JPH07320546A - 油入変圧器用絶縁電線 - Google Patents

油入変圧器用絶縁電線

Info

Publication number
JPH07320546A
JPH07320546A JP6111527A JP11152794A JPH07320546A JP H07320546 A JPH07320546 A JP H07320546A JP 6111527 A JP6111527 A JP 6111527A JP 11152794 A JP11152794 A JP 11152794A JP H07320546 A JPH07320546 A JP H07320546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tape
insulating paper
kraft
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6111527A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kato
雅樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP6111527A priority Critical patent/JPH07320546A/ja
Publication of JPH07320546A publication Critical patent/JPH07320546A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油の含浸性が良好で耐熱性および耐油性に優
れ、かつ誘電率の低い絶縁層を有する油入変圧器用の絶
縁電線を提供する。 【構成】 本発明の絶縁電線においては、平角導体1の
外周に、クラフト絶縁紙テープ2と、ポリメチルペンテ
ンのような耐熱性低誘電率プラスチックからなり、紙テ
ープ2より薄く幅が狭いテープ3とが、並列して交互に
突き合わせ巻きされている。そしてこのような巻回層4
が、クラフト絶縁紙テープ2等が上下に重ならないよう
に複数層設けら、その上にクラフト絶縁紙テープ2が重
ね巻きされている。このような絶縁層においては、耐熱
性と誘電特性に優れているうえに、油によりプラスチッ
クテープ3が膨潤しても、膨潤分を巻回層4間の空隙部
6が吸収するため、全体の絶縁厚は変化せず、良好な耐
油性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油入変圧器用絶縁電線
に係わり、特にUHV用油入変圧器のコイルとして用い
られる絶縁電線に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、油入変圧器のコイルとしては、ク
ラフト絶縁紙を巻回(横巻き)した平角銅線や平角アル
ミ線、あるいは転移導体が用いられている。
【0003】ところで、変圧器は通常温度上昇が55℃ま
でとして設計されており、絶縁体としてクラフト絶縁紙
が油浸状態で用いられているが、温度上昇が65℃に達す
ることを考慮して設計されている場合もあり、そのよう
な変圧器では、アミン変性クラフト絶縁紙が油浸状態で
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしUHV用油入変
圧器にあっては、コイル端部等において、短時間ではあ
るが導体表面温度が約 140℃に達することが推定され、
このような条件下では、従来のクラフト絶縁紙あるいは
アミン変性クラフト絶縁紙は、分解ガスを発生するとと
もにコロナ放電を誘発し、絶縁耐力が低下するおそれが
あった。
【0005】また、耐熱性と誘電特性に優れた絶縁材料
として、ポリプロピレンのような耐熱性プラスチックを
前記コイルの絶縁材料として使用することも考えられる
が、これらのプラスチックは耐油性が十分ではなく、変
圧器用の鉱物油によって容易に膨潤するため、それだけ
でコイルの絶縁層を構成することができなかった。
【0006】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、油の含浸性が良好で耐熱性および耐油性
に優れ、しかも誘電率の低い絶縁層を有する油入変圧器
用の絶縁電線を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第1発明の油入変圧器
用絶縁電線は、導体外周に、クラフト絶縁紙テープとこ
のテープより厚さが薄い耐熱性低誘電率プラスチックか
らなるテープとを、幅方向端部を突き合わせ並列して交
互に巻付けてなる層を、前記絶縁紙テープおよびプラス
チックテープが上下に重ならないように複数層設けてな
ることを特徴とする。
【0008】また、本第2の発明の油入変圧器用絶縁電
線は、導体外周に、クラフト絶縁紙テープと耐熱性低誘
電率プラスチックからなり全面に多数の透孔を有する孔
