JPH07321824A - セル・スイッチ・ファブリック用チップ - Google Patents

セル・スイッチ・ファブリック用チップ

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JPH07321824A
JPH07321824A JP10283995A JP10283995A JPH07321824A JP H07321824 A JPH07321824 A JP H07321824A JP 10283995 A JP10283995 A JP 10283995A JP 10283995 A JP10283995 A JP 10283995A JP H07321824 A JPH07321824 A JP H07321824A
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JP10283995A
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Costas Calamvokis
コスタス・カラムボキス
David Banks
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
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    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • HELECTRICITY
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/10Packet switching elements characterised by the switching fabric construction
    • H04L49/104Asynchronous transfer mode [ATM] switching fabrics
    • H04L49/105ATM switching elements
    • H04L49/108ATM switching elements using shared central buffer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
    • H04L49/255Control mechanisms for ATM switching fabrics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セル(パケット)本体メモリをN入力ポート
及びN出力ポートにインタフェースさせるセル・スイッ
チ・ファブリックの多様な構成に応じられる集積回路チ
ップを提供する。 【構成】 N個の入力及び出力ポートの各々が持つ複数
の線を通して、セル本体を構成するビットがビット・シ
フトによって転送される。チップは、外部からアクセス
可能なM個のメモリ・バスを有し、その各々にS個のシ
フト・レジスタ(SR)・ブロックがある。各ブロック
は、各々Lエレメントからなる、入力ポート線からビッ
トがシフトして入る入力SR、および出力ポート線を通
ってビットが出る出力SRを持つ。入力SRはその内容
をバス上に並列転送し、出力SRはバスから並列転送に
よりロードされる。チップは、Bが除算S/Nの結果の
整数部分とするBM組のポート線を扱い、使用環境に応
じ異なるポート数に対しチップが担当する線の組数を変
えて適合させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セル・スイッチ・ファ
ブリック用チップ、具体的には、ATMスイッチ・ファ
ブリックの多様な配列に使用することができるチップに
関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode非
同期伝送モードの略称で、以下ATMと呼称する)は、
厳密に一定間隔で物理媒体上に出現するという意味にお
いて同期的である固定サイズ・セルを使用して、ある1
つのネットワークにわたってデータを転送するためのマ
ルチプレクシング(多重化)およびスイッチングの技術
である。各セルは、ペイロード部分とヘッダからなり、
後者のヘッダには、ネットワーク終端の送信システムと
受信システムとの間における通信インスタンスにセルを
関連づけるラベルが含まれる。この通信インスタンスに
は、1つの送信終端システムからおそらく複数の受信終
端システムへ多数のセルを転送することが含まれる場合
がある。同一の通信インスタンスに属する複数セルが必
ずしも一定間隔で出現しないという意味において、AT
Mは非同期的である。
【0003】ATMにおいては、セルに付けられるラベ
ルは、固定サイズの文脈依存ラベルである。すなわち、
それらラベルは、解読ネットワーク・ノードにおいて予
め定められた文脈情報に照らしてのみ解釈可能であり、
ラベルは、一般的に、あるノードにおいて次のノードに
必要とされるラベルによって置き換えられる。言い換え
ると、ATMは、通信の各インスタンスが各ノードにお
ける適切なラベル情報を確立するための設定フェーズを
必要とする仮想回線技術である。
【0004】ATM技術は、普及の増加を見せている
が、その理由は、ATM技術によって、(回線交換技術
に通常関連する)適時特性と(パケット交換技術に関連
する)統計的利点を結合する上で許容可能な妥協を図れ
る点にある。ATMは、音声、エンターテイメント(娯
楽)サービスまたはコンピュータ・トラフィックを含む
すべてのタイプのトラフィックを搬送するための単一の
伝送モードを提供する。
【0005】本発明は、セル・サイズのような特定の実
施上の詳細事項にとらわれることなく一般的にATMシ
ステム(およびその他のセル・スイッチイング・システ
ム)に適用できるものである。しかし、以下の説明にお
いて、CCITTおよびATMフォーラム(前者は主と
してパブリック・ネットワークに関するもので、後者は
コンピュータ関連ユーザ・ネットワークに関するもので
ある)によって推進されている現在進展中のB−ISD
N ATM規格を特に参照する。
【0006】事実、これら現在進展しつつある規格の範
囲においてさえ、各セルのヘッダ部分に含まれる情報の
意味論は、ネットワーク上でセルが(その末端か内部か
に)出現する場所とネットワーク終端システムにおいて
ATMセルを処理するために配置されるATM適合層の
特性に依存して変わる。特記しない限り本発明の以下の
説明において記述するセルの形式は、AAL5サービス
のためのB−ISDNUNI(ユーザ・ネットワーク・
サービスUser Network Interface)である(ここで"A
AL"は、ATM適合層(ATM Adaption Layer)を指
し、"AAL5"は、コンピュータ通信に適した接続指向
の可変ビット伝送速度非同期通信サービスを意味す
る)。
【0007】図1は、上記のようなセルの形式をバイト
幅形式で示している。図に見られる通り、セルは、5バ
イト長のヘッダとユーザ・データの48バイト長ペイロ
ードで構成されている。ヘッダ・フィールドは、次の通
りである。 −GFC 4ビット 一般フロー制御(General Flow C
ontrol)フィールド −VPI 8ビット 仮想経路識別子(Virtual Path I
ndicator)フィールド −VCI 16ビット 仮想チャネル識別子(Virtual Ch
annel Indicator)フィールド −PT 3ビット ペイロード・タイプ(Payload Ty
pe)フィールド −EOP 1ビット パケット終了(End of Packet)フ
ィールド −HEC 8ビット ヘッダ・エラー・チェック(Head
er Error Check)フィールド VPIとVCIはともに、特定リンク上のセルのための
仮想回線ラベルを形成し、このラベルは、セルが遭遇す
る次のネットワーク・ノードでセルの行先経路が定めら
れる基礎情報となる。一般的に、ATM用語において、
仮想回線は、"仮想チャネル"と呼ばれ、VPIは、ある
リンク上の1つの仮想チャネル・グループを識別するも
のとみなされ、一方、VCIは該グループ内の特定の仮
想チャネルを識別するものである。
【0008】EOPビットは、当該セルが、上位レベル
の適用業務データ・ユニット(パケット)を構成する一
連のセルの最後のセルであることを識別するために使わ
れる。このようにパケットの最後を明示する情報をセル
・ヘッダに保有することの利点は、1つの構成セルが消
失した場合、パケットを構成しているすべてのセルを破
棄することを可能にすることである。
【0009】1つの入力ポートを経由してあるネットワ
ーク・ノードに到着するATMセルは、セル・ヘッダに
記憶されるVPIとVCI情報および設定時に設定され
る文脈情報に従って、経路を再指定(すなわちスイッ
チ)される。VPIとVCI情報は、変更され、セルは
出力される。そのようなノードは、一般に、ATMスイ
ッチと呼ばれ、図2に示すように、概念的にスイッチ・
コア200を含む。このスイッチ・コアは、取り扱うセ
ルに関し以下の動作を実行する役目を有する。 −どのセルがどのチャネルに属するかを決定すること、 −セルの行先チャネルを決定しそこへ配送すること、お
よび、 −適切な出力ポートに対する複数のアクセス要求を仲裁
すること。 スイッチは、また、チャネル設定と管理機能を分担する
ある種のプロセッサ装置201と、該スイッチのそれぞ
れの外部ポートに接続されるリンク203にスイッチ・
コアをインタフェースさせるためのインタフェース回路
