JPH07321960A - 課金式電話機による通話システム並びにこれに用いるリモート・テレフォン・カード及び電話機 - Google Patents

課金式電話機による通話システム並びにこれに用いるリモート・テレフォン・カード及び電話機

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JPH07321960A
JPH07321960A JP11677194A JP11677194A JPH07321960A JP H07321960 A JPH07321960 A JP H07321960A JP 11677194 A JP11677194 A JP 11677194A JP 11677194 A JP11677194 A JP 11677194A JP H07321960 A JPH07321960 A JP H07321960A
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card
remote
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JP11677194A
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Toshinori Suzuki
利則 鈴木
Toshio Mizuno
俊夫 水野
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KDDI Corp
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Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 課金式電話機における通話料金を徴収を自動
的に行ない得る通信システムを提供する。 【構成】 通話者500が携帯するリモート・テレフォ
ン・カード600と公衆電話機100との間で無線によ
り情報の授受を行なうように構成するとともに、リモー
ト・テレフォン・カード600のカード部300には、
通話者500に固有の暗証コード301及び前払いの通
話料金の情報である残り度数304を記憶しておき、公
衆電話機100に通話者500が入力する暗証コード5
01と前記暗証コード301とを照合し、両者が一致し
たときに通話手続を進行させ、通話開始後は、交換機4
00が送出する課金パルスに基づき前記残り度数304
を減算することにより所定の課金を行なうようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は課金式電話機による通話
システム並びにこれに用いるリモート・テレフォン・カ
ード及び電話機に関し、特に硬貨の投入若しくはテレフ
ォン・カードの挿入を伴なう課金式電話機、すなわち公
衆電話機を用いる通信システムに適用して有用なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆電話機により通話を行なう場
合には、逐次通話料金に見合う硬貨を公衆電話機に投入
し乍らこれを行なうか、若しくは通話料金を前納した一
種のプリペイドカードであるテレフォン・カードを公衆
電話機に挿入し、このテレフォン・カードから自動的に
通話料を差引くことにより行なわなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き通話におい
て、硬貨を投入する場合には、通話者が、通話に先立ち
若しくは通話中に、公衆電話機に硬貨を投入しなければ
ならず、またテレフォン・カードを用いる場合には、通
話者が、通話に先立ちテレフォン・カードを公衆電話機
に挿入するとともに通話終了後に回収しなければならな
い。何れにしても、当該通話の課金処理のために通話者
の手を煩わしている。したがって、かかる課金処理のた
めの作業が自動化できれば通話者にとって非常に便利で
ある。
【0004】本発明は、上記従来技術に鑑み、課金式電
話機における通話料金の徴収を自動的に行ない得る課金
式電話機による通話システム並びにこれに用いるリモー
ト・テレフォン・カード及び電話機を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明の構成は、電話機の受話器が外ずれたことを表わ
すオフフック信号の検出により電波の授受を行なう無線
装置を有する電話機と、電話機側の前記無線装置との間
で電波の授受を行なう無線装置及び通話者に固有の識別
コードを表わす情報を記憶している記憶部を有するリモ
ート・テレフォン・カードとを用い、通話者が受話器を
外ずすことにより電話機とリモート・テレフォン・カー
ドとの間で電波による情報の授受を開始し、次に通話者
が電話機に入力した前記リモート・テレフォン・カード
を特定する識別コードと前記記憶部に記憶している識別
コードとを照合し、両者が一致していることを確認する
とともに、前記識別コードを交換機に送出して通話のた
めの手続を進行させ、通話開始後は、前記交換機で前記
識別コードに基づき課金処理を行なうようにしたことを
特徴とする。
【0006】上記目的を達成する第2の発明の構成は、
電話機の受話器が外ずれたことを表わすオフフック信号
の検出により電波の授受を行なう無線装置を有する電話
機と、電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行
