JPH07303265A - 四線式回線と二線式回線との間のインタフェース回路 - Google Patents

四線式回線と二線式回線との間のインタフェース回路

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JPH07303265A
JPH07303265A JP6273982A JP27398294A JPH07303265A JP H07303265 A JPH07303265 A JP H07303265A JP 6273982 A JP6273982 A JP 6273982A JP 27398294 A JP27398294 A JP 27398294A JP H07303265 A JPH07303265 A JP H07303265A
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signal
circuit
wire
correlator
digital
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JP6273982A
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Inventor
Johan G Meyer
グンナー メイヤー ヨハン
Gunnar A Eriksson
アンデルス エリクソン グンナー
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Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
Original Assignee
Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/005Interface circuits for subscriber lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/54Circuits using the same frequency for two directions of communication
    • H04B1/58Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa
    • H04B1/586Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa using an electronic circuit

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路が動作している時に、簡単な手段によっ
て縦平衡を最大状態へ連続的に調節しうる、四線式回線
と二線式回線との間のインタフェース回路を開示する。 【構成】 この四線式回線と二線式回線との間のインタ
フェース回路は、縦信号Vl と、該二線式回線から二線
式インタフェースの端子に受信された差分信号に対応す
る横信号Vt と、を受けるように接続された相関器およ
び制御回路手段32、34、36を含む。該相関器およ
び制御回路手段は、前記縦信号と前記横信号との間の相
関の測度である補正信号33を作る回路手段32を含
む。該補正信号を作る該回路手段は、前記縦信号と前記
横信号との間の相関を最小化すべく帰還ループ26、1
4、18;28、16、20における増幅を適応制御す
るためにこの補正信号を用いるように接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四線式回線と二線式回
線との間のインタフェース回路に関し、該インタフェー
ス回路は、受信入力と送信出力とを有する四線式インタ
フェースと、二線式回線に面しそれぞれの線に対して1
つずつ存在する2つの端子を有する二線式インタフェー
スと、を含む。出力増幅器が、それぞれの端子の前に配
置されている。第1回路手段が、前記受信入力に受信し
た信号を、該増幅器を経て、前記前記二線式インタフェ
ースの前記端子上に差分信号として印加する。第2回路
手段が、前記二線式回線から前記二線式インタフェース
の前記端子上に受信した差分信号を前記送信出力へ供給
する。第3回路手段が、前記端子のそれぞれに現れる電
圧の和により、縦信号を形成する。帰還ループは、縦平
衡を達成するために前記二線式インタフェースの接地ま
でのインピーダンス、いわゆる縦成端インピーダンス、
を調節するための、前記縦信号から得た調節信号に対す
る各増幅器まで延長している。
【0002】
【従来の技術】一般に、加入者回線は、いわゆる二線式
インタフェースを経て電話交換局に接続されている。電
