JPH0731629U - 配置家庭薬用包装容器 - Google Patents

配置家庭薬用包装容器

Info

Publication number
JPH0731629U
JPH0731629U JP6792593U JP6792593U JPH0731629U JP H0731629 U JPH0731629 U JP H0731629U JP 6792593 U JP6792593 U JP 6792593U JP 6792593 U JP6792593 U JP 6792593U JP H0731629 U JPH0731629 U JP H0731629U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medicine
seal body
deadline
home
packaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6792593U
Other languages
English (en)
Inventor
和紀 笹山
Original Assignee
株式会社内外薬品商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社内外薬品商会 filed Critical 株式会社内外薬品商会
Priority to JP6792593U priority Critical patent/JPH0731629U/ja
Publication of JPH0731629U publication Critical patent/JPH0731629U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬の包装容器に表示されている薬の期限を、
極めて容易に目視確認することができる配置家庭薬用包
装容器を提供する。 【構成】 配置家庭薬用包装容器を、配置家庭薬が包装
される容器の外表面に、期限毎に異なる色彩が施された
目印部を形成して構成した。前記目印部は、例えば、シ
ール体で構成し、このシール体は、1年毎にその色彩を
異ならしめて構成し、または、シール体の形状を変えて
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、配置家庭薬の包装容器に係り、特に、配置期限切れの薬を容易に 目視確認することができる配置家庭薬用包装容器に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から各家庭に各種の医薬を配置し、一定期限内に使用した医薬の代金のみ を清算し、期限切れの医薬は期限が新しい医薬と交換する、という配置家庭薬シ ステムが周知である。
【0003】 この配置家庭薬システムは、ユーザー側から見れば、使用した医薬のみの代金 を家庭にいながら清算できる手軽さと、緊急のときに目的の医薬を使用できる利 便さと、期限内の医薬を使用できる安全性等が得られるため、各家庭にも大変普 及しているシステムである。
【0004】 しかしながら、このシステムは、供給側から見れば、一定期限毎に各家庭に訪 問し、使用した医薬をチェックして代金を計算し、かつ、薬の包装容器の裏面に 印字された小さな配置年月日を目印に期限切れの医薬を新しい医薬と交換し、こ れらをその都度帳簿に記載しなければならないため、訪問スケジュールを調整し たり、携帯する薬の種類や量等を予測しなければならない等、その作業が非常に 煩雑である、という問題を有していた。
【0005】 このため、本出願人は、先に「配置家庭薬業者用支援システム」を開発し、昨 年から実施している。
【0006】 この支援システムは、配置家庭薬の販売・仕入れ管理をコンピュータで行なう 他、訪問スケジュールや携帯する薬の種類や量等を指示することができ、業者は 効率的な営業ができる、というものである。
【0007】 具体的には、本支援システムは、配置業者の販売や仕入れ、在庫状況について の情報を携帯用端末機を通じてホストコンピュータへと送り、これらを管理する ように構築されているため、業者は帳簿を付ける必要がなく、また、本支援シス テムでは、契約した業者の過去3年分の帳簿や清算書のデータを予め入力してお くことで、データベースとしても活用することができる。
【0008】 従って、本支援システムによれば、アンケートや電話で調査した顧客の希望訪 問日や過去の薬の使用状況をもとに、業者は、2週間分の訪問スケジュールや携 帯する薬の種類や量についての情報が、携帯用の端末機を通じて受けられるので 、留守宅へのも訪問がなくなり、効率的な営業を行なうことができるとともに、 清算時にも、前回訪問時における薬の配置明細が上記ホストコンピュータから端 末機へと送られ、端末機で未使用の薬のバーコードを読み取らせると自動的に清 算書が作成されるので、帳簿を作成する労力が大幅に軽減され、また、転記ミス も防止することができる。
【0009】 一方、本支援システムによれば、商品は、他メーカのものも全て一者が窓口と なって各業者に提供し、業者の在庫が少なくなると自動的に発注されるので、在 庫管理も極めて容易となり、また、顧客毎に使用頻度の高い薬も把握できるので 、各家庭への効率的な配置を行なうことができ、配置期限切れの薬を少なくする ことができる、という利点を有している。
【0010】
【従来技術の課題】
