JPH0732205U - 挾持保持具 - Google Patents
挾持保持具Info
- Publication number
- JPH0732205U JPH0732205U JP6706993U JP6706993U JPH0732205U JP H0732205 U JPH0732205 U JP H0732205U JP 6706993 U JP6706993 U JP 6706993U JP 6706993 U JP6706993 U JP 6706993U JP H0732205 U JPH0732205 U JP H0732205U
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- Japan
- Prior art keywords
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- spring
- pieces
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- mounting
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は薄いものから厚手の紙片,プラスチ
ック札,木札等まで挾持させ立設或いは壁や柱などに突
設させて、表示用或いは展示用など広範囲に渡って用い
られる。又、被挾持物Aに傾斜面が有っても、その面に
沿って挾持片1,1'の挾持面が密着され、安定した挾持
状態が確保できる。 【構成】 対面する板状の挾持片1,1'の外面に取付部
1a,1'aを設け、該取付部1a,1'aにリング状なスプリング
2の両端の折曲部2aを挿入して各挾持片1,1'が取付部
1a,1'aを中心に回動自在とすると共に取付部1a,1'aにス
プリング2の弾性力が加わって挾持片1,1'の外側から
押圧し、またスプリング2は、スリット3aとスプリング
押え3bを有した保持本体3のスリット3aに挿入すると共
にスプリング押え3bで起立させて成す。更に挾持片1,
1'の下部に握り片4,4'を設ける。
ック札,木札等まで挾持させ立設或いは壁や柱などに突
設させて、表示用或いは展示用など広範囲に渡って用い
られる。又、被挾持物Aに傾斜面が有っても、その面に
沿って挾持片1,1'の挾持面が密着され、安定した挾持
状態が確保できる。 【構成】 対面する板状の挾持片1,1'の外面に取付部
1a,1'aを設け、該取付部1a,1'aにリング状なスプリング
2の両端の折曲部2aを挿入して各挾持片1,1'が取付部
1a,1'aを中心に回動自在とすると共に取付部1a,1'aにス
プリング2の弾性力が加わって挾持片1,1'の外側から
押圧し、またスプリング2は、スリット3aとスプリング
押え3bを有した保持本体3のスリット3aに挿入すると共
にスプリング押え3bで起立させて成す。更に挾持片1,
1'の下部に握り片4,4'を設ける。
Description
【0001】
本考案は厚手の紙片,プラスチック札,木札等を挾持させ立設或いは壁や柱な どに突設させて、表示用或いは展示用などに使用すると共に差替可能な挾持保持 具に関する。
【0002】
従来、厚手の紙片やプラスチック札などを立設させると共に差替可能なものと しては、クリップを保持本体で保持させるものが使用されている。又、木札やプ ラスチック札などを壁や柱等に突設させると共に差替可能なものとしては、鰐口 状のクリップの握り側一方を直接に固定させ使用していた。尚、前記クリップで 挾持するものは、握りを押し縮めると一点を中心として挾持部が開閉されると共 にそれらの挾持力はスプリングの弾性力が利用されていた。
【0003】
しかしながら前記クリップを用いた挾持保持具は、挾持面が1点を中心に開か れてV字状になり、開き具合が大きくなるに従ってその角度も大きくなるため、 厚手の物を加える際には挾持面の長いものを使用しなければならず、大型になっ ていた。また挾持状態は挾持面同士が平行ではなく、V字状に傾斜しているので 均一な力で押圧されず、部分的な挾持状態となり、挾持力が不安定であると共に 被挾持物に変形を生じさせる恐れがある等の問題点があった。
【0004】 本考案は挾持片同士が常時に平行状態或いは被挾持物と密着された状態で挾持 出来ると共に薄いものから厚い札等までも挾持可能となる挾持保持具を提供する にある。
【0005】
本考案は対面する挾持片が常時平行可能に挾持させるため、板状の挾持片の外 面にスプリング用取付部を設け、該取付部にリング状のスプリングの両端の折曲 部を挿入して各挾持片が取付部を中心に回動自在とすると共に前記取付部にスプ リングの弾性力が加わって前記挾持片の外側から押圧し、又、前記スプリングは 、スリットとスプリング押えを有した保持本体のスリットに挿入すると共にスプ リング押えで起立させて成す。尚、被挾持物を差込み易くするために、挾持片の 下部に握り片を設けても良く、また本考案品を固定するために、保持本体に取付 穴を穿設するか或いは保持本体の裏面に粘着材を塗布或いは貼着させても良い。
【0006】
