JPH07320088A - 画像生成装置 - Google Patents

画像生成装置

Info

Publication number
JPH07320088A
JPH07320088A JP13144194A JP13144194A JPH07320088A JP H07320088 A JPH07320088 A JP H07320088A JP 13144194 A JP13144194 A JP 13144194A JP 13144194 A JP13144194 A JP 13144194A JP H07320088 A JPH07320088 A JP H07320088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional
geometric model
image
projection
curved surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13144194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hizuka
隆 肥塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP13144194A priority Critical patent/JPH07320088A/ja
Publication of JPH07320088A publication Critical patent/JPH07320088A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元幾何学モデルに対して意図する歪みを
加えた画像や逆に歪みを補正した画像を生成するための
幾何学的画像変換を、従来よりも少ない計算コストで行
うことができるようにする。 【構成】 3次元幾何学モデル入力部101より物体形
状を表す3次元幾何学モデルを入力し、投影パラメータ
入力部102よりカメラの投影面等の投影パラメータを
入力する。また、3次元曲面入力部103より所望の3
次元曲面の式及びその特徴点の座標を入力する。そし
て、前記3次元幾何学モデルの各点を通る直線と前記3
次元曲面との交点を交点検出部104により求め、座標
データ置換部105により、元の3次元幾何学モデルの
座標値を各交点の座標値と置換する。さらに、投影変換
部106により、置換後の3次元座標値を前記投影面に
対して投影変換を行って対象物体の画像を生成するよう
にすることにより、従来のように計算量の多い2次元的
な幾何学的変換を行わなくても済むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像生成装置に関するも
のであり、特に、コンピュータグラフィックスに代表さ
れる計算機を利用した画像生成技術に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】計算機を利用した画像の生成技術には、
3次元コンピュータグラフィックスによる画像生成方法
が通常用いられる。この方法は、例えば、文献「Comput
er Graphics:Principles and Practice Second Editio
n」Foley,van Dam,Feiner,Hughes,ADDISON WESLEY(199
0)などに詳しく説明されている。
【0003】ここで、3次元コンピュータグラフィック
スによる画像生成の処理の流れの一例を図2に示す。先
ず、計算機内に仮想空間を定義し、この中に3次元座標
データの組で3次元幾何学モデルを表現してこれを当該
仮想空間内に配置する。前記3次元幾何学モデルは、実
空間における被写体や背景の物体に相当し、仮想空間内
の配置はカメラの位置とは独立な絶対的な座標系(ワー
ルド座標系と呼ぶ)で表現される。
【0004】次いで、カメラのワールド座標系における
位置と方向、即ち視点位置と視線方向が決まると、前記
3次元幾何学モデルは、視野変換処理201によってカ
メラの位置を原点とする座標系(視点座標系)に変換さ
れる。また、カメラの焦点距離及び画角、即ち投影中心
点及び視野角が決まると、前記3次元幾何学モデルは、
透視変換処理202によって透視座標系に変換される。
【0005】なお、視野変換処理201及び透視変換処
理202は、一般に行列とベクトルとの乗算によって行
われるので、2つの変換処理で用いられる変換行列を連
結して一つの処理としてまとめて扱うこともできる。
【0006】次に、以上のようにして透視座標系に変換
された3次元幾何学モデルを、画像を投影するための投
影面に投影する。このとき、投影面中の同一の画素に複
数の3次元幾何学モデルの点が投影されることがある。
このような場合には、隠面消去処理203によって、投
影面中のその画素の方向に見えるすべての3次元幾何学
モデルまでの奥行き(距離)をそれぞれ算出する。そし
て、こうして算出した距離を比較して、最もカメラに近
い奥行きをもつ3次元幾何学モデルから得られる画像を
その画素における画像とする。
【0007】以上のようにして、仮想空間内に定義した
3次元幾何学モデルを用いて、カメラから見た3次元幾
何学モデルどうしの前後関係を正しく保った仮想空間の
画像を生成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような3次元
コンピュータグラフィックスを利用した画像の生成方法
をそのまま用いると、3次元幾何学モデルの直線状の稜
線は、投影面に投影された画像においても直線で表され
ることになる。また、円弧状の稜線は、投影面に投影さ
れた画像において円弧または楕円弧で表されることにな
る。一方、TVカメラを利用して実空間の画像を撮影す
ると、レンズの光学的な特性によっては、必ずしも前記
のように直線が直線に写されるとは限らない。
