い、それによりホストマシン
    (1)側は、実際のハードウェアそのものの装置実装状
    態を意識した運用を行い、 システムの運用初期および運用中のハードウェア増設お
    よびソフトウェアの機能追加等によって、システム毎に
    異なるハードウェアの実用状態とそのイメージデータに
    不一致が生じた場合においても、システムの機能動作を
    停止することなく、その不一致を検出して外部に通知す
    る機能およびシステム自律で修正する機能を有すること
    を特徴とする無停止動作型データ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記データ処理システムにおいて、 装置自身の実装の申告をもとにその実装イメージデータ
    との不一致を検出し、外部へ通知することを特徴とする
    請求項1記載の無停止動作型データ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記データ処理システムにおいて、 装置自身の実装の申告をもとにその実装イメージデータ
    を生成もしくは修正することを特徴とする請求項2記載
    の無停止動作型データ処理方法。
  4. 【請求項4】 前記データ処理システムにおいて、 上位装置による下位装置の未実装の申告をもとにその実
    装イメージデータとの不一致を検出し、外部へ通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の無停止動作型データ処
    理方法。
  5. 【請求項5】 前記データ処理システムにおいて、 上位装置による下位装置の未実装の申告をもとに実装イ
    メージデータを修正することを特徴とする請求項4記載
    の無停止動作型データ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記データ処理システムにおいて、 上位装置による下位装置の未実装の申告をもとに実装イ
    メージデータを修正しその修正履歴を外部に通知するこ
    とを特徴とする請求項5記載の無停止動作型データ処理
    方法。
  7. 【請求項7】 前記データ処理システムにおいて、 関連を持つ異なるデータ間の矛盾に対し、データの誤り
    を検出し修正することを特徴とする請求項1記載の無停
    止動作型データ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記データ処理システムにおいて、 マルチプロセッサシステムのプロセッサ間局データ検証
    におけるプロセッサ間転送データを実装データのみとす
    ることを特徴とする請求項1記載の無停止動作型データ
    処理方法。
  9. 【請求項9】 前記データ処理システムにおいて、 局データ変更機能により変更された局データがIPL
    (初期プログラムロード)等で消失した場合、その消失
    した局データの復元を再開処理後に行うことを特徴とす
    る請求項1記載の無停止動作型データ処理方法。
JP6118152A 1994-05-31 1994-05-31 無停止動作型データ処理方法 Withdrawn JPH07325727A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6532478B1 (en) 1999-07-14 2003-03-11 Fujitsu Limited File loader in information processing system of multiprocessor configuration
JP2009151565A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Hitachi Ltd サーバ装置及びそのリンク回復処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6532478B1 (en) 1999-07-14 2003-03-11 Fujitsu Limited File loader in information processing system of multiprocessor configuration
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