JPH07305894A - 瞬間式ガス温水器 - Google Patents

瞬間式ガス温水器

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JPH07305894A
JPH07305894A JP12176794A JP12176794A JPH07305894A JP H07305894 A JPH07305894 A JP H07305894A JP 12176794 A JP12176794 A JP 12176794A JP 12176794 A JP12176794 A JP 12176794A JP H07305894 A JPH07305894 A JP H07305894A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 増大されたエネルギー効率を有するガス温
水器を提供する。 【構成】 ケーシング12の内部に流体が供給される
多数の第2チューブと、この第2チューブをそれぞれ囲
繞する第1チューブと、この第1チューブを囲繞する円
筒形の壁を備え、特に第2チューブの外周縁には多数の
フィンが備えられた構造を有する。かかる構造は各第1
チューブの内部に加熱空気を供給し、その第1チューブ
の回りには壁とケーシングなど断熱壁が備えられること
によりエネルギー効率が増大されるガス温水器を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス温水器とこれに採用
される熱交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な軽量の家庭用のガス温水器は水
が加熱及び貯蔵されるタンクを備える。バーナは水の設
定温度を保つために温度調節装置で制御される。その効
率を改善するため、これらの装置の製作者により採択さ
れてきたエネルギー保存手段の例はさらに良好なタンク
の断熱とバーナの電気的な点火を含む。しかし、アメリ
カではこの温水器の基本的な概念における根本的な変化
は殆ど見られず、依然として温水器は温まった水をすぐ
使えるよう貯蔵するタンクを備える。
【0003】瞬間式ガス温水器は熱を周囲に非経済的に
浪費する貯蔵槽を有しないので、エネルギー保存の見地
から明らかな改善であろう。しかし、この形態の商業的
に実行できる装置のための必須的な要件は改善された効
率を鑑みて市場で合理的に競争力のある値段で製造でき
るべきである。その他の要求は同等な温水供給定格を有
する現在の商業的な温水器より特に広いスペースを占有
せず、好適にはさらに狭い空間をとるべきである。
【0004】本発明について行われた予備新規性サーチ
の結果、米国特許第4,909,191号、第1,58
2,230号、第4,453,496号、第4,86
7,106号、第4,401,058号、第4,36
6,778号、第4,096,616号、第4,82
5,813号及び第2,537,984号を見いだし
た。
【0005】米国特許第4,453,496号と第4,
825,813号は“1回用ボイラ”を開示している。
このボイラは内部に環形の下部マニホールド形態の熱交
換機と、環形の上部マニホールドと、2つのマニホール
ドの間を延長し円形に配列された複数のチューブを受容
する垂直の円筒形の容器を備える。冷水は1つのマニホ
ールドに流入されチューブを通じて他のマニホールドを
通過して後者のマニホールドを通じて排出される。ガス
バーナは下部マニホールドの中心の内部に備えられ、加
熱された燃焼副産物は水を加熱しながらチューブの外側
を通過する。熱交換機の効率を改善するためにフィンが
チューブの外側に備えられる。
【0006】チューブの外側に各々のフィン要素は積層
することによりチューブにフィンを設ける一般の概念は
新規ではない。その概念は米国特許第2,537,98
4号に開示されている。
【0007】米国特許第4,909,191号は米国特
許第4,453,496号と第4,825,813号に
開示されたものと何れかの面において類似した熱交換機
を有する温水器を開示する。マニホールドの間で延長さ
れる熱交換機の各チューブは実際に“二重チューブ”で
あり、そのうち1つは“衛生水”を移送し、他の1つは
“暖房水”を移送する。熱交換機の縁はケーシングの側
壁から内側に隔てられる円筒形の壁に囲繞され熱交換機
の周囲を円筒形の空間に限定する。燃素空気は上部マニ
ホールドの中心の内部に備えられたガスバーナに達する
前に前記空間を通して流れる。
【0008】米国特許第1,582,230号、第4,
401,058号及び第4,366,778号は類似し
た熱交換機を有する他の形態の温水器を開示する。
【0009】米国特許第4,096,616号は挿入フ
ィンを備える同心のチューブを含む熱交換機を開示し、
米国特許第4,867,106号は燃焼ガスがチューブ