話交換局は、いわゆる四線式インタフェースを経て他の
電話交換局に接続されている。それらの線の2つは、他
の交換局へ音声信号を送信するために用いられ、他の2
つは、他の交換局から音声信号を受信するために用いら
れる。
【0003】四線式インタフェースに受信された音声信
号は、二線式インタフェースへ送られ、それはそこに横
(差分)信号として現れる。もし加入者から到着した横
信号が二線式インタフェースに現れれば、それは四線式
インタフェースへ、おそらくはさらに他の交換局へ、送
られる。
【0004】今日、二線式インタフェースと四線式イン
タフェースとの間の変換を行うためには集積回路が用い
られている。そのような回路は、通常はSLIC、すな
わち加入者回線インタフェース回路(Subscrib
er Line Interface Circui
t)、と称せられる。SLICにおいては、そのいわゆ
る縦成端インピーダンスが等しくなくてはならない、す
なわち二線式インタフェースから接地までのインピーダ
ンスが二線式回線の両線において等しくなくてはならな
い、という極めて高い要求が存在する。
【0005】例えば、電力回路網からの、または雷を伴
う暴風雨に起因する、外部妨害は、二線式回線にいわゆ
る縦信号を生ぜしめる。これらの縦信号は音声信号を妨
害しうる外に、それらは二線式インタフェース内に有害
電圧をも生ぜしめうる。逆に、横信号、例えば音声信号
は、縦信号を生ぜしめうる。これは、付近に位置する二
線式回線に漏話を起こさしめうる。
【0006】SLICにおいて十分に良い縦平衡を得る
ために、いくつかの信号経路において増幅のトリミング
が用いられてきた。本質的に序論において定められた種
類の回路を開示している、スウェーデン国特許第44
8,264号を参照されたい。このトリミングは、製造
中にいくつかの方法により、例えばレーザによって薄膜
抵抗をトリミングすることにより、行われうる。
【0007】同様に、本質的に序論において定められた
種類の回路が、欧州特許第0,134,229号に開示
されており、該特許には、該回路をその交換局内の場所
において自動的にトリミングする方法が説明されてい
る。特に、この方法は、回路がトリミング状態に置か
れ、そこでいくつかの信号接続および測定操作が行われ
た後、続いてトリミング調節が行われることを要求す
る。
【0008】技術の一般的状態の例として、外に次の特
許公告を挙げうる。SE−B 446,579、EP−
A2 272,800、US−A 4,387,27
3、およびWO−A1 90 01837。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、序論において定められた種類の回路において、該回
路が動作している時に、簡単な手段によって、縦平衡を
最大状態へ連続的に調節しうるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は、前記縦
信号と、前記二線式回線から前記二線式インタフェース
の前記端子に受信された前記差分信号に対応する横信号
と、を受けるように接続された相関器および制御回路手
段を含む。該相関器および制御回路手段は、前記縦信号
と前記横信号との間の相関の測度である補正信号を作る
回路手段を含む。該補正信号を作る該回路手段は、前記
縦信号と前記横信号との間の相関を最小化すべく前記帰
還ループにおける増幅を適応制御するためにこの補正信
号を用いるように接続されている。
【0011】以下においてそれぞれVl およびVt によ
っても表される縦信号および横信号を発生させるための
方法については、多数の記述がある。基本的には、それ
らの信号は、次のように二線式回線の線(wire)上
の電圧の和および差を形成することによって発生せしめ
られる。
【0012】
【数1】
【0013】本発明は、もしVt とVl との間の相関が
ゼロならば縦平衡が理想的なものになることの理解に基
づく。原理は、Vt とVl との間の相関を最小化し、そ
れによって縦平衡を最大化するために、あるアルゴリズ
ム、例えばLMS(最小平均2乗法)、により縦成端イ
ンピーダンスを適応制御することである。
【0014】適応システムは、それらが時間と共に自己
調節的に変化すること、すなわちそれらが絶えず最適条
件を探索することを特徴とする。それらは、変化しうる
環境、例えば値が時間と共に変化する成分、が未知であ
るか、または大きく偏移することを考慮にいれる。IS
BN 0−13−004029−0に所載の、Widr
owおよびStearns著「適応信号処理(Adap
tive Signal Processing)」を
参照されたい。
【0015】本発明により達成されるものは、今後「適
応縦平衡」とも呼ばれる。第1実施例においては、前記