なう無線装置並びに通話者に固有の識別コードを表わす
情報及び前払いの通話料金を表わす料金情報を記憶して
いる記憶部を有するリモート・テレフォン・カードとを
用い、通話者が受話器を外ずすことにより電話機とリモ
ート・テレフォン・カードとの間で電波による情報の授
受を開始し、次に通話者が電話機に入力した前記リモー
ト・テレフォン・カードを特定する識別コードと前記記
憶部に記憶している識別コードとを照合し、両者が一致
していることを確認するとともに、前記記憶部に記憶し
ている料金情報に所定の残金情報が存在することを確認
した後通話のための手続を進行させ、通話開始後は、交
換機から送出される課金パルスを電話機が受信する毎に
リモート・テレフォン・カードに対し所定の課金情報を
送出して記憶部に記憶している料金情報から通話料金の
減算を行なうようにしたことを特徴とする。
【0007】上記目的を達成する第3の発明の構成は、
電話機の受話器が外ずれたことを表わすオフフック信号
の検出により電波の授受を行なう無線装置を有する電話
機と、電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行
なう無線装置並びに通話者に固有の識別コードを表わす
情報及び情報の暗号化のための秘密鍵の情報を記憶して
いる記憶部を有するリモート・テレフォン・カードとを
用い、通話者が受話器を外ずすことにより電話機とリモ
ート・テレフォン・カードとの間で電波による情報の授
受を開始し、次に通話者が電話機に入力するとともに、
前記秘密鍵に対応する電話機側の秘密鍵で暗号化した前
記リモート・テレフォン・カードを特定する識別コード
と前記記憶部に記憶している秘密鍵で暗号化したリモー
ト・テレフォン・カード側の識別コードとを照合し、両
者が一致していることを確認するとともに、前記識別コ
ードを交換機に送出して通話のための手続を進行させ、
通話開始後は、前記交換機で前記識別コードに基づき課
金処理を行なうようにしたことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成する第4の発明の構成は、
電話機の受話器が外ずれたことを表わすオフフック信号
の検出により電波の授受を行なう無線装置を有する電話
機と、電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行
なう無線装置並びに通話者に固有の識別コードを表わす
情報、前払いの通話料金を表わす料金情報及び情報の暗
号化のための秘密鍵の情報を記憶している記憶部を有す
るリモート・テレフォン・カードとを用い、通話者が受
話器を外ずすことにより電話機とリモート・テレフォン
・カードとの間で電波による情報の授受を開始し、次に
通話者が電話機に入力するとともに、前記秘密鍵に対応
する電話機側の秘密鍵で暗号化した前記リモート・テレ
フォン・カードを特定する識別コードと前記記憶部に記
憶している秘密鍵で暗号化したリモート・テレフォン・
カード側の識別コードとを照合し、両者が一致している
ことを確認するとともに、電話機側及びリモート・テレ
フォン・カード側の秘密鍵を用いて暗号化した情報の授
受により前記記憶部に記憶している料金情報に所定の残
金情報が存在することを確認した後通話のための手続を
進行させ、通話開始後は、同様に電話機側及びリモート
・テレフォン・カード側の秘密鍵を用いて暗号化した情
報の授受により交換機から送出される課金パルスを電話
機が受信する毎にリモート・テレフォン・カードに対し
所定の課金情報を送出して記憶部に記憶している料金情
報から通話料金の減算を行なうようにしたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】上記構成の第1の発明によれば、リモート・テ
レフォン・カードを所持する通話者が受話器を外ずす
と、当該リモート・テレフォン・カードと電話機との間
で情報の授受が開始され、通話者が電話機に入力する識
別コードの情報とリモート・テレフォン・カードが記憶
している識別コードの情報とを照合し、この結果両者が
一致していれば通話のための手続が進行する。
【0010】通話開始後は、識別コードで特定される通
話者に対し、通常の手続により、課金パルスに基づき交
換機で課金作業を行なう。
【0011】上記構成の第2の発明によれば、通話開始
前は、第1の発明と同様であるが、通話開始後は、交換
機から送出される課金パルスに基づき電話機からリモー
ト・テレフォン・カードに電波により送出される課金情
報によりリモート・テレフォン・カードが記憶している
料金情報から所定の通話料を差し引く。
【0012】上記構成の第3の発明によれば、第1の発
明及び第2の発明において識別コードの秘密性を保持し
た状態で、すなわち暗号化した情報に基づき識別コード
の所定の照合作業をなし得る。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例に係る通信
システムの概要を示す説明図である。同図に示すよう
に、本実施例に係るリモート・テレフォン・カードは、
携帯用の無線送受信部200と、カード部300とに分
割して構成してあり、カード部300を無線送受信部2
00に挿入することにより両者の電気的な接続を確保し
て電気信号の授受を行ない得るように構成するととも
に、カード部300を、前払いの通話料金を表わす料金
情報を記憶している一種のプリペイドカードで構成した