内に備えられた螺旋インサート(helical insert)によ
り形成された螺旋経路を通じて流れる温水器を開示す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は改善さ
れたエネルギー効率により得られるエネルギー節減を鑑
みながら、有用な装置で競争力のある値段となるよう割
合に小型で高い効率を有し公知の技術を用いて製造でき
る新規で独創的な瞬間式ガス温水器を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、円筒形のケーシングと、前記ケーシン
グの中心を横切ってその上端部に設けられる第1プレー
トと、前記ケーシングの中心を横切ってその下端部に設
けられる第2プレートと、前記ケーシングの上端部から
所定間隔に隔てられたまま備えられケーシングとの間に
所定の第1空間を形成し、環形の空間を有しその空間に
流体を供給する流入管を有する第1マニホールドと、前
記第1空間と大気を連結する排気管と、前記第2プレー
トの下部に備えられ、環形の空間を有しその空間と連な
る出口管を有する第2マニホールドと、円筒形の壁を横
切って備えられ、前記第2プレートとの間に第2空間を
形成する第3プレートと、前記円筒形の壁から所定間隔
に隔てられて備えられ、その内部に平行に同一円周上に
備えられ、一端は前記第1空間と連通するように前記第
1プレートに支持され、他端は前記第2空間と連通する
ように前記第3プレートに支持される複数の第1チュー
ブと、前記複数の第1チューブの内部を通してそれぞれ
備えられ、前記第1、第2マニホールドの空間と連通す
るように連結される複数の第2チューブと、前記複数の
第2チューブ内に前記円筒形の壁と同心に備えられ、一
端が前記第1プレートに支持され、他端は前記第3プレ
ートに届かない位置で自由端に備えられる第3チューブ
と、前記第1マニホールドから前記第2チューブを通し
て前記第2マニホールドに通る空間に流体が流れるよう
第1マニホールドに流体を供給する手段と、前記第2チ
ューブに流れる流体を加熱するよう前記第2空間に設け
られるバーナと、前記第2空間に空気を供給する手段を
備え、前記第2空間に加熱された空気が前記第1チュー
ブを通して前記第1空間に流れるよう構成してなること
を特徴とする。本発明の原理を具体化する装置は多様な
モデルサイズで大量生産に適合である。
【0012】
【作用】本発明は第1マニホールド14から第2チュー
ブ18を通じて第2マニホールド16に流体が流れ、空
間64の熱い空気が第1チューブ24と第2チューブ1
8との間に流れながら流体を加熱する。
【0013】
【実施例】本発明の著しい利点と多くの特性は現在本発
明を施す前に鑑みられた最適の形式を示す好適な実施例
に関する次の詳細な説明から分かるだろう。
【0014】温水器10は底部の辺りに温水マニホール
ド16と上部に冷水マニホールド14を有する円筒形の
ケーシング12を備える。一連の円形の円筒形第2チュ
ーブ18は温水器10の主縦軸20の周囲に均一な円形
に配列され、軸20と平行にマニホールド14と16と
の間に延在する。各第2チューブ18の所定部分には一
連のフィン要素22が積層されており、図3及び図4に
さらに詳しく示されている。各第2チューブ18とその
フィン要素22は対応する大きい円の円筒形の第1チュ
ーブ24内に同心に備えられる小組立体を形成する。軸
20に同心に配列された基本的な熱交換機構造体を構成
するものは第2チューブ18、フィン22及び第1チュ
ーブ24の組み合わせである。さらに、熱交換機の構造
は後述するマニホールド14、16及び他の構造物と等
しい付加構造とこの基本的な熱交換機の組み合わせとか
ら形成される。
【0015】各マニホールド14、16の構造はその内
部に対応する円形の環形マニホールド空間26、28を
有する一般に円形の胴体を含む点において類似である。
第2チューブ18の上端部はマニホールド空間26と共
通に通じるよう備えられ、その下端部はマニホールド空
間28と共通に通じる。エルボを備える冷水流入管30
は第2チューブ18が入って行く面に対向するマニホー
ルド16の面を経てマニホールド空間26に入り込む。
やはり、エルボを備える温水の出口管32は第2チュー
ブ18が入っていく面に対向するマニホールド16の面
を経てマニホールド空間28に入り込む。温水器が使わ
れる際、冷水は流入管30を通じてマニホールド空間2
6に流れ込んでマニホールドの周囲に分配される。つい
で、各第2チューブ18(後述する方式で加熱する場
所)を通じてマニホールド空間28まで平行した経路内
を通過し、以降温水になって出口管32を経て温水器か
ら流出される。
【0016】出口管32の下には温水器の最下部に軸2
0と同心にマニホールド16の上面に備えられたバーナ
36への燃焼ガスの流量を制御するための流量制御バル
ブ34がある。流量制御バルブ34とマニホールド16