相関器および制御手段は、前記縦信号Vl と前記横信号
t とを受けるように接続され、これらの信号を用いて
補正信号33を作るために設けられた相関器回路32
と、該補正信号33を受けるように接続され、かつ前記
帰還ループ26、14、18;28、16、20内に配
置され、かつ前記縦信号と前記横信号との間の相関を最
小化するために前記補正信号を用いて前記調節信号を補
正する手段を含む制御回路手段34、36と、を含む。
【0016】制御回路手段34、36は、前記インピー
ダンスの電流応答の移相を可能ならしめる調節可能係数
を有する遅延Z-1を適切に含む。前記相関器回路32の
第1実施例は、比較器72を含み、その入力が前記縦信
号および前記横信号を受け、その出力が該2信号の積の
符号を示す信号を発生し、該信号が積分器74へ供給さ
れ、該積分器の出力に前記補正信号33が現れる。
【0017】前記相関器回路32の第2実施例は、乗算
器76を含み、該乗算器が前記縦信号と前記横信号との
積を形成してそれを積分器78へ供給し、該積分器から
前記補正信号33が得られる。前記相関器回路の第3実
施例には、前記横信号をディジタル信号に変換する手段
が配設され、該相関器回路は、ディジタル符号アルゴリ
ズム80によって働き、該ディジタル符号アルゴリズム
80が、前記ディジタル信号と、前記縦信号の符号と、
から信号を発生し、該信号がディジタル/アナログ変換
の後前記補正信号33を生じる。
【0018】本発明のもう1つの実施例においては、前
記二線式インタフェースの前記端子6、8上の前記信号
が、それぞれのA/D変換器44、46を経てディジタ
ル信号処理のための回路48へ供給され、該回路におい
てそれらが前記縦信号Vl および前記横信号Vt を作る
ように処理され、それらが前記相関器および制御手段3
2;50、52へ送られる。その場合、前記相関器回路
は、前記四線式インタフェースにおける受信方向のディ
ジタル横信号を、前記二線式インタフェース6、8から
の前記ディジタル縦信号Vl に相関せしめる、第1分離
相関器部分50と、前記四線式インタフェース内にディ
ジタル縦受信機信号がもしあれば、該ディジタル縦受信
機信号を、前記二線式インタフェースからの前記ディジ
タル横信号Vt に相関せしめる、第2分離相関器部分5
2と、に分割されうる。
【0019】本発明のもう1つの実施例においては、適
応調節を受けるべき回路部分に、広範囲の成分値を有す
る成分54、56、58が有利に含まれる。本発明のさ
らにもう1つの実施例においては、本発明の回路が、前
記四線式インタフェースの前記送信出力へ供給される信
号の適応式信号消滅のための手段60、62と組合わさ
れている。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ以下に詳述する。以下に説明される異なる諸実施例に
おいて、同じ参照文字は、異なる諸図内の同じまたは類
似の素子を指示するために用いられる。
【0021】図1は、四線式回線と二線式回線との間の
SLIC形のインタフェース回路を示す。それは、一方
においては受信入力2と送信出力4とを有する四線式イ
ンタフェースを含み、他方においては二線式回線に面
し、それぞれの線に対して1つずつ存在する2つの端子
6および8を有する二線式インタフェースを含む。それ
ぞれの出力増幅器10および12と、それぞれの電流発
生器14および16とが、おのおのの端子に接続されて
いる。
【0022】この回路は、受信入力2に受信した信号
を、増幅器10および12を経て、二線式インタフェー
スの前記端子6、8に差分信号として印加するための、
加算器18、20の形式に概略的に図示されている第1
回路手段を含む。さらに、この回路は、二線式回線から
二線式インタフェースの前記端子6、8に受けた差分信
号Vt を送信出力4へ供給するための、減算素子22と
して概略的に図示されている第2回路手段を含む。
【0023】さらに、端子6、8のそれぞれに現れる電
圧の和により、縦信号Vl を形成するための、加算器2
4の形式に概略的に図示されている第3回路手段が存在
する。調節信号のためのそれぞれの帰還ループ26およ
び28が、それぞれの電流発生器14および16を経
て、おのおのの増幅器10および12まで延長してい
る。この調節信号は、回路30において縦信号Vl から
導かれ、二線式インタフェースの接地までのインピーダ
ンス、すなわちいわゆる縦成端インピーダンス10、1
8、14および12、20、16をそれぞれ調節する。
この調節信号は回路30において、縦信号Vl を縦基準
と比較することによって、ここには詳述しない方法によ
り作られる。
【0024】これまでに説明された内容は、例えば上述
のスウェーデン国特許第448,264号または欧州特
