JPH07315858A - 断熱窓ガラスを搬送するための機械および方法 - Google Patents

断熱窓ガラスを搬送するための機械および方法

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JPH07315858A
JPH07315858A JP7045391A JP4539195A JPH07315858A JP H07315858 A JPH07315858 A JP H07315858A JP 7045391 A JP7045391 A JP 7045391A JP 4539195 A JP4539195 A JP 4539195A JP H07315858 A JPH07315858 A JP H07315858A
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JP7045391A
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Fortunato Vianello
フォルチュナート・ビアネッロ
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FUORU L BAAZE D BIANETSURO FUORUCHIYUNAATO E CO SNC
Vianello Fortunato D N
For El Base di Vianello Fortunato and C SNC
Original Assignee
FUORU L BAAZE D BIANETSURO FUORUCHIYUNAATO E CO SNC
Vianello Fortunato D N
For El Base di Vianello Fortunato and C SNC
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67365Transporting or handling panes, spacer frames or units during assembly
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱窓ガラスの少なくとも下周囲の端縁を密
閉した後で、鉛直線に対して数度傾いた断熱窓ガラスを
安全に搬送するのを可能にする方法および機械を提供す
る。 【構成】 この方法は、窓ガラスの下周囲の端縁に少な
くとも1つの膜(13)が与えられる第1のステップを
含み、このステップの後に、膜(13)を備えた窓ガラ
スを支持しかつ搬送するための第2のステップが続き、
膜は、第3のステップの間に切断され、次に第4のステ
ップで窓ガラスにトリミングされる。こうして、この方
法および対応する機械(1)は、密閉ステップの後に窓
ガラスを処理することを可能にし、シーラントがいかな
る要素を汚すことも防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、断熱窓ガラスを密閉した後そ
れらを搬送するための方法および機械に関する。
【0002】現在のところそのような窓ガラスは、通
常、2つのガラス板により構成され、これらは、たとえ
ば、蒸気バリアとしても働くブチルシーラントを堆積す
ることによって得られるバリアガスケットによってその
縁でそのような板に気密に接合されるスペーサフレーム
によって隔てられる。
【0003】そのようなスペーサフレームはしたがっ
て、そのようなフレームによって形成されるチャンバの
ほうに向けられる、これ以降内部表面とも定義される表
面と、2つのガラス板の周囲の端縁のほうに向けられ
る、これ以降外部表面とも呼ばれる別の表面とを有す
る。
【0004】実際には、2つの板のそのような周囲の端
縁とスペーサフレームの外部表面との間にある空間が残
り、シーラントがそのような空間に与えられ、その主な
機能は、機械的な強さと、2つのガラス板の間に形成さ
れるチャンバ内の空気、ガス、および蒸気が流れるのを
避けるための気密性とを与えることである。
【0005】特に、スペーサフレームの外周の端縁にそ
のようなシーラントを与えることは、窓ガラスの搬送に
関連する問題を伴なう。なぜなら、そのようなシーラン
トは新たに押出されるときに特に粘着性があるからであ
る。
【0006】したがって、たとえば、窓ガラスがそれに
沿って搬送される軸に対して装置の軸が直角になるよう
に配置される円筒状ローラのような搬送装置を用いる