ものである。
【0015】通話者500は無線送受信部200とカー
ド部300とで構成したリモート・テレフォン・カード
600を携帯している。本実施例によれば、この通話者
500が課金式電話機である公衆電話機100を用いて
電話をかけようとするとき、カード部300を公衆電話
機100に直接挿入する等、通話料の課金のために公衆
電話機100に対し物理的な接触をもつことなく通話が
可能となる。
【0016】図2は本システムの構成を詳細に示すブロ
ック線図である。同図に示すように、交換機400は、
複数の電話回線をそれぞれ目的の回線へつなぐための操
作を行うとともに、課金などの機能を実現する。また、
公衆電話機100に対しては課金度数が1増える度に課
金パルスを送出する。
【0017】無線機能付き公衆電話機100は、従来の
カード公衆電話の機能に加えてリモート・テレフォン・
カード600との通信を無線で行う機能を追加したもの
で、無線装置130と空中線140を具備する。入出力
装置120はキーパッドや表示装置を用いて通話者50
0に対してメッセージを出力したり、また通話者500
から入力される、例えば暗証コード501等のデータを
公衆電話機100内に取込むためのものである。受話器
170は通信者500の音声を電気信号に換えるマイク
ロフォンと、送られてきた通話している相手の電気信号
を音声に変えるスピーカから構成される。符号・復号化
装置160はとくに電気信号がディジタル変調されてい
るときに必要なもので、アナログ電気信号(音声)とデ
ィジタル信号(数値/データ)を変換・逆変換する装置
である。この通話信号とそれに付随する制御信号(課金
に関する信号を含む)はプロトコル制御装置150を介
して交換機400との間で送受信される。これらの装置
の動作を制御・管理するものが中央制御装置110であ
る。
【0018】リモート・テレフォン・カード600の無
線送受信部200は公衆電話機100とカード部300
とのトランザクションを仲介すべく、公衆電話機100
との間で無線により通信を行うための装置である空中線
240と無線装置230、カード部300と電気信号の
やりとりを有線で行う入出力装置220及びこれらを制
御する制御装置210より構成される。
【0019】カード部300は課金管理のための装置で
あり、通話できる度数304や暗証コード301、カー
ド番号303など課金管理に必要なデータを記憶してい
る記憶装置390、無線送受信部200との間で電気信
号の授受を行う入出力装置320及びこれらを制御する
制御装置310により構成される。これはCPU付きI
Cカード等で実現される。また、カード部300は、こ
れを無線送受信部200に挿入することにより両者の電
気的な接続を確保するように構成してある。
【0020】図3は上記通信システムにおいて通話を開
始するまでの公衆電話機100における処理手順を示す
フローチャートである。この処理は中央制御装置110
で実行する。また図4は公衆電話機100とリモート・
テレフォン・カード600との間の信号の流れを示す説
明図である。
【0021】両図に示すように、まず通話者500は受
話器170を持ち上げる。これによって発生するオフフ
ック信号を中央制御装置110が検出する(ステップS
1 )。
【0022】次に中央制御装置110では、無線装置1
30,空中線140を通して呼び出し信号10を無線送
受信部200へ送出する(ステップS2 )。
【0023】無線送受信部200では空中線240,無
線装置230を通して制御装置210が呼び出し信号1
0を受信していることを認識し、入出力装置220を通
してカード部300に対してカード番号303の提示を
求める。
【0024】カード部300では入出力装置320を通
して制御装置310が無線送受信部200からのカード
番号要求を認識し、記憶装置390に記録されているカ
ード番号303を読み出し、入出力装置320を通して
無線送受信部200へ出力する。無線送受信部200で
は、カード番号303を表わす情報を呼び出し応答信号
40として無線装置230により信号変調を行って空中
線240を介して公衆電話機100へ無線で通知する。
【0025】一方、公衆電話機100では呼び出し信号
10を送信してから一定時間応答信号40を待っている
(ステップS3 )。一定時間を過ぎても応答信号40が
受信できない場合にはタイマーを起動する(ステップS
4 ,S5 )。もしタイマーがすでに起動されていればタ
イムアウトしていないかどうか確認する(ステップ
4 ,S6 )。タイムアウトしていればその旨を入出力
装置120を通して通話者500に通知し、通話を拒否
する(ステップS6 ,S7 )。まだタイムアウトしてい
ない場合、またはタイマーをスタートした直後であれ
ば、再度呼び出し信号10を送出する(ステップS6
2 )。このときの応答信号40が受信できない場合と
は、リモート・テレフォン・カード600迄の距離が遠
い(電波が届かない)、リモート・テレフォン・カード
600の電池切れ等により、リモート・テレフォン・カ
ード600との間で有効な情報の授受ができない場合で
ある。
【0026】公衆電話機100では、無線送受信部20
0からの呼び出し応答信号40を受信したとき、通話者
500に対し入出力装置120を通して暗証コード50
1を入力させる(ステップS8 )。
【0027】次に公衆電話機100では照合を行う(ス
