JPH07306080A - 静電容量式検知装置 - Google Patents

静電容量式検知装置

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JPH07306080A
JPH07306080A JP6097384A JP9738494A JPH07306080A JP H07306080 A JPH07306080 A JP H07306080A JP 6097384 A JP6097384 A JP 6097384A JP 9738494 A JP9738494 A JP 9738494A JP H07306080 A JPH07306080 A JP H07306080A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用環境に対応させる調整動作を容易に、か
つ正確に行うことのできる静電容量式検知装置を得るこ
と。 【構成】 被検出対象物を収納する容器に取付けられた
測定部とは別体の信号処理部にピークホールド回路、コ
ンパレータ回路、制御電圧発生回路及びVCO回路(電
圧制御発振回路)等を設けて、ピークホールド回路に保
持された信号と測定部からの測定信号とをコンパレータ
回路で比較し、最大電圧値近傍の発振周波数を基準周波
数として調整するように構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に収納された被
検出対象物の量又はレベルを検出する静電容量式検知装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な静電容量式検知装置は、容器内
に収納された被検出対象物、例えば液体や粉粒体等、の
量又はレベルを被接触方式又は接触方式によって検出す
る装置である。そのような静電容量式検知装置は、例え
ば絶縁物である合成樹脂等により形成された容器の外面
に近接して配設され、当該容器内に収納された被検出対
象物の静電容量の変動を検出して、当該被検出対象物の
量や所定レベルにおける有無を検知するものである。
【0003】しかしながら、測定されるべき被検出対象
物は、当該検知装置が取付けられる容器の形状、大き
さ、材質、そして被検出対象物である液体や粉粒体等の
種類によりその静電容量が大きく異なるために、従来の
静電容量式検知装置はこれらの使用環境に応じて当該検
知装置の基準周波数を適正に較正しなければ、正確に被
検出対象物の量や所定レベルにおける有無の検出はでき
なかった。したがって、従来の静電容量式検知装置は、
その使用環境に応じて較正するための較正手段、例えば
同調用可変コンデンサ等により構成された較正回路等を
設けて、当該容器内の被検出対象物の量や所定レベルに
おける有無を検出できるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の静電容量式検知
装置においては、その使用環境に対応させるために初期
調整において、同調用可変コンデンサ等を有する較正手
段により基準周波数を共振周波数に同調させなければな
らなかった。しかし、共振周波数の共振点付近の波形は
急峻であるために、手動でその共振点に同調させること
は非常に難しく熟練を要する操作であった。また、静電
容量式検知装置はその取付状態や被検出対象物の種類に
よって、共振点が大きく変動するために、現場での較正
が不可欠であり、較正操作の容易な静電容量式検知装置
が求められていた。
【0005】また、従来の静電容量式検知装置において
は、容器に取付けられる測定部と較正手段等を有する本
体部が一体的に構成されているために、被検出対象物を
収納する容器近傍において較正操作を行わなければなら
なかった。
【0006】さらに、従来の静電容量式検知装置は、停
電発生に対応する手段を有していないために、停電終了
後に新ためて較正操作を行わなければならなかった。
【0007】また、従来の静電容量式検知装置において
は、測定部のインピーダンス変化が測定部の出力信号で
ある測定信号に忠実に表われないために、正確な較正操
作が行えなかった。
【0008】さらに、従来の静電容量式検知装置におい
ては、測定部と本体部が一体的に構成されているため
に、その測定目的及び使用環境に応じた測定部を有する
各種の装置を用意しなければならなかった。
【0009】したがって、従来の静電容量式検知装置に
おける上記問題点を解決するという課題がこの技術分野
には存在していた。本発明は、この課題を解決するため
になされたもので、迅速かつ適切な較正が容易に行える
静電容量式検知装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、測定部と電気回路等を有
