JPH07319750A - 分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法 - Google Patents

分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法

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JPH07319750A
JPH07319750A JP6110741A JP11074194A JPH07319750A JP H07319750 A JPH07319750 A JP H07319750A JP 6110741 A JP6110741 A JP 6110741A JP 11074194 A JP11074194 A JP 11074194A JP H07319750 A JPH07319750 A JP H07319750A
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JP
Japan
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file
block
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Application number
JP6110741A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Nakano
裕彦 中野
Seiichi Domyo
誠一 道明
Sawaki Kuroda
澤希 黒田
Tadashi Shoji
直史 庄司
Atsushi Kobayashi
敦 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシュの最新性を効率的に保証できる分散
ファイルシステムのキャッシュ管理方法を提供する。 【構成】クライアントは、ブロック単位にファイルをキ
ャッシングし(404)、キャッシングしたブロックの状
態を第一の状態とする(416)。他のクライアントに
よってファイルが更新された場合、更新されたファイル
に属するブロックの状態を第二の状態に変更する(40
6)。第二の状態にあるブロックをアクセスする(41
8)際には、ファイルサーバにそのブロックの最新性を
問い合わせ(408)、最新でない場合は、そのブロッ
クを再キャッシング(41)する。 【効果】第一の状態にあるブロックの最新性は常に保証
されるので、アクセスする前にブロックの最新性をファ
イルサーバに問い合わせる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルサーバが保管
するファイルをクライアントにキャッシングする分散フ
ァイルシステムにおけるキャッシュ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの分散ファイルシステムでは、ファ
イルサーバが保管するファイルをクライアントにキャッ
シングすることでファイルアクセスを高速化している。
クライアントは、アクセスするファイルを予め主記憶や
ディスク装置にキャッシングしておき、キャッシュに存
在するファイルのコピーにアクセスすることで、ファイ
ルアクセスを高速化する。しかし、ファイルをキャッシ
ングした後に、他のクライアントがファイルを更新する
と、キャッシュの内容が古くなる。従って、このような
状況に備えて、キャッシュの最新性を保証する機能が必
要である。
【0003】本発明に近い従来技術として、アンドリュ
ー(Andrew)分散ファイルシステムがある。Andrewで
は、ユーザやアプリケーションプログラム(AP)がフ
ァイルアクセスを要求すると、クライアントは、アクセ
スするファイル全体をローカルディスクにキャッシング
し、キャッシュに存在するファイルのコピーにアクセス
する。アクセス終了後も、ファイルのコピーをローカル
ディスクに残すことで、2回目以降のアクセスを高速化
する。
【0004】ファイルサーバは、各ファイルに対して、
そのファイルをキャッシングしているクライアントの集
合を記録している。ファイルが更新された場合、ファイ
ルサーバは、そのファイルをキャッシングしている各ク
ライアントにキャッシュの無効化を通知する。通知を受
けたクライアントは、キャッシュを無効化し、次にアク
セスする際に最新のファイルを再キャッシングする。
【0005】キャッシュの最新性は常に保証されるの
で、クライアントは、キャッシュにアクセスする前にキ
ャッシュの最新性をファイルサーバに問い合わせる必要
がない。従って、Andrewのキャッシュ管理方法は、ファ
イルアクセスの応答性向上や、ネットワークやファイル
サーバの負荷軽減に有効である。
【0006】本発明に近いもう一つの従来技術として、
デコラム(DEcorum)分散ファイルシステムがある。DEco