テップS9 )。照合とは通話者500が入力した暗証コ
ード501が記憶装置390に記憶している暗証コード
390に一致しているか否かを判定する処理であり、こ
のことにより通話者500がリモート・テレフォン・カ
ード600の正規の所有者であるか否かを確認すること
ができる。
【0028】ここで認証手順として種々の方法を考える
ことができるが、最も簡単な方法の一つは暗証コード5
01をそのまま公衆電話機100からリモート・テレフ
ォン・カード600へ送出する方法である。本実施例
は、この方法を採用している。この場合の動作を説明す
る。
【0029】公衆電話機100では、通話者500が入
力した暗証コード501は、無線装置130及び空中線
140を通して無線送受信部200へ照合要求信号20
として送信される。
【0030】無線送受信部200では、空中線240及
び無線装置230を通して制御装置210へ暗証コード
501が通知され、制御装置210はこの暗証コード5
01を入出力装置220を介してカード部300へ引き
渡す。
【0031】カード部300では入出力装置320を介
して制御装置310へ暗証コード501が通知される。
制御装置310では無線送受信部200より送られてき
た暗証コード501と記憶装置390より読み出した暗
証コード301を比較し、一致しているか否かを入出力
装置320を介して無線送受信部200へ通知する。
【0032】無線送受信部200では、その結果をその
まま公衆電話機100へ、照合応答信号50として通知
する。この結果、公衆電話機100では、無線送受信部
200を通してカード部300から送られてきた暗証コ
ード501と暗証コード301の照合結果からこの結果
を判断する(ステップS10)。すなわち、照合結果が正
しければ通話のための手続きに進み、正しくなければそ
の旨を入出力装置120を通して通話者500へ通知し
て通話を拒否する(ステップS7 )。
【0033】次に、図4を重点的に参照して課金に関す
る処理を説明する。記憶装置390には残り度数304
が記録されている。そこで、カード部300では、暗証
コード301と暗証コード501が照合された後で記憶
部390に記録されている通話できる残り度数304
を、無線送受信部200を通して公衆電話機100へ通
知する。公衆電話機100では残り度数304がゼロで
ないことを確認した後で通話のための手続きにはいる。
【0034】通話開始後は交換機400から公衆電話機
100へ、課金のための信号(課金パルス)が送られて
くる。このとき公衆電話機100は記憶装置390に記
録された残り度数を減じなければならない。このため公
衆電話機100では、前述の方法と同様に無線送受信部
200を通して、カード部300に対して記憶装置39
0に記録されている残り度数304を減じる命令である
課金要求信号30を送出する。
【0035】この結果、カード部300では度数の減算
を行った後の度数がゼロでないことを確認し、課金が終
了したことを無線送受信部200へ通知するとともに、
このとき記憶装置390に記録されている残り度数30
4が更新される。無線送受信部200ではこれを課金完
了信号60として公衆電話機100へ通知する。
【0036】公衆電話機100では課金完了信号60が
届いたときのみ通話を継続するが、それ以外の時は通話
を切断する。
【0037】上述の如き第1の実施例を含む本発明にお
いては、公衆電話機100とリモート・テレフォン・カ
ード600との信号の授受が無線で行われるため、以下
の二つの問題が起こりうる。
【0038】一つ目の問題は、リモート・テレフォン・
カード600を所持している複数の人間が公衆電話機1
00の回りにいるときに、他人の所持するリモート・テ
レフォン・カード600に通話料金を課金してしまう可
能性である。この問題は第1の実施例で示したように暗
証コード301,501を照合することで通常は回避す
ることができる。
【0039】二つ目の問題は、暗証の照合(第1の実施
例では暗証の照合と課合処理)のための信号が無線でさ
らけ出されるために、正当な課金をすることなく通話さ
れてしまう可能性である。例えば第1の実施例の照合手
順では、照合応答信号50及び課金完了信号60を無線
送受信部200から公衆電話機100へ送信する。正当
な無線送受信部200またはカード部300でない不当
なものが、正しい照合や課金処理を行わないでこれらの
信号を送出してしまえば、正常に照合・課金処理を行う
ことなく通話を許してしまう。
【0040】無線送受信部200またはカード部300
を偽ることによって起こりうる不正を防止するための本
発明の第2の実施例を以下に示す。図5は第2の実施例
に係る通信システムの構成を示すブロック線図である。
同図中、第1の実施例と同一部分には同一番号を付し、
重複する説明は省略する。
【0041】同図に示すように、記憶装置391にはそ
れぞれのカード番号303にユニークに付与される秘密
鍵302が記憶されている。カード番号303や秘密鍵
302はカードを発行した通信事業者またはその代理店
などが付与するものである。秘密鍵302及び公衆電話
機101側の秘密鍵102は信号のスクランブルパター
ンを決定する値であり、それ自身が露呈されることはな
い。
【0042】これに対応して公衆電話機101では記憶
装置391で記憶されている秘密鍵302と同じ秘密鍵
102をカード部301から知らされることなく得なけ
ればならない。
【0043】これを実現する一つの方法は、カードを管