する本体部とを別体に構成して、較正操作を容易に行え
る静電容量式検知装置を提供することを目的とする。
【0011】さらに、本発明は、停電発生時に対応する
手段を設けて、停電終了後に新ためて較正操作を行う必
要のない静電容量式検知装置を提供することを目的とす
る。
【0012】さらに、本発明は、測定部に入力される信
号を測定部のインピーダンス変化を忠実に表わす信号に
変換して、正確な較正操作を行うことのできる静電容量
式検知装置を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、測定部と本体部とを別体
で構成して、測定部の交換により測定目的及び使用環境
に対応することのできる静電容量式検知装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る静電容量式
検知装置は、容器内に収納された被検出対象物の有無に
よる静電容量の変化に対応した電圧の交流信号を出力す
る測定部と、前記測定部へ静電容量を検知するための周
波数を有する信号を出力し前記測定部からの交流信号を
電気的に処理して静電容量の変動を検知する信号処理部
とを具備する静電容量式検知装置において、前記信号処
理部が所定間隔を有して階段状に順次変化する制御電圧
を有する信号を出力する制御電圧発生回路と、前記制御
電圧発生回路から出力される信号を受け前記制御電圧に
対応して順次周波数を変化する交流信号に変換して前記
測定部へ出力するVCO回路と、前記測定部から順次出
力される交流信号を直流信号に変換して、検出信号を出
力する検出回路と、前記検出回路の検出信号における最
大電圧値信号を保持するピークホールド回路と、前記検
出信号と前記ピークホールド回路に保持された最大電圧
値信号とを比較して、前記検出信号の電圧値の方が小さ
く、且つその差が所定しきい値に達したときに電圧固定
用信号を前記制御電圧発生回路へ出力するコンパレータ
回路と、前記コンパレータ回路が電圧固定用信号を出力
した後、前記ピークホールド回路を制御してそこに保持
された最大電圧値信号を、前記検出信号よりも大きな電
圧値の信号に固定させる固定回路とを具備し、前記コン
パレータ回路から前記制御電圧発生回路へ前記電圧固定
用信号が入力されたとき、前記制御電圧発生回路はその
とき出力していた制御電圧を固定電圧として維持し、前
記VCO回路はその固定電圧に対応して固定された周波
数を静電容量を検知するための周波数として出力する。
【0015】また、本発明に係る静電容量式検知装置
は、前記測定部と前記信号処理部が別体で構成され、そ
の間を高周波ケーブルにより電気的に接続されている。
【0016】また、本発明に係る静電容量式検知装置
は、前記制御電圧発生回路から出力される制御電圧を停
電時に保持するためのバックアップ電源回路を有してい
る。
【0017】また、本発明に係る静電容量式検知装置
は、前記信号処理部において前記VCO回路からの出力
信号を実質的に定電流を有する信号に変換する変換回路
を有している。
【0018】さらに、本発明に係る静電容量式検知装置
は、前記測定部が矩形状、円形状又は棒状に構成された
測定電極を有している。
【0019】
【作用】本発明の静電容量式検知装置においては、制御
電圧発生回路からの階段状に順次変化する制御電圧を有
する信号が入力されたVCO回路は、その制御電圧に対
応して順次変化する周波数を有する信号を測定部へ出力
する。測定部は被検出対象物を収納した容器の静電容量
に応じた信号を検出回路へ出力し、検出回路の出力信号
である検出信号はコンパレータ回路においてピークホー
ルド回路の最大電圧値信号である保持信号と比較され
る。コンパレータ回路は、検出信号の方が小さく、且つ
その差が所定しきい値に達したとき、電圧固定用信号で
ある動作停止信号を固定回路に出力し、ピークホールド
回路の保持信号を前記検出信号よりも大きな電圧値の信
号に固定すると同時に、前記動作停止信号を制御電圧発
生回路へ出力して、前記制御電圧発生回路のそのときの
制御電圧を固定電圧とする。
【0020】また、前記測定部は被検出対象物を収納し
た容器近傍に配設され、前記測定部に高周波ケーブルを
介して電気的に接続された信号処理部は所望の位置、例
えば他の装置の操作部が取付けられた操作盤等に配設さ
れる。
【0021】また、前記信号処理部に設けられたバック
アップ電源回路は、停電時において、較正動作によって
得られていた制御電圧を保持する。
【0022】また、信号処理部のVCO回路からの出力
信号は、変換回路へ入力され、この変換回路において所
定電流に変換されて測定部へ入力される。