このように、本出願人が実施している「配置家庭薬業者用支援システム」は、 配置家庭薬業界では画期的な利益を配置業者にもたらすものであるが、例えば、 各家庭に訪問して期限切れの薬をチェックするときには、薬の包装容器に印刷さ れた期限表示を読み取るか、各配置業者がバーコードハンドリーダ等で読み取っ て判読しなければならず、前者の場合には、表示文字が非常に小さく、また、表 示場所も各メーカによってまちまちであるため、特に薄暗い場所等で判読するの が非常に煩雑であり、また、後者の場合には、バーコードハンドリーダの表示部 が液晶表示のものが多いため、明るい場所では読みにくい、という不便さを有し ていた。
【0011】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、本出願人が既に実施している「配置家庭薬業者用支援システム」をさらに 利便化することができることは勿論、本支援システムを採用していない業者であ っても、薬の包装容器に表示されている薬の期限を、極めて容易に目視確認する ことができる配置家庭薬用包装容器を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係る配置家庭薬用包装容器にあっては、 配置家庭薬が包装される容器の外表面に、期限毎に異なる色彩が施された目印部 を形成したことを特徴とするものである。
【0013】 この考案において、前記目印部をシール体で構成し、このシール体は、1年毎 にその色彩を異ならしめて構成されていることを特徴とするものである。勿論、 その期限を、シール体の形状を変えて構成してもよい。また、目印部を包装容器 の表面に印刷して表示してもよい。
【0014】 また、この考案にあっては、1年毎にその色彩を異ならしめて構成された前記 目印部であるシール体を、複数枚の同一色彩のシール体で構成し、これら各シー ル体の表面には、1年を所望の周期、例えば、半年毎に分割した目印で表示する こともできる。表示態様としては、前期を表わすシール体は無印或は「1」や「 前」などの文字を付し、後期を表わすシール体には、「2」や「後」の文字を付 す。勿論、他の表示態様であっても構わない。
【0015】
【実施例】
以下、添付図面示す一実施例に基づき、この考案を詳細に説明する。
【0016】 図1に示すように、この実施例に係る配置家庭薬用包装容器は、かぜ薬等を収 容する厚紙製箱体1で矩形立方体状に形成されており、その表面側(図示せず) には、図形や商標名・薬の種類・収納量・製造元などが印刷されて表示されてお り、また、裏面側1Rには、商標名や薬の種類・有効成分分量・効能・用法用量 ・使用上の注意の他、収納量や価格・製造元・バーコード等が印刷されて表示さ れ、さらに、配置期限がプリント表示されている。尚、この考案で用いられる包 装容器自体の構成および印刷される表示等は、公知のものと同様であるので、そ の詳細な説明をここでは省略する。
【0017】 上記バーコードは、本出願人が既に実施している前記「配置家庭薬業者用支援 システム」で用いられている各種必要情報をバーコード化して印刷しているもの であり、このバーコードは、各配置業者がバーコードハンドリーダ等で読み取ら れ、期限切れの場合には、バーコードハンドリーダ等が警告音や警告表示(例え ば、LEDが点滅する等)を発するように構成されている。勿論、上記期限切れ まで残り少ない薬に対しても、上記警告音や警告表示を発するように構成しても よい。
【0018】 また、上記箱体1の底部2には、配置期限を表わすシール体Sが剥離自在に貼 着されている。
【0019】 このシール体Sは、この実施例では円形に形成されており、その表面側には、 配置期限毎に異なる色彩が施されていると共に、その裏面側には、図示はしない が、公知の接着剤層が形成されている。
【0020】 このシール体Sの色彩は、例えば、配置期限が5年6ヶ月の薬を例にとり説明 すると、図2に示す期限管理表Aからも明らかなように、その配置期限が切れる タイミングを基準として、一年を一色とし、各色毎に前半・後半合わせて6色1 2枚で形成し、かつ、各色後半のシール体Sには、後半を表わす「2」の数字を 印刷して表示した。
【0021】 具体的には、1993年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、 「白色」であって表面に「2」の数字が表示されたシール体S2 を貼着する。
【0022】 また、1994年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された箱体1に は、「オレンジ色」であって、表面が無印のシール体S3 を貼着し、1994年 6月から同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「オレンジ色 」であって、表面に「2」の数字が表示されたシール体S4 を貼着する。
【0023】 同様に、1995年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された上記箱 体1には、「緑色」であって、表面が無印のシール体S5 を貼着し、1995年 6月から同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「緑色」であ って、表面に「2」の数字が表示されたシール体S6 を貼着する。
【0024】 また、1996年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された箱体1に は、「黄色」であって、表面が無印のシール体S7 を貼着し、1996年6月か ら同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「黄色」であって、 表面に「2」の数字が表示されたシール体S8 を貼着する。
