JPH07322473A - サンプリングインターバルを自動的に選択するデジタル制御式断続器 - Google Patents

サンプリングインターバルを自動的に選択するデジタル制御式断続器

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JPH07322473A
JPH07322473A JP7152142A JP15214295A JPH07322473A JP H07322473 A JPH07322473 A JP H07322473A JP 7152142 A JP7152142 A JP 7152142A JP 15214295 A JP15214295 A JP 15214295A JP H07322473 A JPH07322473 A JP H07322473A
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zero crossings
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JP7152142A
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Richard A Johnson
アーサー ジョンソン リチャード
Joseph Charles Engel
チャールス エンゲル ジョセフ
Gary F Saletta
フランシス サレッタ ゲーリイ
Alan Burke Shimp
バーケ シンプ アラン
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Eaton Corp
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Eaton Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/006Calibration or setting of parameters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/02Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage
    • G01R23/10Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage by converting frequency into a train of pulses, which are then counted, i.e. converting the signal into a square wave

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 50Hzまたは60Hzの電力系統に対して
サンプリングインターバルを自動的に調整するデジタル
制御式断続器を提供する。 【構成】 電流の零交差カウントを発生させ、第1の所
定時間周期における零交差カウントの、その第1の所定
時間周期における歪みのない60Hz電源の零交差回数
からのずれが所定回数以内であればサンプリングインタ
ーバルを50Hz電源用の第1のインターバルから60
Hz電源用の第2のインターバルへ変化させ、第2の所
定時間周期における零交差カウントの、その第2の所定
時間周期における歪みのない50Hz電源の零交差回数
からのずれが所定回数以内であればサンプリングインタ
ーバルを60Hz電源用の第2のインターバルから50
Hz電源用の第2のインターバルへ変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷電流を選択可能なサ
ンプリングインターバルでサンプリングするデジタル制
御手段を備えた断続器に関し、さらに詳細には50Hz
または60Hzの電力系統に対してサンプリングインタ
ーバルを自動的に調整するデジタル制御式断続器に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】回路遮
断器、接触器、モータ始動器、モータ制御器等のような
種々の断続器はデジタル制御手段を具備している。かか
る断続器は電流を所定のインターバルでサンプリングし
てその電流をデジタル化する。通常、このサンプリング
インターバルは工場で固定され、断続器が使用される配
電系統の周波数、即ち50Hzか60Hzのいずれかに
適合可能なように選択されている。市場のグローバル化
が進んだ今日、いずれの周波数にも容易に適合できる断
続器を提供するのが望ましい。
【0003】1993年6月7日付け米国特許出願第0
8/072,376号(発明の名称:Electrical Switc
hing Apparatus with Digital Trip Control and Autom
aticFrequency Selection)は、接続される50Hzま
たは60Hzの配電系統に対してサンプリングレートを
自動的にセットするデジタル制御手段を備えた断続器を
開示している。この制御装置は交流電流信号を自乗し、
その結果得られたパルスの前縁をカウントすることによ
って零交差カウントを発生させる。このカウントが基準
インターバルにおける50Hz信号の零交差カウントと
60Hz信号の零交差カウントのほぼ中間の値として選
択される基準カウントを越えると、60Hzの電源用の
サンプリングインターバルがセットされる。カウントが
この基準カウント以下であれば50Hzの電源用のサン
プリングインターバルがセットされる。選択されたイン
ターバルはデジタル制御手段のマイクロプロセッサが使
用できるようにRAMに蓄積され、また制御用電源が一
時的に切れた後再起動する際マイクロプロセッサが使用
できるようにEEPROM(電子的に消去可能なプログ
ラム可能なROM)に蓄積される。通常、デジタル制御
手段は被保護回路を流れる電流から給電されるため、断
続器がオフになるかトリップされると制御電源が失われ
ると共にRAMに蓄積された値も失われる。
【0004】上述したように50Hzまたは60Hzの