【0023】さらに、測定部は矩形状、円形状又は棒状
に構成されており、その使用目的又は容器形状等の使用
環境に適応した測定部が選ばれて使用される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の静電容量式検知装置の一実施
例について図を参照して説明する。図1は本発明の一実
施例である静電容量式検知装置のブロック図であり、図
2は図1の静電容量式検知装置の回路図である。
【0025】図1において、絶縁物材料、例えばガラス
や合成樹脂等により形成された容器12には被検出対象
物13、例えば液体、粉粒体等、が収納されており、こ
の容器12の側面または底面に近接して測定部1が設け
られている。側面に配設された測定部1の場合は被検出
対象物13が所定レベルに達しているか否かを検知する
ものであり、底面に配設された測定部1の場合は容器1
2内の被検出対象物13の残量が所定レベル以下になっ
ているか否かを検知するものである。前記測定部1は、
同軸ケーブルで構成された高周波ケーブルを介して容器
12より離れた所望の位置、例えば他の測定器からの情
報を集中管理する操作盤等、に配設された信号処理部1
0に電気的に接続されている。
【0026】図1に示すように、信号処理部10は、測
定部1において検出した被検出対象物13に関する測定
信号S4を直流に変換し増幅する検出回路9と、前記検
出回路9からの検出信号S5を検知して、その最大電圧
値を有する信号を保持するピークホールド回路8と、ピ
ークホールド回路8に保持されていた保持信号S6と前
記検出回路9からの検出信号S5とを比較するコンパレ
ータ回路7とを具備している。コンパレータ回路7は、
ピークホールド回路8に保持されていた保持信号S6の
電圧の方が検出信号S5の電圧より高いとき、固定回路
16と制御電圧発生回路4へ所定信号である動作停止信
号S7を出力する。固定回路16は、動作停止信号S7
によりピークホールド回路8の保持信号S6を検出信号
S5に比して高いレベルの電圧を有する一定値に固定す
る。
【0027】制御電圧発生回路4は、その出力信号(制
御信号S1)の電圧(制御電圧)を所定間隔を有して階
段状に順次変化させる回路である。本実施例の制御電圧
発生回路4においては、その電圧が階段状に徐々に高く
なるように構成されている。この制御電圧発生回路4の
制御信号S1はVCO回路(電圧制御発振回路)3へ入
力されている。
【0028】VCO回路3は、前記制御信号S1の電圧
変動に対応して出力信号(供給信号S2)の周波数を変
化させる回路である。本実施例では、VCO回路3は、
所定時間の間隔を有して階段状に高くなる電圧を有する
制御信号S1が入力されて、出力信号である供給信号S
2の周波数がその制御信号に対応して徐々に高くなるよ
うに構成されている。VCO回路3から出力された供給
信号S2は、変換回路2において所定電流に変換され、
直流成分が除去される。
【0029】前記信号処理部10には、制御電圧発生回
路4とピークホールド回路8とを初期状態に復帰させて
後述する較正動作を開始させるリセット回路6が設けら
れている。また、この信号処理部10には、検出回路9
の検出信号S5からの被検出対象物13の情報、例えば
被検出対象物13が所定レベルに達しているか否かの情
報、を表示回路15に表示、例えば警報音発生及び/又
はLED点灯による表示等、を行うための出力回路11
が設けられているとともに、較正動作によって得られた
制御電圧を停電時に保持するためにバックアップ電源回
路5が設けられている。また、前記出力回路11は、当
該装置外部の表示装置14等へ被検出対象物13の情報
を出力するように構成されており、集中管理方式に対応
できる構成となっている。
【0030】図2は、図1に示した静電容量式検知装置
の回路図である。図2に示すように、測定部1は、可変
容量コンデンサCxで示された測定電極20とコイルL
1により構成される共振回路1a及び、検出コイル1b
を具備している。検出回路9は、前記検出コイル1bの
出力信号である測定信号S4を直流信号に変換するダイ
オードD2とコンデンサC3とにより構成された検波器
9aと、測定信号S4を所定のレベルまで増幅する増幅
器A1とを具備している。
【0031】ピークホールド回路8はダイオードD3、
コンデンサC1等により構成されており、ピークホール
ド回路8の出力信号である保持信号S6が入力されるコ
ンパレータ回路7は、複数の抵抗器とオフセット電源V
Oとコンパレータ7a等により構成されている。固定回
路16はツェナーダイオードD4、トランジスタTr
2、抵抗及びコンデンサー等により構成されている。ピ
ークホールド回路8と制御電圧発生回路4を初期状態に