202とを含むこともあろう。
【0010】スイッチ・コアは、共通のセル本体メモリ
を通して、スイッチ・コアの入力ポートと出力ポートと
の間のセルの適切な経路指定を可能にする回路を一般的
に含む。このような回路はスイッチ・ファブリック(経
路指定機構、以下ファブリックという)と呼ばれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、多様
な、異なるスイッチ・ファブリックの構成を具体化する
のに使用することができる集積回路チップを提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの側面とし
て、セル本体メモリを、それぞれのポートが複数Wの線
を持ち、該複数の線を通してセル本体の構成ビットが連
続したビット・シフトにより転送されるN入力ポートお
よびN出力ポートにインタフェースさせるセル・スイッ
チ・ファブリックを具体化するのに使用されるチップが
提供される。上記チップは、外部からアクセス可能なM
個の別々のメモリ・バスを有し、メモリ・バスの各々は
関連する複数Sの単線シフト・レジスタ(SR)・ブロ
ックを持ち、各ブロックは、 −外部からアクセス可能な入力接点と、 −Lエレメントを持つ入力シフト・レジスタであって、
ビットを該レジスタにシフトして入れるために上記入力
接点に接続された入力シフト・レジスタと、 −外部からアクセス可能な出力接点と、 −Lエレメントを持つ出力シフト・レジスタであって、
上記出力接点を通して該レジスタからビットをシフトし
て出すために該レジスタのエレメントが上記出力接点に
接続されている出力シフト・レジスタと、を有し、各メ
モリ・バスは、各入力レジスタが該レジスタからメモリ
・バスにビットを並列転送させ、各出力レジスタがメモ
リ・バスから該レジスタにビットを並列転送させるよう
に動作する並列転送手段をさらに持ち、チップは、ビッ
トのシフトおよび並列転送をクロックおよび制御するた
めに単線SRブロックおよび並列転送手段に接続された
クロック/制御手段をさらに有し、チップは、Bが除算
S/Nの結果の整数部分であり、上記N入力ポートおよ
びN出力ポートの各々から対応する1つずつを組とした
BM組の線を扱う異なるスイッチ・ファブリック配列に
使用することができるようにしたものである。
【0013】並列転送手段は、各入力および出力シフト
・レジスタに関連するそれぞれの並列接続を単に有し、
そのような接続の各々が、関連するレジスタのエレメン
トを対応するメモリ・バスに並列に、選択的に接続させ
るはたらきをする。しかし、並列転送手段が、上記ブロ
ックの各々に対し、Lエレメントからなる付加的レジス
タを接続して有し、入力シフト・レジスタから付加的レ
ジスタにビットを並列転送し、付加的レジスタから出力
レジスタにビットを並列転送し、同じメモリ・バスに関
連する全ブロックの付加的レジスタが、ビットを並列転
送するためのカスケード配列に接続され、カスケード配
列の付加的レジスタの最初のレジスタがビットをメモリ
・バスから並列に受け取るように接続され、カスケード
配列の付加的レジスタの最後のレジスタがビットをメモ
リ・バスに並列転送するために接続されていることが有
利である。この場合、クロック/制御手段は次の機能を
行う。 −メモリ・バスに結合する入力レジスタの各々から対応
する付加的レジスタへのビットの転送と、付加的レジス
タのカスケード配列を通して付加的レジスタの各々の内
容をシフトしてメモリ・バスへ出すこと、および、 −バスから上記の最初の付加的レジスタに連続的に並列
転送することにより付加的レジスタをメモリからのビッ
トで満たし、最初のレジスタの内容をカスケード配列を
通してシフトさせ、付加的レジスタがメモリ・バスから
のビットで満たされると、その内容を対応する出力レジ
スタに並列転送させること。
【0014】本発明の1つの実施例では、M=2、S=
8である。この場合、チップは、16、8、4、または
2組の線を扱う1、2、4、または8ポートを持つスイ
ッチ・ファブリック配列に使用することができる。
【0015】また、各単線SRブロックがさらに、各セ
ル本体に関連するヘッダのヘッダ・ビットのための付加
的シフト・レジスタ・エレメントを含むと利点が多い。
【0016】本発明はさらに、上述の形態のC個のチッ
プを有するセル・スイッチ・ファブリックを包含する。
ここで、Cは、W/BN以上の値に最も近い整数であ
り、上記各組の線は同じメモリ・バスに関連するそれぞ
れの単線SRブロックに接続されている。したがって、
たとえば、M=2、S=8、N=4の場合、各チップ
は、4組の線を扱うように接続されている。扱われるセ
ルが48バイトのセル本体を持つATMセルである場
合、Wは値16(Lが値24を持てるように)を持つこ
とができ、その結果、4個のチップがファブリックに使
われる。
【0017】チップがそれぞれ2つの(またはそれ以上
の)メモリ・バスを持つ場合、これらのバスを外部で相
互接続し、値Mに対して1つのメモリ・バスを効果的に
作ることができ、値Sはバスのもとの数で乗算され、そ
れにより、チップあたり扱うことができる線の組数は減
るが、チップが扱うポート数を増やすことができる。
【0018】転送制御手段を提供し、これにより、同一
ポートの線に接続されているチップのシフト・レジスタ
に関連するメモリ・バスと直接に次々と上記の並列転送
を行わせることは利点が多い。これらの転送制御手段は
部分的に各チップのクロック/制御手段によって形成す
ることができ、クロック/制御手段は、固定ロータにし
たがって関連するバスと並列転送を行うようにシフト・
レジスタを制御するように配列される。この場合、転送
制御手段はさらに、線をチップの入力/出力接点に接続
させる配列を含み、この接続配列は、ポートからの対応
する線を、ロータを次々に追うシフト・レジスタに接続
するものである。転送制御手段の代替形態は、該手段が
各チップのクロック/制御手段だけで構成され、各クロ
ック/制御手段が、チップのシフト・レジスタが関連す
るバスと並列転送を行う順序を指定する手段を含むもの
である。
【0019】本発明のもう1つの側面として、セル本体
メモリを、それぞれのポートが複数Wの線を持ち、該複
数の線を通してセル本体の構成ビットが連続するLビッ
ト・シフトによって転送されるN入力ポートおよびN出
力ポートにインタフェースさせるセル・スイッチ・ファ
ブリックが提供される。スイッチ・ファブリックは、N
入力ポートおよびN出力ポートの各々から対応する1つ
ずつを組としたB組の線を扱う全部でW/B個の複数の
チップを有し、各チップは、各々が関連する複数BN/
M個の単線SRブロックを持つ外部からアクセス可能な
M個の別々なメモリ・バスを有し、各ブロックは、 −外部からアクセス可能な入力接点と、 −Lエレメントを持つ入力シフト・レジスタであって、
ビットを該レジスタにシフトして入れるために上記入力
接点に接続された入力シフト・レジスタと、 −外部からアクセス可能な出力接点と、 −Lエレメントを持つ出力シフト・レジスタであって、
上記出力接点を通して該レジスタからビットをシフトし
て出すために該レジスタのエレメントが上記出力接点に
接続されている出力シフト・レジスタと、を有し、各メ
モリ・バスは、各入力レジスタが該レジスタからメモリ
・バスにビットを並列転送させ、各出力レジスタがメモ
リ・バスから該レジスタにビットを並列転送させるよう
に動作する並列転送手段、および、B/N組の線を扱う
各メモリ・バスに関連する単線SRブロックをさらに有
する。チップは、ビットのシフトおよび並列転送をクロ
ックし制御するために、上記単線SRブロックに接続さ
れたクロック/制御手段をさらに有する。
【0020】
【実施例】
アーキテクチャの概要 以下に記述するATMスイッチは、高帯域、Nポートの
スイッチ・コアを備え、このNポートのスイッチ・コア
は、スイッチ・コアのポートそれぞれに関連付けられる
マルチプレクサ/デマルチプレクサ機構を介して低速リ
ンクとインタフェースされる。スイッチ・コアは、1度
に1つのポートを処理するため周期的にポートをサービ
スして新しいセルを持ち込む。従って当アーキテクチャ
で実施されるマルチプレクサ/デマルチプレクサに2つ
のレベル(当然N=1の場合を除いて)が存在する。
【0021】更に具体的に図3を参照して述べれば、本
発明を実現するスイッチは、大きく見て3タイプの主要
ブロックから構成されている。中央には、Nポートのス
イッチ・コア20があり、各スイッチ・コアのポート2
1は、例えば622Mビット/秒という予め定められた
速度で動作する。アダプタ・カード22が、各ポート2
1に接続している。アダプタ・カード22の各々は、多
数の比較的低速の外部スイッチ・ポート23をスイッチ
・コアのポートへインタフェースする(図でI/Fと表
示)。最後に、プロセッサ装置24があって、これは、
信号生成と仮想チャネル設定機能を実行する。
【0022】本発明のスイッチの説明の目的のため、ス
イッチ・コアのポートは、622Mビット/秒で動作す
るものとするが、上記特定のポート速度は本発明にとっ
て必須のものではなく、それより低いまたは高い速度も
可能である点は認識されるべきであろう。
【0023】本スイッチのアーキテクチャは、「すべて
共有」のアーキテクチャである。これは、いかなる資源
も特定ポートやバッファに占有されず、論理部分は中心
に集められていることを意味する。従って、アダプタ・
カードは、殆どバッファ機能と知能を備えていない。
【0024】共通のマスタ・クロック25がすべての3
つの主要ブロック(スイッチ・コア20、アダプタ・カ
ード22、プロセッサ24)へクロック信号を送り、局
