JPH07298962A - 冷蔵・温蔵ショーケース用陳列棚構造 - Google Patents
冷蔵・温蔵ショーケース用陳列棚構造Info
- Publication number
- JPH07298962A JPH07298962A JP9507994A JP9507994A JPH07298962A JP H07298962 A JPH07298962 A JP H07298962A JP 9507994 A JP9507994 A JP 9507994A JP 9507994 A JP9507994 A JP 9507994A JP H07298962 A JPH07298962 A JP H07298962A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- rails
- pieces
- rod
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定性を損なうことなくコストダウンを図
る。 【構成】 四角枠１２と棚１１とから成り、両者１２、
１１は線条体でできている。四角枠１２はその四角をフ
ック１３によってショーケース内面に取付ける。棚１１
は、四角枠１２のレール１５に係止片１６でもって摺動
自在に取付けられており、ストッパー１８によってその
引き出し度合が規制される。棚１１の出し入れは、係止
片１６とレール１５の摺動、及びレール１５、１５間の
棚１１側縁の摺動によってゆれることなく行われる。ま
た、棚１１の引き出し状態は、棚１１後縁が係止片１６
とレール１５の係止により支持され、中程が四角枠１２
前辺に当接して支持されて安定したものである。
る。 【構成】 四角枠１２と棚１１とから成り、両者１２、
１１は線条体でできている。四角枠１２はその四角をフ
ック１３によってショーケース内面に取付ける。棚１１
は、四角枠１２のレール１５に係止片１６でもって摺動
自在に取付けられており、ストッパー１８によってその
引き出し度合が規制される。棚１１の出し入れは、係止
片１６とレール１５の摺動、及びレール１５、１５間の
棚１１側縁の摺動によってゆれることなく行われる。ま
た、棚１１の引き出し状態は、棚１１後縁が係止片１６
とレール１５の係止により支持され、中程が四角枠１２
前辺に当接して支持されて安定したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、冷蔵又は温蔵ショー
ケース用陳列棚構造に関し、特に、その棚を前後にスラ
イドし得るものに関する。
ケース用陳列棚構造に関し、特に、その棚を前後にスラ
イドし得るものに関する。
【０００２】
【技術的背景】この種の冷蔵ショーケース、又は温蔵シ
ョーケースは、例えば、図１に示すように、本体１内に
陳列棚１１を左右複数段に取付け、各棚１１に商品ａを
載せ、下部の冷凍機又は加温機（図示せず）により、冷
気又は熱気を各棚１１に送り込んで冷蔵又は温蔵する。
商品ａに代えて、コップを冷すものもある（実施例参
照）。
ョーケースは、例えば、図１に示すように、本体１内に
陳列棚１１を左右複数段に取付け、各棚１１に商品ａを
載せ、下部の冷凍機又は加温機（図示せず）により、冷
気又は熱気を各棚１１に送り込んで冷蔵又は温蔵する。
商品ａに代えて、コップを冷すものもある（実施例参
照）。
【０００３】このショーケースにおいては、顧客は、扉
Ｄを開けて棚１１から所要の商品ａを取出す。この際、
その取出しをし易くするため、図示のごとく、各棚１１
は手前に引き出し得るようになっている。
Ｄを開けて棚１１から所要の商品ａを取出す。この際、
その取出しをし易くするため、図示のごとく、各棚１１
は手前に引き出し得るようになっている。
【０００４】このスライド式の従来の棚構造は、実開平
２−１１６６８３号及び実開平３−６２８１号公報等に
開示され、例えば、図８、図９に示すように、ショーケ
ース内の内壁間、前後方向の棧間又は内壁と棧間に、四
角枠２２を固定し、この枠２２両側のコ字状内向きレー
ル２３に棚２１を前後に移動自在に設けたものである。
その棚２１は、自分に固定のコロ２４、レール２３に固
定のコロ２５に案内されて移動し、途中のストッパー２
６がコロ２５に当たることにより、それ以上の引き出し
が阻止される。
２−１１６６８３号及び実開平３−６２８１号公報等に
開示され、例えば、図８、図９に示すように、ショーケ
ース内の内壁間、前後方向の棧間又は内壁と棧間に、四
角枠２２を固定し、この枠２２両側のコ字状内向きレー
ル２３に棚２１を前後に移動自在に設けたものである。
その棚２１は、自分に固定のコロ２４、レール２３に固