理しているセンター700が、カード番号303と対応
するカード番号703とその秘密鍵702をデータベー
スとしてそれぞれ管理する一方、公衆電話機101は交
換機400を通してカード管理センター700から教え
てもらう方法である。このとき公衆電話機101で使用
する秘密鍵102は秘密鍵702のコピーである。
【0044】もう一つの方法は、ある秘密の生成関数f
(・)でカード番号303と秘密鍵102を関係づける
ことである。すなわち、秘密鍵102=f(カード番号
303)の関係を持たせる。生成関数f(・)は非公開
で、公衆電話機101に内蔵されている。公衆電話機1
01では暗証用演算機能を有する中央制御装置112
が、通知されたカード番号303から独自にその秘密鍵
102を計算することができる。この場合には、図5に
おけるカード管理センター700,秘密鍵702,カー
ド番号703は不要である。
【0045】上述のように公衆電話機101では秘密鍵
302と同じ値の秘密鍵102を、カード部301から
教えてもらうことなく生成することが出来る。
【0046】次にかかる本実施例において、公衆電話機
101は無線区間を通して通信しているリモート・テレ
フォン・カード601の無線送受信部200及びカード
部301が正当であることを図6に示した手順で確認す
ることが出来る。同図に示すように、呼び出し処理は第
1の実施例と同じである。
【0047】照合は次の手順で行われる。公衆電話機1
01では、呼び出し応答信号40でカード番号303が
通知されてから、中央制御装置112で乱数Naを生成
するとともに、通話者500が入力した暗証コード50
1を秘密鍵102で暗号化し、この2つのデータを空中
線140から無線送受信部200へ、照合要求信号21
として送出する。無線送受信部200では、照合要求信
号21に含まれるデータをそのままカード部301へ転
送する。
【0048】カード部301では、スクランブルのかか
った暗証コード501を復号し、記憶装置391に記憶
されている暗証コード301と照合するとともに、乱数
Naと記憶装置391に記録されている残り度数304
に秘密鍵302で暗号化を施す。暗号/復号化の処理は
制御装置312で行う。
【0049】次に暗証コード301,501の照合結果
と暗号化した残り度数304と、同じく暗号化された乱
数Naを無線送受信部200へ送り返す。
【0050】無線送受信部200ではこれを公衆電話機
101へ照合応答信号51として転送する。このとき、
無線送受信部200が不正を働くためには、送られた乱
数Naを正しい秘密鍵302で暗号化しなければならな
いので不可能である。
【0051】公衆電話機101では受け取った暗号化さ
れた乱数Naが正しいものかどうか確認する。即ち公衆
電話機101において、乱数Naを秘密鍵102で暗号
化した値と同じ乱数Naを秘密鍵302で暗号化したデ
ータを比較する。もし両者が一致すれば、その信号を送
ってきた相手は他人の知り得ない秘密鍵302を知って
いることから、正規のリモート・テレフォン・カード6
01と通信していると判断する。
【0052】同様な方法で、課金完了信号61の正当性
の確認も行うことができる。
【0053】なお、図6に示した認証手順及び課金手順
は、例えばフィアットシャミア法に代表されるゼロ知識
証明法を適用して好適に実現し得る。
【0054】本発明は、通話料金を後払いするクレジッ
ト通話において、所定のカードを直接公衆電話機と接触
させることなく通話することができる。
【0055】従来、クレジットカードを挿入することな
くクレジットカード通話をするためには、クレジットカ
ード番号と暗証番号を、また必要に応じて登録している
電話番号(課金される電話番号)を入力する必要があっ
た。
【0056】本発明は図5及び図6で示した呼び出し手
順及び認証手順により、クレジットカード通話において
も、通話者500は暗証コード501の入力だけでクレ
ジットカード通話を行うことができる。この場合も、秘
密鍵102,302を用いる認証手順においてフィアッ
トシャミア法に代表されるゼロ知識証明法を適用するこ
とも可能である。
【0057】すなわち、本発明の第3の実施例は、認証
応答信号50を受信して通話を開始する迄が図4に示す
第1の実施例と同様であり、通話開始後は、カード番号
303により特定される通話者500に、従来と同様
に、交換機400で課金処理を行なうものである。この
とき、カード番号303は、公衆電話機100を介して
交換機400に送出され、交換機400では、このカー
ド番号303により通話者500を特定する。
【0058】また、本発明の第4の実施例は、秘密鍵3
02で暗号化した認証応答信号51を受信して通話を開
始する迄が図6に示す第2の実施例と同様であり、通話
開始後は、上記第3の実施例と同様である。
【0059】なお、上記第1〜第4の実施例において
は、暗証コード501の照合をリモート・テレフォン・
カード600,601側で行なうように構成したが、こ
れに限るものではない。公衆電話機100,101側で
行なっても良い。ただ、リモート・テレフォン・カード
600,601側で行なった方が暗証コード501の秘
密性はより確実に確保し得る。
【0060】また、リモート・テレフォン・カード60
0,601は、無線送受信部200とカード部300,
301とに分割したが、これらは一体でも勿論良い。た
だ、このように分割することによりカード部300,3