所スレーブ・クロック26が適切な局所クロック信号を
生成する。この配置は、クロック速度が予め定められた
一定の関係を有することを保証する。ライン27は、プ
ロセッサからのグロ―バル同期化信号をプロセッサ・ブ
ロック24からスイッチ・コア20とアダプタ・カード
22へ送り、動作開始時点における各ブロックの動作を
同期化させる。
【0025】以下の3つの節において、3つの主要ブロ
ックについて詳細な説明を行う。
【0026】Nポート・コア20 図4には、Nポートのスイッチ・コア20のブロック図
が示されていて、図に見られるように、スイッチ・コア
は、一般に対となってスイッチ・コアのポートを構成す
る入力/出力ポート37、38、セル本体共有メモリ3
1、空きアドレス・リスト・メモリ32、コントローラ
33、および、コントローラとの間で送受信されるセル
のATM適合層およびその他高位通信層処理を実行する
ための通信ブロック34(これにより当該スイッチが一
部をなすネットワーク上でコントローラがセルを通信す
ることが可能となる)を含む。
【0027】スイッチ・コアの動作は、非常に単純であ
る。N入力ポート37は厳密な順序で一度に1つのセル
をサービスされる。1つのセルが入力ポートの1つに到
着すると、ファブリック(fabric)30が、空きアドレ
ス・リスト・メモリ32から取り出したアドレスを用い
て、セル本体をセル本体共有メモリ31に書き込む。こ
のアドレスは、また、当該セルのヘッダとともに、コン
トローラ33に渡される。入力ポート37が固定的順序
でサービスされるため、コントローラ33は、ヘッダの
到着時間からセルの発信ソース(入力ポート)を特定す
ることができる。
【0028】コントローラ33は、到着セルのヘッダと
セル本体アドレスとを記憶し処理する。コントローラは
また、各出力ポート38上にどのセルを次に送信すべき
かを決定する。セルを送信するため、コントローラは、
当該セルの本体が記憶されているアドレスと当該セルの
ヘッダとを出力する。ファブリック30は、セル本体共
有メモリ31からセル本体を読み取り、それをヘッダと
組み合わせてセルを作成し、このセルを出力ポートに送
出する。出力ポートもまた固定順序でサービスされるの
で、コントローラがヘッダとアドレスを送出する時間に
よって、セルの宛先は決定される。アダプタ・カード2
2が接続するスイッチ・コアの主ポート(入力/出力ポ
ート対37,38)の他に、ファブリック30は、2つ
の低速ポートをサポートする。その1つは、セルを送受
信するためプロセッサ24によって使用されるプロセッ
サ・ポートであり、もう1つは、通信ブロック34を通
してフロー制御セルを送受信するためにコントローラに
よって使用されるコントローラ・ポートである。
【0029】セル本体共有メモリ31とコントローラ3
3の帯域幅は、ポートの最大速度ですべての入力ポート
37からセルを受け取り、すべての出力ポート38にセ
ルを送り出すことを実施するのに十分なものである。ス
イッチ・コア20の構成エレメントのクロック動作は、
局所クロック機構26によって制御される。
【0030】スイッチ・コア動作のタイミングをより詳
細に考察すると、所与のスイッチ・コアの主ポート速度
(622Mビット/秒)での連続的セル到着の間隔をT
とすれば、Nポートのスイッチ・コアに関して、ファブ
リック30は、時間T毎に、N個のセルを、すなわち、
スイッチ・コア入力ポート37の各々から1つのセルを
受け取る能力を持たなければならない。同様に、該ファ
ブリックは、時間T内にN個のセルを、すなわち、出力
ポート38の各々毎に1つのセルを送信する能力を持た
なければならない。ファブリック30はまた、プロセッ
サ・ポートとコントローラ・ポートを経由するセルの伝
送を処理する能力を有していなければならない。
【0031】以下に詳しく述べるように、ファブリック
は、複数のシフト・レジスタを基本的に含み、このシフ
ト・レジスタでのシフトによって、セルの転送が、主ス
イッチ・ポートを経由して、すべてのポートに対して同
時に実行される。ファブリック30のシフト・レジスタ
と共有メモリ31との間のセル本体データの転送とコン
トローラ33とのセル・ヘッダの転送は、各ポートを順
番に取り扱う所定周期の転送に従ってシフト・レジスタ
との並列転送によって実行される。
【0032】スイッチ・コアのポートを通して各セルを
転送するために必要となる一般的プロセスは、先ず、セ
ル・ヘッダがファブリックにシフトされ、セル本体が続
くというものである。セル本体がシフトされている間、
セル・ヘッダは、コントローラへ送出され、引き続くセ
ル本体のメモリ31への転送の間に、当該ポートに関す
る次のセルのヘッダが、ファブリックにシフトされる。
セルの出力に関して、同様であるが反対のプロセスが行
われる。
【0033】セル本体メモリ31への転送に関する限り
は、転送サイクルは、単純に各スイッチの主ポートを順
番に進む(例えば入力ポート37が4個、出力ポート3
9が4個ある場合、転送サイクルは、先ず各入力ポート
をサービスしてセル本体データをメモリ31へ転送し、
次に各出力ポートをサービスしてデータをメモリ31か
らファブリックへ転送する)。メモリ31とコントロー
ラ/プロセッサ・ポートに関連付けられたシフト・レジ
スタとの間のセル本体データの転送は、スイッチ・コア
の主ポートに関するセル転送サイクルのうちの予め定め
られた冗長部分においてファブリックによって取り扱わ
れる。
【0034】ファブリック30とコントローラ33との
間のセル・ヘッダの転送は、コントローラ33が逐次ヘ
ッダを受け取り出力することができる(コントローラが
その処理を逐次遂行する)ことを前提に、セル本体の転
送と同様の転送サイクルをとることができる。したがっ
て、コントローラ/プロセッサ・ポートは、コントロー
ラによって実行される全般ポート・サービス・サイクル
において、それ自身のスロット(時間間隔)を割り当て
られなければならない。もちろん、コントローラ/プロ
セッサ・ポートは、スイッチ・コアの主ポートのように
頻繁にサービスされることはなく、一般に、プロセッサ
/コントローラ・ポートが主ポートの1/nの速度で動
作するとすれば、プロセッサ/コントローラ・ポート
は、主ポートのn回のサービス毎に一度だけサービスさ
れる。結果として、全般ポート・サービス・サイクル
は、P1からP4の4つの主ポートを持つスイッチ・コ
アに関して図5で示されるようになり、コントローラ3
3へのヘッダの入力とコントローラからのヘッダの出力
との両方に適合する(実際には、サイクルは、入出力に
関して同じである必要はないが、一般的にはそのように
なる)。
【0035】コントローラ33に渡されるセル・ヘッダ
は、セル本体をメモリ31に記憶するために使われるア
ドレスによって、その対応するセル本体と関連づけら
れ、これらのアドレスは、ヘッダ・データとともにコン
トローラ33に記憶される。セル本体が記憶されるアド
レスは、正しいヘッダとともに記憶されることを保証す
るため適切なタイミングでコントローラ33に供給され
なければならないことが認識される必要がある。
【0036】以下に説明されるように、スイッチ・コア
の主ポートを通して供給される特定のセルが空のセル
(さらに正確にいえば無視されるべきセル)である可能
性があり、この条件は、セル・ヘッダのVPIとVCI
の値がゼロにセットされることによって標示される。こ
のようなセルの存在は、セル本体のメモリ31への転送
またはセル・ヘッダのコントローラ33への転送の処理
を変えることはなく、コントローラ33は、セル・ヘッ
ダのVPIとVCIがゼロであることを発見次第、セル
本体が記憶される関連アドレスを空きアドレス・リスト
・メモリ32へ単に戻すだけであり、メモリ31それ自
体においてなにかの措置を講ずる必要はない。
【0037】アダプタ・カード22 各アダプタ・カードは、対となっている多数の外部入力
/出力ポートをスイッチ・コアの1つのポートに結合す
る。1つのアダプタ・カード上の外部入力/出力ポート
(複数)は、複数リンクの帯域幅の総和がスイッチ・コ
アのポートの速度より小さいことを前提に、それらリン
クの任意の組合せで構成することができる。例えば、ス
イッチ・コアのポートの速度が622Mビット/秒であ
れば、アダプタ・カードは、12個の51Mビット/秒
ポート、または4個の155Mビット/秒ポート、また
は、3個の155Mビット/秒ポートと1個の100M
ビット/秒ポートと1個の5lMビット/秒ポートの混
合のいずれかを含むことができる。
【0038】アダプタ・カードの動作は、非常に単純で
ある。ほとんどの場合、アダプタ・カードはそれが扱う
セルの内容を見ることはない。その1つの例外は、各セ
ルのヘッダ・エラー・チェック(HEC)フィールドで
あり、それは、送信されるセルに関してはアダプタ・カ
ードによって生成され、受信されるセルに関してはアダ
プタ・カードによってチェックされる。もしもHECが
到来するセルに関しエラーを示していれば、アダプタ・
カードは該セルのVPIとVCIフィールドをゼロにセ
ットすることによって該セルを空セルに変える。
【0039】図6に示されているアダプタ・カード32
の例では、5つの外部低速ポートAからEがスイッチ・
コアの1つのポートにインタフェースするように設計さ
れている。明示の目的のため、ポートAのコンポーネン
トのみが図示されている。アダプタ・カード22は以下
のエレメントを含む。 −ポートAからEの各々に対するそれぞれの物理層/フ
レーム機構(PHYS)40。機構40は、上述のヘッ
ダ・エラー・チェック機能を実行する。 −ポートAからEの各々の入力側に対する小規模の(セ