明きテープとを、それぞれ複数枚交互に巻回してなるこ
とを特徴とする。
【0009】さらに、本第3の発明の油入変圧器用絶縁
電線は、導体外周に、クラフトパルプと耐熱性低誘電率
プラスチック繊維との混抄紙テープを、複数枚巻回して
なることを特徴とする。
【0010】またさらに、本第4の発明の油入変圧器用
絶縁電線は、導体外周に、クラフト絶縁紙と耐熱性低誘
電率プラスチック繊維シートとを積層してなるラミネー
トテープを、複数枚巻回してなることを特徴とする。
【0011】これらの発明において、導体としては、平
角銅導体、平角アルミ導体等が使用される。
【0012】また、第1の発明の油入変圧器用絶縁電線
においては、クラフト絶縁紙テープと耐熱性低誘電率プ
ラスチックテープとの突き合わせ交互巻き層の最外側
に、クラフト絶縁紙テープを重ね巻きしてなる層を設け
ることが望ましい。
【0013】さらに、第1乃至第3の発明の油入変圧器
用絶縁電線において、耐熱性低誘電率プラスチックとし
ては、誘電率が 3以下と低くかつ連続使用温度が 140℃
以上と耐熱性に優れたプラスチックを使用する。このよ
うなプラスチックとしては、ポリプロピレン(PP)、4-ポ
リメチルペンテン-1、ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体( FEP)、テトラフルオロエチレン−エチレン
共重合体( FEE)等があるが、特に4-ポリメチルペンテン
-1のようなポリメチルペンテンの使用が好ましい。ポリ
メチルペンテンの市販品としては、例えば TPX(三井石
油化学工業株式会社の商品名)、ノーメックス(米国デ
ュポン社の商品名)、コーネックス(帝人株式会社の商
品名)等がある。
【0014】さらに第4の発明の油入変圧器用絶縁電線
において、クラフト絶縁紙とラミネートする耐熱性低誘
電率プラスチック繊維シートとしては、ポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)のようなフッ素樹脂の繊維からなる
シートを使用することが望ましい。この繊維シートは、
連続使用温度が 260℃と極めて高くかつ誘電率が1.10と
非常に低い誘電率を有するので、クラフト絶縁紙と積層
一体化することにより、耐熱性と誘電特性に極めて優れ
かつ十分な引張り強度を有するラミネートテープが得ら
れる。
【0015】
【作用】本発明の絶縁電線は、油の含浸性が良く耐油性
が良好であるうえに、耐熱性が高くかつ誘電特性に優れ
た絶縁層を有しており、UHV用油入変圧器のコイルと
して好適している。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0017】図1は、本発明の油入変圧器用絶縁電線の
一実施例を示す横断面図であり、図2はその要部を拡大
して示す縦断面図である。また、図3乃至図5は、それ
ぞれ本発明の別の実施例を示す斜視図乃至横断面図であ
る。
【0018】図1および図2において、符号1は平角銅
線のような平角導体を示し、その外周に、クラフト絶縁
紙テープ2と、ポリメチルペンテンやポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)のような誘電率が 3以下と低くかつ連
続使用温度が 140℃以上と耐熱性に優れたプラスチック
からなるテープ3とが、並列して交互に突き合わせ巻き
されている。すなわち、耐熱性低誘電率プラスチックテ
ープ3は、クラフト絶縁紙テープ2より厚さが薄いうえ
に幅が狭く形成されており、このようなプラスチックテ
ープ3がクラフト絶縁紙テープ2と幅方向端部を突き合
わせ、並列して交互に巻付けられている。そして、この
ような突き合わせ巻回層4が、クラフト絶縁紙テープ2
および耐熱性低誘電率プラスチックテープ3が上下に重
ならないように2〜10数層設けられており、その上に
クラフト絶縁紙テープ2が端部を重ね合わせて1層だけ
巻回されている。図1中、符号5は、クラフト絶縁紙テ
ープの重ね巻き層を示す。
【0019】このように構成される実施例の絶縁電線に
おいては、クラフト絶縁紙テープ2とポリメチルペンテ
ンのような耐熱性低誘電率プラスチックテープ3とを並
列して交互に巻回することにより、絶縁層が形成されて
いるので、連続使用温度が 140℃を越える高い耐熱性を
有するうえに、クラフト絶縁紙のみで絶縁層を構成した
場合と同等の油含浸性と耐油性を有する。すなわち、油
により耐熱性低誘電率プラスチックテープ3が膨潤して
も、それをこのプラスチックテープ3の薄い分に相当す
る巻回層4間の空隙部6が吸収するため、全体の絶縁厚
は変化せず、絶縁層全体としては膨潤が見られない。ま
た、巻回層4間の空隙部6に油が浸透するため、油の含
浸性も損なわれない。さらに、クラフト絶縁紙のみで絶
縁層を構成した場合と比較して、同等またはそれ以上の
絶縁耐力を有するうえに絶縁層の誘電率(ε)の値が著
しく低減し、誘電特性が大幅に向上する。具体例で説明
