JPH07325027A - 摩擦係数測定装置 - Google Patents

摩擦係数測定装置

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JPH07325027A
JPH07325027A JP11787894A JP11787894A JPH07325027A JP H07325027 A JPH07325027 A JP H07325027A JP 11787894 A JP11787894 A JP 11787894A JP 11787894 A JP11787894 A JP 11787894A JP H07325027 A JPH07325027 A JP H07325027A
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JP
Japan
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friction coefficient
displacement
recording medium
magnetic recording
tape
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JP11787894A
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English (en)
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Kikuji Kawakami
喜久治 川上
Hiroyuki Osaki
博之 大崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際の記録再生装置と近い摩擦メカニズムを
再現する。 【構成】 測定用テープ12をドラム1に掛け渡し、変
位−力変換機構7を介して歪ゲージ2に接続する。そし
て、歪ゲージ2を移動操作させ、移動操作による変位量
をこれに応じた大きさの力に変位−力変換機構7により
変換して測定用テープ12に加える。なお、上記変位−
力変換機構7は弾性体であっても良く、上記弾性体とし
ては引っ張りコイルバネが好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ等の摩擦係
数の測定に使用される摩擦係数測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオテープやビデオテープ等の磁
気テープにおいて、その表面の摩擦係数は記録再生時の
雑音、磁気テープの走行性等に影響する。従って、高い
品質を維持する上で摩擦係数を管理することは重要であ
る。
【0003】一般に、磁気テープの表面の摩擦係数を測
定する摩擦係数測定装置は、磁気テープを摺接させるた
めのドラム等の摺接材と、これら摺接材と磁気テープと
の間の摩擦力を測定する歪ゲージから構成されており、
上記歪ゲージは測定用の磁気テープ(以下、測定用テー
プと称する。)の一端部が固定されるとともに、駆動モ
ータにより測定用テープ長手方向に移動操作され、測定
用テープを一定速度で引っ張るようになされている。
【0004】このような摩擦係数測定装置によって動摩
擦係数μ1 を測定するには、先ず回転しないよう固定さ
れた例えばドラム等の摺接材に測定用テープを抱き角θ
になるよう掛け渡し、この測定用テープの一端に重さW
の重りを取り付け、他端は歪ゲージに取り付ける。次い
で、この状態で歪ゲージを移動操作して、測定用テープ
を引き上げる方向に一定速度で移動すると、測定用テー
プは移動してドラム上を摺接し、両者の間に摩擦が生じ
ることとなる。このとき磁気テープに生じる張力Tに応
じて歪ゲージでは電気信号が発生し、この電気信号は歪
ゲージに接続された記録計によって記録される。そし
て、この値と数1に示すオイラーの公式を用いることに
よって動摩擦係数μ1 が求められる。
【0005】
【数1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際の記録
再生装置におけるテープ案内を目的とする機構部にはド
ラムや案内ガイドといった部材があり、上記案内ガイド