ル2つ分の)入力先入先出機構(FIFO)41。この
FIFOは、入力ポートの転送速度をスイッチ・コアの
ポートに合致させる。 −対応する入力FIFO41の内容が1個のセルに等し
い分量以下であることを検出するための入力検出機構4
2。 −ポートAからEの各々の出力側に対する小規模の出力
先入先出機構(FIFO)43。このFIFOは、スイ
ッチ・コアのポートの転送速度を出力ポートのそれに合
致させる。 −対応する出力FIFO43の内容が1つのセルに相当
する分量を越えることを検出するための出力検出機構4
4。 −入力ポートの各々からのセルをスイッチ・コアの入力
ポート37へマルチプレクスする時分割マルチプレクサ
45。セルは、入力ポート・ロータ機構46に保持され
る所定のポート順で周期的に送られる。ポート・ロータ
周期の開始は、グロ―バル同期化信号によって指示され
る。 −対応するスイッチ・コアの出力ポート38からセルを
取り出し、それらを適切な出力ポートAからEへ送るデ
マルチプレクサ47。セルは、グロ―バル同期化信号に
同期化されるプログラム可能出力ポート・ロータ機構4
8に保持される所定の順序で到着する。 −局所クロック26。
【0040】一方でのマルチプレクサ45とデマルチプ
レクサ47との間の、他方ではそれらとスイッチ・コア
のポートとの密接な機能的関連性のために、マルチプレ
クサ45とデマルチプレクサ47は、スイッチ・コアの
ファブリック30との間のセルの転送を同期化させるた
め、スイッチ・コアのポートから供給されるクロック信
号を使用する。
【0041】スイッチ・コアのポートは、それに関連付
けられる外部ポートの累積速度より若干速い速度で転送
動作を行う(上記外部ポートの外側はそのようにセット
されたクロック信号を局所クロック26から受け取
る)。このようにすることの1つの理由は、外部ポート
に接続するリンクの実際の速度をその公称値から変動す
ることができるようにするためである。スイッチ・コア
のポートのこのような速度超過は、入力FIFOが、満
たされるより速く空にされることを意味する。具体的に
は、あるFIFO41の内容量が、1つのセルに相当す
る量以下の場合、入力検出機構42はマルチプレクサ4
5に信号を送り、空セル挿入機構49をして空セルを生
成し適当な時間にコントローラへ送るようにさせ、入力
FIFOは再び収納を始める。反対に、出力FIFO4
3は空にされるより速く満たされる。これは、関連出力
検出機構44が関連するFIFO43の内容量が1つの
セルより多くなることを検出し、コントローラ33へ相
応の標識を送信することによって取り扱われる。この標
識を対応する外部ポートへセルを送信する準備をしてい
るコントローラ33が検知すると、コントローラは、外
部ポートへ空セルを送る。デマルチプレクサ47の機構
50はこの空セルを検出し削除するため配置され、FI
FO43は空にされる。
【0042】機構46と48に記憶されるポート・ロー
タによって確立される外部ポートのサービス順序を次に
考察すると、明らかに、より高速のポートは、より低速
のポートよりも一層頻繁にサービスを必要とする。一般
的意味において、最低速度のセル間隔が、ポート・ロー
タの全般的サイクル・タイムをセットするため用いら
れ、この最低速度のポートは、上記サイクル中一度だけ
サービスされることを必要とし、一方、より高速のポー
トは、2回以上のサービスを必要とする。図7は、図6
のアダプタ・カードに関する可能なポート・ロータを図
示している。関連するスイッチ・コアのポートの各セル
期間T毎に、ポート・ロータに従って、1つのセルが、
外部ポート(AからD)からスイッチ・コアのポート
へ、また、スイッチ・コアのポートから外部ポート(A
からD)へ、転送される。
【0043】プロセッサ プロセッサ装置24は、接続要求を受け取り、コントロ
ーラ33中のデータ構造を処理することによって、仮想
チャネル接続設定と管理を実行する。プロセッサはま
た、電源投入時にコントローラ・データ構造を初期化す
る。
【0044】これらの機能を達成するため、プロセッサ
装置24は、スイッチ・コアに対するインタフェースを
2つ有する。第1は、スイッチ・ファブリックのプロセ
ッサ入力/出力ポートを通してのセル・インタフェース
であり、これにより、プロセッサがあたかもアダプタ・
カード上の入力/出力ポートの1つに接続しているかの
ように、セルを送受信することが可能となる。
【0045】第2のインタフェースは、コントローラ自
体に直接かかわるもので(図4参照)、プロセッサがコ
ントローラの内部データ構造にアクセスすることを可能
とし、そのため、仮想チャネル・データを設定し修正す
ることができる。空のセルを受け取ったためコントロー
ラがアイドル状態の間、プロセッサはコントローラにア
クセスする。十分な空セル(複数)が受け取られること
を保証するため、スイッチ・コアは、入力/出力ポート
に対処するため必要となる速度より若干(約10%)速
く動作し、この結果、アダプタ・カードFIFO41は
周期的にそのしきい値(1つのセル相当量)以下に内容
を減らし、空セル挿入機構49を動作させる。
【0046】プロセッサはコントローラのすべてのデー
タ構造に対し全面的なアクセスを行うが、セル本体共有
メモリへのアクセスは行わない。
【0047】初期化と接続を実行する際のプロセッサ装
置24の一般的動作は従来技術の既知の方法に従うもの
であるから、これ以上の説明は行わない。
【0048】ファブリック スイッチの一般的な形について述べたので、スイッチ・
ファブリック30について以下に詳しく述べる。
【0049】上述したように、ファブリック30は1つ
のスイッチ・コア入力ポートおよび1つのスイッチ・コ
ア出力ポートによって各アダプタ・カードに接続する
(以下で、"ポート"と参照する場合は、特記しない限
り、スイッチ・コアのポートを指す)。ファブリック3
0は、セル本体共有メモリ31にも接続し、基本的に、
セル本体共有メモリの帯域をポート間に分割する時分割
マルチプレクサ/デマルチプレクサとして働く。
【0050】入力/出力ポート37、38の各々はW本
の線幅で、セルは、ポートの全ての線上で並列に行われ
る連続したビットシフトによって、ファブリックとの間
に転送される。W=16である場合、セルのヘッダ(こ
の段階ではHECバイトがアダプタ・カード上で扱われ
るので4バイトの長さ)を転送するには2シフト必要で
あり、48バイトのセル本体を転送するには24シフト
必要である。ここでも同様に、ポートのデータの速さが
622Mビット/秒で固定されている場合は、W=16
のとき、ポートの線は約40MHzで動作しなければな
らない。
【0051】ファブリックの動作は、その動作を先ず1
対のポート線に関連づけて考えることが最も理解し易
い。これらの1対のポート線は、関連する1対の入力お
よび出力ポート37、38からとられた対応しあう線で
ある。
【0052】図8を参照すると、入力ポートの線60
が、488/Wエレメント(488は48バイトのセル
本体のビット数である)を持つ主入力シフト・レジスタ
61に入力を供給する。図示した例では、W=16の場
合にあてはまる24エレメントが図示されている。入力
ヘッダ・シフト・レジスタ62も線60に接続されてい
る。このヘッダは32/Wエレメント(すなわちW=1
6に対して2エレメント)を有する。
【0053】24エレメント(W=16の場合は488
/W)の主出力シフト・レジスタ64が出力ポートの線
65に出力を供給する。この出力ポートは、線60を含
む入力ポートと対になっているものである。線60およ
び65は、ポートのW本の線にわたってセル本体のビッ
トを分配するとき、両線が同じ位置を占めるという意味
において対応しあう線である。2エレメントの長さ(W
=16の場合32/W)の出力ヘッダ・シフト・レジス
タ66も備えられる。
【0054】シフト・レジスタ61は、そのエレメント
の全てからメモリ・データ・バス67に並列転送するよ
う接続されている。シフト・レジスタ64は、そのエレ
メントの全てにメモリ・データ・バス67から並列転送
するよう接続されている。レジスタ61および64の接
続は、1時にどちらか1つのレジスタだけがバス67に
接続されるように選択的に制御することができる。
【0055】シフト・レジスタ61、62、64、およ
び65、ならびにメモリ・バス67の関連する部分が、
1つの入力線60上で受け取られたセル本体ビットをメ
モリ・バス上に転送するため、および、対応するビット
をメモリ・バスから1つの出力線65上に転送するため
に、単一コア・ポート線シフト・レジスタ(SR)・ブ
ロック70を形成している。動作する場合は、1つのセ
ルがシフトされて線60を含む入力ポートを通って入っ
てくると、最初の2ヘッダ・ビットが線60からシフト
されてヘッダ・シフト・レジスタ62に入り、その後、
セル本体のビット24が線60からシフトされて入力シ
フト・レジスタ61に入る。レジスタ61が満ちると、
その内容が並列転送によってメモリ・データ・バス64
上に転送され、その後、入力ポートの転送サイクルが繰
り返される。ヘッダ・シフト・レジスタ62から出る転
送に関しては、これは、図8に図示していない線を通っ
て行われ、レジスタ61を満たす時間の間に行われる。
出力シフト・レジスタ64および66の動作は入力レジ
スタの逆で、レジスタ64がメモリ・データ・バス67
から並列にロードされ、次に、ヘッダ・シフト・レジス
タ66の内容が先ず線65上にシフトされて出た後に、
レジスタ64の内容がシフトされて線65上に出る。ブ
ロック70の入力および出力線の動作を同期させる本来
的要件はないが、もちろん、バス67との間の転送が衝
突し合わないことが要件である。