すると、例えばε1 =6.7のクラフト絶縁紙(乾紙)とε
2 =2.1(乾燥状態)の TPXの2種類のテープを、 TPXテ
ープの厚さ、幅ともにクラフト絶縁紙テープの 0.7倍と
し、幅方向端部を突き合わせて交互に4層巻付けた後、
最外層にクラフト絶縁紙テープを1層重ね巻きした場
合、絶縁層全体のεは5.42(乾紙)となり、クラフト絶
縁紙のみで絶縁層を構成した場合のε 6.7と比べて大幅
に低くなる。
【0020】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
【0021】図3に示す実施例においては、平角導体1
の外周に、クラフト絶縁紙テープ2と、ポリメチルペン
テンやポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のよう
な耐熱性低誘電率プラスチックからなり、全面に多数の
透孔7を有する孔明きテープ8とが、それぞれ複数枚交
互に巻回されている。ここで、クラフト絶縁紙テープ2
としては、特に密度の低いクラフト紙からなるテープを
使用することが望ましい。また、クラフト絶縁紙テープ
2と前記した孔明きプラスチックテープ8の巻回は、幅
方向端部を突き合わせて巻いてもあるいは重ね合わせて
巻いてもどちらでも良い。さらに、最内層にはクラフト
絶縁紙テープ2を巻回することが望ましいが、最外層に
はクラフト絶縁紙テープ2または孔明きプラスチックテ
ープ8のどちらを巻回しても良い。
【0022】このような絶縁電線の具体的実施例を、次
に示す。すなわち、厚さ2.0mm、幅5.0mmの平角銅
導体上に、厚さ0.075mm、幅10.0mmの低密度ク
ラフト絶縁紙テープと孔明きTPXテープとを、クラフ
ト絶縁紙テープを最内層として交互に13枚、端部を約
1.0〜2.0mm重ね合わせて同一方向に巻回する。な
お、重ね合わせ部は、上下の各層において同一箇所に重
ならないように、幅方向に約1/3ずつずらして巻回す
る。こうして、厚さ4.04mm、幅7.04mmの平角絶
縁電線が得られる。
【0023】このように構成される実施例の絶縁電線に
おいては、クラフト絶縁紙テープ2と耐熱性低誘電率プ
ラスチックからなる孔明きテープ8とを交互に複数枚巻
回することにより、絶縁層が形成されており、油による
プラスチックテープ8の膨潤が、上層に巻回されたクラ
フト絶縁紙テープ2の圧縮により抑えられるうえに、膨
潤が透孔7部に吸収されるので、全体の絶縁厚がほとん
ど変化することがなく、耐油性が良好である。また、プ
ラスチックテープ8の透孔7に油が浸透するため、十分
な油含浸性を有している。さらに、誘電率が3以下と低
くかつ連続使用温度が140℃以上と耐熱性に優れたプ
ラスチックテープ8が使用されているので、絶縁層全体
として高い耐熱性と絶縁耐力とを兼ね備えている。
【0024】また、図4に示す実施例においては、平角
導体1の外周に、クラフトパルプとポリメチルペンテン
のような耐熱性低誘電率プラスチックの繊維とを混抄し
てなるテープが複数枚巻付けられ、混抄紙テープの巻回
層9が形成されている。
【0025】このように構成される実施例の絶縁電線に
おいては、クラフトパルプと耐熱性低誘電率プラスチッ
ク繊維との混抄紙テープの巻回により絶縁層が形成され
ているので、両方の絶縁材料の長所を兼備し、耐熱性、
耐油性および油含浸性が良好であるうえに誘電特性に優
れた絶縁層が得られる。すなわち、クラフト絶縁紙とポ
リメチルペンテン( TPX)とは、それぞれ以下に示す特
性を有しているので、 クラフト絶縁紙 TPX 耐熱性 90℃ 140℃ 耐油性 優れている 劣る(膨潤する) 誘電率 3.5〜 6 2.1 実施例の絶縁電線の絶縁層においては、連続使用温度 1
40℃以上と優れた耐熱性を有しているうえに、クラフト
絶縁紙と同等の耐油性および油含浸性を有し、かつ誘電
率が3〜3.5とクラフト絶縁紙よりもはるかに低くな
っている。
【0026】さらに図5に示す実施例においては、平角
導体1の外周に、図6に拡大して示すように、クラフト
絶縁紙2(アミン変性クラフト絶縁紙を含む)と、耐熱
性低誘電率プラスチック繊維からなるシート10とを一
体に積層してなるラミネートテープ11が複数枚巻付け
られ、ラミネートテープ巻回層12が形成されている。
ここで、耐熱性低誘電率プラスチック繊維シート10と
しては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のよ
うなフッ素樹脂の繊維からなるシートを使用することが
望ましい。
【0027】このように構成される実施例の絶縁電線に
おいては、クラフト絶縁紙2とフッ素繊維シート等との
ラミネートテープ11の巻回により絶縁層が形成されて
いるので、連続使用温度140℃を越える優れた耐熱性
を有しているうえに、クラフト絶縁紙のみで絶縁層を構
成した場合より誘電率(ε)がはるかに低くなり、誘電
特性が大幅に向上する。具体例で説明すると、例えばε