との間に備えられた燃焼流入導管部材38は供給源(図
示せず)から流量制御バルブ34の流入口に燃焼ガスを
移送する役割を果たすガス流入路39を備える。燃焼ガ
ス出口導管部材40は流量制御バルブの出口からバーナ
の入口に延在するガス流出路41を備える。
【0017】バーナ36はマニホールド16の上面に重
なっている第2プレート44上に垂直に支持された短い
第4チューブ42を備える。この第4チューブ42は軸
20に同心であり、その上端は開放されている。第2プ
レート44には流量制御バルブ34からの燃焼ガスが第
4チューブ42の内部に流れ込む円形孔46が備えられ
ている。
【0018】第4チューブ42はやはり軸20と同心に
第2プレート44に垂直に支持された大きいチュ−ブの
形態である火炎保持器(flame holder)4
8により囲繞されている。火炎保持器48の上端は閉塞
されているが、その側壁に紋様の孔50を有する。点火
器51は火炎保持器48の下部の外側に隣接したバーナ
に設置される。第2プレート44の外側の縁にはケーシ
ング12の直径よりやや小さくそれと同心の円形の円筒
形の壁52が垂直に支持される。壁52の高さはケーシ
ング12のほぼ全体の高さと等しい長さなので、壁52
とケーシング12の両者を組み合わせてケーシング12
の内部に環形の空間54を形成する。一定パタ−ンをな
す孔56はケーシング12の上部の辺りに備えられ、こ
れらは周囲環境から燃焼空気が流れ込む燃焼空気流入口
を形成する。第1チューブ24の下端部の所定の高さの
壁52の内部に軸20を横切って備えられた円形第3プ
レート60が備えられており、壁52には一定パターン
をなす孔58が備えられる。第3プレート60は壁52
の内部に固定され、第1チューブ24の下端部が受容さ
れる一定パターンをなす孔を有し、かつ中心に円形孔6
2を有する。従って、孔58は第2プレート44と第3
プレート60との間に軸方向に存し、この2つのプレー
トと協同して燃焼空間64の境界をなす壁52の内部に
置かれ、かつ第1チューブ24から下向きに突出したチ
ューブ18部分は、この燃焼空間を通じてマニホールド
16に延び、この過程で第2プレート44に存する空隙
孔を通過する。 他の円形第1プレート66は上部に隣
接した内部ケーシング12を横切って横に延び、第1チ
ューブ24の上端が受容される一定パターンをなす円形
孔を有する。第1チューブ24から上向きに突出した第
2チューブ18部分は第1プレート66の真上部、そし
てマニホールド14の下部に置かれた円形空間68を通
じて延びる。短い排気管70はマニホールド14の開放
された中心部を通じて中央に通過し排気管70の上端が
固定される排気ダクト(図示せず)にファンネル空間6
8を提供する。
【0019】第3チュ−ブ72は各第1チューブ24の
放射状に最も内側にある部分に対してやや内側に隔てら
れた軸20と同心に第1プレート66から下向きに延び
る。第3チューブ72は第1チューブ24の殆どの長さ
に対して下向きに延びるが、第3プレート60に届かず
に終息する。第3チューブ72の下端は開放されている
にも関わらず、その上端は第1プレート66の中心部に
より閉塞されているので通路を構成できない。第3チュ
ーブ72は壁52と協働して第1プレート66から延び
る第1チューブ24のほとんどの長さがその中に位置す
る円形の環形空間74を限定している。空間74の上端
が空間54の上端と互いに通じるよう壁52の上部に一
定パターンをなす孔75が備えられる。かかる方式で空
間74と空間54を連通する流路に平行した燃焼空気の
経路が提供される。
【0020】図3及び図4にはフィン要素22及びこれ
らのチューブ18、24の関係が詳細に示されている。
【0021】各フィン要素は円形であり、フランジ78
を有する中央の円形孔76を備える。フィン要素は、す
ぐ隣のフィン要素との接合部の役割を果たすと共にチュ
ーブにプレスはめ込み部を提供する役割を果たすフラン
ジ78によってチューブに積層される。かかる方式でフ
ィン要素の横方向の延長部はチューブの長手方向に沿っ
て一定間隔に的確に軸方向に隔てられ、これらはチュー
ブに対して良好な熱伝導性を提供する。フィン要素の横
部は多数の貫通孔80を備える。図4における一定パタ
ーンをなす貫通孔80は1つのパターンを示し、その貫
通孔80は円形であり均一に配列されている。図5に示
したパターンは孔群がフィン要素の外側の縁に形成され
たノッチの形態になっている貫通孔の他の構造を示す。
フィン要素のチューブに積層される際、これらは貫通孔
の円周が一致したりあるいは食い違い状に配列されるこ
ともできる。食い違い状に配列した場合は一致するよう
に配置した場合よりもう少し曲がりくねった経路が形成
される。
【0022】以下、前述したような構造の温水器10の
作動を説明する。
【0023】矢印で流れを示した図6を参照する。温水
が要求される際、流量制御バルブ34は適切な量で開放