許第0,134,229号により、また1983年発行
のエリクソン・レビュー(Ericsson Revi
ew)第4号に所載の論文「アクス10のための回線回
路成分SLIC(LINE CIRCUIT COMP
ONENT SLIC FOR AXE 10)」によ
り、公知の種類の技術である。従って詳細は、例えば上
述の発行物に見出されるので、これ以上の説明はここで
は必要でない。
【0025】本発明によれば、さらに、縦信号Vl と、
二線式回線から二線式インタフェースの前記端子に受信
された差分信号に対応する横信号Vt と、を受けるよう
に接続された相関器および制御回路が存在する。
【0026】これらの相関器および制御回路は、縦信号
l と横信号Vt との間の相関の測度である補正信号3
3を作るために設けられた相関器回路32を含む。この
補正信号を用い、制御回路34および36のそれぞれに
おいてVl とVt との間の相関を最小化するために、前
記帰還ループにおける増幅の適応制御が行われる。特
に、図1の実施例においては、制御回路34、36は、
補正信号を用いて前記調節信号を補正するために設けら
れ、それぞれ電流発生器14および16のおのおのの前
に配置される。一般に、このような適応システムの実現
の詳細に関しては、上述の文献、ISBN 0−13−
004029−0に所載の、WidrowおよびSte
arns著「適応信号処理(Adaptive Sig
nal Processing)」を参照されたい。今
後「適応制御ループ」という名称は、素子22、24か
ら、相関器回路32およびそれぞれの制御回路34およ
び36および素子14、18、10および16、20、
12のそれぞれを経て、素子22、24へ帰るまで延長
する制御ループに対して用いられる。
【0027】異なる諸実施例を示す図2から図5までに
は、わかりやすいように、本発明により適応縦平衡を得
るための、信号流を処理する回路部分のみが主として含
まれている。従って、二線式インタフェースと四線式イ
ンタフェースとの間の通常の信号流を処理する回路部分
は示されていない。縦成端インピーダンスはブロック4
0のみによって表されており、これらの調節は、相関器
回路32から直接これらのブロック40へ延長する矢印
42によって図示されている。
【0028】適応縦平衡の実現は、ディジタルまたはア
ナログ信号処理によって行われうる。図2は、ディジタ
ル信号処理による可能な実現を示しており、そこでは、
二線式インタフェースの端子6および8上の信号は、そ
れぞれA/D変換器44および46を経て、Vt および
l を作るディジタル信号処理回路48へ供給される。
しかし、A/DおよびD/A変換器は、回路内の考えら
れる他の位置にあってもよい。
【0029】図3には、図2の解決法の改変が示されて
いる。四線式インタフェースにおける受信方向の横信号
は、多くはディジタル形である。それは、第1分離相関
器部分50において、二線式インタフェース6、8から
の縦信号Vl に適切に相関せしめられる。四線式インタ
フェースにおけるディジタル縦受信信号は、もしあれ
ば、第2分離相関器部分52において、二線式インタフ
ェース6、8からの横信号Vt に同様にして相関せしめ
られる。利点は、入り信号の、より強い制御が得られる
ことである。
【0030】本発明による適応縦平衡を実際に用いるた
めには、図4において、広範囲の成分値を有する成分、
例えば過電圧保護素子54、56、58を、適応制御ル
ープ内の二線式インタフェースの端子6、8の前に含め
る。
【0031】音声信号の品質をさらに改善するために
は、図5において、本発明の適応制御に適応式信号消滅
を組合せる。この図には、可変フィルタ60が示されて
おり、このフィルタに対しては、縦信号が、該縦信号の
負のコピーを作るために供給される。この負のコピー
は、加算器62において横信号に加算され、その出力信
号はフィルタ60を制御するために用いられる。このよ
うな適応式信号消滅は、多くの関係において用いられる
方法であるが、それは近くに位置する二線式回線対に対
する漏話の問題をうまく処理しえないので、単独では用
いられない。しかし、後者の問題は、本発明の適応制御
により処理される。
【0032】ここで、図1におけるブロック32、3
4、および36の異なる実施例を詳述する。しかし、ま
ず、相関器回路32における補正信号の形成に関連して
用いられる考えられるアルゴリズムを簡単に論じる。不
平衡がある時は、横信号内に縦信号が存在し、またその
逆もある。換言すれば、測定された対象は、もし横信号
と縦信号とが相関していなければ、平衡している。
【0033】Vt およびVl のような2つの信号は、以
下の議論においてはx(t)およびy(t)と称せられ
るが、相関係数Rxy(t1,t2)がゼロである時、