と、そのようなローラがすぐに汚れてしまい、そうする
と次にはガラス板を汚してしまうであろうし、またはシ
ーラントが存在すべきところから先に与えられたシーラ
ントを除去するかもしれない。
【0007】同じことがコンベアベルトでも起こる。1
981年5月8日に出願されたイタリア特許第1,13
8,767号は、この欠点に対する部分的な解決策とし
て知られている。これは、1980年9月22日に出願
されたオーストリア出願第8A4725/80号の優先
権を主張しているが、これは、鉛直線に対してわずかに
傾きかつ端縁接合部にパテが充填される断熱窓ガラスを
搬送するための装置を記載し、この装置は、搬送方向に
動く対向する対に配置された支持部材が、本質的に水平
でありかつ下からおよび部分的に外部から断熱窓ガラス
のガラス板を、特にそのような板の外部端縁で掴む支持
面を有することと、自由に回転する支持ローラが本質的
に鉛直線の軸に設けられ、断熱窓ガラスがその上端縁で
そのような自由に回転するローラに対してもたれるかか
ることとを特徴とする。
【0008】しかしながら、この解決策でさえ欠点を有
し、これらは、本質的には、支持作用を板の厚みの一部
に制限することにより窓ガラスを支持することが容易で
ないという事実に起因する。すなわち、特に支持部材が
ガラス板のほうに動くときに、起こり得る破損が実際に
観察され、いずれにしても、そのような支持部材は、シ
ーラントが常に完全に与えられる訳ではないので、なお
も汚くなる。
【0009】これらの問題は、窓ガラスを構成するガラ
ス板の厚さが薄くなるに従って増える。
【0010】さらに、そのような装置を含む機械は、支
持部材が受けるかなりの摩耗に起因して、ガラス板の厚
さの部分にわたってガラス板を支持する支持部材の定期
的な完全な取換を必要とする。
【0011】さらに、これらの欠点は、そのような窓ガ
ラスが通常、鉛直線に対して約5−6°の角度で搬送さ
れるという事実により悪化する。
【0012】したがって、この発明の主たる目標は、説
明した問題を解決し、説明した知られた技術の欠点をな
くし、こうして、断熱窓ガラスの少なくとも下周囲の端
縁を密閉した後で、鉛直線に対して数度傾いたそのよう
な窓ガラスを安全に搬送することを可能にする方法およ
び機械を提供することである。
【0013】上記の目標の範囲内の重要な目的は、密閉
の後で、対応する支持および搬送手段をクリーンに保つ
ために、そのような搬送を可能にする方法および機械を
提供することである。
【0014】他の重要な目的は、窓ガラスの損傷が起こ
り得ないという点で密閉後の窓ガラスの搬送が安全であ
り、そのため製品にむだがなくなる、方法および機械を
提供することである。
【0015】他の重要な目的は、限定された数の処理ス
テーションまたはステップを有する方法および機械と、
支持および搬送手段に関して特定のメンテナンスを必要
としない機械を提供することである。
【0016】他の重要な目的は、構造的に単純でありか
つ前の処理に関して高い生産性を維持することを可能に
する機械を提供することである。
【0017】他の目的は、密閉の後で窓ガラスを支持し
かつ搬送するのを可能にし、同時にシーラントの接合反
応が完了した後で窓ガラスが従来の通常の後に続く処理
を受けられるようにする方法および機械を提供すること
である。
【0018】これ以降明らかになるこの目標、これらの
および他の目的は、以下の方法および機械によって達成
される。方法は、断熱窓ガラスの下周囲の端縁にシーラ
ントを堆積した後で、2つのガラス板にその縁で気密に
接合するスペーサフレームによって隔てられる少なくと
も2つの板によって構成される、断熱窓ガラスを搬送す
るためのものであって、そのような窓ガラスの少なくと
も下周囲の端縁に少なくとも1つの膜を与えるための第
1のステップと、その膜が上に与えられた窓ガラスを支
持しかつ搬送するための第2のステップと、その少なく
とも1つの膜を切断するための第3のステップと、その
膜をトリミングするための第4のステップとを含むこと
を特徴とし、機械は、窓ガラスの下周囲の端縁にシーラ
ントを堆積した後で断熱窓ガラスを搬送するためのもの
であって、窓ガラスの少なくとも下周囲の端縁に少なく
とも1つの膜を与えるための第1のステーションと、そ
の膜が上に与えられた窓ガラスを支持しかつ搬送するた
めの第2のステーションと、その膜のための第3の切断
ステーションと、第4のトリミングステーションとを含
むことを特徴とする。
【0019】さらに他の特徴および利点は、添付の図面