【0009】図3は、広角レンズを取り付けたTVカメ
ラで撮影した格子パターンの画像の一例を示す図であ
る。本来は、図3(a)に示すように、直線状で互いに
等間隔に直行するはずの格子パターン301が、TVカ
メラで撮影した画像で見ると、図3(b)に示すように
格子が歪曲して等間隔でなくなり、かつ直行していない
画像302のように見える。
【0010】従って、例えばTVカメラで撮影した実空
間の画像に3次元コンピュータグラフィックスで生成し
た仮想空間の画像を合成する場合には、TVカメラのレ
ンズの光学的な特性を3次元コンピュータグラフィック
スの画像に反映しておかないと、あたかも同一のカメラ
で撮影したかのような自然な合成画像を得ることはでき
ないという問題点がある。
【0011】このような問題を解決するために、一旦T
Vカメラで撮影した画像に歪み補正を行って画像の合成
を行う方法も考えられる。しかし、合成画像の用途によ
っては歪みを受けたままの画像を利用した方がより製作
者の意図を忠実に表現できる場合が多い。さらには、現
実にはあり得ないような歪みや変形を容易に画像に付加
する方法を持てば、映画やビデオ、あるいはゲームや模
擬体験システムにおける映像表現の可能性や自由度を飛
躍的に増大させることができる。従って、上記のような
合成方法は必ずしも適当であるとは言えない。
【0012】そこで、上記の問題点を解決するために、
一旦3次元コンピュータグラフィックスで生成した画像
に2次元的な幾何学変換を施す方法が用いられている。
この2次元的な幾何学変換の方法は、例えば、文献「Cl
ose-Range Camera Calibration」Duane C. Brown,PHOTO
GRAMMETRIC ENGINEERING,pp.855-866,1971、に詳しく述
べられているように、2次元画像平面内の点(x,y) に対
して以下の式(1) 〜式(2) に示す座標変換を施すことに
より、新たな2次元画像平面の点(x',y') を得て、元の
点(x,y) の画素の色及び輝度を新たな点(x',y') の画素
の色及び輝度としてそれぞれ用いるものである。
【0013】 x' = x + k1 × x(x2+y2) + O[(x,y)5] (1) y' = y + k1 × y(x2+y2) + O[(x,y)5] (2)
【0014】なお、式(1) 〜式(2) において、k1は未知
パラメータであり、O[(x,y)5] はLandauの記号でx,y に
ついての5次以上の項が無限小の位数であることを示
す。これらの未知パラメータk1並びにO[(x,y)5] は、T
Vカメラのレンズの種類毎に、例えば最小自乗法を用い
て事前に計算して求めておく。
【0015】しかしながら、このような方法では、2次
元画像平面上の全ての点に対して上記した式(1) 〜式
(2) の計算を行って幾何学変換後の座標を計算しなけれ
ばならないので、非常に大きな計算コストを必要とす
る。特に、2次元画像が高精細なフレームバッファの画
像データである場合や、高品位TVの規格に準じた画像
データである場合にはなおさら計算コストが高くなる。
従って、リアルタイム性や対話性が要求されるTV放送
やアニメーションの製作、あるいはゲームやシミュレー
タ向けの映像の製作には用いることができない。
【0016】また、上記のようにして2次元画像を変換
する代わりに、仮想空間内の3次元幾何学モデルを直接
変形させる方法も考えられるが、形状変形の操作が複雑
になるとともに、計算コストが高くなることから、やは
り有効な手段であるとは言えない。
【0017】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、従来方法よりも格段に少ない計
算コストによって、3次元コンピュータグラフィックス
を利用して幾何学的画像変換を行って特殊効果映像を生
成することができるようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画像生成装置
は、対象物体の3次元幾何学モデルを用いて画像を生成
するようにした画像生成装置であって、前記対象物体の
3次元幾何学モデルを用いて画像を生成する際に用いる
任意の3次元曲面のデータを入力する入力手段と、前記
入力手段より入力された3次元曲面の特性に応じた座標
置換の処理を前記対象物体の3次元幾何学モデルに施し
て新たな3次元幾何学モデルを生成する座標置換手段と
を設け、前記座標置換手段によって生成される新たな3
次元幾何学モデルを投影面に投影することにより、前記
対象物体の3次元幾何学モデルを用いて任意の画像を生
成するようにしたものである。
【0019】また、本発明の他の特徴とするところは、
対象物体の3次元幾何学モデルを入力する3次元幾何学
モデル入力手段と、前記3次元幾何学モデルを用いて画
像を生成する際に用いる投影面及び投影中心点のパラメ
ータを入力する投影パラメータ入力手段と、前記3次元
幾何学モデルを用いて画像を生成する際に用いる任意の
3次元曲面及び当該3次元曲面の特徴点のデータを入力
する3次元曲面入力手段と、前記3次元幾何学モデル入
力手段より入力された3次元幾何学モデルの各点を通る
直線と、前記3次元曲面入力手段より入力された3次元
曲面との交点を検出する交点検出手段と、前記3次元幾
何学モデル入力手段より入力された3次元幾何学モデル
の各点の3次元座標値を、前記交点検出手段により検出
された当該3次元幾何学モデルの各点に対応する交点の
3次元座標値の部分又は全体と置き換える座標データ置
換手段と、前記座標データ置換部で置き換えられた3次
元座標値で表される3次元幾何学モデルを、前記投影パ
ラメータ入力手段より入力された投影面に投影中心点を
中心として投影する投影手段とを備えている。
【0020】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、複雑な