1 =6.7のクラフト絶縁紙(乾紙)と、ε2 =1.1
のフッ素繊維シート(乾紙)とを同厚(厚さ1:1)で
ラミネートしたテープにおいては、ε=1.9(乾紙)
と誘電率が極めて低くなり、クラフト絶縁紙のみの場合
に比べて絶縁層の誘電特性が大幅に向上する。また、こ
のラミネートテープ11は、横巻き工程に必要かつ十分
な引張り強度を有しており効率的に絶縁層を形成するこ
とができる。すなわち、フッ素繊維シートは、連続使用
温度が260℃と耐熱性が極めて高くかつ誘電率が1.10
と優れた誘電特性を有するが、引張り強度が0.38〜
0.47kg/15mmと非常に弱く、機械による巻回が不
可能である。しかし、このようにクラフト絶縁紙2とラ
ミネートすることにより、十分な引張り強度を有する絶
縁テープが得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の絶縁電線
は、油の含浸性と耐油性がそれぞれ良好であるうえに耐
熱性が高く、かつ誘電特性に優れた絶縁層を有している
ので、UHV用油入変圧器のコイルとして好適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油入変圧器用絶縁電線の一実施例を示
す横断面図。
【図2】同実施例の要部を示す拡大縦断面図。
【図3】本発明の別の実施例を示す斜視図。
【図4】本発明のさらに別の実施例を示す横断面図。
【図5】本発明のもう一つの実施例を示す横断面図。
【図6】同実施例で使用されるラミネートテープを示す
斜視図。
【符号の説明】
1………平角導体 2………クラフト絶縁紙テープ 3………耐熱性低誘電率プラスチックテープ 4………両テープの突き合わせ巻回層 5………クラフト絶縁紙テープの重ね巻き層 6………巻回層空隙部 7………透孔 8………孔明きプラスチックテープ 9………混抄紙テープの巻回層 10………耐熱性低誘電率プラスチック繊維シート 11………ラミネートテープ 12………ラミネートテープ巻回層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体外周に、クラフト絶縁紙テープとこ
    のテープより厚さが薄い耐熱性低誘電率プラスチックか
    らなるテープとを、幅方向端部を突き合わせ並列して交
    互に巻付けてなる層を、前記絶縁紙テープおよびプラス
    チックテープが上下に重ならないように複数層設けてな
    ることを特徴とする油入変圧器用絶縁電線。
  2. 【請求項2】 クラフト絶縁紙テープと耐熱性低誘電率
    プラスチックテープとの突き合わせ巻回層の最外側に、
    クラフト絶縁紙テープを重ね巻きしてなる請求項1記載
    の油入変圧器用絶縁電線。
  3. 【請求項3】 導体外周に、クラフト絶縁紙テープと耐
    熱性低誘電率プラスチックからなり全面に多数の透孔を
    有する孔明きテープとを、それぞれ複数枚交互に巻回し
    てなることを特徴とする油入変圧器用絶縁電線。
  4. 【請求項4】 クラフト絶縁紙が、低密度絶縁紙である
    請求項3記載の油入変圧器用絶縁電線。
  5. 【請求項5】 導体外周に、クラフトパルプと耐熱性低
    誘電率プラスチック繊維との混抄紙テープを、複数枚巻
    回してなることを特徴とする油入変圧器用絶縁電線。
  6. 【請求項6】 耐熱性低誘電率プラスチックが、ポリメ
    チルペンテンである請求項1乃至5のいずれか1項記載
    の油入変圧器用絶縁電線。
  7. 【請求項7】 導体外周に、クラフト絶縁紙と耐熱性低
    誘電率プラスチック繊維シートとを積層してなるラミネ
    ートテープを、複数枚巻回してなることを特徴とする油
    入変圧器用絶縁電線。
  8. 【請求項8】 耐熱性低誘電率プラスチック繊維シート
    が、フッ素繊維シートである請求項7記載の油入変圧器
    用絶縁電線。
JP6111527A 1994-05-25 1994-05-25 油入変圧器用絶縁電線 Withdrawn JPH07320546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6111527A JPH07320546A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 油入変圧器用絶縁電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6111527A JPH07320546A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 油入変圧器用絶縁電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07320546A true