次に本考案の作用について説明する。先ず厚手の紙片やプラスチック札などの 被挾持物(A)を挾持させる場合を図5に基づいて説明する。予め片手に被挾持 物(A)を持ち、他方の手で図中(a)の矢印の如く握り片(4),(4')を握 って反り部(1a),(1'a)側が開くように押す。すると挾持面がV字状に開かれ 、その開口部へ被挾持物(A)を図中(b)のように差し込む。次に握り片(4 ),(4')を手から離してから被挾持物(A)を奥迄差し込むのである。そして 前記挾持片(1),(1')は取付部(1b),(1'b)を中心に動いて図中(c)の ように挾持面同士が平行で且つ被挾持物(A)の面に密着するので、取付部(1b ),(1'b)から押圧された力は分散した均一なものとなる。このため、従来の如 き部分的な挾持状態がなくなると共に、挾持力が向上され安定する。又、被挾持 物(A)は変形が殆ど生じる恐れがなくなるのである。尚、前記被挾持物(A) に傾斜面が有る場合には、図中(d)に示すように挾持片(1),(1')は取付 部(1b),(1'b)を中心として傾斜面に密着するように傾斜した状態となる。従 ってスプリング(2)の弾性力は取付部(1b),(1'b)から挾持片(1),(1' )の挾持面全体に分散され、部分的に強く押される箇所が無くなる。又、被挾持 物(A)が反り部(1a),(1'a)から形成された差込部よりも薄いものであれば 、握り片(4),(4')を使用せずに直接差し込んでも良い。
【0007】 次に被挾持物(A)を外す時には、被挾持物(A)の端を持って引抜けば良く 、それだけでは抜けぬ場合、握り片(4),(4')の支点よりも外側へ手で引抜 き、それ以降は握り片(4),(4')を押し広げれば被挾持物(A)は容易に外 れる。尚、外す時には握り片(4),(4')を使用することなく抜ける程度のス プリング(2)の強さのものが通常用いられる。
【0008】 図7は本考案の使用例を示す図であり、これについて説明する。先ず始めに本 考案品を図中(a)に示す如く壁や柱等にビス(6)で取付けるか或いは粘着材 (5)で貼着させて使用する場合は、展示会の各ブ−スの標札,商品展示棚等の 商品区分表示札,パチンコ店内でフィ−バ−を出した時や打ち止めにした時に差 し込む札,その他の表示札として用いると便利である。特にパチンコ店内で使用 する際は、フィ−バ−が出る毎に札を差し込んで枚数が増えるため、その挾持部 の開き具合が広くなり過ぎて札が落ちたり或いは挾持部が折れたりすることもあ ったが、本考案品を用いれば、挾持片(1),(1')の挾持面同士が常に平行状 態で挾持でき、且つ、従来の鰐口状なものに比べ、挾持する枚数及び抜き差しが 簡単となる。又、図中(b)のように被挾持物(A)の両面を回転させることに より、予め表裏面に別の表示をして使い分けることも可能である。この時、スプ リング(2)は保持本体(3)内部のスプリング押え(3b)を設けると共に取付 穴(3c)を両端側に穿設している。尚、前記スプリング押え(3b)と両側のスリ ット(3a)の3箇所で回動可能に保持されているので、横方向に回転して使用す ることも出来る(図6参照)。尚、本考案品を自動車の内部に取付け、装飾品等 を挾持したり、メモ紙を挾持させても良い。又、バイクや自転車等の適宜位置に 取付け、装飾品又は表示板などを挾持させても良い。
【0009】 次に本考案品を図7(c)に示す如く台等の上に載置して使用する場合は、予 め本考案品を所定の位置に載置させておく。尚、移動させる必要がない時は取付 穴(3c)にビス(6)で固定させるか、或いは保持本体(3)裏面に設けた粘着 材(5)に被膜を剥がして固定させておく。先ず挾持片(1),(1')で被挾持 物(A)を挾持して立設する。この被挾持物(A)がメニュ−であれば飲食店用 となり、この被挾持物(A)が商品名やその説明書であれば商品札或いは展示会 等の表示札用として使用できる。この時、新たな商品やメニュ−の変更があって 差替える場合には、前記被挾持物(A)を引き抜けば容易に外れ、新たな被挾持 物(A)を挾持片(1),(1')に差し込めば良い。尚、上記使用方法に限定さ れるものではない。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。(1),(1')は板材の上部 が折曲されて略くの字状に形成した挾持片であり、その上端全辺は折曲された反 り部(1a),(1'a)と成し、前記挾持片(1),(1')の外面には取付部(1b) ,(1'b)を2箇所突設させる。該取付部(1b),(1'b)には後述するスプリング (2)が挿入される穴を有する。尚、前記挾持片(1),(1')を互いに合わせ て挾持可能に配置すると、その上部には差込部がV字状に形成され。挿入し易く なる。(2)は挾持片(1),(1')の外側から押圧するリング状のスプリング であり、その両端にはリング方向と直角に折曲させて折曲部(2a)を形成する。 この折曲部(2a)の一方は取付部(1b)に、他方は取付部(1'b)に挿入して取 付ける。(3)はスプリング(2)が2本起立されて保持する保持本体であり、 その断面形状は略C字状であり、前記保持本体(3)にはスプリング(2)の外 周が内面に接触可能な深さまでスリット(3a)を垂直方向に2本形成させる。ま たスプリング(2)の外周が接触する箇所を押えるため、保持本体(3)内面に はスプリング押え(3b)を設けると共に取付穴(3c)を両端側に穿設している。 尚、前記スプリング押え(3b)は、前記接触位置の前後の保持本体(3)内面に 切込みを入れて起立片とし、この起立片は、スプリング(2)がスリット(3a) に挿入されて内面と接触した際に上方から押し倒してスプリング(2)を回動可 能に押える。
【0011】 図3は本考案の別実施例を示す図である。これは前記実施例と比べ、挾持片( 1),(1')を広げ易くされたものであり、他は同一である。前記挾持片(1) ,(1')の中央下部には、外広がりな握り片(4),(4')が一体に形成されて いる。又、前記取付穴(3c)を穿設せずに保持本体(3)の裏面に両面接着テ− プ等の粘着材(5)が直接貼着或いは塗布したものを用いても良い(図4参照) 。