計算を行わなくても3次元幾何学モデルを変形して任意
の画像を得ることが可能となるので、例えば、TVカメ
ラ等で撮影した実画像に対して、あたかも同一のカメラ
を用いて撮影したかのような仮想画像を計算機を用いて
簡便に生成することができるようになり、当該実画像と
当該仮想画像とを合成すれば極めて自然な合成画像が得
られる。
【0021】また、本発明を用いれば、広角レンズ等を
用いて撮影した歪曲の大きい実画像であっても、当該実
画像に対して幾何学変換を行うことによって歪曲を補正
し、例えば幾何学的な形状特徴量を用いて既知物体の3
次元幾何学モデルとの照合による物体の認識を行うこと
もできるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本実施例の画像生成装置の構成を示す
ブロック図である。図1において、3次元幾何学モデル
入力部101は、画像を生成する対象物体の3次元幾何
学モデルを入力するために用いる。
【0023】前記3次元幾何学モデルは、CADシステ
ムを利用して作成しても良いし、タブレットや3次元デ
ィジタイザ等の入力デバイスを利用して各物体の図面を
読み込んで作成しても良い。また、サーフェスモデルで
あれソリッドモデルであれ、どのような形式の3次元幾
何学モデルを用いても良い。
【0024】投影パラメータ入力部102は、前記対象
物体の3次元幾何学モデルを用いて画像を生成するため
に必要なカメラの視点、視線及び視野角、即ち投影面の
中心位置、投影面の縦横の大きさ及び投影面の法線ベク
トル、並びに投影中心点の位置の各パラメータを入力す
るために用いる。
【0025】3次元曲面入力部103は、カメラの光学
系の特性に応じた任意の3次元曲面の式及び当該3次元
曲面の特徴点の座標値を入力するために用いる。例え
ば、図3(b)の画像302に示したような広角レンズ
の特性を表現する場合には、3次元曲面として球面を用
い、当該3次元曲面の特徴点として球面の中心を用い
る。3次元曲面の表現方法には、直交座標系を用いても
良いし極座標系を用いても良い。
【0026】交点検出部104においては、前記3次元
幾何学モデル入力部101より入力した対象物体の3次
元幾何学モデルの各点を通る直線と、前記3次元曲面入
力部103で入力した3次元曲面との交点の3次元座標
値を求める。前記直線は、例えば、前記3次元幾何学モ
デルの各点と前記3次元曲面の特徴点とを結ぶ3次元空
間内の直線を用いる。
【0027】なお、前記3次元空間内の直線と前記3次
元曲面との交点は、前記3次元空間内の直線の方程式と
前記3次元曲面を表現する方程式とから成る連立方程式
を解くことによって求められる。
【0028】座標データ置換部105においては、前記
対象物体の3次元幾何学モデルの各点の3次元座標値
を、前記交点検出部104で検出した当該3次元幾何学
モデルの各点に対応する交点の3次元座標値の部分又は
全体と置き換える。例えば、前記対象物体の3次元幾何
学モデルの各点の3次元座標値のうち、前記投影面に平
行な方向の成分を、当該3次元幾何学モデルの点に対応
する前記検出した交点の当該投影面に平行な成分と置き
換える。
【0029】投影変換部106においては、前記座標デ
ータ置換部105で置き換えた対象物体の3次元幾何学
モデルの各点の3次元座標値と、前記投影パラメータ入
力部102で入力した投影面の中心位置座標、投影面の
縦横の大きさ及び投影面の法線ベクトル、並びに投影中
心点の位置座標とを用いて、投影面への投影変換を行
う。これにより、対象物体の画像を投影面上に生成する
ことができる。
【0030】また、この対象物体の画像をさらにグラフ
ィックディスプレイのスクリーン座標系に変換してフレ
ームバッファに転送すれば、グラフィックディスプレイ
上の画像として表示し観察することができる。
【0031】次に、上記した本実施例の画像生成装置に
おける各部の動作を、図4を用いて詳細に説明する。な
お、図4は、3次元曲面として球面421を用い、その
特徴点として当該球面の中心422を用いた場合の実施
例を示すものである。また、この説明と同時に、3次元
曲面として球面を用い、その特徴点として当該球面の中
心を用いて本実施例を適用して画像生成を行った場合
に、図3及び式(1) 〜式(2) に示した2次元的な幾何学
変換と等価な変換を受けた画像を生成できる理由を併せ
て詳細に説明する。
【0032】先ず、3次元幾何学モデル入力部101を
用いて、画像生成の対象とする物体の3次元幾何学モデ
ル402を入力する。この3次元幾何学モデル402
は、計算機内に定義された3次元幾何学モデルに固有の
3次元座標系(x,y,z) における対象物体の形状を表現す
る幾何学形状データ及び対象物体の色や材質や透明度を
表現する属性データ、並びに計算機内に定義された仮想
空間のワールド座標系(X,Y,Z) における配置データ、即
ち3次元位置座標と各座標軸回りの回転角度とから成
る。ここで、前記3次元幾何学モデル402に関して、
幾何学形状を三角形メッシュで表現するサーフェスモデ
ルを利用する場合のデータの内容の一例を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】以上は、仮想空間内に対象物体を配置する
場合について説明したが、その他にも、例えば壁や天井
・柱・通路等があっても、やはりそれらの幾何学形状デ
ータやワールド座標系における配置データを3次元幾何
学モデル入力部101から入力しておけば良い。
【0035】次いで、投影パラメータ入力部102を用
いて、ワールド座標系(X,Y,Z) における投影面411の
中心415の位置座標、縦横の大きさ414及び法線ベ
クトル412、並びに当該ワールド座標系における投影
中心点413の位置座標の各パラメータを入力する。
【0036】ここで、前記投影面411の中心415の