に非限定的な例としてのみ例示される、特定的であるが
これに限られるわけではない実施例の次の詳細な説明か
ら明らかになるであろう。
【0020】
【実施例の詳細な説明】図を参照すると、参照符号1
は、参照符号3aおよび3bによって示される少なくと
も2つのガラスの板によって構成される断熱窓ガラス2
を搬送するための機械を示し、2つのガラスの板は、互
いに平行に配置され、かつ参照符号6aおよび6bによ
って示されるブチルシーラントを堆積することにより板
3aおよび3bの対向面に気密に接合する第1の側面5
aおよび5bを有するスペーサフレーム4によって隔て
られる。
【0021】スペーサフレーム4はさらに、2つの板の
間に形成されるチャンバ8のほうを向いた第2の内部表
面7と、そこでその窓ガラスが搬送される、窓ガラス2
の下周囲の端縁10に隣接した第3の外部表面9とを有
する。
【0022】そのような搬送は、たとえば、コンベアベ
ルト、または窓ガラスの移動軸に対して軸がほぼ直角に
ある最初に固定されかつ/または電動のローラ11など
の既知の手段によって起こり得る。
【0023】機械1は、スペーサフレーム4の第3の外
部表面9と窓ガラス2の下周囲の端縁10との間の空隙
にシーラント12を与えるのに適切な装置の下流に配置
される。
【0024】窓ガラスを搬送するための方法は、少なく
とも1つの膜13を、シーラント12が既に与えられた
窓ガラスの下周囲の端縁10に与え、かつ板3aおよび
3bの第4の側面14aおよび14bに部分的に与える
ための第1のステップを伴なう。
【0025】この方法のその第1のステップは、窓ガラ
スが、それを搬送する方向に沿って挿入される領域から
始まり、空気または適切なガスまたは混合物を排出する
ための第1のノズル17と第2の吸込ノズル18とを有
する中心ユニット16によって構成される第1のステー
ション15により行なわれる。
【0026】そのような第1および第2のノズルは、適
切な空気圧回路に接続され、中心ユニットは、有利に
は、壁19の一方の端と横に結合し、第1および第2の
ノズルは、搬送の間に窓ガラスの下周囲の端縁10が配
置される面の下にある面に配置される。
【0027】中心ユニット16の上流には、窓ガラスの
下周囲の端縁がその間を滑る1対の第1の翼21aおよ
び21bで自由に旋回する第2のローラ20もあり、第
1の翼は、互いにかつ壁19に平行であり、適切な第1
のアクチュエータ22によって、窓ガラスの搬送軸に対
して直角の軸に沿って可動である。
【0028】これは、窓ガラスの下周囲の端縁10にほ
ぼ平行でありかつその方向に可動である転がり面を第2
のローラ20が有することを意味する。
【0029】膜13は、収縮包装型でもよく、またはた
とえばポリエチレンもしくはいずれにしても適切な材料
から作られてもよく、壁19に結合される適切な第2の
フレーム24によって支持される適切なリール23の方
向に巻取られる。
【0030】そのようなリール23から始まり、膜13
は、第3のローラ25および第4のローラ26に影響を
及ぼすように巻戻され、その両方は、自由に回転しかつ
壁19の下領域に位置決めされ、次に膜は、第2のロー
ラ20の転がり面に保持され、したがってその自由端2
7を第2の吸込ノズル18の上の領域に配置し、これは
起動されかつそのような自由端を保持する。
【0031】この方法は、以下のことを伴なう。すなわ
ち、窓ガラスが第1のステーション15に近づくと、機
械上に、第1のステーションに近接した窓ガラスの位置
を検出するための手段があるので第2のローラ20が上
昇し、位置検出器または他の既知の手段によって構成さ
れるそのような手段は、図6および図7に示されるよう
に、シーラント12が既に与えられた窓ガラス2の下周
囲の端縁10とそれが相互作用するようにその第2のロ
ーラ20の上昇を制御するのに適切である。
【0032】適切なガイド28は、安定した位置に第2
のローラを保持する。次に、図7に示されるように、窓
ガラス2のコーナに膜13を配置するのと同時に、第2
の吸込ノズル18が非活性化され、一方第1のノズル1
7は起動され、第1のノズルは、窓ガラスより幅が広い
膜13の自由端27を押すので、膜は窓ガラスのコーナ
の上に配置されてその周りに巻きつく。
【0033】図8および図9に示されるように、窓ガラ
スのその後の搬送の間に、第1のノズル17は起動され
たままなので、膜13を、強制的に窓ガラスの下周囲の
端縁10と板3aおよび3bの第4の側面14aおよび