【0056】単一コア・ポート線SRブロック70に関
連して、シフト・レジスタにクロックを提供し、バス6
7との間の並列転送を始動させるための各種のクロック
/制御信号がある。これらの信号は、クロック/制御バ
ス68を通して供給される。これらの信号を適切に具体
化する方法は当業者に自明であろう。
【0057】スイッチ・ファブリック30は複数の単一
コア・ポート線SRブロック70により効果的に構成す
ることができ、必要なブロック数は、ポート数Nに、各
ポートの線の数Wを乗じた数である(ここで言うポート
数とは、1つの入力ポートと対応する出力ポートで作ら
れるスイッチ・コアの全てのポートの数である)。次
に、これらのブロック70がどのように配列されるかに
ついて考察する。一見したところでは、あらゆる範囲の
方法、すなわち、全てのブロック70を同じメモリ・デ
ータ・バスに接続させる方法から、ブロック70の各々
をそれぞれのメモリ・データ・バスに接続させる方法に
至るまでが可能なように見えよう(後者の場合、セル本
体共有メモリは、ブロック数NWに各主シフト・レジス
タのエレメント数を乗じた数に等しい幅を持つ)。しか
し、いくつかの点を考慮すると、可能な配列の範囲が狭
まる。
【0058】具体的には、全ての入力ポートが全ての出
力ポートと相互に通信できるようにする場合には、各入
力および出力ポートの対応する線からなる各組のポート
線は同じメモリ・データ・バスに関連しなければならな
い。たとえば、N入力及び出力ポートのそれぞれの最初
の線は、同じバスに関連しなければならない。これは、
図9に示すように、N個のブロック70を、同じメモリ
・データ・バスにインタフェースさせることによって行
うことができる。このようなNブロック70の配列を、
以下では、Nポート線シフト・レジスタ(SR)・ブロ
ック71と呼び、このブロック71は、全Nポートの
(図9で、これらのポートは0ないしN−1と番号をつ
けている)の一般線を扱うことができる。
【0059】図9では、Nポート線SRブロック71
は、セル本体共有メモリのメモリ・バンク73に接続す
るメモリ・データ・バス72にインタフェースするもの
として図示してある。ここでも同様に、クロック/制御
信号が対応するバス74上に供給されている。これらの
クロック/制御信号は、各ブロック70のシフト・レジ
スタ61および64からあるいはこれらへの並列転送が
あらかじめ定められた順序で起こり、スイッチ・コアの
コントローラ33によって線75上に供給されるアドレ
スで、メモリ・バンク73への書き込みおよびこれから
の読み出しのためのセル本体ビットの転送がバス72上
で行われることを確実にするものである。
【0060】図9に図示してないが、各ブロック70の
ヘッダ・シフト・レジスタ62および66も、図4に一
般的に示したように、コントローラ33との入力および
出力のために適切な線に接続される。
【0061】スイッチ・ファブリックの適切な構成を考
案する問題は、W本のNポート線SRブロック71を適
切に配列する問題である。できるだけ多くのブロック7
1を1つのメモリ・データ・バスに結合させることによ
って、メモリ・データ・バスおよび関連するメモリ・バ
ンクの数を最小にすることが望ましい。しかし、実用面
での考慮から、各メモリ・データ・バスに結合できるブ
ロック71の数は制限を受ける。具体的には、セル期間
T(すなわち、入力/出力ポートに到着、出発するセル
のスタートの間の時間)に実行できる、セル本体共有メ
モリとの転送の数には限りがある。セル期間TにQメモ
リ転送が可能な場合、各ブロック71には2N転送が関
連しているので、各メモリ・データ・バスおよびメモリ
・バンクに結合できるブロック数は、除算Q/2Nの整
数部分Bである。値Bが決まれば、W/B個のメモリ・
データ・バスとメモリ・バンクを備えることによって、
ブロック71の必要数Wが達成される。
【0062】もちろん、実際的には、スイッチ・ファブ
リックは、同じようなチップを多数使用した集積回路の
形で具体化するのが最善である。そのようなチップの各
々は、図10に示すように、それぞれがB個のNポート
SR線ブロック71に関連するM個のメモリ・バスを持
つ。一般的には、値Mはチップ上の使用可能なピンの数
によって制限され、典型的にはMは値2を持つ。それぞ
れがW本の線を持つN個のポートを持つスイッチ・ファ
ブリックを具体化するのに必要なチップの数はW/BM
である。
【0063】また、各チップは、1つまたは2つの外部
クロック信号CLK1およびCLK2を備えたクロック
/制御回路77を含む。第1のクロック信号は各ブロッ
ク71のシフト・レジスタをクロックするのに使用さ
れ、第2のクロック信号(第1のクロック信号から得る
ことができる)はメモリ・データ・バスへの転送の時間
を測るのに使用される。クロック/制御回路77は、シ
フト・レジスタ61および64の各々が、関連するメモ
リ・データ・バスとの間に、それぞれのビットの並列転
送を実行するときに制御を行う。これらの転送のタイミ
ングは、同じメモリ・データ・バスに結合されているシ
フト・レジスタのどれもが、同じバスに結合されている
別のシフト・レジスタと同時に転送を実行しないように
しなければならないことは明らかである。したがって、
クロック/制御回路77は、同じメモリ・データ・バス
に結合されているシフト・レジスタに対して、あらかじ
め定められたロータにしたがったバス転送が行われるよ
うにする。実際には、スイッチ・ファブリックを構成し
ているチップのクロック/制御回路は、1つの入力ポー
トまたは出力ポートに関連するバス転送が一般的には同
時に(すなわち、ブロック71が同じメモリ・データ・
バスにある場合は連続的に、異なるバス上のブロック間
の場合には並列的に)起こるように調整され配列され
る。同じ入力又は出力ポートに結合している全ての線
に、一般的に同時に転送を行わせる1つの理由は、ポー
トの各線に対するビット・シフトのタイミングを同じに
することができる、すなわち、新しいセルの転送の始ま
りがポートの全ての線に対して同じであるからである。
1つのポートの全ての線に、できるだけ近い時間に転送
させるもう1つの理由は、2つ以上の転送が必要なとき
は、同じセル本体の異なる部分が異なるメモリ・アドレ
スに(もちろん、各転送において、新しいアドレスがコ
ントローラ33によってメモリ・バンクに供給されなけ
ればならない)に記憶されるからである。同じセル本体
のそのような異なる部分を、連続するメモリ位置に記憶
させることは都合がよく、必要なアドレスを作成する最
も簡単な方法は、セル本体の第1の部分を転送するため
に供給されたベース・アドレスをインクリメント(増
分)できるようにし、同じセル本体の残りの部分の転送
を続いて行えるようにすることである。
【0064】同じポートの線に関連する並列転送が一般
的に同時に実行されることを確実にするには、2つの可
能な手法がある。先ず、各メモリ・バス上のシフト・レ
ジスタ61および64が並列転送に始動される順番を回
路の中にプログラムし、この順番をバスの間で同期がと
れるように、各チップのクロック/制御回路77を作る
ことができる。このように作れば、回路77をプログラ
ムすることによって適切な調節ができるので、どちらの
シフト・レジスタ61/64に入力/出力ポートを接続
するかは問題ではなくなる。第2の手法は、固定転送ロ
ータを回路77によって動作させるようにし、同じポー
トの線に関連する転送が同時に実行されるように入力/
出力ポート線のシフト・レジスタへの接続を行うことで
ある。
【0065】スイッチ・ファブリックとスイッチ・ファ
ブリック・チップの形について一般的に述べたので、次
に、各入力/出力ポートが16線幅(W=16、L=2
4)の場合の4ポートのファブリック(N=4)の具体
例について述べる。この場合、各Nポート線SRブロッ
ク71は、4個の単一コア・ポート線SRブロック70
を有する。たとえば、各セル期間Tに最大20までのメ
モリ転送が可能であるとすると、2個のNポート線SR
ブロック71を同じメモリ・バス(B=2)上に配列で
きる。L=24である場合、1つのチップ上に提供でき
るメモリ・バスの数の典型的な値は2(M=2)で、こ
れは、図11に示したようなチップの形を生じる(図を
明瞭にするために、チップのクロック/制御回路77は
省略してある)。
【0066】図11からわかるように、各チップは4個
のブロック71を有し、したがって、入力/出力ポート
全てからの4線を扱うことができる。ポートあたり16
線あるので、4つのファブリック・チップが要る。
【0067】図11に示したファブリック・チップは、
このチップが各ポート上の最初の4線(すなわち線0な
いし3)を扱うので、ファブリック・チップ"0"とラベ
ルがつけられている。各単一コア・ポート線SRブロッ
ク70と、ブロック70がサービスするポートと線との
関連は、図11に点線で表したブロック71に示してあ
る。線0および1を扱うNポート線SRブロック71は
バスB1に接続され、バスB1は、"メモリ・バンク
0、1"とラベルをつけたメモリ・バンクに接続され、
このメモリ・バンクが線0および1に関連するビットを
記憶することを表す。同様に、線2および3に関連する
ブロック71はメモリ・バスB2に接続し、メモリ・バ
スB2はメモリ・バンク2、3に接続する。
【0068】図11のブロック70の配置は、チップの
中のこれらのブロックの実際のレイアウトを示すより
も、これらのブロックの機能の相互関係の理解を容易に
するように選択されていることを理解されたい。
【0069】図12は、4つのファブリック・チップ0
ないし3全てを示し、チップ間のポート線の配置と、チ