位置座標はカメラの撮像面の中心の位置座標に相当し、
前記投影面411の縦横の大きさ414はカメラの撮像
面の大きさに相当する。また、前記投影面411の法線
ベクトル412はカメラの視線ベクトルに相当し、前記
投影中心点413の位置座標はカメラの視点位置座標に
相当する。また、前記投影面411の中心415と前記
投影中心点413との間の幾何学的な距離はカメラのレ
ンズの焦点距離に相当し、当該投影中心点413から当
該投影面411を見込む角度は視野角に相当する。
【0037】次いで、3次元曲面入力部103を用い
て、3次元曲面421及び当該3次元曲面の特徴点42
2を入力する。次に示す式(3) は、この説明で用いる、
中心(sX,sY,sZ)・半径r の球面を表す式である。 (X-sX)2 + (Y-sY)2 + (Z-sZ)2 = r2 (3)
【0038】次に、前記対象物体の3次元幾何学モデル
402の各点403の座標値であるvecOi =(oXi , oY
i , oZi )(i=0 ,,, 最大点数-1) と、投影面411の法
線ベクトル412である vecN=(nX,nY,nZ) と、球面4
21の中心422の座標値である vecS=(sX,sY,sZ) と
が交点検出部104に入力される。そして、これらの各
データに基づいて、前記3次元幾何学モデル402の各
点403を通る直線と前記球面421との交点の3次元
座標値が求められる。なお、各データの前に付した vec
の文字は、それがベクトルであることを示している。
【0039】すなわち、3次元幾何学モデル402のあ
る点 vecO=(oX,oY,oZ) と球面421の中心422であ
る点 vecS=(sX,sY,sZ) とを結ぶ直線431をL0とする
と、その方程式は、
【0040】
【数1】
【0041】と表される。また、前記点 vecS=(sX,sY,
sZ) を中心とする球面421の半径rを、点 vecO=(oX,
oY,oZ) の3次元座標値に応じて、
【0042】
【数2】
【0043】のように与えると、当該球面421の方程
式は、 (X-sX)2 + (Y-sY)2 + (Z-sZ)2 = {nX(oX-sX) + nY(oY-sY) + nZ(oZ-sZ) }2 (6) と表される。従って、直線431と球面421との交点
404の座標値 vecC=(cX,cY,cZ) は、上記2つの式
(4) 及び式(6) を連立させて解くことにより、次のよう
に与えられる。
【0044】
【数3】
【0045】そして、このような点 vecC=(cX,cY,cZ)
を対象物体の3次元幾何学モデル402の各点403に
ついて求め、それらを交点検出部104から次段の座標
データ置換部105に出力する。
【0046】次に、座標データ置換部105の動作につ
いて説明する。座標データ置換部105は、例えば、前
記3次元幾何学モデル402の各点403の3次元座標
値のうち投影面411に平行な方向の成分を、前記交点
検出部104で検出した当該3次元幾何学モデル402
の点403に対応する交点404の3次元座標値の投影
面411に平行な方向の成分と置換する。
【0047】図4に示す例で、投影面411の法線ベク
トル412をZ軸と平行におけば、前記対象物体の3次
元幾何学モデル402における各点403のX、Y座標
値を前記交点検出部104で検出した交点404のX、
Y座標値にそれぞれ置き換えることに等しくなり、置き
換えた後の点405の座標値が得られる。そして、この
置換後の点405の座標値を、座標データ置換部105
の出力とする。すなわち、点405の座標値を vecO’
= (oX',oY',oZ') とすると、
【0048】
【数4】
【0049】のように表される。なお、投影面411の
法線ベクトル412がZ軸と平行でなくても、図2に示
した視野変換処理201において、対象物体の3次元幾
何学モデルはカメラを基準とする視野座標系に変換でき
る。この変換結果は、 vecOiに対する線形変換で表さ
れることから、視野座標系において前記と同様な座標値
の置換は vecO’と等価な式で表すことができる。
【0050】次に、投影変換部106は、前記座標デー
タ置換部105によって対象物体の3次元幾何学モデル
402の各点403が置換された点405の座標値 vec
O’と、投影面411の中心415の位置座標及び法線
ベクトル412、並びに投影中心点413の位置座標に
よって決まる投影変換行列との積算によって、投影面4
11に投影された当該3次元幾何学モデル402におけ
る各点403の投影406の2次元座標値P=( ps,
pt ) を求める。
【0051】ここで、s 、t は投影面411上での2次
元直交座標系を示している。例えば、投影面411の中
心415を vecR=( 0,0,Zp ) 、法線ベクトル412を
vecN=(nX,nY,nZ) 、投影中心点413を vecQ=Q(dX,
dY,dZ)とすると、当該投影面411に対する投影変換行
列 Mgeneral は、同次座標系を用いて次の式(13)ように
表される。
【0052】
【数5】
【0053】これにより、投影変換部106の出力であ
る投影406の座標値P=( ps, pt) は、同次座標系を
用いて次の式(14)のように求められる。なお、式(14)に
おいて、()T はベクトルの転置を表し、w は同次座標系
における重み係数を表す。 ( wps , wpt ,w )T = Mgeneral ・ (oX',oY',oZ',1)T (14)
【0054】これが、本実施例の一連の処理によって得
られる対象物体の3次元幾何学モデル402の各点40
3に対する投影面411上の投影406である。この
後、図2に示したような隠面消去処理203やグラフィ
ックディスプレイのスクリーン座標系への座標変換処理
を行い、画像をフレームバッファに転送すれば、グラフ
ィックディスプレイ上に3次元幾何学モデル402の投