01の代替性が確保され、また前払いの料金情報の再記
録作業が簡便になるという効果を奏する。
【0061】さらに、無線送受信部200及びカード部
300,301の電源を確保するため、公衆電話機10
0,101から電磁波を放射し、その誘導によって無線
送受信部200及びカード部300,301を動作させ
る電源を構成することもできる。
【0062】本発明における識別コードは、通話者50
0及びカード600,601を特定するものを概念とし
て含み、前記実施例のように暗証コード301及びカー
ド番号303の組合せ、暗証コード301のみ、カード
番号303のみの三態様の何れをも含む概念である。た
だ、暗証コード301及びカード番号303の組合せの
場合、万一暗証コード301が重複してもカード番号3
03で重複なく特定することができるという効果は奏す
る。
【0063】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、通話者が携帯するリモート・テ
レフォン・カードと電話機との間で電波により必要な情
報の授受を行なうようにしたので通話者は識別コードを
電話機に入力するだけで、その後は手を煩らわせること
なく所定の通話を継続することができる。この場合、秘
密鍵を用いることにより情報を暗号化することができる
ので、不正な使用等に対しても有効に対象し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る通信システムの概
要を示す説明図。
【図2】第1の実施例に係る通信システムを示すブロッ
ク線図。
【図3】第1の実施例における公衆電話機100の中央
制御装置110の処理手順を示すフローチャート。
【図4】第1の実施例における信号の授受の態様を示す
説明図。
【図5】本発明の第2の実施例に係る通信システムを示
すブロック線図。
【図6】第2の実施例における信号の授受の態様を示す
説明図。
【符号の説明】
100,101 公衆電話機 110,112 中央制御装置 130,230 無線装置 310,312 制御装置 390,391 記憶装置 400 交換機 500 通話者 600,601 リモート・テレフォン・カード

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の受話器が外ずれたことを表わす
    オフフック信号の検出により電波の授受を行なう無線装
    置を有する電話機と、 電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行なう無
    線装置及び通話者に固有の識別コードを表わす情報を記
    憶している記憶部を有するリモート・テレフォン・カー
    ドとを用い、 通話者が受話器を外ずすことにより電話機とリモート・
    テレフォン・カードとの間で電波による情報の授受を開
    始し、次に通話者が電話機に入力した前記リモート・テ
    レフォン・カードを特定する識別コードと前記記憶部に
    記憶している識別コードとを照合し、両者が一致してい
    ることを確認するとともに、前記識別コードを交換機に
    送出して通話のための手続を進行させ、通話開始後は、
    前記交換機で前記識別コードに基づき課金処理を行なう
    ようにしたことを特徴とする課金式電話機による通話シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 電話機の受話器が外ずれたことを表わす
    オフフック信号の検出により電波の授受を行なう無線装
    置を有する電話機と、 電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行なう無
    線装置並びに通話者に固有の識別コードを表わす情報及
    び前払いの通話料金を表わす料金情報を記憶している記
    憶部を有するリモート・テレフォン・カードとを用い、 通話者が受話器を外ずすことにより電話機とリモート・
    テレフォン・カードとの間で電波による情報の授受を開
    始し、次に通話者が電話機に入力した前記リモート・テ
    レフォン・カードを特定する識別コードと前記記憶部に
    記憶している識別コードとを照合し、両者が一致してい
    ることを確認するとともに、前記記憶部に記憶している
    料金情報に所定の残金情報が存在することを確認した後
    通話のための手続を進行させ、通話開始後は、交換機か
    ら送出される課金パルスを電話機が受信する毎にリモー
    ト・テレフォン・カードに対し所定の課金情報を送出し
    て記憶部に記憶している料金情報から通話料金の減算を
    行なうようにしたことを特徴とする課金式電話機による
    通信システム。
  3. 【請求項3】 電話機の受話器が外ずれたことを表わす
    オフフック信号の検出により電波の授受を行なう無線装
    置を有する電話機と、 電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行なう無
    線装置並びに通話者に固有の識別コードを表わす情報及
    び情報の暗号化のための秘密鍵の情報を記憶している記
    憶部を有するリモート・テレフォン・カードとを用い、 通話者が受話器を外ずすことにより電話機とリモート・
    テレフォン・カードとの間で電波による情報の授受を開