電源に対してサンプリングインターバルを自動的に選択
する方式は電流波形が乱れていない場合はうまく働く。
しかしながら、交流モータ用のインバータ式速度制御装
置のような現在使用されている多くの負荷の負荷電流に
は調波が発生する。これらの調波は零交差回数を増加さ
せるため周波数を自動的に選択する装置に誤ったカウン
トが発生する傾向がある。断続器が50Hz電源系統に
使用されている場合、この増加したカウントにより60
Hz電源系統用のサンプリングインターバルが誤って選
択されるため問題がある。かかる問題は断続的に発生す
るため、サンプリングインターバルが50Hzと60H
zの間で交互に切り換わる。このようにサンプリングイ
ンターバルが反復的に変化しても保護機能にとって受け
入れ不能な程の精度低下が生じるわけではないが、断続
器の中には電力及びエネルギーの計算を行うものがあ
り、この場合受け入れ不能な程の誤差が生じる。
【0005】電流のサンプリングインターバルが2つの
値の間でランダムに切り換わることに起因する別の問題
点としては、EEPROMに例えば1万回のような限ら
れた回数を越えて書き込みが行われるとそれ以上の書き
込みができないことである。この書き込み回数を越える
とEEPROM全体が非作動状態になることがあり、パ
ラメータをEEPROMに蓄積した制御装置の他の機能
も同じく非作動状態となる。上述の断続器のデジタル制
御手段は米国特許第5,270,898号に記載された
特注の集積回路チップを備えており、それにはチョッパ
を組み込んだシャントレギュレータ付きの電源が含まれ
る。このチョッパはデジタル制御手段が自動的にインタ
ーバルを選択するにあたり誤った零交差カウントを生ぜ
しめる雑音を発生させることがあり、その結果EEPR
OMにサンプリングインターバルの書き込みが過度に行
われる。
【0006】従って、50Hzまたは60Hzのいずれ
の配電系統にも使用可能な改良型断続器に対する要望が
ある。
【0007】さらに詳細には、接続される電源の周波数
に対して適当なサンプリングレートを自動的に選択する
ことが可能であり、歪んだ負荷電流波形のような外部的
な原因の零交差による影響を受けないデジタル制御手段
を備えた断続器に対する要望がある。
【0008】さらに、選択したサンプリングインターバ
ルを蓄積するためのEEPROMに対してかかる外部要
因による再書き込みを行わない回路断続器に対する要望
がある。
【0009】さらに、断続器がチョッパを有するシャン
トレギュレータ付き電源を備えている場合誤った動作を
しないように保護された断続器に対する要望がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記及び他の要望は、5
0Hz電源または60Hz電源に負荷を接続するための
装置であって、デジタル制御手段と、デジタル制御手段
のために電流のデジタルサンプルを発生させるための選
択可能なサンプリングインターバルを設定する手段とを
備えた装置に関する本発明により充足される。このサン
プリングインターバル設定手段は電流の零交差カウント
を発生させ、第1の所定時間周期における零交差カウン
トの、その第1の所定時間周期における歪みのない60
Hz電源の零交差回数からのずれが第1の所定零交差回
数以内であれば選択可能なサンプリングインターバルを
50Hz電源用の第1のインターバルから60Hz電源
用の第2のインターバルへ変化させ、第2の所定時間周
期における零交差カウントの、その第2の所定時間周期
における歪みのない50Hz電源の零交差回数からのず
れが第2の所定零交差回数以内であれば選択可能なサン
プリングインターバルを60Hz電源用の第2のインタ
ーバルから50Hz電源用の第2のインターバルへ変化
させる。好ましくは、この選択可能なサンプリングイン
ターバルは零交差カウントのずれが2つの連続する所定
の時間周期において所定の零交差回数以内になった場合
にのみ変化させる。また第1の所定時間周期は第1のサ
ンプリングインターバルで所定数のサンプルが得られる
時間周期であるのが好ましく、第2の所定時間周期は第
2のサンプリングインターバルで同じ数のサンプルが得
られる時間周期であるのが好ましい。
【0011】デジタルトリップ装置にデジタル制御手段
が電源起動時使用するため選択したインターバルを書き
込むためのEEPROMが含まれる場合、選択したイン
ターバルのEEPROMへの書き込み回数が所定回数を
越えた後EEPROMが非作動状態になるのを回避する
ためサンプリングインターバルをさらに書き込むのを阻
止する手段を備えている。この場合、デジタルトリップ
装置が使用するためサンプリングインターバルを変更す
ることは依然として可能であるが、その変更はEEPR
OMに記録されない。従って、その後デジタルトリップ
装置への電源が喪失した後起動を行う際、EEPROM
に蓄積された最後のサンプリングインターバル値は正し
い値でない場合がある。しかしながら、たとえそれが正
しい値でなくても、システムは正しいインターバル値を
2つ連続して計算した後その正しい値へ変化する。
【0012】デジタルトリップ装置がチョッパ付き直流
電源を備えている場合、零交差カウント手段には2極フ
ィルタが挿入され、これによりチョッパが発生する雑音
がフィルタリングにより除去される。保護機能の提供に
加えて電力とエネルギーを計算するが、フィルタによる
時間遅延が受け入れ不能なものである断続器では、サン
プリングインターバルを変化させる手段は外部直流電源
が使用可能でチョッパが非作動状態になっている場合に
のみ作動できる。
【0013】従って、本発明は、負荷を50Hzまたは
60Hz電源のいずれかに接続するための電気的装置で
あって、閉じた状態で負荷を50Hzまたは60Hz電
源のうち選択した電源に接続し、開いた状態で負荷を選
択した電源から切り離す開離可能な接点、閉じた状態の
接点を介して負荷へ流れる電流を感知する感知手段、感
知した電流を選択可能なサンプリングインターバルでサ
ンプリングすることによりデジタル電流信号を発生させ
るデジタル化手段と、デジタル電流信号の所定の値に応
答してトリップ信号を発生させる手段とを含むデジタル