されバーナ36に対応するガスが流れるようにする。点
火器51はバーナ36の周囲の燃焼空間64に形成され
た燃焼ガス/空気混合物を点火するよう作動する。この
ガス/空気混合物はバーナから放出されたガスと孔56
を通じて温水器に流入された空気よりなり、この際空気
は空間54、74により提供される平行した流路を通じ
て下方に通過される。空間54を通過する空気の流れは
普通放射状の内側方向に燃焼空間64へ流れ込むよう孔
58を通じて側方向に通過する。空間74を流れる空気
の流れは普通軸方向下向きに孔62を通じて空間64に
流れ込む。熱い燃焼生成物は第1チューブ24に流れ込
み、フィン要素22の孔80を通じて上向きに通過す
る。これらは空間68に第1チューブ24から排出さ
れ、排気管70を通じて温水器10から排出される。
【0024】同時に、熱いガスは第1チューブ24を通
じて上向きに流れ、冷水は第2チューブ18を通じて下
向きに流れる。この二つの流体の同心的な反対方向の流
れは熱いガスから水への高い熱伝達効果を得、これによ
り水は第2チューブ18を通じて下向きに移動を完了す
る際要求する温度に温まる。
【0025】制御システムはバーナ36への入力エネル
ギーが出口管32を通じて出た温水用所定温度を発生さ
せるために調節されるよう数量に関連した多様な媒介変
数を測定するための適正数のセンサ及び流量制御バルブ
34を調節するために前記センサに応答する制御電子装
置を備える。
【0026】従って、超高効率瞬間式ガス温水器は家庭
用と小型の商業用及び産業用として適した割合にコンパ
クトな構造で提供される。しかし、本発明による温水器
と熱交換器の構成は特別な制御システムと関連せず、そ
れ自体で有用であることがわかる。
【0027】いろいろの特徴は温水器の効率に寄与す
る。その1つは詳細に説明された熱交換機の構造であ
る。もう1つは室内空気のような大気が温水器10に入
って軸方向に下方に移動し、この過程のうち熱交換機を
通過する空気回路であり、これは空間54の場合もケー
シング12の側壁に通じた熱損失に対する熱的障壁を提
供しながら燃焼空気を一定に回復させる余熱を起こす。
他の特徴は燃焼室空間64とバーナの配列であり、特に
ガスと空気が燃焼空間64で混合及び燃焼され、次いで
熱交換機を通じて排出される方式である。
【0028】温水器の制作には通常の材質が使われる。
例えば、熱交換機の構造にはステンレス鋼が使われる。
多様な結合部位への適した密封と締め手段が使われるこ
とのように通常の構造が適用される。同様に、温水器の
所望の容量を達成するために多様な部分の大きさと寸法
を定めるように通常の工学計算手段が使われる。望まし
くは管70に連結されたブローが温水器を通じて燃焼空
気と熱いガスを抜き出す時使われる。
【0029】前述した本発明の好適な実施例は本発明の
原理から逃れず多様な変形が可能である。
【0030】例えば、前記第2チューブ18は前記第1
チューブ24内で螺旋形に巻き取られた形態に製作で
き、この場合熱効率が増進される。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は各第1チュ
ーブの内部に加熱空気を提供し、その第1チューブの回
りには壁とケーシングなど断熱壁が備えられることによ
りエネルギー効率が増大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温水器の縦断面図である。
【図2】図1の2−2線から見た横断面図である。
【図3】熱交換機構造体の一部縦断面図である。
【図4】図3の4−4線から見た横断面図であって、本
発明の第1チューブの一例を示す。
【図5】図4と等しい方向から見た変形例の横断面図で
ある。
【図6】図1に示したものと同様の温水器の作動を示す
概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 温水器 12 ケーシング 14、16 マニホールド 18 第2チューブ 20 軸 22 フィン要素 24 第1チューブ 26 マニホールド空間 28 マニホールド空間 30 冷水流入管 32 温水の出口管 34 流量制御バルブ 36 バーナ 38 燃焼ガス流入道管部材 39 ガス流入路 40 燃焼ガス出口道管部材 41 ガス流出路 42 第4チューブ 44 第2プレート 46 円形孔 48 火炎保持器 50 孔 51 点火器 52 壁 56 孔 58 孔 60 第3プレート 62 円形孔 64 燃焼空間 66 第1プレート 68 ファンネル空間 70 排気管 72 第3チューブ 74 空間 75 孔 76 円形孔 78 フランジ 80 貫通孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のケーシングと、 前記ケーシングの中心を横切ってその上端部に設けられ