かつその時に限り、時刻t1およびt2においてそれぞ
れ相関せず、これについてはKristiansso
n,Zetterberg著「信号理論(Signal
teori)」第1部を参照されたく、Rxy(t1,
t2)は次式で表される。
【0034】
【数2】 ただし、mx(t)およびmy(t)におけるmは、信
号の平均値の意味があることを記号化したもので、sx
(t)およびsy(t)におけるsは、信号の分散の意
味があることを記号化したものである。
【0035】従って、良い誤差信号は、DC成分がフィ
ルタ除去された2信号の積のアイドル値である。図1に
おいて、DC成分をフィルタ除去するフィルタ回路は7
0に示されている。もしt1とt2とが等しく、上述の
誤差信号の最小化を試みるならば、補正されるのは抵抗
性不平衡のみである。容量性または誘導性不平衡を平衡
させうる、すなわち信号自身を移相しうるためには、2
つの場合を考えなくてはならない。これらは、次の相互
相関マトリックスによって見出される。
【0036】
【数3】
【0037】x内のyの含量は、このマトリックスの列
を用いて最小化され、またy内のxの含量は、このマト
リックスの行を用いて最小化される。「抵抗性」相関
は、このマトリックスの対角線x(0)*y(0)、x
(1)*y(1)、...、x(n)*y(n)に対応
する。
【0038】抵抗性平衡化を行うための符号アルゴリズ
ムは、もし相関測定において乗算を行う代わりに、相関
が正であるか負であるかを知るため前記2信号の符号を
比較すれば得られる。可変量の更新、すなわち、この場
合においては縦平衡の変更は、固定されたステップにお
いて行われる。抵抗の更新は、帰納的推論により以下の
ようにして導かれるパターンによって行われる。
【0039】図6は、縦信号および横信号の処理のため
のシミュレーションモデルを示す。RaおよびRbは、
Rlと共に縦入力インピーダンスに対応する。Rlは、
横インピーダンスを補正するために負の値を有する。R
mは測定抵抗である。RaおよびRbには、適応除去さ
れるべき誤差が導入される。ItおよびIlはそれぞ
れ、不平衡電圧Vl およびVt のそれぞれを生ぜしめる
電流である。
【0040】縦信号の場合、すなわちIt=0の場合に
は、誤差信号は、sign(Vt (t)*Vl (t))
すなわち括弧内の積の符号、を形成することにより発生
せしめられる。もしRaが大きすぎれば、Vaの量はV
bの量より大きくなり、Vtはゼロから隔てられる。平
衡を得るためには、Raは減少せしめられ、Rbは増大
せしめられるべきである。もしRbが大きすぎれば、そ
の逆になる。次の表が作られうる。
【0041】
【表1】 Vt l sign(Vt *Vl ) Ra Rb 負 負 正 減 増 負 正 負 増 減 正 負 負 増 減 正 正 正 減 増
【0042】横信号が印加された場合、すなわちIl=
0の場合にも、同じ議論が用いられうる。これは、検出
された符号と補正との間に同じ関係を与える。従って、
RaおよびRbに対する更新アルゴリズムは以下のよう
になる。
【0043】
【数4】
【0044】正定数μは、このアルゴリズムがいかに速
く収束するか、またいかに大きい誤差が残るかを決定す
る。符号アルゴリズムの利点は、それが極めて簡単なこ
とである。もっと速いが、いくぶん複雑な更新アルゴリ
ズムは、もし相関測定において乗算が行われれば得られ
る。更新は、他の点では符号アルゴリズムにおけると同
様に行われる。因子μは、アルゴリズムが実際に効果的
であるためには、信号の電力に逆比例すべきである。も
し横信号および縦信号の双方が現れれば、μは、アルゴ
リズムを収束させるために大きく減少せしめられなくて
はならない。
【0045】
【数5】
【0046】図7は、制御回路34、36の実施例を示
し、それらは、複雑な平衡化を得るために、調節可能な
係数を有する遅延Z-1を含む。これらの遅延により、イ
ンピーダンスの電流応答に移相が行われる。特に、制御
回路34および36は、いわゆるFIRフィルタ(FI
R=有限インパルス応答(Finite Impuls
e Response))でありうる。FIRフィルタ
は、ディジタル信号処理の技術において公知であり、例
えば、Alan V OppenheimおよびRon
ald W Schafer著「ディジタル信号処理
(DIGITALSIGNAL PROCESSIN
G)」に説明されている。
【0047】FIRフィルタの係数kは調節可能であ
り、Vt とVl との間の相関を、数3の相互相関マトリ
ックスにおいて行が選択されたか、列が選択されたかの
事実に依存する方法で記述する。
【0048】図8には、類似したバージョンの数4の符
号アルゴリズムに従って動作する相関器回路32の実施