JPH07320546A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14563601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6111527A Withdrawn JPH07320546A (ja) 1994-05-25 1994-05-25 油入変圧器用絶縁電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07320546A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159500A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Japan Ae Power Systems Corp 絶縁油入り静止誘導電器用巻線の絶縁電線
JP2013175645A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 油入変圧器
CN109003707A (zh) * 2018-07-26 2018-12-14 江苏中容电气有限公司 一种多节阶梯换位导线
CN113506651A (zh) * 2021-08-09 2021-10-15 金杯电工电磁线有限公司 间断性自粘绕包线及其绕包方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159500A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Japan Ae Power Systems Corp 絶縁油入り静止誘導電器用巻線の絶縁電線
JP2013175645A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 油入変圧器
CN109003707A (zh) * 2018-07-26 2018-12-14 江苏中容电气有限公司 一种多节阶梯换位导线
CN113506651A (zh) * 2021-08-09 2021-10-15 金杯电工电磁线有限公司 间断性自粘绕包线及其绕包方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1297540B1 (en) Electrical apparatus with synthetic fiber and binder reinforced cellulose insulation paper
KR101321206B1 (ko) 절연 전력 케이블
JPH10100340A (ja) 優れた切断抵抗を有する多層ポリイミドフルオロポリマー絶縁材
US3194872A (en) Paper and polyolefin power cable insulation
US10186353B2 (en) Corona-resistant resin-compatible laminates
CA1178674A (en) Tape-wound insulation sheath or jacket for an electrical conductor and method of making same
US4095205A (en) Transformer with improved insulator
JPH07320546A (ja) 油入変圧器用絶縁電線
JPS6260801B2 (ja)
EP0001494A1 (en) Electric cables
JP4327546B2 (ja) 低抵抗コロナ防止テープまたはシートおよび回転電機の固定子コイル
WO1994000853A1 (en) Direct current oil-filled cable
JP2860009B2 (ja) 静止誘導電器
JP3272799B2 (ja) 静止誘導電器
JPH08124430A (ja) 高圧耐火ケーブル
JPH07335033A (ja) 油入変圧器用絶縁電線
JP2959789B2 (ja) 油入電器用絶縁物
JPH04206508A (ja) 油入誘導電器用リード線
EP1211696A1 (en) Insulated electrical conductor
SU1653005A1 (ru) Электрический провод
JP2001084848A (ja) 直流of電力ケーブル
US1223881A (en) Electrical insulation.
JPH10335159A (ja) 乾式変圧器巻線
JP2001196241A (ja) 油入電気機器用絶縁コイル
Fujita et al. Synthetic polymer papers suitable for use in EHV underground cable insulation

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731