影406を画像として表示し観察することができる。
【0055】さて、ここで、上述のようにして得られる
投影406が、図3(b)及び式(1) 〜式(2) で示され
るような幾何学的変換を受けたものと等価であること
を、図5を参照しながら詳細に説明する。図5に示すよ
うに、以下では説明を簡略化するために、投影面511
は、Z軸に垂直であり、ワールド座標系の原点501か
らZ軸上に距離fの位置におくものとする。また、投影
面511の法線ベクトル512は、Z軸の正の方向を向
く単位ベクトルとし、投影中心点513は、3次元ワー
ルド座標系の原点501におくものとする。
【0056】このようにすると、oX',oY' の関係式にお
いて vecN=(0,0,1)を代入することと等しくなる。ま
た、投影変換は、3次元幾何学モデル上の点503と投
影中心点513との間のZ軸方向の距離oZを、投影面5
11と投影中心点513との間のZ軸方向の距離fで比
例配分することに等しくなる。従って、最終的には次の
式(15)〜式(16)で投影506の座標値P=( ps, pt ) を
表すことができる。
【0057】
【数6】
【0058】ここで、3次元幾何学モデル上の点503
の投影面511への投影を本実施例を適用して得る場合
と、本実施例を適用せずに得る場合、即ち通常の投影変
換のみを用いて得る場合とで比較する。
【0059】なお、前者の投影506の座標をP=( ps,
pt ) で表し、後者の投影507の座標をP’=( ps ',
pt ' ) で表す。さらに、説明を簡明にするため、3次
元幾何学モデル上の点503は、そのX座標値が0、即
ちY−Z平面内に存在するものとし、球面521の中心
522はZ軸上に存在するものとする。
【0060】本実施例を適用した場合の3次元幾何学モ
デルの点503の投影506の座標値は、既に説明した
式(15)〜式(16)において、 oX=0,sX=0,sY=0 を代入すれば求められる。また、本実施例を適用しない
場合の投影507の座標値は、式(13)〜式(14)と同様な
比例配分の関係のみから求められる。従って、投影50
6及び投影507のs座標 ps はともに0であるから、
t座標 pt のみを比較すると、次の式(17)〜式(18)のよ
うになる。
【0061】
【数7】
【0062】投影506と投影507とのt座標方向の
差508をΔ pt で表すと、次の式(19)で示されるΔ p
t の値は、本実施例を適用することによって対象物体の
3次元幾何学モデルの各点の投影に加えられる歪みの量
を示す。
【0063】
【数8】
【0064】ところで、画像を生成する場合には、対象
物体の3次元幾何学モデルにおける各点の中で視野内に
含まれているもののみを考慮すれば良いので、一般に、 |oY/(oZ-sZ)|<1 の関係が成立する。そこで、上式(19)に対して式(20)に
示す冪級数展開の公式を適用すると次の式(21)が得られ
る。
【0065】
【数9】
【0066】上式は、式(2) においてY を左辺に移項
し、かつ、X=0,Y=oY,k1=1/2(oZ-sZ)2とおいたものに等
しく、また、oYの5次以上の項については、その係数値
が無限小に漸近する項として現れる形の式である。即
ち、式(21)は式(2) と等価な性質を表すものである。こ
のことによって、本実施例を適用すれば、式(2) で表さ
れる2次元的な幾何学変換と等価な効果を得ることがで
きることが示された。
【0067】もちろん、3次元幾何学モデルの点503
及び球面521が一般的な位置に存在する場合も上記と
全く同様にして座標変換の計算を行うことができる。そ
の結果を、途中の計算の過程は省略するが次に示す。
【0068】
【数10】
【0069】さらに、図5における投影面511及び法
線ベクトル512を基準のカメラ座標系と設定し、ま
た、球面の中心522を基準の球面の中心と設定すれ
ば、投影面の中心や法線ベクトルが一般的な位置をとる
場合でも、図2に示した視野変換処理201を行うこと
によって、基準とするカメラ座標系に3次元幾何学モデ
ルを常に変換することができる。また、この視野変換処
理201に従って球面の中心の位置座標変換を行うこと
によって、球面の中心をカメラ座標系に対して基準の位
置に常に設定することができる。
【0070】ここで、本実施例を適用して投影を得るた
めに式(15)〜式(16)を計算する場合と、従来技術である
2次元的な幾何学変換を画像に施して投影を得るために
式(1) 〜式(2) を計算する場合との計算量の比較を行
う。
【0071】先ず、本実施例を適用した式(15)〜式(16)
における計算量の評価を行う。式(15)〜式(16)中におけ
る平方根を示す根号の中の加算1回及び平方根による除
算1回は、乗算1回及び減算1回に等しいので、3次元
幾何学モデル上の1点に対する計算量は、投影1点当た
り加減算8回・乗算4回・除算1回の計算量が必要であ
る。また、全体としての計算量は、前記投影1点当たり
の計算量に対して、高々3次元幾何学モデルの全ての点
の数の分に正比例した計算量となる。
【0072】一方、従来の2次元的な幾何学変換を用い
た場合、実用的に十分な精度を得るためには、式(1) 〜
式(2) のそれぞれにおいて最低7次の項まで採用する必
要がある。従って、この場合には、投影面の画像1点当
たり加減算2回・乗算15回の計算量が必要である。ま
た、全体としての計算量は、前記画像1点当たりの計算
量に対して、画像の点の数の分に正比例した計算量とな
る。
【0073】ところで、計算機を用いて数値計算を行う
場合、乗算は加算の繰り返しを被乗算数の分だけ実行す
ることと等価であるから、乗算1回に対して1回以上の
加算を必ず実行しなければならない。このため、乗算回
数が多いほど一般に加算の計算量は指数関数的に増大す
る。除算に関しても同様である。上記評価したように、