    始し、次に通話者が電話機に入力するとともに、前記秘
    密鍵に対応する電話機側の秘密鍵で暗号化した前記リモ
    ート・テレフォン・カードを特定する識別コードと前記
    記憶部に記憶している秘密鍵で暗号化したリモート・テ
    レフォン・カード側の識別コードとを照合し、両者が一
    致していることを確認するとともに、前記識別コードを
    交換機に送出して通話のための手続を進行させ、通話開
    始後は、前記交換機で前記識別コードに基づき課金処理
    を行なうようにしたことを特徴とする課金式電話機によ
    る通話システム。
  4. 【請求項4】 電話機の受話器が外ずれたことを表わす
    オフフック信号の検出により電波の授受を行なう無線装
    置を有する電話機と、 電話機側の前記無線装置との間で電波の授受を行なう無
    線装置並びに通話者に固有の識別コードを表わす情報、
    前払いの通話料金を表わす料金情報及び情報の暗号化の
    ための秘密鍵の情報を記憶している記憶部を有するリモ
    ート・テレフォン・カードとを用い、 通話者が受話器を外ずすことにより電話機とリモート・
    テレフォン・カードとの間で電波による情報の授受を開
    始し、次に通話者が電話機に入力するとともに、前記秘
    密鍵に対応する電話機側の秘密鍵で暗号化した前記リモ
    ート・テレフォン・カードを特定する識別コードと前記
    記憶部に記憶している秘密鍵で暗号化したリモート・テ
    レフォン・カード側の識別コードとを照合し、両者が一
    致していることを確認するとともに、電話機側及びリモ
    ート・テレフォン・カード側の秘密鍵を用いて暗号化し
    た情報の授受により前記記憶部に記憶している料金情報
    に所定の残金情報が存在することを確認した後通話のた
    めの手続を進行させ、通話開始後は、同様に電話機側及
    びリモート・テレフォン・カード側の秘密鍵を用いて暗
    号化した情報の授受により交換機から送出される課金パ
    ルスを電話機が受信する毎にリモート・テレフォン・カ
    ードに対し所定の課金情報を送出して記憶部に記憶して
    いる料金情報から通話料金の減算を行なうようにしたこ
    とを特徴とする課金式電話機による通信システム。
  5. 【請求項5】 識別コードは、各リモート・テレフォン
    ・カードに固有のカード番号と各リモート・テレフォン
    ・カードの所有者が任意に設定した暗証コードとを表わ
    す情報からなり、電話機とリモート・テレフォン・カー
    ドとの間で、電波による情報の授受を開始する際には電
    話機側からの要求に応じ、リモート・テレフォン・カー
    ド側からカード番号を提示し、このカード番号をリモー
    ト・テレフォン・カードを特定するのに用いるととも
    に、その後通話者が入力した暗証コードと、リモート・
    テレフォン・カードが記憶している暗証コードとを照合
    してこの暗証コードをリモート・テレフォン・カードの
    所定者を特定するものに用いるようにしたことを特徴と
    する[請求項1]〜[請求項4]に記載する課金式電話
    機による通信システム。
  6. 【請求項6】 通話者が入力した識別コードと、リモー
    ト・テレフォン・カードが記憶している識別コードとの
    照合はリモート・テレフォン・カード側で行なうように
    したことを特徴とする[請求項1]〜[請求項5]に記
    載する課金式電話機による通信システム。
  7. 【請求項7】 秘密鍵の情報を識別コードと対応させて
    データベースに記憶しておき、電話機では識別コードに
    対応する秘密鍵をデータベースから読出すことにより所
    定の情報の暗号化を行なうようにしたことを特徴とする
    [請求項3]若しくは[請求項4]に記載する課金式電
    話機による通信システム。
  8. 【請求項8】 秘密鍵の情報と識別コードとを電話機が
    記憶している秘密の生成関数等で関係づけることにより
    秘密鍵の情報を生成し、この秘密鍵の情報を用いて所定
    の情報の暗号化を行なうようにしたことを特徴とする
    [請求項3]若しくは[請求項4]に記載する課金式電
    話機による通信システム。
  9. 【請求項9】 電話機の無線装置との間で電波を介して
    情報の授受を行なう無線装置と、 通話者に固有の識別コードを表わす情報を記憶している
    記憶部と、 電話機に通話者が入力した識別コードと記憶部に記憶し
    ている識別コードとを、電話機との間の情報の授受によ
    り照合するよう前記無線装置及び記憶部を制御する制御
    部とを有することを特徴とするリモート・テレフォン・
    カード。
  10. 【請求項10】 電話機の無線装置との間で電波を介し
    て情報の授受を行なう無線装置と、 電話者に固有の識別コードを表わす情報及び前払いの通
    話料金を表わす料金情報を記憶している記憶部と、 電話機に通話者が入力した識別コードと記憶部に記憶し
    ている識別コードとを、電話機との間の情報の授受によ
    り照合するとともに電話機から電波により送出されてく
    る通話料金を表わす課金情報に基づき記憶部に記憶して
    いる料金情報から通話料金の減算を行なうよう前記無線