定のコロ２５に案内されて移動し、途中のストッパー２
６がコロ２５に当たることにより、それ以上の引き出し
が阻止される。
【０００５】一方、冷蔵庫においては、実開平１−１１
６３８７号公報等に開示されているように、線条体で棚
を作り、この棚を庫内側面のレールに嵌めて前後にスラ
イド自在としたものがある。
６３８７号公報等に開示されているように、線条体で棚
を作り、この棚を庫内側面のレールに嵌めて前後にスラ
イド自在としたものがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記ショーケースにお
ける従来の棚構造は、図８、図９から理解できるよう
に、各種の部材から成り、その部材は型材、板材からな
って、部品点数が多く、構造も複雑で、組立作業性が悪
く、コスト的に高いものとなっている。
ける従来の棚構造は、図８、図９から理解できるよう
に、各種の部材から成り、その部材は型材、板材からな
って、部品点数が多く、構造も複雑で、組立作業性が悪
く、コスト的に高いものとなっている。
【０００７】ここで、上記実開平１−１１６３８７号公
報記載考案の線条体製の棚は、上記棚構造のものに比べ
れば、線条体の素材費が安く、かつ屈曲させ易い等、組
立て作業性がよい点に鑑み、その棚を、ショーケース内
壁間に直接にスライド自在に取付けることが考えられ
る。
報記載考案の線条体製の棚は、上記棚構造のものに比べ
れば、線条体の素材費が安く、かつ屈曲させ易い等、組
立て作業性がよい点に鑑み、その棚を、ショーケース内
壁間に直接にスライド自在に取付けることが考えられ
る。
【０００８】しかしながら、ショーケースにおける棚の
出し入れは頻繁であり、内壁に溝を設けただけのレール
では十分な棚保持ができず、棚が外れて、商品転倒の恐
れがある。
出し入れは頻繁であり、内壁に溝を設けただけのレール
では十分な棚保持ができず、棚が外れて、商品転倒の恐
れがある。
【０００９】この発明は、このような実情の下、線条体
で作れば、その素材費も安くなり、かつ屈曲させ易い
等、組立て作業性もよいなどに注目し、棚構造を、出し
入れに支障がない範囲において、でき得るかぎり線条体
で作ってコストダウンを図ることを課題とする。
で作れば、その素材費も安くなり、かつ屈曲させ易い
等、組立て作業性もよいなどに注目し、棚構造を、出し
入れに支障がない範囲において、でき得るかぎり線条体
で作ってコストダウンを図ることを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、冷蔵又は温蔵ショーケース内
の内壁間、前後方向の棧間又は内壁と棧間に、線条から
なる四角枠を固定し、この枠上面に棚を前後に移動自在
に設けた前述の従来周知の陳列棚構造において、上記四
角枠の両側に、その前後辺に亘る線条状杆をそれぞれ設
け、この杆の上側に間隔をあけて線条状レールを並行に
設けて、そのレールの両端を下側に折曲して杆に固着
し、上記棚は線条によって形成した四角状のもので、そ
の横幅は上記レール間に入る大きさとなっているととも
に、四角枠に納った状態でその前縁が四角枠前縁と同じ
か、又は突出し、棚後側両端にはレールの下面を通った
のち上方に延びる係止片を有しており、上記両レール下
面途中には、上記係止片が係止してそれ以上の前方への
移動を阻止するストッパーが設けられている構成とした
のである。
に、この発明にあっては、冷蔵又は温蔵ショーケース内
の内壁間、前後方向の棧間又は内壁と棧間に、線条から
なる四角枠を固定し、この枠上面に棚を前後に移動自在
に設けた前述の従来周知の陳列棚構造において、上記四
角枠の両側に、その前後辺に亘る線条状杆をそれぞれ設
け、この杆の上側に間隔をあけて線条状レールを並行に
設けて、そのレールの両端を下側に折曲して杆に固着
し、上記棚は線条によって形成した四角状のもので、そ
の横幅は上記レール間に入る大きさとなっているととも
に、四角枠に納った状態でその前縁が四角枠前縁と同じ
か、又は突出し、棚後側両端にはレールの下面を通った
のち上方に延びる係止片を有しており、上記両レール下
面途中には、上記係止片が係止してそれ以上の前方への
移動を阻止するストッパーが設けられている構成とした
のである。
【００１１】上記四角枠及び線条状杆に代えて四角状パ
ンを採用し得る。
ンを採用し得る。
【００１２】
【作用】このように構成するこの発明に係る陳列棚構造
は、棚を前後に移動して出し入れする。このとき、係止
片のレール下面の摺動及びレール間内面と棚側縁の摺接
によって、棚はレール間にゆれることなく支持されて円
滑に動く。また棚の引き出し時、その度合は、係止片の
ストッパーへの係止によって、引き出しすぎが阻止さ