rum では、クライアントは、ファイルを固定長ブロック
単位に分割してキャッシングする。ファイルサーバは、
クライアントがキャッシングしているブロックを記録し
ており、ファイルが更新された場合、更新された範囲の
ブロックの無効化をクライアントに通知する。
【0007】Andrewについては、ジェイ エイチ ハワ
ード エトアル“スケール アンドパーフォーマンス
インナ ディストリビューテッド ファイル システ
ム”(J.H.Howard et al.,“Scale and Performance in
a Distributed File System", ACM Transactions on Co
mputer Systems Vol.6, NO.1, pp.55−81(1988))に記載
されている。DEcorum については、エム エル カザー
エトアル“デコラムファイル システム アーキテク
チュアル オーバービュー”(M.L.Kazar etal.,“DEco
rum File System Architectural Overview”.USENIX
ConferenceProceedings, pp.151−164 (1990 Summer)に
記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】Andrewでは、ファイル
全体をキャッシングするので、クライアントのキャッシ
ュサイズより大きなファイルはキャッシングできない。
また、ファイルの一部分だけが更新された場合でも、フ
ァイル全体を無効化するので、クライアントは、次にア
クセスする際に、更新された部分だけでなくファイル全
体を再キャッシングする必要がある。
【0009】DEcorum では、ファイルを固定長ブロック
単位に分割してキャッシングできる。しかし、ファイル
サーバは、クライアントのキャッシング状態を、ファイ
ル単位ではなくブロック単位に記録する必要がある。こ
の結果、ファイルのブロック数や、クライアントの個数
が多くなると、ファイルサーバが記録すべき情報量が大
きくなる。
【0010】本発明の目的は、ファイルの一部分だけを
キャッシングでき、キャッシュの最新性を効率的に保証
できる分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファイ
ルサーバは、一つのファイルを複数のブロックに分割
し、クライアントは、ブロック単位にファイルをキャッ
シングする。
【0012】クライアントは、キャッシングしている各
ブロックの状態を、ブロックが最新であることを表す第
一の状態と、ブロックの最新性が疑わしいことを表す第
二の状態とに分類する。ファイルサーバは、各ファイル
Fに対して、ファイルFに属するブロックをキャッシン
グしており、かつキャッシングしているブロックのうち
少なくとも一つは第一の状態であるクライアントの集合
CL(F)を記録している。
【0013】クライアントは、アクセスするブロックが
キャッシュに存在しない場合は、ファイルサーバからそ
のブロックをキャッシングし、ブロックの状態を第一の
状態とする。アクセスするブロックがキャッシュに存在
するが、ブロックの状態が第二の状態である場合は、フ
ァイルサーバに対してブロックの最新性を問い合わせ、
最新であることが判明した時は、ブロックの状態を第一
の状態に変更し、最新でないことが判明した場合は、ブ
ロックを再キャッシングし、再キャッシングしたブロッ
クの状態を第一の状態とする。
【0014】あるクライアントがファイルFを更新した
時に、ファイルサーバは、前記クライアント集合CL
(F)に含まれる各クライアントに対して、ファイルF
が更新されたことを通知する。通知を受けたクライアン
トは、ファイルFに属するブロックの状態を第二の状態
に変更する。
【0015】
【作用】クライアント1は、ファイルFに属するブロッ
クをキャッシングする時に、キャッシングしたブロック
の状態を第一の状態とする。ファイルサーバが記録する
クライアント集合CL(F)は、クライアント1を含む
ので、ファイルFが更新された時に、クライアント1
は、ファイルFに属するブロックの状態を第二の状態に
変更することができる。これにより、第一の状態にある
ブロックの最新性は常に保証されるので、クライアント
1は、キャッシュに存在する第一の状態にあるブロック
にアクセスする前に、その最新性をファイルサーバに問
い合わせる必要がない。
【0016】クライアント1は、ファイルFが更新され
た時に、キャッシュに存在するファイルFに属するブロ
ックを第二の状態に変更する。そして、次にアクセスす
る際に、ブロックの最新性をファイルサーバに問い合わ
せる。これにより、ファイルFが更新された時に、ファ
イルF全体を無効化する必要がない。更新されたブロッ
クだけを再キャッシングすることができる。
【0017】ファイルサーバは、各ファイルFに対し