制御手段、選択可能なサンプリングインターバルを50
Hz電源の場合は第1のサンプリングインターバルに、
また60Hz電源の場合は第2のサンプリングインター
バルに設定する手段であって、電流の零交差回数をカウ
ントする零交差カウント手段と、第1の所定時間周期に
おける電流の零交差回数の、歪みのない60Hz電源電
流の前記第1の所定時間周期における第1の零交差回数
からのずれが第1の所定零交差回数以内である時はサン
プリングインターバルを第1から第2のサンプリングイ
ンターバルへ変化させ、第2の所定時間周期における電
流の零交差回数の、歪みのない50Hz電源電流の前記
第2の所定時間周期における第2の零交差回数からのず
れが第2の所定零交差回数以内である時はサンプリング
インターバルを第2から第1のサンプリングインターバ
ルへ変化させる手段とより成るサンプリングインターバ
ル設定手段、及びトリップ信号に応答して接点を開放さ
せる手段とより成ることを特徴とする電気的装置を提供
する。
【0014】以下、添付図面を参照して本発明を実施例
につき詳細に説明する。
【0015】
【実施例】図1は3相/4線電力系統3を保護するよう
に接続された本発明の回路遮断器1を示す。この電力系
統は相導体5A,5B,5C及び中性導体5Nを有す
る。回路遮断器1は各相導体を流れる電流を感知する3
つの変流器1次巻線7A,7B,7Cを有する。これら
の変流器1次巻線は回路遮断器1の筺体9内に配置され
ている。回路遮断器1の外部に設置された第4の変流器
の1次巻線7Nは中性導体5Nを流れる電流をモニター
する。変流器1次巻線7Nは電力系統のフルスケール定
格電流が2次側に例えば5アンペアの信号を発生させる
ように設定されている。相導体の変流器1次巻線7A−
Cはすべて同一サイズであるが、中性導体の変流器1次
巻線7Nのサイズは相導体5A−Cに対する中性導体5
Nの相対サイズに応じて選択することができる。補助ト
ランス11A,B,C,Nはフルスケール定格電流を例
えば0.1アンペアにステップダウンする。相導体の変
流器1次巻線の2次側は13で互いに接続されている。
【0016】補助トランス11A,B,C,Nの2次巻
線の2線出力は入力としてデジタルトリップ装置15に
印加される。図3−8に関連して後述するデジタルトリ
ップ装置15はモニターされた相導体及び中性導体を流
れる電流に基づいて保護機能を実行する。この保護機能
には相導体5A−Cに設けた開離可能な接点19A,1
9B,19Cを開くため磁束シャントトリップ装置17
を作動させるトリップ信号の発生が含まれる。関連の法
規が許すなら、必要に応じて中性導体5Nにも1組の接
点(図示しない)を設けることができる。
【0017】回路遮断器1は相導体及び中性導体の過負
荷または遮断器のトリップにつきアラームを発生させる
際に利用できるリレー21を備えることができる。リレ
ー21はデジタルトリップ装置15からのリード25上
の信号により作動される。リレー21は1組の接点25
を閉じることにより、出力端子27において接点閉成を
指示する。これらの端子27は遠隔のインディケータ
(図示しない)に接続することができる。
【0018】回路遮断器1は既知の電流−時間保護特性
に従って保護を実行する。これらの保護機能の主体はデ
ジタルトリップ装置15であるが、保護機能の中には瞬
時トリップ機能、短時間遅延トリップ機能及び長時間遅
延トリップ機能が含まれる。瞬時トリップ機能は短絡に
対する保護である。短時間遅延トリップ機能は、回路遮
断器1が接続された配電系統にある他の回路遮断器との
協調を可能にする。短時間遅延トリップは電流が所定時
間インターバルの間瞬時トリップの値より低いピックア
ップ値を越えると発生する。長時間遅延トリップ機能は
持続的な過電流により電気系統の導体が加熱されないよ
うに保護する。従って、長時間遅延トリップ機能は、電
気系統の熱容量に近似させた反時限電流特性をもつのが
普通である。長時間遅延保護は電流が長時間遅延ピック
アップレベルを越えると始動される。電流が短時間遅延
及び/または瞬時ピックアップレベルよりも低いが長時
間遅延の設定に対応する時間よりも長い間存在すると、
長時間遅延トリップが起こる。
【0019】実施例の回路遮断器では、瞬時、短時間遅
延及び長時間遅延保護機能が相導体だけでなく中性導体
に対しても与えられる。中性導体に対するこれらの保護
機能のための電流ピックアップ値は相導体保護のための
ピックアップ値に対してスケーリングされている。ま
た、相導体の短時間遅延及び長時間遅延保護機能のため
の時間遅延もまた中性導体を保護するために使用され
る。しかしながら、本発明にとって過電流保護を中性導
体に施すことは必ずしも必須条件ではない。一例とし
て、中性電流に基づき地絡故障保護を与えることが可能
である。事実、回路遮断器1はかかる保護が所望されな
い場合には中性電流を全くモニタする必要がない。
【0020】図2に示す通りに区分された図3−8は回
路遮断器1のデジタル引きはずし装置15を略示する回
路図である。デジタルトリップ装置の心臓部はICチッ
プ47である。このカスタムチップは1個のモノリシッ
クチップ上にオンボード・マイクロプロセッサ、A/D
サブシステム及び種々の入出力デバイスを含む相補型M
OS(CMOS)ICである。このチップの詳細は参考
のためその内容を本願明細書に引用した1993年12
月14日付け米国特許第5,270,898号に開示さ
れている。この特許に記載されているICは遠隔制御及
びモニタリングのためサージ保護回路50によって保護
されるリード48を介して回路遮断器と遠隔デバイス
(図示しない)との間の通信を可能にする回路を含む。
このような通信は本発明と併用可能であるが、本発明の
回路遮断器の必須部分ではないのでここでは言及しな
い。
【0021】デジタルトリップ装置15はこの装置に対
する信号の入出力を行うために回路遮断器筺体に差し込
まれる拡張ボード49を含む。拡張ボード49は変流器
2次巻線11A,B,C,Nから相電流及び中性電流を
それぞれ入力するための結線対51A,B,C,Nを含
む。これらの相電流及び中性電流信号は全波整流ブリッ
ジ回路52A,B,C,Nによって整流される。全波整