れ、かつ、その棚の引き出し状態は、後縁が係止片とレ
ールの係止により支持され、中程が四角枠前辺に当接し
て支持されて安定なものとなっている。
は、棚を前後に移動して出し入れする。このとき、係止
片のレール下面の摺動及びレール間内面と棚側縁の摺接
によって、棚はレール間にゆれることなく支持されて円
滑に動く。また棚の引き出し時、その度合は、係止片の
ストッパーへの係止によって、引き出しすぎが阻止さ
れ、かつ、その棚の引き出し状態は、後縁が係止片とレ
ールの係止により支持され、中程が四角枠前辺に当接し
て支持されて安定なものとなっている。
【００１３】
【実施例】図１乃至図６に一実施例を示し、それぞれ線
条からなる四角枠１２と棚１１とから成る。四角枠１２
は四角がショーケース内壁、棧にビス止めのフック１３
に係止されてショーケース内に固定される（図１、２参
照）。枠１２及び棚１１には樹脂コーティングが行われ
ている。
条からなる四角枠１２と棚１１とから成る。四角枠１２
は四角がショーケース内壁、棧にビス止めのフック１３
に係止されてショーケース内に固定される（図１、２参
照）。枠１２及び棚１１には樹脂コーティングが行われ
ている。
【００１４】四角枠１２の両側内側にその前後辺に亘る
杆１４が溶着され、この杆１４にレール１５が設けられ
ている。このレール１５はその両端を下向きに屈曲した
のち杆１４に溶着されている。
杆１４が溶着され、この杆１４にレール１５が設けられ
ている。このレール１５はその両端を下向きに屈曲した
のち杆１４に溶着されている。
【００１５】棚１１は、四角枠状で、横方向の４本の棧
を有し、各棧にそれぞれ４個のコップ受け１９を有して
いる。このコップ受け１９に図１のごとくコップａを載
置して冷やす。このコップ受け１９にはビール缶などの
缶商品を載置することもできる。棚１１の後側棧両端は
側方に突出したのち上方に屈曲して係止片１６となって
おり、図５に示すように、棚１１をレール１５に対し傾
むけて両係止片１６、１６をレール１５の下面に入れた
のち、図３に示すように下に降しながら、真直ぐにする
と、係止片１６がレール１５下面に摺動自在に嵌まる。
を有し、各棧にそれぞれ４個のコップ受け１９を有して
いる。このコップ受け１９に図１のごとくコップａを載
置して冷やす。このコップ受け１９にはビール缶などの
缶商品を載置することもできる。棚１１の後側棧両端は
側方に突出したのち上方に屈曲して係止片１６となって
おり、図５に示すように、棚１１をレール１５に対し傾
むけて両係止片１６、１６をレール１５の下面に入れた
のち、図３に示すように下に降しながら、真直ぐにする
と、係止片１６がレール１５下面に摺動自在に嵌まる。
【００１６】棚１１は取手１７をつかんで前後に移動さ
せて出し入れする。このとき、係止片１６がレール１５
途中のストッパー１８に係止してそれ以上の引き出しが
阻止される。ストッパー１８の位置は、引き出し時の棚
１１の安定度合を考慮して適宜に選定する。
せて出し入れする。このとき、係止片１６がレール１５
途中のストッパー１８に係止してそれ以上の引き出しが
阻止される。ストッパー１８の位置は、引き出し時の棚
１１の安定度合を考慮して適宜に選定する。
【００１７】図７は、四角枠１２に代えてパン１２’を
使用したものであり、このパン１２’にレール１５を取
付ける。パン１２’は図９に示す棚２１のごとく多孔板
とし得る。また、棚１１も、図７の構成など、線条で成
し得る種々の構成とし得る。
使用したものであり、このパン１２’にレール１５を取
付ける。パン１２’は図９に示す棚２１のごとく多孔板
とし得る。また、棚１１も、図７の構成など、線条で成
し得る種々の構成とし得る。
【００１８】
【発明の効果】この発明は以上のように構成し、でき得
るかぎり線条体で製作するようにしたので、素材費も安
く、組立性もよいため、コストダウンを図ることができ
る。一方、線条体でできていても、係止片とレールの摺
接、レール間の棚側縁の摺接によって、棚の動きはスム
ースであり、また、引き出し状態も、ストッパーによっ
て抜け出しが阻止され、かつ棚前後が確実に支持される
ため、安定したものとなる。
るかぎり線条体で製作するようにしたので、素材費も安
く、組立性もよいため、コストダウンを図ることができ
る。一方、線条体でできていても、係止片とレールの摺
接、レール間の棚側縁の摺接によって、棚の動きはスム
ースであり、また、引き出し状態も、ストッパーによっ
て抜け出しが阻止され、かつ棚前後が確実に支持される
ため、安定したものとなる。
【図１】冷蔵・温蔵ショーケースに一実施例を採用した
斜視図
斜視図
【図２】同実施例の斜視図
【図３】同実施例の作用説明図