の内には磁気テープに摺接することはないものの接触は
するといった機構の回転式の円筒型案内ガイド等もあ
る。そして、上記テープ案内機構部の各部材の磁気テー
プに対する挙動を考えると、磁気テープと摺接するドラ
ム等と磁気テープ間においては再生等の摺接中における
動摩擦係数μ1 が重要であり、磁気テープに接触するだ
けの円筒型案内ガイド等と磁気テープ間においては停止
状態から動き出す瞬間の静止摩擦係数μ2 が重要である
ことがわかる。
【0007】しかしながら、上述の摩擦係数測定装置に
おいては、磁気テープの動摩擦係数μ1 を測定すること
は可能であるが、静止摩擦係数μ2 の測定は困難であ
る。すなわち、上記静止摩擦係数μ2 は物理的定義から
磁気テープに対して引き上げる方向に力を加えて動き出
した瞬間の最大張力から求めるものであり、上述の摩擦
係数測定装置のように測定開始と同時に磁気テープを移
動させるものでは静止摩擦係数を求めることは困難であ
る。
【0008】従って、このような観点から見たときに、
上述の摩擦係数測定装置は実際の記録再生装置のテープ
案内機構部の機能に十分即しておらず、上記テープ案内
機構部における摩擦メカニズムを十分に再現し得ない。
【0009】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、実際の記録再生装置と近い摩擦メカ
ニズムが再現され得る摩擦係数測定装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、摺接材の周面に磁気記録媒体を摺接せし
め、この磁気記録媒体を移動操作して上記摺接材に対す
る磁気記録媒体の静止摩擦係数を測定する摩擦係数測定
装置において、上記移動操作による変位量を磁気記録媒
体に加わる力の大きさに変換する変位−力変換機構が設
けられていることを特徴とするものである。
【0011】なお、本発明の摩擦係数測定装置において
は、磁気記録媒体が歪ゲージを介して移動操作されても
良い。
【0012】また、本発明の摩擦係数測定装置において
は、変位−力変換機構が歪ゲージと磁気記録媒体の間に
配された弾性体であっても良く、上記弾性体としては引
っ張りコイルバネが好適である。そして、上記弾性体と
しては、上記の引っ張りコイルバネの他、板バネ等のバ
ネ部材やゴム等が挙げられる。
【0013】さらに、本発明は、摺接材の周面に磁気記
録媒体を摺接せしめ、この磁気記録媒体を移動操作して
上記摺接材に対する磁気記録媒体の静止摩擦係数を測定
する摩擦係数測定装置において、上記移動操作による磁
気記録媒体の変位速度を0.1mm/秒以下とすること
を特徴とするものである。
【0014】
【作用】固定したドラム等の摺接材に磁気テープを掛け
渡し、一端には重りをつけ、他端には引っ張りコイルバ
ネのような弾性体である変位−力変換機構を付けて、こ
の変位−力変換機構を歪ゲージにつなぎ、歪ゲージを磁
気テープを引き上げる方向に移動操作させると、移動操
作による変位量は変位−力変換機構の弾性により力に変
換されて、磁気テープに加わることとなる。そして、静
止摩擦係数を越える力が加わる瞬間、すなわち磁気テー
プに最大張力Tmax が生じた瞬間に磁気テープは動き出
す。従って、数2のように数1中のTを上記最大張力T
max とすれば、静止摩擦係数μ2 が求められる。
【0015】
【数2】
【0016】また、移動操作による磁気テープの変位速
度を0.1mm/秒以下とすると、磁気テープ自体が弾
性体として機能し、上記のような変位−力変換機構を設
けなくても、移動操作による変位量は磁気テープ自体の
弾性により力に変換されて該磁気テープに加わることと
なり、上記摩擦係数測定装置と同様の作用を有する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例の摩
擦係数測定装置は、図1及び図2に示すように、固定さ
れたドラム1、歪ゲージ2及び変位−力変換機構7を主
な構成要素とするものである。
【0018】上記歪ゲージ2は、直方体形状の外箱体3
の長手方向に配されるガイド軸4に移動自在に支持され
ており、駆動モータ5によって前記ガイド軸4に沿って
図中矢印a方向或いは図中矢印b方向に移動操作される