流ブリッジ回路52のDC出力は電源回路54に電流を
供給する共通リード53に印加される。
【0022】電源回路54は粗調整された直流電圧40
ボルトを発生させる。全波整流ブリッジ回路52からの
直流電流はキャパシタ77を充電する。キャパシタ77
の電圧はFET Q1より成るチョッパで制御される。
キャパシタ77の電圧はツェナーダイオードZ1及び抵
抗55a,55bより成る分圧器55を含んだ回路によ
りモニタされる。従って、キャパシタ77の電圧が40
ボルトである時は、分圧器の中央接続点の電圧信号+B
Sは2ボルトである。IC47がこの+BS信号をBS
ENSE入力を介して読み取り、2ボルトと比較する。
+BS信号が2ボルトよりも高くキャパシタ77の電圧
が40ボルトよりも高いことを指示すると、IC47は
駆動信号+BDを発生させる。この信号は抵抗56a及
び56bを流れてQ1をオンするため、変流器の二次巻
線により発生される全波整流ブリッジ回路52からの電
流がアースにシャントされる。+BS信号が2ボルト以
下になるとQ1がオフになり、キャパシタ77の電圧が
再び増加する。+BS及び+BD信号を運ぶリードの間
に接続されたキャパシタと抵抗57はこれらの信号に時
間遅延を発生させるが、これがQ1の動作を安定化させ
るヒステリシスを与える。
【0023】40ボルトの電源回路54はまたマイクロ
プロセッサ47Pを含むIC47のデジタル回路用の5
ボルト電源電圧を発生するために用いられる。40ボル
トの信号ST1はトランジスタQ2を介してキャパシタ
59を充電する。Q2はエミッタフォロワ構成となるよ
うに接続され、ベースはIC47の内部で発生される精
密な+5ボルトの信号AVDDによりバイアスされてい
る。IC47のアナログ回路用電源として使用されるこ
の精密5ボルト信号については米国特許第5,270,
898号を参照されたい。トランジスタQ2及びキャパ
シタ59は電源回路54からの粗調整40ボルトの電圧
からデジタル回路用の精密5ボルト直流電圧を発生させ
る。
【0024】デジタルトリップ装置15はまた外部の直
流電源から給電を受けることも可能である。事実、実施
例のデジタルトリップ装置はプラグ4のピン8上の40
ボルト入力または拡張ボード49のピンEXTDCを介
する別の外部電源を介してプラグイン充電回路により給
電することができる。これらの補助的直流電源はキャパ
シタ77をほぼ直流40ボルトに充電する。20ボルト
のツェナーダイオードZ2により、補助電源の使用中は
+BS信号は2ボルトよりも充分に高い値である。この
ためIC47はQ1をオンにして変流器11からの電流
を連続してアースにシャントする。
【0025】デジタルトリップ装置15が変流器11か
ら給電中にQ1が連続してオン・オフされるとノイズが
発生するが、このノイズは周波数測定回路に結合され
る。しかしながら、補助電源の使用中、Q1は連続して
オン状態にあるため周波数の測定に悪影響を与える誤っ
たゼロ交差を発生させる切り換えノイズは存在しない。
全波整流器52A,B,C,Nからの整流済み電流はそ
れぞれ電流を感知する抵抗61A,B,C,Nへ印加さ
れる。感知した電流は入力抵抗62A,B,C,Nを介
してICチップ47に読み込まれる。前述した米国特許
に記載されるように、これらの電流はIC47のアナロ
グ回路により電圧に変換され、ボード上のA/Dコンバ
ータ47Aによりデジタル信号に変換されて、マイクロ
プロセッサ47Pへ入力される。
【0026】全波整流ブリッジ回路52からのアナログ
直流電流はダイオード65A,B,C,Nに印加され、
その最も大きい電流値が選択される。最大のアナログ電
流がこれらのダイオードがリード66により接続された
ツェナーダイオード67により決まる値を越えると、リ
ード69にオーバーライドトリップ信号が発生する。こ
のオーバーライドトリップ信号はIC47を介して回路
遮断器をトリップし、デジタル回路が過電流状態を検出
してそれに応答する際固有に発生する遅延を回避する。
これは、例えば落雷による短絡で発生するような非常に
大きな過電流にのみ応答する。オーバーライドトリップ
はリード69を介してマイクロプロセッサへ報告され
る。
【0027】相Aの交流電流はまたリード70を介する
信号SIGNIAとしてIC47に印加されてこの電流
の符号を指示すると共に、以下に述べるように被保護系
統を流れる電流の周波数を測定するためにマイクロプロ
セッサにより使用される。
【0028】上述したように、Q1より成るチョッパが
発生するノイズは信号SIGNIAに結合されると誤っ
たゼロ交差カウントを発生させて周波数の正確な測定を
妨げる。このノイズはキャパシタ71A,71B及び抵
抗71C,71Dより成る2極フィルタ71を挿入する
ことにより抑制可能である。チョッパが発生するノイズ
の周波数は通常高いため、2極フィルタ71のロールオ
フ周波数をこのノイズの影響を減殺するように選択す
る。
【0029】信号SIGNIAは、配電系統の電流周波
数を測定するためIC47が使用するだけでなく、相A
の交流電流の符号を決定するためにも用いられる。これ
は、IC47のA/Dコンバータ47Aが一方の極性の
信号だけを変換できるため必要である。しかしながら、
フィルタ71により信号SIGNIAに位相の変化が導
入される。この位相の変化は保護機能にとっては受入れ
可能なものであるが、エネルギーと電力の計算を行うに
あたり受け入れ不能の誤差を導入することになる。従っ
て、フィルタ71は保護機能だけを実行する回路遮断器
には使用可能であるが、エネルギー及び電力を計算可能
な回路遮断器には使用できない。後者の場合、フィルタ
71を図9に示す回路で置き換える。図9の回路は補助
電源が存在する場合のみサンプリング周波数の変更を可
能にする。この回路201はリード70に挿入した大き
な抵抗203(図示の例では1メグオーム)を含み、こ
のリードを介して相Aの交流信号がIC47のCP1入
力に印加される。上述したように、IC47は信号SI
GNIAを基準電圧と比較して相Aのゼロ交差回数及び
相Aの符号を測定する。+5ボルトのデジタル用電源に
接続した抵抗205はIC内のコンパレータが切り換わ