【0025】 さらに、1997年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された上記箱 体1には、「青色」であって、表面が無印のシール体S9 を貼着し、1997年 6月から同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「青色」であ って、表面に「2」の数字が表示されたシール体S10を貼着する。
【0026】 同様に、1998年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された上記箱 体1には、「赤色」であって、表面が無印のシール体S11を貼着し、1998年 6月から同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「赤色」であ って、表面に「2」の数字が表示されたシール体S12を貼着する。
【0027】 また、1999年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された箱体1に は、「白色」であって、表面が無印のシール体S1 を貼着し、1999年6月か ら同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「白色」であって、 表面に「2」の数字が表示されたシール体S2 を貼着する。
【0028】 さらに、2000年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された箱体1 には、「オレンジ色」であって、表面が無印のシール体S3 を貼着し、2000 年6月から同年12月までの配置期限の薬が収容された箱体1には、「オレンジ 色」であって、表面に「2」の数字が表示されたシール体S4 を貼着する。
【0029】 同様に、2001年1月から同年6月までの配置期限の薬が収容された箱体1 には、「緑色」であって、表面が無印のシール体S5 を貼着する。以下、半期毎 に上記順序でシール体Sを貼着すればよい。勿論、色彩およびその順序は、上記 実施例のものに限定されるものではない。
【0030】 このように構成することで、この実施例に係る配置家庭薬用包装容器にあって は、配置業者が上記期限管理表Aをもって歩き、各訪問家庭でこの期限管理表A を基に、配置家庭薬用包装容器に貼着されたシール体Sの色彩で期限を目視確認 することができるので、多少暗い場所であっても、薬の交換作業を非常に簡便に 行なうことができる。
【0031】 また、上記バーコード情報と本実施例に係るシール体Sを併用することで、配 置期限の管理が非常に容易となり、期限を過ぎる前に薬を確実に回収することが できると共に、家庭で使用される頻度が小さい薬を、当該薬を頻繁に使用する家 庭に配置変えすることで、配置業者の在庫量を圧縮し、かつ、売上高を増加させ ることができる。尚、期限が過ぎた薬はメーカに返品されて結局当該メーカが買 い取る形となり、その後、廃棄処分されることから、本実施例の配置家庭薬用包 装容器を用いた配置システムを活用することで、メーカの負担を大幅に軽減する ことが可能となる。
【0032】 ところで、上記実施例では、上記シール体Sを円形に形成した場合を例にとり 説明したが、この考案にあってはこれに限定されるものではなく、その形状は、 適宜であり、形状毎に配置期限を表示するように構成することもできる。また、 シール体Sを貼着する位置は、上記箱体1の底部2に限定されるものではなく、 見易い場所であれば適宜選択できるし、また、箱体1自体ではなく、箱体1を包 装するプラスチックフィルム(図示せず)等に貼着してもよく、さらには、貼着 ではなく、箱体1の表面に印刷して表示してもよい。
【0033】
【考案の効果】
この考案に係る配置家庭薬用包装容器は、以上説明したように構成されている ので、薬の包装容器に表示されている薬の期限を、極めて容易に目視確認するこ とができ、その結果、本出願人が既に実施している「配置家庭薬業者用支援シス テム」における配置期限切れの薬のチェック作業は勿論、本支援システムを採用 していない業者であっても、上記配置期限切れの薬のチェック作業が非常に簡略 化され、また、チェックミスも減少するため、効率的な配置作業を行なうことが でき、その結果、支援システムに対する信頼性が向上する、という優れた効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る配置家庭薬用包装容
器を上下逆に配置し、かつ、これを裏面側から見た斜視
図である。
【図2】同配置家庭薬用包装容器に配設されるシール体
の期限別管理表を示す説明図である。
【符号の説明】
1 箱体 A 期限管理表 S シール体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配置家庭薬が包装される容器の外表面
    に、期限毎に異なる色彩が施された目印部を形成したこ
    とを特徴とする配置家庭薬用包装容器。
  2. 【請求項2】 前記目印部をシール体で構成し、該シー
    ル体は、1年毎にその色彩が異なることを特徴とする請
    求項1に記載の配置家庭薬用包装容器。
  3. 【請求項3】 前記同一色彩のシール体を複数枚で構成
    し、これら各シール体の表面には、1年を所望の周期で
    分割した文字が表示されていることを特徴とする請求項