ようになされている。
【0019】なお、駆動モータ5は上記外箱体3の長手
方向に取り付けられ略L字型に屈曲形成された支持板6
上に載置する如く配設されている。
【0020】また、上記歪ゲージ2に対して測定用の磁
気テープ12(以下、測定用テープ12と称する。)
は、変位−力変換機構7を介して取り付けられている。
上記変位−力変換機構7は、弾性体により構成されてお
り、上記弾性体としては、引っ張りコイルバネが最適で
あり、他の例としては、板バネ等のバネ部材やゴム等が
挙げられる。そして、上記変位−力変換機構7は歪ゲー
ジ2の移動操作による変位量を弾性により測定用テープ
12に加わる力の大きさに変換する機能を有する。すな
わち、歪ゲージ2を移動操作すると変位−力変換機構7
を介して測定用テープ12に移動操作による変位量に応
じた力が加わり、測定用テープ12に生じた張力は変位
−力変換機構7を介して歪ゲージ2に伝わるようになさ
れている。
【0021】なお、変位−力変換機構7には挟持部9が
設けられ、該挟持部9により測定用テープ12を挟み込
むことにより、上記測定用テープ12と歪ゲージ2を接
続している。
【0022】さらに、上記歪ゲージ2は記録計8に接続
されており、この歪ゲージ2に変位−力変換機構7を介
して伝わる測定用テープ12の張力によって発生する電
気信号を前記記録計8で記録するようになされている。
【0023】一方、上記駆動モータ5の取り付け面とは
反対側の端面10には、一側縁に沿って垂直な立ち上が
り壁がドラム固定台11として設けられ、この固定台1
1にドラム1が中心軸19を介して軸回りに回転しない
ように取り付けられている。
【0024】このように構成された摩擦係数測定装置に
よって測定用テープ12の静止摩擦係数を測定するに
は、先ず上記ドラム1に測定用テープ12を抱き角がθ
になるように掛け渡す。この装置の場合、θ=90゜と
なる。そして、測定用テープ12の一端に重さWの重り
13を取り付け、他端は変位−力変換機構7を介して歪
ゲージ2につなぐ。
【0025】この状態で上記駆動モータ5によって上記
歪ゲージ2を一定の移動速度vで図中矢印a方向に移動
操作すると、変位−力変換機構7を介して測定用テープ
12に移動操作による変位量に応じた力が加わり、張力
が大きくなる。
【0026】そして、測定用テープ12に静止摩擦力を
越える力が加わる瞬間、すなわち最大張力Tmax が生じ
た瞬間、測定用テープ12は動き出して重り13ととも
に引き上げられる。このとき、測定用テープ12に生じ
た張力は変位−力変換機構7を介して歪ゲージ2に伝わ
り、電気信号に変換されて記録計8にて記録される。
【0027】すなわち、本実施例の摩擦係数測定装置に
おいては、測定用テープ12と歪ゲージ2を該歪ゲージ
の移動操作による変位量を測定用テープ12に加わる力
の大きさに変換する変位−力変換機構7を介して接続し
ていることから、移動操作による変位量を除々に大きく
して測定用テープ12に加える力を除々に大きくしてい
けば、測定用テープ12が動き出す瞬間の最大張力T
max を測定することが可能であり、静止摩擦係数を測定
することが可能である。
【0028】さらに、本実施例の摩擦係数測定装置にお
いては、測定用テープ12が動き出した後では、従来の
摩擦係数測定装置と同様に動摩擦係数の測定が可能であ
ることは言うまでもない。
【0029】本実施例の摩擦係数測定装置においては、
静止摩擦係数及び動摩擦係数の測定が可能であり、実際
の記録再生装置と近い摩擦メカニズムが再現され、これ
を用いれば、磁気テープの高い品質管理及び維持を可能
とすることができる。
【0030】次に、本実施例の摩擦係数測定装置を用い
て、実際に静止摩擦係数の測定を行った。このとき、歪
ゲージの移動速度vを0.3mm/sとし、重りの重さ
Wを0.100Nとし、測定用テープのドラムへの抱き
角θをπ/2とした。結果を図3に示す。図3中横軸は
歪ゲージの移動距離(移動操作による変位量)を示し、
縦軸は張力Tを示す。
【0031】図3の結果を見ると、A1 で示す領域にお
いては測定用テープの張力Tは除々に上昇し、P1 にお
いて最大となった後、一気にP2 まで減少している。こ
れは、変位量を除々に大きくして測定用テープに加える