る動作点をセットするためのバイアスを提供する。抵抗
205はまた大きな値を有する(図示の例では2.7メ
グオームである)。IC47のCP1入力はダイオード
207及び抵抗209を介してアースにも接続されてい
る。5ボルトのAUX+V信号はダイオード207のカ
ソードと抵抗209の間の接続点211に加えられる。
【0030】補助電源が存在する場合、チョッパQ1は
連続してオンの状態にあることを想起されたい。チョッ
パが連続してオン状態にあると、ゼロ交差カウントに影
響を与えるノイズは存在しない。また、この状態では、
AUX+Vの補助電源がダイオード207を逆バイアス
し、IC47が信号SIGNIAを読み取って周波数選
択機能のためにゼロ交差回数を測定する。
【0031】一方、補助電源が存在しないと、チョッパ
はオン・オフに切り換えられてキャパシタ77の電圧を
ほぼ40ボルトに維持する。この状態のもとで、AUX
+V信号は零ボルトに等しく、ダイオード207は順方
向にバイアスされ、また、抵抗203は抵抗209より
も著しく大きいため、IC47のCP1入力に印加され
る信号SIGNIAは基準電圧よりも低い。従って、補
助電源が存在しない場合、サンプリングインターバルは
変化することができない。しかしながら、これは重大な
欠点ではない。その理由は補助電源が再びオンになるま
でサンプリングインターバルの前の値が引き続き使用さ
れるからである。
【0032】IC47に組み込まれたマイクロプロセッ
サ47Pは、抵抗63A〜63Cを介して供給される相
電流及び中性電流を表わす電流信号を用い上述の保護特
性に従って瞬時、短時間遅延及び長時間遅延保護機能を
実行する。上述したように、中性導体の保護は以下に述
べるような態様で相導体の保護とは別に調整可能であ
る。
【0033】過電流−時間限界値を越えると、IC上の
マイクロプロセッサ47Pはリード73上にトリップ信
号を発生させる。このトリップ信号はFET75をオン
にして電源回路54のキャパシタ77のリード76を介
して放電パスを提供し、これにより拡張ボード49の接
続点79に接続された磁束シャントトリップ装置17が
作動され、接点19が開放される。フライバックダイオ
ード78が磁束シャントトリップ装置に接続されてい
る。マイクロプロセッサはまた、リード81,83,8
5及び87上にそれぞれINST,SHORT,NEU
TRAL,LONGを発生させる。これらの信号はトリ
ップの原因を可視表示するLED91,93,95,9
7を付勢させるためラッチ89によりラッチされる。ト
リップが相導体の1つを流れる過電流によりひき起こさ
れた場合、1つのLED91,93または97が付勢さ
れる。中性導体に過電流が発生した場合、中性導体のL
ED95が付勢される。
【0034】マイクロプロセッサ47Pはトリップに至
るような状態を知らせるアラーム信号を発する。即ち、
回路遮断器が長時間遅延トリップを行った場合、リード
99にLDALARM信号が発生する。この信号は拡張
ボード49上の結線101に現われ、必要に応じて遠隔
アラームを発生させる。電流が長時間遅延トリップ用ピ
ックアップレベルのパーセント値、例えば、85%に達
すると、マイクロプロセッサ47Pがリード103にH
LALARM信号を発生させる。この信号は拡張ボード
49上のHILOAD ALARM結線105に供給さ
れる。マイクロプロセッサ47Pは即時トリップが発生
したことを示す短絡アラーム信号としてリード107に
SCALARM信号を発生させる。この信号は拡張ボー
ド上のSHCK ALARM結線109に供給される。
オペレータが設定できる中性電流の高いしきいレベルは
中性線長時間遅延保護用のピックアップ電流よりも小さ
いが、このしきい値を越えるとリード110にNEUR
AL ALARM信号が出力される。複数の中性保護ピ
ックアップレベルのうちいずれの値を越えても中性線保
護アラームが発生されるように構成することも可能であ
る。この信号は拡張ボードの出力112において得られ
る。ツェナーダイオード114はアラーム出力と接続す
る回路からのサージに対してIC47を保護する。
【0035】デジタルトリップ装置15はこの分野でよ
く知られた「領域連動」を可能にする。「領域連動」は
上流と下流の回路遮断器のトリップをよく知られた態様
で協調させるため短時間遅延保護につき行われる。短時
間遅延領域連動出力信号は拡張ボード49とSOUTX
結線113において接続しているリード111を介して
マイクロプロセッサから供給される。短時間遅延領域連
動入力信号は拡張ボード49のSINX結線117から
リード115を介してマイクロプロセッサに入力され
る。
【0036】デジタルトリップ装置15は、種々のフレ
ームサイズの回路遮断器と併用できる。さらにまた、デ
ジタルトリップ装置15と併用される各サイズの回路遮
断器を利用することにより、最大許容連続電流がフレー
ムによって許容される最大連続電流より小さいかまたは
これに等しい電力系統3を保護することができる。デジ
タルトリップ装置15にこの情報を供給するためには、
着脱自在で適当な定格プラグ119をデジタルトリップ
装置15に差し込めばよい。定格プラグ119はフレー
ムサイズに合い、特定設備のための最大または定格電流
を設定する多数の抵抗器(図示しない)を含む。この定
格電流はフレームサイズが許容する最大電流またはこれ
よりもやや小さい値であればよい。例えば、フレームに
よって許容される最大電流が2,000アンペアなら、
プラグ119における抵抗の組み合わせはマイクロプロ
セッサに対して定格電流が2,000アンペア、1,5
00アンペア、1,200アンペアまたは2,000ア
ンペア以下のその他の任意の値であることを指示するよ
うに設定すればよい。マイクロプロセッサ47Pはフレ
ームの設定を専用入力MUX5を介して、また定格電流
をMX6入力を介して読み取る。
【0037】定格プラグ119は、3ボルト電源+Eと
なるバッテリー(図示しない)も含む。既に指摘したよ
うに、デジタルトリップ装置15は被保護回路からの電
流によって給電される。回路遮断器がトリップによって
電流を遮断すると、補助電源が提供されていないと仮定