本実施例を適用すれば、従来法よりも単位データ当たり
の乗除算の回数を1桁少なくすることができるので、単
位データ当たりの計算量を大幅に削減することができ
る。
【0074】また、本実施例を適用すれば、データ量、
即ち対象物体の解像度・複雑度に相当する3次元幾何学
モデルの点の数に正比例して計算量が増えるだけであ
る。一方、従来法では、データ量、即ち画像の解像度の
自乗に正比例して計算量が増大する。従って、本実施例
を適用すれば、全体的な計算コストを従来法よりも格段
に少なく抑えることができ、かつ従来法と同等の幾何学
変換の効果をもった画像生成を行うことができる。
【0075】さらに、本実施例には次のような利点があ
る。すなわち、球面の中心 vecSの位置を変化させるこ
とによって、画像の変形の度合を柔軟に制御することが
できる。例えば、球面の中心位置を図5に示す位置52
2よりもX−Y平面に水平に移動させれば、非対称に歪
みを受けた画像を生成することに利用できる。
【0076】また、上述したように、全体としての計算
量を少なくすることができるため、画像生成の計算を高
速に行うことができ、上記のような球面の中心位置の変
化を対話的な速度で実行することができる。従って、本
実施例をアニメーションの製作システムに応用すれば、
即時に特殊効果映像の製作や特殊効果の確認・評価に役
立てることができる。
【0077】なお、以上の実施例においては、3次元曲
面として球面を用い、特徴点として球面の中心を用いる
場合を説明してきたが、もちろん他の3次元曲面及び特
徴点を用いれば、種々の効果を画像に加えることができ
る。
【0078】図6は、球面以外の3次元曲面及び球面の
中心以外の特徴点と、これらの3次元曲面及び特徴点を
用いた場合に生成される格子の画像との例を示す。例え
ば、図6(a)に示すように、3次元曲面として楕円面
601を用い、特徴点として楕円の中心602を用い
る。そして、当該楕円面及び特徴点と投影面及び投影中
心点との位置関係を図5の場合に準じて設定すれば、当
該楕円面の主軸方向に伸縮を与えた図6(a)に示すよ
うな画像603を得ることができる。
【0079】また、図6(b)に示すように、3次元曲
面として円筒面604を用い、特徴点として当該円筒面
604の軸上の1点605を用いる。そして、当該楕円
面及び特徴点と投影面及び投影中心点との位置関係を図
5の場合に準じて設定すれば、図6(b)に示すように
円筒面の軸に対応する画像の中央から離れるに従って縮
んだ画像606を得ることができる。
【0080】以上のように、本実施例によれば、コンピ
ュータグラフィックスに代表される計算機を利用した画
像の生成技術において、少ない計算コストで幾何学的変
換を画像に施して画像を歪ませたり変形させたりするこ
とによって、特殊効果映像を簡便に生成することができ
る。従って、本実施例の画像生成装置は、ビデオ・ゲー
ムや映画等の製作を低コストで行うのに非常に有効であ
る。
【0081】また、本実施例の画像生成装置では、実物
のカメラのレンズ等の光学系における幾何光学的な特性
を忠実に表現した歪曲のある画像を、計算機を利用して
所定の幾何学的変換を施すことによって生成することが
できる。従って、TVカメラで撮影した実空間の画像と
計算機を利用して生成した仮想空間の画像とを合成する
画像合成装置に本実施例の画像生成装置を接続して用い
れば、あたかも同一の特性を持つカメラで撮影したかの
ような自然でリアルな合成画像を容易に作成することが
でき、ビデオや映画の特殊効果映像を製作することに利
用することも可能である。
【0082】さらに、本実施例の画像生成装置では、実
物のカメラ特性を忠実に表現できる幾何学的変換を実行
することが可能であることから、逆に光学系に起因する
幾何学歪みを補正する装置に本実施例の画像生成装置を
搭載して、画像を利用した長さや面積の計測や物体の認
識を高精度に行うことにも用いることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像の2次元的な幾何学的変換と同等な効果を、3次元コ
ンピュータグラフィックスを用いてより少ない計算コス
トで実現することができ、意図した歪みを加えた画像
や、逆に歪みを補正した画像を簡便に生成することがで
きる。また、本発明を適用すれば、TVカメラ等で撮影
した実画像と計算機を用いて生成した仮想画像とを正確
な奥行き関係を保ちながら合成することができ、ロボッ
トシミュレータや模擬体験システム向けの効果的な画像
表示システムを構成することができる。さらに、本発明
は動画像を生成することにも適しているので、実写画像
を採り入れた高品質なビデオゲームやコマーシャル用の
映像などの製作を試行錯誤することなく行うことがで
き、製作コストの削減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像生成装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】3次元コンピュータグラフィックスによる画像
生成の処理の流れの一例を説明するための図である。
【図3】広角レンズを取り付けたTVカメラで撮影した
格子パターンの画像の一例を示す図である。
【図4】本実施例の画像生成装置における動作を説明す
るための説明図である。
【図5】本実施例で得られる投影の性質を説明するため
の説明図である。
【図6】本実施例において、3次元曲面として楕円面ま
たは円筒面を利用した場合に生成される格子パターンの
