JPH0730530B2 - 整地車に付設する整地装置 - Google Patents
整地車に付設する整地装置Info
- Publication number
- JPH0730530B2 JPH0730530B2 JP1138492A JP1138492A JPH0730530B2 JP H0730530 B2 JPH0730530 B2 JP H0730530B2 JP 1138492 A JP1138492 A JP 1138492A JP 1138492 A JP1138492 A JP 1138492A JP H0730530 B2 JPH0730530 B2 JP H0730530B2
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- Japan
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- leveling
- vehicle
- ground
- rotor
- rod
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲレンデ整地車などに
付設する整地装置に関するものである。
付設する整地装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、本出願人の実開平2−379
23号に開示されているように自走車1の後部に自走車
1に対して擺動する腕杆6を枢着し、この腕杆6の先端
に自走車1の巾とほぼ等しい巾のケース体7を設け、こ
のケース体7に整地ロータ2を軸架し、ケース体7の先
端に凹凸雪面4をならす整地板3を設けたゲレンデ整地
車が提案されている(以下、単に従来例と云う。)。
23号に開示されているように自走車1の後部に自走車
1に対して擺動する腕杆6を枢着し、この腕杆6の先端
に自走車1の巾とほぼ等しい巾のケース体7を設け、こ
のケース体7に整地ロータ2を軸架し、ケース体7の先
端に凹凸雪面4をならす整地板3を設けたゲレンデ整地
車が提案されている(以下、単に従来例と云う。)。
【0003】尚、この従来例の構造において、本願と同
一構成部分には同一符号を付した。この従来例は整地ロ
ータ2により凹凸雪面4の凸部を破砕し、破砕した雪を
ケース体7の内面に沿って整地ロータ2の前方に飛送
し、整地板3により雪面を平らにならしていくものであ
る。
一構成部分には同一符号を付した。この従来例は整地ロ
ータ2により凹凸雪面4の凸部を破砕し、破砕した雪を
ケース体7の内面に沿って整地ロータ2の前方に飛送
し、整地板3により雪面を平らにならしていくものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】出願人はこの従来例を
種々実験した結果、次の問題点を確認した。
種々実験した結果、次の問題点を確認した。
【0005】スキーヤーの滑走等に依ってスキー場のゲ
レンデに形成される雪面凹凸を、ゲレンデ整地車の整地
ロータ2で破砕して平滑にする場合、従来のゲレンデ整
地車は、整地ロータ2の刃が軸に溶着されており、刃の
向きが変わらないため、破砕雪の飛送方向が定まってし
まい、そのため該破砕雪を任意の凹部に必要な量だけ飛
送供給せしめることができず、ゲレンデの仕上がり面が
悪く且つ作業に手間取るという欠点があった。
レンデに形成される雪面凹凸を、ゲレンデ整地車の整地
ロータ2で破砕して平滑にする場合、従来のゲレンデ整
地車は、整地ロータ2の刃が軸に溶着されており、刃の
向きが変わらないため、破砕雪の飛送方向が定まってし
まい、そのため該破砕雪を任意の凹部に必要な量だけ飛
送供給せしめることができず、ゲレンデの仕上がり面が
悪く且つ作業に手間取るという欠点があった。
【0006】このような問題点を考慮して整地ロータ2
の刃の刃角を予め所定の角度に設定したりしているが、
地形等条件が決まっている訳ではないため、予め刃角を
所定角度に設定しただけでは十分な整地を行うことは不
可能である。
の刃の刃角を予め所定の角度に設定したりしているが、
地形等条件が決まっている訳ではないため、予め刃角を
所定角度に設定しただけでは十分な整地を行うことは不
可能である。
【0007】また、雪面の雪質(比重・硬度)により雪
の飛送距離も異なってしまう為、この点においても予め
整地ロータ2の刃角を所定角度に設定して雪面を平坦に
仕上げることは無理である。
の飛送距離も異なってしまう為、この点においても予め
整地ロータ2の刃角を所定角度に設定して雪面を平坦に
仕上げることは無理である。
【0008】この問題を解決する手段として、整地ロー
タ2の刃角を任意に可変し得るように構成することも考
えられるが、相当の雪圧がかかる刃を可変可能に構成す
ることは耐久的に不可能であるとともに刃の数が相当数
存することからその可変機構の構成も非常に複雑とな
り、現実問題として整地ロータ2の刃角を可変させるこ
とは技術的に難かしい。
タ2の刃角を任意に可変し得るように構成することも考
えられるが、相当の雪圧がかかる刃を可変可能に構成す