力を除々に大きくした結果、ある大きさの力を加えた時
に測定用テープに最大張力Tmax が生じ、その後測定用
テープが動き始め、張力が一気に減少した現象を示して
いる。従って、測定用テープの動き出す瞬間のP1 にお
ける最大張力Tmax (図3の結果から0.282Nと読
み取れる。)、重りの重さW、抱き角θと数3に示すオ
イラーの公式より静止摩擦係数μ2 は0.66と求めら
れる。
【0032】
【数3】
【0033】続いて、本実施例の摩擦係数測定装置を用
いて、歪ゲージの移動速度vと静止摩擦係数の関係を調
査した。すなわち、本実施例の摩擦係数測定装置の歪ゲ
ージの移動速度vを変化させて最大張力Tmax を測定
し、オイラーの公式より静止摩擦係数μ2 を算出した。
結果を図4に示す。なお、図4中横軸は歪ゲージの移動
速度vを示し、縦軸は静止摩擦係数μ2 を示し、同一の
測定を2回行った結果の一回目を図中○で示し、2回目
を図中□で示す。
【0034】図4の結果を見てわかるように、本実施例
の摩擦係数測定装置においては、歪ゲージの移動速度v
の大きさに関係なく、静止摩擦係数μ2 を安定して測定
できることがわかった。
【0035】上述の実施例の摩擦係数測定装置において
は、磁気テープを歪ゲージに対して変位−力変換機構を
介して取り付けるものとし、上記変位−力変換機構を弾
性体により構成し、弾性体の弾性により歪ゲージの移動
操作による変位量を磁気テープに加わる力の大きさに変
換して静止摩擦係数の測定を可能としている。
【0036】ところで、磁気テープは通常、樹脂フィル
ムよりなることから、粘弾性挙動を示す。従って、上記
磁気テープに弾性を持たせ、これを上述の実施例中の変
位−力変換機構の代わりとして使用することも可能であ
る。上記磁気テープに弾性を持たせるには、磁気テープ
に変位を与える速度を0.1mm/秒以下とすれば良
い。すなわち、上述の実施例の摩擦係数測定装置の変位
−力変換機構を省いた構造の摩擦係数測定装置を用い、
歪ゲージ移動速度、言い換えれば磁気テープの変位速度
を0.1mm/秒以下とすれば良い。
【0037】上記のことを確認すべく、磁気テープの変
位速度を変化させて最大張力を測定し、静止摩擦係数を
算出した。結果を図5に示す。図5中横軸は磁気テープ
の変位速度を示し、縦軸は静止摩擦係数を示す。なお、
図5中●は前述の摩擦係数測定装置により測定した静止
摩擦係数を示し、○は今回の測定結果を示す。
【0038】図5の結果を見てわかるように、磁気テー
プの変位速度が0.1mm/秒以下であれば、静止摩擦
係数は前述の摩擦係数測定装置により測定した静止摩擦
係数と同等の値を示している。すなわち、磁気テープの
変位速度を0.1mm/秒以下とすれば、変位−力変換
機構を省いた構造の摩擦係数測定装置でも静止摩擦係数
を正確に測定できることが確認された。
【0039】また、このような構造の摩擦係数測定装置
により測定した張力のパターン、言い換えれば静止摩擦
係数と動摩擦係数のパターンを図6に示す。図6中横軸
は摺動方向を示し、縦軸は張力(摩擦係数)を示す。図
6の結果から上記摩擦係数測定装置においては、図中P
3 で示す動摩擦係数に対して突出している図中P4 で示
す静止摩擦係数が測定されていることが確認された。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、摺接材の周面に磁気記録媒体を摺接せしめ、この
磁気記録媒体を移動操作して上記摺接材に対する磁気記
録媒体の静止摩擦係数を測定する摩擦係数測定装置にお
いて、上記移動操作による変位量を磁気記録媒体に加わ
る力の大きさに変換する変位−力変換機構が設けられて
いる。従って、摺接材に磁気記録媒体を掛け渡し、一端
には重りをつけ、他端を変位−力変換機構を介して歪ゲ
ージにつなぎ、歪ゲージを磁気記録媒体を引き上げる方
向に移動操作させると、移動操作による変位量は変位−
力変換機構の弾性により力に変換されて、磁気記録媒体
に加わることとなる。そして、静止摩擦係数を越える力
が加わる瞬間、すなわち磁気記録媒体に最大張力Tmax
が生じた瞬間に磁気記録媒体は動き出す。従って、数3
から静止摩擦係数μ2 が求められる。そして、本発明の
摩擦係数測定装置においては、実際の記録再生装置と同