14bとの両方に配置し、そのため膜13の側端29a
および29bがそのような板の数センチメートルに影響
を及ぼす。
【0034】そのような第1のステップの間に、この方
法はさらに、第2のステップの起動を含み、この間に断
熱窓ガラスは、第2のステーション41を構成する適切
な搬送手段によって支持されかつ搬送され、そのような
手段は、たとえばローラ11によって構成され、これら
は、有利には、たとえばネオプレンなどの弾性材料で覆
われ、下周囲の端縁10と窓ガラス2の第4の側面14
aおよび14bとに与えられる膜13がそのようなロー
ラと相互作用するので、シーラント12で汚くならな
い。
【0035】ローラ11の上流または下流では、窓ガラ
ス上の膜をより確実に掴むのに適切な、かつ特に板3a
および3bの第4の側面14aおよび14bに隣接して
膜の側端29aおよび29bを配置するのに適切な手段
を設けることが可能であり、そのような手段は、付加的
なローラによって、または膜が収縮包装型の場合には熱
くしてもよい空気を吸込むためのノズル50が設けられ
たプレート30によって構成される。
【0036】こうしてそのようなプレート30は、特に
窓ガラスを構成する板に膜の側端を折り重ねるための機
械の付加的なステーションと、その方法におけるさらな
るステップとを構成し得る。
【0037】図10に示されるように、一旦窓ガラス2
が、その搬送の間に第2のローラ20を超えて通ると、
第1のノズル17が非活性化され、第2のローラ20が
図1に示される初期状態に再び位置決めされ、かつ第2
の吸込ノズル18が起動され、中心ユニット16で膜1
3をブロックする。
【0038】次にこの方法は、膜切断のための第3のス
テップを伴い、これは、ブレードで物理的に膜を切断す
ることによってまたは熱切断を施すことによって膜を機
械的に遮断する第3の切断ステーション31によって行
なわれる。
【0039】熱切断が行なわれる場合、この機械は、中
心ユニット16に隣接した領域の窓ガラス2の移動の軸
に対して横方向に配置される加熱シリンダ32を含み、
そのような加熱シリンダは、適切なポストに設けられて
上にある膜のほうに移動しかつそれを切断する。
【0040】この機械はさらに、膜の切断と同時に、第
2のノズル18を起動するのに適切な手段を含み、こう
してこれは、別の窓ガラスへその後与えるために膜の新
たな端をブロックする。
【0041】次にこの方法は、窓ガラスのコーナの膜を
トリミングするための第4のステップを伴い、そのよう
な第4のステップは、加熱シリンダ32に隣接して配置
されかつ適切な第2のアクチュエータ36および適切な
位置合せガイドによって窓ガラス2の下周囲の端縁10
に対して直角に可動である箱状構造35によって構成さ
れる第4のステーション34によって行なわれる。
【0042】有利には、第3の切断ステーション31は
また、箱状構造35に組合されてもよい。
【0043】第5のローラ37は、箱状構造35の上端
に近接して介在され、かつ窓ガラスの移動の軸に対して
直角にある軸に沿って配置され、そのローラのピボット
38は、窓ガラスの移動の軸に平行である軸に沿ってそ
の箱状構造に形成される適切な対のスロット39に位置
決めされる。
【0044】第5のローラ37の任意の運動は、一方の
端で箱状構造35に結合される1対の板ばね40とは対
照的に起こり、適切なスペーサが、そのようなばねと相
互作用し、ピボット38の端と結合される。
【0045】この両運動は、第5のローラ37が、先に
切断された膜13の端を窓ガラスのコーナの周りに巻き
つくように裏返すのを可能にし、したがって、最適トリ
ミングを行ない、シーラントが、ローラ11によって構
成される第2の窓ガラス支持および搬送ステーション4
1に接触するのを十分に防ぐ。
【0046】断熱窓ガラスの出口角度が90°と異なる
場合、第4のステーション34および第5のローラ37
は、コーナの形状に従うために、適切な機構によって作
動される水平な移動構成要素も有する。
【0047】こうして、この方法およびこの機械は、密
閉ステップの後で、決して搬送および支持手段をシーラ
ントで汚さない状態で断熱窓ガラスを搬送するのを可能
にし、たとえ窓ガラスが鉛直線に対して数度の角度で搬
送されたとしてもいかなる破損も避けることが観察され
た。
【0048】したがって、その厚さ全部に影響を及ぼす
ローラによってさえ窓ガラスの搬送が可能であるため、
そのような手段に関してメンテナンス不要の機械が得ら
れる。そこに限定的な磨耗があったとしても窓ガラスの