例が示されている。Vt およびVl を受ける比較器72
は、表1に従う出力信号、すなわち+/−定電圧を発生
し、それは積分器74へ供給され、該積分器の出力には
補正信号33が現れ、この信号は制御回路34および3
6へ供給される。
【0049】図9には、乗算器76から得られたVt
l との積を用いる相関器回路32の実施例が示されて
いる。この積は積分器78において積分され、この積分
器は、定常状態になった時一定の出力電圧を発生する。
この電圧は、平衡の悪さの測度である。これは、上述の
数5の比例アルゴリズムに対応する。
【0050】図10には、相関器回路32のもう1つの
実施例が示されており、該回路においては、横信号がA
/D変換器によりディジタル形式に変換され、ディジタ
ル符号アルゴリズムによって動作する回路80がこれを
受ける。詳述すると、このアルゴリズムは、時刻tにお
ける補正が、時刻(t−1)における補正+μ*sig
n(Vl )*sign(Vt )に等しいことを記述して
いる。このディジタル符号アルゴリズムによって作られ
た信号は、D/A変換器における変換の後、補正信号3
3となる。このシステムは時間的に離散性のものである
から、フォールディングひずみに関する問題が起こり、
これはVt およびVl が帯域制限されなくてはならない
ことを意味する。前記類似した提案は、これらの問題を
もたない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す簡単化された回路図。
【図2】図1に示されている原理の実施例を示す、さら
に簡単化された回路図。
【図3】図1に示されている原理の実施例を示す、別の
さらに簡単化された回路図。
【図4】図2および図3と同様の回路図で、本発明の利
点を示す使用の場合を示す。
【図5】図2および図3と同様の回路図で、本発明の利
点を示す別の使用の場合を示す。
【図6】本発明に関連する信号処理のためのシミュレー
ションモデルの回路図。
【図7】図1に含まれている制御手段の実施例の回路
図。
【図8】図1に含まれている相関器回路の実施例の回路
図。
【図9】図1に含まれている相関器回路の別の実施例の
回路図。
【図10】図1に含まれている相関器回路のさらに別の
実施例の回路図。
【符号の説明】
2 受信入力 4 送信出力 6 二線式インタフェース端子 8 二線式インタフェース端子 10 出力増幅器 12 出力増幅器 14 電流発生器 16 電流発生器 18 加算器 20 加算器 22 減算素子 24 加算器 26 帰還ループ 28 帰還ループ 32 相関器回路 33 補正信号 34 制御回路 36 制御回路 44 A/D変換器 46 A/D変換器 48 ディジタル信号処理回路 50 第1分離相関器部分 52 第2分離相関器部分 54 過電圧保護素子 56 過電圧保護素子 58 過電圧保護素子 60 可変フィルタ 62 加算器 72 比較器 74 積分器 76 乗算器 78 積分器 80 ディジタル符号アルゴリズム回路 Vl 縦信号 Vt 横信号 Z-1 遅延
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信入力(2)と送信出力(4)とを有
    する四線式インタフェースと、 二線式回線に面し、それぞれの線に対して1つずつ存在
    する2つの端子(6、8)を含む二線式インタフェース
    と、 それぞれの端子(6、8)の前の出力増幅器(10、1
    2)と、 前記受信入力(2)に受信した信号を、前記増幅器を経
    て、前記二線式インタフェースの前記端子(6、8)に
    差分信号として印加するための第1回路手段(18、2
    0)と、 前記二線式回線から前記二線式インタフェースの前記端
    子上に受信した差分信号を前記送信出力(4)へ供給す
    るための第2回路手段(22)と、 前記接続端子(6、8)のそれぞれに現れる電圧
    (Vt 、Vl )の和により、縦信号を形成するための第
    3回路手段(24)と、 縦平衡を達成するために前記二線式インタフェースの接
    地までのインピーダンス、いわゆる縦成端インピーダン
    ス(10、18、14;12、20、16)、を調節す
    るための、前記縦信号から導かれた調節信号に対する各
    増幅器(10、12)への帰還ループ(26、14、1
    8;28、16、20)と、を含む、四線式回線と二線
    式回線との間のインタフェース回路において、 前記縦信号(Vl )と、前記二線式回線から前記二線式
    インタフェースの前記端子に受信された前記差分信号に
    対応する横信号(Vt )と、を受けるように接続された
    相関器および制御回路手段(32、34、36)であっ