て、クライアント集合CL(F)を記録する。従って、
ファイルサーバが記録すべき情報量は、Andrewと同等で
あり、クライアントのキャッシング状態をブロック単位
に記録するDEcorum に比べて少量である。
【0018】この三つの効果により、ファイルの一部分
だけをキャッシングでき、キャッシュの最新性を効率的
に保証できる分散ファイルシステムのキャッシュ管理方
法を提供できる。
【0019】
【実施例】図2は、本発明を実施した分散ファイルシス
テムのブロック図を示している。ネットワーク300
に、ファイルサーバ200と、n台のクライアント10
0が接続している。例えば、ファイルサーバ200には
高性能ワークステーションを、クライアント100には
パーソナルコンピュータを利用する。
【0020】ファイルサーバ200は、ファイルA,B
をはじめとする多数のファイルをディスク装置250に
保管する。ファイルサーバ200は、ファイルを固定長
(例えば、100KB)のブロックに分割する。各ブロ
ックに対してバージョン番号を付加し、ブロックを更新
する度に、そのブロックのバージョン番号をインクリメ
ントする。
【0021】クライアント100は、ブロック単位にフ
ァイルをキャッシングし、ディスク装置150に保管す
る。そして、キャッシングした各ブロックに対して、キ
ャッシングした時点のバージョン番号とキャッシュ状態
とを対応づける。各ブロックのキャッシュ状態は、ブロ
ックが最新であることを表す第一の状態と、ブロックの
最新性が疑わしいことを表す第二の状態とに分類され
る。
【0022】ファイルサーバ200は、キャッシング状
態記録テーブル210を主記憶上に保持している。キャ
ッシング状態記録テーブル210は、図3に示すよう
に、ファイル名欄211とクライアント集合欄212か
らなり、各ファイルFに対して、以下の条件を満たすク
ライアントの集合CL(F)を記録する。
【0023】ファイルFのブロックをキャッシングして
おり、キャッシングしているファイルFのブロックのう
ち少なくとも一つは第一の状態にあるクライアントであ
る。
【0024】例えば、クライアント1は、ファイルBの
ブロック2〜4をキャッシングしており、ブロック2は
第一の状態にある。従って、クライアント1は、ファイ
ルBのクライアント集合CL(B)に登録されている。
【0025】以下、図1と図4ないし図7に示すフロー
チャートを用いて、本実施例のキャッシュ管理方法を詳
細に説明する。
【0026】図1の(a)に示すフローチャートは、ク
ライアント100がファイルFにアクセスする時の処理
手順を示している。まず、ユーザ或いはアプリケーショ
ンプログラムが指定したアクセス範囲から、実際にアク
セスするブロックの番号nを決定する(ステップ40
2)。そして、ファイルFのブロックnがキャッシュに
存在するかチェックする(ステップ404)。キャッシ
ュに存在しない場合は、ファイルFの第nブロックをキ
ャッシングし(ステップ414)、キャッシングしたブ
ロックの状態を第一の状態に設定(ステップ416)し
た後で、ブロックにアクセスする(ステップ418)。
【0027】アクセスするブロックがキャッシュに存在
する場合は、ブロックの状態を調査する(ステップ40
6)。ブロックが第一の状態である場合は、キャッシュ
中のブロックにアクセスする(ステップ418)。
【0028】アクセスするブロックが第二の状態である
場合は、ブロックの最新性をファイルサーバ200に問
い合わせる(ステップ408)。ブロックが最新である
場合は、ブロックの状態を第一の状態に設定し(ステッ
プ416)、ブロックにアクセスする(ステップ41
8)。
【0029】ブロックが最新でない場合は、ブロックを
無効化し(ステップ412)、再キャッシングする(ス
テップ414)。再キャッシングしたブロックの状態を
第一の状態に設定し(ステップ416)、ブロックにア
クセスする(ステップ418)。
【0030】図4に示すフローチャートを用いて、ブロ
ックのキャッシング処理(ステップ414)を詳細に説
明する。まず、クライアント100は、ファイルFのブ
ロックnの転送をファイルサーバに要求する(ステップ
424)。要求を受信したファイルサーバ200は、フ
ァイルFのクライアント集合CL(F)に、クライアン
トのホスト名を登録し(ステップ428)、ファイルF
のブロックnを、現在のバージョン番号と共に、クライ
アントに転送する(ステップ430)。クライアント1
00は、ファイルサーバ200から得たブロックを、バ
ージョン番号と共にディスク装置150に保管する(ス
テップ426)。
【0031】図5に示すフローチャートを用いて、ファ
イルFの第nブロックの最新性をファイルサーバ200
に問い合わせる処理(ステップ408)を詳細に説明す
る。まず、クライアント100は、ディスク装置150
に保管されているブロックのバージョン番号Xを得る
(ステップ432)。次に、ファイルサーバ200に、