搬送または支持に全く危険を及ぼさないからである。
【0049】さらに、膜を与えることは、窓ガラスが、
たとえばそれを貯蔵するためにその後に処理されるのを
可能にし、膜の存在は、少しも障害ではなく、実際には
窓ガラスの下周囲の端縁および下コーナをさらに保護す
るための要素を構成する。
【0050】この方法は、非常に単純であり、この機械
も構造上の観点から同様である。この発明は、もちろん
多数の修正および変更が可能であり、そのすべては同じ
発明の概念の範囲内である。
【0051】こうして、この発明の個別の構成要素を構
成する材料および寸法もまた、特定の条件に従って最も
適切なものとすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この機械およびその様々な構成要素の側面図で
ある。
【図2】膜が既に結合された窓ガラスの正面図である。
【図3】前の図と同様の、膜の異なる形状の図である。
【図4】密閉の後で窓ガラスのアクセス側で取られた、
この機械の側面図である。
【図5】この機械の上面図である。
【図6】既に密閉された窓ガラスの運送前の状態の図で
ある。
【図7】窓ガラスのコーナに膜を与える第1のステップ
の概略図である。
【図8】窓ガラスの下周囲の端縁に膜を与えるためのス
テップと、一旦膜が与えられた後そのような窓ガラスを
支持しかつ搬送するための第2のステップとの図であ
る。
【図9】窓ガラスの下周囲の端縁に膜を与えるためのス
テップと、一旦膜が与えられるとそのような窓ガラスを
支持しかつ搬送するための第2のステップとの図であ
る。
【図10】窓ガラスの下周囲の端縁に膜を与えるための
ステップと、一旦膜が与えられるとそのような窓ガラス
を支持しかつ搬送するための第2のステップとの図であ
る。
【図11】膜を切断するための第3のステップの図であ
る。
【図12】膜を切断するための第3のステップの図であ
る。
【図13】窓ガラスの他方のコーナの膜をトリミングす
るための第4のステップの図である。
【符号の説明】
2 窓ガラス 10 窓ガラスの下周囲の端縁 13 膜 15 第1のステーション 31 第3の切断ステーション 34 第4のトリミングステーション 41 第2のステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルチュナート・ビアネッロ イタリア、31056 バリオ・ディ・ロンカ ーデ、(プロビンス・オブ・ドレビゾ)、 ビア・カ・ペザーロ、4

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱窓ガラス(2)を、前記窓ガラスの
    下周囲の端縁(10)にシーラントを堆積した後に搬送
    するための機械であって、前記窓ガラス(2)の少なく
    とも前記下周囲の端縁(10)に少なくとも1つの膜
    (13)を与えるための第1のステーション(15)
    と、前記膜(13)が与えられた前記窓ガラス(2)を
    支持しかつ搬送するための第2のステーション(41)
    と、前記少なくとも1つの膜(13)を切断するための
    第3のステーション(31)と、トリミングを行なう第
    4のステーション(34)とを含むことを特徴とする、
    断熱窓ガラスを搬送するための機械。
  2. 【請求項2】 特に、スペーサフレーム(4)によって
    隔てられる少なくとも2つの相互に平行なガラス板(3
    a、3b)により構成される断熱窓ガラスを搬送するた
    めの機械であって、前記スペーサフレーム(4)は、ブ
    チルシーラント(6a、6b)の堆積によって前記板の
    対向面に気密に接合する第1の側面(5a、5b)を有
    し、前記フレーム(4)は、前記2つの板の間に形成さ
    れるチャンバ(8)のほうを向いた第2の内部表面
    (7)と、そこで前記窓ガラス(2)が搬送される前記
    窓ガラス(2)の下周囲の端縁(10)に隣接した第3
    の外部表面(9)とを有し、前記機械は、前記スペーサ
    フレーム(4)の前記第3の外部表面(9)と前記窓ガ
    ラス(2)の前記下周囲の端縁(10)との間の空隙に
    シーラント(12)を堆積するのに適切な既知の装置の
    下流に前記機械が配置されることを特徴とする、請求項
    1に記載の機械。
  3. 【請求項3】 前記第1のステーション(15)は、前
    記窓ガラスが入る領域からその搬送方向に始まり、空気