するリセット信号S8を出力するリセット回路6は、ト
ランジスタTr1とリセットスイッチ6a等により構成
されている。制御電圧発生回路4は、シフトレジスタ4
aと動作クロックを発生させる方形波発振回路4bと複
数の抵抗器等を具備しており、方形波発振器4bの動作
クロックに従って出力信号である制御信号S1の制御電
圧を階段状に順次高い電圧へ変化させている。
【0032】VCO回路3は、可変容量ダイオードD
1、クラップ発振回路3a、及び出力インピーダンスを
下げてノイズの影響を軽減するエミッタフォロワー回路
3b等を具備しており、制御電圧発生回路4からの制御
信号S1に対応する周波数を有する供給信号S2を変換
回路2へ出力する。変換回路2は、抵抗R1とカップリ
ングコンデンサC2により構成されており、VCO回路
3からの供給信号S2を抵抗R1により所定電流に変換
し、カップリングコンデンサC2によりその直流成分を
除去した発振信号S3を出力する。
【0033】図3は共振回路1aの出力電圧と周波数と
の関係を示す特性図であり、波形Aは測定部1が容器1
2に取付けられる前の出力特性であり、波形Bは測定部
1が容器12に取付けられた後の出力特性を示す。図3
において、横軸が発振信号S3の周波数を示しており、
縦軸が共振回路1aの出力電圧を示している。図3に示
すように、容器12に測定部1を取付けることにより、
その出力特性のピーク電圧は低下し、ピーク電圧時の周
波数は低くなっている。これは、容器12のインピーダ
ンスの影響によるものであり、容器12の種類、形状に
より、この波形は大きく異なる。
【0034】図4は、測定部1における共振回路1aの
インピーダンスと周波数との関係を示す特性図であり、
横軸が共振回路1aへ入力される発振信号S3の周波数
であり、縦軸が共振回路1aのインピーダンスを示して
いる。図4において、Cの波形は測定電極20と被検出
対象物13が離れている状態のときのインピーダンス曲
線であり、Dの波形は測定電極20が被検出対象物13
に近接している状態のときのインピーダンス曲線であ
る。このように、測定電極20が被検出対象物13に近
接することにより、共振回路1aのインピーダンス曲線
が大きく変動することを利用して、本発明の静電容量式
検知装置は被検出対象物13を検知するものである。
【0035】図5は各回路におけるそれぞれの出力特性
を示しており、図5の(a)は制御電圧発生回路4の出
力特性(制御信号S1)であり、図5の(b)は検出コ
イル1bの出力特性(測定信号S4)であり、図5の
(c)は検出回路9の出力特性(検出信号S5)であ
り、図5の(d)はピークホールド回路8の出力特性
(保持信号S6)である。
【0036】以下、本実施例の静電容量式検知装置の較
正動作について図1から図5を参照して説明する。図2
において、測定部1を容器12の所定位置に取付け、測
定電極20が被検出対象物13から離れた状態でリセッ
ト回路6のリセットスイッチ6aを作動させることによ
り、ピークホールド回路8のコンデンサC1に蓄えられ
ていた電圧は、トランジスタTr1が励起されることに
より放電され、約OVとなる。また、リセットスイッチ
6aの作動により、図5の(a)に示すように制御電圧
発生回路4の制御電圧VCは初期設定電圧Vc1に設定
され、その後、階段状に順次変化する制御電圧が出力さ
れる。
【0037】階段状に順次変化した制御電圧VCが入力
されたVCO回路3は、その制御電圧VCに対応する周
波数を有する供給信号S2を、低インピーダンスのエミ
ッタフォロワー回路3bから出力する。VCO回路3か
ら出力された供給信号S2は、カップリングコンデンサ
C2と共振回路1aの最大インピーダンスの10倍程度
のインピーダンスを有する抵抗器R1を持つ変換回路2
に入力される。変換回路2では供給信号S2の電流変動
を1%以下に抑え、直流成分を除却するカップリングコ
ンデンサを介して発振信号S3を出力する。この発振信
号S3の周波数は同軸ケーブルを介して共振回路1aへ
入力されて、共振回路1aのインピーダンス特性により
電圧に変換される。
【0038】測定部1は、前述の図4に示すように、発
振信号S3の周波数に対応したインピーダンスを有し、
このインピーダンスに対応した測定電圧VRを発生させ
る。図5の(b)は周波数Faと測定電圧VRとの関係
を示す。検出回路9は、図5の(c)に示すように、測
定部1の測定電圧VRに比例した検出電圧VDを出力す
る。検出回路9において、測定信号S4の交流信号は直
流信号に変換され、所定のレベルに増幅された、検出信
号S5が出力されている。ピークホールド回路8は、図
5の(d)に示すように、検出回路9からの検出信号S