    2に記載の配置家庭薬用包装容器。
  4. 【請求項4】 前記目印部は、期限毎にその形状が異な
    ることを特徴とする請求項1,請求項2または請求項3
    のいずれかに記載された配置家庭薬用包装容器。
JP6792593U 1993-11-29 1993-11-29 配置家庭薬用包装容器 Pending JPH0731629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6792593U JPH0731629U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 配置家庭薬用包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6792593U JPH0731629U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 配置家庭薬用包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731629U true JPH0731629U (ja) 1995-06-13

Family

ID=13358985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6792593U Pending JPH0731629U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 配置家庭薬用包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731629U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026082A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Masaharu Iwataki 配置薬用シール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026082A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Masaharu Iwataki 配置薬用シール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7061831B2 (en) Product labeling method and apparatus
US5048870A (en) Multipart flag label for pharmaceutical products
US4976351A (en) Kit for distributing pharmaceutical products
Smith Pharmaceutical marketing: strategy and cases
Palevich Lean sustainable supply chain the: How to create a green infrastructure with lean technologies
KR100964589B1 (ko) 이중 포장체
CA2660834C (en) Pharmacy printer system and method
US9427377B1 (en) Compliance pill tray system
US20050280257A1 (en) Apparatus and method for advertising
KR20080052569A (ko) 시약을 제공하기 위한 라벨, 용기, 시스템 및 방법
US20050139506A1 (en) Medication distribution system
JP2005523528A5 (ja)
CN103688283A (zh) 数字价格、空间管理、以及广告显示
JP2002236748A (ja) 調剤の検品方法及び調剤検品システム
JP2004361729A (ja) 電子棚札システム及びpop表記具
US9980881B1 (en) Method and system of personalizing a pill tray
JPH0731629U (ja) 配置家庭薬用包装容器
US20140365343A1 (en) Method for Expediting Retail Pricing, Product Location, and Label Printing for Inventory
JP2011085987A (ja) 医療材料の預託在庫管理システム
JP3243351U (ja) 販売用テープ
US20210264401A1 (en) Ownership of a marked item outside a shop
Francis New product development and information technology in food supply chain management: the case of Tesco
Celeste et al. EPCglobal standards in the pharmaceutical industry: toward a safe and secure supply chain
JP2006259265A (ja) 煙草配送用ラベル及びその集合体
JP2010026082A (ja) 配置薬用シール