    または適切なガスまたは混合物を排出するための第1の
    ノズル(17)と第2の吸込ノズル(18)とを有する
    中心ユニット(16)によって構成されることを特徴と
    する、請求項2に記載の機械。
  4. 【請求項4】 適切な空気圧回路に接続される前記第1
    および第2のノズル(17、18)は、搬送の間に前記
    窓ガラスの前記下周囲の端縁(10)が配置される面の
    下にある面に配置され、前記中心ユニット(16)は、
    有利には、壁(19)の一方の端と横に結合されること
    を特徴とする、請求項3に記載の機械。
  5. 【請求項5】 前記中心ユニット(16)の上流には、
    互いにかつ前記壁(19)に平行に配置される1対の第
    1の翼(21a、21b)で自由に旋回する第2のロー
    ラがあり、前記窓ガラスの前記下周囲の端縁(10)
    は、前記第1の翼(21a、21b)の間を滑り、前記
    1対の第1の翼(21a、21b)は、適切な第1のア
    クチュエータ(22)によって、前記窓ガラス(2)が
    それに沿って搬送される軸に対して直角にある軸に沿っ
    て可動であることを特徴とする、請求項4に記載の機
    械。
  6. 【請求項6】 前記第2のローラ(20)は、前記窓ガ
    ラスの前記下周囲の端縁にほぼ平行に配置されかつその
    方向に可動である転がり面を有することを特徴とする、
    請求項5に記載の機械。
  7. 【請求項7】 前記膜(13)は、収縮包装型でありま
    たはポリエチレンもしくはいずれにしても適切な材料か
    ら作られ、かつ前記壁(19)に結合される適切な第2
    のフレーム(24)によって支持される適切なリール
    (23)に巻取られることを特徴とする、請求項1に記
    載の機械。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの膜(13)は、自
    由に回転しかつ前記壁(19)の下横領域に位置決めさ
    れる第3のローラ(25)および第4のローラ(26)
    に影響を及ぼすように前記リール(23)から始まって
    巻戻され、前記膜(13)は、次に前記第2のローラ
    (20)の転がり面に配置され、前記少なくとも1つの
    膜(13)の自由端(27)は、前記少なくとも1つの
    膜(13)の前記自由端を選択的に保持する動作を始め
    るのに適切な前記第2の吸込ノズル(18)の上の領域
    に配置できることを特徴とする、請求項7に記載の機
    械。
  9. 【請求項9】 前記第1のステーション(15)に近接
    した前記窓ガラスの位置を検出するための手段を含み、
    前記手段は、前記第2のローラ(20)を上昇させるの
    に適切であり、これは、安定した位置の適切なガイド
    (28)によって支持され、前記第2のローラ(20)
    は、前記少なくとも1つの膜(13)を介して、シーラ
    ント(12)が既に与えられた前記窓ガラス(2)の前
    記下周囲の端縁(10)と相互作用することを特徴とす
    る、請求項5に記載の機械。
  10. 【請求項10】 前記第2のローラ(20)と、前記窓
    ガラス(2)のコーナへの前記少なくとも1つの膜(1
    3)の配置と同時に、前記手段は、前記第2の吸込ノズ
    ル(18)を非活性化し、前記第1のノズル(17)を
    起動することを特徴とする、請求項9に記載の機械。
  11. 【請求項11】 前記第1のノズル(17)は、前記窓
    ガラス(2)より幅が広い前記少なくとも1つの膜(1
    3)の自由端(27)を押すのに適切であり、そのため
    膜は、前記窓ガラス(2)のコーナの周りに巻きつき、
    前記板(3a、3b)の第4の側面(14a、14b)
    を部分的に取囲むことを特徴とする、請求項10に記載
    の機械。
  12. 【請求項12】 前記第1のノズル(17)は、少なく
    とも前記窓ガラス(2)の前記下周囲の端縁(10)が
    その上を滑るまで起動されたままであることを特徴とす
    る、請求項11に記載の機械。
  13. 【請求項13】 前記第1のノズル(17)は、前記窓
    ガラス(2)の前記下周囲の端縁(10)と前記板(3
    a、3b)の前記第4の側面(14a、14b)の部分
    との両方に前記少なくとも1つの膜(13)を位置決め