ップあたり2つのライト・メモリ・バンク73が提供さ
れていることを表す。図を明瞭にするために、各チップ
の全てのピン、特に、ヘッダ・ビットを扱うピン、およ
びクロック/制御回路のためのピンは図示していない。
【0070】図13は、1つのポート(入力ポート0)
に対して、そのポートの線0ないし15の16線それぞ
れに関連するシフト・レジスタにシフトして入ったセル
本体ビットを、チップのメモリ・バス上に転送するスケ
ジュールを示す表である。入力ポート0の線に関連する
転送は、すべて、第1および第2の転送の期間に起こ
り、以下に詳しく述べるように、各セル期間Tには18
転送期間がある。転送期間1の間に、線0に関連するビ
ットは、チップ0のバス1上に転送され、一方、線2に
関連するビットは、チップ0のバス2上に転送される。
同様に、線4および6に関連するビットはチップ1のバ
ス1及び2上に転送され、線8および10に関連するビ
ットはチップ2のバス1及び2上に転送され、線12お
よび14に関連するビットはチップ3のバス1及び2上
に転送される。第2転送期間では、線1および2、3お
よび5、9および11、ならびに13および15に関連
するビットは、それぞれ、チップ0ないし3のバス1お
よび2上に転送される。このようにして、最初の2つの
転送期間の後には、入力ポート0は全てのセル本体ビッ
トをそのシフト・レジスタから共有セル本体メモリに転
送し終える。これが先頭となって、セル期間Tにある残
りの16転送期間でも、24ビットの各ポート線上にシ
フトが行われる。ポート線とシフト・レジスタは、メモ
リ・バス上への並列転送のクロック・スピードの1.5
倍でクロックされる。
【0071】このことは、図14で、1つのセル期間T
に、27ポート・サイクル(ラインおよびシフト・レジ
スタのためのクロック・サイクル)、および、18転送
期間がある図として示す。図14に示すように、また図
13を参照して述べたように、転送期間1および2の間
に、入力ポート0は、そのセル本体ビットをセル本体共
有メモリに転送させる。転送期間3ないし18(16転
送期間は24ポート・サイクルに等しい)で、入力ポー
ト0に関連するシフト・レジスタは満たされる。
【0072】また図14は、他の入力及び出力ポートに
関する転送のタイミングについて示している。たとえ
ば、期間9および10の間に、出力ポート0は、そのシ
フト・レジスタにメモリ・データ・バスからデータを転
送させ、転送期間11ないし18、および、1ないし7
の間に、これらのシフト・レジスタはこのポートを通し
て空にされる。
【0073】以上の記述では、スイッチ・コアの主ポー
トのみを扱った。しかし、もちろん、スイッチ・ファブ
リックには、コントローラ・ポートとプロセサ・ポート
という2つの低速ポートがある。一般的には、これら2
つの低速ポートに対する転送を、全体的な転送ロータの
冗長部分におさめることが可能である。したがって、図
14を参照すると、転送期間17及び18は各サイクル
とも空いているので、低速ポートの転送を扱うことがで
きる。2つの転送期間が使用可能であるので、コントロ
ーラ・ポート及びプロセサ・ポートが、1つおきのセル
期間T(実際にはそのような速さが必要とされることは
ないが)で転送を実行することができる。コントローラ
及びプロセサ・ポートに使用されるシフト・レジスタの
構造は、これらのポートの線の数に依存する。しかし、
これらは全体的には低速のものであるので、これらのポ
ートの線数は減らすことができる。したがって、たとえ
ば、図11ないし14の例に関して述べれば、プロセサ
およびコントローラ・ポートの各々は、8線を有するこ
とができ、チップの各々は、ブロック70と同様だが4
8エレメントの主シフト・レジスタを持つブロックを2
個持ち、これらのシフト・レジスタの各々は対応するチ
ップの2メモリ・バスの幅を持つことができる。このよ
うな配列が可能なのは、コントローラおよびプロセサ・
ポートでは、シフトするべきデータが2倍長いからであ
る。
【0074】各チップの構造と動作についての上の記述
は以下のことを仮定している。 (a)各単一コア・ポート線SRブロック70の入力およ
び出力シフト・レジスタ61および64の各々は、ビッ
トを直列にシフト入れ/出しするために24ポート・サ
イクル(16転送期間)の間クロックされ、その後、シ
フトは3ポート・サイクル(2転送期間)止まり、レジ
スタ内容がメモリ・バス上に並列に転送されること、お
よび、(b)各入力ポートおよび出力ポートを通してセル
のシフトの始まりがずれていること。
【0075】実際には、ビットのシフト入れ/出しをす
るために、シフト・レジスタ61および64の全てを連
続して動作させること、また、全てのアダプタ・カード
に新しいセルの転送を同時に始めさせることが望まし
い。
【0076】レジスタ61および64を連続的にシフト
させることに関して言えば、これは、レジスタがセル本
体のビットで丁度満ちたときに各レジスタから対応する
メモリ・バスへのビットの並列転送が起きるように、タ
イミングをとることによって行うことができる。これ
は、また、セル期間Tあたり27ポート・サイクルある
が、セル本体のビット24しか各レジスタからシフト入
れ/出ししないので、余分の3ビットがセル本体のビッ
トとともにシフト入れ/出ししなければならないことを
意味している。入力レジスタ61にとっては、これらの
余分な3ビットは同じ線上を渡る2セル・ヘッダ・ビッ
ト、及び、1ダミー・ビットである。これらの3ビット
は入力レジスタを通して単純にシフトされて失われる
(ヘッダ・ビットは前にレジスタ62にシフトされて入
っている)。出力レジスタ64にとっては、同様に、こ
れら余分の3ビットは2ヘッダ・ビット(レジスタ66
からのビットであって、これらのビットはレジスタ64
からシフトして出された"無関心"(don't care)ビット
を上書きする)、および、レジスタ64からシフトして
出された1ダミー・ビットから構成され、その後、対応
するアダプタ・カードで捨てられる。
【0077】同じメモリ・バスとの間の、レジスタ6
1、64からの並列転送をずらすとともに、全てのアダ
プタ・カードに同時にセル転送を開始させるためには、
同じバスに結合するレジスタ61、64に接続する線の
各々に、累進的に値が多くなる遅延シフト・レジスタを
挿入するように配列することが可能である。この方法に
より、レジスタが関連メモリ・バスと並列転送を行う準
備ができる入力の時間を、望むように違えることができ
る。
【0078】実際には、これらの遅延シフト・レジスタ
をレジスタ61、64に直列につける代わりに、レジス
タ61、64の各対にバッファリング並列転送レジスタ
を提供することにより、アダプタ・カード全てに同時に
セル転送を開始させ、レジスタ61、64に、直接では
なくこれらのバッファリング・レジスタを通してメモリ
・バスとの並列転送を実行させることが望ましい。より
具体的には、図15に図示するように、各単一コア・ポ
ート線SRブロック70に対して、それぞれの並列転送
レジスタ80(レジスタ61、64と同数のエレメント
を持つ)を設け、このレジスタが、レジスタ61からレ
ジスタ64に並列転送を実行するように配列される。さ
らに、同じメモリ上のブロック70に関連する全てのレ
ジスタ80は、その内容をレジスタ80の最初の80A
から最後の80Xに並列転送するためにカスケード配列
されるように接続されている。最初のレジスタ80Aは
メモリ・バスからのデータを並列転送するためにメモリ
・バスに選択的に接続可能で、一方、カスケード配列の
最後のレジスタ80Xはメモリ・バスへのデータの並列
転送を行うために選択的にメモリ・バスに接続可能であ
る。
【0079】レジスタ80のカスケード配列の機能につ
いて、図15ないし19を参照して述べる。図15ない
し19は、8個のブロック70を持つ1つのメモリ・バ
スに対しての、レジスタ61、64、および80の状態
を示し、入力および出力データは、対象とするレジスタ
の異なる濃淡で示してある。
【0080】新しいセル期間の始まり(図15でT=
0)においては、入力レジスタ61は全て空で、レジス
タ80は入力データで満ち(各レジスタ80は関連する
レジスタ61の内容を丁度受け取ったところで)、レジ
スタ64はレジスタ80から転送された出力データで満
ちている。太い矢印はこれらのレジスタ・ブロックで行
われるシフトの方向を示す。 −レジスタ61では、入力ポート線を通して新しい入力
データがシフトされて入ってくるところである(実際に
は、初めの3ビットは、2ヘッダ・ビットと1ダミー・
ビットからなる、"無関心"データである)。 −レジスタ80では、保持している入力データがカスケ
ード配列に沿って最後のレジスタ80Xを通りメモリ・
バス(図示せず)上に並列転送によってシフトされると
ころである。同時に、出力データがメモリ・バスから最
初のレジスタ80Aを通ってレジスタ80に転送される
ところである。 −レジスタ64では、出力データが出力ポート線を通っ
てシフトされ出て行くところである。
【0081】約T=0.5(図16参照)で、レジスタ
61は新しい入力データで半分満ち、レジスタ80の半
分は古い入力データを持ち残り半分が新しい出力データ
を持ち、レジスタ64は古い出力データが半分空になっ
ている。
【0082】約T=0.75(図17参照)で、レジス
タ61は新しい入力データで4分の3満ち、レジスタ8
0の4分の1は古い入力データを持ち4分の3が新しい
出力データを持ち、レジスタ64は古い出力データが4
分の3空になっている。
【0083】約T=0.99(図18参照)で、レジス
タ61は新しい入力データで満ち、レジスタ80は新し