5が順次入力されて、検出信号S5の最大電圧値を有す
る信号を保持していく。ピークホールド回路8において
保持された保持信号S6は、コンパレータ回路7へ出力
される。
【0039】前記ピークホールド回路8の保持信号S6
が入力されたコンパレータ回路7は、保持信号S6と検
出回路9から出力された検出信号S5とを比較するため
に、ピークホールド回路8の保持信号S6はコンパレー
タ7aの反転入力側に接続され、検出回路9の検出信号
S5は非反転入力側へ接続される。図2に示すように、
検出回路9の検出信号S5には直流電源のオフセット電
圧VO、例えば0.7V、が付加されており、コンパレ
ータ回路7において、反転入力側に接続されたピークホ
ールド回路8の保持信号S6がオフセット電圧VOが加
算された検出回路9の検出信号S5と比較されるように
構成されている。コンパレータ7aの非反転入力側に接
続された検出信号S5の方が高い電圧を有している場
合、コンパレータ7aはHIGH電圧、例えば回路電圧
である18V、を制御電圧発生回路4のシフトレジスタ
4aへ出力する。HIGH電圧が入力されたシフトレジ
スタ4aは次の回路に切換えて、制御電圧発生回路4は
さらに高い電圧を有する制御信号S1を出力する。
【0040】本実施例のコンパレータ回路7において、
前述のように検出回路9の検出信号S5にはオフセット
電圧VOが付加されているが、これはピークホールド回
路8の保持信号S6がノイズ等の影響を受けてその電圧
が変動して一次的に高くなった場合、コンパレータ回路
7が誤動作することを防止するためのものである。すな
わち、検出信号S5にノイズ等の影響による電圧変動幅
より大きなオフセット電圧が加算されていれば、コンパ
レータ回路7における比較動作において、ピークホール
ド回路8の保持信号S6の方が確実に検出信号S5より
高い場合を検出することができる。以上のように、制御
電圧発生回路4はコンパレータ7aの出力がHIGH電
圧である間は制御電圧を階段状に変化させ、その変化に
対応してVCO回路3は周波数Faを変化させた供給信
号S2を出力するように構成されている。
【0041】図5において、測定信号S4の周波数Fa
(n−1)のとき、共振回路1aの共振点となり、ピー
クホールド電圧VPは最大値Vp(n−1)となる。測
定信号S4の周波数が共振回路1aの共振点を通過して
Fanになったとき、測定電圧VRはVrnとなり、検
出電圧VDはVdnとなる。この検出電圧Vdnとオフ
セット電圧Voが加算されたものはピークホールド電圧
Vp(n−1)より低くなる。このとき、コンパレータ
7aは反転してLOW電圧、例えばOV、の動作停止信
号S7を固定回路16と制御電圧発生回路4に出力す
る。
【0042】固定回路16は、入力されたLOW電圧に
よってトランジスタTr2が励起され、ツェナーダイオ
ードD4によって設定された電圧、例えば15V、がピ
ークホールド回路8のコンデンサC1に蓄えられるよう
に構成されている。このために、ピークホールド回路8
の保持信号S6は検出信号S5と比較して十分高い電圧
Vpnに固定される。上記のように、LOW電圧の動作
停止信号S7が固定回路16に入力されると保持信号S
6が電圧Vpnに固定されるために、動作停止信号S7
がLOW電圧になった後において、検出信号S5にノイ
ズ等の影響による電圧変動が発生しても、ピークホール
ド回路8のピークホールド電圧VPがVpnに維持され
ているために、動作停止信号S7はLOW電圧に確実に
維持され、検出信号S5の電圧変動の影響を全く受けな
い構成となっている。
【0043】LOW電圧の信号が入力された制御電圧発
生回路4のシフトレジスタ4aはその動作を停止するた
め、制御電圧発生回路4はそのときの制御電圧Vcnを
保持した制御信号S1を出力する。このとき、VCO回
路3は周波数Fanの供給信号S2を出力し続け、測定
部1の測定電圧VRはVrnに保持される。また、検出
回路9の検出電圧VDは図5の(c)に示すようにVd
nに保持され、ピークホールド回路8のピークホールド
電圧VPは図5の(d)に示すように固定回路16によ
りVpnに維持され、較正動作は終了する。
【0044】較正動作終了後において、もし検出信号S
5の電圧がVdnより高くなる場合があっても、上記実
施例の静電容量式検知装置には固定回路16を設けて、
ピークホールド電圧VPがVpnに維持されているため
に、静電容量式検知装置は、一旦、較正動作が終了する
と再始動せず、常に安定して検出動作を行うように構成
されている。
【0045】なお、本発明を説明するために、上記実施
例では図5の(a)に示す階段状の波形において、その
段差(電位差)を大きく図示したが、この段差は非常に