ファイル名F,ブロック番号n,バージョン番号Xを送
信して(ステップ434)、判定結果を受信する(ステッ
プ436)。
【0032】ファイルサーバ200は、ブロックの現在
のバージョン番号Yを得る(ステップ438)。そし
て、XとYを比較することで、クライアントがキャッシ
ングしているブロックの最新性を判定する(ステップ4
40)。XとYが等しい場合は、ファイルFのクライア
ント集合CL(F)に、クライアント100のホスト名
を登録し(ステップ442)、クライアント100に、
ブロックが最新であることを通知する(ステップ44
4)。XとYが異なる場合は、クライアント100に、
ブロックが最新でないことを通知する(ステップ44
6)。
【0033】図1の(b)と図6に示すフローチャート
を用いて、ファイルFが更新された時にファイルサーバ
200が行う処理を説明する。ファイルサーバ200
は、更新されたブロックのバージョン番号をインクリメ
ントする(ステップ450)。次に、キャッシング状態
記録テーブル210に登録されているファイルFのクラ
イアント集合CL(F)を得て、CL(F)に含まれる
各クライアント100に対して、ファイルFが更新され
たことを通知する(ステップ452)。最後に、ファイ
ルFのクライアント集合CL(F)を空にする(ステッ
プ454)。
【0034】ファイルサーバ200からファイルFの更
新を通知されたクライアント100は、ディスク装置1
50にキャッシングされているファイルFのブロックを
第二の状態に変更する(ステップ420)。
【0035】クライアント100は、ブロック単位にフ
ァイルをキャッシングし、キャッシングしたブロックの
状態を第一の状態とする(ステップ416)。他のクラ
イアント100によってファイルが更新された場合、更
新されたファイルに属するブロックの状態を第二の状態
に変更する(ステップ420)。従って、第一の状態に
あるブロックの最新性は常に保証される。
【0036】クライアント100は、第一の状態にある
ブロックにアクセスする前に、その最新性をファイルサ
ーバ200に問い合わせる必要がない。従って、本発明
は、ファイルアクセスの応答性向上や、ネットワーク3
00やファイルサーバ200の負荷軽減に有効である。
【0037】第二の状態にあるブロックにアクセスする
際に、クライアント100は、ブロックの最新性をファ
イルサーバ200に問い合わせる(ステップ408)。
そして、最新でない場合だけ、ブロックを再キャッシン
グする(ステップ414)。従って、キャッシングして
いるファイルが更新された場合でも、クライアント10
0は、ファイル全体を無効化しない。更新されたブロッ
クだけを再キャッシングするので効率的である。
【0038】クライアント100は、キャッシングした
ファイルをディスク装置150に保管するので、シャッ
トダウンした後もキャッシュの内容は保存される。再立
ち上げ時にキャッシュを再利用することで、ファイルア
クセスの応答性を向上することができる。しかし、シャ
ットダウンしている間に、キャッシングしているファイ
ルが更新される可能性がある。従って、第一の状態にあ
るブロックの最新性は保証できない。
【0039】図7に示すフローチャートを用いて、クラ
イアント100がシャットダウンする時に行う処理を説
明する。クライアント100は、ディスク装置150に
保管されているすべてのブロックを第二の状態に設定
(ステップ456)してから、シャットダウン手続きを
実行する(ステップ458)。
【0040】クライアント100は、ディスク装置15
0に保存されていたキャッシュにアクセスする前に、キ
ャッシュの最新性をファイルサーバ200に問い合わせ
る(図1のステップ408)。これにより、古いブロッ
クをアクセスすることを防止できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、クライアントは、ブロ
ック単位にファイルをキャッシングし、キャッシングし
たブロックの状態を第一の状態とする。第一の状態にあ
るブロックの最新性は常に保証されるので、アクセスす
る前にブロックの最新性をファイルサーバに問い合わせ
る必要がない。
【0042】他のクライアントによってファイルが更新
された場合、更新されたファイルに属するブロックの状
態を第二の状態に変更する。第二の状態にあるブロック
をアクセスする際には、ファイルサーバにそのブロック
の最新性を問い合わせ、最新でない場合は、そのブロッ
クを再キャッシングする。従って、ファイルが更新され
た場合でも、更新されたブロックだけを再キャッシング
する。
【0043】これにより、ファイルの一部分だけをキャ
ッシングでき、キャッシュの最新性を効率的に保証でき
る分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアントで行われるキャッシュ管理方法を