してマイクロプロセッサへの給電も止まる。定格プラグ
119のバッテリーによって供給される3ボルト直流電
力+Eがラッチ89に印加されるから、LED91,9
3,95,97はトリップ後も作動状態のままである。
このバッテリーにより結線+Eを介してリセットボタン
121に電力を送り、ラッチ89のためのリセット信号
を発生させる。
【0038】回路遮断器のトリップと共にマイクロプロ
セッサ47Pへの給電が止まると、長時間遅延トリップ
機能によって維持されるI2 t特性で表わされる負荷の
温度状態の計算が中断する。公知のように、I2 t 値で
表わされる負荷の温度状態を表わす電圧は外部のキャパ
シタ125に蓄積される。この例のデジタルトリップ装
置15では、マイクロプロセッサが発生する熱励起状態
信号をキャパシタ125が連続的に追跡する。回路遮断
器がトリップを行い、マイクロプロセッサの給電が止ま
ると、キャパシタ125が抵抗127を介して放電す
る。抵抗127の値はキャパシタ125の電圧が負荷の
冷却に応じた速度で放電するように設定されている。マ
イクロプロセッサが再び給電されると、キャパシタ12
5の残留電圧を利用して負荷の熱励起状態を引続き計算
するための初期値が設定される。
【0039】状態LED129はマイクロプロセッサに
よって間歇的に給電され、マイクロプロセッサが作動状
態にあることを示す。テストボタン131を瞬間的に押
下することによりデジタルトリップ装置15の自己診断
ができる。
【0040】種々の保護機能の設定値をデータバス13
5を介してマイクロプロセッサに入力する。データバス
には相導体保護のためのパラメータを調整するための第
1組のオペレータ調整可能スイッチ137と、中性導体
保護を設定するための第2組のスイッチ139、及びテ
ストパラメータを設定するためのスイッチ141が接続
している。相導体保護機能を設定する第1組のスイッチ
137は、相導体保護の長時間遅延ピックアップレベル
を設定するスイッチ143、長時間遅延時間を設定する
スイッチ145、相導体保護の短時間遅延ピックアップ
レベルを設定するスイッチ147、短時間遅延時間を設
定するスイッチ149、及び即時ピックアップレベルを
設定するスイッチ151を含む。
【0041】第2組のスイッチ139は中性導体保護の
長時間遅延ピックアップレベルを設定するスイッチ15
3、及び中性導体高負荷アラームのしきいレベルを設定
するスイッチ155を含む。スイッチ141〜155は
それぞれ8通りの選択可能な設定値を有する。スイッチ
141〜155の設定値はデータバス135を介してI
C47により読み取られる。どのスイッチを読み取るべ
きかはICポートPB0〜PB7が判断する。読み取る
べきスイッチと接続しているポートがアースに設定さ
れ、そのスイッチのワイパーが接地される。残りのスイ
ッチと接続しているポートは高インピーダンスに設定さ
れ、これらのスイッチのワイパーが連携のプルアップ抵
抗136によって+5ボルトまでプルアップされる。ポ
ートPD1〜PD7は対応スイッチのワイパー位置を同
時に読み取る。ワイパーと連携する端子は接地される。
対応スイッチの残りの端子はすべて連携の抵抗138に
よって+5ボルトまでプルアップされる。
【0042】図10はIC47上のマイクロプロセッサ
によって実行される割り込み保護ルーチンのフローチャ
ートである。この割り込み保護ルーチン179は約4ミ
リ秒ごとに、または1サイクルにつき4回、181にお
いてコールされる。コールされると、ルーチンは先ず次
の割り込みのために183においてタイマーをセット
し、次いで185において中性導体アラームリレー21
のようなATRリレーに情報を与える。187におい
て、4回のサンプリングが完了したと判定されるごと
に、189において即時及び短時間遅延保護のための計
算を行う。191において64回のサンプリングが完了
したと判定されたら、193において長時間遅延保護の
ための計算を行う。195において256回のサンプリ
ングが完了したと判定されるごとに、197において他
の関連ルーチン、例えば電源電流のエネルギー、電力及
び周波数の計算などを行う。いずれの場合にも199に
おいてルーチンはコーリングルーチンに戻る。
【0043】電圧及び電流をデジタル値に変換するには
種々のサンプリング方式を使用できる。実施例の回路遮
断器1は、エネルギーモニタシステムに関し、1992
年7月15日付けで出願され特許査定の通知を受けた米
国特許出願第07/915,171号に記載されたサン
プリング方式を利用する。その方式によると、サンプリ
ングは8個のサンプルより成る群で行われ、各群はオク
ターブと呼ばれる。各オクターブまたは8個のサンプル
の中で、奇数番号のサンプルはサンプリング波形におい
てその前の偶数番号のサンプルから90°の電気角経過
後に採取し、偶数番号のサンプルはその前の奇数番号の
サンプルから112.5°の電気角経過後に採取する。
オクターブ間には電気角98.4°の遅延が存在する。
連続した16オクターブの後、合計で128個のサンプ
ルが得られるが、サンプリングプロセスは電気角12
0.94°の遅延でもって繰り返される。このサンプリ
ング方式により60ヘルツの正弦波では5.0625ミ
リ秒、50ヘルツの正弦波では6.075ミリ秒の平均
サンプリングインターバルが得られる。
【0044】サンプリングインターバルの設定に用いる
回路遮断器が接続された配電系統の交流電力周波数を測
定するにあたり、マイクロプロセッサ47Pは相A電流
のゼロ交差回数をカウントする。外部的要因によるゼロ
交差に起因して誤ったインターバルの選択がなされるの
を防止する1番目の措置として、ゼロ交差回数の、もう
一方の周波数の歪みのない正弦波のゼロ交差回数からの
ずれを1または2以内にする必要がある。この計算を2
56個のサンプルにつき一回行うため、周波数の選択を
変化させるに必要なサンプルの個数は下記のように決定
される。サンプリングレートが現在60ヘルツに設定さ
れている場合、上述した平均的なサンプリングインター
バルは5.0625ミリ秒であり、1296.0ミリ秒
の間に256個のサンプルが生じる。この時間周期にお