画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 3次元幾何学モデル入力部 102 投影パラメータ入力部 103 3次元曲面入力部 104 交点検出部 105 座標データ置換部 106 投影変換部 201 視野変換処理 202 透視変換処理 203 隠面消去処理 401 ワールド座標系の原点 402 対象物体の3次元幾何学モデル 403 3次元幾何学モデルを構成する点 404 球面と直線との交点 405 3次元幾何学モデルの点を置換した後の点 406 置換後の点の投影面への投影 411 投影面 412 投影面の法線ベクトル 413 投影中心点 414 投影面の縦横の大きさ 415 投影面の中心 421 球面 422 球面の中心 431 3次元幾何学モデルを構成する点と球面の中心
とを結ぶ直線 501 ワールド座標系の原点 503 3次元幾何学モデルの点 504 球面と直線との交点 505 3次元幾何学モデルの点を置換した後の点 506 置換後の点の投影面上への投影 507 3次元幾何学モデルの点の投影面上への投影 508 本実施例による投影と従来法による投影との差 511 投影面 512 投影面の法線ベクトル 513 投影中心点 521 球面 522 球面の中心 531 3次元幾何学モデルを構成する点と球面の中心
とを結ぶ直線 601 3次元空間における楕円面 602 楕円面の中心 603 格子面の3次元幾何学モデルに対して、3次元
曲面として楕円面を用い、特徴点として楕円面の中心を
用いた場合に生成される画像 604 3次元空間における円筒面 605 円筒面の軸上の点 606 格子面の3次元幾何学モデルに対して、3次元
曲面として円筒面を用い、特徴点として円筒面の軸上の
点を用いた場合に生成される画像

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物体の3次元幾何学モデルを用いて
    画像を生成するようにした画像生成装置であって、 前記対象物体の3次元幾何学モデルを用いて画像を生成
    する際に用いる任意の3次元曲面のデータを入力する入
    力手段と、 前記入力手段より入力された3次元曲面の特性に応じた
    座標置換の処理を前記対象物体の3次元幾何学モデルに
    施して新たな3次元幾何学モデルを生成する座標置換手
    段とを設け、 前記座標置換手段によって生成される新たな3次元幾何
    学モデルを投影面に投影することにより、前記対象物体
    の3次元幾何学モデルを用いて任意の画像を生成するよ
    うにしたことを特徴とする画像生成装置。
  2. 【請求項2】 対象物体の3次元幾何学モデルを入力す
    る3次元幾何学モデル入力手段と、 前記3次元幾何学モデルを用いて画像を生成する際に用
    いる投影面及び投影中心点のパラメータを入力する投影
    パラメータ入力手段と、 前記3次元幾何学モデルを用いて画像を生成する際に用
    いる任意の3次元曲面及び当該3次元曲面の特徴点のデ
    ータを入力する3次元曲面入力手段と、 前記3次元幾何学モデル入力手段より入力された3次元
    幾何学モデルの各点を通る直線と、前記3次元曲面入力
    手段より入力された3次元曲面との交点を検出する交点
    検出手段と、 前記3次元幾何学モデル入力手段より入力された3次元
    幾何学モデルの各点の3次元座標値を、前記交点検出手
    段により検出された当該3次元幾何学モデルの各点に対
    応する交点の3次元座標値の部分又は全体と置き換える
    座標データ置換手段と、 前記座標データ置換部で置き換えられた3次元座標値で
    表される3次元幾何学モデルを、前記投影パラメータ入
    力手段より入力された投影面に投影中心点を中心として
    投影する投影手段とを備えたことを特徴とする画像生成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像生成装置におい
    て、 前記3次元曲面入力手段は、3次元曲面及び当該3次元
    曲面の特徴点として、球面及びその中心、楕円面及びそ
    の中心、または円筒面及びその軸上の点のデータを入力
    する手段を含むことを特徴とする画像生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像生成装置におい
    て、 前記交点検出手段は、前記3次元幾何学モデル入力手段
    より入力された3次元幾何学モデルの各点と前記3次元
    曲面入力手段より入力された3次元曲面の特徴点とを結
    ぶ直線と、前記3次元曲面入力手段より入力された3次
    元曲面との交点を検出する手段を含むことを特徴とする
    画像生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の画像生成装置におい
    て、 前記座標データ置換手段は、前記3次元幾何学モデル入
    力手段より入力された3次元幾何学モデルの3次元座標
    値のうち前記投影パラメータ入力手段より入力された投
    影面に対して平行な成分を、前記交点検出手段により検
    出された当該3次元幾何学モデルの各点に対応する交点
    の3次元座標値のうち前記投影面に対して平行な成分と
    置き換える手段を含むことを特徴とする画像生成装置。
JP13144194A 1994-05-20 1994-05-20 画像生成装置 Withdrawn JPH07320088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13144194A JPH07320088A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 画像生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13144194A JPH07320088A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 画像生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07320088A true JPH07320088A (ja) 1995-12-08