    装置及び記憶部を制御する制御部とを有することを特徴
    とするリモート・テレフォン・カード。
  11. 【請求項11】 電話機の無線装置との間で電波を介し
    て情報の授受を行なう無線装置と、 通話者に固有の識別コードを表わす情報及び情報の暗号
    化のための秘密鍵の情報を記憶している記憶部と、 電話機に通話者が入力した識別コードと記憶部に記憶し
    ている識別コードとを、電話機との間の秘密鍵を用いて
    暗号化した情報の授受により照合するよう前記無線装置
    及び記憶部を制御する制御部とを有することを特徴とす
    るリモート・テレフォン・カード。
  12. 【請求項12】 電話機の無線装置との間で電波を介し
    て情報の授受を行なう無線装置と、 通話者に固有の識別コードを表わす情報、前払いの通話
    料金を表わす料金情報及び情報の暗号化のための秘密鍵
    の情報を記憶している記憶部と、 電話機に通話者が入力した識別コードと記憶部に記憶し
    ている識別コードとを、電話機との間の秘密鍵を用いて
    暗号化した情報の授受により照合するとともに電話機か
    ら電波により送出されてくる通話料金を表わす課金情報
    に基づき記憶部に記憶している料金情報から通話料金の
    減算を行なうよう前記無線装置及び記憶部を制御する制
    御部とを有することを特徴とするリモート・テレフォン
    ・カード。
  13. 【請求項13】 識別コードは、各リモート・テレフォ
    ン・カードに固有の番号と、各リモート・テレフォン・
    カードの所有者が任意に設定した暗証コードとを表わす
    情報を有することを特徴とする[請求項9]〜[請求項
    12]に記載するリモート・テレフォン・カード。
  14. 【請求項14】 制御部は、電話機に通話者が入力し、
    且つ電波を介して送出された識別コードを表わす情報
    と、記憶部に記憶している識別コードを表わす情報との
    照合を行なうように制御するように構成したことを特徴
    とする[請求項9]〜[請求項13]に記載するリモー
    ト・テレフォン・カード。
  15. 【請求項15】 無線装置を有する無線送受信部と、記
    憶部を有するカード部とに分割し、カード部を無線送受
    信部に挿入することにより両者の電気的な接続を確保す
    るとともに、インターフェースを介して両者の間で電気
    信号の授受を行ない得るように構成したことを特徴とす
    る[請求項9]〜[請求項14]に記載するリモート・
    テレフォン・カード。
  16. 【請求項16】 リモート・テレフォン・カードの無線
    装置との間で電波を介して情報の授受を行なう無線装置
    と、 受話器が外ずれたことを表わすオフフック信号の検出に
    より無線装置を電波の授受を行なうように制御するとと
    もに、通話者が入力した識別コードと、リモート・テレ
    フォン・カードの記憶部に記憶している識別コードと
    を、リモート・テレフォン・カードとの間の情報の授受
    により照合するよう前記無線装置を制御する制御部とを
    有することを特徴とする電話機。
  17. 【請求項17】 制御部は、識別コードの照合をリモー
    ト・テレフォン・カード側で行なうよう、通話者が入力
    した識別コードの情報をリモート・テレフォン・カード
    に送出するように無線装置を制御するよう構成したこと
    を特徴とする[請求項16]に記載する電話機。
  18. 【請求項18】 制御部は、識別コードを秘密鍵により
    暗号化することにより、秘密鍵で暗号化されたリモート
    ・テレフォン・カード側の識別コードと照合を行なうよ
    うに制御することを特徴とする[請求項16]及び[請
    求項17]に記載する電話機。
  19. 【請求項19】 秘密鍵の情報は、識別コードと対応さ
    せてデータベースに記憶していたものを識別コードに基
    づき制御部で読出して使用するようにしたことを特徴と
    する[請求項18]に記載する電話機。
  20. 【請求項20】 秘密鍵の情報は、制御部が記憶してい
    る秘密の生成関数等で識別コードと関係づけることによ
    り生成するようにしたことを特徴とする[請求項18]
    に記載する電話機。
JP11677194A 1994-05-30 1994-05-30 課金式電話機による通話システム並びにこれに用いるリモート・テレフォン・カード及び電話機 Withdrawn JPH07321960A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395129B1 (ko) * 1995-07-27 2003-11-17 텔레콤 이탈리아 모빌레 소시에떼 퍼 아찌오니 칩카드판독기가추가되어있는무선이동단말기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100395129B1 (ko) * 1995-07-27 2003-11-17 텔레콤 이탈리아 모빌레 소시에떼 퍼 아찌오니 칩카드판독기가추가되어있는무선이동단말기

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Effective date: 20010731