いて60ヘルツの正方向ゼロ交差回数は77.75であ
る。一方、この時間周期において50ヘルツの正方向ゼ
ロ交差回数は64.8である。幾分かの誤差に対して余
裕をもたせるため、ゼロ交差回数が63,64,65ま
たは66に等しければ接続された電源が50ヘルツ電源
であると判定する。50ヘルツでは、平均的サンプリン
グインターバルは実施例のサンプリング方式では6.0
75ミリ秒であり、1555.2ミリ秒の間に256個
のサンプルが生じる。この時間周期における50ヘルツ
の正方向ゼロ交差の回数は77.75であるが、この時
間周期における60ヘルツの正方向ゼロ交差の回数は9
3.3である。従って、ゼロ交差回数が92,93,9
4または95に等しければ、60ヘルツのサンプリング
インターバルへ変更される。
【0045】図11はIC47のマイクロプロセッサ4
7Pにより実行されるタイミング選択ルーチン301を
示す。このルーチンは約1秒に一回303においてコー
ルされる。この前にルーチンを実行して周波数を変更し
たことが305において判明すると、EEPROMに蓄
積されたカウントNVFREQカウントが307におい
てインクリメントされ、ルーチンが脱出する。このカウ
ントの実際のインクリメント動作は非揮発性メモリの値
を変化すると時間がかかるため呼び出されたルーチン
(図示せず)により行われる。
【0046】周波数がこの前のパスでは変化しなかった
が相AのRMS電流が、309において零カウントフラ
ッグをセットする別のルーチンにより決定される0.1
puのようなしきい値よりも低い場合、そのルーチンも
また脱出する。相A電流がこのしきい値よりも高く、6
0ヘルツのサンプリングインターバルが使用中であるこ
とが311で判明すると、プログラムはこの前のサンプ
ルが256個の60ヘルツ・サンプリングインターバル
の間にカウントされたゼロ交差回数が63,64,65
または66でないことが313において判明したなら
ば、314においてフラッグST1をリセットした後、
脱出する。ゼロ交差回数がこの範囲にあるため、電源が
60ヘルツでなく50ヘルツの電源であり、これが31
5において初めて判定された場合、ルーチンが脱出する
前に317においてフラッグST1がセットされる。次
のパスにおいて、カウントが再び63,64,65また
は66のいずれかであると313において判明し、フラ
ッグのセット状態が315において読み取られると、3
19においてサンプリングインターバルが50ヘルツ用
の値に変化し、フラッグがクリアされる。EEPROM
への周波数選択の書き込み回数がその最大値を越えてい
ないことが321において判明すると、323において
50ヘルツへの選択がこのEEPROMに書き込まれ、
325においてフラッグがセットされ、307において
その次のパスでNVFREQカウントがインクリメント
する。321でチェックした結果EEPROMへの書き
込み回数が最大回数(この例では255)に到達してい
ることがわかると、ルーチンはEEPROMへの書き込
みを行わずに終了する。しかしながら、319におい
て、このサンプリングインターバルの変更が実行され
る。この変化はRAMに蓄積され、マイクロプロセッサ
47Pによって利用される。EEPROMへサンプリン
グインターバルの変更が書き込まれない結果、電源が切
られると、EEPROMへ書き込んだ最後の変更はそれ
が正しかろうと正しくなかろうと再び電源を起動したと
きマイクロプロセッサ47Pにより利用される。しかし
ながら、2つの256個のサンプルインターバルの後、
システムは現在において正しいサンプリングインターバ
ルに切り換わる。
【0047】311においてチェックした結果使用中の
サンプリングインターバルが50ヘルツ用インターバル
である場合、327で観察した256個のサンプルの間
にカウントしたゼロ交差回数が92,93,94または
95であって、60ヘルツの電源が回路遮断器に接続さ
れていることを指示していない限り、328においてフ
ラッグST1をリセットした後、ルーチンが脱出する。
329においてこれが初めて起ったと判定された場合、
331においてフラッグST1がセットされるため、次
にサンプリングインターバルが60ヘルツ用インターバ
ルにセットされるとフラッグが331においてリセット
される。再び、この新しいサンプリングインターバルが
マイクロプロセッサにより利用され、書き込み回数が最
大値を越えていない限りEEPROMに記録される。
【0048】本発明を特定の実施例につき詳細に説明し
たが、当業者にとっては本願明細書の全体的記載に照ら
して多くの変形例または設計変更が想到可能であること
が理解される。従って、図示説明した特定の実施例は例
示の目的を有するに過ぎず、本願発明の技術的範囲を限
定するものではなく、この技術的範囲は頭書した特許請
求の範囲及びその均等物によって決定されるべきであ
る。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断続器の一部をブロック図で示す
回路図。
【図2】図1の回路遮断器の一部を形成するデジタルト
リップ装置の簡略な回路図を形成するための図3乃至図
8の配列を示す。
【図3】デジタルトリップ装置の回路図の一部である。
【図4】デジタルトリップ装置の回路図の一部である。
【図5】デジタルトリップ装置の回路図の一部である。
【図6】デジタルトリップ装置の回路図の一部である。
【図7】デジタルトリップ装置の回路図の一部である。
【図8】デジタルトリップ装置の回路図の一部である。
【図9】図3乃至8のデジタルトリップ装置の一部の別
の実施例を示す回路図。
【図10】図3乃至8のデジタルトリップ装置が用いる
適当なコンピュータプログラムのフローチャート。
【図11】本発明に従って周波数選択を行うため図10
のコンピュータプログラムにより使用されるサブルーチ
ンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 回路遮断器 5 導体 7 変流器 15 デジタルトリップ装置 17 磁束シャントトリップ装置 21 リレー
フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ チャールス エンゲル アメリカ合衆国 ペンシルベニア 15146 モンロービル オーバールック サーク ル 107 (72)発明者 ゲーリイ フランシス サレッタ アメリカ合衆国 ペンシルベニア 15642 アーウイン ペンヒルズ ドライブ 7 (72)発明者 アラン バーケ シンプ アメリカ合衆国 ペンシルベニア 15146 モンロービル ハーバード ドライブ 1022

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷を50Hzまたは60Hz電源のい
    ずれかに接続するための電気的装置であって、 閉じた状態で負荷を50Hzまたは60Hzの電源のう
    ち選択した電源に接続し、開いた状態で負荷を選択した
    電源から切り離す開離可能な接点、 閉じた状態の接点を介して負荷へ流れる電流を感知する
    感知手段、 感知した電流を選択可能なサンプリングインターバルで
    サンプリングすることによりデジタル電流信号を発生さ
    せるデジタル化手段と、デジタル電流信号の所定の値に
    応答してトリップ信号を発生させる手段とを含むデジタ
    ル制御手段、 選択可能なサンプリングインターバルを50Hz電源の
    場合は第1のサンプリングインターバルに、また60H
    z電源の場合は第2のサンプリングインターバルに設定
    する手段であって、電流の零交差回数をカウントする零
    交差カウント手段と、第1の所定時間周期における電流
    の零交差回数の、歪みのない60Hz電源電流の前記第
    1の所定時間周期における第1の零交差回数からのずれ
    が第1の所定零交差回数以内である時はサンプリングイ
    ンターバルを第1から第2のサンプリングインターバル
    へ変化させ、第2の所定時間周期における電流の零交差
    回数の、歪みのない50Hz電源電流の前記第2の所定
    時間周期における第2の零交差回数からのずれが第2の
    所定零交差回数以内である時はサンプリングインターバ
    ルを第2から第1のサンプリングインターバルへ変化さ
    せる手段とより成るサンプリングインターバル設定手
    段、及びトリップ信号に応答して接点を開放させる手段
    とより成ることを特徴とする電気的装置。
  2. 【請求項2】 サンプリングインターバルを変化させる
    前記手段は、指定個の前記第1の所定時間周期における
    零交差回数の前記第1の零交差回数からのずれが前記第
    1の所定の零交差回数以内であるときはサンプリングイ
    ンターバルを第1から第2のサンプリングインターバル
    へ変化させるだけであり、指定個の前記第2の所定時間
    周期における零交差回数の前記第2の零交差回数からの
    ずれが前記第2の所定の零交差回数以内であるときはサ
    ンプリングインターバルを第2から第1のサンプリング
    インターバルへ変化させるだけであることを特徴とする
    請求項1の電気的装置。
  3. 【請求項3】 前記指定個の所定時間周期は2つの連続
    する所定時間周期に等しいことを特徴とする請求項2の
    電気的装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の所定時間周期は第1のサンプ
    リングインターバルで所定数の電流サンプルが得られる
    時間周期であり、前記第2の所定時間周期は第2のサン
    プリングインターバルで前記所定数の電流サンプルが得
    られる時間周期であることを特徴とする請求項2の電気
    的装置。
  5. 【請求項5】 前記サンプリングインターバル設定手段
    は、デジタル制御手段への給電開始と共にデジタル化手
    段が用いるサンプリングインターバルを書き込むEEP
    ROMと、サンプリングインターバルをEEPROMに
    所定回数書き込んだ後はサンプリングインターバルを変
    化させる前記手段がサンプリングインターバルをさらに
    書き込めないように書き込み禁止にするブロック手段と
    を含むことを特徴とする請求項2の電気的装置。
  6. 【請求項6】 前記デジタル制御手段は、デジタル制御
    手段へ送られる直流電力を調整するが電流の零交差カウ
    ント手段に影響を与えるノイズを発生させるチョッパー
    手段と、零交差カウント手段に接続されてチョッパー手
    段が発生するノイズをフィルタリングにより除くフィル
    タ手段とを含むことを特徴とする請求項1の電気的装
    置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ手段は、チョッパー手段が
    発生するノイズをフィルタリングにより除くように同調
    された少なくとも2極のフィルタであることを特徴とす
    る請求項6の電気的装置。
  8. 【請求項8】 前記デジタル制御手段は、補助電源から
    デジタル制御手段へ直流制御電力を供給する手段と、前
    記電流から別の直流制御電力を発生させる内部電源手段
    と、補助電源から直流制御電力が供給されない場合前記
    選択可能なサンプリングインターバルを設定する手段を
    不能にする不能化手段を含み、内部電源手段は前記別の
    直流制御電源を調整するが零交差カウント手段に影響を
    与えるノイズを発生させるチョッパー手段を含むことを
    特徴とする請求項1の電気的装置。
  9. 【請求項9】 選択可能なサンプリングインターバルを
    設定する前記手段は前記電流の零交差カウントを発生さ
    せる前記手段を不能にすることにより不能化されること
    を特徴とする請求項7の電気的装置。
JP7152142A 1994-05-26 1995-05-26 サンプリングインターバルを自動的に選択するデジタル制御式断続器 Pending JPH07322473A (ja)

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