    するのに適切であることを特徴とする、請求項11に記
    載の機械。
  14. 【請求項14】 前記第2のステーション(41)は、
    有利にはネオプレンなどの弾性材料で覆われる、1つも
    しくは2つ以上のコンベアベルトまたはコンベアまたは
    1つもしくは2つ以上のローラ(11)を含み、かつ前
    記窓ガラス(2)の前記下周囲の端縁(10)および前
    記第4の側面(14a、14b)の周りに巻きつく前記
    少なくとも1つの膜(13)と相互作用することを特徴
    とする、請求項11に記載の機械。
  15. 【請求項15】 前記第1のステーション(15)の後
    に、前記窓ガラス(2)が進む方向に沿って、前記第3
    のステーション(31)、前記第4のステーション(3
    4)、前記第2のステーション(41)が順に続くこと
    を特徴とする、請求項1に記載の機械。
  16. 【請求項16】 前記第1のステーション(15)は、
    前記少なくとも1つの膜(13)が収縮包装型の場合に
    は熱い空気でもよい空気を吸込むためのノズル(50)
    が設けられたプレート(30)を含み、前記プレート
    (30)は、前記窓ガラス(2)の前記下周囲の端縁
    (10)および/または前記板の前記第4の側面(14
    a、14b)の前記少なくとも1つの膜(13)の掴み
    を確実にするのに適切であることを特徴とする、請求項
    11に記載の機械。
  17. 【請求項17】 前記プレート(30)は、前記窓ガラ
    ス(2)の進行方向と関連して前記第4のステーション
    の後に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の
    機械。
  18. 【請求項18】 前記第1のステーション(15)に近
    接した前記窓ガラスの位置を検出するための前記手段
    は、前記第1のノズル(17)を非活性化し、前記第2
    のローラ(20)を下降させ、かつ前記第2の吸込ノズ
    ル(18)を起動するのに適切であり、前記第2のロー
    ラ(20)を超えて窓ガラス(2)全体が通ったとき、
    前記中心ユニット(16)の前記少なくとも1つの膜
    (13)をブロックするのに適切であることを特徴とす
    る、請求項9に記載の機械。
  19. 【請求項19】 前記第2のステーション(41)の上
    流または下流では、前記窓ガラス(2)の前記少なくと
    も1つの膜(13)の掴みをさらに確実にするのに適切
    であり、かつ特に前記板の第4の側面(14a、14
    b)に前記少なくとも1つの膜の側端を配置するのに適
    切である手段を設けることが可能であり、前記手段は、
    付加的なローラによって、または前記少なくとも1つの
    膜(13)が収縮包装型の場合には熱くてもよい空気を
    吹き込むためのプレート(30)によって構成されるこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の機械。
  20. 【請求項20】 前記膜(13)のための前記第3の切
    断ステーション(31)は、前記膜(13)を機械的に
    遮断するのに適切であり、前記遮断は、ブレードの手段
    によってまたは熱切断を行なうことによって起こること
    を特徴とする、請求項1に記載の機械。
  21. 【請求項21】 前記熱切断は、前記第1のステーショ
    ン(15)と前記第3のステーション(31)との間に
    ある領域、好ましくは前記中心ユニット(16)に隣接
    した領域の前記窓ガラス(2)の移動の軸に対して横方
    向に配置される加熱シリンダ(32)によって達成さ
    れ、前記加熱シリンダ(32)は、適切なポストに設け
    られてそれを前記上にある膜のほうに動かしてそれを切
    断することを特徴とする、請求項20に記載の機械。
  22. 【請求項22】 前記膜(13)の前記切断と同時に前
    記第2のノズル(18)を起動して、別の窓ガラス
    (2)へその後与えるために前記膜(13)を固定する
    のに適切な手段を含むことを特徴とする、請求項20に
    記載の機械。
  23. 【請求項23】 前記第4のステーション(34)は、
    前記第3のステーション(31)に隣接した領域に配置
    される箱状構造(35)によって構成され、前記第4の