小さな電位差、例えば数mV、であるために、調整され
た基準周波数は実質的に共振点近傍に較正されている。
また、オフセット電圧Voの値を大きくして、共振点か
らずらした位置に基準周波数をセットすることも可能で
ある。この場合波形の急峻な部位を使用することによ
り、静電容量の微細な変化が検知可能となる。
【0046】なお、上記実施例においては、コンパレー
タ回路7がLOW電圧の信号を出力したとき、制御電圧
発生回路4がそのときの制御信号S1を固定して出力す
るように構成しているが、シフトレジスタ4aにLOW
電圧が入力されたとき、制御電圧発生回路が直前(1つ
前)の制御信号に固定して出力するように構成すること
もできる。このように構成することにより、信号処理部
10はさらに共振点近傍に基準周波数を調整することが
できる。また、上記実施例のVCO回路3は一般的な電
子部品の回路により構成したが、IC等の集積回路を用
いて構成することにより、さらに小型化を達成すること
ができる。
【0047】以下、本実施例の静電容量式検知装置の被
検出対象物13の検出動作について図6を用いて説明す
る。図6は、測定部1の測定信号S4における周波数特
性を示す特性図であり、横軸が周波数、縦軸が測定電圧
VRを示している。図6において、波形Eは測定電極2
0に被検出対象物13が近接していない状態のときの周
波数特性であり、波形Fは測定電極20に被検出対象物
13が近接したときの周波数特性である。波形Eの周波
数特性を有する本実施例の静電容量式検知装置が前述の
較正動作により基準周波数をFanに調整された場合の
検出動作について説明する。波形Eにおいて、基準周波
数がFanのとき、測定電圧VRはVrnである。
【0048】上記のように調整された静電容量式検知装
置において、その測定電極20に被検出対称物13が近
接すると、測定電極20により検知される検出回路9の
周波数特性は波形Fのように変動する。このために、基
準周波数がFanに調整されていたとき、測定電圧VR
はVrnからVrmに急激に低下する。信号処理部10
の出力回路11は、この測定電圧VRの急激な変化を基
準電圧との比較により検出する。表示回路15は、出力
回路11からの信号に基づき、例えば警報音やLEDの
点灯により容器12の所定レベルに被検出対象物13が
達していることを表示する。また、出力回路11は、当
該装置外部に設けられた表示装置14、例えば警報音を
発生する電気回路や、ランプが点灯する電気回路や、液
晶等の表示板に文字・図形等を表示する装置等へ所定の
信号を出力する。
【0049】なお、前述の検出動作を説明した静電容量
式検知装置は、測定電極20に被検出対称物13が近接
していない状態で較正動作が実施されたものであるが、
測定電極20に被検出対象物13が近接した状態で前述
の較正動作を実施した場合には、測定部1の周波数特性
が図6の波形Fとなり、被検出対称物13が測定電極2
0から離れたとき、その周波数特性は図6の波形Eのよ
うに変化する。このために、測定電圧VRはVroから
Vrpへ急激に低下する。したがって、この場合にも、
前述のように検出動作を実施すれば検出対称物13が容
器12の所定レベル以下になったことを確実に検知する
ことができる。
【0050】本実施例の静電容量式検知装置の具体例を
図7から図11に示す。図7は静電容量式検知装置の信
号処理部10の外観図であり、図7の(a)は正面図、
図7の(b)は側面図、図7の(c)は背面図を示して
いる。図7の(a)の信号処理部10の正面図に示すよ
うに、信号処理部10の正面パネル32にはチューニン
グスイッチ21、レベルスイッチ23が設けられてい
る。チューニングスイッチ21は、前述のリセット回路
6に設けられたリセットスイッチ6aと連動しており、
このチューニングスイッチ21を押すことにより前述の
較正動作が開始される。チューニングランプ22は、L
EDにより構成されており、較正動作終了時に点灯する
ように構成されている。
【0051】レベルスイッチ23は、容器12における
所定のレベルを記憶させるためのスイッチであり、レベ
ルスイッチ23を被検出対称物13が容器12の所定レ
ベルに達しているときに押圧して、そのときの静電容量
を記憶させ、レベルランプ24の点灯によりその記憶動
作を確認できるよう構成されている。このレベルランプ
24はLEDにより構成されている。チューニングスイ
ッチ21とレベルスイッチ23は、正面パネル32の面
上から突出しないように、凹んで配設されているため
に、使用者等が誤って接触して誤操作されることのない
ように構成されている。
【0052】スライドスイッチ25は、ロック機構であ
り、前述の較正動作が終了した後にスライドスイッチ2