い出力データで満ち、レジスタ64は空になっている。
【0084】そのすぐ後(T=1、図19)、レジスタ
80の内容は対応するレジスタ64に並列転送(矢印8
1)で転送され、レジスタ61の内容は対応するレジス
タ80に並列転送(矢印82)で転送される。
【0085】この後、この動作のサイクルが繰り返され
る。このようにして、レジスタ80が並列転送手段を形
成し、これを通してレジスタ61および64はデータを
メモリ・バスとの間で転送する。実際、図8で示した、
レジスタ61および64をバス67に選択的に制御して
接続することは、概念的には、同じ機能を実行するため
の並列転送手段と考えることができる。しかし、図15
ないし19を参照して述べた並列転送手段が望ましい。
【0086】図11の形のチップ(すなわち、それぞれ
が8個の関連する単一コア・ポート線SRブロック70
を持つ2つのメモリ・バス、および関連する並列転送手
段(図示せず)を持つ)が使用可能であれば、ブロック
70を持つ多様な異なるスイッチ・ファブリック配列
(それぞれが、異なる大きさのNポート線SRブロック
71を形成する)にこれらのチップを使うことが可能で
ある。
【0087】したがって、たとえば、1対の入力ポート
と出力ポートからなる単一コア・ポートだけを持つスイ
ッチ・ファブリックでは、入力ポートおよび出力ポート
それぞれが16線を持つと仮定して1つのチップで十分
単一ポートを扱うことができる(図20参照)ように、
ブロック70の各々を直接1つのブロック71で構成す
ることができる。
【0088】図21は、W=16で、2個のコア・ポー
トを持つスイッチ・ファブリックを示す。ここでは、1
個のNポート線SRブロック71を形成するのに2個の
ブロック70が必要で、したがって、1つのチップ上の
各ポートの16線のうちの8線だけを扱うことができ
る。図21は、各ポートの最初の8線を扱うファブリッ
ク・チップ"0"を示す。
【0089】図22は8個のコア・ポート(W=16)
を持つスイッチ・ファブリックを示し、1つのNポート
線SRブロック71を形成するのに8個のブロック70
が要る。この場合、各ポートからの2線だけが1つのチ
ップで扱うことができ、したがって、全部で8個のチッ
プが必要になる。
【0090】最後に、図23は、16個のコア・ポート
(W=16)を持つファブリックを示す。この場合、そ
れぞれに16個のブロック70があり、それらが合わせ
て1つのNポート線SRブロック71を形成しているの
で、各ポートからの1つの線を扱うのに1つのチップを
使うことができる。しかし、チップをこのように使う場
合には、バスB1とバスB2とを外部で接続することが
必要になり、ただ1つのメモリ・バンクを提供しなけれ
ばならない。さらに、各チップのクロック/制御手段
が、16個のブロック70が、2つのバスのために2つ
の並列ロータを動作させるのではなく、1つの共通の転
送ロータにあることを確実にしなければならない(上述
したチップの他の使用方法では、バスが別々であるので
並列転送を行うことができた)。
【0091】上述した配列に加えて、各々が8個のブロ
ック70を持つ2メモリ・バスを持つチップについて他
の接続配列を考えることができる。たとえば、3あるい
は5個のポート・スイッチ・コア・ファブリックの配列
が考えられる。しかし、このような配列は、一般的に、
1つのチップ上のブロック70すべてを十分に使用しな
い。また、メモリ・バスおよびブロック70の数が異な
るチップが多様な配列に同様に使用できることを理解さ
れたい。Sが1つのチップの1つのメモリ・バス上のブ
ロック70の数であるとすると、そのメモリ・バスは、
除算S/Nの結果の整数チップ部分に等しいポート線の
数を扱うことができ、各チップは、全体として、M倍の
線の数を扱うことができる。
【0092】本発明には、例として次のような実施態様
が含まれる。
【0093】(1)セル本体メモリを、それぞれのポー
トが複数の線を持ち、該複数の線を通してセル本体の構
成ビットが連続したビット・シフトにより転送されるN
入力ポートおよびN出力ポートにインタフェースさせる
セル・スイッチ・ファブリックを具体化するのに使用す
るチップであって、前記チップは、外部からアクセス可
能なM個の別々のメモリ・バスを有し、メモリ・バスの
各々は関連する複数Sの単線シフト・レジスタ・ブロッ
クを持ち、各ブロックは、外部からアクセス可能な入力
接点と、Lエレメントを持つ入力シフト・レジスタであ
って、ビットを該レジスタにシフトして入れるために前
記入力接点に接続された入力シフト・レジスタと、外部
からアクセス可能な出力接点と、Lエレメントを持つ出
力シフト・レジスタであって、前記出力接点を通して該
レジスタからビットをシフトして出すために該レジスタ
のエレメントが前記出力接点に接続されている出力シフ
ト・レジスタと、を有し、前記の各メモリ・バスは、前
記各入力レジスタが該レジスタからメモリ・バスにビッ
トを並列転送させ、前記各出力レジスタがメモリ・バス
から該レジスタにビットを並列転送させるように動作す
る関連する並列転送手段を持ち、前記チップは、ビット
のシフトおよび並列転送を制御するために前記単線シフ
ト・レジスタ・ブロックおよび前記並列転送手段に接続
されたクロック/制御手段を有し、前記チップが、Bが
除算S/Nの結果の整数部分であり、前記N入力ポート
およびN出力ポートの各々から対応する1つずつを組と
したBM組の線を扱う複数の異なるスイッチ・ファブリ
ック配列に使用することができるようにした、セル・ス
イッチ・ファブリック用チップ。
【0094】(2)前記並列転送手段が、前記入力およ
び出力シフト・レジスタの各々に関連するそれぞれの並
列接続を有し、前記並列接続の各々が関連するレジスタ
のエレメントを選択的に対応する前記メモリ・バスに並
列に接続させるはたらきをする、上記(1)に記載のチ
ップ。
【0095】(3)前記並列転送手段が、前記ブロック
の各々に対してLエレメントからなる付加的レジスタを
接続して有し、前記入力シフト・レジスタから前記付加
的レジスタにビットを並列転送し、前記付加的レジスタ
から前記出力レジスタにビットを並列転送し、同じメモ
リ・バスに関連する前記ブロックの全ての付加的レジス
タがビットを並列転送するためのカスケード配列に接続
され、前記カスケード配列の前記付加的レジスタの最初
のレジスタがビットをメモリ・バスから並列に受け取る
ように接続され、前記カスケード配列の前記付加的レジ
スタの最後のレジスタがビットをメモリ・バスに並列転
送するために接続され、前記クロック/制御手段は、メ
モリ・バスに結合する入力レジスタの各々から対応する
付加的レジスタへのビットの転送と、付加的レジスタの
カスケード配列を通して付加的レジスタの各々の内容を
シフトしてメモリ・バスへ出すこと、および、バスから
前記の最初の付加的レジスタに連続的に並列転送し、前
記最初のレジスタの内容をカスケード配列を通してシフ
トさせることにより付加的レジスタをメモリからのビッ
トで満たし、前記付加的レジスタがメモリ・バスからの
ビットで満たされると、その内容を対応する出力レジス
タに並列転送させること、を生じさせるように配列され
る、上記(1)に記載のチップ。
【0096】(4)Mが2に等しく、Sが8に等しい場
合に、前記チップが、16、8、4、または2組の線を
扱う1、2、4、または8ポートを持つスイッチ・ファ
ブリック配列に使用することができる、上記(1)に記
載のチップ。
【0097】(5)前記単線シフト・レジスタ・ブロッ
クの各々が、前記セル本体の各々に関連するヘッダのヘ
ッダ・ビットのために、シフト・レジスタの付加的エレ
メントをさらに含む、上記(1)に記載のチップ。
【0098】(6)前記クロック/制御手段が、チップ
の前記シフト・レジスタが関連するバスと前記並列転送
を実行する順番を指定する手段を含む、上記(1)に記
載のチップ。
【0099】(7)前記クロック/制御手段が、前記シ
フト・レジスタを、ビットをシフトするために第1のク
ロック速度でクロックさせ、前記の並列転送を第2のク
ロック速度により定められた間隔で実行させる、上記
(1)に記載のチップ。
【0100】(8)セル本体メモリを、それぞれのポー
トが複数W本の線を持ち、該複数の線を通してセル本体
の構成ビットが連続したLビット・シフトによって転送
されるN入力ポートおよびN出力ポートにインタフェー
スさせるセル・スイッチ・ファブリックであって、前記
スイッチ・ファブリックは、CがW/BM以上の値に最
も近い整数である上記(1)に記載のチップをC個有
し、前記各組の線が同じメモリ・バスに関連するそれぞ
れの単線シフト・レジスタ・ブロックに接続されてい
る、セル・スイッチ・ファブリック。
【0101】(9)Mが2に等しく、Sが8に等しく、
Nが4に等しい場合に、前記の各チップが4組の前記組
の線を扱うように接続されている、上記(8)に記載の
セル・スイッチ・ファブリック。
【0102】(10)Wが16に等しく、Lが24に等
しい場合に、前記セル本体の各々が48バイトのATM
セル本体であり、ファブリックが4個の前記チップを有
する、上記(9)に記載のセル・スイッチ・ファブリッ
ク。
【0103】(11)前記C個のチップの各々が、外部
で相互接続されて値Mに対して実質1つのメモリ・バス
を構成する2個のメモリ・バスを持ち、値Sが実質的に
2倍されて、扱われる前記線の組数を半分に減らし、チ
ップが扱うポート数を2倍にすることを可能にする、上
記(8)に記載のセル・スイッチ・ファブリック。
【0104】(12)前記ポートの同じ線に接続された
前記チップのシフト・レジスタに、関連するメモリ・バ