    る第1プレートと、 前記ケーシングの中心を横切ってその下端部に設けられ
    る第2プレートと、 前記ケーシングの上端部から所定間隔に隔てられたまま
    備えられケーシングとの間に所定の第1空間を形成し、
    環形の空間を有しその空間に流体を供給する流入管を有
    する第1マニホールドと、 前記第1空間と大気を連結する排気管と、 前記第2プレートの下部に備えられ、環形の空間を有し
    その空間と連なる出口管を有する第2マニホールドと、 円筒形の壁を横切って備えられ、前記第2プレートとの
    間に第2空間を形成する第3プレートと、 前記円筒形の壁から所定間隔に隔てられて備えられ、そ
    の内部に平行に同一円周上に備えられ、一端は前記第1
    空間と連通するように前記第1プレートに支持され、他
    端は前記第2空間と連通するように前記第3プレートに
    支持される複数の第1チューブと、 前記複数の第1チューブの内部を通してそれぞれ備えら
    れ、前記第1、第2マニホールドの空間と連通するよう
    に連結される複数の第2チューブと、 前記複数の第2チューブ内に前記円筒形の壁と同心に備
    えられ、一端が前記第1プレートに支持され、他端は前
    記第3プレートに届かない位置で自由端に備えられる第
    3チューブと、 前記第1マニホールドから前記第2チューブを通して前
    記第2マニホールドに通る空間に流体が流れるよう第1
    マニホールドに流体を供給する手段と、 前記第2チューブに流れる流体を加熱するよう前記第2
    空間に設けられるバーナと、 前記第2空間に空気を供給する手段とを備え、 前記第2空間に加熱された空気が前記第1チューブを通
    して前記第1空間に流れるよう構成してなることを特徴
    とする瞬間式ガス温水器。
  2. 【請求項2】 前記空気供給手段は前記円筒形のケー
    シングから所定間隔に隔てられてその内部にこれと同心
    で備えられ、前記第1、2プレートにその両端が支持さ
    れる円筒形の壁を備え、前記第1空間に隣接する前記ケ
    ーシングと前記第1チューブの上部にそれぞれ複数の孔
    を形成し、前記第2空間に対応する前記円筒形の壁に複
    数の孔を形成してなることを特徴とする請求項1に記載
    の瞬間式ガス温水器。
  3. 【請求項3】 前記第3プレートに前記第3チューブ
    と連通する孔を形成し、前記第2空間で加熱された空気
    が第3チューブ内に供給されるようなることを特徴とす
    る請求項1に記載の瞬間式ガス温水器。
  4. 【請求項4】 前記第2チューブは螺旋形に巻き取っ
    て形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の瞬
    間式ガス温水器。
  5. 【請求項5】 前記第2チューブの外周縁に積層形成
    され前記第2空間から供給される加熱空気の流れ方向に
    横切って備えられる環形のフィンを備えてなることを特
    徴とする請求項1に記載の瞬間式ガス温水器。
  6. 【請求項6】 前記フィンは前記加熱空気が通過でき
    る通路が形成されてなることを特徴とする請求項5に記
    載の瞬間式ガス温水器。
  7. 【請求項7】 前記通路は前記フィンの一部に貫通孔
    を形成してなることを特徴とする請求項6に記載の瞬間
    式ガス温水器。
  8. 【請求項8】 前記通路は前記フィンの縁から前記第
    2チューブの中心方向に分岐しているノッチを形成して
    なることを特徴とする請求項6に記載の瞬間式ガス温水
    器。
  9. 【請求項9】 前記バーナは、一端が開放され他端が
    閉塞された円筒形に形成され、その周面に前記第2空間
    と通じる多数の孔が形成され、その開放された一端が前
    記第2プレートに支持されるフレームホルダと、前記フ
    レムーホルダと連通する前記第2プレートに形成された
    孔を通じて第2空間に燃素ガスを供給する供給手段とを
    備えてなることを特徴とする請求項1に記載の瞬間式ガ
    ス温水器。
  10. 【請求項10】 前記フレームホルダ内に同軸に前記
    第2プレートに支持され、前記フレームホルダの高さよ
    り小さい円筒形の第4チューブをさらに備えてなること
    を特徴とする請求項9に記載の瞬間式ガス温水器。
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KR20140043343A (ko) * 2011-05-03 2014-04-09 알리손 트랜스미션, 인크. 유체를 복수의 구성요소에 축방향으로 전달하기 위한 장치 및 방법

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