5をL側へ移動させることにより、較正動作の再始動は
禁止される。アラームランプ26は、容器12内の所定
レベルに被検出対称物13が達しているとき、または所
定レベル以下になったときを検出したときに点灯するア
ラーム表示であり、LEDにより構成されている。
【0053】図7の(b)に示す信号処理部10の側面
図において、セレクトスイッチ28が配設されており、
このセレクトスイッチ28は検出目的を選択するための
切換スイッチである。例えば、被検出対象物13が容器
12の上限レベルに達しているか否かを検出する目的の
場合には、セレクトスイッチ28のレバーをH側に移動
させる。反対に容器12の下限レベルに被検出対象物1
3が達しているか否かを検出する場合には、セレクトス
イッチ28のレバーをL側へ移動させる。図7の(b)
において、側面の上下両端に設けられたボルト27、2
7は、操作盤等の筐体へ取付けるための締付ボルトであ
る。図7の(c)の信号処理部10の背面図に示すよう
に、信号処理部10の背面には複数の端子が配設されて
おり、例えば、入力電源24V用の端子29a、出力端
子29b、そして測定部1に接続される高周波ケーブル
等を接続する端子29c等が設けられている。
【0054】図8は静電容量式検知装置の測定部1の外
観図であり、図8の(a)は測定部1の正面図、図8の
(b)は測定部1の一部を破断して示した側面図であ
る。図8の(a)に示すように、この測定部1の測定電
極20は長方形状に形成されており、この測定電極20
が被検出対象物13を収納した容器12の外面に近接す
るように配設される。図8に示す測定部1の測定電極2
0は、検知する目的に応じて、容器12の所定位置、例
えば所定レベルに横長方向に取付けられて、被検出対象
物13のその所定レベルにおける有無が検知される。検
知された測定信号S4は高周波ケーブル31を介して信
号処理部10へ出力される。
【0055】図9と図10に示す測定部1は、本発明の
静電容量式検知装置に用いられる他の具体例であり、図
9の測定電極30は円形状を有しており、前述の図8に
示した測定電極20と実質的な内部構造は同じである。
図9に示した円形状の測定電極30は、所定位置、例え
ば容器12の底面の下側に配設されて、当該容器12内
の被検出対象物13の有無が検出されるように構成され
ている。このように、図9に示す測定部1は円形状の測
定電極30を有しているために、例えば円筒状の容器1
2の底面の略全面に配設することが可能となり、この容
器12内の被検出対象物13の量を高精度に測定するこ
とが可能となる。
【0056】図10に示す測定部1には棒状の測定電極
40が設けられており、この測定部1が容器12に取付
けられるとき、棒状の測定電極40は容器12の内部へ
突出するよう配設される。図10に示す測定部1の棒状
部分には、測定電極40と接地電極41との間には絶縁
物42が設けられており、測定電極40と接地電極41
との間の静電容量が検出されるように構成されている。
すなわち、図10に示す測定部1は、容器12の所定レ
ベルに配置された棒状の測定電極40が被検出対象物1
3と接離したとき、その静電容量の変化を検知するよう
に構成されている。図10に示す測定部1を使用する場
合には、容器は絶縁物で形成していなくてもよく、接地
された金属製容器内に収納された被検出対象物13を検
知することができる。このように、図10に示した測定
部1は接触方式により被検出対象物13の有無を検出す
るように構成されているため、より検知精度の高い静電
容量式検知装置を得ることができる。
【0057】なお、図7に示した信号処理部10と図8
から図10に示した各測定部1との間は同軸ケーブルで
ある高周波ケーブルにより電気的に接続されており、ノ
イズ等の影響を受けないように構成されている。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、工場出
荷時の調整が不要となり、現場においてリセットスイッ
チの操作だけで自動的に、容器に取付けられた静電容量
式検知装置の基準周波数を迅速かつ適切に調整すること
ができ、所定位置における被検出対象物の有無を正確に
検出することのできる静電容量式検知装置を得る効果が
ある。
【0059】また、本発明によれば、固定回路が設けら
れているので、較正操作により得られた状態を安定して
維持でき、停電終了後においても続けて検出動作を行う
ことのできる静電容量式検知装置を得る効果がある。
【0060】また、本発明によれば、被検出対象物を収
納した容器に測定部を取付け、その測定部から離れた所
望の位置に信号処理部を配設することができるために、
装置設置時の取扱い及び他の機器との接続が容易に行え