【図４】同実施例の作用説明図
【図５】同実施例の作用説明図
【図６】同実施例の要部拡大斜視図
【図７】他の実施例の斜視図
【図８】従来例の斜視図
【図９】同従来例の分解斜視図
１ ショーケース本体 １１、１１’、２１ 棚 １２、２２ 四角枠 １２’ パン １３ フック １４ 前後方向杆 １５、２３ レール １６ 係止片 １７ 取手 １８、２６ ストッパー １９ コップ受け ２４、２５ コロ ａ 商品（コップ） Ｄ 扉
Claims (2)
- 【請求項１】 冷蔵又は温蔵ショーケース内の内壁間、
前後方向の棧間又は内壁と棧間に、線条からなる四角枠
１２を固定し、この枠１２上面に棚１１を前後に移動自
在に設けた陳列棚構造であって、 上記四角枠１２の両側に、その前後辺に亘る線条状杆１
４をそれぞれ設け、この杆１４の上側に間隔をあけて線
条状レール１５を並行に設けて、そのレール１５の両端
を下側に折曲して杆１４に固着し、 上記棚１１は線条によって形成した四角状もので、その
横幅は上記レール１５間に入る大きさとなっているとと
もに、四角杆１２に納った状態でその前縁が四角枠１２
前縁と同じか、又は突出し、棚１１後側両端にはレール
１５の下面を通ったのち上方に延びる係止片１６を有し
ており、 上記両レール１５下面途中には、上記係止片１６が係止
してそれ以上の前方への移動を阻止するストッパー１８
が設けられていることを特徴とする冷蔵・温蔵ショーケ
ース用陳列棚構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の冷蔵・温蔵ショーケース
用陳列棚構造において、上記四角枠１２及び線条状杆１
４に代えて四角状パン１２’としたことを特徴とするも
の。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09507994A JP3341132B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 冷蔵・温蔵ショーケース用陳列棚構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09507994A JP3341132B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 冷蔵・温蔵ショーケース用陳列棚構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298962A true JPH07298962A (ja) | 1995-11-14 |
| JP3341132B2 JP3341132B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=14127958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09507994A Expired - Fee Related JP3341132B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 冷蔵・温蔵ショーケース用陳列棚構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341132B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030049968A (ko) * | 2001-12-17 | 2003-06-25 | 김동식 | 쇼케이스 선반 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6289265B2 (ja) * | 2014-05-23 | 2018-03-07 | アサヒ飲料株式会社 | 容器支持トレー |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP09507994A patent/JP3341132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030049968A (ko) * | 2001-12-17 | 2003-06-25 | 김동식 | 쇼케이스 선반 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3341132B2 (ja) | 2002-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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