【0012】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0013】 請求項1の挾持保持具は従来の如く挾持面がV字状に開かれて傾斜することな く常時平行状態で挾持出来るため、厚い札等でも挾持可能となる。又、被挾持物 (A)に傾斜面が有っても、その面に沿って挾持片(1),(1')の挾持面が密 着するよう回動されるので、挾持状態が安定し、且つ均一な力で押圧され、部分 的な挾持状態がなくなり、被挾持物(A)に変形を生じさせる恐れが殆ど無くな る。しかも挾持片(1),(1')全体が挾持面となるので、従来の如く大型にな らずにコンパクト化が可能となる。
【0014】 請求項2の握り片(4),(4')を挾持片(1),(1')の下部に設けること により、挾持片(1),(1')の挾持及びその解除が容易となる。
【0015】 請求項3の取付穴(3c)を保持本体(3)に穿設するか或いは請求項4の粘着 材(5)を保持本体(3)裏面に塗布させることにより、本考案品の取付けが垂 直,水平でも簡単に固定することが出来る。
【0016】 尚、本考案に挾持する被挾持物(A)を種々なものに使用することにより、広 範囲に渡って利用することが可能となる。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の要部構造を示す説明図である。
【図3】本考案の別実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の別な要部構造を示す説明図である。
【図5】本考案の作用を示す説明図である。
【図6】横方向に挾持した状態を示す説明図である。
【図7】本考案の使用例を示す説明図である。
1,1' 挾持片 1a,1'a 反り部 1b,1'b 取付部 2 スプリング 2a 折曲部 3 保持本体 3a スリット 3b スプリング押え 3c 取付穴 4,4' 握り片 5 粘着材 A 被挾持物
Claims (4)
- 【請求項1】 イ)板材の上端全辺を折曲させて形成した
反り部(1a)と外面にスプリング用取付部(1b)を有し
た挾持片(1)と、該挾持片(1)と同様な反り部(1'
a)と取付部(1'b)を有した挾持片(1')とを互いに
合わせて挾持可能に配置させたこと。ロ)前記挾持片
(1),(1')が外側から押圧されるリング状のスプリ
ング(2)の両端を折曲させて形成した折曲部(2a)の
一方を前記取付部(1b)に挿入して取付け、他方の折曲
部(2a)を前記取付部(1'b)に挿入して取付けたこ
と。ハ)前記スプリング(2)の外周が内面に接触可能な
深さまでスリット(3a)を形成させると共にその接触部
にスプリング押え(3b)を設けた保持本体(3)を備
え、且つその断面形状が略C字状であり、その開口を上
向きに配置させ、前記スプリング(2)の下部をスリッ
ト(3a)に挿入すると共にスプリング押え(3b)で抜け
ぬように押えて前記スプリング(2)が起立されて配置
したこと。以上の構造から成ることを特徴とする挾持保
持具。 - 【請求項2】 前記挾持片(1),(1')の下部に握り
片(4),(4')を一体形成した請求項1記載の挾持保
持具。 - 【請求項3】 前記保持本体(3)に取付穴(3c)を穿
設して成る請求項1又は2記載の挾持保持具。 - 【請求項4】 前記保持本体(3)の裏面に粘着材
(5)を塗布或いは貼着して成る請求項1又は2記載の
挾持保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6706993U JPH0732205U (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 挾持保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6706993U JPH0732205U (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 挾持保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732205U true JPH0732205U (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=13334200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6706993U Pending JPH0732205U (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 挾持保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732205U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003104664A1 (ja) * | 2002-06-06 | 2003-12-18 | Maruo Mitsunobu | 留め具 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP6706993U patent/JPH0732205U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003104664A1 (ja) * | 2002-06-06 | 2003-12-18 | Maruo Mitsunobu | 留め具 |
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