    ステーション(34)は、適切な第2のアクチュエータ
    (36)および適切な位置合せガイドによって構成され
    る手段によって前記窓ガラス(2)の前記下周囲の端縁
    (10)に対して直角に可動であり、第5のローラ(3
    7)は、前記箱状構造(35)の上端に近接して介挿さ
    れ、前記第5のローラ(37)は、前記窓ガラス(2)
    の移動の軸に対して直角にある軸に沿って配置され、前
    記ローラのピボット(38)は、前記窓ガラス(2)の
    移動の軸に平行である軸に沿って前記箱状構造(35)
    に形成される適切な対のスロット(39)に位置決めさ
    れることを特徴とする、請求項1に記載の機械。
  24. 【請求項24】 前記第5のローラ(37)は、それが
    前記窓ガラス(2)の移動の軸に沿って往復態様でも動
    くことを可能にするのに適切な手段を有し、前記手段
    は、前記ピボット(38)の端と結合されかつ一方の端
    で前記箱状構造(35)に結合される1対の板ばね(4
    0)と対照的に相互作用する適切なスペーサによって構
    成されることを特徴とする、請求項23に記載の機械。
  25. 【請求項25】 前記第4のステーション(34)は、
    前記断熱窓ガラス(2)の出口角度が90°と異なる場
    合、適切な機構によって制御されて、前記第5のローラ
    (37)のための水平な移動構成要素が前記出口角度の
    配置に従うことを可能にする手段を含むことを特徴とす
    る、請求項23に記載の機械。
  26. 【請求項26】 スペーサフレーム(4)によって隔て
    られる少なくとも2つのガラス板(3a、3b)によっ
    て構成される断熱窓ガラス(2)を搬送するための方法
    であって、前記スペーサフレーム(4)は、前記窓ガラ
    ス(2)の下周囲の端縁(10)にシーラント(12)
    を堆積した後にその縁で前記2つの板(3a、3b)に
    気密に接合し、前記方法は、 前記窓ガラス(2)の少なくとも前記下周囲の端縁(1
    0)に少なくとも1つの膜(13)を与えるための第1
    のステップと、 前記少なくとも1つの膜(13)が与えられた前記窓ガ
    ラス(2)を支持しかつ搬送するための第2のステップ
    と、 前記少なくとも1つの膜(13)を切断するための第3
    のステップと、 前記少なくとも1つの膜(13)をトリミングするため
    の第4のステップとを含むことを特徴とする、断熱窓ガ
    ラスを搬送するための方法。
  27. 【請求項27】 前記第1のステップは、シーラント
    (12)が既に与えられた前記窓ガラス(2)の前記下
    周囲の端縁(10)と、隣接したコーナおよび前記板
    (3a、3b)の第4の側面(14a、14b)とに部
    分的に、少なくとも1つの膜(13)を与えることを伴
    なうことを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記第1のステップは、前記断熱窓ガ
    ラス(2)が前記少なくとも1つの膜(13)を与えら
    れる間に適切な搬送手段によって支持されかつ搬送され
    る前記第2のステップの起動を含むことを特徴とする、
    請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記窓ガラス(2)の前記下周囲の端
    縁(10)に前記少なくとも1つの膜(13)を与える
    ための前記第1のステップは、前記第3および第4のス
    テップの後に、任意には前記第2のステップの後にも、
    前記板(3a、3b)の前記第4の側面(14a、14
    b)の部分に前記少なくとも1つの膜(13)の側端を
    位置決めするための付加的なステップを伴なうことを特
    徴とする、請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記窓ガラス(2)の前記下周囲の端
    縁(10)に前記少なくとも1つの膜(13)が与えら
    れた後に、前記窓ガラス(2)のコーナの前記少なくと
    も1つの膜をトリミングするための第4のステップを含
    むことを特徴とする、請求項26に記載の方法。
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