る静電容量式検知装置を得る効果がある。
【0061】また、本発明によれば、バックアップ電源
回路が設けられているので、停電終了後に新ためて較正
操作を行う必要がなく、続けて検出動作を行うことので
きる静電容量式検知装置を得る効果がある。
【0062】また、本発明によれば、変換回路において
測定部に入力される信号が測定部のインピーダンス変化
を忠実に表わすように構成されているために、正確な較
正操作を行うことのできる静電容量式検知装置を得る効
果がある。
【0063】さらに、本発明によれば、測定目的及び使
用環境に応じて測定部を選択することのできる静電容量
式検知装置を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静電容量式検知装置の一実施例のブロ
ック図。
【図2】図1の静電容量式検知装置の回路図。
【図3】図1の静電容量式検知装置における共振回路の
出力電圧と周波数の関係を示す特性図。
【図4】図1の静電容量式検知装置における共振回路の
インピーダンスと周波数の関係を示す特性図。
【図5】図1の静電容量式検知装置における各回路の出
力特性図。
【図6】図1の静電容量式検知装置における検出コイル
の出力特性図。
【図7】本発明の静電容量式検知装置の信号処理部の外
観図。
【図8】本発明の静電容量式検知装置の測定部の外観
図。
【図9】本発明の静電容量式検知装置の他の測定部の外
観図。
【図10】本発明の静電容量式検知装置の他の測定部の
外観図。
【符号の説明】
1 測定部 2 変換回路 3 VCO回路 4 制御電圧発生回路 5 バックアップ電源回路 6 リセット回路 7 コンパレータ回路 8 ピークホールド回路 9 検出回路 10 信号処理部 11 出力回路 12 容器 13 被検出対象物 16 固定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に収納された被検出対象物の有無
    による静電容量の変化に対応した電圧の交流信号を出力
    する測定部と、前記測定部へ静電容量を検知するための
    周波数を有する信号を出力し前記測定部からの交流信号
    を電気的に処理して静電容量の変動を検知する信号処理
    部とを具備する静電容量式検知装置において、 前記信号処理部が所定間隔を有して階段状に順次変化す
    る制御電圧を有する信号を出力する制御電圧発生回路
    と、 前記制御電圧発生回路から出力される信号を受け前記制
    御電圧に対応して順次周波数を変化する交流信号に変換
    して前記測定部へ出力するVCO回路と、前記測定部か
    ら順次出力される交流信号を直流信号に変換して、検出
    信号を出力する検出回路と、 前記検出回路の検出信号における最大電圧値信号を保持
    するピークホールド回路と、 前記検出信号と前記ピークホールド回路に保持された最
    大電圧値信号とを比較して、前記検出信号の電圧値の方
    が小さく、且つその差が所定しきい値に達したときに電
    圧固定用信号を前記制御電圧発生回路へ出力するコンパ
    レータ回路と、 前記コンパレータ回路が電圧固定用信号を出力した後、
    前記ピークホールド回路を制御してそこに保持された最
    大電圧値信号を、前記検出信号よりも大きな電圧値の信
    号に固定させる固定回路とを具備し、 前記コンパレータ回路から前記制御電圧発生回路へ前記
    電圧固定用信号が入力されたとき、前記制御電圧発生回
    路はそのとき出力していた制御電圧を固定電圧として維
    持し、前記VCO回路はその固定電圧に対応して固定さ
    れた周波数を静電容量を検知するための周波数として出
    力する静電容量式検知装置。
  2. 【請求項2】 前記測定部と前記信号処理部が別体で構
    成され、その間を高周波ケーブルにより電気的に接続し
    た請求項1記載の静電容量式検知装置。
  3. 【請求項3】 前記制御電圧発生回路から出力される制
    御電圧を停電時に保持するためのバックアップ電源回路
    を有する請求項1記載の静電容量式検知装置。
  4. 【請求項4】 前記信号処理部において前記VCO回路
    からの出力信号を実質的に定電流を有する信号に変換し
    て前記測定部へ出力する変換回路を有する請求項1記載
    の静電容量式検知装置。
  5. 【請求項5】 前記測定部が矩形状、円形状又は棒状に
    構成された測定電極を有する請求項1記載の静電容量式
    検知装置。
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