ることは耐久的に不可能であるとともに刃の数が相当数
存することからその可変機構の構成も非常に複雑とな
り、現実問題として整地ロータ2の刃角を可変させるこ
とは技術的に難かしい。
【0009】本発明は、このような問題点を解決した整
地車に付設する整地装置を提供することを技術的課題を
するものである。
地車に付設する整地装置を提供することを技術的課題を
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0011】自走車1の後部に整地ロータ2を設け、こ
の整地ロータ2の後部に整地板3を連設し、整地ロータ
2により凹凸整地面4を破砕して被破砕物を整地ロータ
2の前方に飛送せしめ、この被破砕物を整地板3により
整地する整地車に付設するものであって、自走車1と整
地ロータ2との間にして整地ロータ2の破砕作用により
凹凸整地面4から破砕飛送される被破砕物の飛送路位置
に、整地ロータ2の幅方向に擺動する翼板5を設けたこ
とを特徴とする整地車に付設する整地装置に係るもので
ある。
の整地ロータ2の後部に整地板3を連設し、整地ロータ
2により凹凸整地面4を破砕して被破砕物を整地ロータ
2の前方に飛送せしめ、この被破砕物を整地板3により
整地する整地車に付設するものであって、自走車1と整
地ロータ2との間にして整地ロータ2の破砕作用により
凹凸整地面4から破砕飛送される被破砕物の飛送路位置
に、整地ロータ2の幅方向に擺動する翼板5を設けたこ
とを特徴とする整地車に付設する整地装置に係るもので
ある。
【0012】
【作用】整地ロータ2により破砕された被破砕物は、整
地ロータ2の前方に飛送され、翼板5により該被破砕物
の飛送方向は適当方向に可変せしめられ、続いて整地板
3によりならされ凹凸整地面4はきれいに整地される。
地ロータ2の前方に飛送され、翼板5により該被破砕物
の飛送方向は適当方向に可変せしめられ、続いて整地板
3によりならされ凹凸整地面4はきれいに整地される。
【0013】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したもので以
下に説明する。
下に説明する。
【0014】図面は巾方向左右に凹凸歯付の履帯8を設
けた雪上整地車を自走車1とした場合である。自走車1
は図面の構成に限定されるものではない。
けた雪上整地車を自走車1とした場合である。自走車1
は図面の構成に限定されるものではない。
【0015】雪上整地車の後部に腕杆6を枢着して腕杆
6を該整地車に対して擺動自在に設け、腕杆6の端部に
ケース体7を枢着して腕杆6に対してケース体7を擺動
自在に設け、ケース体7の先端部に整地板3を枢着して
ケース体7に対して整地板3を擺動自在に設けている。
このケース体7には、整地ロータ2が軸架されている。
6を該整地車に対して擺動自在に設け、腕杆6の端部に
ケース体7を枢着して腕杆6に対してケース体7を擺動
自在に設け、ケース体7の先端部に整地板3を枢着して
ケース体7に対して整地板3を擺動自在に設けている。
このケース体7には、整地ロータ2が軸架されている。
【0016】符号21は整地板3を擺動させるシリンダー
である。
である。
【0017】ケース体7の上部内面には、ケース体7の
巾方向にロッド9が巾方向摺動自在に軸架されており、
ロッド9の所定ケ所にはチャンネル状の取付杆10が固着
されており、このチャンネル状の取付杆10の上下片の間
には長窓11付の突片12が嵌入され、軸ピン13により上下
片と突片12とは枢着されている。突片12は上筒体14に固
着され、この上筒体14には軸杆15が挿入され、軸杆15の
下端寄りにしてロッド9と反対側には翼板5が固着され
ている。16はケース体7に取り付けられた固定板22に固
着した下筒体であって、該下筒体16は軸杆15に被嵌さ
れ、該下筒体16により軸杆15は支持されている。
巾方向にロッド9が巾方向摺動自在に軸架されており、
ロッド9の所定ケ所にはチャンネル状の取付杆10が固着
されており、このチャンネル状の取付杆10の上下片の間
には長窓11付の突片12が嵌入され、軸ピン13により上下
片と突片12とは枢着されている。突片12は上筒体14に固
着され、この上筒体14には軸杆15が挿入され、軸杆15の
下端寄りにしてロッド9と反対側には翼板5が固着され
ている。16はケース体7に取り付けられた固定板22に固
着した下筒体であって、該下筒体16は軸杆15に被嵌さ
れ、該下筒体16により軸杆15は支持されている。
【0018】ロッド9の端部には揺動板17が中央を枢着
して配設され、この揺動板17の一端部とロッド9の端部
は揺動板17の長窓18を介して枢着され、一方、揺動板17
の他端部はシリンダー装置19のシリンダーロッド20と枢
着されている。
して配設され、この揺動板17の一端部とロッド9の端部
は揺動板17の長窓18を介して枢着され、一方、揺動板17
の他端部はシリンダー装置19のシリンダーロッド20と枢
着されている。
【0019】尚、ロッド9の摺動は、手動操作,整地車
の運転席での遠隔操作,雪面を監視する小型カメラとマ
イコンとの連動による自動操作等種々の設計が可能であ