スと直接に次々と前記の並列転送を実行させる転送制御
手段が提供される、上記(8)に記載のセル・スイッチ
・ファブリック。
【0105】(13)前記転送制御手段が各チップの前
記クロック/制御手段によって部分的に形成され、前記
クロック/制御手段が、固定ロータにしたがって、関連
する前記バスと並列転送を実行するように前記シフト・
レジスタを制御するために配列され、前記転送制御手段
が前記線をチップの入力/出力接点に接続する配列をさ
らに有し、この接続配列が、前記ポートからの対応する
線が前記ロータを1つずつ追うシフト・レジスタに接続
されるようにする、上記(12)に記載のセル・スイッ
チ・ファブリック。
【0106】(14)前記転送制御手段が各チップの前
記クロック/制御手段からなり、前記クロック/制御手
段の各々が、チップの前記シフト・レジスタが関連する
バスと前記並列転送を実行する順番を指定する手段を含
む、上記(12)に記載のセル・スイッチ・ファブリッ
ク。
【0107】(15)セル本体メモリを、それぞれのポ
ートが複数W本の線を持ち、該複数の線を通してセル本
体の構成ビットが連続したLビット・シフトによって転
送されるN入力ポートとN出力ポートにインタフェース
させるセル・スイッチ・ファブリックであって、前記ス
イッチ・ファブリックは、N入力ポートおよびN出力ポ
ートの各々から対応する1つずつを組としたB組の線を
扱う全部でW/B個の複数のチップを有し、前記チップ
の各々は、それぞれが関連する複数BN/M個の単線シ
フト・レジスタ・ブロックを持つ外部からアクセス可能
なM個の別々なメモリ・バスを有し、前記の各ブロック
は、外部からアクセス可能な入力接点と、Lエレメント
を持つ入力シフト・レジスタであって、ビットを該レジ
スタにシフトして入れるために前記入力接点に接続され
た入力シフト・レジスタと、外部からアクセス可能な出
力接点と、Lエレメントを持つ出力シフト・レジスタで
あって、前記出力接点を通して該レジスタからビットを
シフトして出すために該レジスタのエレメントが前記出
力接点に接続されている出力シフト・レジスタと、を有
し、前記各メモリ・バスが、前記各入力レジスタが該レ
ジスタからメモリ・バスにビットを並列転送させ、前記
各出力レジスタがメモリ・バスから該レジスタにビット
を並列転送させるように動作する関連する並列転送手
段、および、B/M組の線を扱う前記各メモリ・バスに
関連する単線シフト・レジスタ・ブロックをさらに有
し、前記チップが、ビットのシフトおよび並列転送をク
ロックし制御するために、前記単線シフト・レジスタ・
ブロックに接続されたクロック/制御手段をさらに有す
る、セル・スイッチ・ファブリック。
【0108】
【発明の効果】セル本体メモリをN入力ポートおよびN
出力ポートにインタフェースさせる、セル・スイッチ・
ファブリックの多様な構成に応じることができる集積回
路チップが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】AAL結合のための標準ATM UNIセルの
形式を示すブロック図。
【図2】一般的なATMスイッチのアーキテクチャを示
すブロック図。
【図3】本発明を実施するATMスイッチの概略を示す
ブロック図。
【図4】図3のスイッチのスイッチ・コア・ブロックを
示すブロック図。
【図5】スイッチ・コアのポートに関するサービス・ロ
ータのテーブルを示すブロック図。
【図6】図3のスイッチのアダプタ・カードのブロック
図。
【図7】図6のアダプタ・カードの外部スイッチ・ポー
トに関するサービス・ロータのテーブルを示すブロック
図。
【図8】図4のスイッチ・ファブリックの単一コア・ポ
ート線シフト・レジスタ・ブロックを示すブロック図。
【図9】図8のブロックで構成されるNポート線シフト
・レジスタ・ブロックを示すブロック図。
【図10】図9のブロックで構成されるスイッチ・ファ
ブリックのブロック図。
【図11】2個のメモリ・バス、および1個のバスにつ
き図8のブロックを8個持つスイッチ・ファブリック・
チップを示すブロック図。
【図12】4個のポートを持つスイッチ・コアのスイッ
チ・ファブリックを形成するのに用いられる4個のチッ
プを示すブロック図。
【図13】スイッチ・コアを通して受け取ったセル本体
のメモリ・データ・バス上への転送を示すテーブルを示
すブロック図。
【図14】ポート転送のサイクルのタイミングを示すタ
イミング図。
【図15】図11のチップを用いた図8のブロックから
メモリ・バスにデータを転送する望ましい並列転送手段
の動作で、セル期間の始まりの状態を示すブロック図。
【図16】図15と同様の図で、セル期間の中途の状態
を示すブロック図。
【図17】図15と同様の図で、セル期間が4分の3過
ぎた状態を示すブロック図。
【図18】図15と同様の図で、セル期間の終わりに近
い状態を示すブロック図。
【図19】図15と同様の図で、セル期間の終わりの状
態を示すブロック図。
【図20】図11と同様の図で、図11のチップを用い
た図8のブロックを、1個のポートのスイッチ・コアの
場合の構成として示すブロック図。
【図21】図11と同様の図で、図11のチップを用い
た図8のブロックを、2個のポートのスイッチ・コアの
場合の構成として示すブロック図。
【図22】図11と同様の図で、図11のチップを用い
た図8のブロックを、8個のポートのスイッチ・コアの
場合の構成として示すブロック図。
【図23】図11と同様の図で、図11のチップを用い
た図8のブロックを、16個のポートのスイッチ・コア
の場合の構成として示すブロック図。
【符号の説明】
200 スイッチ・コア 201 プロセッサ装置 202 インタフェース回路 203 リンク 20 Nポートのスイッチ・コア 21 スイッチ・コアのポート 22 アダプタ・カード 23 外部スイッチ・ポート 24 プロセッサ装置 25 マスタ・クロック 26 局所スレーブ・クロック 30 ファブリック 31 セル本体共有メモリ 32 空きアドレス・リスト・メモリ 33 コントローラ 34 通信ブロック 37 入力ポート 38 出力ポート 40 物理層/フレーム機構(PHYS) 41 入力先入先出機構(FIFO) 42 入力検出機構 43 出力先入先出機構(FIFO) 44 出力検出機構 45 時分割マルチプレクサ 46 入力ポート・ロータ機構 48 出力ポート・ロータ機構 49 空セル挿入機構 50 空セル検出・破棄機構 60 入力ポートの線 61 主入力シフト・レジスタ 62 入力ヘッダ・シフト・レジスタ 64 主出力シフト・レジスタ 65 出力ポートの線 66 出力ヘッダ・シフト・レジスタ 67 メモリ・データ・バス 68 クロック/制御バス 70 単一コア・ポート線シフト・レジスタ・ブロッ
ク 71 Nポート線シフト・レジスタ・ブロック 73 セル本体の共有メモリ・バンク 77 クロック/制御回路 80 並列転送レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル本体メモリを、それぞれのポートが
    複数の線を持ち、該複数の線を通してセル本体の構成ビ
    ットが連続したビット・シフトにより転送されるN入力
    ポートおよびN出力ポートにインタフェースさせるセル
    ・スイッチ・ファブリックを具体化するのに使用するチ
    ップであって、前記チップは、外部からアクセス可能な
    M個の別々のメモリ・バスを有し、メモリ・バスの各々
    は関連する複数Sの単線シフト・レジスタ・ブロックを
    持ち、各ブロックは、 外部からアクセス可能な入力接点と、 Lエレメントを持つ入力シフト・レジスタであって、ビ
    ットを該レジスタにシフトして入れるために前記入力接
    点に接続された入力シフト・レジスタと、 外部からアクセス可能な出力接点と、 Lエレメントを持つ出力シフト・レジスタであって、前
    記出力接点を通して該レジスタからビットをシフトして
    出すために該レジスタのエレメントが前記出力接点に接
    続されている出力シフト・レジスタと、 を有し、前記の各メモリ・バスは、前記各入力レジスタ
    が該レジスタからメモリ・バスにビットを並列転送さ
    せ、前記各出力レジスタがメモリ・バスから該レジスタ
    にビットを並列転送させるように動作する関連する並列
    転送手段を持ち、前記チップは、ビットのシフトおよび
    並列転送を制御するために前記単線シフト・レジスタ・
    ブロックおよび前記並列転送手段に接続されたクロック
    /制御手段を有し、前記チップが、Bが除算S/Nの結
    果の整数部分であり、前記N入力ポートおよびN出力ポ
    ートの各々から対応する1つずつを組としたBM組の線
    を扱う複数の異なるスイッチ・ファブリック配列に使用
    することができるようにした、セル・スイッチ・ファブ
    リック用チップ。
JP10283995A 1994-04-28 1995-04-27 セル・スイッチ・ファブリック用チップ Pending JPH07321824A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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EP94303118A EP0680178A1 (en) 1994-04-28 1994-04-28 Cell switch fabric chip
GB94303118.7 1994-04-28

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