Family

ID=15058039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13144194A Withdrawn JPH07320088A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 画像生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07320088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006062325A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-15 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus for correcting image distortion of stereo-camera and method thereof
KR100719348B1 (ko) * 2005-12-09 2007-05-17 한양대학교 산학협력단 동적 곡면에 증강현실영상 투영을 위한 기하보정 시스템 및 그 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006062325A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-15 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus for correcting image distortion of stereo-camera and method thereof
KR100719348B1 (ko) * 2005-12-09 2007-05-17 한양대학교 산학협력단 동적 곡면에 증강현실영상 투영을 위한 기하보정 시스템 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3057066B1 (en) Generation of three-dimensional imagery from a two-dimensional image using a depth map
EP0221704B1 (en) Video signal processing
US5325472A (en) Image displaying system for interactively changing the positions of a view vector and a viewpoint in a 3-dimensional space
US5577175A (en) 3-dimensional animation generating apparatus and a method for generating a 3-dimensional animation
US20090079728A1 (en) Apparatus, method, and computer program product for generating multiview data
JPS63502464A (ja) 実時間像発生システムに於ける包括的な歪み補正
JP3391405B2 (ja) カメラ映像内の物体同定方法
GB2256567A (en) Modelling system for imaging three-dimensional models
JPH05143709A (ja) ビデオ効果装置
JP2008015756A (ja) 局所領域分割による自由視点画像の生成方法、装置およびプログラム
JP2010129063A (ja) 運転模擬装置、広角カメラ映像模擬装置および画像変形合成装置
CN111062869B (zh) 一种面向曲面幕的多通道校正拼接的方法
CN113643414A (zh) 一种三维图像生成方法、装置、电子设备及存储介质
JPH11504452A (ja) 2次元投影図に基づいて3次元の対象物を再現し、取り扱うための装置と方法
EP0986906B1 (en) A method and device for generating display frames from a sequence of source frames through synthesizing one or more intermediate frames exclusively from an immediately preceding source frame
CN102110300A (zh) 模拟镜头畸变的三维模型投影方法及装置
US6567085B1 (en) Display techniques for three-dimensional virtual reality
JPH07320088A (ja) 画像生成装置
CN102110298B (zh) 虚拟演播室系统中的三维模型投影方法及装置
CN114332356A (zh) 一种虚实画面结合方法和装置
KR20030022110A (ko) 영상 생성 기능을 갖는 시뮬레이션 장치 및 영상 생성단계를 갖는 시뮬레이션 방법
JP3309841B2 (ja) 合成動画像生成装置および合成動画像生成方法
JPH11265440A (ja) 任意光源位置の画像合成方法および表示装置
CN113662663A (zh) 一种ar全息手术导航系统坐标系转换方法、装置及系统
CN102110299A (zh) 在三维模型中应用畸变的投影方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010731