る。本実施例は上記構造であるから、シリンダーロッド
20の突没によりロッド9が摺動し、ロッド9の摺動によ
り翼板5がケース体7の巾方向に擺動する為、整地ロー
タ2により飛送される雪は翼板5を適宜擺動させること
により適宜飛送方向が可変され、よって、雪面は均一に
平坦化されることになる。
の運転席での遠隔操作,雪面を監視する小型カメラとマ
イコンとの連動による自動操作等種々の設計が可能であ
る。本実施例は上記構造であるから、シリンダーロッド
20の突没によりロッド9が摺動し、ロッド9の摺動によ
り翼板5がケース体7の巾方向に擺動する為、整地ロー
タ2により飛送される雪は翼板5を適宜擺動させること
により適宜飛送方向が可変され、よって、雪面は均一に
平坦化されることになる。
【0020】
【発明の効果】本考案は上述のように構成したから簡単
に平坦な整地面を現出せしめることができる整地車に付
設する整地装置となる。
に平坦な整地面を現出せしめることができる整地車に付
設する整地装置となる。
【図1】本装置を付設した整地車の正面図である。
【図2】本装置の要部の断面図である。
【図3】本装置の要部の平面図である。
【図4】本装置の要部の斜視図である。
1 自走車 2 整地ロータ 3 整地板 4 凹凸整地面 5 翼板
Claims (1)
- 【請求項1】 自走車の後部に整地ロータを設け、この
整地ロータの後部に整地板を連設し、整地ロータにより
凹凸整地面を破砕して被破砕物を整地ロータの前方に飛
送せしめ、この被破砕物を整地板により整地する整地車
に付設するものであって、自走車と整地ロータとの間に
して整地ロータの破砕作用により凹凸整地面から破砕飛
送される被破砕物の飛送路位置に、整地ロータの幅方向
に擺動する翼板を設けたことを特徴とする整地車に付設
する整地装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1138492A JPH0730530B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 整地車に付設する整地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1138492A JPH0730530B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 整地車に付設する整地装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626018A JPH0626018A (ja) | 1994-02-01 |
JPH0730530B2 true JPH0730530B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=11776516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1138492A Expired - Fee Related JPH0730530B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 整地車に付設する整地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730530B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2105535A2 (de) * | 2008-03-26 | 2009-09-30 | Kässbohrer Geländefahrzeug AG | Fräseinrichtung zur Bearbeitung einer Schneepistenoberfläche |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5702339B2 (ja) * | 2012-08-13 | 2015-04-15 | 株式会社大原鉄工所 | 圧雪装置 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1138492A patent/JPH0730530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2105535A2 (de) * | 2008-03-26 | 2009-09-30 | Kässbohrer Geländefahrzeug AG | Fräseinrichtung zur Bearbeitung einer Schneepistenoberfläche |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0626018A (ja) | 1994-02-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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