様の摩擦メカニズムが再現され、これを用いれば、磁気
記録媒体の高い品質管理及び維持を可能とすることがで
きる。
【0041】また、本発明は、摺接材の周面に磁気記録
媒体を摺接せしめ、この磁気記録媒体を移動操作して上
記摺接材に対する磁気記録媒体の静止摩擦係数を測定す
る摩擦係数測定装置において、上記移動操作による磁気
記録媒体の変位速度を0.1mm/秒以下としている。
このように磁気記録媒体の変位速度を0.1mm/秒以
下とすると、上記磁気記録媒体自体が弾性体として機能
し、移動操作による変位量は磁気記録媒体自体の弾性に
より力に変換されて、該磁気記録媒体に加わることとな
り、上記の摩擦係数測定装置と同様に静止摩擦係数μ2
が求められる。すなわち、本発明の摩擦係数測定装置に
おいては、実際の記録再生装置と同様の摩擦メカニズム
が再現され、これを用いれば、磁気記録媒体の高い品質
管理及び維持を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した摩擦係数測定装置を示す概略
斜視図である。
【図2】本発明を適用した摩擦係数測定装置を示す概略
模式図である。
【図3】歪ゲージの移動距離と張力の関係を示す特性図
である。
【図4】歪ゲージの移動速度と静止摩擦係数の関係を示
す特性図である。
【図5】磁気テープの変位速度と静止摩擦係数の関係を
示す特性図である。
【図6】張力のパターンを示す模式図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 歪ゲージ 5 駆動モータ 7 変換部 12 測定用テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺接材の周面に磁気記録媒体を摺接せし
    め、この磁気記録媒体を移動操作して上記摺接材に対す
    る磁気記録媒体の静止摩擦係数を測定する摩擦係数測定
    装置において、 上記移動操作による変位量を磁気記録媒体に加わる力の
    大きさに変換する変位−力変換機構が設けられているこ
    とを特徴とする摩擦係数測定装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体が歪ゲージを介して移動操
    作されることを特徴とする請求項1記載の摩擦係数測定
    装置。
  3. 【請求項3】 変位−力変換機構が歪ゲージと磁気記録
    媒体の間に配された弾性体であることを特徴とする請求
    項2記載の摩擦係数測定装置。
  4. 【請求項4】 弾性体が引っ張りコイルバネであること
    を特徴とする請求項3記載の摩擦係数測定装置。
  5. 【請求項5】 摺接材の周面に磁気記録媒体を摺接せし
    め、この磁気記録媒体を移動操作して上記摺接材に対す
    る磁気記録媒体の静止摩擦係数を測定する摩擦係数測定
    装置において、 上記移動操作による磁気記録媒体の変位速度を0.1m
    m/秒以下とすることを特徴とする摩擦係数測定装置。
JP11787894A 1994-05-31 1994-05-31 摩擦係数測定装置 Withdrawn JPH07325027A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008050A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Dainippon Printing Co Ltd シート状物の物性評価方法および測定装置
CN108548776A (zh) * 2018-04-27 2018-09-18 哈尔滨工大泰铭科技有限公司 一种橡胶材料表面摩擦性能测试装置

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JP2012008050A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Dainippon Printing Co Ltd シート状物の物性評価方法および測定装置
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Effective date: 20010731