示すフローチャート。
【図2】本発明を適用した分散ファイルシステムのブロ
ック図。
【図3】キャッシング状態記録テーブルの構成を示す説
明図。
【図4】キャッシング処理を示すフローチャート。
【図5】ブロックの最新性を判定する方法を示すフロー
チャート。
【図6】ファイルが更新された時にファイルサーバが実
行する処理を示すフローチャート。
【図7】クライアント100のシャットダウン処理を示
すフローチャート。
【符号の説明】
100…クライアント、150…ディスク装置、200
…ファイルサーバ、210…キャッシング状態記録テー
ブル、250…ディスク装置、300…ネットワーク。
フロントページの続き (72)発明者 庄司 直史 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小林 敦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファイルを保管するファイルサーバ
    と、前記ファイルに遠隔アクセスするクライアントがネ
    ットワークで接続した構成を持ち、前記ファイルサーバ
    は、一つのファイルを複数のブロックに分割し、前記ク
    ライアントは、ブロック単位に前記ファイルをキャッシ
    ングする分散ファイルシステムに適用するキャッシュ管
    理方法において、 前記クライアントは、キャッシングしている前記各ブロ
    ックの状態を、ブロックが最新であることを表す第一の
    状態と、前記ブロックの最新性が疑わしいことを表す第
    二の状態とに分類し、 アクセスするブロックがキャッシュに存在しない場合
    は、前記ファイルサーバから前記ブロックをキャッシン
    グして前記第一の状態とし、アクセスするブロックが前
    記キャッシュに存在するが、前記ブロックの状態が前記
    第二の状態である場合は、前記ファイルサーバに対して
    前記ブロックの最新性を問い合わせ、最新であることが
    判明した時は、前記第一の状態に変更し、最新でないこ
    とが判明した場合は、再キャッシングして前記第一の状
    態とし、 他のクライアントによってファイルが更新された場合
    は、更新されたファイルに属するブロックの状態を前記
    第二の状態に変更することを特徴とする分散ファイルシ
    ステムのキャッシュ管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ファイルサーバ
    は、各ファイルに対して、前記ファイルに属するブロッ
    クをキャッシングしており、キャッシングしているブロ
    ックのうち少なくとも一つは前記第一の状態である前記
    クライアントの集合を記録しており、あるクライアント
    がファイルを更新した時に、前記ファイルサーバは、前
    記集合に含まれる前記各クライアントに対して、ファイ
    ルが更新されたことを通知し、通知を受けた前記クライ
    アントは、更新されたファイルに属するブロックの状態
    を前記第二の状態に変更する分散ファイルシステムのキ
    ャッシュ管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ファイルサーバ
    は、各ブロックに対してバージョン番号を付け、前記ブ
    ロックを更新する度に前記バージョン番号を更新し、前
    記クライアントは、前記キャッシュに存在する前記各ブ
    ロックに対して、前記ブロックを前記ファイルサーバか
    らキャッシングした時点のバージョン番号を対応づけ、
    前記第二の状態にあるブロックの最新性を前記ファイル
    サーバに問い合わせる際に、前記クライアントは、前記
    ブロックのバージョン番号を前記ファイルサーバに送信
    し、前記ファイルサーバは、現在のバージョンと比較す
    ることでブロックの最新性を判断する分散ファイルシス
    テムのキャッシュ管理方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、不揮発性記憶装置内に
    前記キャッシュを確保し、前記クライアントがシャット
    ダウンした後も前記キャッシュの内容を保存する分散フ
    ァイルシステムに適用し、前記クライアントは、シャッ
    トダウンする際に、前記キャッシュに存在するすべての
    ブロックの状態を第二の状態に変更する分散ファイルシ
    ステムのキャッシュ管理方法。
JP6110741A 1994-05-25 1994-05-25 分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法 Pending JPH07319750A (ja)

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