    て、 前記縦信号と前記横信号との間の相関の測度である補正
    信号(33)を作る、かつ前記縦信号と前記横信号との
    間の相関を最小化すべく前記帰還ループ(26、14、
    18;28、16、20)における増幅を適応制御する
    ためにこの補正信号を用いるように接続されている、回
    路手段(32)を含む、前記相関器および制御回路手段
    (32、34、36)、を特徴とする、四線式回線と二
    線式回線との間のインタフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記相関器および制御手段が、 前記縦信号(Vl )と前記横信号(Vt )とを受けるよ
    うに接続され、これらの信号を用いて補正信号(33)
    を作るために設けられた相関器回路(32)と、 該補正信号(33)を受けるように接続され、かつ前記
    帰還ループ(26、14、18;28、16、20)内
    に配置され、かつ前記縦信号と前記横信号との間の相関
    を最小化するために前記補正信号を用いて前記調節信号
    を補正する手段を含む、制御回路手段(34、36)
    と、を含むことを特徴とする、請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路手段(34、36)が、前
    記インピーダンスの電流応答の移相を可能ならしめる調
    節可能係数を有する遅延(Z-1)を含むことを特徴とす
    る、請求項2記載の回路。
  4. 【請求項4】 前記相関器回路(32)が比較器(7
    2)を含み、その入力が前記縦信号および前記横信号を
    受け、その出力が該2信号の積の符号を示す信号を発生
    し、該信号が積分器(74)へ供給され、該積分器の出
    力に前記補正信号(33)が現れることを特徴とする、
    請求項2または請求項3記載の回路。
  5. 【請求項5】 前記相関器回路(32)が乗算器(7
    6)を含み、該乗算器が前記縦信号と前記横信号との積
    を形成してそれを積分器(78)へ供給し、該積分器か
    ら前記補正信号(33)が得られることを特徴とする、
    請求項2または請求項3記載の回路。
  6. 【請求項6】 前記横信号をディジタル信号に変換する
    手段と、前記相関器回路がディジタル符号アルゴリズム
    (80)によって働き、該ディジタル符号アルゴリズム
    (80)が、前記ディジタル信号と、前記縦信号の符号
    と、から信号を発生し、該信号がディジタル/アナログ
    変換の後前記補正信号(33)を生じることと、を特徴
    とする、請求項2または請求項3記載の回路。
  7. 【請求項7】 前記二線式インタフェースの前記端子
    (6、8)上の前記信号が、それぞれのA/D変換器
    (44、46)を経てディジタル信号処理のための回路
    (48)へ供給され、該回路においてそれらが前記縦信
    号(Vl )および前記横信号(Vt )を作るように処理
    され、それらが前記相関器および制御手段(32;5
    0、52)へ送られることを特徴とする、請求項1また
    は請求項2記載の回路。
  8. 【請求項8】 前記相関器回路が、 前記四線式インタフェースにおける受信方向のディジタ
    ル横信号を、前記二線式インタフェース(6、8)から
    の前記ディジタル縦信号(Vl )に相関せしめる、第1
    分離相関器部分(50)と、 前記四線式インタフェース内にディジタル縦受信機信号
    がもしあれば、該ディジタル縦受信機信号を、前記二線
    式インタフェースからの前記ディジタル横信号(Vt
    に相関せしめる、第2分離相関器部分(52)と、に分
    割されていることを特徴とする、請求項2または請求項
    7記載の回路。
  9. 【請求項9】 適応調節を受けるべき回路部分に、広範
    囲の成分値を有する成分(54、56、58)が含まれ
    ることを特徴とする、請求項1から請求項8までのいず
    れかに記載の回路。
  10. 【請求項10】 前記インタフェース回路が、前記四線
    式インタフェースの前記送信出力へ供給される信号の適
    応式信号消滅のための手段(60、62)と組合わされ
    ていることを特徴とする、請求項1から請求項9までの
    いずれかに記載の回路。
JP6273982A 1993-11-09 1994-11-08 四線式回線と二線式回線との間のインタフェース回路 Pending JPH07303265A (ja)

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